JPH05135585A - メモリ・セルとそれを動作させる方法 - Google Patents

メモリ・セルとそれを動作させる方法

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JPH05135585A
JPH05135585A JP3158720A JP15872091A JPH05135585A JP H05135585 A JPH05135585 A JP H05135585A JP 3158720 A JP3158720 A JP 3158720A JP 15872091 A JP15872091 A JP 15872091A JP H05135585 A JPH05135585 A JP H05135585A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】セルの2つの動作モードに対して2重目的のト
ランジスタ対を利用して改良したメモリ・セルを提供す
る。 【構成】第1の動作モード又は非アクセス・モードの
間、トランジスタ対は切換え容量素子として動作し、ビ
ット線140と第1の節126の間及び反転ビット線1
58と第2の節130の間に等価抵抗を作る。この非ア
クセス・モードの間、制御回路119がビット線140
及び反転ビット線158を高に保つ。第2の動作モード
又はアクセス・モードの間、各々のトランジスタ対が夫
々の通過トランジスタとして動作し、ビット線140を
第1の節126に接続すると共に、反転ビット線158
を第2の節130に接続し、この為交差結合されたトラ
ンジスタ120,122からデータを読取ったり、或い
はそれに書込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は集積回路、更に具体的
に云えば、メモリ・セル回路及びその動作に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】現在のメモリ技術では、静止形
ランダムアクセス・メモリ(SRAM)セルは種々の回
路形式で構成することができる。こう云う回路は、所要
電力、電流の洩れ及び全体的な装置の寸法を最小限に抑
えながら、データ保持能力を持たせる様に構成される。
更に、回路の作り易さは最大にしなければならない。そ
の為、最小限の数の部品を用いてメモリ・セルを構成す
ると共に、集積回路の製造の困難さの影響を減らす様に
設計することが望ましい。従って、セルの中の部品毎
に、部品の寸法と、この部品に対する内部及び外部の両
方の接続も考慮される。現在の典型的なSRAMセルは
4T−2R形式で構成される。この形式に用いられる2
つの抵抗は抵抗素子又は切換えキャパシタの何れかで構
成することができ、これらは等価抵抗となる様に利用さ
れる。4T−2Rセルはこじんまりしているが、セルの
一部分として構成された通過トランジスタは寸法が重要
である。これは、セルの残りのトランジスタは、通過ト
ランジスタの寸法に正比例する寸法で構成しなければな
らないからである。その結果、通過トランジスタに予定
の寸法を選ぶと、必然的にセル内の残りのトランジスタ
に対する一層大きな寸法が決まる。従って、一層大きな
トランジスタ及びそれに対する抵抗をセルの中に設けな
ければならないので、装置の寸法及び所要電力が増加し
て望ましくない。更に、大きな抵抗は比較的小さい面積
内に大きな抵抗値を必要とし、その為従来公知の別の問
題を招く。
【0003】切換え容量性抵抗を用いて、別の4T−2
Rセルを構成することができる。この装置は、セル形式
を完成するのに合計8個のトランジスタを必要とする。
即ち、切換え容量性抵抗を使うと、合計8個のトランジ
スタを必要とすると共に、これらのトランジスタのゲー
ト、ソース及びドレインに対する多数の接続を必要とす
る。各々の外部接続は装置に対する接点を必要とし、従
って装置上により多くの表面積を使い、更に困難で周囲
に影響のある相互接続部製造方法を必要とすることがあ
る。その結果、装置の寸法が増加し、それに伴って装置
の静電容量と、過大な外部接続に伴うその他の問題も増
える。
【0004】従って、最小限の数の装置及び関連した相
互接続部を用い、消費電力が極く少なく、小さな面積内
に構成することができる様なメモリ・セルに対する要望
がある。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明では、
従来のメモリ・セル装置に伴う欠点及び問題を実質的に
なくすか防止する様なメモリ・セル回路及びその動作を
提供する。
【0006】この発明に従って構成されたメモリ・セル
は、データ値を記憶する記憶装置と、記憶装置の第1の
節に結合された第1の直列トランジスタ対と、記憶装置
の第2の節に結合された第2の直列トランジスタ対とで
構成される。第1及び第2の両方の直列トランジスタ対
は、第1のモードでは、夫々第1及び第2の節の電圧を
引上げる様に作用し得る。更に、第1及び第2の直列ト
ランジスタ対は、第2のモードでは、記憶装置の読取/
書込みの為、夫々第1及び第2の節に対する電気的なア
クセスができる様に作用し得る。
【0007】この発明のメモリ・セルの別の一面は、第
1のモードの間、第1の直列トランジスタ対のトランジ
スタに重ならない形でクロック作用を行なうクロック回
