JPH05134529A - デジタル画像形成装置 - Google Patents

デジタル画像形成装置

Info

Publication number
JPH05134529A
JPH05134529A JP3045880A JP4588091A JPH05134529A JP H05134529 A JPH05134529 A JP H05134529A JP 3045880 A JP3045880 A JP 3045880A JP 4588091 A JP4588091 A JP 4588091A JP H05134529 A JPH05134529 A JP H05134529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
component developing
unit
image data
absence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3045880A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Noguchi
浩一 野口
Tomotoshi Nakahara
知利 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP3045880A priority Critical patent/JPH05134529A/ja
Publication of JPH05134529A publication Critical patent/JPH05134529A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 [目的]この発明は、2成分現像手段の駆動時間を短く
すること等によって長寿命化を計ることを目的とする。 [構成] この発明は、2成分現像手段により現像され
るべき画像の有無を検出する画像有無検出手段1と、こ
の画像有無検出手段1の出力信号に応じて2成分現像手
段の駆動を制御する駆動制御手段2とを備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル複写装置,プリ
ンタ等のデジタル画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、感光体に画像データを書き込んで
静電潜像を形成し、この静電潜像を現像装置により現像
する画像形成装置においては、現像装置を前もって駆動
して立ち上がらせた後に、静電潜像を現像装置により現
像している。また、特開平2ー134660号公報には、感光
体に画像データを書き込んで静電潜像を形成し、この静
電潜像を現像装置により現像する画像形成装置におい
て、現像装置の駆動時間を少なくすることを目的として
画像データ書き込み位置から、現像装置の立上りに必要
な時間に相当する分だけ離れた位置に現像装置を設けた
ものが記載されている。また、この公報には実施例が記
載され、この実施例では、感光体に画像データを書き込
む時にデータの有無を検出して書き込むべきデータが各
ページにおいて始めて現れたときにクラッチをオンにし
て現像装置を駆動し、そのページの終り又は所定時間後
にクラッチをオフにして現像装置を停止させている。そ
して、モータが現像装置と感光体との共通の駆動源とし
て用いられ、現像装置はクラッチを介してモータにより
駆動される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平2ー134660
号公報記載の画像形成装置では、現像装置の駆動時間を
少なくすることを目的として、画像データ書き込み位置
から現像装置の立上りに必要な時間に相当する分だけ離
れた位置に現像装置を設け、感光体に画像データを書き
込む時にデータの有無を検出して書き込むべきデータが
各ページにおいて始めて現れたときにクラッチをオンに
して現像装置を駆動するので、上記従来の画像形成装置
のように前もって現像装置を駆動しておく場合には画像
データ書き込み位置と現像位置とを接近させてもかまわ
ないのに、現像装置を画像データ書き込み位置から現像
装置の立上りに必要な時間に相当する分だけ離れた位置
に設けなければならず、装置を小型化したい場合に障害
となる。また、ページの終り又はクラッチをオンしてか
ら所定時間後にオフにして現像装置を停止させるので、
ページの先端部にだけ画像が存在する場合には、現像装
置の駆動時間を少なくするという目的に対して効果が少
ない。特に、2色、例えば黒と赤の複写等を行なう画像
形成装置に適用した場合には、画像の先端部に赤の日付
印とか印鑑の捺印とかがあるような、比較的多く見られ
る原稿による画像データに対して充分な効果が上がらな
いケースがある。さらに、モータが現像装置と感光体と
の共通の駆動源として用いられて現像装置がクラッチを
介してモータにより駆動されるので、クラッチで現像装
置の駆動をオン/オフさせると、モータの負荷が急変
し、感光体の回転ムラが生じ易い。この感光体の回転ム
ラは形成する画像に乱れを起こす。本発明は上記欠点を
改善し、2成分現像手段の駆動時間を短くすること等に
よって長寿命化を計ることができるデジタル画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、画像データを感光体に書き込ん
で静電潜像を形成し、この静電潜像を2成分現像手段に
より現像するデジタル画像形成装置において、図1に示
すように前記2成分現像手段により現像されるべき画像
の有無を検出する画像有無検出手段1と、この画像有無
検出手段1の出力信号に応じて前記2成分現像手段の駆
動を制御する駆動制御手段2とを備えたものであり、
【0005】請求項2の発明は、請求項1記載のデジタ
ル画像形成装置において、前記2成分現像手段が前記感
光体と対向する回転体を有し、前記駆動制御手段2が前
記画像有無検出手段1の出力信号に応じて前記回転体の
回転を制御することものであり、
【0006】請求項3の発明は、感光体と対向する回転
体を有する2成分現像手段と、この2成分現像手段内の
2成分現像剤にトナーを補給するトナー補給部とを具備
し、画像データを感光体に書き込んで静電潜像を形成
し、この静電潜像を前記2成分現像手段により現像する
デジタル画像形成装置において、図2に示すように前記
2成分現像手段により現像されるべき画像の有無を検出
する画像有無検出手段3と、この画像有無検出手段3の
出力信号に応じて前記2成分現像手段の駆動及び前記回
転体の回転を制御する駆動制御手段4と、前記トナー補
給部にトナー補給を行なわせるためのトナー補給信号を
生成する制御手段5と、前記トナー補給信号に基づいて
前記トナー補給部を駆動するトナー補給部駆動手段6
と、前記トナー補給信号により起動されて前記2成分現
像手段を駆動しトナー補給停止後所定時間が経過するま
で前記2成分現像手段を駆動する駆動手段7とを備えた
ものであり、
【0007】請求項4の発明は、請求項2又は3記載の
デジタル画像形成装置において、前記2成分現像手段
が、クラッチを介して外部の駆動源により駆動され前記
感光体と対向する回転体と、前記駆動源により直接に駆
動される他の回転部材とを有するものであり、
【0008】請求項5の発明は、画像データを感光体に
書き込んで静電潜像を形成し、この静電潜像を2成分現
像手段により現像するデジタル画像形成装置において、
図3に示すように前記2成分現像手段により現像される
べき画像の有無を検出する画像有無検出手段8と、この
画像有無検出手段8の出力信号に応じて前記2成分現像
手段の駆動を制御する駆動制御手段9と、画像データを
前記感光体に書き込む書き込み手段と、この書き込み手
段の画像データ書き込みタイミングよりも、少なくとも
前記2成分現像手段の立ち上げ又は立ち下げに要する時
間から前記感光体の画像データ書き込み位置より現像位
置までの移動時間を減算した時間だけ早く、前記駆動制
御手段9による前記2成分現像手段の駆動の開始及び停
止を現像すべき画像の有無に応じて制御可能にする容量
の画像データを記憶しこの画像データが読み出されて前
