JPH05130905A - 靴の甲の選択された部分に沿つて漸進的に操作する装置 - Google Patents
靴の甲の選択された部分に沿つて漸進的に操作する装置Info
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- JPH05130905A JPH05130905A JP4115818A JP11581892A JPH05130905A JP H05130905 A JPH05130905 A JP H05130905A JP 4115818 A JP4115818 A JP 4115818A JP 11581892 A JP11581892 A JP 11581892A JP H05130905 A JPH05130905 A JP H05130905A
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- A43D—MACHINES, TOOLS, EQUIPMENT OR METHODS FOR MANUFACTURING OR REPAIRING FOOTWEAR
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 先に荒削りされた靴底の区域にのみ確実に接
着剤が塗布されるように準備でき、オペレーターが介在
する必要がなく、しかも、荒削り度を荒削りと接着剤塗
布の間に検査することができる靴の荒削りおよび接着剤
塗布装置を実現すること。 【構成】 靴の甲の選択された部分、例えば、足型を取
った靴の底の周辺部、を荒削りし、その後接着剤を塗布
する装置はカメラ(C)を備え、これにより荒削りされ
た区域が走査され、そのような走査から荒削りの範囲と
程度も決定され、ディジタル化された情報として記憶さ
れる。この情報からまず記憶されたモデルとの比較によ
り荒削り操作の適格性が決定され、次に接着剤を塗布す
る路が、接着剤が確実に荒削りされた区域にのみ塗布さ
れるように設定される。
着剤が塗布されるように準備でき、オペレーターが介在
する必要がなく、しかも、荒削り度を荒削りと接着剤塗
布の間に検査することができる靴の荒削りおよび接着剤
塗布装置を実現すること。 【構成】 靴の甲の選択された部分、例えば、足型を取
った靴の底の周辺部、を荒削りし、その後接着剤を塗布
する装置はカメラ(C)を備え、これにより荒削りされ
た区域が走査され、そのような走査から荒削りの範囲と
程度も決定され、ディジタル化された情報として記憶さ
れる。この情報からまず記憶されたモデルとの比較によ
り荒削り操作の適格性が決定され、次に接着剤を塗布す
る路が、接着剤が確実に荒削りされた区域にのみ塗布さ
れるように設定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は靴の甲の選択された部分
に沿って漸進的に操作する装置、さらに詳細に述べると
靴の甲の選択された部分を荒引きし、その後接着剤を塗
布する装置に関する。
に沿って漸進的に操作する装置、さらに詳細に述べると
靴の甲の選択された部分を荒引きし、その後接着剤を塗
布する装置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】靴の
甲の部分に沿って漸進的操作を行なうさまざまな個別の
装置が知られている。例えば、欧州特許出願第 0 0
43 645号に靴底の周辺部に漸進的荒削り操作を行
なう装置が記述されているが、欧州特許出願第 0 3
51 993号にはその第1の実施例に靴底の周辺部に
接着剤を漸進的に塗布する装置が記載されている。この
後者にはまた、その第2の実施例に足型を取った靴の側
面部に沿って漸進的に荒削り操作を行なう装置が記載さ
れており、さらにこの中では、接着剤塗布操作は足型を
取った靴の側面部に沿って漸進的に行なうこともできる
と考えられている。
甲の部分に沿って漸進的操作を行なうさまざまな個別の
装置が知られている。例えば、欧州特許出願第 0 0
43 645号に靴底の周辺部に漸進的荒削り操作を行
なう装置が記述されているが、欧州特許出願第 0 3
51 993号にはその第1の実施例に靴底の周辺部に
接着剤を漸進的に塗布する装置が記載されている。この
後者にはまた、その第2の実施例に足型を取った靴の側
面部に沿って漸進的に荒削り操作を行なう装置が記載さ
れており、さらにこの中では、接着剤塗布操作は足型を
取った靴の側面部に沿って漸進的に行なうこともできる
と考えられている。
【0003】これらの装置の各々は靴支持体、工具支持
手段、及び複数のn.cモーターを含め、靴支持体と工
具支持手段の間の相対運動を、靴支持体に支持された靴
の縦方向、横方向、高さ方向に行なう手段からなり、こ
れにより工具支持手段に支持された工具がそのような靴
の周辺部に沿って漸進的に操作するようにし、プログラ
ムされた命令に従って前記n.c.モーターの操作をコ
ントロールする加工手段とともに、ディジタル化された
座標軸値を含むデータ・セットからなり、靴の周辺部に
沿って複数の連続した選択点に対して3つの座標軸を用
いる。(ここで使用した「n.c.モーター」という句
は、モーターの望ましい操作に適切にディジタル化され
た情報に従って供給されるコントロール・シグナルによ
りその操作がコントロールされるモーターと理解すべき
である。そのようなモーターの例はステッピング・モー
ターやd.c.サーボ・モーターである。) さらに、プログラムされた命令を提供するために、各装
置は路決定操作モードをもっており、工具がオペレータ
・コントロールのもとで靴の周辺部に沿って選択された
点に連続的に移動され、そのような選択点の各々に対す
る座標軸値が「教えられ」、記憶されて必要なデータ・
セットの一部をなす。無論、靴の各スタイルに対して別
個のデータ・セットが必要であるが、一般に前記装置の
各々はグレーディング・プログラム持ち、それにより、
あるスタイルに対してそのスタイルにおけるあらゆるサ
イズが、同一のデータ・セットを使用して操作でき、さ
らに左と右の靴に対して同一の「教えられた」データが
使用できる。
手段、及び複数のn.cモーターを含め、靴支持体と工
具支持手段の間の相対運動を、靴支持体に支持された靴
の縦方向、横方向、高さ方向に行なう手段からなり、こ
れにより工具支持手段に支持された工具がそのような靴
の周辺部に沿って漸進的に操作するようにし、プログラ
ムされた命令に従って前記n.c.モーターの操作をコ
ントロールする加工手段とともに、ディジタル化された
座標軸値を含むデータ・セットからなり、靴の周辺部に
沿って複数の連続した選択点に対して3つの座標軸を用
いる。(ここで使用した「n.c.モーター」という句
は、モーターの望ましい操作に適切にディジタル化され
た情報に従って供給されるコントロール・シグナルによ
りその操作がコントロールされるモーターと理解すべき
である。そのようなモーターの例はステッピング・モー
