JPH05134482A - プロセスカートリツジとそのプロセスカートリツジを装着する画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリツジとそのプロセスカートリツジを装着する画像形成装置

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JPH05134482A
JPH05134482A JP3320889A JP32088991A JPH05134482A JP H05134482 A JPH05134482 A JP H05134482A JP 3320889 A JP3320889 A JP 3320889A JP 32088991 A JP32088991 A JP 32088991A JP H05134482 A JPH05134482 A JP H05134482A
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process cartridge
photosensitive drum
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Michiro Koike
道郎 小池
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プロセスカートリッジに対する感光ドラムの着
脱を容易にする。 【構成】感光ドラム3の両端にフランジを取り付け、こ
れらのフランジに回転軸を突設し、さらに各回転軸に軸
受部材を嵌合しギヤ41を装着して全体を一体にユニッ
ト化する。ケース本体2の左右の支持部材6L、6Rに
支持孔6a、6bを穿孔し、一方の支持孔6aには、回
転軸が通過可能な切欠部6cを形成する。感光ドラムユ
ニットの軸受部材9L、9Rを支持孔6a、6bに嵌合
させることで感光ドラム3を回動自在に支持する。感光
ドラムユニットのケース本体に対する着脱時に、回転軸
を、切欠部6cに通過させることができるから、前記ユ
ニット化が可能となり、着脱時間が短縮される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、装置本体に対して着脱
自在に装着するプロセスカートリッジ及び該プロセスカ
ートリッジを装着した画像形成装置に係り、詳しくはプ
ロセスカートリッジのケース本体に像担持体を容易に着
脱できるようにしたプロセスカートリッジ及びそれを使
用する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3、図4に、複写機、レーザビームプ
リンタ等の画像形成装置に着脱自在に装着して使用する
従来のプロセスカートリッジの一例を図示する。
【0003】このプロセスカートリッジ1は、箱状のケ
ース本体2に、像担持体としての電子写真感光体(以
下、感光ドラムという)3と、クリーニング器5とが一
体に内装されており、全体としていわゆるカートリッジ
化されている。ケース本体2は、互いに対向する左右一
対の支持部材6L、6Rを有し、この支持部材6L、6
Rによって、感光ドラム3は、後述するようにその端面
から突出する回転軸7L、7Rが軸受部材9L、9Rを
介して回動自在に支持される。このような構成により、
感光ドラム3は、クリーニング器5のトナー(現像剤)
補集用のマグネットローラ(不図示)との間隙、及びプ
ロセスカートリッジ1装着時の装置本体側の帯電装置、
現像装置等との相対位置関係を所定のものに保つように
している。
【0004】図4は感光ドラム3の軸心を含む主断面を
示す図で、感光ドラム3の左右両端にはそれぞれフラン
ジ10Lとフランジ10Rとが嵌合していて、これら両
フランジ10L、10Rが中空の中ステー11により結
合されることで、感光ドラム3とフランジ10L、10
Rとは一体的に構成されている。中ステー11の右端部
付近には板状のブラケット12が小ねじ13により固定
されている。ブラケット12にはカップリング軸15が
小ねじ16により、感光ドラム3の中心に固定されてい
る。カップリング軸15は外側(同図の右方)の段付部
15aにおいて拡径されている。カップリング軸15に
はカップリング筒17が軸方向に摺動可能に嵌合してお
り、さらにカップリング軸15にはブラケット12とカ
ップリング筒17との間でカップリング筒17を付勢す
る圧縮ばね19が挿入されている。カップリング筒17
は段部17aを有し、この圧縮ばね19によって図中右
方向に付勢され、段付部15aに段部17aが突き当た
ることにより、位置規制される。カップリング筒17の
他端にはピン20が圧入されていて、このピン20がフ
