JPH05133926A - 液体混合比率検出装置 - Google Patents

液体混合比率検出装置

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JPH05133926A
JPH05133926A JP4123837A JP12383792A JPH05133926A JP H05133926 A JPH05133926 A JP H05133926A JP 4123837 A JP4123837 A JP 4123837A JP 12383792 A JP12383792 A JP 12383792A JP H05133926 A JPH05133926 A JP H05133926A
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mixing ratio
circuit
capacitor
liquid
detecting device
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JP4123837A
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English (en)
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Yoshihiko Sano
善彦 佐野
Hisataka Okado
久高 岡戸
Masahiko Miyahara
雅彦 宮原
Yoshiki Nakajo
芳樹 中條
Ichiro Hosoya
伊知郎 細谷
Hiroaki Nishimura
浩昭 西村
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/26Oils; Viscous liquids; Paints; Inks
    • G01N33/28Oils, i.e. hydrocarbon liquids
    • G01N33/2835Specific substances contained in the oils or fuels
    • G01N33/2852Alcohol in fuels
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/02Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
    • G01N27/22Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating capacitance
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えばアルコール燃料中に浸漬した電極対間
の容量変化からアルコール濃度を検出するセンサにおい
て、燃料導電率変化による出力電圧の変動への影響を軽
減して、アルコール混合比率の正確な検出を行う。 【構成】 電圧対(11,12)からなる混合比検出用
のコンデンサを有する微分回路に発振手段(15)の発
振電圧を印加し、微分回路から出力される微分波形電圧
の傾斜率に関連する信号を混合比検出手段(通常はコン
パレータ)19Aで抽出することにより、この傾斜率に
関連する信号から混合比を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばアルコールを混
合したガソリン燃料中のアルコール濃度を測定する場合
のように混合液体中の液体混合比率を検出する液体混合
比率検出装置に係り、特に、上記燃料液中に一対の電極
を浸漬し、該一対の電極をキャパシタとして利用する液
体混合比率検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】諸外国ではガソリン燃料にアルコールを
混合したアルコール混合ガソリンが使用されている。こ
のような混合燃料の場合、純ガソリン燃料とは空燃比が
異なる。従って、燃料噴射量あるいは点火時期が変わっ
てくる。一般に、燃料噴射量は、空燃比に応じた係数と
基本燃料噴射量とを乗算したものとして示される。ま
た、空燃比は、純ガソリンの場合、一般に15:1程度
とされ、アルコールが100%の場合、6:1程度とさ
れている。これより、アルコール濃度が高くなるに応じ
て空気の割合を少なくするというアルコール濃度対空燃
比特性が得られる。このアルコール濃度対空燃比特性に
よれば、アルコール混合ガソリンの場合、燃料タンク中
のアルコールの濃度に応じて空燃比を可変し、かつそれ
に従って基本燃料噴射量と乗算する係数を補正しなけれ
ばならない。
【0003】ここで、アルコール混合ガソリン中のアル
コール濃度を検出する液体混合比率検出装置としてアル
コール混合ガソリン中に一対の電極を浸漬し、両電極間
の静電キャパシタ(以下、キャパシタとする)を検出す
る方式がある。すなわち、アルコールとガソリンとはそ
れぞれ誘電率が大きく異なっており(アルコール33.
