JPH05135738A - 質量収集面上の粒子の多重収集装置及び荷電粒子分散装置 - Google Patents

質量収集面上の粒子の多重収集装置及び荷電粒子分散装置

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JPH05135738A
JPH05135738A JP4121081A JP12108192A JPH05135738A JP H05135738 A JPH05135738 A JP H05135738A JP 4121081 A JP4121081 A JP 4121081A JP 12108192 A JP12108192 A JP 12108192A JP H05135738 A JPH05135738 A JP H05135738A
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JP
Japan
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collector
collection device
detector
electrostatic
quadrant
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JP4121081A
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English (en)
Inventor
Hillion Franco
イリオン フランコ
Colliaux Daniel
コリオ ダニエル
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Cie Appl Meca Electron Au Cinema & Atom
Cameca SAS
Original Assignee
Cie Appl Meca Electron Au Cinema & Atom
Cameca SAS
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J49/00Particle spectrometers or separator tubes
    • H01J49/02Details
    • H01J49/025Detectors specially adapted to particle spectrometers

Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷電粒子を分散させる分散装置の質量収集面
に粒子を多重に収集する多重収集装置を提供する。 【構成】 この多重収集装置は分散装置の質量収集面に
沿って並置された複数のコレクタを備えている。各コレ
クタは静電4分円により検出器に接続され、前記収集面
に対して垂直な粒子ビームの軸を調整させるために、そ
の曲率の角度が前記収集面に到達する粒子ビームの軸に
対して収集面の傾斜の角度にほぼ等しい。質量分析装置
に用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷電粒子を分散させる
粒子分散装置の質量収集面上に粒子を多重に収集する装
置に関する。
【0002】本発明は、質量分析装置を作成すること、
特にいわゆる二次イオン質量分析装置(SIMS)型の
高伝送無収差質量分析装置を作成することに適用可能で
ある。
【0003】
【従来の技術】例えば、1968年ニューヨーク、ジョ
ン・ウイレー・アンド・サン出版、ジョン・ロボズ(Joh
n Roboz)著、質量分析入門(Introduction to Mass Spec
trometry) に説明されているように、粒子を多重収集す
る初期の質量分析型の質量分析装置において、質量分析
装置の磁石により偏向された粒子の多重収集は、収集面
に配置された写真プレートにより単純に行なわれる。こ
の写真プレートは、現像されると、それぞれ分析された
ビームを形成する粒子の質量を表わすスペクトル写真像
が得られる。しかし、写真現像の処理は時間が掛かるの
で、収集面に沿って配置されたいくつかのイオン検出器
により構成された多重収集装置にパフォーマンスをしば
しば与える。これは、米国バージニヤ州5285ポート
・ロイヤル・ロード・スプリング、22161、米国通
商局国家技術情報サービスから利用可能な、フィリップ
・シャスタニェ、E.I.デュポン・デ・ネムールス・