記書き込み手段に与えられる記憶手段10とを備えたもの
であり、
【0009】請求項6の発明は、請求項5記載のデジタ
ル画像形成装置において、前記画像有無検出手段8が、
書き込むべき画像データの主走査1ライン毎に少なくと
も1ピクセルのデータが有る主走査ラインを画像データ
有りとして検出し、書き込むべき画像データが全く無い
主走査ラインを画像無しとして検出するものであり、
【0010】請求項7の発明は、請求項6記載のデジタ
ル画像形成装置において、前記駆動制御手段9が前記画
像有無検出手段8の検出結果に基づいてデータ有りの主
走査ラインからデータ無しの主走査ラインに変化した時
より、データ無しの主走査ラインが所定数連続した後に
2成分現像手段に対する駆動停止信号を出力するもので
ある。
【0011】
【作用】請求項1の発明では、2成分現像手段により現
像されるべき画像の有無が画像有無検出手段1により検
出され、この画像有無検出手段1の出力信号に応じて駆
動制御手段2が2成分現像手段の駆動を制御する。
【0012】請求項2の発明では、請求項1記載のデジ
タル画像形成装置において、駆動制御手段2が画像有無
検出手段1の出力信号に応じて2成分現像手段の回転体
の回転を制御する。
【0013】請求項3の発明では、2成分現像手段によ
り現像されるべき画像の有無が画像有無検出手段3によ
り検出され、この画像有無検出手段3の出力信号に応じ
て駆動制御手段4が2成分現像手段の駆動及び回転体の
回転を制御する。制御手段5がトナー補給信号を生成
し、このトナー補給信号に基づいてトナー補給部駆動手
段6がトナー補給部を駆動する。駆動手段7は前記トナ
ー補給信号により起動されて2成分現像手段を駆動し、
トナー補給停止後所定時間が経過するまで2成分現像手
段を駆動する。
【0014】請求項4の発明では、請求項2又は3記載
のデジタル画像形成装置において、2成分現像手段は回
転体がクラッチを介して外部の駆動源により駆動され、
他の回転部材が前記駆動源により直接に駆動される。
【0015】請求項5の発明では、2成分現像手段によ
り現像されるべき画像の有無が画像有無検出手段8によ
り検出され、この画像有無検出手段8の出力信号に応じ
て駆動制御手段9が2成分現像手段の駆動を制御する。
画像データが書き込み手段により感光体に書き込まれ、
記憶手段10はこの書き込み手段の画像データ書き込みタ
イミングよりも、少なくとも2成分現像手段の立ち上げ
又は立ち下げに要する時間から感光体の画像データ書き
込み位置より現像位置までの移動時間を減算した時間だ
け早く、駆動制御手段9による2成分現像手段の駆動の
開始及び停止を現像すべき画像の有無に応じて制御可能
にする容量の画像データを記憶し、この画像データが読
み出されて書き込み手段に与えられる。
【0016】請求項6の発明では、請求項5記載のデジ
タル画像形成装置において、画像有無検出手段8が書き
込むべき画像データの主走査1ライン毎に少なくとも1
ピクセルのデータが有る主走査ラインを画像データ有り
として検出し、書き込むべき画像データが全く無い主走
査ラインを画像無しとして検出する。
【0017】請求項7の発明では、請求項6記載のデジ
タル画像形成装置において、駆動制御手段9が画像有無
検出手段8の検出結果に基づいてデータ有りの主走査ラ
インからデータ無しの主走査ラインに変化した時より、
データ無しの主走査ラインが所定数連続した後に2成分
現像手段に対する駆動停止信号を出力する。
【0018】
【実施例】図4は本発明の一実施例を示す。この実施例
は原稿からモノカラーの画像データを識別してこの画像
データと黒の画像データとにより2色のハードコピーを
得るデジタル複写装置である。読み取り系11では原稿台
上の原稿が光源12によりスリット状の照明を受けつつそ
のスリットと直交する方向へ走査され、原稿からの反射
光像がレンズ,反射鏡などにより、多数の光電変換素子
が上記スリットと平行な方向へ配列された2つのライン
状の撮像部13に結像されて光電変換される。この場合、
一方の撮像部には原稿から原稿の識別しようとする色の
透過型フィルタ14を介して所定色の画像データを含まな
い反射光像が結像され、他方の撮像部には原稿からフィ
ルタ14を介さずに照明光源,レンズ,反射鏡などによって
決まる光スペクトルの全帯域の反射光像が結像される。
撮像部13の出力信号は色分離回路15により、すべての色
を明るさの信号に変換したモノクロの画像信号と,フィ
ルタ14の色の画像信号とに分離される。色分離回路15か
らの2つの画像信号はA/D変換器16によりA/D変換
されて隣接画素除去回路17にて2つの画像信号の間で隣
接した画素が存在する場合にその隣接した画素の少なく
とも一方が除去されてブランクのデータに変換され、画
像処理回路18により必要に応じて所定の画像処理が行わ
れる。この画像処理回路18からの画像信号は書き込み系
19とのタイミング調整を行うための画像メモリ20内のバ
ッファメモリ21,22に書き込まれる。書き込み系19はコ
ントローラ23からの指令信号によりバッファメモリ21,
22から画像データを所定のタイミングで読み出して光信
号に変換し感光体に書き込む。像形成部24はコントロー
ラ25により制御され、電子写真方式で感光体上に画像を
書き込んで現像した後にこれを転写紙に転写する。コン
トローラ25はコントローラ23と相互にデータのやりとり
をすることにより、書き込み系19が書き込みを開始する
タイミング信号をコントローラ23に送るとともに、その
タイミング信号に適合するように像形成部24を制御し、
フィルタ14で識別された色のデータに対応するモノカラ
ーのハードコピーを作成させる。これらの読み取り系1
1,書き込み系19,像形成部24は相互に通信経路で結ば
れているコントローラ23,25により、タイミングが調整
されて制御されると同時に、それぞれの動作に必要なデ
ータをコントローラ23,25の制御の下に送ったり受け取
ったりしながらそれぞれの機能を実行する。
【0019】図5はこの実施例における読み取り系11の
一部を示す。原稿台上の原稿からの反射光は結像レンズ
26により集光され、境界面にハーフミラー27を備えた2
個のプリズム28,29に入射してハーフミラー27により透
過光と反射光とに分割される。この透過光と反射光はプ
リズム28,29で全反射された後に撮像部13を構成してい
る電荷結合素子(CCD)30,31に結像される。CCD31
の前には原稿の識別しようとする色のフィルタ14が挿入
されている。このフィルタ14は原稿の識別しようとする
色が例えば赤である場合には赤の吸収フィルタが用いら
れる。ここで、2個のプリズム28,29を使うことの利点
は、CCD30,31を同一平面に置けることである。CC
D30,31を同一平面に置けば組立,調整などがやり易く
なる。レンズ26,プリズム28,ハーフミラー27の反射面
は原稿の反射光から視感度帯域における特定のスペクト
ルの光を吸収することのない特性にされており、CCD
30には白色光の原稿像が結像される。つまり、CCD30
は原稿の画像情報を反射光の明るさの情報として受け取
る。CCD31の前にフィルタ14として赤フィルタが挿入
された場合、赤以外の光が赤色フィルタ14で吸収される
ので、赤色フィルタ14からの原稿情報は原稿の赤色以外
の色と黒色の画像からの反射光が赤色フィルタ14により
暗いものとなる。また、原稿の赤い画像からの反射光は
赤色フィルタ14を透過し、原稿の白い画像からの反射光
は赤色の成分だけが赤色フィルタ14を透過する。従っ
て、CCD31の受ける画像情報は原稿の白色の部分から
の画像情報と原稿の赤色の部分からの画像情報とが同じ
レベルとなり、白色と赤色との区別がつかないデータと
なる。また、CCD31が原稿の赤色,白色以外の色の部
分から受ける反射光は赤色フィルタ14の吸収により光量
が少なくなり、暗い画像データになる。言い替えればC
CD31が原稿から受ける画像情報はCCD30が原稿から
受ける画像情報から赤の画像情報を除いた画像情報とな
る。フィルタ14として赤色フィルタ以外の色フィルタを
用いれば同様にその色の画像情報を除いた画像情報をC