ターやd.c.サーボ・モーターである。) さらに、プログラムされた命令を提供するために、各装
置は路決定操作モードをもっており、工具がオペレータ
・コントロールのもとで靴の周辺部に沿って選択された
点に連続的に移動され、そのような選択点の各々に対す
る座標軸値が「教えられ」、記憶されて必要なデータ・
セットの一部をなす。無論、靴の各スタイルに対して別
個のデータ・セットが必要であるが、一般に前記装置の
各々はグレーディング・プログラム持ち、それにより、
あるスタイルに対してそのスタイルにおけるあらゆるサ
イズが、同一のデータ・セットを使用して操作でき、さ
らに左と右の靴に対して同一の「教えられた」データが
使用できる。
【0004】靴の製造において、荒削りや接着剤塗布の
プロセス、あるいは場合によってはプライマーの塗布は
平行して行なわれるが、荒削り操作の目的は要するに表
面を接着剤(あるいはプライマー)を塗布できるよう調
整することである。従って、荒削りされた区域にのみ、
接着剤を塗布することが望ましい。また、荒削り操作に
おいて荒削りされた区域の外部境界が正確にコントロー
ルされるように取り計らうのが非常に望ましいことを銘
記すると、一方で、荒削りされた区域の境界が、さらな
る靴の部品(例えば、靴底の場合、ソール・ユニット)
が接着されるべき区域より突き出すと、露出した荒削り
区域は完成した靴に見苦しい外観を与え、他方、荒削り
された区域が靴の部品が固定される区域より小さいと、
部品と靴の甲の間に知覚できる隙間ができがちで、それ
は見苦しいばかりではなく、例えば、水が靴に浸透する
こともある。
プロセス、あるいは場合によってはプライマーの塗布は
平行して行なわれるが、荒削り操作の目的は要するに表
面を接着剤(あるいはプライマー)を塗布できるよう調
整することである。従って、荒削りされた区域にのみ、
接着剤を塗布することが望ましい。また、荒削り操作に
おいて荒削りされた区域の外部境界が正確にコントロー
ルされるように取り計らうのが非常に望ましいことを銘
記すると、一方で、荒削りされた区域の境界が、さらな
る靴の部品(例えば、靴底の場合、ソール・ユニット)
が接着されるべき区域より突き出すと、露出した荒削り
区域は完成した靴に見苦しい外観を与え、他方、荒削り
された区域が靴の部品が固定される区域より小さいと、
部品と靴の甲の間に知覚できる隙間ができがちで、それ
は見苦しいばかりではなく、例えば、水が靴に浸透する
こともある。
【0005】上述した商業的に入手可能な装置を使用す
れば、オペレーターは荒削りとその後の接着剤塗布操作
の間に靴底を検査でき、その後の接着剤塗布操作を靴に
施すのに先立って、荒削り操作が満足のいくように行な
われるように取り計らう。荒削りが不十分な場合、オペ
レーターが、適当な荒削り装置に手動で提示することに
より、靴の荒削りを「タッチアップ」できる。さらに、
荒削りの不十分さがプログラムされた命令の欠点から生
じる場合、オペレーターがディジテル化された情報を
「編集」してそのような不十分さを修正することができ
る。しかし、そのような状況ではオペレーターが接着剤
塗布操作をコントロールするディジタル化された情報も
修正しない限り、荒削り区域と、その後接着剤が塗布さ
れる区域が一致しなくなる。
れば、オペレーターは荒削りとその後の接着剤塗布操作
の間に靴底を検査でき、その後の接着剤塗布操作を靴に
施すのに先立って、荒削り操作が満足のいくように行な
われるように取り計らう。荒削りが不十分な場合、オペ
レーターが、適当な荒削り装置に手動で提示することに
より、靴の荒削りを「タッチアップ」できる。さらに、
荒削りの不十分さがプログラムされた命令の欠点から生
じる場合、オペレーターがディジテル化された情報を
「編集」してそのような不十分さを修正することができ
る。しかし、そのような状況ではオペレーターが接着剤
塗布操作をコントロールするディジタル化された情報も
修正しない限り、荒削り区域と、その後接着剤が塗布さ
れる区域が一致しなくなる。
【0006】前記の議論では靴底の周辺部とその側面
部、及びそれらへのその後の接着剤塗布操作にのみ言及
してきたが、何らかの形の仕上げを提供された靴部品に
接着剤を塗布する必要がある場合は常に、靴部品と接着
剤によりそこに固定されるべきさらなる部品の間の適当
な接着を達成するために、前もって荒削り操作が必要に
なることがある。従って、靴部品が平らな状態で配置さ
れ、さらなる部品がそこに貼付される場合、同様な問題
が起こるであろうことも考えられる。
部、及びそれらへのその後の接着剤塗布操作にのみ言及
してきたが、何らかの形の仕上げを提供された靴部品に
接着剤を塗布する必要がある場合は常に、靴部品と接着
剤によりそこに固定されるべきさらなる部品の間の適当
な接着を達成するために、前もって荒削り操作が必要に
なることがある。従って、靴部品が平らな状態で配置さ
れ、さらなる部品がそこに貼付される場合、同様な問題
が起こるであろうことも考えられる。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、平らな状態であ
ろうと、成形した状態であろうお、荒削りをし、その後
靴の甲の選択された部分に接着剤を塗布する装置を提供
することが本発明のさまざまな目的の一つである。成形
した状態の例として、足型を取った靴の場合、荒引きさ
れた靴の甲の区域が特に荒引きされた区域の境界に関し
て、その後接着剤で信頼のおけるように塗布される。
ろうと、成形した状態であろうお、荒削りをし、その後
靴の甲の選択された部分に接着剤を塗布する装置を提供
することが本発明のさまざまな目的の一つである。成形
した状態の例として、足型を取った靴の場合、荒引きさ
れた靴の甲の区域が特に荒引きされた区域の境界に関し
て、その後接着剤で信頼のおけるように塗布される。
【0008】従って、本発明はその幾つかの面の一つに
おいて、靴の甲の選択された部分を荒削りし、その後接
着剤を塗布する装置を提供するが、これは靴支持体、工
具支持手段、及び複数のn.c.モーターを含み、靴支
持体と工具支持手段の間の相対運動を、少なくとも2つ
の座標軸に沿って行う手段からなり、これにより工具支
持手段に支持された工具が望ましい路に沿って漸進的に
靴支持体により支持された靴の甲の選択された部分に操
作を行なうようにし、プログラムされた命令に従って前
記n.c.モーターの操作をコントロールする加工手段
とともに、ディジタル化された座標軸値を含むデータ・
セットからなり、望ましい路に従って複数の連続した選
択点に対して前記の少なくとも2つの座標軸を用いる。
この装置はさらに光学走査装置からなり、この装置は荒
削り操作が行なわれた後操作可能で、荒削り操作が行な
われた区域を走査し、走査された区域に関する加工手段
に情報を供給し、加工手段はそのような情報からそのよ
うな区域の境界の配置を決定し、そのような境界に沿っ
た複数の点に対するディジタル化された座標軸値を含む
データ・セットを生み出す。そういったデータ・セット