アンド・カンパニ(Philippe Chastagner、E.I.Du Pont d
e Nemours & Co) による「進歩した水素アイソトープ分
析用質量分析装置(Advanced Mass Spectrometers forHy
drogen Isotope Analyses) 」と題した報告書(第23
頁及び対応する第6図)に説明されており、フィニガン
(Finnigan)社により製造された装置に実施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】後者の技術は、ほとん
ど瞬時的な質量スペクトル表示が得られ、前者の技術よ
りは進歩が見られるが、それでも独立する検出装置間の
スペースに関して精度が劣る欠点を有し、質量における
小さな差を識別するためには大き過ぎる。従って、例え
ば半径が0. 5mの磁気プリズムを用いたスペクトル計
により1/ 2000以下の質量における差を同時測定す
ることができない。これは、5mm程度の場合に収集面
に到達する粒子の衝突点間の間隔が、ある種の検出装
置、ダイノードを用いた電子倍増管のハウジングを許容
しないためである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は前記欠点
を除去することにある。
【0006】このために、本発明の目的は、荷電粒子を
分散させる分散装置の質量収集面に粒子を多重に収集す
る多重収集装置であって、粒子ビームを偏向する磁気プ
リズムを備えた型式の多重収集装置を提供することにあ
る。前記多重収集装置は、各エレメント・コレクタを静
電4分円により検出装置に接続し、前記多重収集面に沿
って並置されたいくつかのコレクタを備え、その曲率角
を前記磁気プリズムの出力に放射された粒子ビームの軸
に対する多重収集面の傾斜角にほぼ等しくし、前記多重
収集面に垂直な粒子ビームの軸を調整するようにしたも
のである。
【0007】本発明の他の特徴及び効果は、添付された
図面に関連して行なう以下の説明から明らかであろう。
【0008】
【実施例】多重収集質量分析装置は、図1Aに示すよう
に、標準的な方法により、それらの質量に従って収集面
の位置に粒子ビーム3の荷電粒子を収集面2上に収束さ
せる機能を有する磁気プリズム1を備えている。図1A
に示すように、この構成は磁気プリズム1から下の線の
点Aで放射された粒子ビームを活性化して、磁気プリズ
ム1により経路の面に対して垂直に発生した磁界Bによ
り円形経路に沿って偏向させる。質量mを有する各粒子
の経路の曲率rm の半径は、当然その速度V、加速電圧
V、電荷q及び磁界の値Bに基づいている。これらは次
式により関係付けられる。即ち、 rm =m・ v/ q・ B=1/ B(2m・V/ q)1/2 (1)
【0009】図示のように、例えば1967年、アカデ
ミック出版、第203頁、セプティール版、「荷電粒子
の収束」、第II号、エンゲ(H.A.Enge)著、
「磁石偏向」による論文において、磁気プリズム1は図
1Aの面に位置するビームの半径方向OYにおいて収束
特性を処理する効果を有する。その結果、プリズムの入
力面1aの距離rm でビームの対称軸上に位置する点A
は、質量mを有する粒子について磁石の出力面1bから
同一距離rm に位置する点A′と共役である。従って、
Aが磁気プリズム1から上流の収束点のときは、点Aと
共訳の検出装置を点A′に置く価値があり、質量分析装
置の質量Rでの解像度を増加させる。質量における当該
解像度は次式の関係により定められる。 Rm =Km/Dm (2) ただし、Km は次式を有する関係を検定する質量におけ
る分散係数である。 Km=m(∂y/∂m) また、Dm はビームの断面の直径である。従って、直径
Dmを減少させてRmにおける解像度を増加させるため
には、磁気プリズム1により、点Aと共役の点A′で粒
子の検出を実行する価値がある。なぜならば、Dmが最
小の寸法を有する点A′にあるからである。しかし、軌
道の面におけるビームの軸に対して垂直な軸OYの方向
における収束特性は、図1Aに示すものに類似の真っ直
な面1a及び1bを有する磁気プリズム1に従うが、逆
に、磁界Bの方向に平行な軸OZ方向に拘束されること
は全くない。その場合に、図1B及び図1Cに示すよう
にして、H.A.エンゲ(Enge)の前述の論文「磁
石偏向」により示唆している90°以下の角度により磁
石の入力面1a及び出力面1bを傾けることが望まし
い。27°に近い傾斜は方向OY及びOZにおける集束
をほぼ等しくさせるので許容できると思われる。これら
