JPH05135088A - オンライン取引システム - Google Patents

オンライン取引システム

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JPH05135088A
JPH05135088A JP32382691A JP32382691A JPH05135088A JP H05135088 A JPH05135088 A JP H05135088A JP 32382691 A JP32382691 A JP 32382691A JP 32382691 A JP32382691 A JP 32382691A JP H05135088 A JPH05135088 A JP H05135088A
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Keiichi Yamada
啓一 山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 残高参照の操作と現金引出しの操作とを同時
に行うことを可能にし、操作の二度手間のない、高質な
サービスを実現する。 【構成】 現金自動取引装置と中央処理装置とが通信手
段を介して結ばれたオンライン取引システムにおいて、
現金自動取引装置に取引情報記憶手段を設け、今回の取
引処理に際し、取引情報記憶手段に記憶した前回の取引
情報と今回の取引情報を共に中央処理装置へ送信し、中
央処理装置では、口座マスタファイル記憶手段を有し、
前回の取引情報だけを更新し、今回の取引情報について
は更新せず、現在の取引残高のみを参照し、参照した今
回の取引残高を自動取引装置へ送信する。また、現金自
動取引装置では、中央処理装置から受信した今回の取引
残高とから受付けた今回の取引金額とを比較し、取引残
高が取引金額より少なくない場合は、今回の取引残高を
更新し、更新した取引残高を取引情報記憶手段に記憶す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行業界等における現
金自動取引装置と中央処理装置とが通信手段で結ばれた
オンライン取引システムに係り、特に、利用者が自分の
口座の残高を参照してから現金を引出す場合のオンライ
ン取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】オンライン取引システムの従来技術とし
ては、例えば、「HITAC HT−2806 現金自
動取引装置 機能解説書 」pp.75−81がある。
上記従来技術では、現金引出しの操作(pp.77−7
8)と残高参照の操作(p.81)とは別メニューとな
っている。利用者が自分の口座の残高を確認してから現
金を引きだそうとする場合は、まず、残高参照の操作を
行い、一旦メニューに戻って、現金引出しの操作を行
う。
【0003】図4および図5に、オンライン取引を行な
う場合の従来のシステムを示す。図4は、従来のオンラ
イン取引システムのうち、現金引出しの操作を示すフロ
ーチャートである。図4において、400〜413はオ
ンライン取引システムの処理ステップである。取引開始
後、まず、現金自動取引装置は、操作者がキーボード1
6から入力した取引種目を受付ける(ステップ40
0)。続けて、取引カード2を受付け、取引カード2に
記憶した操作者の口座番号を読取り(ステップ40
1)、暗証番号を受付ける(ステップ402)。次に、
操作者から取引金額を受付け(ステップ403)、取引
金額の確認か取消しかの入力を受付ける(ステップ40
4)。操作者の入力が取引金額の確認か取消しかを判断
し(ステップ405)、取消しの場合はステップ403
へ戻る。確認の場合は、操作者の口座番号、暗証番号、
取引金額を中央処理装置に送信する(ステップ40
6)。中央処理装置では、それらの情報を受信し(ステ
ップ407)、まず、操作者の口座番号をキーに口座マ
スタファイル記憶部40に記憶した口座マスタファイル
を検索し、操作者の暗証番号が正当であること、およ
び、取引残高が取引金額より少なくないことを確認した
後、操作者の取引残高を更新する(ステップ408)。
次に、更新した操作者の取引残高を現金自動取引装置に
送信する(ステップ409)。現金自動取引装置では、
操作者の取引残高を受信する(ステップ410)。続け
て、取引カード2を操作者に返却し(ステップ41
1)、取引金額と受信した取引残高とを明細書3に印字
した後、明細書3を操作者に返却する(ステップ41
2)。最後に、現金4を係数して操作者に返却し(ステ
ップ413)、処理を終了する。図5は、従来のオンラ
イン取引システムのうち、残高参照の操作を示すフロー
チャートである。図5において、500〜510はオン
ライン取引システムの処理ステップである。取引開始
後、まず、現金自動取引装置は、操作者がキーボード1
6から入力した取引種目を受付ける(ステップ50
0)。続けて、取引カード2を受付け、取引カード2に
記憶した操作者の口座番号を読取り(ステップ50
1)、暗証番号を受付ける(ステップ502)。次に、
操作者の口座番号と暗証番号を中央処理装置に送信する
(ステップ503)。中央処理装置では、それらの情報
を受信し(ステップ504)、まず、操作者の口座番号
をキーに口座マスタファイル記憶部40に記憶した口座
