JPS60172156A - エネルギ−分析装置 - Google Patents
エネルギ−分析装置Info
- Publication number
- JPS60172156A JPS60172156A JP59027250A JP2725084A JPS60172156A JP S60172156 A JPS60172156 A JP S60172156A JP 59027250 A JP59027250 A JP 59027250A JP 2725084 A JP2725084 A JP 2725084A JP S60172156 A JPS60172156 A JP S60172156A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron
- energy
- charged particles
- energy analyzer
- collector
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J49/00—Particle spectrometers or separator tubes
- H01J49/02—Details
- H01J49/025—Detectors specially adapted to particle spectrometers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Electron Tubes For Measurement (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
本発明は、試料よシ放出された電子やイオン等の荷電粒
子をエネルギー分析することによシ、試料の元素分析等
を行うエネルギー分析装置に関し。
子をエネルギー分析することによシ、試料の元素分析等
を行うエネルギー分析装置に関し。
特に、該エネルギー分析装置のエネルギー分解能の変更
手段に関するものである。
手段に関するものである。
一般に、エネルギー分析装置は、入射してくる荷電粒子
のエネ・ルギー分析を行うためのエネルギー分析器(例
えば静電円筒鏡面エネルギー分゛祈器即ちシリンドリカ
ルミラー型エネルギー分析器や。
のエネ・ルギー分析を行うためのエネルギー分析器(例
えば静電円筒鏡面エネルギー分゛祈器即ちシリンドリカ
ルミラー型エネルギー分析器や。
静電同心半球型エネルギー分析器など)と、該エネルギ
ー分析器を通った荷電粒子を受け、増倍された電子流を
放出する電子増倍器と、該電子流を集め取るコレクター
とを有し、該コレクターの出力信号として荷電粒子のエ
ネルギー分析結果が得られるものである。
ー分析器を通った荷電粒子を受け、増倍された電子流を
放出する電子増倍器と、該電子流を集め取るコレクター
とを有し、該コレクターの出力信号として荷電粒子のエ
ネルギー分析結果が得られるものである。
例えば、シリンドリカルミラー型エネルギー分析器では
、ある特定エネルギーを持つ荷電粒子は静電場によシ偏
向され2分析器の軸上の1点に焦点を結び、また、その
前後のエネルギーを持つ荷電粒子は、そのエネルギー差
に対応してその点を中心にした同心円状の焦点を持つよ
うな特性がある。そこで、測定の際のエネルギー幅、す
なわちエネルギー分解能は、同心円状焦点のうちの検出
にかける領域によシ決められる。
、ある特定エネルギーを持つ荷電粒子は静電場によシ偏
向され2分析器の軸上の1点に焦点を結び、また、その
前後のエネルギーを持つ荷電粒子は、そのエネルギー差
に対応してその点を中心にした同心円状の焦点を持つよ
うな特性がある。そこで、測定の際のエネルギー幅、す
なわちエネルギー分解能は、同心円状焦点のうちの検出
にかける領域によシ決められる。
そこで、従来のエネルギー分析装置においては。
遮蔽板のアiJ?−チャーをその焦点位置に設置し。
そのアパーチャーの穴径を機械的に変更することによシ
、荷電粒子が電子増倍器に入る領域を変えて、エネルギ
ー分解能を変更していた。しかしながら、この方法では
、装置中心部に設置され、かつ高い位置精度を必要とす
る。アノJ?−チャーを有する遮蔽板を、遠く真空外か
ら高精度に動かさなければならず、構造が非常に複雑と
なシ、信頼性にも問題があるという欠点があった。