CD31が受けることになる。この実施例でフィルタ14を
CCD31の前に挿入する形にしたのは後述する第2色目
の現像装置に収容するトナーの色を別の色に変更したり
する際に、変更した色と原稿の識別したい色とを一致さ
せる場合にフィルタ14の交換などに容易に対応できるよ
うにするためである。フィルタ14の単体交換が必要でな
ければ、プリズム29にフィルタ14の機能を持たせたり、
ハーフミラー27の透過光に対してフィルタ14の効果を持
たせたり、CCD31にフィルタ14を接着するなどの方式
を採ることができる。
【0020】この実施例において、図5の装置に代えて
図6の装置を用いることもできる。図6の装置は多数の
受光素子が1ピクセル相当の間隔で隣接して設けられた
2ラインCCDの受光部32,33と,この受光部32,33で
得られた信号を走査する部分とを有し、上部に受光のた
めの窓を持ったICパッケージに収められている。ここ
で、受光部33の前にはICチップの表面の所でフィルタ
14が形成されており、原稿台上の原稿からの反射光が結
像レンズ,フィルタ14を介して受光部33に入射して図5
のCCD31と同じ機能を持つ。受光部32は原稿台上の原
稿からの反射光がフィルタ14を介さずに結像レンズを介
して入射し、図5のCCD30と同じ機能を持つ。受光部
32と受光部33のラインは原稿をスリット露光で照明しな
がら読み取り系11が走査する方向と直交する方向で、結
像レンズによる結像面に並ぶように配置される。この2
ラインCCDに結像される画像は、原稿の読み取りのた
めの走査に従って移動するので、受光部32が受光部33よ
り結像面における画像移動方向の上流側に来るように受
光部32,33が配置される。原稿を走査する方向へ並べら
れた受光部32,33に結像される画像は、原稿を走査する
速度に応じて移動する。受光部32,33のライン間隔は1
ピクセル相当の間隔であり、読み取り系11が1ピクセル
を走査する時間に結像面上の画像が1ピクセル相当の距
離を移動するように走査速度が決められるので、上流側
の受光部32により検出される画像は副走査方向に1ピク
セル相当分遅れて受光部33で検出される。
【0021】原稿の色を識別するには、原稿の同じ位置
の画像データを比較するので、上記1ピクセル相当分遅
れを補償して受光部32,33の検出画像を合わせるために
上流側の受光部32に対してアナログメモリ34が設けられ
ている。受光部32,33はそれぞれ原稿からの反射光を各
光電変換素子でそれぞれ電気信号に変換し、詳しくは流
れる電流を反射光の強度により変化させ、電流の変化を
積分して電荷の量に変換する。フォトストレージゲート
35,36はそれぞれ受光部32,33における積分の開始・停
止を制御し、受光部32の各光電変換素子で所定の時間積
分して蓄積された電荷がアナログメモリ34で1ピクセル
相当分遅延されてシフトゲート37によりシフトレジスタ
39に並列に転送される。受光部33の各光電変換素子で所
定の時間積分して蓄積された電荷はシフトゲート38によ
りシフトレジスタ40に並列に転送される。シフトレジス
タ39,40に並列に転送された電荷はシフトクロックによ
りシフトレジスタ39,40のライン方向へ順次に転送さ
れ、出力部で電荷量が電圧に変換されてアナログの画像
データとして出力される。この画像データは図5のCC
D30,31から出力される画像データに相当する。
【0022】この図6の装置では赤色,緑色,青色のフ
ィルタを備えた3ラインCCDにて原稿の赤色,緑色,
青色の各成分を識別して読み取る方式に比べると、原稿
の特定の色の成分しか識別できないが、2ラインの受光
部32,33以外のフォトストーレッジゲート35,36、シフ
トゲート37,38、シフトレジスタ39,40、アナログメモ
リ34からなる周辺回路素子を受光部32,33の両側に配置
できるので、2つの受光部32,33を隣接させることがで
きる。このため、2ラインの受光部32,33からの画像信
号の時間ズレを合わせるアナログメモリ34が1本だけで
良い。そして、IC製造技術をそのまま適用できるの
で、2ラインの受光部32,33の平行度、整列度を高くす
ることが容易にでき、読み取り系11の調整が容易にな
る。しかし、フィルタ14を内蔵するので、識別する色を
フィルタだけの交換などにより変更することはできなく
なる。
【0023】図7は上記読み取り系11の一部を示す。C
CD30,31から(又は図7装置)から入力される画像信
号は、フィルタ14を介さない画像信号と,フィルタ14の
色の画像信号を除いた画像信号であって前者をW(白
色)で表わし、後者をW(白色の画像信号)−R(赤色
の画像信号)で表わす。Wは外部信号AGC1で増幅度を設
定できる増幅器41に入力される。外部信号AGC1は第4図
のコントローラ23からのスタート指令により画像信号に
同期してメモリから増幅器41にセットされ、Wは増幅器
41において結像レンズ26による周辺部の光量の低下、照
明光源12の照度ムラ、上記CCD30,31の光電変換素子
間の感度のばらつきなどが補正され、つまり所謂シェー
ディング補正が行われる。増幅器41は反転増幅器であ
り、その出力信号をB(黒色の画像信号)とする。増幅
器42はWと(W−R)とがそれぞれ極性の違う入力端子
に入力され、Wから(W−R)を減算すると同時に増幅
器41と同様に外部信号AGC2によりシェーディング補正を
行ってフィルタ14の色と同じ画像信号Rとして出力す
る。増幅器41からのBはA/D変換器43により6ビット
のデジタルデータに変換され、ゲート回路44で後述する
ように(B−R)の画像データに変換される。
【0024】増幅器42からのRは1ビットのA/D変換
器46でA/D変換され、つまり所定の2値化レベルで2
値化されてバッファメモリ22に書き込まれる。A/D変
換器46は2値化レベルがコントローラ23からの信号によ
り可変されるように構成されている。例えば複写する原
稿の用紙が薄いピンクのものであったときに、原稿の背
景が赤色となるように複写したり、又は原稿の背景が白
色となるように複写したりしたい場合がある。このよう
なときには、ユーザの選択に応じた操作部からの選択信
号によりコントローラ23を介してA/D変換器46の2値
化レベルを変更することにより、上述の各場合に対応す
ることができる。ゲート回路44はA/D変換器46からの
RによりこのRが存在する時に閉じてA/D変換器46か
らのRが存在しない時に開く。このゲート回路44は閉じ
た時に出力データがブランクのデータになるように出力
側でプルダウンされている。従って、A/D変換器43か
らのBはA/D変換器46からのRが存在しない時にはゲ
ート回路44をそのまま通過し、A/D変換器46からのR
が存在する時にはゲート回路44でブランクのデータに変
換されて(B−R)となる。このようにA/D変換器43か
らのBをA/D変換器46からのRによりブランクのデー
タに変換すればCCDの整列度や平行度に問題があって
も、ある位置の画像が赤色であると同時に黒色であると
いうことが本質的に起きない。
【0025】ゲート回路44からの6ビットの(B−R)は
γ変換部47において、8ビットで表現できる256の状態
から6ビットで表現できる任意の64の状態を選択するよ
うに構成されたテーブルにより8ビットのデータに変換
され、バッファメモリ21に書き込まれる。このγ変換部
47は上記テーブルのデータをコントローラ23によって書
き換えることにより、読み取り系11の入出力特性の補
正、電子写真方式の像形成部24の書き込み光量とコピー
の画像濃度との関係の補正、2値化、ネガ・ポジ反転な
どを行うことができる。
【0026】赤色の画像データを多値のデータとして書
き込む場合には上記図7の回路の代りに図8の回路が用
いられる。図8において、図7と同一部分には同一符号
が付してあり、増幅器42からのRはA/D変換器45によ
り所定の2値化レベルで2値化されると共にその2値化
レベル以上の時に6ビットのデータにA/D変換され
る。このA/D変換器45は2値化レベルがコントローラ
23からの信号により可変されるように構成されている。
A/D変換器43からのBはA/D変換器45からの2値化