ランジ10Rの半径方向溝部10a(図5参照)に摺動
可能に常時嵌合している。
【0005】また、右のフランジ10Rから突出する回
転軸7Rには軸受部材9Rが圧入されており、一方、左
のフランジ10Lには回転軸7Lが感光ドラム3の中心
の中ステー11と同軸上に固定されていて、ケース本体
2内に収容された感光ドラム3は、その左の回転軸7L
が軸受部材9Lを左の支持部材6Lの支持孔6aに嵌合
することにより、また右の回転軸7Rが軸受部材9Rを
右の支持部材6Rの支持孔6bに嵌合することによっ
て、回転自在に支持されている。また、軸受部材9R
は、支持部材6Lにねじ止めされた位置決め部材21に
よって、位置が規制されており、これにより感光ドラム
3が軸方向に抜けることを防止している。
【0006】以上の構成により、ケース本体2内に支持
された感光ドラム3はプロセスカートリッジ1の装置本
体への装着により、所定位置に保持される。
【0007】一方、装置本体右側には図6に示すよう
に、駆動源からの回転力をベルトにより伝達するプーリ
22を固着したドラム駆動軸23が、本体右側板25に
固定された支板26、27に軸受29、30を介して軸
方向に移動しないように軸支されている。ドラム駆動軸
23の先端にはスリワリ23aが設けてあり、このスリ
ワリ23aの幅は前記カップリング筒17に圧入された
ピン20に嵌合する大きさになっている。スリワリ23
aを設けた部分においてドラム駆動軸23は内径がカッ
プリング筒17より大きく外径がフランジ10Rの中空
の回転軸7Rの内径よりも小さな円筒形をしている。
【0008】また、感光ドラム3のシリンダ3aの内部
には面状ヒータと呼ばれる円筒状のヒータ31がシリン
ダ3aの内径部に接して設けられ、このヒータは温度制
御基板32を介して電極33により給電されている。電
極33は3の右フランジ10Rに固定して設けられ、そ
の摺動端子33a、33bがそれぞれフランジ10Rよ
り外方に突出している。この摺動端子33a、33bは
図示しないばね部材により同図右方向に付勢されるとと
もに左右方向に移動可能となっている。
【0009】図3において、3を支持する支持体として
の左支持部材6Lと右支持部材6Rには3をケース本体
2に装着する際に3を案内する円弧状のガイド部材35
L、35Rがそれぞれ固設されている。このガイド部材
35L、35Rはそれぞれ3を傷付けない樹脂材等の材
質で形成されている。
【0010】ここで、支持部材6Rに設けられたガイド
部材35Rには感光ドラム3の摺動端子33a、33b
に当接する金属性のスリップリング36が設けられてい
る。このスリップリング36は図7(a) 、(b) に示すよ
うに、3と同心の大・小2枚のリング36a、36bを
有し、これらリング36a、36bが樹脂部材36cと
一体的に構成されている。
【0011】この各リング36a、36bに画像形成装
置の電源より電力が給電され、各リング36a、36b
に3の摺動端子33a、33bがばね部材の付勢力によ
って適切な圧力でそれぞれ当接することで、3の回転中
にもヒータ31へ電力供給が可能となっている。また、
左の支持部材6Lには3の回転軸7Lの外周面の一部に
接触するアース用板ばね37がねじ固定され(図4)、
このアース用板ばね37と導電性の回転軸7Lとの接触
により3は接地されている。
【0012】以上の構成において、3をケース本体2に
装着するには、3をガイド部材35L、35Rに沿って
上方より支持部材6L、6Rの間に挿入する。つづい
て、3の左の回転軸7Lを、左の支持部材6Lの支持孔
6aに嵌合する軸受部材9Lを介して軸支する一方、右
の回転軸7Rを右の支持部材6Rの支持孔6bに嵌合す
る軸受部材9Rを介して軸止することで、3を回転自在
に支持することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述従
来例では感光ドラム3をケース本体2内に収容する際、
回転軸7Lと軸受部材9Lとを取り外した状態で感光ド
ラム3をケース本体2内に上方向より挿入し、一旦これ
をガイド部材35L、35Rに載せる。次に左の支持部
材6Lの軸受部材9Lが嵌合する支持孔6aを貫通する
ように、回転軸7Lを左のフランジ10Lにビス固定す
る。次に、右のフランジ10Rの軸受部材9Rを支持部
材6Rの支持孔6bに嵌め合わせつつ、左の軸受部材9
Lを支持部材6Lの支持孔6a及び回転軸7Lに嵌合さ
せた後、軸受部材9Lを位置決め部材21により固定
し、感光ドラム3のケース本体2内への装着を終える。
その後、アース用板ばね37を回転軸7Lに接触させて
支持部材6Lにビス固定する。
【0014】以上のように、感光ドラム3をケース本体
2内に収容するにあたっては、作業手順が多くしかも手