路を含む。更に、このクロック回路は、第1のモードの
間、第2の直列トランジスタ対のトランジスタを重なら
ない形でクロック動作させる様に作用し得る。更にこの
発明は、第1のモードの間、第1及び第2の両方の直列
トランジスタ対に予定の電圧を供給する供給回路を含
む。この発明では、第2のモードの間、各々の直列トラ
ンジスタ対を導電させる制御回路も設けることができ
る。
【0008】この発明は従来のメモリ・セル形式に比べ
て多数の技術的な利点がある。この発明に従って構成さ
れたメモリ・セルは、効率のよいデータ記憶及び再生を
行なうのに使われる装置の数が極く少ない。この発明の
切換え静電容量形式は、抵抗の必要性がなくなったこと
により、洩れ電流を補償する為の抵抗値が制御可能であ
ることと装置の製造が容易になると云う技術的な利点を
持つ。更に、消費電力が減少し、温度変化による電流の
洩れを補償する抵抗値が可変であると云う技術的な利点
がある。更に、第1及び第2のモードの間、独立の機能
を果たす為に直列トランジスタ対を使ったことにより、
必要なトランジスタの数が減少すると共に、それに対応
して装置の寸法が縮小すると云う技術的な利点がある。
その結果、装置の静電容量が減少し、この発明に従って
構成されたメモリ・セルのアレイの詰込み密度を最大に
することができると云う技術的な利点がある。
【0009】この発明並びにその利点が更によく理解さ
れる様に、次に図面について説明する。
【0010】
【実施例】図1は従来のメモリ・セルを全体的に10で
示す。メモリ・セル10が、ドレイン14、ソース16
及びゲート18を持つ第1のトランジスタ12、及びド
レイン22、ソース24及びゲート26を持つ第2のト
ランジスタ20で構成された記憶装置を含む。第1及び
第2のトランジスタ12,20が交差結合形式に接続さ
れている。即ち、第1のトランジスタ12のゲート18
が第2のトランジスタ20のドレイン22に接続され
る。第2のトランジスタ20に対するこの第1のトラン
ジスタ12のゲート・ドレイン接続が、第1の節28を
定める。同様に、第2のトランジスタ20のゲート26
が第1のトランジスタ12のドレイン14に接続され
る。第1のトランジスタ12に対する第2のトランジス
タ20のこのゲート・ドレイン接続が、第2の節30を
定める。第1及び第2のトランジスタ12,20のソー
ス16,24が一緒に接続され、更にアースに接続され
ている。
【0011】更にメモリ・セル10が、ドレイン34、
ソース36及びゲート38を持つ第1の通過トランジス
タ32を含む。同様に、メモリ・セル10が、ドレイン
42、ソース44及びゲート46を持つ第2の通過トラ
ンジスタ40を含む。通過トランジスタ32,40のソ
ース36,44が夫々第2及び第1の節30,28に接
続される。通過トランジスタ32,40のゲート38,
46が一緒に接続され、ワード線48に接続される。第
1の通過トランジスタ32のドレイン34がビット線5
0に接続される。第2の通過トランジスタ40のドレイ
ン42が反転ビット線52に接続される。第1及び第2
の節28,30が、夫々抵抗54,56を介して、供給
電圧Vddに接続される。
【0012】書込み付能(イネーブル)トランジスタ5
8がソース60、ゲート62及びドレイン64を持って
いる。書込み付能トランジスタ58のソース60がビッ
ト線50に接続される。書込み付能トランジスタ58の
ゲート62が、WEと記した書込み付能(イネーブル)
信号を受取る様に作用し得る。同様に、第2の書込み付
能(イネーブル)トランジスタ66がソース68、ゲー
ト70及びドレイン72を持つ。ソース68が反転ビッ
ト線52に接続される。第2の書込み付能トランジスタ
66のゲート70が、書込み付能信号を反転したものを
受取る様に作用し得る。書込み付能トランジスタ58,
66のドレイン64,72がアースに接続される。ビッ
ト線50及び反転ビット線52は共にセンスアンプ74
にも接続される。センスアンプ74はデータを受取る入
力76と、データを出力する出力78を持っている。書
込み付能トランジスタ58,66をセル10の一部分と
して示したが、複数個のセルをアレイに接続し、アレイ
の各列に一対の書込み付能トランジスタを接続すること
ができることは公知であることを承知されたい。
【0013】全般的にメモリ・セル10の動作は次の通
りである。メモリ・セル10が異なる2つのモードで動
作する。第1のモードは非アクセス・モード又は記憶モ
ードであり、この時メモリ・セル10は2進1又は0の
何れかを表わすデータ値を保持する。メモリ・セル10
の第2の動作モードはアクセス・モードであり、この時
メモリ・セル10から2進情報を読取るか又はそれに書
込む。
【0014】非アクセス又は記憶モードでは、ワード線
信号及び対応するワード線48は低である。従って、第
1及び第2の通過トランジスタ32,40は非導電状態
にあり、従って交差結合されたトランジスタ12,20
がビット線50及び反転ビット線52から実効的に隔離
されている。このモードでは、メモリ・セル10が記憶
する2進値に応じて、第1のトランジスタ12又は第2
のトランジスタ20の何れかがオンであり、反対側のト
ランジスタはオフである。例えば、第1のトランジスタ
12がオンで、第2のトランジスタ20がオフである場
