JP2558880Y2 - シートのアームレスト - Google Patents
シートのアームレストInfo
- Publication number
- JP2558880Y2 JP2558880Y2 JP1319793U JP1319793U JP2558880Y2 JP 2558880 Y2 JP2558880 Y2 JP 2558880Y2 JP 1319793 U JP1319793 U JP 1319793U JP 1319793 U JP1319793 U JP 1319793U JP 2558880 Y2 JP2558880 Y2 JP 2558880Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- armrest
- seat
- backrest
- cam
- substantially horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は例えば自動車に設置され
るシートのアームレストに関するものである。
るシートのアームレストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6に示すように例えば自動車のリヤシ
ート(1) は座部(2) と背もたれ部(3)とからなり、該背
もたれ部(3) の中央部にはアームレスト(4) が取付けら
れ、該アームレスト(4) は該背もたれ部(3) に沿って収
納凹部(3A)に収納される収納状態と、略水平な使用状態
との間で回動可能にされ、使用状態では座部(2) の中央
部に形成されている突出部(2A)に当接して支持されてい
る。
ート(1) は座部(2) と背もたれ部(3)とからなり、該背
もたれ部(3) の中央部にはアームレスト(4) が取付けら
れ、該アームレスト(4) は該背もたれ部(3) に沿って収
納凹部(3A)に収納される収納状態と、略水平な使用状態
との間で回動可能にされ、使用状態では座部(2) の中央
部に形成されている突出部(2A)に当接して支持されてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来構成にあって
は、アームレスト(4) を使用状態に支持するために、座
部(2) の中央部に突出部(2A)を形成することが必要であ
り、シート(1) の坐り心地が該突出部(2A)によって悪化
し、特に三人掛けの場合、中央に坐る人にとって坐り心
地は極めて悪いものとなる。
は、アームレスト(4) を使用状態に支持するために、座
部(2) の中央部に突出部(2A)を形成することが必要であ
り、シート(1) の坐り心地が該突出部(2A)によって悪化
し、特に三人掛けの場合、中央に坐る人にとって坐り心
地は極めて悪いものとなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の課題
を解決するための手段として、シート(11)の背もたれ部
(13)に取付けられ、該背もたれ部(13)に沿う収納状態と
略水平な使用状態との間で回動可能にされているアーム
レスト(14)において、該アームレスト(14)内部にアーム
レスト(14)下面(14A) を押下げる押下片(24)と、該押下
片(24)を押下げるカム(20)とを内蔵せしめ、該カム(20)
は該アームレスト(14)が使用状態にある時押下片(24)を
押下げてアームレスト(14)下面(14A) がシート(11)の座
部(12)に当接するように突出せしめるシート(11)のアー
ムレスト(14)を提供するものである。
を解決するための手段として、シート(11)の背もたれ部
(13)に取付けられ、該背もたれ部(13)に沿う収納状態と
略水平な使用状態との間で回動可能にされているアーム
レスト(14)において、該アームレスト(14)内部にアーム
レスト(14)下面(14A) を押下げる押下片(24)と、該押下
片(24)を押下げるカム(20)とを内蔵せしめ、該カム(20)
は該アームレスト(14)が使用状態にある時押下片(24)を
押下げてアームレスト(14)下面(14A) がシート(11)の座
部(12)に当接するように突出せしめるシート(11)のアー
ムレスト(14)を提供するものである。
【0005】
【作用】本考案においては、アームレスト(14)が略水平
な使用状態の場合、カム(20)によって押下片(24)が押下
げられ、該押下片(24)によって該アームレスト(14)の下
面(14A) が押下げられて突出し、このようにして突出し
た下面(14A) によってアームレスト(14)は略水平な使用
状態に支持される。
な使用状態の場合、カム(20)によって押下片(24)が押下
げられ、該押下片(24)によって該アームレスト(14)の下
面(14A) が押下げられて突出し、このようにして突出し
た下面(14A) によってアームレスト(14)は略水平な使用
状態に支持される。
【0006】
【実施例】本考案を図1〜図5に示す一実施例によって
説明すれば、シート(11)は座部(12)と背もたれ部(13)と
からなり、該背もたれ部(13)の中央部にはアームレスト
(14)が取付けられ、上縁には左右一対のヘッドレスト(1
5,15) が取付けられている。該アームレスト(14)は図1
に示すように背もたれ部(13)に沿って該背もたれ部(13)
の収納凹部(13A) に収納される収納状態と、図2に示す
ように略水平な使用状態との間で回動可能にされてい
る。
説明すれば、シート(11)は座部(12)と背もたれ部(13)と
からなり、該背もたれ部(13)の中央部にはアームレスト
(14)が取付けられ、上縁には左右一対のヘッドレスト(1
5,15) が取付けられている。該アームレスト(14)は図1
に示すように背もたれ部(13)に沿って該背もたれ部(13)
の収納凹部(13A) に収納される収納状態と、図2に示す
ように略水平な使用状態との間で回動可能にされてい
る。
【0007】図3に示すように該アームレスト(14)のフ
レーム(17)は背もたれ部(13)のフレーム(16)のブラケッ