データが存在しない時にはゲート回路48をそのまま通過
し、A/D変換器45からの2値化データが存在する時に
はゲート回路48でブランクのデータに変換されて(B−
R)となる。A/D変換器45からの6ビットのRはγ変
換部49において、8ビットで表現できる256の状態から
6ビットで表現できる任意の64の状態を選択するように
構成されたテーブルにより8ビットのデータに変換さ
れ、バッファメモリ22に書き込まれる。したがって、
B,Rの画像データはゲート回路48により切り替えられ
て(B−R),Rとなり、重なることがない。
【0027】図9はこの実施例の構造の概要を示す断面
図である。この実施例は上部の原稿操作・読み取り部100
と、電子写真方式で画像形成を行うプリンタ部200とを
有する。原稿操作・読み取り部100は複写すべき原稿を置
く原稿台101、この原稿台101上の原稿を押える原稿圧板
102、原稿台101上の原稿を照明する光源12、この光源12
の光を原稿の読み取りをする部分に集光する反射鏡10
9、原稿台101上の原稿からの反射光を撮像装置108 に導
いて結像させるミラー104〜106,結像レンズ26、原稿を
走査するための図示していないモータを含む駆動機構な
どから構成される。撮像装置108は第5図の装置14,27〜
31又は第6図の装置が用いられる。ユーザが原稿を原稿
台101上にセットして操作部のプリントスイッチを押す
ことにより複写動作が開始されると、光源12が点灯して
原稿台101上の原稿を照明し、原稿を走査するモータが
駆動されて原稿の走査が行われる。原稿台101上の原稿
からの反射光はミラー104〜106,結像レンズ26により撮
像装置108に結像され、原稿走査位置の変化に対応して
順次に原稿の画像データがライン毎に撮像装置108より
出力される。この撮像装置108からの画像データは上述
のように読み取り系11の回路15〜18で処理されて画像メ
モリ20に書き込まれる。
【0028】プリンタ部200は図において鎖線で囲まれ
た書き込み部250、感光体201、黒色現像ユニット210、
赤色現像ユニット220、転写・搬送ユニット230、クリー
ニングユニット240、感光体201を帯電させるメインチャ
ージャ203、定着ユニット260、転写・搬送ユニット230を
クリーニングするベルトクリーニングユニット270、転
写紙を供給する給紙ユニット290、転写紙と感光体201上
の画像との位置合わせを行うレジストユニット280など
により構成される。書き込み部250は第4図の書き込み
系19を構成し、第4図の像形成部24はプリンタ部200に
おける書き込み部250以外の部分により構成される。
【0029】書き込み部250は8面のポリゴンミラー251
と一体化されたモータ,黒色の画像信号で変調されてポ
リゴンミラーで偏向されたレーザ光に感光体201を等速
で走査させるためのfθレンズ,反射鏡,防塵ガラスなど
の光学部品により形成されるビーム252と、赤色の画像
信号で変調されてポリゴンミラー251におけるビーム252
とは異なる面で偏向されたレーザ光に感光体201を等速
で走査させるためのfθレンズ,反射鏡,防塵ガラスなど
の光学部品により形成されるビーム253とにより、黒色
の画像データ,赤色の画像データを感光体201に書き込
む。この書き込み部250では1つのポリゴンミラー251の
2面を使って2つのビーム252,253を走査するので、感
光体201上のビーム252,253の各走査方向が逆になる。
【0030】第10図は書き込み部250についてポリゴン
ミラー251を上から見ると共に反射鏡を省略してビーム2
52,253の走査面を平面に展開した図である。
【0031】ポリゴンミラー251はモータにより図示矢
印方向へ回転し、感光体201上のビーム252,253による走
査方向は図示矢印のように逆になる。黒色の画像信号で
変調されたレーザ光をポリゴンミラー251へ出力する半
導体レーザLD1,赤色の画像信号で変調されたレーザ光を
ポリゴンミラー251へ出力する半導体レーザLD2とポリゴ
ンミラー251との位置関係を所定の位置に設定すること
により、ビーム252,253間の位置関係が決定されるの
で、ビームを画像領域外で検出して、各ラインの画像デ
ータによるビームの変調開始タイミングを生成するため
のセンサDはビーム252の方にだけ設けられ、各ライン
の画像データによるビーム253の変調開始タイミングは
同じセンサDにより生成される。ビーム252は感光体ド
ラム201にAの位置で書き込みを行い、ビーム253は感光
体ドラム201にBの位置で書き込みを行う。従って、A,
B間の距離に相当するライン数分だけビーム253による
赤色の画像データの書き込みを遅らせることにより、黒
色の画像データと赤色の画像データとのズレが無い画像
が感光体ドラム201上に形成される。このため、感光体
ドラム201上に下流側で書き込まれる赤色の画像データ
は、読み取り系11により原稿から読み込んで処理してか
らA,B間の距離に相当するライン数分だけ遅らせてバ
ッファメモリ22に書き込むことにより、黒色の画像デー
タの書き込みと赤色の画像データの書き込みとの時間的
なズレを補償している。
【0032】次に、この実施例における画像形成の一連
の処理について説明する。感光体201はメインモータに
より図示矢印方向へ回転してメインチャージャ203によ
り一様に帯電され、バッファメモリ21からの黒色の画像
信号(B−R)で変調されたビーム252によりA点で書き
込みが行われて静電潜像が形成される。この静電潜像は
黒色現像ユニット210により黒色トナーで現像されて黒
色の顕像となる。次に、感光体201はバッファメモリ22
からの赤色の画像信号Rで変調されたビーム253により
B点で書き込みが黒色の顕像と重ねて行われて静電潜像
が形成され、この静電潜像だけが黒色の顕像を乱さない
ように赤色現像ユニット220により赤色トナーで現像さ
れて赤色の顕像となる。これと並行して給紙部290から
転写紙が給紙され、この転写紙は感光体201上の顕像と
先端が一致するようにレジストユニット280により転写・
搬送ユニット230へ送り出される。転写・搬送ユニット23
0では転写紙を搬送ベルトにより搬送し、転写紙に裏か
らチャージャによるコロナ帯電で感光体201上の2色の
顕像を転写させる。転写紙は転写・搬送ユニット230の搬
送ベルトにより更に搬送されて定着ユニット260により
顕像が定着され、機外にコピーとして排出される。ま
た、感光体201は顕像転写後にチャージャ202で除電され
てクリーニングユニット240で清掃され、次のサイクル
の画像形成ができるようになる。転写・搬送ユニット230
の搬送ベルトは転写紙搬送後にベルトクリーニングユニ
ット270で清掃され、次の転写紙の裏面の汚れなどが起
きないようにする。
【0033】上述した一連の動作において、原稿台101
上に置かれた原稿に赤色の部分があれば、その部分が自
動的に分離されて、画像が黒色だけである原稿を複写す
る場合と全く同じ速度で黒色の画像と合わされた2色の
画像として複写される。また、原稿の画像が黒色だけで
あれば通常の複写機と同様に黒色の画像複写を行う。複
写機を操作する人は原稿に赤色の部分が有るかどうかに
ついて気にかける必要がなく、赤色の部分が自動的に処
理されるので、煩わしくない。
【0034】図11はこの実施例において、画像読み取り
系11、書き込み系19以外を制御するコントローラ25のプ
リンタ部200に対する制御を中心とした制御を行う部分
の構成を示す。コントローラ25はマイクロコンピュータ
57〜59により構成されている。マイクロコンピュータ58
はプリンタ部200のモータ,ソレノイド,クラッチなどの
各種交流負荷60及び各種直流負荷61をドライバ62,63を
介して駆動し、各種センサ64から信号処理回路65を介し
て信号を取り込む。さらに、マイクロコンピュータ58は
高圧電源66やソータ67,原稿自動送り装置68などの周辺
機の制御を行う。また、マイクロコンピュータ57は操作
部・表示部56を制御し、マイクロコンピュータ59は原稿
を走査するための駆動部69、原稿照明光源12、定着ユニ