合を考える。第1のトランジスタ12がオンであると、
第2の節30がトランジスタ12を介して実効的にアー
スに結合される。従って、第2の節30に接続された第
2のトランジスタ20のゲート26は低であり、この為
第2のトランジスタ20を非導電状態に保つ。第2のト
ランジスタ20が非導電状態であると、第1のトランジ
スタ12のゲート18は抵抗54を介して供給電圧Vdd
に結合される。
【0015】抵抗54の抵抗値は、上に述べた例で、第
1のトランジスタ12を導電状態に保つ為に、第1の節
28及び第1のトランジスタ12のゲート18に十分な
電圧が保たれる様に選ばれる。然し、公知の様に、電流
がゆっくりと第1の節28から洩れ、従って、抵抗54
の抵抗値は、第1の節28から漏れる電流を補償する為
に、電源電圧から十分な電流を取出すことができる様に
する為、適当な抵抗値に選ばなければならない。更に、
温度上昇に伴う抵抗値の増加に対処する為、抵抗54の
抵抗値は、温度の変動があっても、この例のモードの
間、第1の節28に十分な電流が供給される様に選ばな
ければならない。メモリ・セル10が対称的な構造であ
る為、抵抗56の選び方も抵抗54と同じであり、従っ
てセルはこの正反対の形で、即ち第2のトランジスタ2
0が導電し、第1のトランジスタ12が導電しない様な
形で動作することができる。
【0016】従来のメモリ・セル10に関係する従来公
知の別の問題は、温度上昇の影響である。特に、メモリ
・セル10の節28,30に関係する洩れ電流が、温度
上昇と共に増加する。従って、高い温度での動作の間、
増加した洩れ電流を補償する為に、節28,30に一層
多量の電流を供給することが望ましい。然し、抵抗5
4,56は典型的には、温度上昇と共に抵抗値が増加す
る材料で作られており、従って、温度が上昇した時、節
28,30に供給する電流を増加するのではなく、減少
させる。この問題を解決しようとして、従来の解決策
は、抵抗54,56の公称温度の抵抗値を減少して、高
い温度での第1のモードでの動作の間、夫々節28,3
0に適切な電流が保証される様にしていた。この様に公
称抵抗値を減少することは、メモリ・セル10の温度動
作範囲を拡げようとして、消費電力を全体的に増加する
ことにつながる。
【0017】メモリ・セル10の第2のモード又はアク
セス・モードの間、ワード線48のワード線信号が高で
あって、通過トランジスタ32,40を導電させる。そ
の結果、第1及び第2の節28,30が通過トランジス
タ40,32を介して夫々反転ビット線52、ビット線
50に接続される。一旦この接続ができると、メモリ・
セル10にデータを書込むこともできるし、或いはその
代わりにそこからデータを読取ることができる。
【0018】通過トランジスタ32,40が導電してい
る第2のモードの間、メモリ・セル10に書込む為、入
力76からデータをセンスアンプ74に転送する。セン
スアンプ74が、公知の様に、夫々書込み付能トランジ
スタ58,66のゲート62,70に相補形の信号を供
給する。従って、書込み付能信号が印加されて、ビット
線50又は反転ビット線52の何れかを選択的にアース
する。その結果、交差結合のトランジスタ12,20は
現在の状態に保たれるか、或いは交代的な状態に切換え
ることができる。メモリ・セル10からデータを読取る
為、センスアンプ74がビット線50及び反転ビット線
52の信号の相対的な振幅を感知し、公知の様に、出力
78からデータ出力を発生する。
【0019】従って、メモリ・セル10はデータの記憶
/再生を行なう4T−2R形式になる。4つのトランジ
スタしか必要としないが、セルの中に設けられる抵抗の
為、全体的な装置の寸法が増大する。更に、抵抗を含め
たことにより、製造が複雑になり、そのコストが高くな
る。
【0020】図2は全体を80で示した従来のトランジ
スタ8個のメモリ・セルを示す。図2のメモリ・セル8
0は図1のメモリ・セル10と同様であり、従って両方
のメモリ・セルの同様な部分には同じ参照数字を用いて
いる。然し、メモリ・セル10の抵抗54,56は、メ
モリ・セル80内では、夫々切換え容量装置に置換えら
れている。抵抗54に置換わる切換え容量装置はドレイ
ン84、ソース86及びゲート88を持つ第1のトラン
ジスタ82と、ドレイン92、ソース94及びゲート9
6を持つ第2のトランジスタ90とで構成されている。
第1のトランジスタ82のソース86が第2のトランジ
スタ90のドレイン92に接続される。この接続部が更
に寄生キャパシタ98(破線で示す)に接続され、この
キャパシタが更に装置の基板に接続される。典型的に
は、基板は図示の様に、即ちアースに接続される。寄生
キャパシタ98は、基板以外の共通の節に接続してもよ
いことを承知されたい。更に、キャパシタ98は、接合
静電容量以外の節の別の寄生静電容量を表わすものであ
ってよい。
【0021】上に説明したのと同様に、図1に示したメ
モリ・セル10の抵抗56は、図2では、トランジスタ
2個の切換え容量形式に置換えられている。この形式
は、ドレイン102、ソース104及びゲート106を
持つ第3のトランジスタ100を含む。更に、この切換
え容量形式は、ドレイン110、ソース112及びゲー
ト114を持つ第4のトランジスタ108を含む。第3
のトランジスタ100のソース104が第4のトランジ
