JPH05133291A - 燃料蒸発ガス制御弁 - Google Patents

燃料蒸発ガス制御弁

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JPH05133291A
JPH05133291A JP32942491A JP32942491A JPH05133291A JP H05133291 A JPH05133291 A JP H05133291A JP 32942491 A JP32942491 A JP 32942491A JP 32942491 A JP32942491 A JP 32942491A JP H05133291 A JPH05133291 A JP H05133291A
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valve
canister
tank
control valve
fuel
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JP32942491A
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Hiroshi Osaki
浩 大崎
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Kyosan Denki Co Ltd
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Kyosan Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】キャニスタのパージ効果を利用し、タンク内で
発生する燃料ガスを効率よく吸着させ、補給時にその開
口部より燃料ガスが大気に放出されることを防止するた
めの、キャニスタとタンクの間に設置する制御弁を提供
する。 【構成】燃料タンクに連なる連通口41とキャニスタに
連なる連通口42を持ち、内部に弁座44aを有する筒
状のケーシング(A)44と、内部にプランジャー48
が装備されるソレノイドコイル47を内部に有するケー
シング(B)45とはフランジ43と46で圧接固定さ
れる。スリット48aを有するプランジャー48の先端
には、内側にスリット弁49aを有する弁49が取り付
けられている。弁49はスプリング50によって弁座4
4aに圧着され、燃料タンクとキャニスタを遮断する。
ソレノイドコイル47は、燃料タンクのフィラーキャッ
プの開放を感知して、断電するようにコンピュータに制
御されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の蒸発ガス制御
システムに使用する制御弁に関するものである。
【0002】
【従来技術】先ず、本発明の制御弁が使用されるシステ
ムを説明すると、第1図において、100が燃料タンク
で、キャニスタ200に配管で連結されている。400
が本発明の制御弁で、キャニスタと燃料タンクの配管
を、開放したり閉鎖したりするものである。300は、
該制御弁400を開放したり閉鎖したりするための動力
となるもので、負圧であったり、スプリングであった
り、またソレノイドコイルであったりする。900はフ
ィラーキャップ、600はフィラーキャップの開閉を感
知するコンピュータである。以上が燃料蒸発ガス制御シ
ステムの簡単な配置図である。そして、燃料タンク内に
蒸発ガスが発生すると、開弁動力300が働いて、弁を
開放し、蒸発ガスを燃料タンクからキャニスタに流出さ
せ、給油のため、フィラーキャップを開いた時、タンク
内の蒸気ガスが大気に漏れれることを防止するものであ
る。
【0003】次に従来の制御弁の構造と機能を説明する
と、第3図に示すように、インテークマニホールドの負
圧取入用の連絡口6とキャニスタ200への連絡口7を
有するキャニスタ側ケーシング8と、燃料タンク100
への連結口9を取り付けた燃料タンク側ケーシング10
とを備え、両ケーシング8、10間には、弁座11があ
る。連結口6と連結口7の間には、両連結口間を隔離す
るダイヤフラム12aが張設されており、ダイヤフラム
12aは、下面に筒状部12bを有し、該筒状部12b
の下端部には、端部弁12cが形成されて前期弁座11
に当接するようにしてダイヤフラム弁12を形成してい
るものである、また、端部弁12cの内側には逆止弁と
してのスリット弁13がダイヤフラム弁12と一体に形
成され、筒状部12bにキャニスタ側スリット弁13を
連通するための通路がある。スプリング14はダイヤフ
ラム弁12を弁座11に圧接させるように付勢して張設
されている。
【0004】以上の構成における機能を説明すれば、燃
料給油時に、エンジンを止めてフィラーキャップ900
を開いて給油する場合、燃料タンク100から配管を介
して制御弁400内に液体燃料が流れても、エンジンの
負圧がダイヤフラム12aにかからないので、スプリン
グ14の付勢力によって端部弁12cを閉鎖され、液体
燃料が、キャニスタ200側に流れ込むことを防止す
る。また、エンジン可動時はエンジンの負圧が、ダイヤ
フラム12aをスプリング14の付勢力に打ち勝って持
ち上げるために、タンクとキャニスタは開通し、走行
中、タンク内で発生した蒸発ガスはキャニスタに付着
し、タンクに蒸発ガスを停滞させることはない。
【0005】次に、第4図に示すものにおいては、キャ
ニスタ側への連結口21、燃料タンク側への連結口2
3、その間に、両連絡口を連通または遮断するソレノイ
ド制御弁装置を有し、ソレノイド制御弁装置は、コイル
27、プランジャー28、及びこれと一体成形された弁
29とからなり、該弁29はコイル27に通電される
と、弁座25に当接するように構成されている。前記弁
座25とプランジャー28との間にはスプリング30が
張設されており、前記コイル27に通電されていない場
合には、該スプリング30によって弁29は弁座25か
ら離れて、ソレノイド制御弁装置は開弁状態となる。