マスタファイルを検索し、操作者の暗証番号が正当であ
ることを確認した後、操作者の取引残高を参照する(ス
テップ505)。次に、参照した操作者の取引残高を現
金自動取引装置に送信する(ステップ506)。現金自
動取引装置では、操作者の取引残高を受信し(ステップ
507)、受信した操作者の取引残高をディスプレイ1
5に表示する(ステップ508)。最後に、取引カード
2を操作者に返却し(ステップ509)、受信した取引
残高を明細書3に印字した後、明細書3を操作者に返却
し(ステップ510)、処理を終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、利
用者が自分の口座の残高を確認してから現金を引き出そ
うとする場合、残高参照の操作と現金引出しの操作と、
2回の操作が必要となるので、二度手間であり、時間が
かかるという問題がある。また、残高参照の操作と現金
引出しの操作とを同一メニューの中で行なおうとした場
合でも、残高参照時と現金引出し(残高更新)時とで、
それぞれ、利用者の取引情報を記憶した口座マスタファ
イルへのアクセスが必要となる。口座マスタファイル
は、中央処理装置で一元管理されているので、結局、現
金自動取引装置と中央処理装置とのやり取りが2回必要
になり、利用者が2回の操作を行なうのと同じくらい時
間がかかるという問題があった。
【0005】本発明の目的は、現金自動取引装置と中央
処理装置とが通信手段により結ばれたオンライン取引シ
ステムにおいて、残高参照の操作と現金引出しの操作と
を同時に行うことを可能にし、操作の二度手間のない、
高質なサービスを実現するオンライン取引システムを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、現金自動取
引装置と中央処理装置とが通信手段を介して結ばれたオ
ンライン取引システムにおいて、現金自動取引装置に操
作者の取引情報を記憶する手段を設け、現金自動取引装
置は、今回操作者の取引を処理するに際し、取引情報記
憶手段に記憶した前回操作者の取引情報と今回操作者の
取引情報を共に中央処理装置へ送信し、中央処理装置で
は、口座マスタファイル記憶手段を有し、前回操作者の
取引情報だけを更新し、今回操作者の取引情報について
は更新せず、現在の取引残高のみを参照し、参照した今
回操作者の取引残高を現金自動取引装置へ送信する。ま
た、現金自動取引装置では、中央処理装置から受信した
今回操作者の取引残高と操作者から受付けた今回操作者
の取引金額とを比較し、取引残高が取引金額より少なく
ない場合は、今回操作者の取引残高を更新し、更新した
取引残高を取引情報記憶手段に記憶することにより、達
成することができる。
【0007】
【作用】本発明においては、まず、現金自動取引装置は
前回操作者の取引成立後、前回操作者の取引情報を取引
情報記憶手段に記憶する。次に、現金自動取引装置が今
回操作者の取引を処理する際、取引情報記憶手段に記憶
した前回操作者の取引情報を読み出し、読み出した前回
操作者の取引情報を今回操作者の取引情報と共に中央処
理装置へ送信する。現金自動取引装置から前回操作者の
取引情報と今回操作者の取引情報との2種類の取引情報
を受信した中央処理装置では、口座マスタファイル記憶
手段において、前回操作者の取引情報だけを更新し、今
回操作者の取引情報は更新しないで、現在の取引残高の
みを参照し、参照した今回操作者の取引残高を現金自動
取引装置へ送信する。中央処理装置から今回操作者の取
引残高を受信したを現金自動取引装置では、今回操作者
の取引残高を表示した後、今回操作者の取引金額を受付
る。続いて、中央処理装置から受信した今回操作者の取
引残高と操作者から受付けた今回操作者の取引金額とを
比較し、取引残高が取引金額より少なくない場合は今回
操作者の確認を受付け、そうでない場合は、再び今回操
作者の取引金額を受付ける。現金自動取引装置が今回操
作者の確認を受付けた後、今回操作者の取引残高を更新
し、更新した取引残高を取引情報記憶手段に記憶する。
以上により、現金自動取引装置と中央処理装置との1回
のやり取りで、残高参照の操作と現金引出しの操作とを
同時に行うことが可能となり、操作の二度手間のない、
高資なサービスを実現することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。 《第一実施例》第一実施例は、現金自動取引装置と中央
処理装置との1回のやりとりで、残高参照の操作と現金
引出しの操作とを同時に行なう場合の実施例を示す。図
1は、本発明の第一実施例であるオンライン取引システ
ムを示すフローチャートである。図1において、2は操
作者の口座番号を記憶した取引カード、3は取引の明細
を印字した明細書、4は現金自動取引装置から操作者に
返却する現金である。15は現金自動取引装置の表示手
段であるディスプレイ、16は現金自動取引装置の入力
手段であるキーボードである。30は現金自動取引装置
の記憶手段であり、操作者の取引情報を記憶する。40
は中央処理装置の記憶手段であり、口座マスタファイル
を記憶する。100〜118はオンライン取引システム
の処理ステップである。取引開始後、まず、現金自動取
引装置は、操作者がキーボード16から入力した取引種
目を受付ける(ステップ100)。続けて、取引カード
