JPH0513244Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0513244Y2 JPH0513244Y2 JP1987031804U JP3180487U JPH0513244Y2 JP H0513244 Y2 JPH0513244 Y2 JP H0513244Y2 JP 1987031804 U JP1987031804 U JP 1987031804U JP 3180487 U JP3180487 U JP 3180487U JP H0513244 Y2 JPH0513244 Y2 JP H0513244Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armrest
- backrest
- support shaft
- cam
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000003139 buffering effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- KJFBVJALEQWJBS-XUXIUFHCSA-N maribavir Chemical compound CC(C)NC1=NC2=CC(Cl)=C(Cl)C=C2N1[C@H]1O[C@@H](CO)[C@H](O)[C@@H]1O KJFBVJALEQWJBS-XUXIUFHCSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案はアームレストを備えた自動車用座席に
関するものである。
関するものである。
〈従来の技術〉
アームレストを備えた自動車用座席において、
乗降時その他でアームレストが邪魔になるため格
納可能としたものが実開昭61−158250号で提案さ
れている。このものは、背もたれの側面後部にア
ームレスト格納用の凹部を形成し、この凹部に側
方へスライド移動と前方略水平位置への傾動とを
許容されたアームレストが枢支された構成であ
る。
乗降時その他でアームレストが邪魔になるため格
納可能としたものが実開昭61−158250号で提案さ
れている。このものは、背もたれの側面後部にア
ームレスト格納用の凹部を形成し、この凹部に側
方へスライド移動と前方略水平位置への傾動とを
許容されたアームレストが枢支された構成であ
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉
上記従来構造では、アームレストの非使用時に
格納するための格納部として背もたれの側面後部
に凹部を設けている。従つて、この場合、背もた
れは凹部を設けた特別の構造とする必要があり、
通常一般の背もたれは適用することができない。
格納するための格納部として背もたれの側面後部
に凹部を設けている。従つて、この場合、背もた
れは凹部を設けた特別の構造とする必要があり、
通常一般の背もたれは適用することができない。
背もたれを特別な構造とすることは、設計変更
は勿論のこと、製造コスト高となる不具合があ
る。
は勿論のこと、製造コスト高となる不具合があ
る。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は、上記従来の問題点を解決した自動車
用座席を提供するものであり、その特徴とする構
成は、背もたれの側部にアームレストが格納可能
に設けられた自動車用座席において、背もたれの
側面に側方に向う軸線に対し傾斜する固定カムを
固設し、アームレストの基端部の背もたれ側面と
対面する側に切欠凹部を設け、この切欠凹部に、
前記固定カムに回転並びに軸線方向に移動可能に
貫通し、かつスプリングによりアームレストの基
端部を固定カム方向に引き付け力を持たせた支持
軸と、この支持軸を中心とし、前記固定カムと対
接してアームレストを支持軸軸線方向にスライド
させる可動カムとを固設したものである。
用座席を提供するものであり、その特徴とする構
成は、背もたれの側部にアームレストが格納可能
に設けられた自動車用座席において、背もたれの
側面に側方に向う軸線に対し傾斜する固定カムを
固設し、アームレストの基端部の背もたれ側面と
対面する側に切欠凹部を設け、この切欠凹部に、
前記固定カムに回転並びに軸線方向に移動可能に
貫通し、かつスプリングによりアームレストの基
端部を固定カム方向に引き付け力を持たせた支持
軸と、この支持軸を中心とし、前記固定カムと対
接してアームレストを支持軸軸線方向にスライド
させる可動カムとを固設したものである。
〈作用〉
上記の構成により、アームレストを直立させる
とカム機構によつて背もたれの側面と平行位置に
格納され、前方の略水平位置に回動することによ