間のかかるものであり、また、感光ドラム3を取り外す
際にも以上の逆の手順を踏むため、サービス性もよくな
かった。
【0015】また、感光ドラム3は、画像形成装置の装
置本体を販売し、出荷する際は、装置本体より取り外
し、別梱包して出荷する形態をとるのが一般的である。
このときは、前記回転軸7Lと軸受部材9Lとは感光ド
ラム3と別に梱包するかあるいは感光ドラム3に仮留め
して梱包しなくてはならず、前者の場合には、これらの
部品が小物であるため、ユーザ先での設置時に見失うこ
とも懸念され、また、後者の場合には感光ドラム3をケ
ース本体2に装着する前に一旦これを感光ドラム3より
取り外すという余分な作業が増えるため、ユーザ先での
設置にさらに時間がかかるという問題があった。
【0016】そこで、本発明は像担持体(感光ドラム)
の回転軸に取り付けた軸受部材を支持する少なくとも一
つの支持部材の支持孔に、その回転軸が通過可能な切欠
部を形成することにより、像担持体、回転軸、軸受部材
等を一体にユニット化した状態で、これをケース本体に
装着あるいは装置本体から取り外しすることを可能と
し、回転軸等が紛失することや像担持体の着脱に多くの
工程がかかることを阻止したプロセスカートリッジ及び
このプロセスカートリッジを装着した画像形成装置を提
供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、第1発明のプロセスカート
リッジは、像担持体と、前記像担持体に作用するプロセ
ス手段とを有するプロセスカートリッジにおいて、前記
像担持体の回転軸を軸受部材を介して支持する支持部材
と、該支持部材が、前記軸受部材を嵌合すべき支持孔を
有するとともに、少なくとも一つの前記支持孔は、前記
回転軸が前記支持孔の径方向から通過可能な切欠部を有
する、ことを特徴とする。
【0018】また、前記プロセスカートリッジは、前記
プロセス手段としての帯電手段、現像手段またはクリー
ニング手段と、前記像担持体としての電子写真感光体と
を一体的にカートリッジ化し、画像形成装置本体に対し
て着脱可能とするものであってもよい。
【0019】さらに、前記プロセスカートリッジは、前
記プロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニ
ング手段の少なくとも一つと前記像担持体としての電子
写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、画像形成装
置本体に対して着脱可能とすることもできる。
【0020】加えて、前記切欠部を有する支持部材が、
着脱自在な位置決め部材を備え、該位置決め部材が前記
軸受部材の軸方向の位置を外側から規制する爪部を備え
る、ようにしてもよく、さらに前記位置決め部材が、前
記切欠部を閉鎖する閉鎖部を有するようにしてもよい。
【0021】第2発明の画像形成装置は、上述のいずれ
か記載のプロセスカートリッジを着脱自在に装着するも
のである。
【0022】
【作用】以上構成に基づき、プロセスカートリッジは、
少なくとも一つの支持部材の支持孔に回転軸が通過可能
な切欠部を有するから、回転軸を支持孔の径方向、すな
わち支持部材に交差する方向に移動させてこの切欠部を
通過させることによって、回転軸を支持孔に通すことが
できる。したがって、例えば、円筒状の像担持体の両端
から突出する回転軸に、軸受部材を嵌合してユニット化
した場合であっても、回転軸の、像担持体と軸受部材と
の間の部分を前記切欠部を通過させ、その後軸受部材を
支持孔に嵌合することで、像担持体をケース本体に装着
し、また逆に取りは外すことができる。すなわち、支持
孔に切欠部を設けることで、ユニット化した状態の像担
持体をケース本体に対して着脱することができる。
【0023】切欠部を有する支持部材に爪部を備えた位
置決め部材を装着するときは、この爪部が軸受部材を介
して像担持体全体の軸方向の位置決めをするととも脱落
を防止する。また、この位置決め部材に切欠部を閉鎖す
る閉鎖部を設けるときは、切欠部の形成によって強度不
足となりがちな支持部材を補強することができる。
【0024】上記のようなプロセスカートリッジを画像
形成装置に着脱自在に装着すると、ケース本体の対する
像担持体の着脱が容易であり、しかもプロセスカートリ
ッジ自体が装置本体に対して着脱容易であることから、
装置設置時においては像担持体の装着が簡単で、また設
置後においては像担持体の着脱が容易である。
【0025】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0026】図1と図2はそれぞれ本発明に係るプロセ
スカートリッジ1の斜視説明図と正面説明図とを図示し