2を受付け、取引カードに記憶した操作者の口座番号を
読取り(ステップ101)、暗証番号を受付ける(ステ
ップ102)。次に、取引情報記憶部30から前回操作
者の口座番号と取引残高を読取り(ステップ103)、
読取った前回操作者の口座番号と取引残高、および、受
付けた今回操作者の口座番号と暗証番号を中央処理装置
に送信する(ステップ104)。中央処理装置では、そ
れらの情報を受信し(ステップ105)、まず、前回操
作者の口座番号をキーに口座マスタファイル記憶部40
に記憶した口座マスタファイルを検索し、前回操作者の
取引残高を更新する(ステップ106)。続けて、今回
操作者の口座番号をキーに口座マスタファイルを検索
し、今回操作者の暗証番号が正当であることを確認した
後、今回操作者の取引残高を読取る(ステップ10
7)。次に、読取った今回操作者の取引残高を現金自動
取引装置に送信する(ステップ108)。現金自動取引
装置では、今回操作者の取引残高を受信し(ステップ1
09)、受信した今回操作者の取引残高をディスプレイ
15に表示する(ステップ110)。その後、操作者か
ら取引金額を受付け(ステップ111)、取引金額の確
認を受付ける(ステップ112)。受付けた取引金額が
受信した取引残高より多くないか否かを判断し(ステッ
プ113)、多い場合はステップ111へ戻る。多くな
い場合は、受信した取引残高の値から受付けた取引金額
の値を差し引いて、今回操作者の取引残高を更新する
(ステップ114)。更新した今回操作者の取引残高
は、今回操作者の口座番号とともに、取引情報記憶部3
0に記憶する(ステップ115)。続けて、取引カード
を操作者に返却し(ステップ116)、取引金額と更新
した取引残高とを明細書に印字した後、明細書を操作者
に返却する(ステップ117)。最後に、現金を係数し
て操作者に返却し(ステップ118)、処理を終了す
る。図1では、取引情報記憶部30には1件分の取引情
報しか記憶せず、次回操作者の取引を処理する際、記憶
した1件分の取引情報を中央処理装置に送信する場合の
例を示しているが、取引情報記憶部に複数件分の取引情
報を記憶し、ある操作者の取引を処理する際、記憶した
複数件分の取引情報をまとめて中央処理装置に送信する
ようにしてもよい。その場合、ステップ106では、現
金自動取引装置から受信する複数件分の取引情報を、ま
とめて更新するようにする。
【0009】図2は、本発明の第一実施例であるオンラ
イン取引システムに関し、(a)は現金自動取引装置の
記憶手段のデータ構造を示す。図中において、31は操
作者の取引情報を記憶したテーブルであり、取引情報記
憶部30のデータ構造を示している。取引情報記憶テー
ブル31では、操作者の取引情報として、操作者の口座
番号と取引残高を記憶している。「口座番号」として
「1234567」、「取引残高」として「150,0
00」を例示している。また、(b)は中央処理装置の
記憶手段のデータ構造を示す。図中において、41は口
座マスタファイルを記憶したテーブルであり、口座マス
タファイル記憶部40のデータ構造を示している。口座
マスタファイル記憶テーブル41では、口座マスタファ
イルの情報として、操作者毎の口座番号、暗証番号、取
引残高を記憶している。「口座番号」として「1234
567」、「1357642」・・・「765432
1」、「暗証番号」として「9999」、「3751」
・・・「2064」、「取引残高」として「180,0
00」、「1230,261」・・・「681,93
7」を例示している。
【0010】図3は、本発明の第一実施例であるオンラ
イン取引システムに関し、取引の画面フローを示す。図
3において、300〜309は取引画面である。300
はメニュー画面であり、操作者に取引種目の選択を促
す。取引種目として、「残高紹介」、「引出」、「振
込」、「記帳」を例示している。操作者が「引出」を選
択すると、301の画面を表示する。301は操作者に
取引カードの挿入を促す画面である。操作者が取引カー
ドを挿入すると、302の画面を表示する。302は操
作者に暗証番号の入力を促す画面である。操作者が暗証
番号を入力すると、暗証番号を「****」で表示し、
303の画面を表示する。303はホストと通信中であ
ること操作者に知らせる画面である。ホストとの通信が
終了した後、304の画面を表示する。304は操作者
の取引残高を表示し、操作者に自己の取引残高を知らせ
る画面である。「取引残高」として、「180,00
0」を例示している。304の画面を数秒間表示した
後、305の画面を表示する。305は操作者に取引金
額および取引金額の確認/取消の入力を促す画面であ
る。操作者が取引金額を入力すると、取引金額を取引残
高の下に表示する。「取引金額」として、「30,00
0」を例示している。表示された取引残高と取引金額を
見較べて、操作者が「確認」を入力すると、306の画
面を表示する。「取消」を入力した場合は、表示した取
引金額を消去し、操作者に取引金額の再入力を促す。3
06は操作者に取引カードの受取りを促す画面である。
操作者が取引カードを受け取った後、307の画面を表
示する。307は操作者に明細書の受取りを促す画面で
ある。操作者が明細書を受け取った後、308の画面を
表示する。308は操作者に対して取引の終了を知らせ
るとともにサービスメッセージを表示する画面である。