りスプリング力によつてアームレストを背もたれ
の全面側部内に引き寄せて使用状態となる。
とカム機構によつて背もたれの側面と平行位置に
格納され、前方の略水平位置に回動することによ
りスプリング力によつてアームレストを背もたれ
の全面側部内に引き寄せて使用状態となる。
〈実施例〉
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第１図及び第２図において、１は座席に背も
たれ、２はアームレストである。このアームレス
ト２は背もたれ１の側面１ａ内にヒンジ機構３を
介して略直立位置と略前方水平位置とに旋回可能
に設けられている。
る。第１図及び第２図において、１は座席に背も
たれ、２はアームレストである。このアームレス
ト２は背もたれ１の側面１ａ内にヒンジ機構３を
介して略直立位置と略前方水平位置とに旋回可能
に設けられている。
上記アームレスト２のヒンジ機構３を第３図及
び第４図によつて説明する。背もたれ１の側面１
ａに側方に向う軸線に対し傾斜する固定カム５を
固設する。
び第４図によつて説明する。背もたれ１の側面１
ａに側方に向う軸線に対し傾斜する固定カム５を
固設する。
一方、アームレスト２の基端部には切欠凹部４
を設け、この切欠凹部４に前記固定カム５の中心
を回転可能に貫通する支持軸６と、この支持軸６
を中心とし、前記固定カム５と対接する傾斜面を
持つた可動カム８とを固設し、支持軸６にはアー
ムレスト２の基端部を固定カム５の方向に引き寄
せるためのスプリング７を設けた構造である。
を設け、この切欠凹部４に前記固定カム５の中心
を回転可能に貫通する支持軸６と、この支持軸６
を中心とし、前記固定カム５と対接する傾斜面を
持つた可動カム８とを固設し、支持軸６にはアー
ムレスト２の基端部を固定カム５の方向に引き寄
せるためのスプリング７を設けた構造である。
次に上記構成の作動について説明する。アーム
レスト２の格納状態は第１図及び第２図の実線で
示すように、背もたれ１の側面１ａ内で側面１ａ
と平行して略直立した状態であり、使用時は仮想
線で示すように、背もたれ１の全面側部内で略水
平位置に回動した状態である。
レスト２の格納状態は第１図及び第２図の実線で
示すように、背もたれ１の側面１ａ内で側面１ａ
と平行して略直立した状態であり、使用時は仮想
線で示すように、背もたれ１の全面側部内で略水
平位置に回動した状態である。
前記アームレスト２の格納状態では第３図で示
すように、アームレスト２側の可動カム８がＡ矢
視の原理図でも明らかな通り固定カム５のカムト
ツプに当接し、アームレスト２をスプリング７の
引き寄せ力に抗して背もたれ１の側面１ａの外側
方向へスライドさせる。
すように、アームレスト２側の可動カム８がＡ矢
視の原理図でも明らかな通り固定カム５のカムト
ツプに当接し、アームレスト２をスプリング７の
引き寄せ力に抗して背もたれ１の側面１ａの外側
方向へスライドさせる。
また、上記格納状態より使用位置にアームレス
ト２を前方旋回すると第４図で示すように、可動
カム８はＢ矢視の原理図で明らかな通り固定カム
５と互いに傾斜面が対接される。従って、アーム
レスト２はカムリフト分だけスプリング７によつ
て背もたれ１の前面側部内シフトして略水平位置
となる。この背もたれ１の前面側部内へのシフト
は、アームレスト２の基端部に設けられている切
欠凹部４によつて許容される。
ト２を前方旋回すると第４図で示すように、可動
カム８はＢ矢視の原理図で明らかな通り固定カム
５と互いに傾斜面が対接される。従って、アーム
レスト２はカムリフト分だけスプリング７によつ
て背もたれ１の前面側部内シフトして略水平位置
となる。この背もたれ１の前面側部内へのシフト
は、アームレスト２の基端部に設けられている切
欠凹部４によつて許容される。
〈考案の効果〉
以上のように本考案によると、アームレストの
基端部の背もたれ側面と対面する側に切欠凹部を
設け、この切欠凹部と背もたれ側面との間にアー
ムレストを回転動作によりシフトさせる固定カム
並びに可動カム及び支持軸とスプリングによるヒ
ンジ機構を設けた構成であるから、アームレスト
の格納に際して背もたれ側面後部に格納用凹部を
設ける必要がなくなり、アムレストの使用状態で
は切欠凹部によつて、背もたれ前面側面内方寄り
に位置されるため、着座者に接近した楽な姿勢で
肘掛けができる。尚、本考案ではアームレスト側
に切欠凹部が形成されるが、アームレストは座席
とは別部品であり、背もたれに格納凹部を設けた
ものに比較すると製造コスト的にはアームレスト
に設ける方がはるかに廉価である。
基端部の背もたれ側面と対面する側に切欠凹部を
設け、この切欠凹部と背もたれ側面との間にアー
ムレストを回転動作によりシフトさせる固定カム