6、ガソリン2)、両者の比によって上記両電極間のキ
ャパシタが変化することを利用しているのである。具体
的には、図12に示すように、アルコール混合ガソリン
液中に一対の電極1,2が浸漬されるように、例えばア
ルコール混合ガソリンの配管4中に一対の電極1,2を
内設し、該電極1,2を発振回路3に接続する。発振回
路3の発振出力は、周波数/電圧変換器5を介して電圧
化(Vs参照)されるようになっている。
【0004】このような方式を採る先行例が実開平2−
103264号公報に示されている。上記公報に示され
ている液体混合比率検出装置は、上記一対の電極1,2
を発振回路3の共振回路要素として、発振回路中に使用
し、アルコール濃度の変化=誘電率の変化に基づく静電
キャパシタの変化によって発振周波数が変化するのを検
出している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に記載された液体混合比率検出装置は、燃料タンクや
配管の内壁材から溶け出た金属イオンや不純物が混合燃
料中に溶解することによって、正確な検出ができなくな
るという問題がある。これは、上記公報のセンサでは、
図12の点線にて示すように、電極1,2間には、燃料
の導電率と電極1,2の構造とにより決定される抵抗値
Rf1が存在するとともに、各電極1,2と配管4との
間にも同様な抵抗値Rf2と、キャパシタCsが存在し
ており、混合燃料中に溶解した金属イオンや不純物は、
これらの抵抗値Rf1,Rf2やキャパシタCs、特に
Rf1を小さくするように働き、電極1,2間のキャパ
シタ値だけの情報として検出できなくなるからである。
【0006】また、電極1,2は、発振回路3の共振回
路要素として用いられているため、精度良く検出するた
めには、もれ電流の少ないコンデンサであることが理想
であるが、燃料の導電率が上昇するとRf1,Rf2が
小さくなることでもれ電流が増し、検出誤差が増す。ま
た、発振条件が満足されずに発振出力低下や発振停止が
生じ、検出ができなくなることが考えられる。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するため、電
極コンデンサを発振回路の要素として用いず、微分波形
もしくは積分波形の傾斜率を決定するコンデンサとして
用い、さらにもれ電流の傾斜率信号への影響を軽減する
対策を施して、燃料導電率変動の影響を低減できる液体
混合比率検出装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の液体混合比率検
出装置は、互いに異なる比誘電率を有する複数の液体か
らなる混合液中に互いに所定間隔を隔てて浸漬される一
対の電極からなり前記混合液の混合比により容量が変化
する混合比検出用のコンデンサと、このコンデンサと共
に微分回路もしくは積分回路を構成する抵抗素子と、前
記微分回路もしくは積分回路に定周期の発振信号を入力
する発信手段と、前記微分回路もしくは積分回路によっ
て得られた前記発振信号の微分波形もしくは積分波形の
傾斜率に関連する傾斜率信号を検出し、この傾斜率信号
に基づいて前記混合液の混合比率に関連する混合比信号
を出力する混合比検出手段とを具備することを特徴とし
ている。
【0009】好適な態様において、 前記電極対に並列
に接続された第2の抵抗を具備する。好適な態様におい
て、前記混合液はアルコール混合ガソリンである。好適
な態様において、前記電極対の一方には前記発振手段に
より定周期の発振電圧が印加され、前記電極対の他方と
基準電位点との間に前記抵抗素子が接続されて前記コン
デンサと共に微分回路を構成する。そして、前記発振回
路を矩形波発振回路とし、前記混合比検出手段を、前記
微分波形上で互いに所定の電位差だけ離れた二点間の時
間に比例する信号電圧を前記混合比信号として出力する
比較器から構成するとよく、電極対の一方の電極と前記
発振回路の出力端子との間に第3の抵抗を接続するとよ
く、また、前記電極対の少なくとも一方の電極と前記発
振回路の出力端子又は前記抵抗素子のどちらかとの間に
直流素子コンデンサを接続するとよい。
【0010】
【作用及び発明の効果】混合液中に互いに所定間隔を隔
てて浸漬された一対の電極からなる混合比検出用のコン
デンサと抵抗とは微分回路または積分回路を構成し、入
力信号の微分波形または積分波形を出力する。発振手段
は上記微分回路に定周期の発振信号を入力し、混合比検
出手段は微分回路で微分もしくは積分回路で積分された
前記発振信号の微分波形または積分波形の傾斜率に関連
する傾斜率信号を検出し、この傾斜率信号に基づいて混