ている。なお、これらの図において、従来例で説明した
ものと同じ構成、作用のものについては同じ符号を付し
て説明を省略するものとする。
【0027】プロセスカートリッジ1のケース本体2の
一部を構成する左右の支持部材6L、6Rには、軸受部
材(ベアリング)9L、9Rを嵌合支持するための支持
孔6a、6bが穿孔されている。そして一方の支持部材
6Lの支持孔6aには、これと外部とを連通する、すな
わち支持孔6aを外部に向けて開口する切欠部6cが形
成されている。切欠部6cの開口幅Lは、例えば感光ド
ラム(像担持体)3の左のフランジ10Lと左の軸受部
材7Lとの間における回転軸7Lの直径Dよりの大きく
設定してある。これにより感光ドラム3は、その左右の
フランジ10L、10Rに予め回転軸7L、7Rを固定
しさらにこれらの回転軸7L、7Rに軸受部材9L、9
Rを嵌合した状態、すなわち、感光ドラム3全体をユニ
ット化した状態でケース本体2に着脱できるようになっ
ている。
【0028】さらに、支持部材6Lには、外側から軸受
部材9Lに当接して感光ドラム3の抜止めとなる位置決
め部材39がねじ40a、40bによってねじ止めされ
ている。この位置決め部材39は、軸受部材9Lに直接
当接する爪部39aの他に、前記切欠部6cを閉鎖して
これを補強する閉鎖部39bを有する。位置決め部材3
9の内側には、アース用の板ばね37が回転軸7Lの外
周面に接触するようにねじ止めされている。
【0029】また、感光ドラム3の左の回転軸7Lに
は、クリーニング器5内部のマグネットローラ及び廃ト
ナー搬送スクリュー等の駆動部材に感光ドラム3の回転
を伝達するギヤ41が固定されており、このギヤ41
は、支持部材6L上に固定された軸42aに回転可能に
支持さえた中継ギヤ42に噛み合う(ギヤ42以降マグ
ネットローラ等への駆動の詳細は略す)ことにより、マ
グネットローラ等に駆動を伝達する。なお、ギヤ41の
ボス部41aと回転軸7Lの段付部7aとにより、軸受
部材9Lはそのスラスト位置が固定される如くに構成さ
れている。
【0030】以上の構成において、ケース本体2に感光
ドラム3を装着する手順は以下に述るとおりである。
【0031】まず、始めに、位置決め部材39のねじ4
0aを外すとともに、ねじ40bをゆるめて位置決め部
材39をねじ40bを回動中心として右方向に回動させ
て、切欠部6cを開放し、アース用の板ばね37ととも
に感光ドラム3の挿入に支障のないところへ退避させ
る。
【0032】次に、感光ドラム3をユニット化した状
態、すなわち回転軸7L、7R、軸受部材9L、9R、
ギヤ41を一体に組み立てた状態で、図2に示す回転軸
7Lの軸部7bが、支持部材6Lの切欠部6cを通るよ
うに感光ドラム3を少し左側に引き寄せて、摺動端子3
3a、33bがスリップリング36と干渉しない状態で
上方向より、ケース本体2に挿入する。そして、一旦ガ
イド部材35L、35R上に感光ドラム3を載せた後、
軸受部材9L、9Rを支持部材6L、6Rの支持孔6
a、6bにそれぞれ嵌合させるように軸受部材9Lのツ
バ(不図示)が支持部材6Lに当接するまで感光ドラム
3を右側に寄せて各軸受部材9L、9Rにより感光ドラ
ム3を軸支する。その後、位置決め部材39をねじ40
b回りに元の位置まで回動させて、ねじ40aとねじ4
0bとを締め付けて位置決め部材39を固定する。これ
により、位置決め部材39の爪部39aが軸受部材7L
の位置を固定して感光ドラム3の軸方向の不用な移動を
禁止し、また、位置決め部材39の閉鎖部39bが切欠
部6cを閉鎖して補強する。また、アース用の板ばね3
7が回転軸7Lに当接して感光ドラム3を確実に接地す
る。本実施例では、可動の位置決め部材39にアース用
の板ばね37をも取り付けたので、感光ドラム3を着脱
する操作性をより向上させることができる。
【0033】また、本発明は、感光ドラム3の駆動方法
にカップリングを用いた装置に限らず、ドラムフランジ
にギヤを一体成形して駆動を伝達したり、あるいは、ま
たドラム軸を左(手前)側まで延長し、回転軸7Lと固
定して駆動を伝達する装置に対しても同様の効果が得ら
れることはいうまでもない。
【0034】さらに、上記実施例において、左の支持部
材6Lの支持孔6aにのみ設けた切欠部6cを、右の支
持部材6Rの支持孔6bにも形成してよいのは勿論であ
る。
【0035】なお、プロセスカートリッジ1としては、
ケース本体2に対して少なくとも感光ドラム3を組み込
むことを条件に、その他のプロセス手段、例えば帯電手
段、現像手段、クリーニング手段等については、このう
ちの任意の1つ又は2つ以上のものを組み合わせてケー
ス本体2に組み込んだものであってもよいものとする。
【0036】上述のプロセスカートリッジ1を画像形成
