JPH05130617A - テレビドアホン - Google Patents
テレビドアホンInfo
- Publication number
- JPH05130617A JPH05130617A JP3288856A JP28885691A JPH05130617A JP H05130617 A JPH05130617 A JP H05130617A JP 3288856 A JP3288856 A JP 3288856A JP 28885691 A JP28885691 A JP 28885691A JP H05130617 A JPH05130617 A JP H05130617A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- voltage
- processing circuit
- video signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 デジタル画像処理回路を有するテレビドアホ
ンにおいて、デジタル画像処理回路の起動時に流れる大
きな電流によって伝送線路の電圧がドロップし、映像信
号および音声信号に影響が出ることを防止する。 【構成】 マイコン18からデジタル画像処理回路9に
クロック選択信号SLおよび画素数のデータDTを与
え、最初はクロック周波数を少なくし徐々にクロック周
波数を増加し画素数を増やすことによって、急激な電流
の変化を防止する。
ンにおいて、デジタル画像処理回路の起動時に流れる大
きな電流によって伝送線路の電圧がドロップし、映像信
号および音声信号に影響が出ることを防止する。 【構成】 マイコン18からデジタル画像処理回路9に
クロック選択信号SLおよび画素数のデータDTを与
え、最初はクロック周波数を少なくし徐々にクロック周
波数を増加し画素数を増やすことによって、急激な電流
の変化を防止する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビドアホンに関
し、特に子機側にデジタル画像処理機能を有していると
き、その電圧変動の防止に関するものである。
し、特に子機側にデジタル画像処理機能を有していると
き、その電圧変動の防止に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビドアホンの高機能化に伴っ
て、デジタル化による画像処理機能を有したテレビドア
ホンが開発されている。たとえば、画面の移動物体を検
出する動き検出機能や、画面の拡大を行なう電子ズーム
機能などがある。
て、デジタル化による画像処理機能を有したテレビドア
ホンが開発されている。たとえば、画面の移動物体を検
出する動き検出機能や、画面の拡大を行なう電子ズーム
機能などがある。
【0003】このようなテレビドアホンとして、従来の
ような音声のみによるインターホンと同様に、親機と子
機とを1本のペア線により接続し、映像信号,音声信
号,電源電圧,制御信号等を多重化して伝送線路に送出
する方法が考えられている。
ような音声のみによるインターホンと同様に、親機と子
機とを1本のペア線により接続し、映像信号,音声信
号,電源電圧,制御信号等を多重化して伝送線路に送出
する方法が考えられている。
【0004】すなわち、親機と子機を接続する伝送線路
を1本のペア線にすることにより、既存のインターホン
に使用していた信号線を使用することができ、信号線の
張替えに要する労力を大幅に軽減することができる。
を1本のペア線にすることにより、既存のインターホン
に使用していた信号線を使用することができ、信号線の
張替えに要する労力を大幅に軽減することができる。
【0005】ところで、信号の多重化を行なう方法とし
ては、現在のところ2通りある。1つは映像信号を変調
して音声信号をベースバンドで伝送する方法であり、他
の1つは音声信号を変調し映像信号をベースバンドで伝
送する方法である。どちらの場合もベースバンドの低周
波を電源と重畳するため、伝送線路のインピーダンスを
上げる必要があり、親機の送信端と子機の受信端にイン
ピーダンス変換回路が必要となる。
ては、現在のところ2通りある。1つは映像信号を変調
して音声信号をベースバンドで伝送する方法であり、他
の1つは音声信号を変調し映像信号をベースバンドで伝
送する方法である。どちらの場合もベースバンドの低周
波を電源と重畳するため、伝送線路のインピーダンスを
上げる必要があり、親機の送信端と子機の受信端にイン
ピーダンス変換回路が必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した画像処理機能
は、伝送による画質の劣化を考えると、親機で処理する
よりもテレビカメラを有する子機側で処理した方が、処
理結果の精度を上げるのに有利なことが多い。
は、伝送による画質の劣化を考えると、親機で処理する
よりもテレビカメラを有する子機側で処理した方が、処