合液の混合比率に関連する混合比信号を出力する。
【0011】すなわち、混合液の混合比は各液体の比誘
電率が既知であれば、混合液の比誘電率からわかり、上
記傾斜率信号は微分回路または積分回路のCR時定数の
関数となり、Cは混合液の比誘電率に比例するので、傾
斜率信号は混合液の比誘電率の関数となり、傾斜率信号
の測定により混合比がわかる。発振回路中に共振回路要
素として電極コンデンサを使用した場合、燃料導電率上
昇によるもれ電流が周波数変動をもたらし、また発振条
件を満たさない場合は発振が停止して検出不能となるの
に対して、上記のような微分または積分回路に電極コン
デンサを使用した場合、多少のもれ電流があっても傾斜
信号が出力されていれば検出することができる。
【0012】電極対に並列に接続された第2の抵抗は、
電極対間とは別に電流経路を形成することにより、もれ
電流を生じさせるため、燃料の導電率が変化しても微分
波形もしくは積分波形への影響を小さくすることがで
き、混合比率を精度よく検出することができる。本装置
を、アルコ−ル混合ガソリンを燃料とする内燃機関の、
該混合燃料の混合比を検出する装置として用いることに
より、該燃料の混合比に関連する燃料噴射量、点火時期
等を良好に制御することが可能となる。
【0013】前記検出用のコンデンサと前記抵抗素子と
により微分回路を構成した場合、発振手段を矩形波発振
回路とすると、前記混合比信号は、矩形波の微分波形上
で互いに所定の電位差だけ離れた二点間の時間に関連す
る値として得られ、この値を比較器によって信号電圧に
変換して得ることができる。第3の抵抗を設けることに
より発振回路の出力を微調整でき、この微調整によって
燃料導電率変化の影響を低減することができる。
【0014】直流素子コンデンサは、直流電流による検
出用電極の腐食を防止することができる。
【0015】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明に係る液体混合比率検出装置
を図1に示す実施例によって詳述する。本実施例の液体
混合比率検出装置も既述したセンサと同様に、アルコー
ルとガソリンの比誘電率の違いを利用して、一対の電極
の容量変化を検出するものである。
【0016】図1において、11,12はアルコール混
合ガソリンの液中に浸漬されて混合比検出用のコンデン
サとして利用する一対の電極である。電極11,12
は、入力側電極11がAC結合(直流遮断)コンデンサ
13及び第3の抵抗14を介して定周期、ここでは例え
ば周波数が略2MHzのパルス信号を発生する発振回路
(本発明でいう発振手段)15の出力端に接続されてい
る。尚、周波数は2MHzに限定されるものではない。
電極11,12の出力側電極12は、第1の抵抗(本発
明でいう抵抗素子)16を介して基準電位点に接続され
る。第1の抵抗16と電極11,12とは、該電極1
1,12を微分コンデンサとして微分回路を構成し、上
記発振回路15からのパルス信号を微分している。そし
て、第1の抵抗16には、正極側の微分波形のみを選択
するダイオード18が並列に接続されている。また、電
極11,12には、第2の抵抗17が並列に接続されて
いる。この第2の抵抗17は、電極11,12のコンデ
ンサとしての効果を低減させるために、これらと並列接
続されるものであって、燃料導電率の変動による出力電
位の変動を低減することを目的としている。このために
この実施例では、第2の抵抗17の抵抗値は電極11,
12間の燃料導電率に依存する電極間抵抗値の1〜0.
2程度に設定している。また第1の抵抗16の抵抗値
は、出力する微分波形電圧が後述のインバータ(本発明
でいう混合比検出手段)19、20のしきい値レベル
(0.5Vcc,なお、Vccは発振回路15の出力電
圧の最大値)とクロスする必要があるので、第1の抵抗
16の1〜5倍程度とすることが好ましい。図4に電極
11,12間の抵抗値が10kオーム(tanδ=3
時)におけるアナログ電圧(すなわち積分値)特性を示
す。更に、第3の抵抗14は上記のように第2の抵抗1
7を追加してもなお残る燃料導電率変動による出力アナ
ログ電圧の変動を低減するためのものである。この実施
例では、コンデンサ13は電極11、12間の容量の1
00倍以上の容量をもち、直流電流を遮断する。
【0017】発振回路15は、インバータ4段IV1〜
IV4を主体としたリングオシレータであり、三段目の
インバータIV3の出力と初段インバータIV1の入力
とを直列抵抗15a,15bで接続し、該直列抵抗15
a,15bの交点と二段目のインバータIV2の出力と
の間に発振用コンデンサ15cを接続している。この回