ット260の定着ヒータ71などを制御する。マイクロコン
ピュータ57〜59はマイクロコンピュータ58をマスターと
して通信路で結ばれている。通信路だけでは時間的に間
に合わない信号をやりとりするための経路が図示のよう
にマイクロコンピュータ58とマイクロコンピュータ59と
の間、マイクロコンピュータ57〜59とコントローラ23と
の間に設けられ、画像データを扱うコントローラ23とマ
イクロコンピュータ57〜59との間にインターフェイスが
設けられている。
【0035】図12及び図13は上記黒色現像ユニット210
の構成を示す。黒色現像ユニット210は2成分現像装置
であり、黒色トナーとキャリアとからなる2成分現像剤
により感光体ドラム201上の静電潜像を現像する。黒色
現像ユニット210内部の現像剤は現像剤撹拌ローラ211に
て撹拌されつつ現像剤供給ローラ212に送られ、現像剤
供給ローラ212により搬送されて現像スリーブ213に供給
される。現像スリーブ213の内部には磁石が配置され、
この磁石は現像剤供給ローラ212により供給された現像
剤を磁力により現像スリーブ213の表面に保持する。こ
の現像スリーブ213の表面に保持された現像剤はセパレ
ータ214を通って現像剤規制部材215へ搬送され、ここで
余剰分が除去されて一定の厚さに規制された後に、感光
体ドラム201と対向する現像位置まで行って感光体ドラ
ム201上の静電潜像を現像する。現像スリーブ213上の現
像剤は現像位置通過後に磁石による磁力の無い(もしく
は低い)部分を通過して現像スリーブ213より離れる。こ
の現像スリーブ213より離れた現像剤は現像剤供給ロー
ラ212から現像剤撹拌ローラ211へと搬送され、再度撹拌
される。また、現像剤規制部材215により現像スリーブ2
13上から除去された余剰現像剤はセパレータ214を通っ
て現像剤撹拌ローラ211へ送られ、ホッパー216から補給
されたトナーと撹拌される。現像剤撹拌ローラ211及び
現像剤供給ローラ212は黒色現像ユニット駆動モータ211
0により回転駆動され、現像スリーブ213は電磁クラッチ
2111を介して黒色現像ユニット駆動モータ2110により回
転駆動される。従って、現像スリーブ213は黒色現像ユ
ニット駆動モータ2110がオンになっている条件の下でク
ラッチ2111がオンしたときに回転し、黒色現像ユニット
210全体の駆動を制御する際にはクラッチ2111をオンに
した状態で黒色現像ユニット駆動モータ2110をオン/オ
フさせる。なお、クラッチ2111を無くして現像スリ
ーブ213を黒色現像ユニット駆動モータ2110で他のロー
ラ211,212と一緒に直接に駆動するようにしてもよい。
ホッパー216から現像室219内の現像剤へのトナー補給は
トナー補給ローラ217が回転することにより行われる。
【0036】図14及び図15は上記赤色現像ユニット220
の構成を示す。赤色現像ユニット220は赤色トナーとキ
ャリアとからなる2成分現像剤により感光体ドラム201
上の静電潜像を現像する2成分現像装置であり、現像ス
リーブ221の磁気ブラシによりドナーローラ222上にトナ
ーの薄層を形成してこのドナーローラ222上のトナーに
より感光体ドラム201上の静電潜像を現像する。ここで
いう現像スリーブ221は感光体ドラム201上の静電潜像を
現像するものではない。ドナーローラ222上のトナーに
より感光体ドラム201上の静電潜像を現像するという意
味でいえば、ドナーローラ222が黒色現像ユニット210の
現像スリーブ213に相当する。パドル223及び現像スリー
ブ221はカラー現像ユニット駆動モータ224によりトナー
の帯電,撹拌の必要性などに応じて適宜に回転駆動され
る。ドナーローラ222は電磁クラッチ225を介してカラー
現像ユニット駆動モータ224により回転駆動され、カラ
ー現像ユニット駆動モータ224がオンしている条件の下
でクラッチ225がオンしたときに回転する。パドル223に
より現像剤が現像スリーブ221へ供給され、現像スリー
ブ221の内部に磁石が配置されていてその磁力により現
像剤が現像スリーブ221上に保持されて磁気ブラシとな
る。この現像スリーブ221上に保持された現像剤からな
る磁気ブラシはドクターブレード226を通過する際に一
定の厚さ以上の分が除去されて一定の厚さとなり、ドナ
ーローラ222と対向する位置へ搬送される。ドナーロー
ラ222と現像スリーブ221とは現像スリーブ221上の磁気
ブラシがドナーローラ222に接触するような距離に保た
れ、ドナーローラ222と現像スリーブ221との間には現像
剤中のトナーのみがドナーローラ222に付着するように
一定の電圧が印加されている。現像スリーブ221からド
ナーローラ222に供給されたトナーはトナー薄層化部材2
27により薄層化され、感光体ドラム201と対向する位置
で感光体ドラム201上の静電潜像を現像する。この例で
はドナーローラ222上のトナーを感光体ドラム201に接触
させて感光体ドラム201上の静電潜像を現像する接触現
像型のものであるが、ドナーローラ222上のトナーと感
光体ドラム201とを非接触に保持して直流電圧又は交流
電圧でドナーローラ222上のトナーを感光体ドラム201上
の静電潜像へ飛翔させる非接触型のものとしてもよい。
ドナーローラ222上のトナーは感光体ドラム201と対向す
る位置を通過した後にセパレータ228によりドナーロー
ラ222から剥離されてパドル223へ送られ、トナーホッパ
ー229からトナー補給ローラ2210により供給されるトナ
ーと撹拌される。
【0037】現像ユニット210,220においては、マイク
ロコンピュータ58からのトナー補給信号によりトナー補
給ローラ217,2210が駆動されてトナー補給が行われる
が、そのトナー補給信号に応じて感光体ドラム201と対
向する現像スリーブ213,ドナーローラ222以外の部分21
1,212、223,226が現像すべき画像の有無に関係なく駆動
され、この駆動がトナー補給信号のオフ後も現像剤撹拌
性能,トナー補給量に応じて所定時間継続される。
【0038】次に、赤色現像ユニット220の駆動につい
て説明する。図4のバッファメモリ21,22は一方のバッ
ファメモリ21が最初に書き込むべき黒色の画像データを
一時的に保持して書き込み系19のタイミングとの整合を
とるためのものであり、他方のバッファメモリ22が画像
読み取り系11により黒色の画像データと同一のタイミン
グで得られた赤色の画像データを図9の感光体ドラム20
1の同一位置がA点からB点に至るまでの時間分だけ保
持して書き込むためのものである。コントローラ23は赤
色の画像データがバッファメモリ22に書き込まれる時点
で、その書き込みを行うデータが有るか無いかを検出し
て主走査ライン毎に少なくとも1ビットのデータが有る
か無いかを判定し、主走査ラインのデータ無しから主走
査ラインのデータ有りに変化した時点で第1のタイミン
グ信号をコントローラ25に出力するとともに、主走査ラ
インのデータ有りから主走査ラインのデータ無しに変化
した時点で第2のタイミング信号をコントローラ25に出
力する。コントローラ25において、マイクロコンピュー
タ58はコントローラ23からの第1のタイミング信号を受
け取ったら赤色現像ユニット駆動用タイマーを起動し、
このタイマーのタイムアップ後に赤色現像ユニット220
のクラッチ225に対する駆動指令を発して赤色現像ユニ
ット220のドナーローラ222を駆動する。また、マイクロ
コンピュータ58はコントローラ23からの第2のタイミン
グ信号を受け取ったら赤色現像ユニットオフ用タイマー
を起動し、このタイマーのタイムアップ後に赤色現像ユ
ニット220のクラッチ225に対する停止指令を発して赤色
現像ユニット220のドナーローラ222を停止させる。赤色
現像ユニットオフ用タイマーはコントローラ23からの第
1のタイミング信号によりクリアされ、一旦第2のタイ
ミング信号が発生しても赤色現像ユニットオフ用タイマ
ーがタイムアップ前に赤色画像データにより第1のタイ
ミング信号が再び発生してクリアされると、赤色現像ユ
ニット220のドナーローラ222がそのまま継続して駆動さ
