JPH05131451A - 空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents
空気入りタイヤの製造方法Info
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- JPH05131451A JPH05131451A JP3294338A JP29433891A JPH05131451A JP H05131451 A JPH05131451 A JP H05131451A JP 3294338 A JP3294338 A JP 3294338A JP 29433891 A JP29433891 A JP 29433891A JP H05131451 A JPH05131451 A JP H05131451A
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- Tyre Moulding (AREA)
- Tires In General (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 一対のサイプを備えたブロックを有する空気
入りタイヤを成形する際のベア発生を防止することので
きる空気入りタイヤの製造方法を提供する。 【構成】 加硫用モールド型20の凹部22に一対のサ
イプ14を形成するためのブレード24を一対設け、ブ
レード24間の領域を幅狭領域形成凹部26、幅狭領域
形成凹部26の両側を幅広領域形成凹部28とする。幅
広領域形成凹部28の底面28Aには、凹部22の四隅
近傍に、それぞれベントホール30を設ける。幅狭領域
形成凹部26の底面26Aには、タイヤ幅方向両端部近
傍にそれぞれベントホール32設ける。生タイヤのゴム
34が凹部22内へ流入した際に、凹部22内の気体
は、ベントホール30及びベントホール32を介して大
気へと押し出され、ゴム34は幅狭領域形成凹部26及
び幅広領域形成凹部28の隅々まで到達して型内面に密
着することができ、ブロック12にベアが生じない。
入りタイヤを成形する際のベア発生を防止することので
きる空気入りタイヤの製造方法を提供する。 【構成】 加硫用モールド型20の凹部22に一対のサ
イプ14を形成するためのブレード24を一対設け、ブ
レード24間の領域を幅狭領域形成凹部26、幅狭領域
形成凹部26の両側を幅広領域形成凹部28とする。幅
広領域形成凹部28の底面28Aには、凹部22の四隅
近傍に、それぞれベントホール30を設ける。幅狭領域
形成凹部26の底面26Aには、タイヤ幅方向両端部近
傍にそれぞれベントホール32設ける。生タイヤのゴム
34が凹部22内へ流入した際に、凹部22内の気体
は、ベントホール30及びベントホール32を介して大
気へと押し出され、ゴム34は幅狭領域形成凹部26及
び幅広領域形成凹部28の隅々まで到達して型内面に密
着することができ、ブロック12にベアが生じない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トレッドのブロックに
一対のサイプが形成された空気入りタイヤを製造するた
めの空気入りタイヤの製造方法に関する。
一対のサイプが形成された空気入りタイヤを製造するた
めの空気入りタイヤの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両に用いられる空気入りタ
イヤとしてブロックパターンを有する空気入りタイヤが
提案されている。
イヤとしてブロックパターンを有する空気入りタイヤが
提案されている。
【0003】この空気入りタイヤを加硫成形する加硫用
モールド型にはブロックを形成するための凹部が設けら
れている。未加硫の生タイヤは、加硫用モールド型内に
装填されたのち所定の内圧及び温度が付与される。これ
によって、生タイヤのゴムは凹部に密着されて外輪郭が
形成されると共に加硫が行われる。
モールド型にはブロックを形成するための凹部が設けら
れている。未加硫の生タイヤは、加硫用モールド型内に
装填されたのち所定の内圧及び温度が付与される。これ
によって、生タイヤのゴムは凹部に密着されて外輪郭が
形成されると共に加硫が行われる。
【0004】図9に示すように、生タイヤに内圧が付与