サービスメッセージとして、’ありがとうございまし
た。’を例示している。308の画面を数秒間表示した
後、再び、300の画面を表示し、メニューに戻る。
【0011】《第二実施例》第二実施例は、同一操作者
が短時間の間に別の現金自動取引装置を用いて取引した
場合に発生する口座マスタファイルの一時的な不整合を
処理する場合の実施例を示す。図6及び図7は、本発明
の第二実施例であり、同一操作者が短時間の間に別の現
金自動取引装置を用いて取引した場合のオンライン取引
システムを示すフローチャートである。図中において、
50は中央処理装置の記憶手段であり、口座マスタファ
イルを記憶する。口座マスタファイルには、取引情報が
更新済か否かを示す更新済フラグと、更新すべき取引情
報を記憶した現金自動取引装置のIDを操作者毎に記憶
する部分が付加されている。600〜618はオンライ
ン取引システムの処理ステップである。取引開始後、ま
ず、図1のステップ100〜103と同じ処理を行なう
(ステップ600)。次に、読取った前回操作者の口座
番号と取引残高、受付けた今回操作者の口座番号と暗証
番号、および、現金自動取引装置のIDを中央処理装置
に送信する(ステップ601)。中央処理装置では、そ
れらの情報を受信し(ステップ602)、まず、前回操
作者の口座番号をキーに口座マスタファイル記憶部50
に記憶した口座マスタファイルを検索し、前回操作者の
取引残高を更新するとともに、更新済フラグをONにし
て記憶する(ステップ603)。続けて、今回操作者の
口座番号をキーに口座マスタファイルを検索し、今回操
作者の暗証番号が正当であることを確認した後、今回操
作者の更新済フラグを読取る(ステップ604)。読取
った今回操作者の更新済フラグがONかOFFかを判断
し(ステップ605)、ONの場合はステップ615へ
進む。OFFの場合は、今回操作者の更新すべき取引情
報を記憶した現金自動取引装置のIDを読取り(ステッ
プ606)、読取った装置IDに基づき、今回操作者の
口座番号を該当する(今回操作者が前回操作した)現金
自動取引装置に送信する《X(図6)》(ステップ60
7)。今回操作者が前回取引した現金自動取引装置で
は、今回操作者の口座番号を受信し《X(図7)》(ス
テップ608)、取引情報記憶部30から前回操作者
(今回操作者が前回操作した時)の口座番号と取引残高
を読取る(ステップ609)。読取った口座番号と受信
した口座番号とを比較し(ステップ610)、両者が一
致しない場合はエラー処理を行なう。一致する場合は、
取引情報記憶部30に記憶した取引情報を消去し(ステ
ップ611)、読取った前回操作者(今回操作者が前回
操作した時)の取引残高を中央処理装置に送信する《Y
(図7)》(ステップ612)。中央処理装置では、ま
ず、前回操作者(今回操作者が前回操作した時)の取引
残高を受信し《Y(図6)》(ステップ613)、今回
操作者の口座番号をキーに口座マスタファイルを検索
し、未更新であった今回操作者の取引残高を受信した取
引残高で更新するとともに、更新済フラグをONにして
記憶する(ステップ614)。続けて、今回操作者の口
座番号をキーに口座マスタファイルを検索し、更新され
た今回操作者の取引残高を読取るとともに、更新済フラ
グをOFFにして記憶し、受信した自動現金取引装置の
IDを記憶する(ステップ615)。次に、読取った今
回操作者の取引残高を現金自動取引装置に送信する(ス
テップ616)。現金自動取引装置では、今回操作者の
取引残高を受信し(ステップ617)、図1のステップ
110〜118と同じ処理を行ない(ステップ61
8)、終了する。
【0012】図8は、本発明の第二実施例であるオンラ
イン取引システムに関し、中央処理装置の記憶手段のデ
ータ構造を示す。図8において、51は口座マスタファ
イルを記憶したテーブルであり、口座マスタファイル記
憶部50のデータ構造を示している。口座マスタファイ
ル記憶テーブル51では、口座マスタファイルの情報と
して、操作者毎の「口座番号」、「暗証番号」、「取引
残高」に加え、取引情報が更新済か否かを示す「更新済
フラグ」と、更新すべき取引情報を記憶した「現金自動
取引装置のID」を記憶している。「口座番号」として
「1234567」、「1357642」・・・「76
54321」、「暗証番号」として「9999」、「3
751」・・・「2064」、「取引残高」として「1
80,000」、「1230,261」・・・「68
1,937」、「更新済フラグ」として「OFF」、
「ON」・・・「ON」、「装置ID」として「000
01」、「10027」・・・「91006」を例示し
ている。本実施例では、同一操作者が短時間の間に別の
現金自動取引装置を用いて取引した場合に発生する口座
マスタファイルの一時的な不整合を阻止することがで
き、また、意図的にこの不整合を利用する場合の不正を
防止することができる。
【0013】《第三実施例》第三実施例は、オンライン
取引の停止処理を行なう場合の実施例を示す。図9は、
本発明の第三実施例であり、オンライン取引の停止処理
を現金自動取引装置から実行する場合のフローチャート
である。図9において、900〜907はオンライン取
引システムの処理ステップである。まず、現金自動取引
装置が停止するのに必要な処理を実行しておく(ステッ
プ900)。次に、取引情報記憶部30から前回操作者
