JP3219743B2 - 撮像システム - Google Patents
撮像システムInfo
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- Japan
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- video signal
- signal
- video
- circuit
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- Studio Circuits (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Details Of Television Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1の映像信号に
第2の映像信号を合成して表示する撮像システムに関す
る。
第2の映像信号を合成して表示する撮像システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】監視カメラやドアカメラ等による撮像シ
ステムにおいては、再生画面の1/4や1/9の範囲に
テレビカメラからの映像を再生することにより、複数の
映像を同時に確認できるように構成される。このように
再生画面上の特定範囲にテレビカメラの映像を再生する
方法としては、映像信号の映像情報を適当な画素単位で
間引くか、あるいは合成することにより映像情報を圧縮
することや、あらかじめ画素数が省略された撮像素子を
用いてテレビカメラを構成することにより実現される。
このとき、映像信号のフォーマットについては、映像信
号をテレビモニタ上に再生可能にするため変更されず、
従って、映像成分が、水平走査期間及び垂直走査期間の
特定の期間内に圧縮して重畳される。
ステムにおいては、再生画面の1/4や1/9の範囲に
テレビカメラからの映像を再生することにより、複数の
映像を同時に確認できるように構成される。このように
再生画面上の特定範囲にテレビカメラの映像を再生する
方法としては、映像信号の映像情報を適当な画素単位で
間引くか、あるいは合成することにより映像情報を圧縮
することや、あらかじめ画素数が省略された撮像素子を
用いてテレビカメラを構成することにより実現される。
このとき、映像信号のフォーマットについては、映像信
号をテレビモニタ上に再生可能にするため変更されず、
従って、映像成分が、水平走査期間及び垂直走査期間の
特定の期間内に圧縮して重畳される。
【0003】図10は、所定の映像の一部分にテレビカ
メラからの映像を置き換えて表示する撮像システムのブ
ロック図である。親画面を得る映像信号源1は、例えば
NTSC方式の同期信号に基づいて動作するテレビチュ
ーナやビデオテープレコーダ等からなり、同期信号に従
うフォーマットの映像信号X(t)を映像信号合成回路2
に供給する。一方、監視カメラやドアカメラを成すテレ
ビカメラ3は、テレビカメラ3内部で作成される同期信
号に従って動作し、その同期信号に従うフォーマットの
映像信号Y(t)を映像信号合成回路2に入力する。これ
らの映像信号X(t)、Y(t)は、映像信号源1とテレビカ
メラ3とがそれぞれ独自のタイミングで動作するために
走査タイミングが一致しておらず、映像信号合成回路2
において映像信号Y(t)の走査タイミングを映像信号X
(t)の走査タイミングに一致させて映像信号Y(t)を映像
信号X(t)に合成している。
メラからの映像を置き換えて表示する撮像システムのブ
ロック図である。親画面を得る映像信号源1は、例えば
NTSC方式の同期信号に基づいて動作するテレビチュ
ーナやビデオテープレコーダ等からなり、同期信号に従
うフォーマットの映像信号X(t)を映像信号合成回路2
に供給する。一方、監視カメラやドアカメラを成すテレ
ビカメラ3は、テレビカメラ3内部で作成される同期信
号に従って動作し、その同期信号に従うフォーマットの
映像信号Y(t)を映像信号合成回路2に入力する。これ
らの映像信号X(t)、Y(t)は、映像信号源1とテレビカ
メラ3とがそれぞれ独自のタイミングで動作するために
走査タイミングが一致しておらず、映像信号合成回路2
において映像信号Y(t)の走査タイミングを映像信号X
(t)の走査タイミングに一致させて映像信号Y(t)を映像
信号X(t)に合成している。
【0004】映像信号合成回路2は、映像信号Y(t)の
1画面分の映像情報を記憶するフィールドメモリ4と、
このフィールドメモリ4に映像情報を一旦記憶させ、続
いてこの映像情報を所定のタイミングで読み出す画面制
御回路5及び映像信号X(t)、Y(t)からそれぞれ同期信
号SYCX、SYCYを分離して画面制御回路5に与える
同期分離回路6、7で構成される。テレビカメラ3から
入力される映像信号Y(t)は、A/D変換回路8を介し
てメモリ制御回路5に入力され、1画面分の映像情報が
同期信号SYCYに従うタイミングでフィールドメモリ
4に書き込まれる。このフィールドメモリ4に書き込ま
れた映像情報は、同期信号SYCXに従うタイミングで
読み出され、D/A変換回路9を介して選択回路10の
一方の入力に供給される。また、選択回路10の他方の
入力には、映像信号源1からの映像信号X(t)が供給さ
れ、この映像信号X(t)と映像信号Y(t)とを同期信号S
YCXに基づくタイミングで選択して合成することによ
り、映像信号源1からの映像の一部分にテレビカメラ3
からの映像を挿入して表示する映像信号Z(t)を作成し
て出力する。ここで映像信号Y(t)については、テレビ
カメラ3が画素数の少ない撮像素子を用いて構成される
ことにより、水平走査期間及び垂直走査期間の映像情報
量が映像信号X(t)の1/nに設定される。従って、映
像信号Y(t)による映像は、再生画面の1/n2の範囲に
表示されることとなり、この範囲において映像信号X
(t)と映像信号Y(t)とを置き換えられるように合成回路
の動作が制御される。
1画面分の映像情報を記憶するフィールドメモリ4と、
このフィールドメモリ4に映像情報を一旦記憶させ、続
いてこの映像情報を所定のタイミングで読み出す画面制
御回路5及び映像信号X(t)、Y(t)からそれぞれ同期信
号SYCX、SYCYを分離して画面制御回路5に与える
同期分離回路6、7で構成される。テレビカメラ3から
入力される映像信号Y(t)は、A/D変換回路8を介し
てメモリ制御回路5に入力され、1画面分の映像情報が
同期信号SYCYに従うタイミングでフィールドメモリ
4に書き込まれる。このフィールドメモリ4に書き込ま
れた映像情報は、同期信号SYCXに従うタイミングで
読み出され、D/A変換回路9を介して選択回路10の
一方の入力に供給される。また、選択回路10の他方の
入力には、映像信号源1からの映像信号X(t)が供給さ
れ、この映像信号X(t)と映像信号Y(t)とを同期信号S
