JPH05134497A - 画像形成装置の自動原稿送り装置 - Google Patents
画像形成装置の自動原稿送り装置Info
- Publication number
- JPH05134497A JPH05134497A JP32101691A JP32101691A JPH05134497A JP H05134497 A JPH05134497 A JP H05134497A JP 32101691 A JP32101691 A JP 32101691A JP 32101691 A JP32101691 A JP 32101691A JP H05134497 A JPH05134497 A JP H05134497A
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- Japan
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- belt
- original
- polishing
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- Pending
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿送りベルトの表面汚れの完全除去と、安
定した原稿の搬送を図る。 【構成】 エンドレスのベルト10によって原稿を搬送す
るようにした自動原稿送り装置において、原稿送りベル
ト10の駆動系によって駆動回転される研磨ローラ18を前
記ベルトの搬送面に当接させて設けると共に、当該研磨
ローラによる研磨粉の回収ケース20を配置し、かつ、前
記研磨ローラの駆動回転を断続させる駆動断続手段23を
設けてある。
定した原稿の搬送を図る。 【構成】 エンドレスのベルト10によって原稿を搬送す
るようにした自動原稿送り装置において、原稿送りベル
ト10の駆動系によって駆動回転される研磨ローラ18を前
記ベルトの搬送面に当接させて設けると共に、当該研磨
ローラによる研磨粉の回収ケース20を配置し、かつ、前
記研磨ローラの駆動回転を断続させる駆動断続手段23を
設けてある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電写真複写機などの
画像形成装置に装備される自動原稿送り装置の改良技術
に関する。
画像形成装置に装備される自動原稿送り装置の改良技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の自動原稿送り装置の一つに、原稿
給紙部と原稿トレイとを備えた送り装置本体を原稿載置
台に対して開閉自在に設けると共に、当該送り装置本体
の原稿送り方向両側にローラを設け、かつ、このローラ
にエンドレスの原稿送りベルトを巻回して、原稿給紙部
に収容された原稿を一枚ずつ、原稿送りベルトによって
原稿載置台から原稿トレイに給紙させるようにしたもの
がある。
給紙部と原稿トレイとを備えた送り装置本体を原稿載置
台に対して開閉自在に設けると共に、当該送り装置本体
の原稿送り方向両側にローラを設け、かつ、このローラ
にエンドレスの原稿送りベルトを巻回して、原稿給紙部
に収容された原稿を一枚ずつ、原稿送りベルトによって
原稿載置台から原稿トレイに給紙させるようにしたもの
がある。
【0003】上記の原稿送りベルトによって搬送される
原稿は原稿載置台上を擦るようにして移動し、かつ、原
稿から外れたベルト部分も原稿載置台上を擦るようにし
て移動する。この原稿の移動によって原稿載置台が汚さ
れ、かつ、原稿が鉛筆書きの原稿の場合は汚れが顕著で
あって、この汚れが原稿送りベルトに乗り移り、特に原
稿が鉛筆書きされた両面原稿の場合は汚れが直接ベルト
に乗り移るもので、原稿送りベルトの搬送面が短期間で
汚される不都合があった。
原稿は原稿載置台上を擦るようにして移動し、かつ、原
稿から外れたベルト部分も原稿載置台上を擦るようにし
て移動する。この原稿の移動によって原稿載置台が汚さ
れ、かつ、原稿が鉛筆書きの原稿の場合は汚れが顕著で
あって、この汚れが原稿送りベルトに乗り移り、特に原
稿が鉛筆書きされた両面原稿の場合は汚れが直接ベルト
に乗り移るもので、原稿送りベルトの搬送面が短期間で
汚される不都合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで従来は、洗浄液
が自動供給される吸湿材を原稿送りベルトに密接させ
て、原稿送りベルトの搬送面に付着した汚れを吸湿材で
拭い取らせるようにしている(例えば実開昭62−29
340号公報)が、頑固な汚れやベルト自身の変色につ
いてはクリーニング効果が低く、かつ、原稿送りベルト
に付着した洗浄液のために原稿が汚されたり、吸湿によ
って原稿が波打ち状態になったりし、あるいは、付着し
た洗浄液のために原稿が部分的に原稿載置台に密着して
搬送不良を起こす等の問題があった。本発明は、上記の
実情に鑑みて成されたものであって、極めて簡単かつ合
理的な改良によって上記の不都合を解消するに至った技
術を提供することを目的としている。
が自動供給される吸湿材を原稿送りベルトに密接させ
て、原稿送りベルトの搬送面に付着した汚れを吸湿材で
拭い取らせるようにしている(例えば実開昭62−29
340号公報)が、頑固な汚れやベルト自身の変色につ
いてはクリーニング効果が低く、かつ、原稿送りベルト
に付着した洗浄液のために原稿が汚されたり、吸湿によ
って原稿が波打ち状態になったりし、あるいは、付着し
た洗浄液のために原稿が部分的に原稿載置台に密着して
搬送不良を起こす等の問題があった。本発明は、上記の