、荷電粒子が電子増倍器に入る領域を変えて、エネルギ
ー分解能を変更していた。しかしながら、この方法では
、装置中心部に設置され、かつ高い位置精度を必要とす
る。アノJ?−チャーを有する遮蔽板を、遠く真空外か
ら高精度に動かさなければならず、構造が非常に複雑と
なシ、信頼性にも問題があるという欠点があった。
以下余白
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上述した欠点を除去し、簡単な構造で
高信頼度で容易にかつ高速で、エネルギー分解能を変え
ることができるようにしたエネルギー分析装置を提供す
ることにある。
高信頼度で容易にかつ高速で、エネルギー分解能を変え
ることができるようにしたエネルギー分析装置を提供す
ることにある。
本発明によれば、入射してくる荷電粒子のエネルギー分
析を行うためのエネルギー分析器と、該エネルギー分析
器を通った荷電粒子を受け、増倍された電子流を放出す
る電子増倍器と、該電子流を集め取る電子収集手段とを
有し、該電子収集手段の出力信号として荷電粒子のエネ
ルギー分析結果が得られるエネルギー分析装置において
、前記電子増倍器として、荷電粒子の受面に平行な面内
における二次元方向の位置分解能を持ったまま電子増倍
が可能な電子増倍器を用いると共に、前記電子収集手段
として実質的に電子流の受面の面積を可変とした電子収
集手段を用い、これによってエネルギー分解能を変更す
ることができるようにしたことを特徴とするエネルギー
分析装置が得られる。
析を行うためのエネルギー分析器と、該エネルギー分析
器を通った荷電粒子を受け、増倍された電子流を放出す
る電子増倍器と、該電子流を集め取る電子収集手段とを
有し、該電子収集手段の出力信号として荷電粒子のエネ
ルギー分析結果が得られるエネルギー分析装置において
、前記電子増倍器として、荷電粒子の受面に平行な面内
における二次元方向の位置分解能を持ったまま電子増倍
が可能な電子増倍器を用いると共に、前記電子収集手段
として実質的に電子流の受面の面積を可変とした電子収
集手段を用い、これによってエネルギー分解能を変更す
ることができるようにしたことを特徴とするエネルギー
分析装置が得られる。
次に本発明について図面を参照して説明する。
まず1本発明の理解を容易にするため、第1図及び第2
図を参照して従来のエネルギー分析装置について説明す
る。
図を参照して従来のエネルギー分析装置について説明す
る。
第1図は上述した従来のエネルギー分析装置を示してい
る。このエネルギー分析装置は真空容器(図示せず)内
に設けられる。第1図において。
る。このエネルギー分析装置は真空容器(図示せず)内
に設けられる。第1図において。
1は静電内筒鏡面エネルギー分析器、即ちシリンドリカ
ルミラー型エネルギー分析器であシ、2はフ 狭いエネルギー幅をもφ荷電粒子の軌道を示している。
ルミラー型エネルギー分析器であシ、2はフ 狭いエネルギー幅をもφ荷電粒子の軌道を示している。
また、3は前記エネルギー分析器1を通った荷電粒子を
検出するだめの検出部である。
検出するだめの検出部である。
この検出部3は、第2図に詳細は示したように。
大きさの異なる複数個のアパーチャー4a、4bを有す
る遮蔽板4と、該遮蔽板4のアパーチャーを通った′前
記エネルギー分析器1からの荷電粒子を受け、増倍され
た電子流を放出する電子増倍器5と、該電子流を集め取
るコレクター6とを有している。電子増倍器5は、荷電
粒子の受面に平行な面内における二次元方向の位置分解
能を有していない。
る遮蔽板4と、該遮蔽板4のアパーチャーを通った′前
記エネルギー分析器1からの荷電粒子を受け、増倍され
た電子流を放出する電子増倍器5と、該電子流を集め取
るコレクター6とを有している。電子増倍器5は、荷電
粒子の受面に平行な面内における二次元方向の位置分解
能を有していない。
この従来のエネルギー分析装置では、遮蔽板4を上下方
向(第2図囚に矢印7で示した方向)に機械的に移動さ
せて異なる穴径のアパーチャーを電子増倍器5の荷電粒
子の受面に位置ずけることによシ、荷電粒子が電子増倍
器5に入る領域を変えて、エネルギー分解能を変更して
いた。このだめ、この従来のエネルギー分析装置では、
前述したとお)、装置中心部に設置され、かつ高い位置
−精度を必要とする。アパーチャーを有する遮蔽板4を