理結果の精度を上げるのに有利なことが多い。
【0007】ところが、高速な動作を必要とするデジタ
ル画像処理回路を動作させようとすると大きな電流が流
れる。この場合において、上記インピーダンス変換回路
は、急激な電流の変化を妨げる動作をするため、伝送線
路の電圧がドロップし、映像信号および音声信号に影響
が出るという問題が生じる。
ル画像処理回路を動作させようとすると大きな電流が流
れる。この場合において、上記インピーダンス変換回路
は、急激な電流の変化を妨げる動作をするため、伝送線
路の電圧がドロップし、映像信号および音声信号に影響
が出るという問題が生じる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明においては子機側
に、テレビカメラと、映像信号のデジタル信号処理回路
と、そのデジタル信号処理回路の動作パルス周波数の制
御手段とを設け、親機には子機からの映像信号を表示す
る表示器とを設けた。
に、テレビカメラと、映像信号のデジタル信号処理回路
と、そのデジタル信号処理回路の動作パルス周波数の制
御手段とを設け、親機には子機からの映像信号を表示す
る表示器とを設けた。
【0009】
【作用】子機側には映像信号のデジタル信号処理回路の
動作パルス周波数の制御手段が設けられているから、デ
ジタル信号処理回路の動作開始時には、低速の周波数で
動作させることによって消費電流を抑え、その後動作周
波数を徐々に上げていくことによって、回路起動時の急
激な電流の増加を抑えられる。したがって、動作開始時
の伝送線路の電源電圧の低下を防止し、映像信号および
音声信号に与える影響を防止することができる。
動作パルス周波数の制御手段が設けられているから、デ
ジタル信号処理回路の動作開始時には、低速の周波数で
動作させることによって消費電流を抑え、その後動作周
波数を徐々に上げていくことによって、回路起動時の急
激な電流の増加を抑えられる。したがって、動作開始時
の伝送線路の電源電圧の低下を防止し、映像信号および
音声信号に与える影響を防止することができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明によるテレビドアホンの一実
施例のブロック図である。
施例のブロック図である。
【0011】同図において、このテレビドアホンは、室
内親機Aと、室外子機Bと、両者を接続する1本のペア
線Cとを有する。
内親機Aと、室外子機Bと、両者を接続する1本のペア
線Cとを有する。
【0012】上記親機Aは、来訪者の姿を表示するため
の表示器1と、室外子機Bからペア線Cを通して送られ
てくる映像信号を復調するための映像信号復調回路2
と、室内親機Aおよび室外子機Bで使用される直流電圧
を生成するための電源回路3と、室外子機Bに直流電圧
を供給するためにインピーダンス変換を行なうインピー
ダンス変換回路4と、来訪者と通話するためのハンドセ
ット5と、画像処理操作を指示する操作スイッチ6a
と、操作スイッチ6aからの信号を変調して送出する操
作信号送信回路6b等によって構成されている。
の表示器1と、室外子機Bからペア線Cを通して送られ
てくる映像信号を復調するための映像信号復調回路2
と、室内親機Aおよび室外子機Bで使用される直流電圧
を生成するための電源回路3と、室外子機Bに直流電圧
を供給するためにインピーダンス変換を行なうインピー
ダンス変換回路4と、来訪者と通話するためのハンドセ
ット5と、画像処理操作を指示する操作スイッチ6a
と、操作スイッチ6aからの信号を変調して送出する操
作信号送信回路6b等によって構成されている。
【0013】一方、室外子機Bは、来訪者を撮像するた
めのテレビカメラ8と、テレビカメラ8により撮像され
た画像をたとえば2倍に拡大するためのデジタル画像処
理回路9と、これらから映像信号変調回路11への入力
を切換えるスイッチ(VSW)10と、ペア線Cからの
多重化信号から直流成分を抽出するインピーダンス変換
回路12と、これに接続されるデジタル画像処理回路9
の電源を開閉するスイッチ(PSW)13と、来訪者が
音声入力するためのマイク14と、室内側からの音声を
出力するスピーカ15と、これらと親機との通話を制御
するための通信制御回路16と、親機Aの操作信号送信
回路6bからペア線Cを通して送られてくる操作信号を
受信するための操作信号受信回路17と、操作信号受信
回路17からの信号を受けて、VSW10へ切換信号S
W1,PSW13へ切換信号SW2,デジタル画像処理
回路9へクロック選択信号SLおよびデータDT等を送
出するマイコン18等によって構成されている。上記ペ
ア線Cを通して親機Aから子機Bに送信される信号は、
音声信号、操作信号および直流電圧を多重化したもので
あり、子機Bから親機Aに伝送される信号は、映像信号
および音声信号を多重化した信号である。映像信号は、
室外子機Bのテレビカメラ8により生成される撮像信号