路は、三段目のインバータIV3の出力と初段インバー
タIV1の入力とが一致しないことにより発振動作する
ようになっている。なお、四段目のインバータIV4は
整形用である。
【0018】第1の抵抗16の両端に現れる微分波形電
圧は、直列接続されたインバータ19,20に入力され
る。インバータ19,20には、入力電圧が所定のしき
い値電圧V1を超える場合にローレベルを出力し、入力
電圧が所定のしきい値電圧V1を超えない場合にハイレ
ベルを出力するしきい値付きのインバータであり、微分
回路から出力される微分波形電圧をこのしきい値電圧V
1で二値化電圧(矩形波電圧)に変換する。インバータ
19,20は、上記しきい値電圧V1と微分波形電圧の
クロス点で反転する矩形波パルス電圧を形成する。な
お、上記しきい値電圧V1は、インバータ19,20に
与えられる電源電圧の略半分の電圧となっている。
【0019】上記インバータ20の出力端は、積分用抵
抗21を介して出力端子22に接続されている。該出力
端子22と接地間には積分コンデンサ23が接続されて
いる。これにより、上記出力端子22にはインバータ2
0の出力電圧の積分電圧がアルコール濃度を示すアナロ
グ電圧として導かれるようになっている。このような構
成による液体混合比率検出装置は次のような動作によ
り、アルコール混合ガソリン中のアルコール濃度を検出
することができる。ただし、始めに第3の抵抗14は無
いものとして説明する。
【0020】発振回路15から出力されるパルス信号
は、AC結合コンデンサ13を介して電極11,12の
入力側電極11に導かれる。電極11,12によるコン
デンサは、第1の抵抗16との時定数に従った傾きの傾
斜波部を呈する微分波形電圧を第1の抵抗16の両端に
出現させる。ここで、第2の抵抗17は、電極11,1
2に両端が接続されることで、該電極11,12による
コンデンサに対する並列抵抗となり、上記傾斜波の傾き
変化域(振幅方向)を故意に狭くさせている。
【0021】図2は、第2の抵抗17の機能を説明する
ための波形図であり、(A)は発振回路15から出力さ
れる矩形波パルス電圧を示し、(B)は電極12と抵抗
16との接続点における微分波形電圧(本発明でいう傾
斜率信号)を示す。ここで、燃料の導電率が上昇し、電
極11,12間の抵抗値が低下すると、それに応じて微
分波形電圧は傾斜率が種々変化する。そこで、電極1
1,12間に第2の抵抗17を並列接続し、この第2の
抵抗17の抵抗値を電極11,12間の抵抗(例えば1
0kオーム)の1〜0.2倍とすれば、微分波形電圧は
例えば図2(B)の破線で示すように、燃料導電率の変
動による傾斜率の変化を低減することができる。
【0022】次に、上記微分波形電圧は、ダイオード1
8によって、図2(B)の負極側がカットされる。これ
は次段インバータ19,20を保護するためである。正
極側のみとなった微分波形電圧は、インバータ19,2
0によって、インバータ19,20に設定されたしきい
値電圧V1で二値化される。しきい値電圧V1は、例え
ば一点鎖線にて示す傾斜波部Lの略中央とクロスする電
位に設定されている。
【0023】これにより、図2(C)に示すように、上
記しきい値レベルV1と微分波形電圧とがクロスした点
で反転するような矩形波パルス電圧が形成される。この
ような矩形波パルス電圧は、アルコール濃度が変化する
と、図2(B)のP1,P2に示すように、微分波形電
圧P1、P2の傾斜波部Lの傾きが変化して、図2
(C)の点線にて示すようにパルス幅が変化する。従っ
て、上記パルス状電圧を積分抵抗22と積分コンデンサ
23とによる積分回路によって積分することで、アルコ
ール濃度を示すアナログ電圧が得られる。
【0024】このように本実施例では、アルコール混合
ガソリンの液中に浸漬した電極11,12の容量値がア
ルコール濃度によって変化すると、第1の抵抗16の両
端に発生する微分波形電圧の傾斜波部Lの傾きが変わ
り、傾斜波部Lとしきい値レベルとのクロス点が移動し
て、得られるパルス状電圧のパルス幅が変化する。故
に、上記パルス状電圧を積分出力したアナログ電圧は、
アルコール濃度を示すことになる。このように、本液体
混合比率検出装置における電極11,12は、発振回路
15の発振要素としては機能しておらず、従って、燃料
タンクや配管の内壁材から金属イオンや不純物等が溶融
して燃料導電率等が低下した場合の影響を前述のように
微分波形電圧を処理することにより軽減できるという優
れた効果を奏することができる。
【0025】なお従来技術の項で説明したFM変調方式
の検出方式では、電極11,12からなるコンデンサの