されて凹部100に生タイヤのゴム102が押圧される
と、ゴム102によって凹部100が密閉され空気やゴ
ムから発生するガスが停滞してゴムが流動しないため、
凹部100の四隅近傍には大気に連通するベントホール
104を設けて、キャビティー内の気体を逃がしてゴム
102の流動性を高めている。
されて凹部100に生タイヤのゴム102が押圧される
と、ゴム102によって凹部100が密閉され空気やゴ
ムから発生するガスが停滞してゴムが流動しないため、
凹部100の四隅近傍には大気に連通するベントホール
104を設けて、キャビティー内の気体を逃がしてゴム
102の流動性を高めている。
【0005】一方、ブロックを3つの領域に区画するよ
うに2本一対のサイプを設ける場合には、図10に示す
ように、一方の壁面106から対向する他方の壁面10
8に延設される薄板状のブレード110を凹部102内
に一対設けることとなる。ところが、凹部100に一対
のブレード110を設けると、凹部100内が3つの領
域に区画され、一対のブレードの間に小凹部112が形
成される。
うに2本一対のサイプを設ける場合には、図10に示す
ように、一方の壁面106から対向する他方の壁面10
8に延設される薄板状のブレード110を凹部102内
に一対設けることとなる。ところが、凹部100に一対
のブレード110を設けると、凹部100内が3つの領
域に区画され、一対のブレードの間に小凹部112が形
成される。
【0006】ところが、凹部100内に小凹部112が
形成されると、図11に示すように、凹部102内に生
タイヤのゴムが流入した際に、小凹部112はゴムに密
閉されるため小凹部112内の気体は逃げ場がなくなり
小凹部112の底部までゴムが流動せず、加硫後のブロ
ックにベアが形成されるという不具合がある。この欠点
を解消するために、ブレード110に図10で想像線で
示すような貫通孔114を設け、小凹部112と小凹部
112に隣接する端部凹部116とをこの貫通孔114
によって連通した加硫用モールド型を制作して空気入り
タイヤを成形する方法も試みたが、小凹部112内の気
体を逃がしてベアの発生を防止するには十分ではなかっ
た。
形成されると、図11に示すように、凹部102内に生
タイヤのゴムが流入した際に、小凹部112はゴムに密
閉されるため小凹部112内の気体は逃げ場がなくなり
小凹部112の底部までゴムが流動せず、加硫後のブロ
ックにベアが形成されるという不具合がある。この欠点
を解消するために、ブレード110に図10で想像線で
示すような貫通孔114を設け、小凹部112と小凹部
112に隣接する端部凹部116とをこの貫通孔114
によって連通した加硫用モールド型を制作して空気入り
タイヤを成形する方法も試みたが、小凹部112内の気
体を逃がしてベアの発生を防止するには十分ではなかっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、一対のサイプを備えたブロックを有する空気入り
タイヤを成形する際のベア発生を防止することのできる
空気入りタイヤの製造方法を提供することが目的であ
る。
慮し、一対のサイプを備えたブロックを有する空気入り
タイヤを成形する際のベア発生を防止することのできる
空気入りタイヤの製造方法を提供することが目的であ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、実質的にタイ
ヤ幅方向に延びる二本で一組のサイプにより挟まれた幅
狭領域と、前記サイプを介して前記幅狭領域の両側に位
置する幅広領域と、を有するブロックを備え、前記幅狭
領域のタイヤ周方向平均長さTSと前記幅広領域のタイ
ヤ周方向平均長さTLとが、0.1≦TS/TL≦0.
8の関係にある空気入りタイヤを製造する空気入りタイ
ヤの製造方法であって、前記幅狭領域を形成する凹部に
キャビティー内の気体を逃がすベントホールを備えた加
硫用モールド型によって前記空気入りタイヤを加硫成形
することを特徴としている。
ヤ幅方向に延びる二本で一組のサイプにより挟まれた幅
狭領域と、前記サイプを介して前記幅狭領域の両側に位
置する幅広領域と、を有するブロックを備え、前記幅狭
領域のタイヤ周方向平均長さTSと前記幅広領域のタイ
ヤ周方向平均長さTLとが、0.1≦TS/TL≦0.
