JPH09237172A - 電子マネー取引におけるメニュー表示制御方法 - Google Patents

電子マネー取引におけるメニュー表示制御方法

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JPH09237172A
JPH09237172A JP4246596A JP4246596A JPH09237172A JP H09237172 A JPH09237172 A JP H09237172A JP 4246596 A JP4246596 A JP 4246596A JP 4246596 A JP4246596 A JP 4246596A JP H09237172 A JPH09237172 A JP H09237172A
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JP
Japan
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card
state
electronic money
menu
processing
Prior art date
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Application number
JP4246596A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Yanagida
三生 柳田
Tsuneo Meguro
恒雄 目黒
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH09237172A publication Critical patent/JPH09237172A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はICカードによる取引きを、ICカー
ドの保有する状態によって最適化するシステム装置を提
供する事にある。 【解決手段】電子マネーを保持するICカードを読みと
るICカード読取り・書込み装置、表示装置、入力装置
を備えたシステムにおいて、ICカードが挿入された際
にICカードの状態を判別し、該判別した状態に基づい
て実行可能な処理メニューを選択し、選択された処理の
メニューを表示装置に表示する。このようにICカード
の状態によって実行可能な処理メニューが表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は電子マネー取引時
のメニュー表示処理方法に関し、特に、ICカードに格
納された貨幣と同価値を有する電子的象徴(電子マネ
ー)を取引する際の取引装置に表示する取引に関するメ
ニューの表示の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICカードへの電子マネーの格納
やICカードからの電子マネーの引き出しを行う取引装
置では、全ての取引メニューをあらかじめ準備してお
き、処理に先立って取引装置の表示部にこれら取引メニ
ューをすべて表示し、操作者に取引メニューを選択させ
ることにより所望とする処理を実行していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように取引装置の表示部にこれら取引メニューをすべて
表示する方法では、操作者は取引メニューを選択したに
も関わらず、そのメニューを選択できない場合が存在す
る。例えば、電子マネーの銀行からの借り入れが認めら
れない操作者が、表示された“銀行からの借り入れ”の
メニューを選択し、選択後に“このサービスは実行でき
ません”と表示される場合である。このため、操作者に
あわせて取引メニューで表示される項目を実際に利用で
きる処理に限定して表示することが重要であるが、どの
ような基準で限定するかが大きな課題となる。
【0004】本願発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、電子マネーを保持するICカードによ
る数々の取引を、簡易なものとすることで利用者の行う
操作の指向性を向上させ、その目的に応じた処理時間の
向上によるシステムの保有時間を短縮することにある。
【0005】また本願発明の別の目的は、その実現にお
いて必要な制御装置を単体で、又は、ネットワークを利
用して簡易なシステム装置とする事にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】ICカードがICカード
読取り・書込み装置(ICカードR/W)に挿入された
時点にICカードの状態を検出する。ICカードの状態
は、あらかじめICカード状態設定マトリクスと呼ぶ条
件表を登録しておき、その検出された状態を基に、取引
可能メニューの選択して、選択したメニューを、その制
御装置に接続された表示装置に表示する。このように、
取引可能な選択肢を利用者へ伝達し、取引ボタンの選択
という形で利用者の欲するところの取引きを導く事が効