は、先に荒削りされた区域の前記境界まで接着剤を塗布
する、接着剤塗布用工具の路をコントロールするプログ
ラムされた命令を構成するか、その一部である。
おいて、靴の甲の選択された部分を荒削りし、その後接
着剤を塗布する装置を提供するが、これは靴支持体、工
具支持手段、及び複数のn.c.モーターを含み、靴支
持体と工具支持手段の間の相対運動を、少なくとも2つ
の座標軸に沿って行う手段からなり、これにより工具支
持手段に支持された工具が望ましい路に沿って漸進的に
靴支持体により支持された靴の甲の選択された部分に操
作を行なうようにし、プログラムされた命令に従って前
記n.c.モーターの操作をコントロールする加工手段
とともに、ディジタル化された座標軸値を含むデータ・
セットからなり、望ましい路に従って複数の連続した選
択点に対して前記の少なくとも2つの座標軸を用いる。
この装置はさらに光学走査装置からなり、この装置は荒
削り操作が行なわれた後操作可能で、荒削り操作が行な
われた区域を走査し、走査された区域に関する加工手段
に情報を供給し、加工手段はそのような情報からそのよ
うな区域の境界の配置を決定し、そのような境界に沿っ
た複数の点に対するディジタル化された座標軸値を含む
データ・セットを生み出す。そういったデータ・セット
は、先に荒削りされた区域の前記境界まで接着剤を塗布
する、接着剤塗布用工具の路をコントロールするプログ
ラムされた命令を構成するか、その一部である。
【0009】従って、本発明による装置を使用すれば、
接着剤塗布用工具の従う路は、光学走査装置により走査
される際に、荒削りされた区域に依存するようになるこ
とがわかるであろう。従って、荒削りされるべき区域が
いったん満足のいくように決定されると、以前必要だっ
たプリプログラミングの段階なしに、同一の区域が、特
にその境界に関して、接着剤で信頼のおけるように塗布
されるように取りはからうことが可能になる。
接着剤塗布用工具の従う路は、光学走査装置により走査
される際に、荒削りされた区域に依存するようになるこ
とがわかるであろう。従って、荒削りされるべき区域が
いったん満足のいくように決定されると、以前必要だっ
たプリプログラミングの段階なしに、同一の区域が、特
にその境界に関して、接着剤で信頼のおけるように塗布
されるように取りはからうことが可能になる。
【0010】本発明は、相対運動が3つの座標軸に沿っ
て靴支持体と工具支持手段の間で行なわれる装置におい
て使用するのに特に適しているが、それに限らない。ま
た、データ・セットはディジタルされた座標軸値を含
み、そのような運動の路に沿って選択された点に対して
前記3つの座標軸を使用する。従って、本発明はさらに
その幾つかの面の別の面において、足型を取った靴の周
辺部を荒削りし、その後接着剤を塗布する装置を提供す
る。足型を取った靴は、足型を取った靴を支持する靴支
持体、工具支持手段、及び複数のn.c.モーターを含
め、靴支持体と工具支持手段の間の相対運動を、靴支持
体に支持された靴の縦方向、横方向、高さ方向に行う手
段からなり、これにより工具支持手段に支持された工具
がそのような靴の周辺部に沿って漸進的に操作するよう
にし、プログラムされた命令に従って前記n.c.モー
ターの操作をコントロールする加工手段とともに、ディ
ジタル化された座標軸値を含むデータ・セットからな
り、靴の周辺部に沿って複数の連続した選択点に対して
少なくとも2つの座標軸を用いる。この装置はさらに光
学走査装置からなり、この装置は荒削り操作が行なわれ
た後操作可能で、荒削り操作が行なわれた区域を走査
し、走査された区域に関する加工手段に情報を供給し、
加工手段はそのような情報からそのような区域の外部境
界の配置を決定し、靴支持体により支持される靴の周辺
部に沿って、先に荒削りされた区域の前記外部境界まで
接着剤を塗布する接着剤塗用工具を案内する。
て靴支持体と工具支持手段の間で行なわれる装置におい
て使用するのに特に適しているが、それに限らない。ま
た、データ・セットはディジタルされた座標軸値を含
み、そのような運動の路に沿って選択された点に対して
前記3つの座標軸を使用する。従って、本発明はさらに
その幾つかの面の別の面において、足型を取った靴の周
辺部を荒削りし、その後接着剤を塗布する装置を提供す
る。足型を取った靴は、足型を取った靴を支持する靴支
持体、工具支持手段、及び複数のn.c.モーターを含
め、靴支持体と工具支持手段の間の相対運動を、靴支持
体に支持された靴の縦方向、横方向、高さ方向に行う手
段からなり、これにより工具支持手段に支持された工具
がそのような靴の周辺部に沿って漸進的に操作するよう
にし、プログラムされた命令に従って前記n.c.モー
ターの操作をコントロールする加工手段とともに、ディ
ジタル化された座標軸値を含むデータ・セットからな
り、靴の周辺部に沿って複数の連続した選択点に対して
少なくとも2つの座標軸を用いる。この装置はさらに光
学走査装置からなり、この装置は荒削り操作が行なわれ
た後操作可能で、荒削り操作が行なわれた区域を走査
し、走査された区域に関する加工手段に情報を供給し、
加工手段はそのような情報からそのような区域の外部境
界の配置を決定し、靴支持体により支持される靴の周辺
部に沿って、先に荒削りされた区域の前記外部境界まで
接着剤を塗布する接着剤塗用工具を案内する。
【0011】この装置は単一の靴支持体からなり、工具
支持手段が荒削り手段と接着剤塗布手段の両方を支持す
るように配置されていることが考えられる。そのような
場合、まず荒削り用工具により、次に接着剤塗布用工具
により、2つの操作「パス」が靴底に行なわれるよう
に、工具支持手段と靴支持体の間の相対運動が生じる。
さらに、そのような場合、同一のプログラムされた命令
を各「パス」に使用し、走査装置により供給される情報
に従って第2の「パス」を修正できる。
支持手段が荒削り手段と接着剤塗布手段の両方を支持す
るように配置されていることが考えられる。そのような
場合、まず荒削り用工具により、次に接着剤塗布用工具
により、2つの操作「パス」が靴底に行なわれるよう
に、工具支持手段と靴支持体の間の相対運動が生じる。
さらに、そのような場合、同一のプログラムされた命令
を各「パス」に使用し、走査装置により供給される情報
に従って第2の「パス」を修正できる。
【0012】かわりに、この装置は第1の荒削りステー
ションと、第2の接着剤塗布ステーションからなってい
てもよく、各ステーションは靴支持体と工具支持手段、
及びその間で上述したように相対運動を行なう手段から
なる。さらに、そのようなステーションの各々は上述し
た商業的に入手可能な装置の1つにより提供されうる。
そのような装置においてもまた、荒削り操作と接着剤塗
布操作の両方に対して同一のプログラムされた命令を提
供できる。従って、この場合、荒削り装置の路決定操作
のみが行なわれればよく、このように提供されたデータ
・セットをその後使用して、荒削り装置のみでなく接着
剤塗布装置もコントロールできる。さらに、そのような