の条件に従って、等価焦点距離Fm は経路の曲率半径r
m のほぼ2倍に等しい。従って、図1A及び図1Bに示
すように、異なる質量に対応するビームをある表面上に
前述の原理に従って集束させる。収集面はAと共役の点
A′でこの面に正接であることが判る。その場合に、平
面XOYを有する平面の区間は、次式により表わされ
る。 y=(Km/K′m)x かつ
【数1】
【0010】例えば、傾斜K/K′の大きさは、図1に
示すように、25°の正接の範囲、即ち約0.5にあ
る。この条件では、磁気プリズム1の出力における異な
る粒子の経路は点′Ωについて、図1Cに示すように、
回り込むように見える。 ΩA′=Km /K″m 、かつK″m =∂y′/∂m 図1Cの場合に、距離ΩA′は(8/3)rmにほぼ等
しい。
【0011】図2Aに示す単収集装置では、図1A、図
1B及び図1Cのもと同一の要素を同一の参照番号によ
り示し、磁気プリズム1から下流の中心軸OX上に一つ
のイオン検出器4を配置しているが、これと異なり、図
2Bに示す本発明の一つのイオン検出器4は、図2Aと
共通する要素を同一参照番号を有し、収集面2に沿って
複数のイオン検出器41 、…4i …4n を備えている。
これは、まず各イオン検出器4i による質量の較正との
関連性、第2に異なる質量に対応する複数の信号の同期
読み出しを導き引き出すことができる。これらのイオン
検出器41 、…4i …4n は、例えば入射されるイオン
を電子パケットに変換させることができる多チャネルの
ウエーハにより形成されてもよく、ピックアップ・カメ
ラ又は単純に電荷転送セル(CCD)前に配置された螢
光スクリーンのような結像装置と直列接続される。しか
し、これらのイオン検出器41 、…4i …4n は、並行
に全スペクトルをピックアップすることができるが、例
えば図3Aに示すファラディーの井戸、又は図3Bに示
す電子倍増管により形成されている図2Aの単収集装置
から独立したコレクタの精度を常に有するものではな
い。図3Aで参照番号5を付けたファラディーの井戸装
置は、電気的な簡単な電荷センサである。これら電荷セ
ンサは、例えば電子的な前置増幅器(図示なし)に接続
されて、測定期間に受け取る電荷量を電位計6により測
定することができる。通常、これらの前置増幅器は比較
的に強力な信号を測定するために用いられる。これと対
して、図3Bにおいて参照番号7を付けている電子倍増
管7は、実際に、それぞれ入射イオンを電子パッケトに
変換するために用いられる。これらの装置は、発生した
信号を増幅器8により増幅した後、カウンタ9により入
射イオンを一つずつカウントできる利点がある。これら
の装置において、質量スペクトルの検出された部分を明
確に分離させるように、通常の方法により、出力スロッ
ト(図3A及び図3Bには示されていない)と呼ぶスロ
ットがそれらの前面10に配置されている。
【0012】図4及び図5に示す本発明の多重収集装置
は、スペクトルメータの収集面2に沿って配置された点
線のブロック内に示され、かつスペクトルメータから発
生する粒子ビームのOX軸上で約66°の角度で傾けら
れた所定数nのコレクタ11i により形成されている。
各コレクタ11i は、スペクトルメータの出力スロット
とも呼ばれるスロット12i と、一対の偏向板13と、
シリンダ状の即ち球状の電極を有する静電4分円14i
と、他の対の偏向板15i と、検出器16i とを有する
サブアッセンブリである。偏向板15i はそれぞれ静電
ビームの軸において、及び検出器16i の検知ゾーンに
おいてビームを整列させるために用いられる。通常、一
方のスロット12i と他方で検出器16i に接続されて
いる静電4分円14i との間の各距離は、出力スロット
17i 及び検出器16i の検知面が光学的に共役となる
ように計算される。
【0013】図4において、静電4分円14i の曲率角
度ψは収集面2に対して垂直な各ビームの軸を修正する
ように、60°に等しい。このようにして得たゲイン
は、各コレクタに割り付けられたスペース上で2.5の
程度のものである。従って、一定の応用では簡単なファ
ラディーの井戸を、ファラディーの井戸及び電子倍増管
を備えているスイッチング装置により置換することがで
きる。更に、収集面がビームのOX軸に対して垂直な角
度ψを有することができる一般的な場合において、この
ようにして得られるゲインはcosψ-1に等しくなる。
【0014】例えば、静電4分円14i の曲率半径R=