れる。また、赤色現像ユニット220のドナーローラ222が
停止した後に第1のタイミング信号により赤色現像ユニ
ットオフ用タイマーがクリアされた場合にも、赤色現像
ユニット220のドナーローラ222が再び駆動される。赤色
現像ユニット駆動用タイマーの遅延時間は感光体ドラム
201の同一位置がA点からB点に移動するまでの時間か
ら、赤色現像ユニット220のドナーローラ222の立上りに
要する時間を引いた時間より短く設定され、感光体ドラ
ム201の同一位置がA点で黒色画像データが書き込まれ
てからB点に到達した時点では赤色現像ユニット220の
ドナーローラ222が立ち上がっている。この実施例で
は、A点からB点までの距離は60mmであり、感光体ドラ
ム201の表面の線速度が180mmであるから、感光体ドラム
201の同一位置がA点からB点に移動するに要する時間
は1/3秒であり、この時間内に赤色現像ユニット駆動
用タイマーを立ち上げている。
【0039】赤色現像ユニット220のドナーローラ222の
停止制御に関しては上述のように画像データの有無によ
り赤色現像ユニット220のドナーローラ222の起動,停止
を行えば、前記特開平2ー134660号公報記載のようにペ
ージ終わりでクラッチをオフにして現像装置を停止させ
たり、通常の画像形成装置のように画像データの書き込
み位置と現像位置とを接近させたりした場合に比べて赤
色現像ユニット220のドナーローラ222の空回転防止とい
う面では有効である。上記実施例における上記クラッチ
やモータ及びその制御装置はマイクロコンピュータ58か
らドライバ63を介して直流負荷61に至る部分の一部に相
当する。
【0040】次に、上記実施例の画像先端に着目したシ
ーケンスを、図9及び図16を使って説明する。黒色現像
ユニット210及び赤色現像ユニット220は現像剤を感光体
ドラム201に供給して現像を行う装置が用いられてい
る。黒色画像データの感光体ドラム201への書き込みが
立ち上がるタイミングは、画像の先端に画像データが存
在するときにそのデータが図9の感光体ドラム201のA
点に書き込まれるときのタイミングである。
【0041】次に黒色現像ユニット210の現像ローラ213
が立ち上がるタイミングは黒色現像ユニット210におけ
る現像ローラ213と感光体ドラム201とが接する位置に画
像の先端が進んだときのタイミングに相当する。同様
に、赤色画像データの感光体ドラム201への書き込みが
立ち上がるタイミングは、画像の先端に赤色画像データ
が存在するときにそのデータが図9の感光体ドラム201
のB点に書き込まれるときのタイミングである。次に赤
色現像ユニット220のドナーローラ222が立ち上がるタイ
ミングは赤色現像ユニット220におけるドナーローラ222
と感光体ドラム201とが接する位置に赤色画像データの
先端が進んだときのタイミングに相当する。黒色画像デ
ータを記憶するバッファメモリ21はタイミングを合わせ
るのに必要な最小限のものであるから、黒色画像データ
のバッファメモリ21による遅延時間は赤色画像データの
バッファメモリ22による遅延時間と比べたら無視できる
ほど小さいので、図16では黒色画像データの書き込みの
立上りと同時に、赤色画像データの書き込みが開始する
ように図示されている。バッファメモリ22に書き込まれ
た赤色画像データは感光体ドラム201がA点からB点に
移動する時間分経過してから読み出され、感光体ドラム
201に書き込まれる。赤色画像データをバッファメモリ2
2に書き込む際に、図16に示すように主走査ライン毎に
少なくとも1ビットのデータがある主走査ラインがaの
タイミングからbのタイミングまで継続してあったとき
には、このデータはB点にてaのタイミングからbのタ
イミングまで継続して書き込まれ、赤色現像ユニット22
0にてaのタイミングからbのタイミングまで移動する
時間分継続して現像される。bのタイミングは赤色画像
データ有りの主走査ラインから赤色画像データ無しの主
走査ラインに変化するタイミングであり、赤色現像ユニ
ットオフ用タイマーが起動され、少なくとも感光体ドラ
ム201がA点からB点まで移動するに要する時間より長
い時間遅延して赤色現像ユニットオフ用タイマーがタイ
ムアップすることによりクラッチ225がオフされる。
【0042】上記実施例によれば、赤色現像ユニット22
0により現像されるべき画像の有無を検出してその結果
により赤色現像ユニット220の駆動を制御するので、赤
色現像ユニット220を必要最小限のタイミング及び期間
だけ駆動することができ、赤色現像ユニット220の駆動
に伴う劣化を最小に抑えて長寿命化を計ることができ
る。この場合、赤色現像ユニット220の駆動時間が従来
の現像装置の駆動時間に比べて減少するので、従来の現
像装置と同じ機能のままにすれば現像剤の撹拌が不十分
になり、トナー濃度の不均一、トナーの帯電不足、ドナ
ーローラ222への現像剤供給不足などの問題が生ずる傾
向がある。これらの問題は、赤色現像ユニット220の現
像剤撹拌能力の向上、帯電しやすいトナーの採用、現像
剤を収容する容量の増加、単位時間当りのトナー補給量
の増大などの対策を行うことにより解決することがで
き、また赤色現像ユニット220のドナーローラ222を現像
剤撹拌機構や現像剤の特性に合った時間駆動することに
より現像剤撹拌機構や現像剤の特性の変更などをせずに
解決することができる。
【0043】また、赤色画像データの有無を赤色画像デ
ータの感光体ドラム201への書き込み時点ではなくバッ
ファメモリ22への書き込み時点で検出して赤色画像デー
タの感光体ドラム201への書き込み時点よも少しでも速
く赤色現像ユニット220のドナーローラ222に対する駆動
制御信号を発するようにすると共に、バッファメモリ22
の容量を増やして画像を読み取ってから感光体ドラム20
1へ書き込むまでの時間を長くし、赤色画像データの感
光体ドラム201への書き込みより早く赤色現像ユニット2
20のドナーローラ222に対する駆動制御信号を発するよ
うにしているので、前記特開平2ー134660号公報記載の
画像形成装置のように感光体にデータを書き込むときに
データの有無を検出するものに比べて、黒色画像データ
の書き込みと赤色画像データの書き込みとの時間差に相
当する時間以上早い時点で赤色画像データの有無を検出
することができ、赤色画像データの書き込み位置と現像
位置とを構造上可能な限り接近させることができる。こ
のため、赤色現像ユニット220の立上りに必要な時間又
はそれ以上前に赤色現像ユニット220の駆動を開始する
ことができ、装置を小型化することが可能となる。ま
た、現像ユニット210,220の駆動源2110,224が感光体ド
ラム201の駆動源と別であるので、現像装置の駆動をオ
ン/オフしても感光体ドラム201の駆動源の負荷が急変
しなくて感光体ドラム201の回転ムラが生じなくなり、
形成画像の乱れが起こらなくなる。
【0044】さらに、パドル223,現像スリーブ221をト
ナー補給信号に応じてカラー現像ユニット駆動モータ22
4により駆動し、ドナーローラ222をクラッチ225を介し
てカラー現像ユニット駆動モータ224により駆動するの
で、ドナーローラ222が画像データの有無により停止し
ているときにもパドル223,現像スリーブ221を必要に応
じて駆動してトナーの補給と撹拌を行うことができる。
しかも、現像剤の撹拌,搬送を行わないときには感光体
ドラム201に対向するドナーローラ222だけを駆動しても
現像に寄与するトナーの不足を招いて赤色現像ユニット
220が十分に機能しないという点を活かし、感光体ドラ
ム201に対向するドナーローラ222だけをクラッチ225を
介して駆動するようにしているので、赤色現像ユニット
220の駆動部のコスト,スペースを小さくすることがで
きる。また、書き込むべき画像データの主走査1ライン
毎に少なくとも1ピクセルのデータが有る主走査ライン
を画像有りとして検出し、書き込むべき画像データが全
く無い主走査ラインを画像無しとして検出するので、画
像形成の途中で画像データが無くなれば2成分現像手段
の駆動を停止させて2成分現像現像手段の駆動を最小限
にとどめることが可能になる。