YCXに基づくタイミングで選択して合成することによ
り、映像信号源1からの映像の一部分にテレビカメラ3
からの映像を挿入して表示する映像信号Z(t)を作成し
て出力する。ここで映像信号Y(t)については、テレビ
カメラ3が画素数の少ない撮像素子を用いて構成される
ことにより、水平走査期間及び垂直走査期間の映像情報
量が映像信号X(t)の1/nに設定される。従って、映
像信号Y(t)による映像は、再生画面の1/n2の範囲に
表示されることとなり、この範囲において映像信号X
(t)と映像信号Y(t)とを置き換えられるように合成回路
の動作が制御される。
【0005】以上のような構成によれば、映像信号源1
の画面の一部をテレビカメラ3の画面と置き換えること
ができ、一つのテレビモニタ上に2画面を同時に表示す
ることが可能となる。
の画面の一部をテレビカメラ3の画面と置き換えること
ができ、一つのテレビモニタ上に2画面を同時に表示す
ることが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の如き構成に於い
ては、映像信号X(t)を一旦フィールドメモリ4に記憶
させる必要があることから、映像信号Y(t)をデジタル
値に変換するためのA/D変換器8及びデジタル値を再
び映像信号Y(t)に変換するD/A変換器9が必要とな
るが、一般に、情報量の多い映像信号を処理するA/D
変換器及びD/A変換器は、高速動作が要求されるため
に特殊な回路構成となり、映像信号合成回路2のコスト
高を招く要因となる。
ては、映像信号X(t)を一旦フィールドメモリ4に記憶
させる必要があることから、映像信号Y(t)をデジタル
値に変換するためのA/D変換器8及びデジタル値を再
び映像信号Y(t)に変換するD/A変換器9が必要とな
るが、一般に、情報量の多い映像信号を処理するA/D
変換器及びD/A変換器は、高速動作が要求されるため
に特殊な回路構成となり、映像信号合成回路2のコスト
高を招く要因となる。
【0007】さらに、不定期に動作する監視カメラやド
アカメラの場合、テレビカメラ1の動作の立ち上がりに
応じて映像信号Y(t)を映像信号X(t)に合成するように
構成されるが、テレビチューナやビデオテープレコーダ
からの映像信号X(t)を再生するテレビモニタにおいて
は、テレビカメラ1が立ち上がったときに必ずしもオン
状態であるとは限らないため、そのテレビモニタがオフ
しているときにテレビカメラ1の動作が立ち上がると、
テレビモニタも同時にオンするように構成する必要が生
じる。
アカメラの場合、テレビカメラ1の動作の立ち上がりに
応じて映像信号Y(t)を映像信号X(t)に合成するように
構成されるが、テレビチューナやビデオテープレコーダ
からの映像信号X(t)を再生するテレビモニタにおいて
は、テレビカメラ1が立ち上がったときに必ずしもオン
状態であるとは限らないため、そのテレビモニタがオフ
しているときにテレビカメラ1の動作が立ち上がると、
テレビモニタも同時にオンするように構成する必要が生
じる。
【0008】そこで本発明は、映像信号を合成する映像
信号処理回路の回路構成を簡略化すると共に、この映像
信号処理回路を用いて構成できる安価な撮像システムを
提供することを目的とする。
信号処理回路の回路構成を簡略化すると共に、この映像
信号処理回路を用いて構成できる安価な撮像システムを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、その特徴とするところ
は、第1の映像を構成する第1の映像信号に第2の映像
を構成する第2の映像信号を合成し、第1の映像の一部
分に第2の映像を挿入して表示する第3の映像信号を得
る映像信号処理回路に、上記第2の映像信号及びこの第
2の映像信号に伴う音声信号を得る撮像装置と、上記第
3の映像信号を再生表示する映像表示装置と、上記第2
の映像信号に伴う音声信号を再生する音声再生装置とを
接続してなる撮像システムにおいて、上記映像信号処理
回路は、上記第1の映像信号から映像成分を除去して同
期信号を得る同期信号作成回路と、上記撮像装置の立ち
上がりに連動し、上記第1の映像信号あるいは上記撮像
装置から供給される上記第2の映像信号のいずれかを上
記同期信号に応じたタイミングで選択し、上記第1の映
像信号の一部分を上記第2の映像信号と置き換えて第3
の映像信号を得る映像信号合成回路と、上記撮像装置か
ら上記第2の映像信号に伴って供給される上記音声信号
を受ける受信回路と、を有し、上記第3の映像信号及び
上記音声信号を上記映像表示装置及び上記音声再生装置
にそれぞれ供給すると共に、上記音声再生装置は、上記
映像信号処理回路から上記音声信号を受けたときに上記
映像表示装置の電源を立ち上げるリモートコントロール
手段を備えることにある。
解決するために成されたもので、その特徴とするところ
は、第1の映像を構成する第1の映像信号に第2の映像
を構成する第2の映像信号を合成し、第1の映像の一部
分に第2の映像を挿入して表示する第3の映像信号を得
る映像信号処理回路に、上記第2の映像信号及びこの第
2の映像信号に伴う音声信号を得る撮像装置と、上記第
3の映像信号を再生表示する映像表示装置と、上記第2
の映像信号に伴う音声信号を再生する音声再生装置とを
接続してなる撮像システムにおいて、上記映像信号処理
回路は、上記第1の映像信号から映像成分を除去して同
期信号を得る同期信号作成回路と、上記撮像装置の立ち
上がりに連動し、上記第1の映像信号あるいは上記撮像
装置から供給される上記第2の映像信号のいずれかを上
記同期信号に応じたタイミングで選択し、上記第1の映
像信号の一部分を上記第2の映像信号と置き換えて第3
の映像信号を得る映像信号合成回路と、上記撮像装置か
ら上記第2の映像信号に伴って供給される上記音声信号
を受ける受信回路と、を有し、上記第3の映像信号及び
上記音声信号を上記映像表示装置及び上記音声再生装置
にそれぞれ供給すると共に、上記音声再生装置は、上記
映像信号処理回路から上記音声信号を受けたときに上記
映像表示装置の電源を立ち上げるリモートコントロール
手段を備えることにある。
【0010】本発明によれば、本発明の撮像システムに
よれば、映像信号処理装置に接続される撮像装置が起動
すると、映像信号処理回路から音声再生装置に撮像装置
の起動を知らせる信号が送られて音声再生装置が動作
し、この音声再生装置の動作により映像表示装置の電源
が立ち上げられる。
よれば、映像信号処理装置に接続される撮像装置が起動
すると、映像信号処理回路から音声再生装置に撮像装置
の起動を知らせる信号が送られて音声再生装置が動作
し、この音声再生装置の動作により映像表示装置の電源
が立ち上げられる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の撮像システムに
用いる映像信号処理装置の構成の一例を示すブロック図
である。