スタ108のドレイン110に接続される。更に、この
接続部が寄生キャパシタ116(破線で示す)に接続さ
れ、この寄生キャパシタ98が、典型的にはアースに接
続された装置の基板に更に接続されているが、寄生キャ
パシタ98について述べた様に、共通の節に接続しても
よい。夫々トランジスタ82,100のドレイン84,
102が電源電圧Vddに接続される。トランジスタ8
2,100のゲート88,106が互いに接続され、第
1のクロック信号φ1を受取る様に作用し得る。同様
に、トランジスタ90,108のゲート96,114が
接続され、第2のクロック信号φ2を受取る様に作用し
得る。
【0022】メモリ・セル80は、図1のメモリ・セル
10について述べたのと同じ2つのモードで動作する。
第2のモード又はアクセス・モードは、図1のメモリ・
セル10について述べたのと同じである。然し、第1の
モードでは、第1及び第2のトランジスタ82,90
と、第3及び第4のトランジスタ100,108とで構
成された夫々のトランジスタ対が、図1に示した抵抗5
4,56の抵抗値と等価の抵抗になる。特に、公知の様
に、第1及び第2のトランジスタ82,90と、寄生キ
ャパシタ98の静電容量との組合せは、その抵抗値を次
の式で近似することができる様な形でクロック動作を行
なわせることができる。
【数1】 R=1/fC (1) ここでRは切換えトランジスタ対の等価抵抗であり、f
はクロック信号φ1及びφ2の周波数であり、Cは寄生
キャパシタ98の静電容量である。
【0023】同様に、第3及び第4のトランジスタ10
0,108はこの式(1) の通りの等価抵抗を持つ様に動
作する。特に、クロック信号φ1及びφ2は重ならない
クロック信号であり、或る時点ではトランジスタ82,
100を導電させ、別の時点ではトランジスタ90,1
08を導電させる。この様な交互のスイッチングによ
り、第1の時点の間の電荷が電源電圧Vddからトランジ
スタ82,100を介して夫々寄生キャパシタ98,1
16に転送される。その後、φ1が低、φ2が高とな
り、トランジスタ90,108を導電させる。この導電
状態の間、電荷が寄生キャパシタ98,116から夫々
節28,30へ通過することができる。従って、交互に
切換えられるトランジスタ対を使うことによって、等価
抵抗が達成される。この等価抵抗は、図1について述べ
た抵抗54,56と同じ目的を達成することに注意され
たい。
【0024】従って、図2のメモリ・セル80は、図1
について述べた大きな抵抗の必要をなくしたメモリ装置
になる。然し、図1のメモリ・セルに4個のトランジス
タが必要であったのに比べて、(書込み付能トランジス
タ58,66を除外して)合計6個のトランジスタを必
要とする為、その兼合いが問題である。更に、図2のメ
モリ・セル80は、追加したトランジスタの間の相互接
続を必要とし、メモリ・セルの通過トランジスタに対す
るビット線及びワード線の別々の接続がある。この発明
は、必要な相互接続の数を最小限にしながら、セルの中
で使うトランジスタの数を最小限に抑える。
【0025】図3はこの発明に従って構成され、動作す
るメモリ・セル118,制御回路119及びセンスアン
プ192を示す。メモリ・セル118は第1のトランジ
スタ120及び第2のトランジスタ122を含む一対の
交差結合したトランジスタを有する。好ましい実施例で
は、第1及び第2のトランジスタ120,122はnチ
ャンネル形トランジスタである。第1のトランジスタ1
20のソース124が第1の節126に接続される。第
1のトランジスタ120のゲート128が第2の節13
0に接続される。第1のトランジスタ120のドレイン
132がアースに接続される。第2のトランジスタ12
2が第1のトランジスタ120と交差結合される。従っ
て、第2のトランジスタ122のソース134が第2の
節130に接続され、これが第1のトランジスタ120
のゲート128に接続されている。第2のトランジスタ
122のゲート136が第1の節126に接続される。
第2のトランジスタ122のドレイン138がアースに
接続される。
【0026】第1の節126が直列接続の一対のトラン
ジスタ142,144を介してビット線140に接続さ
れる。好ましい実施例では、トランジスタ142,14
4はnチャンネル形トランジスタである。寄生静電容量
145(破線で示す)がトランジスタ142,144と
装置の基板との間にある。寄生静電容量145は基板以
外の共通の節に接続してもよい。更に、寄生静電容量1
45は、接合静電容量以外の別の節の寄生静電容量を表
わすものであってよい。典型的には、この静電容量は図
示の様に、即ちアースに接続されている。トランジスタ
142のソース146がビット線140に接続される。
トランジスタ142のゲート148がクロック信号φ1
を受取る様に接続される。トランジスタ142のドレイ
ン150がトランジスタ144のソース152に接続さ
れる。トランジスタ144のゲート154がクロック信
号φ2に接続される。トランジスタ144のドレイン1
56が第1の節126に接続される。
【0027】第2の節130が一対の直列トランジスタ
160,162によって反転ビット線158に接続され
る。好ましい実施例では、トランジスタ160,162
はnチャンネル形トランジスタである。寄生静電容量1