場合、接着剤塗布用工具の路をコントロールする本発明
に従えば、データ・セットは、プログラムされた命令あ
るいはその一部を構成し、光学走査装置により前述のよ
うに供給される情報に従って、加工手段により修正され
る。従って、このように、荒削り用工具がその操作を実
行し、接着剤塗布用工具が、荒削りされた区域の境界ま
で接着剤を確実に塗布するようにした後で、工具の路の
概略を表示するデータ・セットが修正される。
ションと、第2の接着剤塗布ステーションからなってい
てもよく、各ステーションは靴支持体と工具支持手段、
及びその間で上述したように相対運動を行なう手段から
なる。さらに、そのようなステーションの各々は上述し
た商業的に入手可能な装置の1つにより提供されうる。
そのような装置においてもまた、荒削り操作と接着剤塗
布操作の両方に対して同一のプログラムされた命令を提
供できる。従って、この場合、荒削り装置の路決定操作
のみが行なわれればよく、このように提供されたデータ
・セットをその後使用して、荒削り装置のみでなく接着
剤塗布装置もコントロールできる。さらに、そのような
場合、接着剤塗布用工具の路をコントロールする本発明
に従えば、データ・セットは、プログラムされた命令あ
るいはその一部を構成し、光学走査装置により前述のよ
うに供給される情報に従って、加工手段により修正され
る。従って、このように、荒削り用工具がその操作を実
行し、接着剤塗布用工具が、荒削りされた区域の境界ま
で接着剤を確実に塗布するようにした後で、工具の路の
概略を表示するデータ・セットが修正される。
【0013】他方、本発明の別の実施例において、個別
のプログラムされた命令を提供して荒削り操作と接着剤
塗布操作を行なうことができる。しかし、この場合も、
データ・セットは、接着剤塗布操作用のプログラムされ
た命令あるいはその一部を構成し、光学走査装置により
前述のように供給される情報に従って、加工手段により
修正される。
のプログラムされた命令を提供して荒削り操作と接着剤
塗布操作を行なうことができる。しかし、この場合も、
データ・セットは、接着剤塗布操作用のプログラムされ
た命令あるいはその一部を構成し、光学走査装置により
前述のように供給される情報に従って、加工手段により
修正される。
【0014】上述したさまざまな商業的に入手可能な装
置の各々において、前述した欧州特許出願書類に開示さ
れているように、工具支持手段により支持された工具の
路をコントロールするデータ・セットはまた、選択点に
おいて靴の甲に関して工具の傾斜した配置に関連し、靴
の甲への操作の最中に前記の傾斜した配置をコントロー
ルする情報を含む。従って、靴底の荒削り装置の場合、
靴底を横に伸長し、工具の操作表面、すなわち靴底とか
み合った工具表面の部分を通過する軸の回りでピボット
運動をするように、工具がホルダーに取り付けられる。
他方、接着剤塗布装置及び側面荒削り装置において、工
具が、操作されている靴の底を横切って延びる軸の回り
でピボット運動をするように取り付けられているばかり
でなく(この軸は工具の回転軸と交差する)、また、靴
底の縦方向に延び、工具の回転軸と前記横軸の交差点を
通過する軸の回りにピボット運動をするように工具が取
り付けられる。本発明による装置において、接着剤塗布
用工具を靴の甲に関して傾斜をつけて配置するそのよう
なピボット運動も提供され、さらに工具の傾斜した配置
にかんするそのような情報は、光学走査装置により供給
される情報に従って加工手段により修正されない。従っ
て、例えば、X,Y,Z軸運動と、横軸と縦軸の回りの
ピボット運動が前もって決定されたプログラムされた命
令にコントロールされる接着剤塗布装置の場合、交差軸
の回りの工具のピボット運動(すなわち「傾斜運動」と
「クラウン運動」)は、3つの座標軸値のいかなる修正
にも無関係に保持される。
置の各々において、前述した欧州特許出願書類に開示さ
れているように、工具支持手段により支持された工具の
路をコントロールするデータ・セットはまた、選択点に
おいて靴の甲に関して工具の傾斜した配置に関連し、靴
の甲への操作の最中に前記の傾斜した配置をコントロー
ルする情報を含む。従って、靴底の荒削り装置の場合、
靴底を横に伸長し、工具の操作表面、すなわち靴底とか
み合った工具表面の部分を通過する軸の回りでピボット
運動をするように、工具がホルダーに取り付けられる。
他方、接着剤塗布装置及び側面荒削り装置において、工
具が、操作されている靴の底を横切って延びる軸の回り
でピボット運動をするように取り付けられているばかり
でなく(この軸は工具の回転軸と交差する)、また、靴
底の縦方向に延び、工具の回転軸と前記横軸の交差点を
通過する軸の回りにピボット運動をするように工具が取
り付けられる。本発明による装置において、接着剤塗布
用工具を靴の甲に関して傾斜をつけて配置するそのよう
なピボット運動も提供され、さらに工具の傾斜した配置
にかんするそのような情報は、光学走査装置により供給
される情報に従って加工手段により修正されない。従っ
て、例えば、X,Y,Z軸運動と、横軸と縦軸の回りの
ピボット運動が前もって決定されたプログラムされた命
令にコントロールされる接着剤塗布装置の場合、交差軸
の回りの工具のピボット運動(すなわち「傾斜運動」と
「クラウン運動」)は、3つの座標軸値のいかなる修正
にも無関係に保持される。
【0015】このように修正されない工具の角度位置に
関する情報を保持することにより、光学走査装置は、
X,Y軸次元のみ、そしてZ軸次元もまた効率的に検出
する比較的簡単な装置のままでよい。従って、光学走査
装置は線なぞり装置からできる。この装置は、接着剤塗
布ステーションの工具支持手段に取り付けられており、
工具支持手段と接着剤塗布ステーションの靴支持体の間
の相対運動を行なう手段により前記外部境界に沿って漸
進的に移動され、その手段の操作をコントロールする。
線なぞり装置と工具支持手段により支持された工具は、
工具のたどる路により接着剤が前述したように先に荒削
りされた区域に塗布されるように、互いに取り付けられ
ている。しかし、かわりに、光学操作装置はディジタル
・カメラ、例えば、線走査カメラでよく、あるいはビデ
オ・カメラでもよい。いずれにせよ、カメラは従来のタ
イプのものであるが、そのようなカメラを選択する際
に、靴の甲の荒削りされた区域と荒削りされていない区
域の境界が容易に検出されるように、走査中の製品の表
示のテキスチャーの相違を識別する設備が必要であろ
う。
関する情報を保持することにより、光学走査装置は、
X,Y軸次元のみ、そしてZ軸次元もまた効率的に検出
する比較的簡単な装置のままでよい。従って、光学走査
装置は線なぞり装置からできる。この装置は、接着剤塗
布ステーションの工具支持手段に取り付けられており、
工具支持手段と接着剤塗布ステーションの靴支持体の間
の相対運動を行なう手段により前記外部境界に沿って漸
進的に移動され、その手段の操作をコントロールする。
線なぞり装置と工具支持手段により支持された工具は、
