JPH0513452U - 空気清浄装置 - Google Patents
空気清浄装置Info
- Publication number
- JPH0513452U JPH0513452U JP7093591U JP7093591U JPH0513452U JP H0513452 U JPH0513452 U JP H0513452U JP 7093591 U JP7093591 U JP 7093591U JP 7093591 U JP7093591 U JP 7093591U JP H0513452 U JPH0513452 U JP H0513452U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インテリアとしての機能と可搬性を併有し、
興趣性ある空気清浄装置を提供することを目的とする。 【構成】 清浄装置本体3を有し、清浄装置本体3外に
はアーム体5a,5bがその中心部を回転中心にして回
転可能に設けられ、清浄装置本体3内にはアーム体5
a,5bを回転駆動するモータ11が設けられ、アーム
体5a,5bには、空気を清浄化する清浄剤を収容した
回転体7,9が取り付けられて構成される。
興趣性ある空気清浄装置を提供することを目的とする。 【構成】 清浄装置本体3を有し、清浄装置本体3外に
はアーム体5a,5bがその中心部を回転中心にして回
転可能に設けられ、清浄装置本体3内にはアーム体5
a,5bを回転駆動するモータ11が設けられ、アーム
体5a,5bには、空気を清浄化する清浄剤を収容した
回転体7,9が取り付けられて構成される。
Description
【0001】
本考案は、インテリアとしての興趣性をも兼ね備えた卓上の空気清浄装置に関 するものである。
【0002】
従来、空気を清浄化するための種々の空気清浄装置が提案されている。従来の 空気清浄装置としては、例えば喫煙室等に配置され、煙草の匂いを除去して喫煙 室内の空気を清浄化する装置、又は室内の異臭を消すための消臭装置、若しくは 室内へ芳香を放つことにより、当該室内の空気を清浄化する装置等が提案されて いる。 また更に、近年においては、室内の異臭を消すための消臭剤及び室内へ芳香を 放つ芳香剤を包含し、芳香を発散させる機能と消臭機能とを兼ね備えた空気清浄 装置が提案されている。
【0003】
しかしながら、従来の空気清浄装置はいずれも特定の場所へ固定的に配置され て使用される、いわゆる据え置きタイプのものであり、単に空気清浄装置として の機能を発揮するのみで、インテリアとしての興趣性を兼ね備えるものではなか った。
【0004】 本考案は上記課題に鑑みてなされたもので、インテリアとしての機能と可搬性 を併有した興趣ある空気清浄装置を提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するための本考案に係る空気清浄装置は、下記の要件を備えて なるものである。即ち、 (イ)空気清浄装置本体を有すること。 (ロ)この空気清浄装置本体外には、アーム体がその中心部を回転中心にして回 転可能に設けられていること。 (ハ)前記空気清浄装置本体内には、前記アーム体を回転駆動する駆動手段が設 けられていること。 (ニ)前記アーム体には、空気を清浄化する清浄化手段が設けられていること。
【0006】
本考案に係る空気清浄装置は、本体外にアーム体がその中心部を回転中心にし て回転可能に設けられている。この本体内には前記アーム体を回転駆動する駆動 手段が設けられると共に、前記アーム体には空気を清浄化する清浄化手段が設け られている。しかして、アーム体が旋回しながら空気の清浄化を行うので、イン テリアとしての興趣をも発揮させることができる。
【0007】
以下本考案に係る一実施例を図面に基づいて説明する。 まず、図1、図2及び図3を参照して構成を説明する。本考案に係る空気清浄 装置1は、清浄装置本体3を有し、この清浄装置本体3には、アーム体5a,5 bがその中心部5cを回転中心にして回転可能に設けられている。一方のアーム 体5aには正義の味方のキャラクタの形態でなる回転体7が取り付けられ、他方 のアーム体5bには悪者のキャラクタの形態でなる回転体9が取り付けられてい る。これらの回転体7,9はあたかも空中を飛んでいるかのごとき形態に形成さ れており、アーム体5a,5bが中心部5cを回転中心にして反時計方向へ回転 することにより、正義の味方のキャラクタである回転体7が悪者のキャラクタで ある回転体9を追い掛けるように回転する。また、回転体7,9は、空気を清浄 化する清浄化手段である。
【0008】 回転体7を代表して説明すると、図3に示すように回転体7には蓋部2と、こ の蓋部2から挿入して消臭剤、芳香剤等の適宜の空気清浄剤4を収容するための 収容部6とが形成されている。また、回転体7の背部、後部等の適宜の位置には 通気口8が形成されており、回転体7が回転する際にこの通気口8を介して前記 収容部6からの空気清浄剤4が室内へ発散される。 尚、回転体7,9の内、いずれか一方の回転体に消臭剤を収容し、他方の回転 体に芳香剤を収容して構成しても良い。
【0009】 清浄装置本体3内には、アーム体5a,5bを回転駆動する駆動手段が設けら れている。すなわち、清浄装置本体3内にはモータ11が配置され、モータ11 の回転軸13にはギア15が固定されている。ギア15と噛み合うギア17が回 転軸19に固定され、回転軸19はアーム体5a,5bの中心部5cに固定され ている。従って、モータ11の回転駆動力がギア15、17によって減速され、 回転軸19を介してアーム体5a,5bへ伝達される。もちろん、ギア15とギ ア17との間に、更に適宜の減速機構部を介在させるように構成しても良い。ま た、モータ11の右側にはプリント基板21が配置されている。このプリント基 板21にはモータ11を駆動する駆動回路が組み込まれている。モータ11の左 側には電池23が配置されると供に、清浄装置本体3の適宜の位置には図示しな いスイッチが配置されており、このスイッチのオン操作により電池23からの電 源が各回路部へ供給される。
【0010】 次に、作用を説明する。 まず、清浄装置本体3の適宜の位置に設けられたスイッチをオン操作すると、 電池23からの電源がモータ11、プリント基板21へ供給され、モータ11が 回転を開始する。このモータ11の回転によってアーム体5a,5bが回転し、 このアーム体5a,5bに取り付けられた回転体7,9が旋回する。回転体7, 9内には空気清浄剤が収容されており、例えば、消臭剤が室内の異臭を消すと共 に、芳香剤が芳香を放つことにより、室内の空気を清浄化する。この際、ア−ム 体5a,5bと、回転体7,9の回転により空気を撹拌するから、室内の隅々ま で清浄化することができる。 以上のごとく、空気清浄剤を収容した一対の回転体7,9がアーム体5a,5 bの端部に取り付けられた状態で旋回するので、室内の空気を清浄化するのみな らず、インテリアとしての興趣性をも兼ね備えた卓上型の空気清浄装置を実現す ることができる。