の口座番号と取引残高を読取り(ステップ901)、読
取った前回操作者の口座番号と取引残高を中央処理装置
に送信する(ステップ902)。中央処理装置では、そ
れらの情報を受信し(ステップ903)、まず、前回操
作者の口座番号をキーに口座マスタファイル記憶部50
に記憶した口座マスタファイルを検索し、前回操作者の
取引残高を更新するとともに、更新済フラグをONにし
て記憶する(ステップ904)。次に、処理終了信号を
現金自動取引装置に送信する(ステップ905)。現金
自動取引装置では、処理終了信号を受信し(ステップ9
06)、取引情報記憶部30に記憶した取引情報を消去
し(ステップ907)、処理を終了する。
【0014】図10は、本発明の第三実施例であり、オ
ンライン取引の停止処理を中央処理装置から実行する場
合のフローチャートである。図10において、1000
〜1011はオンライン取引システムの処理ステップで
ある。まず、中央処理装置が停止するのに必要な処理を
実行しておく(ステップ1000)。次に、ある口座番
号をキーに口座マスタファイルを検索し、取引残高、更
新済フラグ、装置IDを読取る(ステップ1001)。
読取った更新済フラグがONかOFFかを判断し(ステ
ップ1002)、ONの場合はステップ1011へ進
む。OFFの場合は、読取った装置IDに基づき、読取
った口座番号を該当する現金自動取引装置に送信する
(ステップ1003)。現金自動取引装置では、口座番
号を受信し(ステップ1004)、取引情報記憶部30
から前回操作者の口座番号と取引残高を読取る(ステッ
プ1005)。読取った口座番号と受信した口座番号と
を比較し(ステップ1006)、両者が一致しない場合
はエラー処理を行なう。一致する場合は、取引情報記憶
部30に記憶した取引情報を消去し(ステップ100
7)、読取った前回操作者の取引残高を中央処理装置に
送信する(ステップ1008)。中央処理装置では、前
回操作者の(更新すべき)取引残高を受信し(ステップ
1009)、現在処理中の口座番号をキーに口座マスタ
ファイルを検索し、未更新であった取引残高を受信した
取引残高で更新するとともに、更新済フラグをONにし
て記憶する(ステップ1010)。他に取引残高が未更
新の口座があるならば、ステップ1001へもどり、そ
うでなければ(ステップ1011)処理を終了する。
【0015】《第四実施例》第四実施例は、現金自動取
引装置と中央処理装置との1回のやりとりで、残高参照
の操作と振込の操作とを同時に行なう場合の実施例を示
す。図11は、本発明の第四実施例であり、振込の操作
を行なう場合のオンライン取引システムを示フローチャ
ートである。図11において、60は現金自動取引装置
の記憶手段であり、操作者の取引情報を記憶する。11
00〜1118はオンライン取引システムの処理ステッ
プである。取引開始後、まず、現金自動取引装置は、操
作者がキーボード16から入力した取引種目を受付ける
(ステップ1100)。続けて、取引カード2を受付
け、取引カードに記憶した操作者の口座番号を読取り
(ステップ1101)、暗証番号を受付ける(ステップ
1102)。次に、取引情報記憶部60から前回操作者
の口座番号、取引残高、振込先、振込金額を読取り(ス
テップ1103)、読取った前回操作者の口座番号、取
引残高、振込先、振込金額、および、受付けた今回操作
者の口座番号と暗証番号を中央処理装置に送信する(ス
テップ1104)。中央処理装置では、それらの情報を
受信し(ステップ1105)、まず、前回操作者の口座
番号をキーに口座マスタファイル記憶部40に記憶した
口座マスタファイルを検索し、前回操作者の取引残高を
更新する(ステップ1106)。また、前回操作者の振
込先(口座番号)をキーに口座マスタファイルを検索
し、受信した振込金額で振込先の取引残高を更新する
(ステップ1107)。続けて、今回操作者の口座番号
をキーに口座マスタファイルを検索し、今回操作者の暗
証番号が正当であることを確認した後、今回操作者の取
引残高を読取る(ステップ1108)。次に、読取った
今回操作者の取引残高を現金自動取引装置に送信する
(ステップ1109)。現金自動取引装置では、今回操
作者の取引残高を受信し(ステップ1110)、受信し
た今回操作者の取引残高をディスプレイ15に表示する
(ステップ1111)。その後、操作者から振込金額を
受付け(ステップ1112)、振込金額の確認を受付け
る(ステップ113)。受付けた振込金額が受信した取
引残高より多くないか否かを判断し(ステップ111
4)、多い場合はステップ1112へ戻る。多くない場
合は、受信した取引残高の値から受付けた振込金額の値
を差し引いて、今回操作者の取引残高を更新する(ステ
ップ1115)。更新した今回操作者の取引残高は、今
回操作者の口座番号、振込先、振込金額とともに、取引
情報記憶部60に記憶する(ステップ1116)。最後
に、取引カードを操作者に返却し(ステップ111
7)、振込先、振込金額、更新した取引残高を明細書に
印字した後、明細書を操作者に返却し(ステップ111
8)、処理を終了する。
【0016】図12は、本発明の第四実施例である振込
の操作を行なう場合のオンライン取引システムに関し、
現金自動取引装置の記憶手段のデータ構造を示す。図1
2において、61は操作者の取引情報を記憶したテーブ