工具のたどる路により接着剤が前述したように先に荒削
りされた区域に塗布されるように、互いに取り付けられ
ている。しかし、かわりに、光学操作装置はディジタル
・カメラ、例えば、線走査カメラでよく、あるいはビデ
オ・カメラでもよい。いずれにせよ、カメラは従来のタ
イプのものであるが、そのようなカメラを選択する際
に、靴の甲の荒削りされた区域と荒削りされていない区
域の境界が容易に検出されるように、走査中の製品の表
示のテキスチャーの相違を識別する設備が必要であろ
う。
【0016】同様に、本発明による装置の処理手段は完
全に従来のものであり、フレーム・ストア、イメージ分
析設備、テクスチャー識別設備からなる。特に線なぞり
装置を使用する際は、可能な比較的短時間のうちに望ま
しい分析を達成できる処理手段を選択するよう注意せね
ばならない。同様に、ビデオ・カメラもしくはディジタ
ル・カメラの場合、速度の要求は線なぞり装置に関して
と同様程ではないが、本発明による装置から比較的高い
生産性を確保するため、荒削りされた区域の境界の識別
と、既存のデータ・セットの修正によるものであれ、別
の方法によるものであれ、その結果としてのデータ・セ
ットの供給における迅速な反応が、選択された処理手段
に関して必要とされる。
全に従来のものであり、フレーム・ストア、イメージ分
析設備、テクスチャー識別設備からなる。特に線なぞり
装置を使用する際は、可能な比較的短時間のうちに望ま
しい分析を達成できる処理手段を選択するよう注意せね
ばならない。同様に、ビデオ・カメラもしくはディジタ
ル・カメラの場合、速度の要求は線なぞり装置に関して
と同様程ではないが、本発明による装置から比較的高い
生産性を確保するため、荒削りされた区域の境界の識別
と、既存のデータ・セットの修正によるものであれ、別
の方法によるものであれ、その結果としてのデータ・セ
ットの供給における迅速な反応が、選択された処理手段
に関して必要とされる。
【0017】さらに、テキスチャー識別設備を備えたカ
メラを使用すれば、荒削り操作が適切に行なわれたかど
うかを決定するために、接着剤塗布操作の開始前に光学
走査装置を使用して荒削りされた区域を検査することも
可能である。荒削り操作の質において不十分さが検出さ
れた場合、処理手段がそのような不十分さを知らせ、特
定の靴に対する接着剤塗布操作は阻止される。続いてオ
ペレーターが何らかの必要な行動をとれば、例えば、
「タッチ・アップ」操作を行なうか、荒削り操作をさら
に通過すれば、接着剤塗布操作が続行できる。他方、荒
削りステーションと接着剤塗布ステーションが個別の装
置、例えば、現在商業的に入手可能な装置により提供さ
れる場合、自動靴移動装置が荒削り装置の靴支持体から
接着剤塗布装置の靴支持体に提供され、この場合もま
た、いかなる検査も、この目的のために荒削りステーシ
ョンと接着剤塗布ステーションの中間のステーションに
位置する光学走査装置を使用して行なわねばならない。
あるいは、荒削りされた靴を手動で接着剤塗布ステーシ
ョンに移動してもよく、その場合、オペレーター自身が
荒削りの質を検査し、靴を接着剤塗布装に装入する前に
必要な修正行動を取ることができる。
メラを使用すれば、荒削り操作が適切に行なわれたかど
うかを決定するために、接着剤塗布操作の開始前に光学
走査装置を使用して荒削りされた区域を検査することも
可能である。荒削り操作の質において不十分さが検出さ
れた場合、処理手段がそのような不十分さを知らせ、特
定の靴に対する接着剤塗布操作は阻止される。続いてオ
ペレーターが何らかの必要な行動をとれば、例えば、
「タッチ・アップ」操作を行なうか、荒削り操作をさら
に通過すれば、接着剤塗布操作が続行できる。他方、荒
削りステーションと接着剤塗布ステーションが個別の装
置、例えば、現在商業的に入手可能な装置により提供さ
れる場合、自動靴移動装置が荒削り装置の靴支持体から
接着剤塗布装置の靴支持体に提供され、この場合もま
た、いかなる検査も、この目的のために荒削りステーシ
ョンと接着剤塗布ステーションの中間のステーションに
位置する光学走査装置を使用して行なわねばならない。
あるいは、荒削りされた靴を手動で接着剤塗布ステーシ
ョンに移動してもよく、その場合、オペレーター自身が
荒削りの質を検査し、靴を接着剤塗布装に装入する前に
必要な修正行動を取ることができる。
【0018】しかし、どの検査システムが提供されよう
と、本発明に従えば、接着剤塗布操作に対するプログラ
ムされた命令は、既存のプログラムされた命令の修正に
よるものであれ、別の方法によるものであれ、荒削りさ
れた区域の実際の境界に従って決定されることがわかる
だろう。本発明による装置を使用すれば、接着剤塗布操
作を実行でき、接着剤を正確に荒削りされた区域の境界
まで信頼のおけるようにかつ一貫して塗布でき、オペレ
ーターが正確に接着剤塗布用工具の路を決定する必要が
ないことがわかるだろう。従って、このように、かなり
の生産性の向上が期待される。いったん路決定操作が必
要な正確度のコントロールをもって荒削りステーション
で効率的に行なわれれば、その正確度はオペレーターの
時間にさらに要求を加えずに接着剤塗布操作に自動的に
伝達できるからである。
と、本発明に従えば、接着剤塗布操作に対するプログラ
ムされた命令は、既存のプログラムされた命令の修正に
よるものであれ、別の方法によるものであれ、荒削りさ
れた区域の実際の境界に従って決定されることがわかる
だろう。本発明による装置を使用すれば、接着剤塗布操
作を実行でき、接着剤を正確に荒削りされた区域の境界
まで信頼のおけるようにかつ一貫して塗布でき、オペレ
ーターが正確に接着剤塗布用工具の路を決定する必要が
ないことがわかるだろう。従って、このように、かなり
の生産性の向上が期待される。いったん路決定操作が必
要な正確度のコントロールをもって荒削りステーション
で効率的に行なわれれば、その正確度はオペレーターの
時間にさらに要求を加えずに接着剤塗布操作に自動的に
伝達できるからである。
【0019】上の説明は別個の荒削りステーションと接
着剤塗布ステーション、あるいは実際その目的のための
別個の装置の使用にはほとんど言及してきたが、本発明
の範囲内には単一ステーション装置も含まれていること
がわかるだろう。そのような装置においては、荒削り操
作と接着剤塗布操作は前記の単一ステーションにおいて
靴支持体により支持された靴に対して連続的に行なわ
れ、2つの操作に使用される工具は、同一の工具支持手
段に取りつけても、個別の工具支持手段に取り付けても
よい。さらに、単一ステーション装置を使用すると、既
述したように、単一のプログラムされた命令を両方の操
作に使用してもよく、あるいはかわりに、一方は荒削り
用に、他方は接着剤塗布用に、2つの別個のステーシュ
ンを提供する場合と同様に、2つの個別のプログラムさ
れた命令を提供してもよい。
着剤塗布ステーション、あるいは実際その目的のための
別個の装置の使用にはほとんど言及してきたが、本発明