実情に鑑みて成されたものであって、極めて簡単かつ合
理的な改良によって上記の不都合を解消するに至った技
術を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、原稿送りベルトの駆動系によって駆動回
転される研磨ローラを原稿送りベルトの搬送面に対接さ
せて設けると共に、当該研磨ローラによる研磨粉の回収
ケースを配置し、かつ、前記研磨ローラの駆動回転を断
続させる駆動断続手段を設けた点に特徴がある。
めに本発明は、原稿送りベルトの駆動系によって駆動回
転される研磨ローラを原稿送りベルトの搬送面に対接さ
せて設けると共に、当該研磨ローラによる研磨粉の回収
ケースを配置し、かつ、前記研磨ローラの駆動回転を断
続させる駆動断続手段を設けた点に特徴がある。
【作用】上記の特徴構成によれば、必要に応じて研磨ロ
ーラを駆動回転させることで原稿送りベルトの搬送面が
研磨される。
ーラを駆動回転させることで原稿送りベルトの搬送面が
研磨される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は自動原稿送り装置を示し、1は原稿を原稿
載置台2の所定位置に搬送する原稿搬送部、3は後述す
る原稿送りベルト4の搬送面に対するクリーニング機
構、5は前記原稿搬送部1に原稿を一枚ずつ給紙する原
稿給紙部である。6は静電写真複写機の光学系移動式の
露光装置である。
する。図1は自動原稿送り装置を示し、1は原稿を原稿
載置台2の所定位置に搬送する原稿搬送部、3は後述す
る原稿送りベルト4の搬送面に対するクリーニング機
構、5は前記原稿搬送部1に原稿を一枚ずつ給紙する原
稿給紙部である。6は静電写真複写機の光学系移動式の
露光装置である。
【0007】前記原稿搬送部1は、上面部を原稿トレイ
7とする送り装置本体8を、前記原稿載置台2に対して
原稿送り方向に沿う軸線まわりで開閉自在に設けると共
に、この送り装置本体8の原稿送り方向の両側に駆動用
と従動用のローラ9,10を設け、かつ、当該ローラ9,
10にエンドレスの原稿送りベルト4を巻回する一方、前
記原稿給紙部3とは反対側に排紙搬送手段11を設けて成
る。前記原稿給紙部5は、原稿給紙台12に収容された原
稿を給紙する原稿給紙ローラ13と、二枚送り防止手段1
4、及び、レジストローラ対15から成る。
7とする送り装置本体8を、前記原稿載置台2に対して
原稿送り方向に沿う軸線まわりで開閉自在に設けると共
に、この送り装置本体8の原稿送り方向の両側に駆動用
と従動用のローラ9,10を設け、かつ、当該ローラ9,
10にエンドレスの原稿送りベルト4を巻回する一方、前
記原稿給紙部3とは反対側に排紙搬送手段11を設けて成
る。前記原稿給紙部5は、原稿給紙台12に収容された原
稿を給紙する原稿給紙ローラ13と、二枚送り防止手段1
4、及び、レジストローラ対15から成る。
【0009】クリーニング機構3を構成するに際して、
図2にも示すように、前記送り装置本体8のローラ9,
10配置部間に、原稿送りベルト4の巻回経路を一部で変
曲させる2本の経路変曲ローラ16,17を設けると共に、
この内のローラ16に巻回された原稿送りベルト4に対接
させて研磨ローラ18を設け、かつ、前記原稿送りベルト
4に対して研磨ローラ18近傍の下流側に接触させる状態
で、クリーニング用を兼ねる静電気除去用の除電クリー
ニングブラシ19を設けると共に、当該ブラシ19と研磨ロ
ーラ18とを囲う状態で研磨粉回収ケース20を配置してい
る。そして、図3にも示すように、原稿送りベルト4を
駆動源にして駆動される前記ローラ16のローラ軸21に第
1ギアG1 を固着する一方、前記研磨ローラ18のローラ
軸22には電磁クラッチ24を介して第2ギアG2 を設け、
かつ、これらのギアG1 ,G2 に中間ギアG3 を噛合さ
せている。
図2にも示すように、前記送り装置本体8のローラ9,
10配置部間に、原稿送りベルト4の巻回経路を一部で変
曲させる2本の経路変曲ローラ16,17を設けると共に、
この内のローラ16に巻回された原稿送りベルト4に対接
させて研磨ローラ18を設け、かつ、前記原稿送りベルト
4に対して研磨ローラ18近傍の下流側に接触させる状態
で、クリーニング用を兼ねる静電気除去用の除電クリー
ニングブラシ19を設けると共に、当該ブラシ19と研磨ロ
ーラ18とを囲う状態で研磨粉回収ケース20を配置してい
る。そして、図3にも示すように、原稿送りベルト4を
駆動源にして駆動される前記ローラ16のローラ軸21に第
1ギアG1 を固着する一方、前記研磨ローラ18のローラ
軸22には電磁クラッチ24を介して第2ギアG2 を設け、
かつ、これらのギアG1 ,G2 に中間ギアG3 を噛合さ
せている。
【0010】上記の構成において、ベルトクリーニング
のモードを選択して、モード起動スイッチをONさせる
と、所定時間にわたって原稿送りベルト4が駆動される
と共に電磁クラッチ24がONし、第1および中間ギアG
1 ,G3 を介して前記研磨ローラ18が原稿送りベルト4
とは反対方向に回転する。即ち、原稿送りベルト4の搬
送面に対して逆方向に研磨ローラ18が回転し、ベルト表
面が研磨される。
のモードを選択して、モード起動スイッチをONさせる
と、所定時間にわたって原稿送りベルト4が駆動される
と共に電磁クラッチ24がONし、第1および中間ギアG
1 ,G3 を介して前記研磨ローラ18が原稿送りベルト4
とは反対方向に回転する。即ち、原稿送りベルト4の搬
送面に対して逆方向に研磨ローラ18が回転し、ベルト表
面が研磨される。
【0011】この研磨によって原稿送りベルト4の表面
がクリーニングされると同時に、表面がザラつきのある