を、映像信号変調回路11において、数メガヘルツのキ
ャリアで周波数変調し、ペア線Cに載せている。このF
M変調された映像信号は、室内親機Aの映像信号復調回
路2において復調され、表示器1に映出される。
めのテレビカメラ8と、テレビカメラ8により撮像され
た画像をたとえば2倍に拡大するためのデジタル画像処
理回路9と、これらから映像信号変調回路11への入力
を切換えるスイッチ(VSW)10と、ペア線Cからの
多重化信号から直流成分を抽出するインピーダンス変換
回路12と、これに接続されるデジタル画像処理回路9
の電源を開閉するスイッチ(PSW)13と、来訪者が
音声入力するためのマイク14と、室内側からの音声を
出力するスピーカ15と、これらと親機との通話を制御
するための通信制御回路16と、親機Aの操作信号送信
回路6bからペア線Cを通して送られてくる操作信号を
受信するための操作信号受信回路17と、操作信号受信
回路17からの信号を受けて、VSW10へ切換信号S
W1,PSW13へ切換信号SW2,デジタル画像処理
回路9へクロック選択信号SLおよびデータDT等を送
出するマイコン18等によって構成されている。上記ペ
ア線Cを通して親機Aから子機Bに送信される信号は、
音声信号、操作信号および直流電圧を多重化したもので
あり、子機Bから親機Aに伝送される信号は、映像信号
および音声信号を多重化した信号である。映像信号は、
室外子機Bのテレビカメラ8により生成される撮像信号
を、映像信号変調回路11において、数メガヘルツのキ
ャリアで周波数変調し、ペア線Cに載せている。このF
M変調された映像信号は、室内親機Aの映像信号復調回
路2において復調され、表示器1に映出される。
【0014】音声信号は、ハンドセット5ならびにマイ
ク14およびスピーカ15との間で、通信制御回路16
の制御によって、300〜10KHzの帯域をベースバ
ンドで送受される。
ク14およびスピーカ15との間で、通信制御回路16
の制御によって、300〜10KHzの帯域をベースバ
ンドで送受される。
【0015】操作信号は、操作信号送信回路6bにおい
て、約40KHzのキャリアで100%振幅変調され、
ペア線Cに送出される。この振幅変調された信号は、室
外子機Bの操作信号受信回路17において、解読され
る。
て、約40KHzのキャリアで100%振幅変調され、
ペア線Cに送出される。この振幅変調された信号は、室
外子機Bの操作信号受信回路17において、解読され
る。
【0016】直流成分は、子機Bのインピーダンス変換
回路12により抽出される。図2は、各信号のスペクト
ル図を示し、このようなスペクトル配置をすることによ
り、ペア線Cを流れる信号を多重化している。縦軸は信
号の強さを示し、横軸は周波数を示している。最も左端
に電源の直流成分P、300〜10KHzの帯域に音声
信号S、40KHzの部分に制御信号CT、2〜10M
Hzの帯域に映像信号Vが配列されている。波形の大小
は単に参考のためであって、必ずしも各信号に比例する
ものではない。
回路12により抽出される。図2は、各信号のスペクト
ル図を示し、このようなスペクトル配置をすることによ
り、ペア線Cを流れる信号を多重化している。縦軸は信
号の強さを示し、横軸は周波数を示している。最も左端
に電源の直流成分P、300〜10KHzの帯域に音声
信号S、40KHzの部分に制御信号CT、2〜10M
Hzの帯域に映像信号Vが配列されている。波形の大小
は単に参考のためであって、必ずしも各信号に比例する
ものではない。
【0017】図3は、親機Aのインピーダンス変換回路
4と、子機Bのインピーダンス変換回路12の回路図の
一例である。同図において、インピーダンス変換回路4
および12は、ともにトランジスタと抵抗とコンデンサ
とからなる定電流回路であり、ペア線Cのインピーダン
スを上げている。そして、ペア線Cに流れる多重化信号
を定電流源にして直流成分を生成し、子機Bの内部回路
に直流電圧を供給している。
4と、子機Bのインピーダンス変換回路12の回路図の
一例である。同図において、インピーダンス変換回路4
および12は、ともにトランジスタと抵抗とコンデンサ
とからなる定電流回路であり、ペア線Cのインピーダン
スを上げている。そして、ペア線Cに流れる多重化信号
を定電流源にして直流成分を生成し、子機Bの内部回路
に直流電圧を供給している。
【0018】親機Aと子機Bとは以上のように接続され
ているから、デジタル画像処理回路9の電源を急に立上
げると、起動電流により直流電圧が低下し、音声信号お
よび映像信号に影響を与えることになる。本発明では、
デジタル画像処理回路9の動作周波数を制御することに
よって、直流電圧の急激な低下を防止し、音声信号およ
び映像信号に与える影響を防止している。
ているから、デジタル画像処理回路9の電源を急に立上
げると、起動電流により直流電圧が低下し、音声信号お
よび映像信号に影響を与えることになる。本発明では、