【0006】以上のように構成されたものにおける機能
を説明すると、燃料給油時にフィラーキャップを開く
と、コイルに通電し、弁装置を閉じタンクとキャニスタ
間を閉鎖して、液体燃料がキャニスタに流入することを
防止する。つまり、フィラーキャップの開閉で、コイル
に対して、通電、遮断を行っている。従って、エンジン
の作動、停止にかかわりなく、フィラーキャップが閉じ
ているときは、弁が働かず、スプリングによって弁は開
放されているので、タンク内に発生した蒸気ガスは常
に、キャニスタに送られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上が、本出願人が特
願平2−272384、同2−321131で説明した
弁の構造であるが、それぞれに欠点がある。先ず、最初
のものは、タンクとキャニスタをつなぐ通路を開閉す弁
の開閉を、エンジンのインテークマニホールドの負圧を
利用するために、ターボエンジンのように、インテーク
マニホードが正圧になる場合作動しないという欠点があ
る。また、あとに示すものは、前記したように、フィラ
ーキャップが開いている場合にのみ弁を閉じ、その他は
弁は開き、タンクとキャニスタは連通するために、エン
ジン停止中でもフィラーキャップが開かない限り、タン
クの燃料ガスはキャニスタに流れ込む。しかし、エンジ
ンの作動中はキャニスタに吸い込まれた燃料ガスは、エ
ンジンのインテークマニホールドの負圧でエンジンの中
に吸い込まれる、いわゆるパージ作用のため、キャニス
タの容量は余裕があるが、エンジンの停止中はパージ作
用が働かないため、キャニスタの容量はすぐにオーバー
してしまうという欠点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、車両走行時等、エンジン作動時ソレノイドコイル
に通電することによって開弁し、それ以外はコイルスプ
リングの力で閉弁すると共に、タンク内圧がスプリング
の付勢力より高くなった時開弁する弁と、タンク側がキ
ャニスタ側より圧力が低くなった時開弁する弁を設けた
ところにある。
【0009】
【実施例】以下、本発明の制御弁の一実施例を第2図を
用いて説明する。41は燃料タンクに連なる連通口、4
2はキャニスタに連なる連通口で、フランジ43を有す
る筒状のケーシング(A)44と一体成形されている。
ケーシング(A)44の内部には弁座44aを有してい
る。45はもう一方のケーシング(B)で、フランジ4
6を有し、フランジ43と46は圧接固定される、ケー
シング(B)45の内部には、ソレノイドコイル47が
固定され、その内部にプランジャー48が装着される。
プランジャー48の先端には、内側にスリット弁49a
を有する弁49が取り付けられている。又、プランジャ
ー48には、スリット48aがあり、弁49は、スプリ
ング50によって前記弁座44aに圧着され、燃料タン
クとキャニスタを遮断する。ソレノイドコイル47は、
フィラーキャップ900の開放を感知して、断電するよ
うにコンピュータ600に制御されている。
【0010】以下、制御弁の機能を説明する。ソレノイ
ドコイル47に、エンジンの可動によって通電すると、
プランジャー48がスプリング50の力に抗して持ち上
げられ、タンクからキャニスタへの通路を開放し、タン
ク内の蒸気ガスをキャニスタに送り、吸着させる。エン
ジン停止時、ソレノイドコイル47への通電が停止され
ると、プランジャー48はスプリング50によって弁座
44aを弁49によって閉鎖し、タンクからキャニスタ
への通路を遮断して、蒸気ガスの流出を阻止する。しか
し、キャニスタからタンクへの流れは、スリット48a
からスリット弁49aを通して行われる。
【0011】
【発明の効果】本発明の制御弁を、第1図に示すシステ
ムに使用することによって、以下のような技術的効果を
示す。本発明は、エンジンが作動中のみ制御弁のソレノ
イドコイルに通電することによって、燃料タンクとキャ
ニスタをつなぐ通路を開放し、燃料タンク内の燃料ガス
をキャニスタに流出、吸着させる、つまり、キャニスタ
に、パージ効果が働く時のみ、キャニスタに燃料ガスを
吸着させるようにしたために、キャニスタがオーバーフ
ローすることがない。また、エンジンを可動しながら給
油を行う場合において、フィラーキャップを開いた時、
フィラーキャップの開放を感知して、前記ソレノイドコ
イルの通電を遮断するコンピュータが働き、制御弁を閉
じるので、給油された液体燃料が、燃料タンクからオー
バフローして、キャニスタに流入することはない。以上
のことから、本考案によれば、キャニスタにとって効率
のよい制御弁を提供することができる。
【0012】
【図面の簡単な説明】
【図1】本システムを示す簡易図。
【図2】本発明の制御弁を示す断面図。
【図3】従来の制御弁を示す断面図である。
【図4】従来の制御弁を示す断面図である。
【符号の説明】
100:燃料タンク 200:キャニスタ 400:制
御弁 900:フィラーキャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料タンク内で発生した燃料蒸発ガスを吸
    着するキャニスタと、燃料タンクを連結する配管中に、
    又は、キャニスタと一体に配管される燃料蒸発ガス制御
    弁において、車両走行時等、ソレノイドコイルに通電す
    ることによって開弁し、それ以外は、スプリングの力で
    閉弁すると共に、タンク内圧がスプリングの付勢力より
    高くなった時開弁する弁と、タンク側がキャニスタ側よ
    り圧力が低くなった時開弁する弁を設けたことを特徴と
    する燃料蒸発ガス制御弁。
JP32942491A 1991-10-11 1991-10-11 燃料蒸発ガス制御弁 Expired - Fee Related JPH0742901B2 (ja)

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