ト(18)に軸(19)を介して回動可能に取付けられている
が、該軸(19)にはカム(20)が回動可能に取付けられてお
り、該カム(20)はガイド枠(21)に上下スライド可能に支
持されている断面L字状のスライド片(22)の上縁に当接
しており、該スライド片(22)からはアーム(23)が差出さ
れ、該アーム(23)の先端部には押下片(24)が取付けられ
ている。そして該スライド片(22)はリターンスプリング
(25)によって上方へ付勢されている。
レーム(17)は背もたれ部(13)のフレーム(16)のブラケッ
ト(18)に軸(19)を介して回動可能に取付けられている
が、該軸(19)にはカム(20)が回動可能に取付けられてお
り、該カム(20)はガイド枠(21)に上下スライド可能に支
持されている断面L字状のスライド片(22)の上縁に当接
しており、該スライド片(22)からはアーム(23)が差出さ
れ、該アーム(23)の先端部には押下片(24)が取付けられ
ている。そして該スライド片(22)はリターンスプリング
(25)によって上方へ付勢されている。
【0008】該カム(20)はアームレスト(14)のフレーム
(17)のガイド溝(26)から突出する背もたれ部(13)のフレ
ーム(16)のブラケット(18)のピン(27)に当接し、図4に
示すアームレスト(14)の収納状態からベルト(28)を手掛
かりとして図5に示すようにアームレスト(14)の略水平
な使用状態まで回動させた場合、該カム(20)は該ピン(2
7)に押されて回動し、リターンスプリング(25)に抗して
スライド片(22)を押下げる。
(17)のガイド溝(26)から突出する背もたれ部(13)のフレ
ーム(16)のブラケット(18)のピン(27)に当接し、図4に
示すアームレスト(14)の収納状態からベルト(28)を手掛
かりとして図5に示すようにアームレスト(14)の略水平
な使用状態まで回動させた場合、該カム(20)は該ピン(2
7)に押されて回動し、リターンスプリング(25)に抗して
スライド片(22)を押下げる。
【0009】該スライド片(22)がこのようにカム(20)に
よって押下げられるとアーム(23)を介して押下片(24)が
アームレスト(14)の下面(14A) を押下げて突出させ、こ
のようにして使用状態では図2に示すようにアームレス
ト(14)は突出した下面(14A)がシート(11)の座部(12)に
当接することによって略水平状態に支持される。
よって押下げられるとアーム(23)を介して押下片(24)が
アームレスト(14)の下面(14A) を押下げて突出させ、こ
のようにして使用状態では図2に示すようにアームレス
ト(14)は突出した下面(14A)がシート(11)の座部(12)に
当接することによって略水平状態に支持される。
【0010】上記実施例以外、カムを直接押下片に当接
させて押下げるようにしてもよい。
させて押下げるようにしてもよい。
【0011】
【考案の効果】したがって本考案ではアームレストを使
用状態に支持するためにシートの座部に突出部を形成す
る必要がなくなり、シートの坐り心地が大巾に改良され
る。
用状態に支持するためにシートの座部に突出部を形成す
る必要がなくなり、シートの坐り心地が大巾に改良され
る。
図1〜図5は本考案の一実施例を示すものである。
【図1】アームレスト収納状態斜視図
【図2】アームレスト使用状態斜視図
【図3】アームレスト分解斜視図
【図4】アームレストフレーム収納状態説明図
【図5】アームレストフレーム使用状態説明図
【図6】従来例の斜視図
11 シート 12 座部 13 背もたれ部 14 アームレスト 14A 下面 20 カム 24 押下片
Claims (1)
- 【請求項1】シートの背もたれ部に取付けられ、該背も
たれ部に沿う収納状態と略水平な使用状態との間で回動
可能にされているアームレストにおいて、該アームレス
ト内部にアームレスト下面を押下げる押下片と、該押下
片を押下げるカムとを内蔵せしめ、該カムは該アームレ
ストが使用状態にある時押下片を押下げてアームレスト
下面がシートの座部に当接するように突出せしめること
を特徴とするシートのアームレスト
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1319793U JP2558880Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | シートのアームレスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1319793U JP2558880Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | シートのアームレスト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666399U JPH0666399U (ja) | 1994-09-20 |
JP2558880Y2 true JP2558880Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=11826436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1319793U Expired - Lifetime JP2558880Y2 (ja) | 1993-02-26 | 1993-02-26 | シートのアームレスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558880Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-26 JP JP1319793U patent/JP2558880Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0666399U (ja) | 1994-09-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970819 |