用いる映像信号処理装置の構成の一例を示すブロック図
である。
【0012】第1の入力端子V−INから入力される第
1の映像信号X(t)は、第2の映像信号Y(t)と共に映像
信号合成回路11に入力され、後述する切換制御回路1
2で作成される選択信号SLCに基づいて映像信号Y
(t)と合成されて第3の映像信号Z(t)として映像出力端
子V−OUTから出力される。第2の映像信号Y(t)
は、入力端子C−INに接続される撮像装置から供給さ
れるもので、映像信号X(t)に走査タイミングが同期
し、且つ映像成分が映像信号X(t)の1/nに設定され
ている。即ち、第2の入力端子C−INに接続される撮
像装置を、画素数が1/nに省略された撮像素子を用い
て構成すると共に、映像信号X(t)に対応する同期信号
SYCに同期して動作せさることで、映像信号Y(t)の
映像成分を水平走査期間及び垂直走査期間のそれぞれ1
/nの期間に圧縮し、さらに映像信号Y(t)の走査タイ
ミングを映像信号X(t)に一致させている。
1の映像信号X(t)は、第2の映像信号Y(t)と共に映像
信号合成回路11に入力され、後述する切換制御回路1
2で作成される選択信号SLCに基づいて映像信号Y
(t)と合成されて第3の映像信号Z(t)として映像出力端
子V−OUTから出力される。第2の映像信号Y(t)
は、入力端子C−INに接続される撮像装置から供給さ
れるもので、映像信号X(t)に走査タイミングが同期
し、且つ映像成分が映像信号X(t)の1/nに設定され
ている。即ち、第2の入力端子C−INに接続される撮
像装置を、画素数が1/nに省略された撮像素子を用い
て構成すると共に、映像信号X(t)に対応する同期信号
SYCに同期して動作せさることで、映像信号Y(t)の
映像成分を水平走査期間及び垂直走査期間のそれぞれ1
/nの期間に圧縮し、さらに映像信号Y(t)の走査タイ
ミングを映像信号X(t)に一致させている。
【0013】さらに映像信号X(t)は、同期分離回路1
3に入力されて映像成分が除去された後に同期信号作成
回路14に供給され、同期信号SYCを作成する位相ロ
ックループの基準クロックに用いられる。同期分離回路
13は、映像信号X(t)に対して所定の閾値を与えるこ
とで、この閾値を超えるレベルの映像成分を除去し、水
平走査及び垂直走査のタイミングに従うタイミングパル
スを同期信号作成回路14に供給する。そして、同期信
号作成回路14は、同期分離回路13から供給されるタ
イミングパルスを基準として位相ロックループを成し、
その出力をカウントするカウンタのカウント値をデコー
ドすることにより新たに同期信号SYCを作成して入力
端子C−INから撮像装置側に供給する。この同期信号
SYCは、映像信号Y(t)を得る撮像装置側に供給され
ると共に、選択信号SLCを作成する切換制御回路12
に供給される。ここで、切換制御回路12は、カウンタ
及びデコーダで構成され、デコーダに設定されるタイミ
ングで映像信号X(t)を映像信号Y(t)と置き換えるよう
に映像信号合成回路11を切り換える選択信号SLCを
作成する。
3に入力されて映像成分が除去された後に同期信号作成
回路14に供給され、同期信号SYCを作成する位相ロ
ックループの基準クロックに用いられる。同期分離回路
13は、映像信号X(t)に対して所定の閾値を与えるこ
とで、この閾値を超えるレベルの映像成分を除去し、水
平走査及び垂直走査のタイミングに従うタイミングパル
スを同期信号作成回路14に供給する。そして、同期信
号作成回路14は、同期分離回路13から供給されるタ
イミングパルスを基準として位相ロックループを成し、
その出力をカウントするカウンタのカウント値をデコー
ドすることにより新たに同期信号SYCを作成して入力
端子C−INから撮像装置側に供給する。この同期信号
SYCは、映像信号Y(t)を得る撮像装置側に供給され
ると共に、選択信号SLCを作成する切換制御回路12
に供給される。ここで、切換制御回路12は、カウンタ
及びデコーダで構成され、デコーダに設定されるタイミ
ングで映像信号X(t)を映像信号Y(t)と置き換えるよう
に映像信号合成回路11を切り換える選択信号SLCを
作成する。
【0014】また、映像信号Y(t)には、この映像信号
Y(t)を得る撮像装置において同時に得られる音声信号
y(t)が周波数変調されて重畳されいるため、音声信号
検波回路15により映像信号Y(t)から音声信号y(t)が
取り出される。そして、取り出された音声信号y(t)
は、映像信号合成回路11で作成される映像信号Z(t)
とは別に音声出力端子A−OUTから電話器等の音声再
生装置に出力される。従って、入力端子C−INに接続
される撮像装置から得られる映像信号Y(t)は、映像成
分が映像信号X(t)に挿入されて映像出力端子V−OU
Tから出力され、音声成分が映像成分とは別に映像出力
端子A−OUTから出力される。
Y(t)を得る撮像装置において同時に得られる音声信号
y(t)が周波数変調されて重畳されいるため、音声信号
検波回路15により映像信号Y(t)から音声信号y(t)が
取り出される。そして、取り出された音声信号y(t)
は、映像信号合成回路11で作成される映像信号Z(t)
とは別に音声出力端子A−OUTから電話器等の音声再
生装置に出力される。従って、入力端子C−INに接続
される撮像装置から得られる映像信号Y(t)は、映像成
分が映像信号X(t)に挿入されて映像出力端子V−OU
Tから出力され、音声成分が映像成分とは別に映像出力
端子A−OUTから出力される。
【0015】以上のような映像信号処理装置によると、
テレビジョン放送やビデオテープからの映像信号を表示
する一般のテレビモニタの画面に、ドアカメラや監視カ
メラ等のテレビカメラで得る映像信号を挿入して表示で
きると共に、その映像信号に伴う音声信号を電話器等に
よって再生することができる。続いて、図2に示すよう
にメイン画面の一部分に1/nのサブ画面を表示する映
像信号Z(t)を作成する映像信号合成回路11の動作に
ついて説明する。
テレビジョン放送やビデオテープからの映像信号を表示
する一般のテレビモニタの画面に、ドアカメラや監視カ
メラ等のテレビカメラで得る映像信号を挿入して表示で
きると共に、その映像信号に伴う音声信号を電話器等に
よって再生することができる。続いて、図2に示すよう
にメイン画面の一部分に1/nのサブ画面を表示する映
像信号Z(t)を作成する映像信号合成回路11の動作に
ついて説明する。
【0016】水平方向及び垂直方向にそれぞれ1/nの
大きさのサブ画面をメイン画面に重ねる場合、水平走査
期間(1H)及び垂直走査期間(1V)の1/nの期間
に映像信号X(t)を映像信号Y(t)と置き換えるように選
択パルスSLPが設定される。即ち、垂直走査期間に於
いては、図3に示すように垂直走査期間の1/nの期間
(V/n)に選択パルスSLPが立ち上がり、選択回路1
9が映像信号Y(t)側に切り換えられる。一方、水平走