率良く行うことができる。また、ネットワークに接続さ
れた状態でのシステム装置の場合では、相手側の制御装
置より送られてきたICカードの状態をもとに、あらか
じめ定められたICカード状態設定マトリクスから取引
可能メニューを選択する。そして、相手方の制御装置に
その取引可能なメニューを送信し、相手方の制御装置に
接続された表示装置へ表示する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を詳細に
説明する。
【0008】図1は、ICカード所有者がカードR/W
装置を具備した制御装置から、通信回線等により接続さ
れた他方の制御装置との間で情報のやり取りを行う場合
のシステム構成例である。本システムは電子マネーのや
りとりを行うために利用される。制御装置10、14は
コンピュータ本体であり、それぞれカードR/W(リー
ド・ライター)11、15が接続される。これらの制御
装置10、14は、公衆回線等の一般的なネットワーク
13によって接続される。ICカード12、16は、貨
幣の電子的象徴である電子マネーを格納するための媒体
である。この10、11、13、14、15の機構は、
ネットワークを介して遠隔地のシステムが接続されたも
のでの、同一の場所にあるシステムで合ってもどちらで
もよく、システム自体の実現する機能は同じである。
【0009】このシステムの例としては、銀行のATM
とホストコンピュータが、電子マネーを銀行のコンピュ
ータ(制御装置14に相当)に接続された金庫(ICカ
ード16に相当)から引下ろしをするためのATM(制
御装置10に相当)に対応する。
【0010】また、店舗で電子マネーを使って支払をす
る場合は、ICカード12は客の所持する電子マネーに
相当し、制御装置10とカードR/W11が店舗にある
POS端末に相当し、制御装置14、カードR/W15
が店舗の管理端末に相当する。この際、ICカード16
は店舗側の電子マネーを格納しておくために媒体になる
ので、いわゆる店舗の金庫としての役割を果すものであ
る。
【0011】図2は、図1の制御装置10の詳細を示す
構成図である。制御装置14も基本的に同様の構成であ
る。
【0012】処理部20はカードR/W11とのやり取
りを行うI/Oインタフェース部21と、ネットワーク
接続の為の通信インタフェース部23、及び電子マネー
の取引きや制御装置10の全体を管理する管理部22を
含んで構成される。管理部には中央演算装置や主メモリ
など通常のコンピュータを構成する機能が含まれてい
る。さらに、制御装置10には、利用者への情報提供と
利用者からの指示を受け付けるための情報を入力するた
めの入力部24(キーボードもしくはマウスと呼ばれる
ポインティングデバイス)と、取引きにかかわる手続き
の確認の為の表示部(ディスプレイなど)25を備えて
いる。
【0013】図3は、本発明の実施の手順を示すフロー
チャートであり、図2の管理部22によって実行され
る。
【0014】まず、ICカード12がカードR/W11
に挿入されると、カードR/W11に格納された状態検
出機構がICカード11の情報を読みとるとともに、そ
の状態を検出する(ステップ31)。ここで、備えてい
る機能すなわち、図4の状態設定マトリクス40により
定められた条件46により、処理可能なメニュー群41
〜44の選択が行われる(ステップ32)。図4はステ
ップ31で行われた状態情報に基づいて、処理可能なメ
ニュー群の選択機能の基礎となるところの、状態設定マ
トリクスを示したものである。条件46の行は選択され
るべき全条件が配列されており、例えば、ICカード1
2の“暗証番号未設定”、“カード施錠状態”、“カー
ド未施錠状態”‥等の条件である。メニュー項目45は
処理可能な全メニューが格納されている。例えば、電子
マネー格納媒体であるICカード12を銀行のATM
(現金自動取引装置)のような制御装置に挿入して取引
を行う場合は、“電子マネー預入”、“電子マネー払
出”、“残高照会”‥などの取引のメニュー項目が配置
される。41、42、43、44は各条件によって45
のそれぞれのメニューが処理可能かどうかを示す識別子
が設定されている。ここで、○はそのメニュー項目が選
べる状態であることを意味し、×はそのメニュー項目が
選べない状態(処理できない状態)であることを意味し
ている。
【0015】次に、処理可能メニュー群の中の例えばメ
ニュー群B33aが対応するメニュー群として表示部2
5に表示される(ステップ33)。この際の表示内容を
示ししたのが図5の表示画面50である。
【0016】図5では、利用者が選択することの可能な
機能ボタン群51が出力される。また、ICカード12
に格納された電子マネーのカード施錠状態が“施錠”か
“解除”かを示す情報や52、残高を示すカード内残高
54がデフォルトとして表示される。表示画面50の上
部には利用者へのガイダンスや各種情報を表示するため
のメッセージ表示領域53がある。この機能により、利
用者は表示されたカードの状態と取引可能な処理内容を
即座に理解する事が出来る。例えばICカードR/W1
1にICカード12が差し込まれた際に、図5の画面か