損失は安定な発振動作の維持のために損失が小さいこと
が要求され、燃料導電率の変動により大きく発振条件が
変動し、場合によっては発振停止が発生することもあ
る。このような従来技術の欠点は本実施例により解消さ
れる。
【0026】ところで、本液体混合比率検出装置も、上
記金属イオンや不純物等により燃料導電率等が上昇する
と、図12で説明したのと同等の不都合が生じる。図3
は、電極11,12間に現れる電極間抗Rf1,各電極
11,12と管壁との間の浮遊抵抗Rf2及び浮遊コン
デンサCsを示している(点線部)。すなわち、図3で
は電極11,12によるコンデンサを可変コンデンサV
Cにて表し、対電極11,12には、並列に電極間抵抗
25f1が、入力側電極11と基準電位点(ボディ)と
の間には、浮遊抵抗26f2と浮遊コンデンサ28sの
並列回路が、同じく出力側電極12と基準電位点との間
には、浮遊抵抗27f2と浮遊コンデンサ29sの並列
回路がそれぞれ存在する。
【0027】そして、燃料導電率が増大すると、電極間
抵抗25f1が小さくなり、電極11,12はコンデン
サだけの情報を示さなくなる。また、入力側電極11側
と出力側電極12側に各存在する浮遊抵抗26f2,2
7f2が小さくなると、発振回路15の出力するパルス
信号を振幅低下及び劣化(波形なまり)させたり、微分
波形電圧の振幅を低下させてしまう。そこで、電極1
1,12に第2の抵抗17を接続して、電極間抵抗25
f1が小さくなっても、図2(A)にて説明したよう
に、第2の抵抗17によって、アルコール濃度に応動し
た傾斜波部Lの傾き変化分に対して、電極間抵抗25f
1が小さくなることによる傾斜波部Lの傾き劣化分を目
立たなくし、傾斜波部Lの傾きが、主に電極間コンデン
サ値の変化によって決定されるようにしたのである。
【0028】次に、第3の抵抗14は、上記したように
燃料導電率が上昇すると、入力側電極11側と出力側電
極12側に各存在する浮遊抵抗26f2,27f2が小
さくなり、発振回路15の出力するパルス信号を振幅低
下させ、結果アナログ電圧のレベル低下を招く。そのた
め、第1の抵抗16と同様に、予め発振回路15の出力
する定周期のパルス信号に対して振幅を抑制しておき、
燃料導電率の上昇による傾斜波部の振幅劣化分を目立た
なくしている。
【0029】図4は燃料導電率上昇に対するアナログ電
圧の関係を、発振回路15の出力インピーダンスが高い
場合と、低い場合とで比較した特性図である。燃料導電
率上昇は、浮遊コンデンサCsと浮遊抵抗Rf2との並
列回路におけるtanδに換算して横軸に示している。
燃料導電率が上昇し浮遊抵抗Rf2が低下するほど、t
anδの値は大きくなる。tanδが大きくなる方向に
アナログ電圧を上昇させているカーブDは、出力インピ
ーダンスが低い(約50オーム)発振回路のもので、逆
のカーブEは出力インピーダンスが高い(約300オー
ム)発振回路のものである。これらの特性より、出力イ
ンピーダンスが低い発振回路の方が、燃料導電率上昇に
対してアナログ電圧が一定となるような補正効果があ
る。従って、上記のような浮遊抵抗Rf2と浮遊コンデ
ンサCsによる振幅低下は、発振回路15の出力インピ
ーダンスが高い場合に発生するため、同回路の出力イン
ピーダンスが十分に小さい場合は、必ずしも第3の抵抗
14を設けることはない。
【0030】第2の抵抗17を決定するにあたっては、
実際の電極11,12を定め、燃料導電率をNaCl水
溶液添加等によって可変し、その影響が最小となる組み
合わせを選択した。燃料導電率が上昇して電極11,1
2間の抵抗値がRとなると、電極11,12からなるコ
ンデンサの誘電正接tanδはtanδ=1/(ωC
R),Cは電極11,12間の容量となる。したがっ
て、Rの低下とともに誘電正接tanδは増大し、R=
10kΩの時約3となる。
【0031】第2の抵抗17の抵抗値R17と、上記誘
電正接tanδとの関係を図5に示す。なお、電極1
1,12間の抵抗値はtanδ=3において約10kオ
ームとした。図5から第1の抵抗16を2kオーム、第
2の抵抗17を3.6kオームとすればアナログ電圧特
性がフラットとなることがわかる。また第3の抵抗14
の抵抗値R14と誘電正接tanδとの関係を図6に示
す。なお、電極11,12間の抵抗値はtanδ=3に
おいて約10kオームとなる。図7から第1の抵抗16
を2kオーム、第2の抵抗17を3.6kオームとした
場合、第3の抵抗14は0〜50オームとすればアナロ
グ電圧特性がフラットとなることがわかる。ただし、図
5〜図7において発振回路15の最終段IV4の出力抵