63(破線で示す)がトランジスタ160,162と装
置の基板との間にある。寄生静電容量163は、静電容
量145と同じ様に、装置の基板以外の共通の節に接続
してもよく、接合静電容量以外の節の静電容量で構成し
てもよい。トランジスタ162のソース164が反転ビ
ット線158に接続される。トランジスタ162のゲー
ト166がクロック信号φ1に接続される。トランジス
タ162のドレイン168がトランジスタ160のソー
ス170に接続される。トランジスタ160のゲート1
72がクロック信号φ2に接続される。トランジスタ1
60のドレイン174が第2の節130に接続される。
【0028】ビット線140及び反転ビット線158に
は夫々書込み付能(イネーブル)トランジスタ176,
178が付設されている。特に、書込み付能トランジス
タ176のソース180がビット線140に接続され
る。書込み付能トランジスタ176のゲート182が書
込み付能信号(WE)を受取る様に接続される。書込み
付能トランジスタ176のドレイン184がアースに接
続される。同様に、書込み付能トランジスタ178が反
転ビット線158に接続されたソース186を有する。
ゲート188が反転書込み付能信号を受取る様に接続さ
れる。書込み付能トランジスタ178のドレイン190
がアースに接続される。
【0029】ビット線140及び反転ビット線158の
両方が、前に図1及び図2について述べたのと同様に、
センスアンプ192に接続される。この為、センスアン
プ192がデータを受取る入力194及びデータを出力
する出力196を有する。
【0030】メモリ・セル118の動作は次の通りであ
る。メモリ・セル118は、全般的に、図1及び図2に
ついて述べたのと同じ相異なる2つのモードで動作す
る。即ち、第1のモードは非アクセス又は記憶モードで
あって、この時メモリ・セル118はデータ値を保持し
ている。メモリ・セル118の第2の動作モードはアク
セス・モードであって、メモリ・セル118から2進情
報を読取るか又は書込む。
【0031】非アクセス又は記憶モードでは、トランジ
スタ142,144の対とトランジスタ160,162
の対が夫々切換え容量形式として動作する。特に、この
モードの間、制御回路119によってクロック信号φ1
及びφ2が交番になる様にし、クロック信号φ1が高で
ある間はクロック信号φ2が低、又はその逆になる様に
する。従って、クロック信号φ1が高である時、トラン
ジスタ142,162がオンであり、トランジスタ14
4,160がオフである。その後、クロック信号が逆に
なり、φ2が高になって、トランジスタ144,160
をターンオンし、φ1が低になってトランジスタ14
2,162をターンオフする。こうして、ビット線14
0と第1の節126の間、及び反転ビット線158と第
2の節130の間に接続された夫々のトランジスタの対
が、次の式で表わされる様な等価抵抗を持つ。
【数2】 R=1/fC (2) ここでRは切換えトランジスタ対の等価抵抗、fはクロ
ック信号φ1,φ2の周波数、Cは寄生キャパシタ14
5又は163の静電容量である。
【0032】従って、上に述べた所から、非アクセス動
作モードの間、トランジスタ142,144とトランジ
スタ160,162を含む夫々のトランジスタ対が、ビ
ット線140と第1の節126の間、及び反転ビット線
158と第2の節130の間に等価抵抗を作ることが分
かる。更に、非アクセス・モードの間、制御回路119
がビット線140及び反転ビット線158の両方を供給
電圧Vddに接続する。従って、電荷を線140,158
から切換えトランジスタ対を介して夫々第1及び第2の
節126,130に転送することができる。
【0033】この発明のメモリ・セル118の切換えト
ランジスタ対は、更に、図1について述べた温度/洩れ
電流の問題を解決する様に動作させることができる。前
に述べた様に、従来のメモリ・セルは、温度上昇に伴っ
て電流の洩れの増加を招く。この洩れを補償しようとし
て、抵抗値を調節しているが、これは全体的な消費電力
が増加する点で兼合いである。この発明のメモリ・セル
118は、第1のモードの間、温度制御のクロック周波
数を利用することができる。特に、クロック信号φ1及
びφ2に対する温度依存性のクロック周波数制御回路を
設けて、温度上昇並びにそれに対応する洩れ電流の増加
を補償することができる。具体的に云うと、制御回路
は、温度が上昇するにつれて、クロック信号φ1,φ2
の周波数を高くする。式(2) から分かる様に、周波数が
増加すると、夫々線140,158と節126,130
の間の等価抵抗が減少する。その結果、温度上昇と共
に、節126,130に対する電流の供給が増加し、余
分の電流の洩れを補償する。従って、この発明は、低い
温度に於ける小さい消費電力を犠牲にせずに、温度の広
い動作範囲を持つと云う別の利点を提供する。
【0034】第2の動作モード又はアクセス・モードで
は、トランジスタ142,144及びトランジスタ16
0,162を含む各々のトランジスタ対が、図2につい
て述べたのと同様に、通過トランジスタとして動作す
る。特に、アクセス・モードの間、クロック信号φ1及
びφ2は、制御回路119により、共に高電位に保たれ
る。従って、各々のトランジスタ142,144,16