査期間に於いては、図4に示すように水平走査期間の1
/nの期間(H/n)に選択パルスSPが立ち下がること
なる。
大きさのサブ画面をメイン画面に重ねる場合、水平走査
期間(1H)及び垂直走査期間(1V)の1/nの期間
に映像信号X(t)を映像信号Y(t)と置き換えるように選
択パルスSLPが設定される。即ち、垂直走査期間に於
いては、図3に示すように垂直走査期間の1/nの期間
(V/n)に選択パルスSLPが立ち上がり、選択回路1
9が映像信号Y(t)側に切り換えられる。一方、水平走
査期間に於いては、図4に示すように水平走査期間の1
/nの期間(H/n)に選択パルスSPが立ち下がること
なる。
【0017】映像信号合成回路11の切り換えを制御す
る選択信号SLCを作成する切換制御回路12の構成を
図5に示す。垂直カウンタ21は、垂直同期信号VDで
リセットされて水平同期信号HDでカウント動作し、そ
のカウント出力をデコーダ22に入力する。デコーダ2
2は、カウンタ21の出力をデコードすることで、垂直
同期信号VDに対して水平走査期間の整数倍に相当する
期間だけ遅れたタイミング信号を発生して選択パルス作
成回路23に供給する。そして、選択パルス作成回路2
3がデコーダ22の出力に従うタイミングで、所定の期
間に映像信号合成回路11が映像信号Y(t)側を選択す
るような選択パルスSLCVを発生する。一方、水平カ
ウンタ24は、水平同期信号HDでリセットされて基本
クロックCLKでカウント動作し、そのカウント出力を
デコーダ25に入力する。デコーダ25は、デコーダ2
2と同様にカウンタ23の出力をデコードすることで、
水平同期信号HDに対してクロックCLKの周期の整数
倍に相当する期間だけ遅れたタイミング信号を選択パル
ス作成回路26に供給する。そして、選択パルス作製回
路26がデコーダ25の出力に従って映像信号合成回路
11が映像信号Y(t)側を所定の期間だけ選択する選択
パルスSLCHを発生する。
る選択信号SLCを作成する切換制御回路12の構成を
図5に示す。垂直カウンタ21は、垂直同期信号VDで
リセットされて水平同期信号HDでカウント動作し、そ
のカウント出力をデコーダ22に入力する。デコーダ2
2は、カウンタ21の出力をデコードすることで、垂直
同期信号VDに対して水平走査期間の整数倍に相当する
期間だけ遅れたタイミング信号を発生して選択パルス作
成回路23に供給する。そして、選択パルス作成回路2
3がデコーダ22の出力に従うタイミングで、所定の期
間に映像信号合成回路11が映像信号Y(t)側を選択す
るような選択パルスSLCVを発生する。一方、水平カ
ウンタ24は、水平同期信号HDでリセットされて基本
クロックCLKでカウント動作し、そのカウント出力を
デコーダ25に入力する。デコーダ25は、デコーダ2
2と同様にカウンタ23の出力をデコードすることで、
水平同期信号HDに対してクロックCLKの周期の整数
倍に相当する期間だけ遅れたタイミング信号を選択パル
ス作成回路26に供給する。そして、選択パルス作製回
路26がデコーダ25の出力に従って映像信号合成回路
11が映像信号Y(t)側を所定の期間だけ選択する選択
パルスSLCHを発生する。
【0018】これらの選択パルスSLCV、SLCHは、
論理ゲートにより合成されて選択パルスSLCとして映
像信号合成回路11に供給され、両選択パルスSLC
V、SLPHが共に映像信号Y(t)側の選択を示すときに
映像信号合成回路11が映像信号Y(t)側を選択するよ
うに構成される。例えば、図3及び図4に示す選択パル
スSLCV、SLCHに対しては、ANDゲートにより合
成して選択パルスSLCを得ることにより、選択パルス
SLCVが立ち上がっている期間内で且つ選択パルスS
LCHが立ち上がっている期間に映像信号合成回路11
が映像信号Y(t)側に切り換えられる。
論理ゲートにより合成されて選択パルスSLCとして映
像信号合成回路11に供給され、両選択パルスSLC
V、SLPHが共に映像信号Y(t)側の選択を示すときに
映像信号合成回路11が映像信号Y(t)側を選択するよ
うに構成される。例えば、図3及び図4に示す選択パル
スSLCV、SLCHに対しては、ANDゲートにより合
成して選択パルスSLCを得ることにより、選択パルス
SLCVが立ち上がっている期間内で且つ選択パルスS
LCHが立ち上がっている期間に映像信号合成回路11
が映像信号Y(t)側に切り換えられる。
【0019】図6は、本発明の撮像システムに用いる映
像信号処理装置の他の例を示すブロック図である。この
図において、映像信号合成回路11、切換制御回路1
2、同期分離回路13及び同期信号作成回路14は、図
1と同一であり、同一部分には同一符号が付してある。
像信号処理装置の他の例を示すブロック図である。この
図において、映像信号合成回路11、切換制御回路1
2、同期分離回路13及び同期信号作成回路14は、図
1と同一であり、同一部分には同一符号が付してある。
【0020】入力端子C−INから入力される映像信号
Y(t)を受ける起動検知回路16は、この入力端子C−
INに接続される撮像装置の立ち上がりを検知するもの
で、撮像装置が立ち上がって映像信号Y(t)が入力され
ると、切換制御回路12及び音声信号検波回路15を起
動するように構成される。即ち、起動検知回路16は、
撮像装置が待機状態にあるとき、切換制御回路12の出
力(選択信号SLC)を固定して映像信号合成回路11
の映像信号の選択を定常的に映像信号X(t)側とすると
共に音声信号y(t)の出力を停止させる。そして、撮像
装置が立ち上がって撮像状態となったときに、切換制御
回路12の出力を回路内部に設定されるタイミングで反
転させて映像信号合成回路11での映像信号の合成を開
始すると共に、音声信号検波回路15から音声信号y
(t)を出力させる。このとき、出力端子A−OUTに接
続される電話器等には、音声信号検波回路15から音声
信号y(t)の立ち上がりを示す信号が送られ、電話器か
ら呼び出し音が発生されるように構成される。
Y(t)を受ける起動検知回路16は、この入力端子C−
INに接続される撮像装置の立ち上がりを検知するもの
で、撮像装置が立ち上がって映像信号Y(t)が入力され
ると、切換制御回路12及び音声信号検波回路15を起
動するように構成される。即ち、起動検知回路16は、
撮像装置が待機状態にあるとき、切換制御回路12の出
力(選択信号SLC)を固定して映像信号合成回路11
の映像信号の選択を定常的に映像信号X(t)側とすると
共に音声信号y(t)の出力を停止させる。そして、撮像
装置が立ち上がって撮像状態となったときに、切換制御
回路12の出力を回路内部に設定されるタイミングで反
転させて映像信号合成回路11での映像信号の合成を開
始すると共に、音声信号検波回路15から音声信号y
(t)を出力させる。このとき、出力端子A−OUTに接
続される電話器等には、音声信号検波回路15から音声