の範囲内には単一ステーション装置も含まれていること
がわかるだろう。そのような装置においては、荒削り操
作と接着剤塗布操作は前記の単一ステーションにおいて
靴支持体により支持された靴に対して連続的に行なわ
れ、2つの操作に使用される工具は、同一の工具支持手
段に取りつけても、個別の工具支持手段に取り付けても
よい。さらに、単一ステーション装置を使用すると、既
述したように、単一のプログラムされた命令を両方の操
作に使用してもよく、あるいはかわりに、一方は荒削り
用に、他方は接着剤塗布用に、2つの別個のステーシュ
ンを提供する場合と同様に、2つの個別のプログラムさ
れた命令を提供してもよい。
【0020】
【実施例】本発明をさらに詳細に説明するために、以下
に説明を行なうが、付属の図面を参照しながら読まれた
い。この図面は、靴底の周辺部を荒削りし、その後接着
剤を塗布する、本発明による単に1つの実施例であり、
本発明がこの実施例に限定されるものではない。
に説明を行なうが、付属の図面を参照しながら読まれた
い。この図面は、靴底の周辺部を荒削りし、その後接着
剤を塗布する、本発明による単に1つの実施例であり、
本発明がこの実施例に限定されるものではない。
【0021】本発明による装置を以下に説明するが、こ
れは靴底の選択部を荒削りし、その後接着剤を塗布する
装置で、2つの作業ステーションからなる。ステーショ
ンの一方は荒削りステーションで、欧州特許出願第 0
043 645号に説明したタイプの装置で、もう一
方は接着剤塗布ステーションで、欧州特許出願第 03
51 993号で説明した装置である。これらの装置の
各々において、上述したように、複数のn.c.モータ
ーが提供されて、装置の靴支持体と工具支持手段の間の
相対運動を、靴支持体により支持された靴の縦方向、横
方向、高さ方向に行い、それにより工具支持手段により
支持された工具が、そのような靴底の周辺部に沿って漸
進的に操作するようにする。さらに、n.c.モーター
をコントロールするために、靴底の周辺部に沿った複数
の連続した選択点に対し、プログラムされた命令に従え
ば効果的である加工手段が提供される。命令は、3つの
座標軸を使用し、ディジタル化された座標軸値を含むデ
ータ・セットからなる。これらの2つの装置の構造のよ
り詳細な点は前述の明細書に記載されている。
れは靴底の選択部を荒削りし、その後接着剤を塗布する
装置で、2つの作業ステーションからなる。ステーショ
ンの一方は荒削りステーションで、欧州特許出願第 0
043 645号に説明したタイプの装置で、もう一
方は接着剤塗布ステーションで、欧州特許出願第 03
51 993号で説明した装置である。これらの装置の
各々において、上述したように、複数のn.c.モータ
ーが提供されて、装置の靴支持体と工具支持手段の間の
相対運動を、靴支持体により支持された靴の縦方向、横
方向、高さ方向に行い、それにより工具支持手段により
支持された工具が、そのような靴底の周辺部に沿って漸
進的に操作するようにする。さらに、n.c.モーター
をコントロールするために、靴底の周辺部に沿った複数
の連続した選択点に対し、プログラムされた命令に従え
ば効果的である加工手段が提供される。命令は、3つの
座標軸を使用し、ディジタル化された座標軸値を含むデ
ータ・セットからなる。これらの2つの装置の構造のよ
り詳細な点は前述の明細書に記載されている。
【0022】荒削りされた靴の荒削りステーションから
接着剤塗布ステーションへの移動を行なうためには、オ
ペレーターが靴を移動するか、あるいはこちらの方が望
ましいが、自動搬送装置(示していない)を提供しても
よい。本発明による装置はさらに、荒削りステーション
での特定の場合に、CCDライン走査カメラCからな
り、前記ステーションでのカメラCと靴支持体(示して
いないが、前述の明細書では18と表示されている)の
間に、前記ステーションで操作地点の縦の中央面に沿っ
て相対運動が起こるように調整される。説明中の装置に
おいて、カメラCは靴底のかかとからつま先への軸HT
に平行な軸に沿って漸進的に移動し、その間に荒削りの
完了した靴底を走査する。
接着剤塗布ステーションへの移動を行なうためには、オ
ペレーターが靴を移動するか、あるいはこちらの方が望
ましいが、自動搬送装置(示していない)を提供しても
よい。本発明による装置はさらに、荒削りステーション
での特定の場合に、CCDライン走査カメラCからな
り、前記ステーションでのカメラCと靴支持体(示して
いないが、前述の明細書では18と表示されている)の
間に、前記ステーションで操作地点の縦の中央面に沿っ
て相対運動が起こるように調整される。説明中の装置に
おいて、カメラCは靴底のかかとからつま先への軸HT
に平行な軸に沿って漸進的に移動し、その間に荒削りの
完了した靴底を走査する。
【0023】ライン走査カメラのかわりにビデオ・カメ
ラを使用することもでき、その場合、カメラと靴支持体
の間の相対運動の必要性がなくなる。他方、ビデオ・カ
メラを使用した高度の分析が必要なため、カメラのサイ
ズとそれを操作地点に隣接して、あるいは操作地点に適
切に取り付ける困難さを考慮しないとしても、ビデオ・
カメラは高価になるであろう。さらに、説明中の本発明
による装置において、カメラCは荒削りステーションに
位置しているが、接着剤塗布ステーションか、実際荒削
りステーションと接着剤塗布ステーションの間の中間の
ステーションに取り付けることも同様にできる。この点
に関して主に考慮すべきことは、この装置を使用して比
較的高い生産性を保持する必要性に関する。
ラを使用することもでき、その場合、カメラと靴支持体
の間の相対運動の必要性がなくなる。他方、ビデオ・カ
メラを使用した高度の分析が必要なため、カメラのサイ
ズとそれを操作地点に隣接して、あるいは操作地点に適
切に取り付ける困難さを考慮しないとしても、ビデオ・
カメラは高価になるであろう。さらに、説明中の本発明
による装置において、カメラCは荒削りステーションに
位置しているが、接着剤塗布ステーションか、実際荒削
りステーションと接着剤塗布ステーションの間の中間の
ステーションに取り付けることも同様にできる。この点
に関して主に考慮すべきことは、この装置を使用して比
較的高い生産性を保持する必要性に関する。
【0024】図2を参照すると、最初のイメージ獲得ス
テップIにおいて、カメラと靴支持体の間の漸進的相対
運動の最中に、靴底は漸進的に走査され、ライン走査カ
メラの各ピクセルの受け取る光の強さに従って、ディジ
タル形の値がコンピュータのメモリーに記憶される。従
って、靴底の漸進的走査の終わりに、靴底のディジタル
化された形での完全ま画像がコンピュータのメモリーに
記憶される。
テップIにおいて、カメラと靴支持体の間の漸進的相対
運動の最中に、靴底は漸進的に走査され、ライン走査カ
メラの各ピクセルの受け取る光の強さに従って、ディジ
タル形の値がコンピュータのメモリーに記憶される。従
って、靴底の漸進的走査の終わりに、靴底のディジタル