【0045】上記実施例においては、現像ユニット210,
220がトナー補給を行うものであるが、現像ユニット21
0,220のいずれか一方又は両方をトナー補給を行わない
ものにしてもよい。また、赤色現像ユニット220により
現像されるべき画像の有無を検出してその結果により赤
色現像ユニット220のドナーローラ222の駆動を制御した
が、同様に黒色現像ユニット210により現像されるべき
画像の有無を検出してその結果により黒色現像ユニット
220の現像スリーブ213の駆動を制御するようにしてもよ
い。また、赤色現像ユニット220のパドル223,現像スリ
ーブ221をトナー補給信号に応じてカラー現像ユニット
駆動モータ224により駆動したが、同様に黒色現像ユニ
ット220の現像剤撹拌ローラ211,現像剤供給ローラ212
をトナー補給信号に応じて黒色現像ユニット駆動モータ
2110により駆動してもよい。また、上記実施例におい
て、画像の有無を検出する頻度を高くしてそれに応じて
赤色現像ユニット220のドナーローラ222に対する駆動制
御信号を発しても応答しないので、赤色現像ユニット22
0のドナーローラ222の立上り,立下りに要する時間が主
走査の繰返し時間に比較してはるかに長い場合には、制
御上無駄な信号を出すことになる。そこで、画像の有無
検出を主走査の1ライン毎に行いながら画像有りを検出
したらその後の所定の時間は実際の画像の有無に関係な
く赤色現像ユニット220のドナーローラ222に対する駆動
制御信号を発し、その後画像無しを検出してから画像有
りを検出するまで赤色現像ユニット220のドナーローラ2
22の駆動をオフにさせることにより、無駄な制御信号を
排除することができる。この結果、クラッチ225の駆動
回数が減るので、クラッチ225の摩耗を減らすことがで
き、クラッチ225の作動音などによる騒音を抑えること
ができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
2成分現像手段により現像されるべき画像の有無を検出
する画像有無検出手段と、この画像有無検出手段の出力
信号に応じて2成分現像手段の駆動を制御する駆動制御
手段とを備えたので、2成分現像手段の駆動時間を短く
することができて長寿命化を計ることができる。
【0047】また、請求項2の発明によれば、請求項1
記載のデジタル画像形成装置において、2成分現像手段
が感光体と対向する回転体を有し、駆動制御手段が画像
有無検出手段の出力信号に応じて前記回転体の回転を制
御するので、前記回転体の駆動時間の減少による現像剤
の撹拌不足、トナーの帯電不足などを、前記回転体を現
像剤撹拌機構や現像剤の特性に合った時間駆動すること
により現像剤撹拌機構や現像剤の特性の変更などをせず
に解消することができる。
【0048】請求項3の発明によれば、感光体と対向す
る回転体を有する2成分現像手段と、この2成分現像手
段内の2成分現像剤にトナーを補給するトナー補給部と
を具備するデジタル画像形成装置において、前記2成分
現像手段により現像されるべき画像の有無を検出する画
像有無検出手段と、この画像有無検出手段の出力信号に
応じて前記2成分現像手段の駆動及び前記回転体の回転
を制御する駆動制御手段と、前記トナー補給部にトナー
補給を行なわせるためのトナー補給信号を生成する制御
手段と、前記トナー補給信号に基づいて前記トナー補給
部を駆動するトナー補給部駆動手段と、前記トナー補給
信号により起動されて前記2成分現像手段を駆動しトナ
ー補給停止後所定時間が経過するまで前記2成分現像手
段を駆動する駆動手段とを備えたので、前記回転体が画
像データの有無により停止しているときにもトナー補給
と現像剤の撹拌を行うことができる。
【0049】請求項4の発明によれば、請求項2又は3
記載のデジタル画像形成装置において、2成分現像手段
が、クラッチを介して外部の駆動源により駆動され感光
体と対向する回転体と、前記駆動源により直接に駆動さ
れる他の回転部材とを有するので、現像剤の撹拌,搬送
を行わないときには感光体に対向する回転体だけを駆動
しても現像に寄与するトナーの不足を招いて2成分現像
手段が十分に機能しないという点を活かし、感光体に対
向する回転体をクラッチを介して駆動することができて
2成分現像手段を駆動する部分のコスト,スペースを小
さくすることができる。
【0050】請求項5の発明によれば、2成分現像手段
により現像されるべき画像の有無を検出する画像有無検
出手段と、この画像有無検出手段の出力信号に応じて2
成分現像手段の駆動を制御する駆動制御手段と、画像デ
ータを感光体に書き込む書き込み手段と、この書き込み
手段の画像データ書き込みタイミングよりも、少なくと
も2成分現像手段の立ち上げ又は立ち下げに要する時間
から感光体の画像データ書き込み位置より現像位置まで
の移動時間を減算した時間だけ早く、前記駆動制御手段
による2成分現像手段の駆動の開始及び停止を現像すべ
き画像の有無に応じて制御可能にする容量の画像データ
を記憶しこの画像データが読み出されて書き込み手段に
与えられる記憶手段とを備えたので、2成分現像手段の
立上りに必要な時間又はそれ以上前に2成分現像手段の
駆動を開始することができ、装置を小型化することが可
能となる。
【0051】請求項6の発明によれば、請求項5記載の
デジタル画像形成装置において、画像有無検出手段が、
書き込むべき画像データの主走査1ライン毎に少なくと
も1ピクセルのデータが有る主走査ラインを画像データ
有りとして検出し、書き込むべき画像データが全く無い
主走査ラインを画像無しとして検出するので、画像形成
の途中で画像データが無くなれば2成分現像手段の駆動
を停止させて2成分現像現像手段の駆動を最小限にとど
めることが可能になる。
【0052】請求項7の発明によれば、請求項6記載の
デジタル画像形成装置において、駆動制御手段が画像有
無検出手段の検出結果に基づいてデータ有りの主走査ラ
インからデータ無しの主走査ラインに変化した時より、
データ無しの主走査ラインが所定数連続した後に2成分
現像手段に対する駆動停止信号を出力するので、無駄な
制御信号を排除することができてクラッチの駆動回数を
減らすことができ、クラッチの摩耗を減らすことができ
ると共に、クラッチの作動音などによる騒音を抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明を示すブロック図である。
【図2】請求項3の発明を示すブロック図である。
【図3】請求項5の発明を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図5】同実施例の撮像装置を示す図である。
【図6】本発明の他の実施例の撮像装置を示す図であ
る。
【図7】上記実施例の読み取り系を示すブロック図であ
る。
【図8】本発明の他の実施例の読み取り系を示すブロッ
ク図である。
【図9】上記実施例の構造の概要を示す断面図である。
【図10】上記実施例の書き込み部についてポリゴンミ
ラーを上から見ると共に反射鏡を省略してビームの走査
面を平面に展開した図である。
【図11】上記実施例のコントローラを中心とした回路
を示すブロック図である。
【図12】上記実施例の黒色現像ユニットを示す断面図
である。
【図13】上記実施例の黒色現像ユニットを示す断面図
である。
【図14】上記実施例の赤色現像ユニットを示す断面図
である。
【図15】上記実施例の赤色現像ユニットを示す断面図
である。
【図16】上記実施例のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1,3,8 画像有無検出手段 2,4,9 駆動制御手段 5 制御手段 6 トナー補給部制御手段 7 駆動手段 10 記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/08 115 9222−2H H04N 1/29 G 9186−5C // B41J 3/54

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データを感光体に書き込んで静電潜像