信号y(t)の立ち上がりを示す信号が送られ、電話器か
ら呼び出し音が発生されるように構成される。
【0021】また、撮像装置の起動を示す起動信号ST
Rを外部に出力する制御端子CONが設けられ、各端子
に接続される装置に、この制御端子CONから起動信号
STRが供給される。ここで、起動信号STRは、例え
ば出力端子V−OUTに接続されるテレビモニタの電源
を立ち上げるために用いられ、これによって、テレビモ
ニタがオフ状態にあるときに撮像装置が立ち上がったと
しても、テレビモニタが連動してオン状態となり、撮像
装置からの映像を確認することができる。
Rを外部に出力する制御端子CONが設けられ、各端子
に接続される装置に、この制御端子CONから起動信号
STRが供給される。ここで、起動信号STRは、例え
ば出力端子V−OUTに接続されるテレビモニタの電源
を立ち上げるために用いられ、これによって、テレビモ
ニタがオフ状態にあるときに撮像装置が立ち上がったと
しても、テレビモニタが連動してオン状態となり、撮像
装置からの映像を確認することができる。
【0022】図7は、本発明の撮像システムの構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【0023】映像信号処理回路30の第1の入力端子に
は、テレビジョン放送の電波を受信して所定のテレビジ
ョンフォーマットに従う映像信号X(t)を得るテレビチ
ューナ31が接続され、第2の入力端子には、ドアカメ
ラや監視カメラ等を成し、映像信号Y(t)を得るテレビ
カメラ32が接続される。映像信号X(t)を得るテレビ
チューナ31は、NTSCフォーマットやPALフォー
マットに従う同期信号に基づいて動作し、映像信号X
(t)と共に同期信号CSYを映像信号処理回路30に供
給する。一方、映像信号Y(t)を得るテレビカメラ32
は、映像信号処理回路30から供給される同期信号CS
Yに従って動作し、この同期信号CSYに同期して映像
信号Y(t)を映像信号処理回路30に供給する。さら
に、このテレビカメラ32には、被写体からの音声を受
けるマイクロホンが並設されており、映像信号Y(t)に
伴って音声信号y(t)が映像信号処理回路30に供給さ
れる。ここで、同期信号CSYと映像信号Y(t)とが同
期している場合には、互いに重ね合わせることができる
ことから、映像信号Y(t)を映像信号処理回路30に伝
送するラインと同期信号CSYをテレビカメラ32に伝
送するラインとを共通にできる。さらに、テレビカメラ
32で得られる音声信号y(t)を周波数変調して接続ラ
インに重畳すれば、映像信号Y(t)と同一ラインで伝送
することができるため、映像信号処理回路30とテレビ
カメラ32とを接続する接続ラインを単一にすることが
可能となる。
は、テレビジョン放送の電波を受信して所定のテレビジ
ョンフォーマットに従う映像信号X(t)を得るテレビチ
ューナ31が接続され、第2の入力端子には、ドアカメ
ラや監視カメラ等を成し、映像信号Y(t)を得るテレビ
カメラ32が接続される。映像信号X(t)を得るテレビ
チューナ31は、NTSCフォーマットやPALフォー
マットに従う同期信号に基づいて動作し、映像信号X
(t)と共に同期信号CSYを映像信号処理回路30に供
給する。一方、映像信号Y(t)を得るテレビカメラ32
は、映像信号処理回路30から供給される同期信号CS
Yに従って動作し、この同期信号CSYに同期して映像
信号Y(t)を映像信号処理回路30に供給する。さら
に、このテレビカメラ32には、被写体からの音声を受
けるマイクロホンが並設されており、映像信号Y(t)に
伴って音声信号y(t)が映像信号処理回路30に供給さ
れる。ここで、同期信号CSYと映像信号Y(t)とが同
期している場合には、互いに重ね合わせることができる
ことから、映像信号Y(t)を映像信号処理回路30に伝
送するラインと同期信号CSYをテレビカメラ32に伝
送するラインとを共通にできる。さらに、テレビカメラ
32で得られる音声信号y(t)を周波数変調して接続ラ
インに重畳すれば、映像信号Y(t)と同一ラインで伝送
することができるため、映像信号処理回路30とテレビ
カメラ32とを接続する接続ラインを単一にすることが
可能となる。
【0024】また、映像信号処理回路30の映像出力端
子には、映像信号Z(t)を表示するテレビモニタ33が
接続され、音声出力端子には、音声信号y(t)を再生す
る電話器34が接続される。この電話器34は、通常は
電話回線と接続されており、映像信号処理回路30から
音声信号y(t)が入力されたときにのみ音声信号y(t)の
モニタとして動作する。そして、電話器34には、テレ
ビモニタ33の電源を操作するリモートコントロール機
能が設けてあり、電話器34が音声信号y(t)を受けて
呼び出し音を発生すると同時にテレビモニタ33の電源
をオンするように構成される。従って、テレビカメラ3
2が撮像を開始することで音声信号y(t)を含む映像信
号Y(t)が映像信号処理回路30に供給されると、映像
信号処理回路30は、音声信号y(t)を検波して電話器
34に供給し、電話器34に呼び出し音を発生させると
共に映像信号X(t)と映像信号Y(t)とが合成された映像
信号Z(t)をテレビモニタ33に供給する。このとき、
テレビモニタ33がオン状態で映像信号X(t)に従う映
像を表示しておれば、この映像に映像信号Y(t)に従う
映像が挿入され、テレビモニタ33がオフ状態であれ
ば、テレビモニタ33の電源がオンされて映像信号Y
(t)に従う映像のみが表示されることになる。
子には、映像信号Z(t)を表示するテレビモニタ33が
接続され、音声出力端子には、音声信号y(t)を再生す
る電話器34が接続される。この電話器34は、通常は
電話回線と接続されており、映像信号処理回路30から
音声信号y(t)が入力されたときにのみ音声信号y(t)の
モニタとして動作する。そして、電話器34には、テレ
ビモニタ33の電源を操作するリモートコントロール機
能が設けてあり、電話器34が音声信号y(t)を受けて
呼び出し音を発生すると同時にテレビモニタ33の電源
をオンするように構成される。従って、テレビカメラ3
2が撮像を開始することで音声信号y(t)を含む映像信
号Y(t)が映像信号処理回路30に供給されると、映像
信号処理回路30は、音声信号y(t)を検波して電話器
34に供給し、電話器34に呼び出し音を発生させると
共に映像信号X(t)と映像信号Y(t)とが合成された映像
信号Z(t)をテレビモニタ33に供給する。このとき、
テレビモニタ33がオン状態で映像信号X(t)に従う映
像を表示しておれば、この映像に映像信号Y(t)に従う
映像が挿入され、テレビモニタ33がオフ状態であれ
ば、テレビモニタ33の電源がオンされて映像信号Y
(t)に従う映像のみが表示されることになる。
【0025】映像信号Y(t)を得るテレビカメラ32の
構成を図8に示す。同期分離回路41は、映像信号処理