8の関係にある空気入りタイヤを製造する空気入りタイ
ヤの製造方法であって、前記幅狭領域を形成する凹部に
キャビティー内の気体を逃がすベントホールを備えた加
硫用モールド型によって前記空気入りタイヤを加硫成形
することを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の空気入りタイヤの製造方法によれば、
空気入りタイヤは、ブロックの幅狭領域を形成する凹部
にベントホールが設けられている加硫用モールド型によ
って形成されるため、幅狭領域を形成する凹部に空気入
りタイヤの未加硫のゴムが流入すると、凹部内の空気等
の気体はベントホールによって逃がされる。このため、
凹部内に流入する未加硫のゴムの流動が阻害されないた
め、未加硫のゴムは凹部の隅々まで行き渡る。したがっ
て、本発明の空気入りタイヤの製造方法によって成形さ
れた空気入りタイヤのブロックにはベアを生じることは
ない。
空気入りタイヤは、ブロックの幅狭領域を形成する凹部
にベントホールが設けられている加硫用モールド型によ
って形成されるため、幅狭領域を形成する凹部に空気入
りタイヤの未加硫のゴムが流入すると、凹部内の空気等
の気体はベントホールによって逃がされる。このため、
凹部内に流入する未加硫のゴムの流動が阻害されないた
め、未加硫のゴムは凹部の隅々まで行き渡る。したがっ
て、本発明の空気入りタイヤの製造方法によって成形さ
れた空気入りタイヤのブロックにはベアを生じることは
ない。
【0010】
【実施例】本発明の第1実施例を図1及び図4にしたが
って説明する。
って説明する。
【0011】本実施例の空気入りタイヤ10はブロック
パターンを有しており、図1に示すように、空気入りタ
イヤ10のブロック12は略角柱状を呈している。この
ブロック12のタイヤ周方向(図1矢印A方向)寸法T
は、好ましくは15mm≦T≦40mm、さらに好ましくは
20mm≦T≦35mmの範囲とされている。なお、本実施
例では、ブロック12のタイヤ周方向寸法Tが33mmに
設定されており、ブロック12のタイヤ幅方向(図1矢
印B方向)の寸法Wが30mmに設定されている。
パターンを有しており、図1に示すように、空気入りタ
イヤ10のブロック12は略角柱状を呈している。この
ブロック12のタイヤ周方向(図1矢印A方向)寸法T
は、好ましくは15mm≦T≦40mm、さらに好ましくは
20mm≦T≦35mmの範囲とされている。なお、本実施
例では、ブロック12のタイヤ周方向寸法Tが33mmに
設定されており、ブロック12のタイヤ幅方向(図1矢
印B方向)の寸法Wが30mmに設定されている。
【0012】ここで、ブロック12のタイヤ周方向寸法
Tが40mmを超えた場合には、ブロック12のタイヤ周
方向長さの増加に伴って、その接地圧が低下することか
らエッジ効果を期待し難く、駆動性能及び制動性能が低
下するため好ましくない。一方、タイヤ周方向寸法Tが
15mm未満の場合には、ブロック12の剛性が小さくな
り過ぎる結果、やはりブロック12のエッジ効果を期待
し難く、駆動性能及び制動性能が低下するため好ましく
ない。
Tが40mmを超えた場合には、ブロック12のタイヤ周
方向長さの増加に伴って、その接地圧が低下することか
らエッジ効果を期待し難く、駆動性能及び制動性能が低
下するため好ましくない。一方、タイヤ周方向寸法Tが
15mm未満の場合には、ブロック12の剛性が小さくな
り過ぎる結果、やはりブロック12のエッジ効果を期待
し難く、駆動性能及び制動性能が低下するため好ましく
ない。
【0013】このブロック12には、タイヤ幅方向に沿
って直線状に延びる互いに平行とされた一対のサイプ1
4が1組となって形成されている。なお、ここで言うサ
イプ14とは、好ましくは1mm以下、さらに好ましくは
0.6mm以下の溝幅を有するものを言う。なお、本実施
例のサイプ14は溝幅が0.5mmに設定されている。
って直線状に延びる互いに平行とされた一対のサイプ1
4が1組となって形成されている。なお、ここで言うサ
イプ14とは、好ましくは1mm以下、さらに好ましくは
0.6mm以下の溝幅を有するものを言う。なお、本実施
例のサイプ14は溝幅が0.5mmに設定されている。
【0014】これらのサイプ14の長手方向両端部はブ
ロック12のタイヤ幅方向側の側壁12Aまで達してお
り、ブロック12はこれらのサイプ14によってタイヤ
周方向に3つの領域に区画されている。これら一対のサ
イプ14に挟まれた領域は幅狭領域16とされ、この幅
狭領域16のタイヤ周方向両側に隣接する領域は幅広領
域18とされている。幅狭領域16の幅TSと、幅広領
域18の幅TLとの比率TS/TLは、0.1≦TS/
TL≦0.8とされており、好ましくは0.2≦TS/
TL≦0.5とされている。なお、本実施例のブロック