    を形成し、この静電潜像を2成分現像手段により現像す
    るデジタル画像形成装置において、前記2成分現像手段
    により現像されるべき画像の有無を検出する画像有無検
    出手段と、この画像有無検出手段の出力信号に応じて前
    記2成分現像手段の駆動を制御する駆動制御手段とを備
    えたことを特徴とするデジタル画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデジタル画像形成装置にお
    いて、前記2成分現像手段が前記感光体と対向する回転
    体を有し、前記駆動制御手段が前記画像有無検出手段の
    出力信号に応じて前記回転体の回転を制御することを特
    徴とするデジタル画像形成装置。
  3. 【請求項3】感光体と対向する回転体を有する2成分現
    像手段と、この2成分現像手段内の2成分現像剤にトナ
    ーを補給するトナー補給部とを具備し、画像データを感
    光体に書き込んで静電潜像を形成し、この静電潜像を前
    記2成分現像手段により現像するデジタル画像形成装置
    において、前記2成分現像手段により現像されるべき画
    像の有無を検出する画像有無検出手段と、この画像有無
    検出手段の出力信号に応じて前記2成分現像手段の駆動
    及び前記回転体の回転を制御する駆動制御手段と、前記
    トナー補給部にトナー補給を行なわせるためのトナー補
    給信号を生成する制御手段と、前記トナー補給信号に基
    づいて前記トナー補給部を駆動するトナー補給部駆動手
    段と、前記トナー補給信号により起動されて前記2成分
    現像手段を駆動しトナー補給停止後所定時間が経過する
    まで前記2成分現像手段を駆動する駆動手段とを備えた
    ことを特徴とするデジタル画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3記載のデジタル画像形成装
    置において、前記2成分現像手段が、クラッチを介して
    外部の駆動源により駆動され前記感光体と対向する回転
    体と、前記駆動源により直接に駆動される他の回転部材
    とを有することを特徴とするデジタル画像形成装置。
  5. 【請求項5】画像データを感光体に書き込んで静電潜像
    を形成し、この静電潜像を2成分現像手段により現像す
    るデジタル画像形成装置において、前記2成分現像手段
    により現像されるべき画像の有無を検出する画像有無検
    出手段と、この画像有無検出手段の出力信号に応じて前
    記2成分現像手段の駆動を制御する駆動制御手段と、画
    像データを前記感光体に書き込む書き込み手段と、この
    書き込み手段の画像データ書き込みタイミングよりも、
    少なくとも前記2成分現像手段の立ち上げ又は立ち下げ
    に要する時間から前記感光体の画像データ書き込み位置
    より現像位置までの移動時間を減算した時間だけ早く、
    前記駆動制御手段による前記2成分現像手段の駆動の開
    始及び停止を現像すべき画像の有無に応じて制御可能に
    する容量の画像データを記憶しこの画像データが読み出
    されて前記書き込み手段に与えられる記憶手段とを備え
    たことを特徴とするデジタル画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載のデジタル画像形成装置にお
    いて、前記画像有無検出手段が、書き込むべき画像デー
    タの主走査1ライン毎に少なくとも1ピクセルのデータ
    が有る主走査ラインを画像データ有りとして検出し、書
    き込むべき画像データが全く無い主走査ラインを画像無
    しとして検出することを特徴とするデジタル画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】請求項6記載のデジタル画像形成装置にお
    いて、前記駆動制御手段が前記画像有無検出手段の検出
    結果に基づいてデータ有りの主走査ラインからデータ無
    しの主走査ラインに変化した時より、データ無しの主走
    査ラインが所定数連続した後に2成分現像手段に対する
    駆動停止信号を出力することを特徴とするデジタル画像
    形成装置。
JP3045880A 1991-02-18 1991-02-18 デジタル画像形成装置 Pending JPH05134529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3045880A JPH05134529A (ja) 1991-02-18 1991-02-18 デジタル画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3045880A JPH05134529A (ja) 1991-02-18 1991-02-18 デジタル画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05134529A true JPH05134529A (ja) 1993-05-28

Family

ID=12731543

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3045880A Pending JPH05134529A (ja) 1991-02-18 1991-02-18 デジタル画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05134529A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007011184A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007011184A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000050062A (ja) 画像入力装置
JP2000158721A (ja) 画像出力処理装置
JP2693784B2 (ja) 画像形成装置
JP3592046B2 (ja) 画像読み取り装置
JPH05134530A (ja) デジタル複写装置
JP2007235852A (ja) 画像読取装置
JP3002278B2 (ja) デジタル画像形成装置
EP0371441B1 (en) Multicolor image forming apparatus
JP3183698B2 (ja) 画像読取装置
JPH05134529A (ja) デジタル画像形成装置
US20050162672A1 (en) Image forming apparatus
US5594533A (en) Image forming apparatus capable of varying charge amount in accordance with toner density
JP2644238B2 (ja) 画像形成装置
US6842589B2 (en) Method and image forming apparatus producing toner pattern without adhesion of toner to separation pick
US6072593A (en) Image forming apparatus system
JP3037368B2 (ja) デジタル複写装置
JP2012018261A (ja) 画像形成装置
JPH11298704A (ja) 画像複写装置
JPH1081032A (ja) デジタル書込装置
JP2933684B2 (ja) 画像形成装置
JPH0679918A (ja) 画像形成装置
JPH0460568A (ja) 画像形成装置
JPH0456973A (ja) 画像形成装置
JP2006203621A (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JPH10240074A (ja) 画像形成装置