回路30とテレビカメラ32とを接続する接続ラインか
ら同期信号CSYを取り出して同期信号作成回路42に
供給する。この同期信号作成回路42は、同期分離回路
41から供給される同期信号CSYを基準として位相ロ
ックループを成し、垂直走査及び水平走査の各成分を含
む同期信号を作成して撮像ユニット40に供給する。こ
の撮像ユニット40は、CCDイメージセンサ等の固体
撮像素子及びこの素子を駆動する駆動回路からなり、固
体撮像素子が同期信号CSYに従うタイミングで駆動さ
れる。撮像ユニット40の出力は、信号処理回路43で
所定の信号処理が施されて映像信号Y(t)として出力さ
れる。そして、撮像ユニット40や信号処理回路43に
電力を供給する電源回路44は、スイッチやセンサから
の起動信号ONを受けてテレビカメラ32を起動するよ
うに構成される。即ち、被監視者により起動スイッチが
オンされたり、センサが被監視者の動きを検知したとき
に、電源回路44から撮像ユニット40等に電力を供給
することで、テレビカメラ32が待機状態から撮像状態
に立ち上げられる。このとき、撮像ユニット40に併設
されるマイクロホンも同時に立ち上げられ、映像信号Y
(t)に伴って被監視者からの音声信号y(t)が映像信号処
理回路30側に供給される。
構成を図8に示す。同期分離回路41は、映像信号処理
回路30とテレビカメラ32とを接続する接続ラインか
ら同期信号CSYを取り出して同期信号作成回路42に
供給する。この同期信号作成回路42は、同期分離回路
41から供給される同期信号CSYを基準として位相ロ
ックループを成し、垂直走査及び水平走査の各成分を含
む同期信号を作成して撮像ユニット40に供給する。こ
の撮像ユニット40は、CCDイメージセンサ等の固体
撮像素子及びこの素子を駆動する駆動回路からなり、固
体撮像素子が同期信号CSYに従うタイミングで駆動さ
れる。撮像ユニット40の出力は、信号処理回路43で
所定の信号処理が施されて映像信号Y(t)として出力さ
れる。そして、撮像ユニット40や信号処理回路43に
電力を供給する電源回路44は、スイッチやセンサから
の起動信号ONを受けてテレビカメラ32を起動するよ
うに構成される。即ち、被監視者により起動スイッチが
オンされたり、センサが被監視者の動きを検知したとき
に、電源回路44から撮像ユニット40等に電力を供給
することで、テレビカメラ32が待機状態から撮像状態
に立ち上げられる。このとき、撮像ユニット40に併設
されるマイクロホンも同時に立ち上げられ、映像信号Y
(t)に伴って被監視者からの音声信号y(t)が映像信号処
理回路30側に供給される。
【0026】続いて、音声信号を再生する電話器34の
構成を図7に示す。この電話器34は、音声信号y(t)
を受けて再生する音声信号処理部50及び映像信号Z
(t)を表示するテレビモニタ33の電源を操作するリモ
ートコントロール部60からなり、音声信号処理部50
が受ける音声信号y(t)に応じてリモートコントロール
部60がテレビモニタ33の電源を立ち上げるコード信
号を発生するように構成される。
構成を図7に示す。この電話器34は、音声信号y(t)
を受けて再生する音声信号処理部50及び映像信号Z
(t)を表示するテレビモニタ33の電源を操作するリモ
ートコントロール部60からなり、音声信号処理部50
が受ける音声信号y(t)に応じてリモートコントロール
部60がテレビモニタ33の電源を立ち上げるコード信
号を発生するように構成される。
【0027】音声信号y(t)を受信する通信回路51
は、映像信号処理回路30と電話器34とを接続する接
続ラインに接続され、受信した音声信号y(t)を通信制
御回路52に供給する。通信制御回路52は、通信回路
51から供給される音声信号y(t)をスピーカ53に与
えて音声として再生すると共に、スピーカ53に併設さ
れるマイクロホン54からの音声信号を受信して通信回
路51に供給する。この通信制御回路52には、入力キ
ー55から入力される各種の制御コマンドに対応して制
御信号を発生するキーコントロール回路56が接続さ
れ、音声信号の送受信の制御が行われるように構成され
る。例えば、映像信号Y(t)と共に入力される音声信号
y(t)を受信したとき、この電話器34を音声モニター
(インターホン)として機能させるコマンドがコマンド
キー55から入力されることで、通信制御回路52は、
受信した音声信号y(t)をスピーカ53に供給すると共
に、マイクロホン54からの音声信号を通信回路51か
らテレビカメラ32側に出力する。また、このキーコン
トロール回路56は、通常の場合、通信制御回路52と
通信回路51に接続される電話回線との間の音声信号の
受け渡しを制御するもので、音声信号の送信の際に通信
先のダイヤルコード信号を付して音声信号の伝送を行う
ように構成される。
は、映像信号処理回路30と電話器34とを接続する接
続ラインに接続され、受信した音声信号y(t)を通信制
御回路52に供給する。通信制御回路52は、通信回路
51から供給される音声信号y(t)をスピーカ53に与
えて音声として再生すると共に、スピーカ53に併設さ
れるマイクロホン54からの音声信号を受信して通信回
路51に供給する。この通信制御回路52には、入力キ
ー55から入力される各種の制御コマンドに対応して制
御信号を発生するキーコントロール回路56が接続さ
れ、音声信号の送受信の制御が行われるように構成され
る。例えば、映像信号Y(t)と共に入力される音声信号
y(t)を受信したとき、この電話器34を音声モニター
(インターホン)として機能させるコマンドがコマンド
キー55から入力されることで、通信制御回路52は、
受信した音声信号y(t)をスピーカ53に供給すると共
に、マイクロホン54からの音声信号を通信回路51か
らテレビカメラ32側に出力する。また、このキーコン
トロール回路56は、通常の場合、通信制御回路52と
通信回路51に接続される電話回線との間の音声信号の
受け渡しを制御するもので、音声信号の送信の際に通信
先のダイヤルコード信号を付して音声信号の伝送を行う
ように構成される。
【0028】さらに、キーコントロール回路56は、こ
の電話器34をテレビモニタ33の電源を操作するリモ
ートコントロール送信器として機能させるコマンドがコ
マンドキー55から入力されると、通信制御回路52へ
の各種制御信号の伝送を停止し、これに換えてリモート
コントロール部60に制御信号を供給する。キーコント
ロール回路56から制御信号を受けるアドレス指定回路
61は、コマンドキー55からテレビモニタ33をオン
するコマンドが入力されると、メモリ62に記憶された
コードデータを読み出してLED駆動回路63に供給す
る。このLED駆動回路63は、メモリ62から読み出
されたコードデータに従ってLED64を点滅させるこ
とで、LED64からコードデータに応じたコード信号
を送信させる。ここでコードデータは、テレビモニタ3