0,162が導電する。従って、第1の節126がビッ
ト線140に接続され、第2の節130が反転ビット線
158に接続される。制御回路119は最早ビット線1
40及び反転ビット線158をVddに保たない。その代
わりに、アクセス・モードの間、メモリ・セル118の
読取/書込みの為、公知の様に、線140,158がセ
ンスアンプ192によって制御される。従って、アクセ
ス・モードの間、ビット線140、反転ビット線158
及びセンスアンプ192を利用して、データをセルに書
込むことができるし或いはそれから読取ることができ
る。
【0035】以上の説明から、この発明が、トランジス
タ142,144及びトランジスタ160,162を含
む2重目的のトランジスタ対を有するメモリ・セルを提
供したことが理解されよう。各々のトランジスタ対は、
メモリ・セルの全体的に2つの動作モードの間、異なる
作用を果す。特に、非アクセス動作モードの間、各々の
トランジスタ対は、夫々のビット線とメモリ・セルの節
の間に等価抵抗を作る。第2の動作モード又はアクセス
・モードの間、各々のトランジスタ対が等価的な通過ト
ランジスタとして動作し、メモリ・セルから読取る為又
は書込む為のアクセスを行なう。この様にトランジスタ
対が2重の作用を持つことにより、トランジスタ対が果
す2つの機能の各々に対し、セルに伴って改善された利
点が得られる。例えば、第1のトランジスタが等価抵抗
として動作する第1のモードの間、切換えトランジスタ
対を使うことによって、小さな面積内に抵抗を作ること
を必要とせずに、装置の寸法を縮小すると共に、抵抗を
実現することができる。第2の動作モード又はアクセス
・モードの間、同じトランジスタ対を通過トランジスタ
として利用することにより、セルのトランジスタの数が
全体として減少する。更に、各々のセルと電源電圧に対
する独立の外部接続が不必要であり、従って、外部接続
の数が目立って減少する。この様に外部接続が少なくな
ることにより、装置の効率が高くなり、装置の寸法及び
洩れが減少し、装置が製造し易くなると共に、そのコス
トが改善される。
【0036】この発明を詳しく説明したが、特許請求の
範囲を逸脱せずに、これに対して種々の置換え、変更及
び取換えを行なうことができることは云うまでもない。
【0037】以上の説明に関連して、この発明は更に下
記の実施態様を有する。 (1) データ値を記憶する記憶装置と、該記憶装置の第
1の節に結合されていて、第1のモードでは前記第1の
節の電圧を引上げると共に、第2のモードでは前記記憶
装置の読取/書込みの為に前記第1の節に対する電気的
なアクセスを行なう様に作用し得る第1の直列トランジ
スタ対と、前記記憶装置の第2の節に結合されていて、
第1のモードでは前記第2の節の電圧を予定の電圧レベ
ルまで引上げると共に第2のモードでは前記記憶装置の
読取/書込みの為に前記第2の節に対する電気的なアク
セスを行なう様に作用し得る第2の直列トランジスタ対
とを有するメモリ・セル。
【0038】(2) (1) 項に記載したメモリ・セルに於
て、記憶装置が交差結合されたトランジスタの対で構成
され、第1の節が交差結合されたトランジスタの対の第
1のトランジスタのゲートで構成され、第2の節が交差
結合されたトランジスタの対の第2のトランジスタのゲ
ートで構成されるメモリ・セル。
【0039】(3) (1) 項に記載したメモリ・セルに於
て、第1の直列トランジスタ対が、ソース、ドレイン及
びゲートを持ち、該ソースが第1のアクセス線に接続し
得る様になっていて、前記ゲートが第1の制御信号を受
取り得る様になっている第1のトランジスタと、ソー
ス、ドレイン及びゲートを持ち、該ソースが前記第1の
トランジスタのドレインに結合され、該ゲートが第2の
制御信号を受取る様に作用することができ、該ドレイン
が前記第1の節に結合された第2のトランジスタとで構
成されているメモリ・セル。
【0040】(4) (3) 項に記載したメモリ・セルに於
て、第2の直列トランジスタ対が、ソース、ドレイン及
びゲートを持ち、該ソースが第2のアクセス線に接続し
得ると共に、該ゲートが第1の制御信号を受取り得る第
3のトランジスタと、ソース、ドレイン及びゲートを持
ち、該ソースが第3のトランジスタのドレインに結合さ
れ、該ゲートが第2の制御信号を受取り得ると共に、該
ドレインが第2の節に結合されている第4のトランジス
タとで構成されているメモリ・セル。
【0041】(5) (4) 項に記載したメモリ・セルに於
て、第1,第2,第3及び第4のトランジスタの各々が
nチャンネル形トランジスタで構成されるメモリ・セ
ル。
【0042】(6) (1) 項に記載したメモリ・セルに於
て、第1のモードの間、第1の直列トランジスタ対のト
ランジスタに、重ならない形でクロック動作を行なわせ
るクロック回路を有するメモリ・セル。
【0043】(7) (6) 項に記載したメモリ・セルに於
て、前記クロック回路が、第1のモードの間、第2の直
列トランジスタ対のトランジスタに、重ならない形でク
ロック動作を行なわせる様に作用し得るメモリ・セル。
【0044】(8) (1) 項に記載したメモリ・セルに於
て、第1のモードの間、第1及び第2の両方の直列トラ
ンジスタ対に予定の電圧レベルを供給する供給回路を有
するメモリ・セル。
【0045】(9) (1) 項に記載したメモリ・セルに於