、遠く真空外から高精度に動かさなければならず、構造
が非常に複雑となシ、信頼性にも問題があるという欠点
があった。
向(第2図囚に矢印7で示した方向)に機械的に移動さ
せて異なる穴径のアパーチャーを電子増倍器5の荷電粒
子の受面に位置ずけることによシ、荷電粒子が電子増倍
器5に入る領域を変えて、エネルギー分解能を変更して
いた。このだめ、この従来のエネルギー分析装置では、
前述したとお)、装置中心部に設置され、かつ高い位置
−精度を必要とする。アパーチャーを有する遮蔽板4を
、遠く真空外から高精度に動かさなければならず、構造
が非常に複雑となシ、信頼性にも問題があるという欠点
があった。
本発明はこの欠点を除去するためのものであシ。
以下本発明の実施例について説明する。
第3図を参照すると1本発明の第1の実施例によるエネ
ルギー分析装置における検出部3が示されている。本実
施例における検出部3も、第1図の静電円筒鏡面エネル
ギー分析器(即ち、シリンドリカルミラー型エネルギー
分析器)1を通った荷電粒子を受けるものであ不。本実
施例における検出部3は、荷電粒子の受面に平行な面内
における二次元方向の位置分解能を持ったまま電子増倍
が可能な電子増倍器8と、互に電子流の受面の面積が異
なる2つの円板状コレクター9及び10と。
ルギー分析装置における検出部3が示されている。本実
施例における検出部3も、第1図の静電円筒鏡面エネル
ギー分析器(即ち、シリンドリカルミラー型エネルギー
分析器)1を通った荷電粒子を受けるものであ不。本実
施例における検出部3は、荷電粒子の受面に平行な面内
における二次元方向の位置分解能を持ったまま電子増倍
が可能な電子増倍器8と、互に電子流の受面の面積が異
なる2つの円板状コレクター9及び10と。
リレー接点11.とを有している。まだ、2は前記エネ
ルギー分析器1からの狭いエネルギー幅を持つ荷電粒子
の軌道を示し、12は前記エネルギー分析器1からの広
いエネルギー幅を持つ荷電粒子の軌道を示している。ま
た、13は狭いエネルギー幅を持つ荷電粒子の軌道2に
対応した電子増倍器8から放出される電子の軌道を示’
L、14は広いエネルギー幅を持つ荷電粒子の軌道12
に対応した電子増倍器8から放出される電子の軌道を示
している。
ルギー分析器1からの狭いエネルギー幅を持つ荷電粒子
の軌道を示し、12は前記エネルギー分析器1からの広
いエネルギー幅を持つ荷電粒子の軌道を示している。ま
た、13は狭いエネルギー幅を持つ荷電粒子の軌道2に
対応した電子増倍器8から放出される電子の軌道を示’
L、14は広いエネルギー幅を持つ荷電粒子の軌道12
に対応した電子増倍器8から放出される電子の軌道を示
している。
電子増倍器8としては1例えば浜松フォトニクス社で売
られているマイクロチャンネルプレート型電子増倍器を
用いることができる。このマイクロチャンネルプレート
型電子増倍器は、lOμm程度の径を持つ細いチューブ
が二次元的に数多く並んでおシ、この各々のチーーブが
単独の電子増倍が出来るものである。すなわち、入射面
での荷電粒子の強度分布が、電子に変換されて増幅され
。
られているマイクロチャンネルプレート型電子増倍器を
用いることができる。このマイクロチャンネルプレート
型電子増倍器は、lOμm程度の径を持つ細いチューブ
が二次元的に数多く並んでおシ、この各々のチーーブが
単独の電子増倍が出来るものである。すなわち、入射面
での荷電粒子の強度分布が、電子に変換されて増幅され
。
コレクター面での電子の強度分布にそのまま、写し変え
られる。
られる。
したがって、第3図において、リレー接点11が開状態
の時は、電子増倍器8の入射面上のコレクター9に対応
した領域に入射した荷電粒子・数。
の時は、電子増倍器8の入射面上のコレクター9に対応
した領域に入射した荷電粒子・数。
すなわち狭いエネルギー幅を持つ荷電粒子数に対応した
信号が出力信号線15において検出される。
信号が出力信号線15において検出される。
また、リレー接点11が閉状態の時は、電子増倍器8の
入射面上のコレクター10に対応した領域に入射した荷
電粒子数、すなわち、広いエネルギー幅を持つ荷電粒子
数に対応した信号が出力信号線15において検出される
。すなわち、リレー接点11の開/閉によシ実質的にコ
レクターの大きさを変え、エネルギー分解能を変えるこ
とが出来る。