化された形での完全ま画像がコンピュータのメモリーに
記憶される。
【0025】ピクセルの受け取る光の強さのレベルは比
較的少数の等級に分けられる。無論、靴底表面の荒削り
度により、ピクセルに当たる光の強さは変化すると考え
られる。従って、このように強さの等級を区別すること
により、荒削り度の指標を設定できる。従って、次のス
テップ、すなわちイメージ処理ステップIIで、記憶さ
れたディジタル化された値から靴底の荒削りされた区域
の境界と荒削りの範囲も決定される。図3をさらに詳細
に参照すると、イメージ処理は、荒削りされた区域内で
連続する小さな窓のサンプルを取ることにより起こる
(ステップIIa)。各窓の中でテクスチャー・パラメ
ーターを決定する(ステップIIb)望ましい方法は、
ハラリック(HaraIick)法を使用することであ
る。このシステムは窓の中の荒削りを設定するばかりで
はなく、隣接するピクセルの相対的強さを考慮すること
により、テクスチャーの特徴を効率的に、いかなる区域
においても荒削り度を示す数字的値に変換する。
較的少数の等級に分けられる。無論、靴底表面の荒削り
度により、ピクセルに当たる光の強さは変化すると考え
られる。従って、このように強さの等級を区別すること
により、荒削り度の指標を設定できる。従って、次のス
テップ、すなわちイメージ処理ステップIIで、記憶さ
れたディジタル化された値から靴底の荒削りされた区域
の境界と荒削りの範囲も決定される。図3をさらに詳細
に参照すると、イメージ処理は、荒削りされた区域内で
連続する小さな窓のサンプルを取ることにより起こる
(ステップIIa)。各窓の中でテクスチャー・パラメ
ーターを決定する(ステップIIb)望ましい方法は、
ハラリック(HaraIick)法を使用することであ
る。このシステムは窓の中の荒削りを設定するばかりで
はなく、隣接するピクセルの相対的強さを考慮すること
により、テクスチャーの特徴を効率的に、いかなる区域
においても荒削り度を示す数字的値に変換する。
【0026】ハラリック法を使用した別のアプローチ
は、自動相関関係テクニックを使用することであろう。
各窓を荒削りの範囲と内部の荒削り度に関してもこのよ
うに処理した後、次の窓から同様にサンプルを取り、先
に説明したステップを再び行なう(ステップIIc)。
は、自動相関関係テクニックを使用することであろう。
各窓を荒削りの範囲と内部の荒削り度に関してもこのよ
うに処理した後、次の窓から同様にサンプルを取り、先
に説明したステップを再び行なう(ステップIIc)。
【0027】荒削りされた区域内のすべての窓からこの
ようにサンプルを取り、処理した後(ステップII
d)、その結果をコンピュータのメモリーに記憶された
数字モデルと比較する(ステップIII,図2)。この
比較により、まず荒削り度が比較され、実際の荒削り度
が前もって決定された許容差内の望ましい程度と比較で
きない場合、靴は不合格になり、接着剤塗布ステーショ
ンに移動されず、オペレーターは靴の不合格を警告され
る。そのような状況では、オペレーターは手動で不十分
な荒削りを「タッチ・アップ」するか、荒削りが非常に
不満足なものであれば、靴をもう一度荒削りステーショ
ンに装入し、さらに荒削り操作を行なうことができる。
ようにサンプルを取り、処理した後(ステップII
d)、その結果をコンピュータのメモリーに記憶された
数字モデルと比較する(ステップIII,図2)。この
比較により、まず荒削り度が比較され、実際の荒削り度
が前もって決定された許容差内の望ましい程度と比較で
きない場合、靴は不合格になり、接着剤塗布ステーショ
ンに移動されず、オペレーターは靴の不合格を警告され
る。そのような状況では、オペレーターは手動で不十分
な荒削りを「タッチ・アップ」するか、荒削りが非常に
不満足なものであれば、靴をもう一度荒削りステーショ
ンに装入し、さらに荒削り操作を行なうことができる。
【0028】あるいは、全体的な荒削り度が不満足なら
ば、すなわち、許容できないほどに低ければ、機械が自
動的に靴底にさらに荒削り操作を開始するようにしても
よい。同時に、実際の荒削り区域と望ましい荒削り区域
とを比較すると、特に荒削りされた区域の境界で、両者
の偏差が示されるだろう。そしてこういった偏差は数字
的計算値の形を取り、接着剤塗布ステーションでの操作
をコントロールするデータ・セットに偏差要因として容
易に適用でき、イメージ処理ステップとその後のステッ
プ(ステップIV)で決定されるように、望ましい荒削
りされた区域からの偏差により、接着剤塗布成形用具の
路が異なるようにできる。このように効率的に新しいデ
ータ・セットが生み出され、実際別の実施例においては
接着剤塗布成形用具の路を前もって決定する必要がなく
なり、荒削り区域と特にそういった区域の境界に関して
得られたデータから個別に各成形用具の路に対してデー
タ・セットが生み出される。
ば、すなわち、許容できないほどに低ければ、機械が自
動的に靴底にさらに荒削り操作を開始するようにしても
よい。同時に、実際の荒削り区域と望ましい荒削り区域
とを比較すると、特に荒削りされた区域の境界で、両者
の偏差が示されるだろう。そしてこういった偏差は数字
的計算値の形を取り、接着剤塗布ステーションでの操作
をコントロールするデータ・セットに偏差要因として容
易に適用でき、イメージ処理ステップとその後のステッ
プ(ステップIV)で決定されるように、望ましい荒削
りされた区域からの偏差により、接着剤塗布成形用具の
路が異なるようにできる。このように効率的に新しいデ
ータ・セットが生み出され、実際別の実施例においては
接着剤塗布成形用具の路を前もって決定する必要がなく
なり、荒削り区域と特にそういった区域の境界に関して
得られたデータから個別に各成形用具の路に対してデー
タ・セットが生み出される。
【0029】上述の装置において、荒削りの範囲及び荒
削り度の検出は、要するに接着剤塗布用工具の以後の操
作をコントロールするために行なわれるが、実際の荒削
りを望ましい荒削りの標準と比較して、多数の靴に対し
て一貫して、荒削りの範囲か荒削り度において、荒削り
操作が不十分であることが判明した場合、コンピュータ
により補正処理を計算し、修正シグナルを生成し、それ
を荒削りステーションで装置の処理手段に供給し、場合
により、関連したX,Y,Z軸に沿って路を修正し、荒
削りの不十分さを修正することができる。
削り度の検出は、要するに接着剤塗布用工具の以後の操
作をコントロールするために行なわれるが、実際の荒削
りを望ましい荒削りの標準と比較して、多数の靴に対し
て一貫して、荒削りの範囲か荒削り度において、荒削り
操作が不十分であることが判明した場合、コンピュータ
により補正処理を計算し、修正シグナルを生成し、それ
を荒削りステーションで装置の処理手段に供給し、場合
により、関連したX,Y,Z軸に沿って路を修正し、荒
削りの不十分さを修正することができる。
【0030】
【発明の効果】従って、この装置を本発明に従って使用