並びに可動カム及び支持軸とスプリングによるヒ
ンジ機構を設けた構成であるから、アームレスト
の格納に際して背もたれ側面後部に格納用凹部を
設ける必要がなくなり、アムレストの使用状態で
は切欠凹部によつて、背もたれ前面側面内方寄り
に位置されるため、着座者に接近した楽な姿勢で
肘掛けができる。尚、本考案ではアームレスト側
に切欠凹部が形成されるが、アームレストは座席
とは別部品であり、背もたれに格納凹部を設けた
ものに比較すると製造コスト的にはアームレスト
に設ける方がはるかに廉価である。
さらに、スプリングによりアームレストの基端
部を支持軸を介して固定カム方向に引き付け、ア
ームレストを支持軸軸線方向に弾性を持つてスラ
イド可能とした構成であるから、アームレストの
使用状態において、カーブ等の走行時のサイドサ
ポートとして、横方向からの衝撃に対しての緩衝
作用を行う効果がある。
部を支持軸を介して固定カム方向に引き付け、ア
ームレストを支持軸軸線方向に弾性を持つてスラ
イド可能とした構成であるから、アームレストの
使用状態において、カーブ等の走行時のサイドサ
ポートとして、横方向からの衝撃に対しての緩衝
作用を行う効果がある。
第１図は本考案の側面図、第２図は正面図、第
３図及び第４図はアームレストのヒンジ機構の原
理図を併図した断面図である。 １……背もたれ、２……アームレスト、３……
ヒンジ機構、４……切欠凹部、５……固定カム、
６……支持軸、７……スプリング、８……可動カ
ム。
３図及び第４図はアームレストのヒンジ機構の原
理図を併図した断面図である。 １……背もたれ、２……アームレスト、３……
ヒンジ機構、４……切欠凹部、５……固定カム、
６……支持軸、７……スプリング、８……可動カ
ム。
Claims (1)
- 背もたれの側部にアームレストが格納可能に設
けられた自動車用座席において、背もたれの側面
に側方に向う軸線に対し傾斜する固定カムを固設
し、アームレストの基端部の背もたれ側面と対面
する側に切欠凹部を設け、この切欠凹部に、前記
固定カムに回転並びに軸線方向に移動可能に貫通
し、かつスプリングによりアームレストの基端部
を固定カム方向に引き付け力を持たせた支持軸
と、この支持軸を中心とし、前記固定カムと対接
してアームレストを支持軸軸線方向にスライドさ
せる可動カムとを固設したことを特徴とする自動
車用座席。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987031804U JPH0513244Y2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987031804U JPH0513244Y2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63140250U JPS63140250U (ja) | 1988-09-14 |
| JPH0513244Y2 true JPH0513244Y2 (ja) | 1993-04-07 |
Family
ID=30837876
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987031804U Expired - Lifetime JPH0513244Y2 (ja) | 1987-03-06 | 1987-03-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0513244Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS631448B2 (ja) * | 1982-11-30 | 1988-01-12 | Hino Motors Ltd |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS631448U (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-07 |
-
1987
- 1987-03-06 JP JP1987031804U patent/JPH0513244Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS631448B2 (ja) * | 1982-11-30 | 1988-01-12 | Hino Motors Ltd |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63140250U (ja) | 1988-09-14 |
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