21mm、電極管の距離3mm、及び静電4分円14i
の前後の距離d=15mmにより電極に印加される電圧
は、粒子の加速度電圧の±1/7の程度のものである。
これらの条件に従って、R、d、角度ψ=60°によ
り、検出器の検出面上の半径面にスペクトルメータの出
力スロットのイメージを形成する。
【0015】本発明の他の特徴によれば、検出器16i
を固定しても可動にしてもよい。検出器16i は、全て
図6Aに示すように、キャリッジ17上に各コレクタを
配置することにより可動にされ、キャリッジ17は収集
面2に沿ってレール(図示なし)上を案内される。しか
し、既に図1Cに示したように、点A′が収集面2上を
シフトするときは、経路が収色の点Ωで回り込むことを
考慮する必要がある。従って、衝突点A′が数度だけ中
心ビームの軸から遠ざかると、全ての入射経路は主軸に
対して平行ままであるとみなすことはできず、この条件
に従って経路に対してイオン検出器4i の並びを補正す
る必要がある。コレクタが固定されている場合は、各イ
オン検出器4i に対してその位置に対応した方向を手動
的に十分与えるために、この問題を簡単に解決すること
ができる。これに対し、図6Aで考えた場合のように移
動可能な場合には、方向は自動的に考慮されるべきであ
る。図6Aにおいて、これらが収集面上をシフトされる
ときは、コレクタの方向の補正は、収集面2に対してや
や傾けたランプ19上を転がるローラ18により支持さ
れるように、各コレクタ装置を配置することにより得ら
れる。従って、台車17上に搭載され、収集面2に対し
て平行なレール上を転がる各コレクタは、その軸CC′
の位置が点Ωを常時回動する。この条件は平らなランプ
による厳密かつ正確な方法によっては達成できないが、
非常に小さな角度で収集面に対してランプを傾けること
により、図6Aに示す装置により非常に近接させること
がやはり可能であるので、2つの平面は殆ど平行に見え
る。図6Bでは、J0=Ω0sin(Φ−β)の関係に
よりランプ19及び収集面2の2つの平面と図6Bの面
との交差を幾何学的に評価することができる。ここで、
0はスペクトルメータの外窓の中心を表わし、Φは直線
0Iと直線0Ωに対して垂直な直線0Jとにより形成さ
れる角度であり、βは直線0Jとローラ18の中心Gを
通る直線0Gとにより形成される角度である。
【0016】しかし、台車17が収集面2上をシフトす
るときは、本発明の可能な他の実施例は、各イオン検出
器4i の軸を機械的に設定する代わりに、図7に示す方
法によって静電プレートにより粒子の経路を補正するも
のでもよい。これは第1対のプレート20により得ら
れ、プレート20は第2対のプレート21によりビーム
の軸CC′を調整し、コレクタの軸に対して平行にさ
せ、検出器16i 上にビームを再び中心に戻す。この方
法の利点は、図6A及び図6Bに示す機械的な構成を除
去させることができる。しかし、その欠点は、スロット
を付けたバーと同一レベルでプレートを配置させること
ができないので、ビームを完全に再中心化させるのに使
用できないことにある。
【0017】図8に図4の平面BB′に沿った断面図に
より台車17に搭載された検出器16i の実施例を示
す。
【0018】図8において、台車17がランプ19に固
定的に結合したレール22上の摺動位置に搭載されてい
る。ファラディーの井戸5及び電子倍増管7により形成
されたコレクタ装置は、ペデスタル23上に搭載されて
おり、ペデスタル23はシャフト24周辺の台車17に
蝶番により取り付けられている。更に、ペデスタル23
はローラ18も支持しており、ローラ18はばね又は同
等物(図示なし)によりランプ19上に接触して保持さ
れることにより、レール22上のペデスタル23をシフ
トする際にシャフト24周辺にペデスタル23を回転さ
せ、検出器16i が点Ωと整合できるようにしている。
2以上の位置を有する滑り道25は、ロッド26によ
り、粒子ビームに面する検出器16i の各スロット12
i を検出可能にさせている。
【0019】2位置の滑り道27を用いて検出器16i
に固定されたロッド28により、ファラディーの井戸5
又は電子倍増管7をビームの軸へ切り換えることができ
る。
【0020】以上説明した装置は、収集面2上のコレク
タの位置にかかわらず、移動可能な滑り道25及び27
を用いることにより、スロット及び検出器の切り換えを
実行可能にさせる。しかし、切り換え装置をコレクタの
移動の範囲の一端に局部化するもっと簡単な方法でもよ
い。この場合に、スロット又は検出器を変更させる必要