12は、幅広領域18のタイヤ周方向の寸法TLが13
mmに設定され、幅狭領域16のタイヤ周方向の寸法TS
が6mmに設定されており、幅広領域18の幅TLとの比
率TS/TLは、約0.46に設定されている。また、
これらのサイプ14の深さHは、本実施例では12mmに
設定されている。
ロック12のタイヤ幅方向側の側壁12Aまで達してお
り、ブロック12はこれらのサイプ14によってタイヤ
周方向に3つの領域に区画されている。これら一対のサ
イプ14に挟まれた領域は幅狭領域16とされ、この幅
狭領域16のタイヤ周方向両側に隣接する領域は幅広領
域18とされている。幅狭領域16の幅TSと、幅広領
域18の幅TLとの比率TS/TLは、0.1≦TS/
TL≦0.8とされており、好ましくは0.2≦TS/
TL≦0.5とされている。なお、本実施例のブロック
12は、幅広領域18のタイヤ周方向の寸法TLが13
mmに設定され、幅狭領域16のタイヤ周方向の寸法TS
が6mmに設定されており、幅広領域18の幅TLとの比
率TS/TLは、約0.46に設定されている。また、
これらのサイプ14の深さHは、本実施例では12mmに
設定されている。
【0015】したがって、幅狭領域16の剛性は、両側
の幅広領域18の剛性よりも小さくなる。このため、図
2に示すように、駆動時又は制動時にブロック12が路
面20に接してブロック12にタイヤ外周接線方向の摩
擦力(図2矢印F方向)が作用した際には、幅広領域1
8の変形は小さく、幅狭領域16の変形は大きくなる。
これによって、2本のサイプ14のうち矢印F方向側の
サイプ14が閉じ、矢印F方向側とは反対方向側のサイ
プ14が開き幅狭領域16の踏面16A側の角部16B
のエッジ効果により氷上性能が向上する。
の幅広領域18の剛性よりも小さくなる。このため、図
2に示すように、駆動時又は制動時にブロック12が路
面20に接してブロック12にタイヤ外周接線方向の摩
擦力(図2矢印F方向)が作用した際には、幅広領域1
8の変形は小さく、幅狭領域16の変形は大きくなる。
これによって、2本のサイプ14のうち矢印F方向側の
サイプ14が閉じ、矢印F方向側とは反対方向側のサイ
プ14が開き幅狭領域16の踏面16A側の角部16B
のエッジ効果により氷上性能が向上する。
【0016】なお、幅狭領域16の幅TSと、幅広領域
18の幅TLとの比率TS/TLが0.8を超えると幅
狭領域16と幅広領域18の剛性差が少なくなり制動時
及び駆動時にサイプ14が開き難くなりエッジ効果が期
待できなくなり、0.1未満になると幅狭領域16の剛
性が低下しすぎて幅狭領域16の耐久性が低下するため
好ましくない。
18の幅TLとの比率TS/TLが0.8を超えると幅
狭領域16と幅広領域18の剛性差が少なくなり制動時
及び駆動時にサイプ14が開き難くなりエッジ効果が期
待できなくなり、0.1未満になると幅狭領域16の剛
性が低下しすぎて幅狭領域16の耐久性が低下するため
好ましくない。
【0017】次に、本実施例に係る空気入りタイヤ10
の製造方法について説明する。空気入りタイヤ10を成
形する加硫用モールド型20の成形面には、図3に示す
ように、ブロック12を形成するための略角柱状の凹部
22が設けられている。この凹部22には、サイプ14
を形成するためのブレード24が設けられている。ブレ
ード24は、タイヤ幅方向(図3矢印B方向)に沿って
延びる薄板状とされ、タイヤ周方向(図3矢印A方向)
に沿って平行で一対設けられている。このため、凹部2
2は一対のブレード24によって、3つの領域に区画さ
れ、中央が幅狭領域16を形成する幅狭領域形成凹部2
6、ブレード24を介して幅狭領域形成凹部26の両側
が幅広領域18を形成する幅広領域形成凹部28とされ
ている。
の製造方法について説明する。空気入りタイヤ10を成
形する加硫用モールド型20の成形面には、図3に示す
ように、ブロック12を形成するための略角柱状の凹部
22が設けられている。この凹部22には、サイプ14
を形成するためのブレード24が設けられている。ブレ
ード24は、タイヤ幅方向(図3矢印B方向)に沿って
延びる薄板状とされ、タイヤ周方向(図3矢印A方向)
に沿って平行で一対設けられている。このため、凹部2
2は一対のブレード24によって、3つの領域に区画さ
れ、中央が幅狭領域16を形成する幅狭領域形成凹部2
6、ブレード24を介して幅狭領域形成凹部26の両側
が幅広領域18を形成する幅広領域形成凹部28とされ
ている。
【0018】幅広領域形成凹部28の底面28Aには、
タイヤ幅方向両端部のタイヤ周方向両端部の角部近傍
に、それぞれベントホール30の一方が開口している。
これらのベントホール30の他方は、加硫用モールド型
20の外方の大気へ連通されている。これらのベントホ
ール30は、断面形状が円形とされている。なお、幅広