抗は約50オームとした。また、図7には、発振回路1
5の周波数を500KHzとした時の図6に対応する特
性を示している。
【0032】このようにして第1,第2及び第3の抵抗
16,17及び14の各値を選定したとき、アルコール
濃度対アナログ電圧特性は、図8に示すように、ほぼ正
比例の関係が得られることを確認した。このように、ア
ルコール濃度と正比例の関係にある信号電圧を簡単な回
路構成で得られることはこの実施例の重要な利点であ
る。すなわち、従来のFM変調方式では発振周波数fは
容量(燃料の比誘電率)の平方根の逆数に比例し、アル
コール濃度とリニアな関係を出力信号電圧を得るには更
に複雑な波形変換を必要とする。この実施例の回路によ
ればこのような波形変換なしにリニアな出力を得ること
ができる。
【0033】なお、発振回路15の発振周波数は、50
0KHz〜5MHzの範囲を選択することができる。周
波数を高くすれば、燃料導電率の影響は少なくなる。な
お上記実施例において、第1の抵抗(抵抗素子)は抵抗
の他にトランジスタなどとすることができ、抵抗14、
17やコンデンサ13の省略は可能であり、ダイオード
18の省略も可能であり、発振回路15はマルチバイブ
レータやオペアンプ回路など他の形式の矩形波発振回路
でもよく、矩形波以外の発振波形の発振回路でもよい。
【0034】また、本発明でいう混合比検出手段を構成
するインバータ19、20の代わりに例えばシュミット
トリガ回路やコンパレータなどのような他のアナログ二
値化回路を採用することもでき、微分波形電圧の傾斜率
に相当する他の回路を用いることもできる。21及び2
3からなる積分回路の代わりに他のアナログ平滑回路を
採用でき、その他、デジタル変換して時間計測すること
も可能である。
【0035】また本実施例では、電極対11、12の両
端を第2の抵抗17で接続して、燃料導電率の上昇が一
対の電極のコンデンサ値に影響して傾斜波の傾き変化域
を劣化させる現象が軽減している。すなわち、第2の抵
抗17は、対電極に並列の抵抗成分となり、この抵抗成
分によって対電極のコンデンサとしての効果を予め低減
させている。これによって、アルコール濃度に比例した
傾斜波の傾き変化分に対して燃料導電率上昇による傾斜
波の傾き劣化分を目立たなくし、一対の電極間容量値の
変化が傾斜波の傾きをほぼ決定するようにしている。
【0036】更に、この実施例では直流阻止コンデンサ
13により電極11,12間に直流電流が流れるのを阻
止しているので、この直流電流による電極11,12の
腐食を防止することができる。更に、電極11,12か
ら配管、タンク(金属製とする)への直流電流の漏洩や
それによる腐食を防止することもできる。更に、発振回
路15やその他の回路故障などが生じても電極11に電
源電圧が直流的に印加されることがなく、安全性が高
い。 (実施例2)本発明の他の実施例を図9に示す。
【0037】この実施例では、抵抗14を省略し、電極
12と抵抗16間にAC結合(直流阻止)コンデンサ2
4を追加し、更にインバータ19、20をコンパレータ
19Aに置換したものである。コンデンサ24の容量値
はコンデンサ13と同程度とした。このようにすれば、
実施例1に示すコンデンサ13のリークによる直流電流
を更にコンデンサ24で阻止できるため、この直流電流
による電極11,12の腐食を防止することができる。
【0038】また、このようにすれば、電極11を発振
回路15から直流遮断するとともに、電極12を接地ラ
イン及びコンパレータ19Aの入力端から直流的に遮断
することができるので、これら接地ラインの直流電位が
変動しても電極11,12と配管、タンク(金属製)と
の間に直流電流が流れることはなく、またコンパレータ
19Aの故障などにより電極12に直流電位が印加され
て直流電流が流れることもなく、このような直流電圧に
よる放電や抵抗加熱などといった事態も阻止することが
できる。 (実施例3)また、上記の各実施例では電極コンデンサ
を微分回路の微分コンデンサとして使用したが、積分コ
ンデンサとして使用しても良い。この場合、発振回路の
出力と直列に積分抵抗を接続し、抵抗の他端をAC結合
コンデンサに接続、AC結合コンデンサの他端を、一端
を基準電位点と接続した電極コンデンサの他端に接続す
る。さらに電極コンデンサと並列に第2の抵抗を接続す
る。これによる積分波形を傾斜率信号に基づいて混合比
信号を出力する混合比検出手段に入力する。このように
した場合、電極コンデンサの右側を接地したことによ
り、第3の抵抗による出力の微調整ができなくなるが、