デジタル画像処理回路9の動作周波数を制御することに
よって、直流電圧の急激な低下を防止し、音声信号およ
び映像信号に与える影響を防止している。
【0019】図4は、図1のデジタル画像処理回路9の
一例のブロック図である。これは、テレビカメラ8から
の映像信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路2
0と、これによって変換された画像データを記録する画
像メモリ21と、画像メモリ21のデータを走査して電
子ズームを行なうメモリコントローラ22と、電子ズー
ムされた画像のデジタル信号をアナログ信号に変換する
D/A変換回路23と、発振回路24と、発振回路24
の周波数を2-n(n=1,2,3,4)に分周する分周
回路25と、マイコン18からの選択信号SLを受け
て、デジタル画像処理回路9の動作クロックの切換を行
なう動作クロック選択回路26等によって構成されてい
る。動作クロック選択回路26はA/D変換回路20と
メモリコントローラ22とD/A変換回路23等に接続
されている。また、基準クロックが変わると、デジタル
処理する画素数が変わるので、メモリコントローラ22
にはマイコン18から画素数のデータDTが送られる。
一例のブロック図である。これは、テレビカメラ8から
の映像信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路2
0と、これによって変換された画像データを記録する画
像メモリ21と、画像メモリ21のデータを走査して電
子ズームを行なうメモリコントローラ22と、電子ズー
ムされた画像のデジタル信号をアナログ信号に変換する
D/A変換回路23と、発振回路24と、発振回路24
の周波数を2-n(n=1,2,3,4)に分周する分周
回路25と、マイコン18からの選択信号SLを受け
て、デジタル画像処理回路9の動作クロックの切換を行
なう動作クロック選択回路26等によって構成されてい
る。動作クロック選択回路26はA/D変換回路20と
メモリコントローラ22とD/A変換回路23等に接続
されている。また、基準クロックが変わると、デジタル
処理する画素数が変わるので、メモリコントローラ22
にはマイコン18から画素数のデータDTが送られる。
【0020】上記のテレビドアホンの動作を図5のフロ
ーチャートに基づいて説明する。初期状態では、デジタ
ル画像処理回路9は動作しておらず、電源スイッチPS
W13はOFF、VSW10はa側に切換えられている
(ステップS1)。このとき、表示器1にはテレビカメ
ラ8からの画像がそのまま映像信号変調回路11で変調
され、ペアケーブルCによって伝送され、映像信号復調
回路2で復調されて表示される。
ーチャートに基づいて説明する。初期状態では、デジタ
ル画像処理回路9は動作しておらず、電源スイッチPS
W13はOFF、VSW10はa側に切換えられている
(ステップS1)。このとき、表示器1にはテレビカメ
ラ8からの画像がそのまま映像信号変調回路11で変調
され、ペアケーブルCによって伝送され、映像信号復調
回路2で復調されて表示される。
【0021】このとき、操作スイッチ6aが入力される
と(ステップS2)、操作信号送信回路6bで変調さ
れ、ペアケーブルCを通って操作信号受信回路17に入
力され、そこで検知された信号はマイコン18に送出さ
れる。マイコン18は、操作スイッチの入力を検知する
と、動作クロック選択回路26を制御することによっ
て、デジタル画像処理回路9の動作クロックを、最低
速、たとえばこの場合原発振の1/16に設定し(ステ
ップS3)、PSW13をONにして、デジタル画像処
理回路9の電源を立上げる(ステップS4)。このとき
デジタル画像処理回路9は低速で動作するので、起動電
流が少なくてすみ、直流電圧の急激な低下を防止するこ
とができる。
と(ステップS2)、操作信号送信回路6bで変調さ
れ、ペアケーブルCを通って操作信号受信回路17に入
力され、そこで検知された信号はマイコン18に送出さ
れる。マイコン18は、操作スイッチの入力を検知する
と、動作クロック選択回路26を制御することによっ
て、デジタル画像処理回路9の動作クロックを、最低
速、たとえばこの場合原発振の1/16に設定し(ステ
ップS3)、PSW13をONにして、デジタル画像処
理回路9の電源を立上げる(ステップS4)。このとき
デジタル画像処理回路9は低速で動作するので、起動電
流が少なくてすみ、直流電圧の急激な低下を防止するこ
とができる。
【0022】次に、マイコン18からメモリコントロー
ラ22に画素数のデータDTを与え(ステップS5)、
VSW10をb側に切換えると(ステップS6)、表示
器1にはデジタル画像処理回路9によって、たとえば2
倍に拡大された画像が表示される。始めは、デジタル画
像処理回路9は低速で動作するので、表示器1には画素
数の少ない粗い画像が表示されるが、その後、直流電圧