領域形成凹部28一つ当たりにおけるベントホール30
の断面積の合計は少なくとも1mm2 以上が好ましく、幅
広領域形成凹部28一つ当たりにおける底面28Aの面
積、即ちブロック12の幅広領域18の一つ当たりにお
ける踏面面積の1パーセント以上がさらに好ましい。
タイヤ幅方向両端部のタイヤ周方向両端部の角部近傍
に、それぞれベントホール30の一方が開口している。
これらのベントホール30の他方は、加硫用モールド型
20の外方の大気へ連通されている。これらのベントホ
ール30は、断面形状が円形とされている。なお、幅広
領域形成凹部28一つ当たりにおけるベントホール30
の断面積の合計は少なくとも1mm2 以上が好ましく、幅
広領域形成凹部28一つ当たりにおける底面28Aの面
積、即ちブロック12の幅広領域18の一つ当たりにお
ける踏面面積の1パーセント以上がさらに好ましい。
【0019】一方、幅狭領域形成凹部26の底面26A
には、ベントホール32の一方が開口されている。これ
らのベントホール32の他方は、加硫用モールド型20
の外方の大気へ連通されている。なお、幅狭領域形成凹
部26一つ当たりにおけるベントホール32の断面積の
合計は少なくとも1mm2 以上が好ましく、幅狭領域形成
凹部26一つ当たりにおける底面部26Aの面積、即ち
ブロック12の幅狭領域16一つ当たりにおける踏面面
積の1パーセント以上がさらに好ましい。なお、ベント
ホール32を2つ以上設ける場合には、互いに出来るだ
け離間させて配設することが好ましい。
には、ベントホール32の一方が開口されている。これ
らのベントホール32の他方は、加硫用モールド型20
の外方の大気へ連通されている。なお、幅狭領域形成凹
部26一つ当たりにおけるベントホール32の断面積の
合計は少なくとも1mm2 以上が好ましく、幅狭領域形成
凹部26一つ当たりにおける底面部26Aの面積、即ち
ブロック12の幅狭領域16一つ当たりにおける踏面面
積の1パーセント以上がさらに好ましい。なお、ベント
ホール32を2つ以上設ける場合には、互いに出来るだ
け離間させて配設することが好ましい。
【0020】なお、本実施例では、ベントホール32は
底面26Aのタイヤ幅方向両端部近傍にそれぞれ設けら
れている。また、本実施例のベントホール32は断面形
状が円形とされており、その穴径dは1.2mmとされて
いる。また、ベントホール32の開口位置は、詳しくは
底面26Aのタイヤ幅方向両端部からの距離S1が3mm
で、かつブレード24とブレード24との中央(ブレー
ド24からの距離S2は3mmの距離)に設定されてい
る。
底面26Aのタイヤ幅方向両端部近傍にそれぞれ設けら
れている。また、本実施例のベントホール32は断面形
状が円形とされており、その穴径dは1.2mmとされて
いる。また、ベントホール32の開口位置は、詳しくは
底面26Aのタイヤ幅方向両端部からの距離S1が3mm
で、かつブレード24とブレード24との中央(ブレー
ド24からの距離S2は3mmの距離)に設定されてい
る。
【0021】したがって、未加硫の生タイヤが加硫用モ
ールド型20に装填され、この生タイヤの内側に配設さ
れた図示しないブラダーによって未加硫の生タイヤへ圧
力が加えられると、図4に示すように生タイヤのゴム3
4は凹部22内へ流入する。ここで、凹部22内の気体
は、ベントホール30及びベントホール32を介して大
気へと押し出され、生タイヤのゴム34は幅狭領域形成
凹部26の底面26A及び幅広領域形成凹部28の底面
28Aの隅々まで到達して型内面に密着することができ
る。その後、加硫用モールド型20内の生タイヤは所定
の温度で所定時間加硫される。
ールド型20に装填され、この生タイヤの内側に配設さ
れた図示しないブラダーによって未加硫の生タイヤへ圧
力が加えられると、図4に示すように生タイヤのゴム3
4は凹部22内へ流入する。ここで、凹部22内の気体
は、ベントホール30及びベントホール32を介して大
気へと押し出され、生タイヤのゴム34は幅狭領域形成
凹部26の底面26A及び幅広領域形成凹部28の底面
28Aの隅々まで到達して型内面に密着することができ
る。その後、加硫用モールド型20内の生タイヤは所定
の温度で所定時間加硫される。
【0022】したがって、本発明の空気入りタイヤの製
造方法によって成形された空気入りタイヤ10は、ブロ
ック12にベアが生じることはない。
造方法によって成形された空気入りタイヤ10は、ブロ
ック12にベアが生じることはない。
【0023】なお、本実施例では、ベントホール30及
びベントホール32の断面形状を円形としたが、本発明
はこれに限らず、図5に示すように、断面形状を矩形と
してもよい。なお、図5に示すベントホール30及びベ
ントホール32は、タイヤ幅方向(図5矢印B方向)の