【0011】 次に、図4及び図5を参照して本考案に係る他の実施例を説明する。 本実施例は、硬貨が投入されたときだけ回転体を旋回させて空気の清浄化を行 うので、インテリアとしての機能のみならず、貯金箱としての機能をも兼ね備え たことを特徴とする。 具体的に説明すると、一方のアーム体5aには花の形態を有する回転体10が 取り付けられ、他方のアーム体5bにはミツバチの形態を有する回転体12が取 り付けられている。花の形態を有する回転体10の中央部は例えば、スポンジ等 で構成されており、液状の空気清浄剤を染み込ませてある。このように構成する ことにより、回転体10の形状を簡略化することができ、コストの軽減を図るこ とができる。
【0012】 清浄装置本体3には硬貨を投入する投入口25が形成され、この投入口25の 近傍には、硬貨の投入を検出する検出手段としてのスイッチ27が配置されてい る。このスイッチ27は弾性部材からなる可動接片27aと、固定接片27bと から構成されており、投入口25から投入された硬貨によって可動接片27aが 押し下げられ、可動接片27aと固定接片27bとが導通する。また、仕切板2 9には開口部31が形成され、開口部31の下側には、投入口25から投入され た硬貨を集金するための集金箱33が設けられている。プリント基板22はモー タ11を駆動する駆動回路と、前記スイッチ27が硬貨の投入を検出したときに 所定時間のあいだだけ前記駆動回路を動作させるタイマ回路とを有する。 尚、上記以外の構成については図1に示したと同様であり、同一番号を付して 詳細な説明を省略する。
【0013】 以上のごとく構成されているので、硬貨が投入口25から投入されると、スイ ッチ27がこれを検出し、タイマ回路によって設定される所定のタイマ時間のあ いだだけ駆動回路を動作させる。この結果、モータ11の回転によってアーム体 5a,5bが所定のタイマ時間のあいだだけ回転し、アーム体5a,5bに取り 付けられた回転体10,12が旋回して消臭剤が室内の異臭を消すと共に、芳香 剤が芳香を放つことにより、室内の空気を清浄化する。この際、ア−ム体5a, 5bと、回転体10,12の回転により空気を撹拌するから、室内の隅々まで清 浄化することができる。このようにして投入口25から投入された硬貨は開口部 31を通って集金箱33へ収容される。このように、硬貨が投入されたときだけ 回転体10,12を旋回させて空気の清浄化を行うので、インテリアとしての機 能のみならず、貯金箱としての機能をも兼ね備えた卓上型の空気清浄装置を実現 することができる。
【0014】
本考案に係る空気清浄装置は、本体外にアーム体がその中心部を回転中心にし て回転可能に設けられ、本体内に前記アーム体を回転駆動する駆動手段が設けら れており、さらにアーム体には空気を清浄化する清浄化手段が設けられているの で、アーム体が旋回しながら空気の清浄化を行うのみならず、インテリアとして の機能と可搬性を併有し、興趣性ある空気清浄装置を実現することができるとい う効果がある。
【図1】本考案に係る空気清浄装置の一実施例を示した
断面図である。
断面図である。
【図2】図1に示した実施例の斜視図である。
【図3】回転体7の分解斜視図である。
【図4】本考案に係る空気清浄装置の他の実施例の斜視
図である。
図である。
【図5】図4に示した他の実施例の要部断面図である。
3 清浄装置本体 5a,5b アーム体 7,9,10,12 回転体 11 モ−タ 25 投入口 27 スイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】下記の要件を備えたことを特徴とする空気
清浄装置。 (イ)空気清浄装置本体を有すること。 (ロ)この空気清浄装置本体外には、アーム体がその中
心部を回転中心にして回転可能に設けられていること。 (ハ)前記空気清浄装置本体内には、前記アーム体を回
転駆動する駆動手段が設けられていること。 (ニ)前記アーム体には、空気を清浄化する清浄化手段
が設けられていること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7093591U JPH0513452U (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 空気清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7093591U JPH0513452U (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 空気清浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0513452U true JPH0513452U (ja) | 1993-02-23 |
Family
ID=13445866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7093591U Pending JPH0513452U (ja) | 1991-08-09 | 1991-08-09 | 空気清浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0513452U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009011760A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-22 | Soft99 Corporation | 芳香消臭器 |
-
1991
- 1991-08-09 JP JP7093591U patent/JPH0513452U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009011760A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-22 | Soft99 Corporation | 芳香消臭器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950718 |