があるときは、検出器16i をこの点に持って来れば十
分である。
【0021】本発明の他の実施例は、ビームをバイアス
されたプレートにより検出器に対して電気的にアドレス
指定させる電子装置からなるものであって、これをビー
ムの半径方向面又は横方向面において得ることができ
る。図9A及び図9Bに示す対応する装置は、これを用
いて半径方向に電気的な切り換え動作を実行させること
ができる。この場合に、以上で説明した装置と異なり、
2つの検出器は一方の下に他方を配置させずに、一方は
他方の横に配置される。図9Aに示すように、静電4分
円14i の下流のプレート29i により偏向させること
ができるが、静電4分円14i それ自体によっても行な
わせることができる。後者の場合は、図9Bに示すよう
に、偏向されたビームは静電4分円14i の壁に衝突し
ないように静電4分円14i を膨らみ持たせる必要があ
る。横方向の面における検出器の電気的な切り換えも可
能である。この場合の利点は半径方向の面のスペースが
少なくてよいが、静電4分円を用いることはできず、偏
向を静電4分円から下流のプレートによって行なう必要
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明による多重収集に用いる質量分析装置
に粒子ビームが通る経路を示す。
【図1B】本発明による多重収集に用いる質量分析装置
に粒子ビームが通る経路を示す。
【図1C】本発明による多重収集に用いる質量分析装置
に粒子ビームが通る経路を示す。
【図2A】従来技術による独立した多重収集装置を用い
るそれぞれ単収集及び多重収集を備えた概要図である。
【図2B】従来技術による独立した多重収集装置を用い
るそれぞれ単収集及び多重収集を備えた概要図である。
【図3A】独立した検出器の実施例を示す。
【図3B】独立した検出器の実施例を示す。
【図4】本発明による粒子多重収集装置の一実施例を示
す。
【図5】本発明による粒子多重収集装置の斜視図であ
る。
【図6A】収集面に沿って機械的にシフトされるときに
収集装置の方向を正す装置を示す。
【図6B】収集面に沿って機械的にシフトされるときに
収集装置の方向を補正する装置を示す。
【図7】収集装置が収集面上でシフトされたときに収集
面に到達する粒子の経路を電気的に補正する装置を示
す。
【図8】本発明によるキャリジ上に搭載された収集装置
の詳細な断面図である。
【図9A】電子検出器に対する粒子ビームの切り換えの
ための静電偏向器の実施例を示す。
【図9B】電子検出器に対する粒子ビームの切り換えの
ための静電偏向器の実施例を示す。
【図9C】電子検出器に対する粒子ビームの切り換えの
ための静電偏向器の実施例を示す。
【符号の説明】
1 磁気プリズム 2 収集面 4、41 〜4n イオン検出器 11i コレクタ 12 スロット 14i 静電4分円 15i 偏向板 16i 検出器 17 台車 18 ローラ 19 ランプ 21 プレート 22 レール 23 ペデスタル

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒子ビームを偏向する磁気プリズムを備
    え、荷電粒子を分散させる分散装置の多重収集面上に粒
    子を多重に収集する型式の多重収集装置において、 各エレメント・コレクタを静電4分円により検出装置に
    接続し、前記多重収集面に沿って並置された複数のコレ
    クタを備え、その曲率角を前記磁気プリズムの出力に放
    射された粒子ビームの軸に対する多重収集面の傾斜角に
    ほぼ等しくして、前記多重収集面に垂直な粒子ビームの
    軸を調整するようにしたことを特徴とする多重収集装
    置。
  2. 【請求項2】 静電4分円はシリンダ状をなすことを特
    徴とする請求項1記載の多重収集装置。
  3. 【請求項3】 静電4分円は球状をなすことを特徴とす
    る請求項1記載の多重収集装置。
  4. 【請求項4】 静電4分円は樽状をなすことを特徴とす
    る請求項1記載の多重収集装置。
  5. 【請求項5】 各コレクタは前記多重収集面上の偏向面
    に位置するスロットを有することを特徴とする請求項1
    記載の多重収集装置。
  6. 【請求項6】 各スロットと前記静電4分円との間に配
    置された偏向板を備えていることを特徴とする請求項5
    記載の多重収集装置。
  7. 【請求項7】 前記検出装置の入力面は前記スロットに
    関連してそれぞれ共役であることを特徴とする請求項6