3に設けられるリモートコントロール機構のコード信号
に対応付けられており、LED64から送信される赤外
光のコード信号がテレビモニタ33の電源をオンするよ
うに設定される。また、コードデータを記憶するメモリ
62は、SRAM等の書き込みが可能なメモリが用いら
れ、操作する必要があるテレビモニタ33に適合するコ
ードデータがフォトセンサ65及びデータレジスタ66
によってメモリ62に取り込まれる。即ち、テレビモニ
タ33を操作する付属のリモートコントロール送信器か
らシリアルに出力されるコード信号をフォトセンサ65
で順次受信してデータレジスタ66に取り込むことで、
テレビモニタ33に適合するコードデータをデータレジ
スタ66に蓄積し、このコードデータに適当なアドレス
を与えてメモリ62に記憶させる。そして、テレビモニ
タ33の電源をオンする場合には、そのアドレスを指定
してコードデータを読み出し、LED駆動回路63に供
給してLED64からコード信号をテレビモニタ33に
送信する。従って、赤外線を用いるリモートコントロー
ル機能を備えたテレビモニタであれば、この電話器34
のリモートコントロール部60により操作することが可
能となる。
の電話器34をテレビモニタ33の電源を操作するリモ
ートコントロール送信器として機能させるコマンドがコ
マンドキー55から入力されると、通信制御回路52へ
の各種制御信号の伝送を停止し、これに換えてリモート
コントロール部60に制御信号を供給する。キーコント
ロール回路56から制御信号を受けるアドレス指定回路
61は、コマンドキー55からテレビモニタ33をオン
するコマンドが入力されると、メモリ62に記憶された
コードデータを読み出してLED駆動回路63に供給す
る。このLED駆動回路63は、メモリ62から読み出
されたコードデータに従ってLED64を点滅させるこ
とで、LED64からコードデータに応じたコード信号
を送信させる。ここでコードデータは、テレビモニタ3
3に設けられるリモートコントロール機構のコード信号
に対応付けられており、LED64から送信される赤外
光のコード信号がテレビモニタ33の電源をオンするよ
うに設定される。また、コードデータを記憶するメモリ
62は、SRAM等の書き込みが可能なメモリが用いら
れ、操作する必要があるテレビモニタ33に適合するコ
ードデータがフォトセンサ65及びデータレジスタ66
によってメモリ62に取り込まれる。即ち、テレビモニ
タ33を操作する付属のリモートコントロール送信器か
らシリアルに出力されるコード信号をフォトセンサ65
で順次受信してデータレジスタ66に取り込むことで、
テレビモニタ33に適合するコードデータをデータレジ
スタ66に蓄積し、このコードデータに適当なアドレス
を与えてメモリ62に記憶させる。そして、テレビモニ
タ33の電源をオンする場合には、そのアドレスを指定
してコードデータを読み出し、LED駆動回路63に供
給してLED64からコード信号をテレビモニタ33に
送信する。従って、赤外線を用いるリモートコントロー
ル機能を備えたテレビモニタであれば、この電話器34
のリモートコントロール部60により操作することが可
能となる。
【0029】また、テレビモニタ33の電源を操作する
コード信号の他、テレビモニタ33の画面の切り換え
や、ボリュームコントロール等のコード信号をフォトセ
ンサ65及びデータレジスタ66に取り込み、そのコー
ドデータをメモリ62に記憶させれば、リモートコント
ロール部60によりテレビモニタ33の各種の操作を行
うことができる。例えば、電話器34により音声信号y
(t)が再生されるとき、テレビモニタ33が発生してい
る音声を電話器34の操作により小さくして音声信号y
(t)の再生音声を聞きやすくすることも可能である。
コード信号の他、テレビモニタ33の画面の切り換え
や、ボリュームコントロール等のコード信号をフォトセ
ンサ65及びデータレジスタ66に取り込み、そのコー
ドデータをメモリ62に記憶させれば、リモートコント
ロール部60によりテレビモニタ33の各種の操作を行
うことができる。例えば、電話器34により音声信号y
(t)が再生されるとき、テレビモニタ33が発生してい
る音声を電話器34の操作により小さくして音声信号y
(t)の再生音声を聞きやすくすることも可能である。
【0030】さらに、テレビモニタ33をオンさせるコ
ード信号を発生させるためにメモリ62のアドレスを指
定するアドレス指定回路61は、キーコントロール回路
56からの制御信号を受けて動作する他に、破線で示す
ように、通信制御回路52からの起動信号を受けてアド
レスを指定するように構成することもできる。即ち、通
信制御回路52が音声信号y(t)を受けたときにアドレ
ス指定回路61が自動的にメモリ62のアドレスを指定
するようにすることで、テレビカメラ32から映像信号
処理回路30に映像信号Y(t)と共に音声信号y(t)が入
力されると、電話器34が、呼び出し音を発生すると共
にテレビモニタ33をオンする。従って、図8に示すよ
うなテレビカメラ32において、電源が立ち上げられる
と、このテレビカメラ32に連動してテレビモニタ33
がオンするため、テレビモニタ33がオフ状態の場合で
もテレビカメラ32からの映像信号Y(t)を再生する際
に、テレビモニタ33のスイッチを操作する必要がなく
なる。
ード信号を発生させるためにメモリ62のアドレスを指
定するアドレス指定回路61は、キーコントロール回路
56からの制御信号を受けて動作する他に、破線で示す
ように、通信制御回路52からの起動信号を受けてアド
レスを指定するように構成することもできる。即ち、通
信制御回路52が音声信号y(t)を受けたときにアドレ
ス指定回路61が自動的にメモリ62のアドレスを指定
するようにすることで、テレビカメラ32から映像信号
処理回路30に映像信号Y(t)と共に音声信号y(t)が入
力されると、電話器34が、呼び出し音を発生すると共
にテレビモニタ33をオンする。従って、図8に示すよ
うなテレビカメラ32において、電源が立ち上げられる
と、このテレビカメラ32に連動してテレビモニタ33
がオンするため、テレビモニタ33がオフ状態の場合で
もテレビカメラ32からの映像信号Y(t)を再生する際
に、テレビモニタ33のスイッチを操作する必要がなく
なる。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、テレビチューナ等の映
像信号源とその映像信号を表示するテレビモニタとの間
に、外部同期で動作するテレビカメラ及び映像信号に伴
う音声信号を再生する電話器が接続される映像信号処理
回路を設けることで、映像信号源からの映像に容易にテ
レビカメラからの映像を挿入してテレビモニタ上に表示
することができると共に、テレビカメラからの映像信号
に伴う音声信号を電話器で再生することができる。従っ
て、ドアカメラや監視カメラからの映像を簡単な構成に
より確認することができ、配線の接続が極めて容易で、