て、第2のモードの間、各々の直列トランジスタ対を導
電させる導電回路を有するメモリ・セル。
【0046】(10) (1) 項に記載したメモリ・セルに於
て、前記第1の直列トランジスタ対及び前記第2の直列
トランジスタ対のトランジスタに、温度上昇と共に高く
なる周波数でクロック動作を行なわせる温度依存性クロ
ック回路を有するメモリ・セル。
【0047】(11) データ値を記憶する交差結合された
トランジスタ対と、前記記憶装置の第1の節に結合さ
れ、第1のモードでは、前記第1の節に予定の電圧レベ
ルを転送することによって、前記第1の節の電圧を引上
げる様に作用し得ると共に、第2のモードでは、記憶装
置の読取/書込みの為に前記第1の節に対する電気的な
アクセスを行なう様に作用し得る第1の直列トランジス
タ対と、前記記憶装置の第2の節に結合されていて、第
1のモードでは、前記第2の節に予定の電圧を転送する
ことによって前記第2の節の電圧を引上げ、第2のモー
ドでは、記憶装置の読取/書込みの為に前記第2の節に
対する電気的なアクセスをする様に作用し得る第2の直
列トランジスタ対と、前記第1のモードの間、前記第1
及び第2のトランジスタ対のトランジスタに、重ならな
い形で交互にクロック動作を行なわせるクロック回路
と、前記第1のモードの間、前記第1及び第2の両方の
トランジスタ対に予定の電圧を供給する供給回路と、前
記第2のモードの間、各々のトランジスタ対を導電させ
る導電回路とを有するメモリ・セル。
【0048】(12) (11)項に記載したメモリ・セルに於
て、第1の節が交差結合されたトランジスタ対の第1の
トランジスタのゲートで構成され、第2の節が交差結合
されたトランジスタ対の第2のトランジスタのゲートで
構成されるメモリ・セル。
【0049】(13) (11)項に記載したメモリ・セルに於
て、第1の直列トランジスタ対が、ソース、ドレイン及
びゲートを持ち、該ソースが第1のアクセス線に接続し
得ると共に前記ゲートが第1の制御信号を受取り得る第
1のトランジスタと、ソース、ドレイン及びゲートを持
ち、該ソースが前記第1のトランジスタのドレインに結
合され、該ゲートが第2の制御信号を受取る様に作用し
得ると共に、該ドレインが第1の節に結合された第2の
トランジスタとで構成され、前記第2の直列トランジス
タ対が、ソース、ドレイン及びゲートを持ち、該ソース
が第2のアクセス線に接続し得ると共に、該ゲートが前
記第1の制御信号を受取る様に作用し得る第3のトラン
ジスタと、ソース、ドレイン及びゲートを持ち、該ソー
スが前記第3のトランジスタのドレインに結合され、該
ゲートが前記第2の制御信号を受取る様に作用し得ると
共に、該ドレインが前記第2の節に結合されている第4
のトランジスタとで構成されているメモリ・セル。
【0050】(14) (13)項に記載したメモリ・セルに於
て、前記第1,第2,第3及び第4のトランジスタの各
々がnチャンネル形トランジスタで構成されているメモ
リ・セル。
【0051】(15) (11)項に記載したメモリ・セルに於
て、前記クロック回路が、前記第1の直列トランジスタ
対及び第2のトランジスタ対のトランジスタに、温度上
昇と共に高くなる周波数でクロック動作をさせる温度依
存性クロック回路で構成されるメモリ・セル。
【0052】(16) 記憶装置を有するメモリ・セルを動
作させる方法に於て、前記記憶装置の第1の節に結合さ
れた第1の直列トランジスタ対を第1のモードで動作さ
せて前記第1の節の電圧を引上げ、第2のモードでは、
前記記憶装置の読取/書込みの為に前記第1の節に対す
る電気的なアクセスをする様に前記第1の直列トランジ
スタ対を動作させ、第1のモードでは前記記憶装置の第
2の節に結合された第2の直列トランジスタ対を動作さ
せて該第2の節の電圧を引上げ、第2のモードでは前記
第2の直列トランジスタ対を動作させて、前記記憶装置
の読取/書込みの為に前記第2の節に対する電気的なア
クセスを行なう工程を含む方法。
【0053】(17) (16)項に記載した方法に於て、第1
の直列トランジスタ対を第1のモードで動作させる工程
が、第1の直列対のトランジスタのゲートを交互にクロ
ック駆動することを含む方法。
【0054】(18) (16)項に記載した方法に於て、第2
の直列トランジスタ対を第1のモードで動作させる工程
が、第2の直列対のトランジスタのゲートを交互にクロ
ック駆動することを含む方法。
【0055】(19) (16)項に記載した方法に於て、第1
の直列トランジスタ対を第2のモードで動作させる工程
が、第2のモードの間、第1の直列対のトランジスタを
導電させることを含む方法。
【0056】(20) (16)項に記載した方法に於て、第2
の直列トランジスタ対を第2のモードで動作させる工程
が、第2のモードの間、第2の直列対のトランジスタを
導電させることを含む方法。
【0057】(21) (16)項に記載した方法に於て、第1
のモードの間、第1の直列トランジスタ対に予定の電圧
レベルを供給して、第1の節が前記予定の電圧レベルに
よって引上げられる様にすることを含む方法。
【0058】(22) (16)項に記載した方法に於て、第1
のモードの間、第2の直列トランジスタ対に予定の電圧
レベルを供給して、第2の節が該予定の電圧レベルによ
って引上げられる様にすることを含む方法。