装置に着脱自在に装着するときは、装置の設置時に感光
ドラム3を組み込む際、あるいはサビース時等に感光ド
ラム3を取り外す際に、その作業性を格段に向上させる
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るプロ
セスカートリッジよると、像担持体(感光ドラム)の回
転軸に取り付けた軸受部材を支持する少なくとも一つの
支持部材の支持孔に、その回転軸が通過可能な切欠部を
形成することにより、例えば像担持体、回転軸、軸受部
材等を一体にユニット化した状態で、支持部材に交差す
る方向に像担持体を移動させて、像担持体と一体の回転
軸を、支持部材の切欠部を通過させることができるの
で、像担持体をケース本体に装着あるいはケース本体か
ら取り外しするための時間を大幅に短縮することができ
る。
【0038】また、このようなプロセスカートリッジを
装着した画像形成装置は、プロセスカートリッジ自体が
画像形成装置本体に対して着脱が容易であることに基づ
き、画像形成装置本体に対する像担持体の着脱がきわめ
て簡単な着脱作業によって完了することができるため、
サービス性が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプロセスカートリッジを示す分解
斜視説明図。
【図2】感光ドラムユニットをケース本体に装着した状
態を示す正面断面図。
【図3】従来例のプロセスカートリッジを示す分解斜視
説明図。
【図4】従来例の感光ドラムユニットをケース本体に装
着した状態を示す正面断面図。
【図5】感光ドラムのフランジを示す側面図。
【図6】感光ドラムに駆動力を伝達する機構を示す縦断
面図。
【図7】(a) スリップリングの概略図を示す正面図。 (b) は、(a) に示す正面図のA−A矢視断面図。
【符号の説明】
1 プロセスカートリッジ 2 ケース本体 3 像担持体(電子写真感光体) 5 プロセス手段(クリーニング器) 6a、6b 支持孔 6c 切欠部 6L、6R 支持部材 7L、7R 回転軸 9L、9R 軸受部材(ベアリング) 39 位置決め部材 39a 爪部 39b 閉鎖部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、前記像担持体に作用するプ
    ロセス手段とを有するプロセスカートリッジにおいて、 前記像担持体の回転軸を軸受部材を介して支持する支持
    部材と、 該支持部材が、前記軸受部材を嵌合すべき支持孔を有す
    るとともに、 少なくとも一つの前記支持孔は、前記回転軸が前記支持
    孔の径方向から通過可能な切欠部を有する、 ことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記プロセスカートリッジは、前記プロ
    セス手段としての帯電手段、現像手段またはクリーニン
    グ手段と、前記像担持体としての電子写真感光体とを一
    体的にカートリッジ化し、画像形成装置本体に対して着
    脱可能とする、 ことを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  3. 【請求項3】 前記プロセスカートリッジは、前記プロ
    セス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手
    段の少なくとも一つと前記像担持体としての電子写真感
    光体とを一体的にカートリッジ化し、画像形成装置本体
    に対して着脱可能とする、 ことを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  4. 【請求項4】 前記切欠部を有する支持部材が、着脱自
    在な位置決め部材を備え、該位置決め部材が、前記軸受
    部材の軸方向の位置を外側から規制する爪部を備える、 ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記
    載のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記位置決め部材が、前記切欠部を閉鎖
    する閉鎖部を有する、 ことを特徴とする請求項4記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5のいずれか記載
    のプロセスカートリッジを着脱自在に装着する、 ことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (7)

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