すれば、先に荒削りされた靴底の区域にのみ確実に接着
剤が塗布されるように準備でき、オペレーターが干渉す
る必要がなくなる。さらに、荒削り度を荒削りと接着剤
塗布の間に検査することもでき、荒削りと接着剤塗布装
置に対する以前の提案にこの特徴がなかったことは従来
欠点と見なされてきたのである。
すれば、先に荒削りされた靴底の区域にのみ確実に接着
剤が塗布されるように準備でき、オペレーターが干渉す
る必要がなくなる。さらに、荒削り度を荒削りと接着剤
塗布の間に検査することもでき、荒削りと接着剤塗布装
置に対する以前の提案にこの特徴がなかったことは従来
欠点と見なされてきたのである。
【図1】かかとからつま先の軸が自動底荒削り機械の操
作地点の縦の中央面にある靴底とライン走査カメラとを
示した略図である。
作地点の縦の中央面にある靴底とライン走査カメラとを
示した略図である。
【図2】イメージ獲得、イメージ処理及びシグナル生成
を含め、ライン走査カメラによる靴底の走査から生じる
さまざまなステップを示した略図である。
を含め、ライン走査カメラによる靴底の走査から生じる
さまざまなステップを示した略図である。
【図3】図2のイメージ処理工程を示す概略図である。
C・・・走査カメラ I・・・カメラ・ドライブを含むカメラとのインタフェ
ース(イメージ獲得、ディジタル化及び記憶) II・・・イメージ処理(荒削りされた区域の境界と荒
削り度を決定する) III・・・ディジタル化された情報と記憶された数字
的モデルの比較(荒削り区域と荒削り度の両方に関し
て) IV・・・接着剤塗布ステーションにおける工具の路の
修正 IIa・・・小さな窓の内部のサンプル・イメージ IIb・・・ハラリック法を用いてのテクスチャー・パ
ラメーターの計算 IIc・・・次の小さな窓に進み、ステップIIaとI
Ibを繰り返すこと IId・・・すべての窓のサンプルを取ったら、ステッ
プIIIに進むこと
ース(イメージ獲得、ディジタル化及び記憶) II・・・イメージ処理(荒削りされた区域の境界と荒
削り度を決定する) III・・・ディジタル化された情報と記憶された数字
的モデルの比較(荒削り区域と荒削り度の両方に関し
て) IV・・・接着剤塗布ステーションにおける工具の路の
修正 IIa・・・小さな窓の内部のサンプル・イメージ IIb・・・ハラリック法を用いてのテクスチャー・パ
ラメーターの計算 IIc・・・次の小さな窓に進み、ステップIIaとI
Ibを繰り返すこと IId・・・すべての窓のサンプルを取ったら、ステッ
プIIIに進むこと
フロントページの続き (72)発明者 エドワード ジヨン ランズダウン イギリス レスター エルイー2 4エフ エイチ オウドビー フオレスト ライズ 8
Claims (9)
- 【請求項1】 靴支持体と、工具支持手段と、複数の
n.c.モータを含み、靴支持体と工具支持手段の間の
相対運動を、少なくとも2つの座標軸に沿って行なうよ
うになった複数のn.c.モータを備えた手段とを有
し、これにより工具支持手段によって支持された工具
が、望ましい路に沿って漸進的に靴支持体により支持さ
れた靴の甲の選択された部分に操作するようになってお
り、また、ディジタル化された座標軸値を含むデータ・
セットを含むプログラムされた命令に従って、望ましい
路に沿って複数の連続した選択点に対して前記の少なく
とも2つの座標軸を用いて、前記n.c.モーターの操
作をコントロールする処理手段を有し、さらに、光学走
査装置を有し、この光学走査装置は、荒削り操作の行な
われた後操作され、荒削りされた区域を走査し、走査中
にそのような区域に関して処理手段に情報を供給し、処
理手段はそのような情報からそのような区域の境界の位
置を決定し、そのような境界に沿って複数の点に対する
ディジタル化された座標軸値を含むデータ・セットを生
成して、そのようなデータ・セットが、先に荒削りされ
た区域の境界まで接着剤を塗布する接着剤塗布用工具の
路をコントロールするプログラムされた命令あるいはそ
の一部を構成するようになっていることを特徴とする靴
の甲の選択された部分を荒削りし、その後接着剤を塗布
する装置。 - 【請求項2】 相対運動が靴支持体と工具支持手段の間
で3つの座標軸に沿って行なわれ、前記3つの座標軸を
用いて、そのような運動の路に沿って選択点に対して各
データ・セットがディジタル化された座標軸値を含むこ
とを特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 同一のプログラムされた命令が荒削り操
作と接着剤塗布操作の両方に対して提供されるが、接着
剤塗布工具の路をコントロールするためには、プログラ
ムされた命令あるいはその一部を構成するデータ・セッ
トが、光学走査装置により前述したように供給される情
報に従って処理手段により修正されることを特徴とする
請求項1または2記載の装置。 - 【請求項4】 個別のプログラムされた命令が荒削り操
作と接着剤塗布操作に対して提供され、接着剤塗布操作
に対するプログラムされた命令あるいはその一部を構成
するデータ・セットが、光学走査装置により前述したよ
うに提供される情報に従って処理手段により修正される
ことを特徴とする請求項1または2記載の装置。 - 【請求項5】 接着剤塗布工具の路をコントロールする
データ・セットが、選択点において靴の甲に関して工具
の角度位置に関連し、接着剤塗布操作の最中にそのよう
な角度位置をコントロールする情報も含み、そのような
情報が光学走査装置により供給される情報に従って処理
手段によっては修正されないようになっていることを特
徴とする請求項3または4記載の装置。 - 【請求項6】 光学走査装置が、接着剤塗布ステーショ
ンの工具支持手段と靴支持体の間の相対運動を行う手段
により前記外部境界に沿って漸進的に移動され、その操
作をコントロールするようになっている線なぞり装置で
あり、線なぞり装置と工具支持手段により支持された工
具が、工具のたどる路により接着剤が前述のように先に
荒削りされた区域に塗布されるように互いに取りつけら
れたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかの項に
記載の装置。 - 【請求項7】 第1の荒削りステーションと第2の接着
剤塗布ステーションを持ち、各ステーションが靴支持
体、工具支持手段、及びその間で前述のように相対運動
を行なう手段からなることを特徴とする請求項1乃至6
のいずれかの項に記載の装置。 - 【請求項8】 光学走査装置が前記第1と第2のステー
ションの中間のステーションに位置することを特徴とす
る請求項7記載の装置。 - 【請求項9】 光学走査装置が接着剤塗布ステーション
の工具支持手段に取り付けられたことを特徴とする請求
項7記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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