【0059】(23) (16)項に記載した方法に於て、第1
及び第2の直列トランジスタ対に温度上昇と共に高くな
る周波数でクロック動作をさせることを含む方法。
【0060】(24) 記憶装置を有するメモリ・セルを動
作させる方法に於て、第1のモードで、前記記憶装置の
第1の節に結合された第1の直列トランジスタ対を動作
させて前記第1の節の電圧を引上げる工程であって、前
記第1の直列対のトランジスタのゲートを交互にクロッ
ク駆動することを含む工程と、第2のモードで前記第1
の直列トランジスタ対を動作させて、前記記憶装置の読
取/書込みの為に前記第1の節に対する電気的なアクセ
スを行なう工程と、前記第1のモードで前記記憶装置の
第2の節に結合された第2の直列トランジスタ対を動作
させて、該第2の節の電圧を引上げる工程であって、前
記第2の直列対のトランジスタのゲートを交互にクロッ
ク駆動することを含む工程と、前記第2のモードで前記
第2の直列トランジスタ対を動作させて、前記記憶装置
の読取/書込みの為に前記第2の節に対する電気的なア
クセスを行なう工程とを含む方法。
【0061】(25) (24)項に記載した方法に於て、第2
のモードで第1の直列トランジスタ対を動作させる工程
が、前記第2のモードの間、該第1の直列対のトランジ
スタを導電させることを含み、前記第2のモードで前記
第2の直列トランジスタ対を動作させる工程が、前記第
2のモードの間、該第2の直列対のトランジスタを導電
させることを含む方法。
【0062】(26) (25)項に記載した方法に於て、第1
のモードの間、第1の直列トランジスタ対に予定の電圧
レベルを供給して、第1の節を該予定の電圧レベルによ
って引上げ得る様にする工程と、第1のモードの間、第
2の直列トランジスタ対に予定の電圧レベルを供給し
て、第2の節を該予定の電圧レベルによって引上げ得る
様にする工程を含む方法。
【0063】(27) (24)項に記載した方法に於て、第1
のモードで第1の直列トランジスタ対を動作させる工
程、並びに第1のモードで第2の直列トランジスタ対を
動作させる工程が、第1及び第2の直列トランジスタ対
を、温度上昇と共に高くなる周波数でクロック駆動する
ことを含む方法。
【0064】(28) セルの2つの動作モードに対する2
重目的のトランジスタ対として、トランジスタ対14
2,144及び160,162を利用する改良されたメ
モリ・セル118を提供した。第1の動作モード又は非
アクセス・モードの間、トランジスタ対は切換え容量素
子として動作し、ビット線140と第1の節26の間及
び反転ビット線158と第2の節130の間に等価抵抗
を作る。この非アクセス・モードの間、制御回路119
がビット線140及び反転ビット線158を高に保つ。
第2の動作モード又はアクセス・モードの間、各々のト
ランジスタ対が夫々の通過トランジスタとして動作し、
ビット線140を第1の節126に接続すると共に、反
転ビット線158を第2の節130に接続し、この為交
差結合されたトランジスタ120,122からデータを
読取ったり、或いはそれに書込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の4T−2R SRAMメモリ・セルの回
路図。
【図2】従来の6T SRAMメモリ・セルの回路図。
【図3】この発明に従って構成されて動作するメモリ・
セルの回路図。
【符号の説明】
120,122 トランジスタ(記憶装置) 126,130 節 142,144 直列トランジスタ対 160,162 直列トランジスタ対

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ値を記憶する記憶装置と、該記憶
    装置の第1の節に結合されていて、第1のモードでは前
    記第1の節の電圧を引上げると共に、第2のモードでは
    前記記憶装置の読取/書込みの為に前記第1の節に対す
    る電気的なアクセスを行なう様に作用し得る第1の直列
    トランジスタ対と、前記記憶装置の第2の節に結合され
    ていて、第1のモードでは前記第2の節の電圧を予定の
    電圧レベルまで引上げると共に第2のモードでは前記記
    憶装置の読取/書込みの為に前記第2の節に対する電気
    的なアクセスを行なう様に作用し得る第2の直列トラン
    ジスタ対とを有するメモリ・セル。
  2. 【請求項2】 記憶装置を有するメモリ・セルを動作さ
    せる方法に於て、前記記憶装置の第1の節に結合された
    第1の直列トランジスタ対を第1のモードで動作させて
    前記第1の節の電圧を引上げ、第2のモードでは、前記
    記憶装置の読取/書込みの為に前記第1の節に対する電
    気的なアクセスをする様に前記第1の直列トランジスタ
    対を動作させ、第1のモードでは前記記憶装置の第2の
    節に結合された第2の直列トランジスタ対を動作させて
    該第2の節の電圧を引上げ、第2のモードでは前記第2
    の直列トランジスタ対を動作させて、前記記憶装置の読
    取/書込みの為に前記第2の節に対する電気的なアクセ
    スを行なう工程を含む方法。
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