寸法D1が1mm、タイヤ周方向(図5矢印A方向)の寸
法D2が0.5mmとされている。
びベントホール32の断面形状を円形としたが、本発明
はこれに限らず、図5に示すように、断面形状を矩形と
してもよい。なお、図5に示すベントホール30及びベ
ントホール32は、タイヤ幅方向(図5矢印B方向)の
寸法D1が1mm、タイヤ周方向(図5矢印A方向)の寸
法D2が0.5mmとされている。
【0024】なお、本実施例では、幅狭領域形成凹部2
6の底面26Aにはベントホール32を2個設ける構成
としたが、ベントホール32は幅狭領域形成凹部26に
1個設ければよく、図6に示すように、底面26Aの中
央にベントホール32を1個配設する構成としてもよ
い。
6の底面26Aにはベントホール32を2個設ける構成
としたが、ベントホール32は幅狭領域形成凹部26に
1個設ければよく、図6に示すように、底面26Aの中
央にベントホール32を1個配設する構成としてもよ
い。
【0025】次に、本発明に係る空気入りタイヤ10の
第2実施例を図7及び図8にしたがって説明する。な
お、第1実施例と同一構成に関しては同一符号を付し、
その説明は省略する。
第2実施例を図7及び図8にしたがって説明する。な
お、第1実施例と同一構成に関しては同一符号を付し、
その説明は省略する。
【0026】図7に示すように、本実施例の空気入りタ
イヤ10のブロック12は、一対のサイプ14が二組設
けられている。図8に示すように、本実施例のブロック
12を形成する凹部20には、一対のブレード24が二
組設けられており、一対のブレード24に挟まれた各幅
狭領域形成凹部26の底面26Aには、タイヤ幅方向両
端部近傍及び中央部にベントホール32が形成されてい
る。なお、本実施例のベントホール32の穴径は1mmに
設定されている。
イヤ10のブロック12は、一対のサイプ14が二組設
けられている。図8に示すように、本実施例のブロック
12を形成する凹部20には、一対のブレード24が二
組設けられており、一対のブレード24に挟まれた各幅
狭領域形成凹部26の底面26Aには、タイヤ幅方向両
端部近傍及び中央部にベントホール32が形成されてい
る。なお、本実施例のベントホール32の穴径は1mmに
設定されている。
【0027】また、凹部20のタイヤ周方向(図8矢印
A方向)中央に位置する幅広領域形成凹部28の底面2
8Aには、タイヤ幅方向(図8矢印B方向)両端部近傍
にそれぞれベントホール30が設けられている。
A方向)中央に位置する幅広領域形成凹部28の底面2
8Aには、タイヤ幅方向(図8矢印B方向)両端部近傍
にそれぞれベントホール30が設けられている。
【0028】本実施例においても、生タイヤのゴム34
が凹部22内へ流入した際には、凹部22内の気体は、
ベントホール30及びベントホール32を介して大気へ
と押し出され、生タイヤのゴム34は幅狭領域形成凹部
26の底面26A及び幅広領域形成凹部28の底面28
Aの隅々まで到達して型内面に密着することができる。
したがって、本実施例の空気入りタイヤ10において
も、ブロック12にベアが生じることはない。
が凹部22内へ流入した際には、凹部22内の気体は、
ベントホール30及びベントホール32を介して大気へ
と押し出され、生タイヤのゴム34は幅狭領域形成凹部
26の底面26A及び幅広領域形成凹部28の底面28
Aの隅々まで到達して型内面に密着することができる。
したがって、本実施例の空気入りタイヤ10において
も、ブロック12にベアが生じることはない。
【0029】なお、前記第1実施例及び第2実施例では
ブロック一つ当たりに一対のサイプを一組又は二組設け
る構成としたが本発明はこれに限らず、一対のサイプを
ブロック一つ当たりに三組以上設けてもよい。
ブロック一つ当たりに一対のサイプを一組又は二組設け
る構成としたが本発明はこれに限らず、一対のサイプを
ブロック一つ当たりに三組以上設けてもよい。
【0030】なお、ベントホール32は幅狭領域形成凹
部26に少なくとも1つ設ければよく、必要に応じて複
数個設ける構成としてもよいのは勿論である。
部26に少なくとも1つ設ければよく、必要に応じて複
数個設ける構成としてもよいのは勿論である。
【0031】また、ベントホール30、32は気体を逃
がす役目を有しているため、その断面形状は特に問わな
いが出来るだけ簡単な形状(円形、矩形等)が好まし
い。
がす役目を有しているため、その断面形状は特に問わな
いが出来るだけ簡単な形状(円形、矩形等)が好まし
い。
【0032】また、一対のサイプ14は、実施例では互
いに平行としたが、本発明はこれに限らず、サイプ14
は必ずしも平行でなくてもよい。また、ブロック12の
形状も実施例には限定されない。 (試験例)以下の表1には、それぞれ条件(ベントホー
ルの有無、ベントホールの数、ベントホールの大きさ、