    記載の多重収集装置。
  8. 【請求項8】 必要により各静電4分円に面するように
    切り換え可能な複数の検出装置を備えていることを特徴
    とする請求項1記載の多重収集装置。
  9. 【請求項9】 各コレクタは前記多重収集面に対して平
    行なレール上を移動可能なキャリジ上に配置されている
    ことを特徴とする請求項1記載の多重収集装置。
  10. 【請求項10】 前記多重収集面に対してやや傾けられ
    ている支持ランプと、前記支持ランプ上に支持され、前
    記コレクタに固定されて前記コレクタが前記多重収集面
    上をシフトするときに入射する粒子ビームの軸に従うよ
    うに前記コレクタを活性化させるローラを備えているこ
    とを特徴とする請求項9記載の多重収集装置。
  11. 【請求項11】 前記偏向板は、前記検出装置が主軸か
    ら離れるときに前記粒子ビームの軸を整流するのに十分
    な電圧によりバイアスされることを特徴とする請求項6
    記載の多重収集装置。
  12. 【請求項12】 キャリジに蝶番取り付けの検出器支持
    ペデスタルを備え、レールに固定的に結合されたランプ
    上に休止してビームの粒子の経路が出現する点Ωと常時
    揃えられたままとなるように前記コレクタの軸を活性化
    させるローラを備えていることを特徴とする請求項8記
    載の多重収集装置。
  13. 【請求項13】 粒子ビームを解析する前に前記検出装
    置及び前記スロットをシフトさせるように前記検出装置
    を支持するペデスタルに対して固定して結合されたいく
    つかの位置を有する横道を備えていることを特徴とする
    請求項12記載の多重収集装置。
  14. 【請求項14】 前記ビームの放射面に配置されたいく
    つかの検出装置を備え、前記ビームは各静電4分円と対
    応する前記検出装置との間に配置されている偏向板に印
    加される電圧により切り換えられることを特徴とする請
    求項6記載の多重収集装置。
  15. 【請求項15】 粒子のイオン分析を可能にさせること
    を特徴とする請求項1記載の多重収集装置。
  16. 【請求項16】 前記粒子分散装置は質量分析装置であ
    ることを特徴とする請求項15記載の多重収集装置。
  17. 【請求項17】 前記質量分析装置は二次イオン質量分
    析装置(SIMS)型であることを特徴とする請求項1
    6記載の多重収集装置。
JP4121081A 1991-04-16 1992-04-16 質量収集面上の粒子の多重収集装置及び荷電粒子分散装置 Withdrawn JPH05135738A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9104627 1991-04-16
FR9104627A FR2675631A1 (fr) 1991-04-16 1991-04-16 Dispositif de multicollection de particules sur le plan de masse d'un appareil de dispersion de particules chargees electriquement.

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05135738A true JPH05135738A (ja) 1993-06-01

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ID=9411879

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4121081A Withdrawn JPH05135738A (ja) 1991-04-16 1992-04-16 質量収集面上の粒子の多重収集装置及び荷電粒子分散装置

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Country Link
EP (1) EP0509887A1 (ja)
JP (1) JPH05135738A (ja)
AU (1) AU1496992A (ja)
FR (1) FR2675631A1 (ja)

Cited By (3)

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