ルであり、取引情報記憶部60のデータ構造を示してい
る。取引情報記憶テーブル61では、操作者の取引情報
として、操作者の「口座番号」、「取引残高」、「振込
先」、「振込金額」を記憶している。「口座番号」とし
て「1234567」、「取引残高」として「150,
000」、「振込先」として「7654321」、「振
込金額」として「30,000」を例示している。
【0017】図13は、本発明の第四実施例である振込
の操作を行なう場合のオンライン取引システムに関し、
振込処理の画面フローを示す。図13において、130
0〜1309は取引画面である。1300はメニュー画
面であり、操作者に取引種目の選択を促す。取引種目と
して、「残高紹介」、「引出」、「振込」、「記帳」を
例示している。操作者が「振込」を選択すると、130
1の画面を表示する。1301〜1034は、それぞ
れ、図4の401〜404と同じ画面である。1304
の画面を数秒間表示した後、1305の画面を表示す
る。1305は操作者に振込先および振込先の確認/取
消の入力を促す画面である。操作者が振込先(口座番
号)を入力すると、振込先(口座番号)をそのまま表示
する。「振込先」として、「7654321」を例示し
ている。表示された振込先を見て、操作者が「確認」を
入力すると、1306の画面を表示する。「取消」を入
力した場合は、表示した振込先を消去し、操作者に振込
先の再入力を促す。1306は操作者に振込金額および
振込金額の確認/取消の入力を促す画面である。操作者
が振込金額を入力すると、振込金額を取引残高の下に表
示する。「振込金額」として、「30,000」を例示
している。表示された取引残高と振込金額を見較べて、
操作者が「確認」を入力すると、1307の画面を表示
する。「取消」を入力した場合は、表示した振込金額を
消去し、操作者に振込金額の再入力を促す。1307は
操作者に取引カードの受取りを促す画面である。操作者
が取引カードを受け取った後、1308の画面を表示す
る。1308は操作者に明細書の受取りを促す画面であ
る。操作者が明細書を受け取った後、1309の画面を
表示する。1309は操作者に対して取引の終了を知ら
せるとともにサービスメッセージを表示する画面であ
る。サービスメッセージとして、’ありがとうございま
した。’を例示している。1309の画面を数秒間表示
した後、再び、1300の画面を表示し、メニューに戻
る。
【0018】《第五実施例》第五実施例は、オンライン
取引システムを実現する場合の装置構成の実施例を示
す。図14は、本発明の第五実施例であるオンライン取
引システムを実現する装置の構成を示す。図14におい
て、1はオンライン取引を行なう操作者である。10は
現金自動取引装置であり、11は現金自動取引装置の全
体制御部、12は現金自動取引装置の通信制御部、13
は現金自動取引装置の情報記憶部、14は現金自動取引
装置のデバイス制御部である。17は現金自動取引装置
のデバイスである取引カード読取り装置、18は現金自
動取引装置のデバイスである明細書印字装置、19は現
金自動取引装置のデバイスである現金取扱装置である。
20は中央処理装置であり、21は中央処理装置の全体
制御部、22は中央処理装置の通信制御部、23は中央
処理装置の情報記憶部である。25は通信回線である。
図14において、操作者1は、現金自動取引装置10に
対して必要な入出力を行ないオンライン取引を実行す
る。金額などの数値データはキーボード16から、口座
番号を記憶した取引カード2は取引カード読取り装置1
7から入力する。操作画面や取引残高など取引に必要な
メッセージはデイスプレイ15から、値取引内容を印字
した明細書3は明細書印字装置18から、現金4は現金
取扱装置19から出力される。現金自動取扱装置では、
中央処理装置20との通信を制御する通信制御部11、
操作者の取引情報などを記憶する情報記憶部13、各デ
バイスを制御するデバイス制御部14を全体制御部11
が制御しながら、オンライン取引を処理する。中央処理
装置では、現金自動取引装置との通信を制御する通信制
御部22、口座マスタファイルなどを記憶する情報記憶
部23を全体制御部21が制御しながら、オンライン取
引を処理する。現金自動取引装置と中央処理装置との通
信は、通信回線25を介して行なう。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、現金自動取引装置と中
央処理装置との1回のやり取りで、残高参照の操作と現
金引出しの操作とを同時に行うことができるので、操作
の二度手間のない、高質なサービスを実現することが可
能となる。また、現金自動取引装置のIDおよび更新済
フラグを用いて、同一操作者が短時間の間に別の現金自
動取引装置を用いて取引した場合に発生する口座マスタ
ファイルの一時的な不整合を阻止することができ、逆
に、意図的にこの不整合を利用する場合の不正を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例であるオンライン取引方法
を示すフローチャートである。
【図2】本発明の第一実施例であるオンライン取引方法
に関し、(a)は現金自動取引装置の記憶手段のデータ
構造、(b)は中央処理装置の記憶手段のデータ構造を
示す。
【図3】本発明の第一実施例であるオンライン取引方法