入射面上のコレクター10に対応した領域に入射した荷
電粒子数、すなわち、広いエネルギー幅を持つ荷電粒子
数に対応した信号が出力信号線15において検出される
。すなわち、リレー接点11の開/閉によシ実質的にコ
レクターの大きさを変え、エネルギー分解能を変えるこ
とが出来る。
以上のように9本実施例は、電子増倍器として。
荷電粒子の受面に平行な面内における二次元方向の位置
分解能を持ったまま電子増倍が可能な電子増倍器8を用
いると共に、該電子増倍器8からの増倍された電子流を
集め取る電子収集手段として。
分解能を持ったまま電子増倍が可能な電子増倍器8を用
いると共に、該電子増倍器8からの増倍された電子流を
集め取る電子収集手段として。
実質的に電子流の受面の面積を可変とした電子収集手段
(コレクター9,10及びリレー接点11を含む)を用
いることによシアエネルギー分解能を変更することがで
きるようにしたことを特徴とする。
(コレクター9,10及びリレー接点11を含む)を用
いることによシアエネルギー分解能を変更することがで
きるようにしたことを特徴とする。
第3図の実施例に限らず2例えば大きさの異なるコレク
ター及びリレー接点を数多く設置すれば伺段階にもエネ
ルギー分解能を変えることが出来る。まだ、コレクター
の形状も円板のみならず。
ター及びリレー接点を数多く設置すれば伺段階にもエネ
ルギー分解能を変えることが出来る。まだ、コレクター
の形状も円板のみならず。
円環状でもよ<、1だ、同一基板上に複数のコレクター
がパターン形成されたものでもよい。更に。
がパターン形成されたものでもよい。更に。
コレクター9,100両方の信号を同時にデータとして
取シ込んでおき、測定後にどちらかを選択して記録する
ことも出来、このようにしても、実質的に電子流の受面
の面積を可変とした電子収集手段を達成することが出来
る。
取シ込んでおき、測定後にどちらかを選択して記録する
ことも出来、このようにしても、実質的に電子流の受面
の面積を可変とした電子収集手段を達成することが出来
る。
第4図を参照すると2本発明の第2の実施例によるエネ
ルギー分析装置は、実質的に電子流の受面の面積を可変
とした電子収集手段として、電界によシミ子ビームの集
束の度合を変えることができる電子レンズ16と2円板
状のコレクター17とを組合せたものを用いている。ま
た、電子増倍器としては、第3図の実施例と同様に、荷
電粒子の受面に平行な面内における二次元方向の位置分
解能を持ったまま電子増倍が可能な電子増倍器8を用い
ている。
ルギー分析装置は、実質的に電子流の受面の面積を可変
とした電子収集手段として、電界によシミ子ビームの集
束の度合を変えることができる電子レンズ16と2円板
状のコレクター17とを組合せたものを用いている。ま
た、電子増倍器としては、第3図の実施例と同様に、荷
電粒子の受面に平行な面内における二次元方向の位置分
解能を持ったまま電子増倍が可能な電子増倍器8を用い
ている。
第4図において、電子増倍器8から出た電子は電子レン
ズ16によシ投影され、コレクター17上に結像される
。この投影の倍率を変えることによシ、電子ビーム13
及び14のいずれをもコレクター17の受面いっばいに
結像させることができる。すなわち、電子レンズ16及
びコレクターl7によシ、実質的に電子流の受面の面積
を可変とした電子収集手段を実現することが出来る。そ
して、電子増倍器8とこの電子収集手段とにより。
ズ16によシ投影され、コレクター17上に結像される
。この投影の倍率を変えることによシ、電子ビーム13
及び14のいずれをもコレクター17の受面いっばいに
結像させることができる。すなわち、電子レンズ16及
びコレクターl7によシ、実質的に電子流の受面の面積
を可変とした電子収集手段を実現することが出来る。そ
して、電子増倍器8とこの電子収集手段とにより。
エネルギー分解能を連続的に変えることが出来る。
第4図の実施例に限らず2例えば、コレクター17のす
ぐ前面にもう一枚の電子増倍器8を置くことも出来るし
、これを更に第4図の実施例と組み合せることも出来る
。これらの場合には、全体の電子増倍率を増加させるこ
とが出来るだけではなく、電子増倍器8の1個あたシの
出力電流密度を下げることによジ、電子増倍作用の際の
飽和現象を低減させることができる。
ぐ前面にもう一枚の電子増倍器8を置くことも出来るし