が急激に低下しないように、適当にタイマーにより時間
をとりながら(ステップS7)、逐次動作クロックを上
げていく(ステップS8およびS9)。基準クロックの
スピードを上げた場合は、マイコン18によりメモリコ
ントローラ22に新しい画素数のデータを与える(ステ
ップS10)。このようにして徐々に画質を上げていき
基準クロックが最高速に達したならば動作を終了する。
ラ22に画素数のデータDTを与え(ステップS5)、
VSW10をb側に切換えると(ステップS6)、表示
器1にはデジタル画像処理回路9によって、たとえば2
倍に拡大された画像が表示される。始めは、デジタル画
像処理回路9は低速で動作するので、表示器1には画素
数の少ない粗い画像が表示されるが、その後、直流電圧
が急激に低下しないように、適当にタイマーにより時間
をとりながら(ステップS7)、逐次動作クロックを上
げていく(ステップS8およびS9)。基準クロックの
スピードを上げた場合は、マイコン18によりメモリコ
ントローラ22に新しい画素数のデータを与える(ステ
ップS10)。このようにして徐々に画質を上げていき
基準クロックが最高速に達したならば動作を終了する。
【0023】図6は電子ズームの概念を示すもので、左
側の実線で囲った部分30は2倍にズームされると右側
の部分31のように拡大される。
側の実線で囲った部分30は2倍にズームされると右側
の部分31のように拡大される。
【0024】図7(a),(b),(c)は本発明を用
いて電子ズームを行なった場合に最初は同図(a)に示
すように動作クロックが最低速の場合は画素数が少なく
絵が粗いが、逐次動作クロックを動作させると、同図
(b)に示すように画素数が増え、動作クロックが最高
速に達すると画素数が最も多くなり同図(c)に示すよ
うに画質が良くなる。
いて電子ズームを行なった場合に最初は同図(a)に示
すように動作クロックが最低速の場合は画素数が少なく
絵が粗いが、逐次動作クロックを動作させると、同図
(b)に示すように画素数が増え、動作クロックが最高
速に達すると画素数が最も多くなり同図(c)に示すよ
うに画質が良くなる。
【0025】
【発明の効果】デジタル画像処理回路の動作クロックを
制御することによって、動作電流を緩やかに立上げ、直
流電圧の低下を防ぐことによって、映像信号および音声
信号に与える影響を防止することができる。これにより
電子ズームなどの画像処理機能を備えたテレビドアホン
を提供できるとともに、映像信号,音声信号,電源電圧
および走査信号を多重化して伝送路に送出することがで
きる。
制御することによって、動作電流を緩やかに立上げ、直
流電圧の低下を防ぐことによって、映像信号および音声
信号に与える影響を防止することができる。これにより
電子ズームなどの画像処理機能を備えたテレビドアホン
を提供できるとともに、映像信号,音声信号,電源電圧
および走査信号を多重化して伝送路に送出することがで
きる。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】伝送される信号のスペクトル図である。
【図3】インピーダンス変換回路の回路図である。
【図4】図1のデジタル画像処理回路9のブロック図で
ある。
ある。
【図5】本発明の動作のフローチャートである。
【図6】電子ズームの概念図である。
【図7】(a),(b)および(c)はそれぞれ動作ク
ロックの増加に伴い画素数の増加する状態の説明図であ
る。
ロックの増加に伴い画素数の増加する状態の説明図であ
る。
1 表示器 2 映像信号復調回路 3 電源 4,12 インピーダンス変換回路 5 ハンドセット 6a 操作スイッチ 6b 操作信号送信回路 8 テレビカメラ 9 デジタル画像処理回路 11 映像信号変調回路 16 通信制御回路 17 操作信号受信回路 18 マイコン
Claims (1)
- 【請求項1】 テレビカメラと、そのテレビカメラから
の映像信号のデジタル信号処理回路と、該デジタル信号
処理回路の動作パルス周波数の制御手段とを含む子機
と、 子機からの映像信号を表示する表示器を含む親機と、 よりなることを特徴とするテレビドアホン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3288856A JPH05130617A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | テレビドアホン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3288856A JPH05130617A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | テレビドアホン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05130617A true