に関し、取引の画面フローを示す。
【図4】従来のオンライン取引方法のうち、現金引出し
の操作を示すフローチャートである。
【図5】従来のオンライン取引方法のうち、残高参照の
操作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第二実施例であり、同一操作者が短時
間の間に別の現金自動取引装置で取引した場合のオンラ
イン取引方法を示すフローチャートである。
【図7】《図6》の続葉図面である。
【図8】本発明の第二実施例であるオンライン取引方法
に関し、中央処理装置の記憶手段のデータ構造を示す。
【図9】本発明の第三実施例であり、オンライン取引の
停止処理を現金自動取引装置から実行する場合のフロー
チャートである。
【図10】本発明の第三実施例であり、オンライン取引
の停止処理を中央処理装置から実行する場合のフローチ
ャートである。
【図11】本発明の第四実施例であり、振込の操作を行
なう場合のオンライン取引方法を示フローチャートであ
る。
【図12】本発明の第四実施例である振込の操作を行な
う場合のオンライン取引方法に関し、現金自動取引装置
の記憶手段のデータ構造を示す。
【図13】本発明の第四実施例である振込の操作を行な
う場合のオンライン取引方法に関し、振込処理の画面フ
ローを示す。
【図14】本発明の第五実施例であるオンライン取引方
法を実現する装置の構成を示す。
【符号の説明】
1 操作者 2 取引カード 3 明細書 4 現金 10 現金自動取引装置 11、21 全体制御部 12、22 通信制御部 13、23 情報記憶部 14 デバイス制御部 15 ディスプレイ 16 キーボード 17 取引カード読取装置 18 明細書印字装置 19 現金取扱装置 25 通信回線 30、60 取引情報記憶部 40、50 口座マスタファイル記憶部 31、61 取引情報記憶テーブル 41、51 口座マスタファイル記憶テーブル 100〜118、500〜513、600〜610、7
00〜718、900〜907、1000〜1011、
1100〜1118 処理ステップ 400〜409、1300〜1309 取引画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 廣太郎 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株 式会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動取引装置と中央処理装置とが通信手
    段を介して結ばれたオンライン取引システムにおいて、
    自動取引装置に取引情報を記憶する手段を設け、前回の
    取引成立後、前回の取引情報を取引情報記憶手段に記憶
    し、自動取引装置が今回の取引を処理する際、取引情報
    記憶手段に記憶した前回の取引情報を読み出し、読み出
    した前回の取引情報を今回の取引情報と共に中央処理装
    置へ送信することを特徴とするオンライン取引システ
    ム。
  2. 【請求項2】 自動取引装置と中央処理装置とが通信手
    段を介して結ばれたオンライン取引システムにおいて、
    中央処理装置は、口座マスタファイル記憶手段を有し、
    自動取引装置から前回の取引情報と今回の取引情報との
    2種類の取引情報を受信し、前回の取引情報だけを更新
    し、今回の取引情報については現在の取引残高のみを参
    照し、参照した今回の取引残高を自動取引装置へ送信す
    ることを特徴とするオンライン取引システム。
  3. 【請求項3】 自動取引装置と中央処理装置とが通信手
    段を介して結ばれたオンライン取引システムにおいて、
    自動取引装置に取引情報記憶手段を設け、前回の取引成
    立後の取引情報を記憶し、自動取引装置が今回の取引を
    処理する際、前回の取引情報を読み出し、読み出した前
    回の取引情報を今回の取引情報と共に中央処理装置へ送
    信し、中央処理装置は、口座マスタファイル記憶手段を
    有し、この2種類の取引情報を受信し、前回の取引情報
    だけを更新し、今回の取引情報については現在の取引残
    高のみを参照し、参照した今回の取引残高を自動取引装
    置へ送信することを特徴とするオンライン取引システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項3において、自動取引装置は、参
    照した今回の取引残高を表示し、その後今回の取引金額
    を受付け、この表示した取引残高と受付けた取引金額と
    を比較し、取引残高が取引金額より少なくない場合は、
    今回の取引の確認を受付け、今回の取引残高を更新し、
    更新した取引残高を取引情報として記憶し、そうでない
    場合は、再び今回の取引金額を受付けることを特徴とす
    るオンライン取引システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかにお
    いて、取引情報は、振込先と振込金額を含むことを特徴
    とするオンライン取引システム。
  6. 【請求項6】 自動取引装置と中央処理装置とが通信手
    段を介して結ばれたオンライン取引システムにおいて、