、これを更に第4図の実施例と組み合せることも出来る
。これらの場合には、全体の電子増倍率を増加させるこ
とが出来るだけではなく、電子増倍器8の1個あたシの
出力電流密度を下げることによジ、電子増倍作用の際の
飽和現象を低減させることができる。
また、電子レンズ16に偏向機能を持たすことによシ、
検出部3の位置精度を大幅に緩和することが出来る。す
なわち、コレクター゛17上の投影像を位置調整するこ
とによシ、電子増倍器8上の適正焦点領域のみの信号を
コレクター17へ投影させ、検出することが出来る。
検出部3の位置精度を大幅に緩和することが出来る。す
なわち、コレクター゛17上の投影像を位置調整するこ
とによシ、電子増倍器8上の適正焦点領域のみの信号を
コレクター17へ投影させ、検出することが出来る。
本発明の実施に際して、静電円筒鏡面エネルギー分析器
1は必ずしも、完全な円筒型である必要はなく、一部に
切欠きがあっだシ、半円筒型であってもよい。更に、エ
ネルギー分散を1段で行うシングルノRス型のみでなく
、2段にて行うダブルパス型でもよい。
1は必ずしも、完全な円筒型である必要はなく、一部に
切欠きがあっだシ、半円筒型であってもよい。更に、エ
ネルギー分散を1段で行うシングルノRス型のみでなく
、2段にて行うダブルパス型でもよい。
またp検出部3のコレクター9,10.17は完全な円
状である必要はなく、その他の形状1例えば円環形状で
あってもよい。特に、静電円筒鏡面エネルギー分析器1
への荷電粒子の入射開き角が大きい時は2本来の焦点の
手前に円環状の最小錯乱面が存在することが知られてい
るので、この場合には円環状コレクターが有利となる。
状である必要はなく、その他の形状1例えば円環形状で
あってもよい。特に、静電円筒鏡面エネルギー分析器1
への荷電粒子の入射開き角が大きい時は2本来の焦点の
手前に円環状の最小錯乱面が存在することが知られてい
るので、この場合には円環状コレクターが有利となる。
更に。
検出部3の検出過程において、螢光面による電子から光
子への変換過程を入れると共に光電面たよる光子から電
子への変換過程を入れること、まだコレクターとして光
に感じる素子を使うことも出来る。
子への変換過程を入れると共に光電面たよる光子から電
子への変換過程を入れること、まだコレクターとして光
に感じる素子を使うことも出来る。
以上説明したように本発明によれば2機械的に動く機構
を必要とせず、容易にかつ高速でエネルギー分解能を変
えることが出来る。更に1本発明によれば、構造が簡単
となシ、低価格かつ高信頼性が実現する1部品点数が減
シ、真空性能が向上する。測定を中断することなく、エ
ネルギー分解能を変えることが出来る。コンピー−ター
等を併用して測定条件や検出ピークに応じて自動的に適
切なエネルギー分解能を選ぶことが出来る等の効果があ
る。
を必要とせず、容易にかつ高速でエネルギー分解能を変
えることが出来る。更に1本発明によれば、構造が簡単
となシ、低価格かつ高信頼性が実現する1部品点数が減
シ、真空性能が向上する。測定を中断することなく、エ
ネルギー分解能を変えることが出来る。コンピー−ター
等を併用して測定条件や検出ピークに応じて自動的に適
切なエネルギー分解能を選ぶことが出来る等の効果があ
る。
第1図は従来のエネルギー分析装置の概略構成を示した
正面図である。第2図は第1図のエネルギー分析装置に
おける検出部を示し、(4)は検出部の側面図、ω)は
検出部の正面図である。第3図は本発明の第1の実施例
によるエネルギー分析装置の検出部を示し、(A)は側
面図、(B)は正面図である。 第4図は本発明の第2の実施例によるエネルギー分析装
置の検出部を示した正面図である。 1・・・静電円筒鏡面エネルギー分析器、2・・・狭い
エネルギー幅を持つ荷電粒子の軌道、3・・・検出部。 4・・・遮蔽板、4a及び4b・・・アノ4−チャー、
5・°。 電子増倍器、6・・・コレクター、8・・・二次方向の
位置分解能を持ったまま電子増倍が可能な電子増倍器、
9及びlO・・・コレクター、11・・・リレー接点。 12・・・広いエネルギー幅を持つ荷電粒子の軌道。 13及び14・・・荷電粒子の軌道2及び12に対応し
た電子増倍器8から放出される電子の軌道。 16・・・電子レンズ、17・・・コレクター。 第1図 (A) (A)(β) 第2図 第3図 第4図