JPH05130617A (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=17735638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3288856A Withdrawn JPH05130617A (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | テレビドアホン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05130617A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007150452A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Aiphone Co Ltd | テレビドアホン装置 |
WO2020012574A1 (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | オリンパス株式会社 | 画像処理装置 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP3288856A patent/JPH05130617A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007150452A (ja) * | 2005-11-24 | 2007-06-14 | Aiphone Co Ltd | テレビドアホン装置 |
WO2020012574A1 (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | オリンパス株式会社 | 画像処理装置 |
JPWO2020012574A1 (ja) * | 2018-07-11 | 2021-05-13 | オリンパス株式会社 | 画像処理装置 |
US11153478B2 (en) | 2018-07-11 | 2021-10-19 | Olympus Corporation | Image processing device |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6775361B1 (en) | Recording/playback apparatus with telephone and its control method, video camera with telephone and its control method, image communication apparatus, and storage medium | |
US20030130009A1 (en) | Cellular phone with an audio/video output | |
JPH05130617A (ja) | テレビドアホン | |
JP2612574B2 (ja) | 静止画の伝送装置 | |
JP4988265B2 (ja) | 情報表示システム | |
KR100279354B1 (ko) | 가정용 멀티미디어 시스템의 유/무선 자동제어 장치 | |
JP3724318B2 (ja) | テレビドアホン装置 | |
JPH0746514A (ja) | テレビ電話付きvtr内蔵テレビ受像機 | |
JP2001186509A (ja) | テレビドアホンシステム | |
JPH1093882A (ja) | インターホン装置 | |
JP2007228410A (ja) | テレビインターホン装置 | |
JP2007166477A (ja) | テレビドアホン装置 | |
JP2989322B2 (ja) | 映像信号処理装置 | |
JP3308697B2 (ja) | インターホン装置 | |
JP3219743B2 (ja) | 撮像システム | |
JPH0453382A (ja) | モニタテレビ付インターホン | |
JP3236456B2 (ja) | テレビドアホン装置 | |
JP2005109666A (ja) | ハンドセット及び通話システム | |
JP2001238201A (ja) | テレビドアホン | |
JP2001103177A (ja) | インターホン装置 | |
JPS63155890A (ja) | 表示切替装置 | |
JPH08298662A (ja) | テレビインターホン | |
JP2008311965A (ja) | テレビドアホン装置 | |
JP2007150886A (ja) | テレビドアホン装置 | |
JP2000115757A (ja) | テレビドアホン装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990204 |