    自動取引装置に取引情報記憶手段を設け、前回の取引成
    立後の取引情報と当該自動取引装置のIDを記憶し、今
    回の取引を処理する際、前回の取引情報と当該自動取引
    装置のIDを読み出し、読み出した前回の取引情報と当
    該自動取引装置のIDを今回の取引情報とともに中央処
    理装置へ送信することを特徴とするオンライン取引シス
    テム。
  7. 【請求項7】 自動取引装置と中央処理装置とが通信手
    段を介して結ばれたオンライン取引システムにおいて、
    中央処理装置に自動取引装置ID記憶手段及び更新済フ
    ラグ記憶手段を含む口座マスタファイル記憶手段を設
    け、中央処理装置は、自動取引装置から前回の取引情報
    と今回の取引情報と当該自動取引装置のIDを受信する
    とともに自動取引装置ID記憶手段に記憶し、取引情報
    毎に取引情報が更新済か否かを示す更新済フラグを更新
    済フラグ記憶手段に記憶することを特徴とするオンライ
    ン取引システム。
  8. 【請求項8】 請求項7において、中央処理装置は、自
    動取引装置から前回の取引情報と今回の取引情報と当該
    自動取引装置のIDを受信すると、前回の取引情報を更
    新し、今回の取引情報については現在の取引残高のみを
    参照する際、更新済フラグ記憶手段に記憶したフラグの
    状態を読み出し、今回の取引情報の更新済フラグがON
    ならば、今回の取引情報の更新済フラグをOFFにし、
    その状態を更新済フラグ記憶手段に記憶するとともに、
    受信した自動取引装置のIDを自動取引装置ID記憶手
    段に記憶し、参照した今回の取引残高を自動取引装置へ
    送信するすることを特徴とするオンライン取引システ
    ム。
  9. 【請求項9】 請求項7において、中央処理装置は、自
    動取引装置から前回の取引情報と今回の取引情報と当該
    自動取引装置のIDを受信すると、前回の取引情報を更
    新し、今回の取引情報については現在の取引残高のみを
    参照する際、更新済フラグ記憶手段に記憶したフラグの
    状態を読み出し、今回の取引情報の更新済フラグがOF
    Fならば、自動取引装置ID記憶手段に記憶した自動取
    引装置のIDを読み出し、読み出した自動取引装置のI
    Dに基づき今回の取引情報に含まれる取引情報のIDを
    該当する(今回操作者が前回操作した)自動取引装置に
    送信することを特徴とするオンライン取引システム。
  10. 【請求項10】 請求項9において、該当する(今回操
    作者が前回操作した)自動取引装置は、中央処理装置が
    送信した今回の取引情報のIDを受信すると、取引情報
    記憶手段から前回の取引情報を読み出し、読み出した取
    引情報に含まれる取引情報のIDと受信した取引情報の
    IDとを比較し、両者が一致したらならば、読み出した
    前回(今回操作者が前回操作した時)の取引情報を中央
    処理装置に送信し、中央処理装置は、受信した前回(今
    回操作者が前回操作した時)の取引情報と今回の取引情
    報とから未更新であった今回の取引残高を更新するとと
    もに、今回の取引情報の更新済フラグをONにし、その
    状態を更新済フラグ記憶手段に記憶し、更新した今回の
    取引残高を今回取引している自動取引装置へ送信するこ
    とを特徴とするオンライン取引システム。
  11. 【請求項11】 自動取引装置と中央処理装置とが通信
    手段を介して結ばれたオンライン取引システムにおい
    て、自動取引装置に取引情報記憶手段を設け、自動取引
    装置がオンライン取引の停止処理をする際、記憶してい
    る前回の取引成立後の取引残高を読み出し、中央処理装
    置へ送信し、中央処理装置では、口座マスタファイル記
    憶手段の取引残高を更新するとともに更新済フラグをO
    Nにして、処理終了信号を自動取引装置へ送信し、自動
    取引装置は、この処理終了信号を受信したとき、取引情
    報記憶手段に記憶した取引情報を消去することを特徴と
    するオンライン取引システム。
  12. 【請求項12】 自動取引装置と中央処理装置とが通信
    手段を介して結ばれたオンライン取引システムにおい
    て、自動取引装置に取引情報記憶手段、中央処理装置に
    自動取引装置ID記憶手段及び更新済フラグ記憶手段を
    含む口座マスタファイル記憶手段を設け、中央処理装置
    がオンライン取引の停止処理をする際、口座マスタファ
    イル記憶手段の取引残高、更新済フラグ及び自動取引装
    置のIDを読み取り、更新済フラグがOFFのとき、該
    当自動取引装置へ送信し、該当自動取引装置では、取引
    情報記憶手段の前回の取引残高を読み取り、中央処理装
    置に送信し、中央処理装置は、受信した取引残高により
    口座マスタファイル記憶手段に記憶している取引残高を
    更新するとともに更新済フラグをONにすることを特徴
    とするオンライン取引システム。
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