基本的な性能は上記微分回路のものと大差はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の液体混合比率検出装置の一実施例を
示す回路図
【図2】 図1の各部電圧の波形図
【図3】 燃料導電率と浮遊コンデンサが本発明に与え
る影響を説明する回路図
【図4】 燃料導電率上昇に対するアナログ電圧の関係
を示す特性図
【図5】 第2の抵抗の値と燃料導電率(電極コンデン
サの損失)との関係を示す特性図
【図6】 第3の抵抗の値と燃料導電率との関係を示す
特性図
【図7】 第3の抵抗の値と燃料導電率(電極コンデン
サの損失)との関係を示す特性図
【図8】 図1の回路におけるアルコール濃度対アナロ
グ電圧との関係を示す特性図
【図9】 他の実施例の回路図、
【図10】従来の液体混合比率検出装置を説明するブロ
ック図、
【符号の説明】 11,12─電極、14─第3の抵抗、15─発振回路
(発振手段)、16─第1の抵抗(抵抗素子)、17─
第2の抵抗、19,20─インバータ(混合比検出手
段)、21─積分抵抗、23─積分コンデンサ。
フロントページの続き (72)発明者 宮原 雅彦 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内 (72)発明者 中條 芳樹 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 細谷 伊知郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 西村 浩昭 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに異なる比誘電率を有する複数の液体
    からなる混合液中に互いに所定間隔を隔てて浸漬される
    一対の電極からなり前記混合液の混合比により容量が変
    化する混合比検出用のコンデンサと、 このコンデンサとともに微分回路もしくは積分回路を構
    成する抵抗素子と、 前記微分回路もしくは積分回路に定周期の発振信号を入
    力する発振手段と、 前記微分回路もしくは積分回路によって得られた前記発
    振信号の微分波形もしくは積分波形の傾斜率に関連する
    傾斜率信号を検出し、この傾斜率信号に基づいて前記混
    合液の混合比率に関連する混合比信号を出力する混合比
    検出手段とを具備することを特徴とする液体混合比率検
    出装置。
  2. 【請求項2】前記電極対に並列接続された第2の抵抗を
    具備することを特徴とする請求項1記載の液体混合比率
    検出装置。
  3. 【請求項3】前記混合液はアルコール混合ガソリンであ
    ることを特徴とする請求項1記載の液体混合比率検出装
    置。
  4. 【請求項4】互いに異なる比誘電率を有する複数の液体
    からなる混合液中に互いに所定間隔を隔てて浸漬される
    一対の電極からなり前記混合液の混合比により容量が変
    化する混合比検出用のコンデンサと、 前記電極対の一方に定周期の発振電圧を印加する発振手
    段と、 前記電極対の他方と基準電位点との間に接続され、前記
    コンデンサとともに微分回路を構成する抵抗素子と、 前記微分回路の微分波形の傾斜率に関連する傾斜率信号
    を検出し、前記傾斜率信号に基づいて前記混合液の混合
    比率に関連する混合比信号を出力する混合比検出手段と
    を具備することを特徴とする液体混合比率検出装置。
  5. 【請求項5】前記電極対に並列接続された第2の抵抗を
    具備することを特徴とする請求項4に記載の液体混合比
    率検出装置。
  6. 【請求項6】前記発振手段は矩形波発振回路からなり、
    前記混合比検出手段は前記微分波形上で互いに所定の電
    位差だけ離れた二点間の時間に比例する信号電圧を前記
    混合比信号として出力する比較器からなる請求項4記載
    の液体混合比率検出装置。
  7. 【請求項7】前記電極対の一方の電極と前記発振回路の
    出力端子との間に接続される第3の抵抗を有する請求項
    4記載の液体混合比率検出装置。
  8. 【請求項8】前記電極対の少なくとも一方の電極と前記
    発振回路の出力端子又は前記抵抗素子のどちらかとの間
    に接続される直流阻止コンデンサを有する請求項4記載
    の液体混合比率検出装置。
  9. 【請求項9】前記混合液はアルコール混合ガソリンから
    なる請求項1記載の液体混合比率検出装置。
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