搬送面で好適な所謂象面化の処理が成されることにな
る。一方、研磨粉はそのままケース20に落下回収され、
かつ、研磨によって生じた静電気はブラシ19を通して装
置本体に流されて除電されると共に、ベルト4に付着し
た一部の研磨粉はブラシ19で研磨ローラ18上に落とされ
て、この研磨粉もケース20に回収される。
がクリーニングされると同時に、表面がザラつきのある
搬送面で好適な所謂象面化の処理が成されることにな
る。一方、研磨粉はそのままケース20に落下回収され、
かつ、研磨によって生じた静電気はブラシ19を通して装
置本体に流されて除電されると共に、ベルト4に付着し
た一部の研磨粉はブラシ19で研磨ローラ18上に落とされ
て、この研磨粉もケース20に回収される。
【0012】そして、所定時間を経てベルトクリーニン
グを終えると、前記電磁クラッチ24がOFFされて自動
的に通常の原稿搬送モードに切り換わり、かつ、前記研
磨ローラ18は原稿送りベルト4に接した状態で当該ベル
ト4と順方向にフリーに回転するのみで、原稿送りベル
ト4の表面を研磨するようなことはない。
グを終えると、前記電磁クラッチ24がOFFされて自動
的に通常の原稿搬送モードに切り換わり、かつ、前記研
磨ローラ18は原稿送りベルト4に接した状態で当該ベル
ト4と順方向にフリーに回転するのみで、原稿送りベル
ト4の表面を研磨するようなことはない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、原
稿送りベルトの表面を研磨する手段をとったことで、表
面汚れがベルト自身の変色を含む如何に頑固なものであ
ってもこれを完全に除去することができ、かつ、先行技
術のように洗浄液を使用しないので原稿の汚れや搬送不
良等を伴うことがない。しかも、研磨の度にベルト表面
の像面が再生されることで原稿の搬送が常に安定する。
稿送りベルトの表面を研磨する手段をとったことで、表
面汚れがベルト自身の変色を含む如何に頑固なものであ
ってもこれを完全に除去することができ、かつ、先行技
術のように洗浄液を使用しないので原稿の汚れや搬送不
良等を伴うことがない。しかも、研磨の度にベルト表面
の像面が再生されることで原稿の搬送が常に安定する。
【図1】自動原稿送り装置の概略縦断側面図である。
【図2】クリーニング機構の詳細図である。
【図3】研磨ローラの駆動系を示す展開図である。
2…原稿載置台、4…原稿送りベルト、8…送り装置本
体、9,10…ローラ、18…研磨ローラ、20…研磨粉回収
ケース、24…駆動断続手段(クラッチ)。
体、9,10…ローラ、18…研磨ローラ、20…研磨粉回収
ケース、24…駆動断続手段(クラッチ)。
Claims (1)
- 【請求項1】 原稿載置台に対して開閉自在な送り装置
本体の原稿送り方向両側にローラを設けると共に、当該
ローラにエンドレスの原稿送りベルトを巻回した画像形
成装置の自動原稿送り装置において、前記原稿送りベル
トの駆動系によって駆動回転される研磨ローラを前記原
稿送りベルトの搬送面に対接させて設けると共に、当該
研磨ローラによる研磨粉の回収ケースを配置し、かつ、
前記研磨ローラの駆動回転を断続させる駆動断続手段を
設けてあることを特徴とする画像形成装置の自動原稿送
り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32101691A JPH05134497A (ja) | 1991-11-09 | 1991-11-09 | 画像形成装置の自動原稿送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32101691A JPH05134497A (ja) | 1991-11-09 | 1991-11-09 | 画像形成装置の自動原稿送り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05134497A true JPH05134497A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=18127854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32101691A Pending JPH05134497A (ja) | 1991-11-09 | 1991-11-09 | 画像形成装置の自動原稿送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05134497A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11029633B2 (en) | 2018-11-29 | 2021-06-08 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device and image forming apparatus incorporating same |
-
1991
- 1991-11-09 JP JP32101691A patent/JPH05134497A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11029633B2 (en) | 2018-11-29 | 2021-06-08 | Ricoh Company, Ltd. | Fixing device and image forming apparatus incorporating same |
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