幅狭領域の接地面積の大きさ)の異なる加硫用モールド
型を5組制作し、それぞれの加硫用モールド型で生タイ
ヤを加硫成形し、これらの加硫用モールド型によって成
形された空気入りタイヤのブロックにベアが発生したか
否か及び発生したベアの大きさを目視で測定した結果が
示されている。なお、発生したベアの大きさは従来例を
100とした指数表示とされており、数値の小さい方が
良とされる。
いに平行としたが、本発明はこれに限らず、サイプ14
は必ずしも平行でなくてもよい。また、ブロック12の
形状も実施例には限定されない。 (試験例)以下の表1には、それぞれ条件(ベントホー
ルの有無、ベントホールの数、ベントホールの大きさ、
幅狭領域の接地面積の大きさ)の異なる加硫用モールド
型を5組制作し、それぞれの加硫用モールド型で生タイ
ヤを加硫成形し、これらの加硫用モールド型によって成
形された空気入りタイヤのブロックにベアが発生したか
否か及び発生したベアの大きさを目視で測定した結果が
示されている。なお、発生したベアの大きさは従来例を
100とした指数表示とされており、数値の小さい方が
良とされる。
【0033】
【表1】
【0034】表1に示す試験結果からも、本発明の空気
入りタイヤの製造方法によって製造された空気入りタイ
ヤは幅狭領域のベアの発生が抑えられることが明らかと
なった。
入りタイヤの製造方法によって製造された空気入りタイ
ヤは幅狭領域のベアの発生が抑えられることが明らかと
なった。
【0035】
【発明の効果】本発明は上記の製造方法としたので、一
対のサイプを備えたブロックを有する空気入りタイヤを
成形する際のベア発生を防止することのできる優れた効
果を有する。
対のサイプを備えたブロックを有する空気入りタイヤを
成形する際のベア発生を防止することのできる優れた効
果を有する。
【図1】本発明の第1実施例に係る空気入りラジアルタ
イヤのブロックを示す斜視図である。
イヤのブロックを示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る空気入りラジアルタ
イヤのブロックが摩擦力を受けて変形した状態を示すタ
イヤ幅方向から見た側面図である。
イヤのブロックが摩擦力を受けて変形した状態を示すタ
イヤ幅方向から見た側面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係る加硫用モールド型の
凹部を示す斜視図である。
凹部を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例に係り加硫用モールド型の
凹部に生タイヤのゴムが流入する状態を示す断面図であ
る。
凹部に生タイヤのゴムが流入する状態を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の他の実施例に係る加硫用モールド型の
凹部を示す斜視図である。
凹部を示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る加硫用モールド型の
凹部を示す斜視図である。
凹部を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る空気入りラジアルタ
イヤのブロックを示す斜視図である。
イヤのブロックを示す斜視図である。
【図8】本発明の第2実施例に係る加硫用モールド型の
凹部を示す斜視図である。
凹部を示す斜視図である。
【図9】従来例に係る加硫用モールド型の凹部に生タイ
ヤのゴムが流入する状態を示す断面図である。
ヤのゴムが流入する状態を示す断面図である。
【図10】従来例に係る加硫用モールド型の凹部を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図11】参考例に係る加硫用モールド型の凹部を示す
斜視図である。
斜視図である。
10 空気入りタイヤ 12 ブロック 14 サイプ 14A 底部 16 幅狭領域 18 幅広領域 20 加硫用モールド型 26 幅狭領域形成凹部 32 ベントホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B60C 11/12 C 8408−3D // B29K 21:00 105:24 B29L 30:00 4F
Claims (1)
- 【請求項1】 実質的にタイヤ幅方向に延びる二本で一
組のサイプにより挟まれた幅狭領域と、前記サイプを介
して前記幅狭領域の両側に位置する幅広領域と、を有す
るブロックを備え、前記幅狭領域のタイヤ周方向平均長
さTSと前記幅広領域のタイヤ周方向平均長さTLと
が、0.1≦TS/TL≦0.8の関係にある空気入り
タイヤを製造する空気入りタイヤの製造方法であって、 前記幅狭領域を形成する凹部にキャビティー内の気体を