正面図である。第2図は第1図のエネルギー分析装置に
おける検出部を示し、(4)は検出部の側面図、ω)は
検出部の正面図である。第3図は本発明の第1の実施例
によるエネルギー分析装置の検出部を示し、(A)は側
面図、(B)は正面図である。 第4図は本発明の第2の実施例によるエネルギー分析装
置の検出部を示した正面図である。 1・・・静電円筒鏡面エネルギー分析器、2・・・狭い
エネルギー幅を持つ荷電粒子の軌道、3・・・検出部。 4・・・遮蔽板、4a及び4b・・・アノ4−チャー、
5・°。 電子増倍器、6・・・コレクター、8・・・二次方向の
位置分解能を持ったまま電子増倍が可能な電子増倍器、
9及びlO・・・コレクター、11・・・リレー接点。 12・・・広いエネルギー幅を持つ荷電粒子の軌道。 13及び14・・・荷電粒子の軌道2及び12に対応し
た電子増倍器8から放出される電子の軌道。 16・・・電子レンズ、17・・・コレクター。 第1図 (A) (A)(β) 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、入射してくる荷電粒子のエネルギー分析を行うだめ
のエネルギー分析器と、該エネルギー分析器を通った荷
電粒子を受け、増倍された電子流を放出する電子増倍器
と、該電子流を集め取る電子収集手段とを有し、該電子
収集手段の出力信号として荷電粒子のエネルギー分析結
果が得られるエネルギー分析装置において、前記電子増
倍器として°、荷電粒子の受面に平行な面内における二
次元方向の位置分解能を持ったまま電子増倍が可能な電
子増倍器を用いると共に、前記電子収集手段として実質
的に電子流の受面の面積を可変とした電子収集手段を用
い。 これによってエネルギー分解□能を変更するととができ
るようにしたことを特徴とするエネルギー分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59027250A JPS60172156A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | エネルギ−分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59027250A JPS60172156A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | エネルギ−分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60172156A true JPS60172156A (ja) | 1985-09-05 |
Family
ID=12215826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59027250A Pending JPS60172156A (ja) | 1984-02-17 | 1984-02-17 | エネルギ−分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60172156A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62168323A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-07-24 | Shimadzu Corp | 荷電粒子エネルギ−分析装置 |
JPS63165764U (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-28 |
-
1984
- 1984-02-17 JP JP59027250A patent/JPS60172156A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62168323A (ja) * | 1985-12-20 | 1987-07-24 | Shimadzu Corp | 荷電粒子エネルギ−分析装置 |
JPS63165764U (ja) * | 1987-04-17 | 1988-10-28 |
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