らは、52のカード施錠状態である事がわかる。同時
に、この施錠状態では電子マネーの預け入れは出来ない
ので、機能ボタン群51のうち電子マネー預け入れ55
が選択できないことが即座に認識できる。この機能ボタ
ン群が選択できないことを示すには、図5のように機能
ボタンの上に斜線を引いたり(図5の55)、網掛けを
つけて選択不可能なボタンとして表示したり、最初から
機能ボタン群51のボタンに含めない(即ち、表示しな
い)といったり様々な方法を選ぶことができる。
【0017】再び図3にて、利用者により所定の機能ボ
タンが選択されると、その処理が実行される。(ステッ
プ34)。処理が終ると次の処理があるかどうか判断
し、ある場合はステップ31に戻り(ステップ34)、
なければカードを排出して処理を終了する(ステップ3
6)。
【0018】尚、図3のフローチャートの処理は制御装
置10で実行されたが、これをネットワークに接続され
た制御装置14で実行することも可能である。例えば、
制御装置10は、カードR/W11に挿入されたICカ
ード12から状態を検出すると(ステップ31)、その
カードの状態情報がネットワークで接続された制御装置
14に送信された後、制御装置14によって処理可能メ
ニュー群の選択が行われ、その結果処理可能なメニュー
群が制御装置10に送出される。その画面にもとづいた
利用者のメニュー選択情報は相手方の制御装置14に送
られ、制御装置14によって選択されたメニュー処理が
行われ、処理結果の送出され制御装置10で必要情報の
表示が行われる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、ICカードの保有者
(通常は一般消費者)は、ICカードをICカードR/
Wに挿入した時点でカードの状態によって取引き可能な
処理へと導かれ、無駄な処理を行うことによる不満を回
避されることになる。通常の取引きの相手となる銀行に
おいては、ネットワーク等を経由した電子マネーの取り
扱いの際に、利用者がカード状態を知らない場合の処理
選択による取引手順に比較して、より短時間での取引処
理を実現することになり、取引きサービス面での資源の
有効活用が実現され、結果的に単位時間当たりの利用者
数が増える事で、取引処理に係るコストの削減となる。
また、小売り店等の取引きの際に想定されるような制御
装置が有料の公衆回線を経由した場合の、回線利用料の
削減に効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基本的なシステム構成を示した図
である。
【図2】図1の制御装置10の詳細を示す構成図であ
る。
【図3】本発明の実施の手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】ステップ31で行われた状態情報に基づいて、
処理可能なメニュー群の選択機能の基礎となるところ
の、状態設定マトリクスを示した図である。
【図5】本発明に係るところの図4にて選択されたメニ
ュー群Bに基づいて表示された実施例を示す表示画面で
ある。
【符号の説明】
13−−ネットワーク及び中間に配置されるシステム装
置、14−−制御装置、20−−制御装置、36−−く
り返し処理

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子マネーを保持するICカードを読みと
    るICカード読取り・書込み装置、表示装置、入力装置
    を備えたシステムにおいて、 上記ICカードが挿入された際にICカードの状態を判
    別し、 該判別した状態に基づいて実行可能な処理を選択し、 選択された処理のメニューを上記表示装置に表示するこ
    とを特徴とする電子マネー取引におけるメニュー表示制
    御方法。
  2. 【請求項2】請求項1のシステムにおいて、ICカード
    の状態と対応する実行可能な処理の関係を示すテーブル
    を設けておき、該テーブルによって定めされた処理のメ
    ニューを上記表示装置に表示することを特徴とする電子
    マネー取引におけるメニュー表示制御方法。
  3. 【請求項3】請求項2のシステムにおいて、上記ICカ
    ードの状態には、ICカードからの電子マネーの引出し
    を認める“カード未施錠状態”と暗証番号による確認を
    した後に引出しを認める“カード施錠状態”の2つの状
    態を含むことを特徴とする電子マネー取引におけるメニ
    ュー表示制御方法。
  4. 【請求項4】電子マネーを保持するICカードを読みと
    るICカード読取り・書込み装置、表示装置、入力装置
    を備えたシステムにおいて、 上記ICカードが挿入された際のICカードの“カード
    未施錠状態”と“カード施錠状態”状態を判別し、 該判別した状態に基づいて実行可能な処理メニューを変
    更して上記表示装置に表示することを特徴とする電子マ
    ネー取引におけるメニュー表示制御方法。
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