逃がすベントホールを備えた加硫用モールド型によって
前記空気入りタイヤを加硫成形することを特徴とする空
気入りタイヤの製造方法。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3294338A JPH05131451A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 空気入りタイヤの製造方法 |
US07/967,281 US5385189A (en) | 1991-11-01 | 1992-10-27 | Pneumatic tire with paired sides in the tread |
FI924924A FI102258B1 (fi) | 1991-11-01 | 1992-10-29 | Pneumaattinen rengas |
DE1992613161 DE69213161T2 (de) | 1991-11-01 | 1992-10-29 | Luftreifen, Form und Verfahren zur Herstellung |
EP19920309935 EP0540340B1 (en) | 1991-11-01 | 1992-10-29 | Pneumatic tire, mold for manufacturing pneumatic tire, and method of manufacturing pneumatic tire using the mold |
ES92309935T ES2092060T3 (es) | 1991-11-01 | 1992-10-29 | Neumatico, molde y procedimiento para la fabricacion del mismo. |
CA002081720A CA2081720A1 (en) | 1991-11-01 | 1992-10-29 | Pneumatic tire, mold for manufacturing pneumatic tire, and method of manufacturing pneumatic tire using the mold |
NO924196A NO179860C (no) | 1991-11-01 | 1992-10-30 | Pneumatisk dekk |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3294338A JPH05131451A (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | 空気入りタイヤの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05131451A true JPH05131451A (ja) | 1993-05-28 |
Family
ID=17806412
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3294338A Pending JPH05131451A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-11 | 空気入りタイヤの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05131451A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09193619A (ja) * | 1996-01-17 | 1997-07-29 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP2020044749A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 横浜ゴム株式会社 | 加硫用モールドおよびタイヤの製造方法 |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP3294338A patent/JPH05131451A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09193619A (ja) * | 1996-01-17 | 1997-07-29 | Bridgestone Corp | 空気入りタイヤ |
JP2020044749A (ja) * | 2018-09-20 | 2020-03-26 | 横浜ゴム株式会社 | 加硫用モールドおよびタイヤの製造方法 |
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