且つ安価な撮像システムを提供することができる。
像信号源とその映像信号を表示するテレビモニタとの間
に、外部同期で動作するテレビカメラ及び映像信号に伴
う音声信号を再生する電話器が接続される映像信号処理
回路を設けることで、映像信号源からの映像に容易にテ
レビカメラからの映像を挿入してテレビモニタ上に表示
することができると共に、テレビカメラからの映像信号
に伴う音声信号を電話器で再生することができる。従っ
て、ドアカメラや監視カメラからの映像を簡単な構成に
より確認することができ、配線の接続が極めて容易で、
且つ安価な撮像システムを提供することができる。
【0032】また、テレビモニタの電源の操作を音声信
号を再生する電話器側で行うようにすることで、テレビ
モニタがオフ状態のときにテレビカメラから映像信号及
び音声信号が供給されたとき、音声信号をモニタすると
同時にテレビモニタの電源を立ち上げることができ、撮
像システムの操作を簡略化することができる。
号を再生する電話器側で行うようにすることで、テレビ
モニタがオフ状態のときにテレビカメラから映像信号及
び音声信号が供給されたとき、音声信号をモニタすると
同時にテレビモニタの電源を立ち上げることができ、撮
像システムの操作を簡略化することができる。
【図1】映像信号処理回路の第1の構成例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図2】画面の表示状態を示す模式図である。
【図3】信号処理回路の垂直走査周期の動作タイミング
図である。
図である。
【図4】信号処理回路の水平走査周期の動作タイミング
図である。
図である。
【図5】切換制御回路の構成を示すブロック図である。
【図6】映像信号処理回路の第2の構成例を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図7】本発明の撮像システムの構成を示すブロック図
である。
である。
【図8】撮像システムのテレビカメラの構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図9】撮像システムの電話器の構成を示すブロック図
である。
である。
【図10】従来の撮像システムの構成を示すブロック図
である。
である。
1 映像信号源 2 映像信号処理回路 3、32 テレビカメラ 11、30 映像信号合成回路 12 切換制御回路 13、41 同期分離回路 14、42 同期信号作成回路 15 音声信号検波回路 21、24 カウンタ 22、25 デコーダ 23、26 選択パルス作成回路 31 テレビチューナ 32 テレビカメラ 33 テレビモニタ 34 電話器 40 撮像ユニット 43 信号処理回路 44 電源回路 51 通信回路 52 通信制御回路 53 スピーカ 54 マイクロホン 55 コマンドキー 56 キーコントロール回路 61 アドレス指定回路 62 メモリ 63 LED駆動回路 64 LED 65 フォトセンサ 66 データレジスタ
Claims (2)
- 【請求項1】 第1の映像を構成する第1の映像信号に
第2の映像を構成する第2の映像信号を合成し、第1の
映像の一部分に第2の映像を挿入して表示する第3の映
像信号を得る映像信号処理回路に、上記第2の映像信号
及びこの第2の映像信号に伴う音声信号を得る撮像装置
と、上記第3の映像信号を再生表示する映像表示装置
と、上記第2の映像信号に伴う音声信号を再生する音声
再生装置とを接続してなる撮像システムにおいて、上記
映像信号処理回路は、上記第1の映像信号から映像成分
を除去して同期信号を得る同期信号作成回路と、上記撮
像装置の立ち上がりに連動し、上記第1の映像信号ある
いは上記撮像装置から供給される上記第2の映像信号の
いずれかを上記同期信号に応じたタイミングで選択し、
上記第1の映像信号の一部分を上記第2の映像信号と置
き換えて第3の映像信号を得る映像信号合成回路と、上
記撮像装置から上記第2の映像信号に伴って供給される
上記音声信号を受ける受信回路と、を有し、上記第3の
映像信号及び上記音声信号を上記映像表示装置及び上記
音声再生装置にそれぞれ供給すると共に、上記音声再生
装置は、上記映像信号処理回路から上記音声信号を受け
たときに上記映像表示装置の電源を立ち上げるリモート
コントロール手段を備えることを特徴とする撮像システ
ム。 - 【請求項2】 上記音声再生装置のリモートコントロー
ル手段は、上記映像表示装置の電源の立ち上げを指示す
る所定のコード信号を記憶し、このコード信号を上記音
声信号が検知されたときに上記映像表示手段に転送する
ことを特徴とする請求項1記載の撮像システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20648699A JP3219743B2 (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 撮像システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20648699A JP3219743B2 (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 撮像システム |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3157131A Division JP2989322B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 映像信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000041239A JP2000041239A (ja) | 2000-02-08 |
JP3219743B2 true JP3219743B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=16524181
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20648699A Expired - Fee Related JP3219743B2 (ja) | 1999-07-21 | 1999-07-21 | 撮像システム |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3219743B2 (ja) |
-
1999
- 1999-07-21 JP JP20648699A patent/JP3219743B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP2000041239A (ja) | 2000-02-08 |
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