JPH05130186A - コードレス電話機 - Google Patents

コードレス電話機

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JPH05130186A
JPH05130186A JP32107891A JP32107891A JPH05130186A JP H05130186 A JPH05130186 A JP H05130186A JP 32107891 A JP32107891 A JP 32107891A JP 32107891 A JP32107891 A JP 32107891A JP H05130186 A JPH05130186 A JP H05130186A
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Shoichi Akiyama
正一 秋山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドセットを耳から離した状態で、ダイヤ
ルトーンを確認し、発呼操作の出来るコードレス電話機
を提供する。 【構成】 親機側のフックスイッチをオン状態に切換え
ると同時に、音声出力を拡声モードに切換える通話スイ
ッチ3と、この通話スイッチ3の操作によって起動さ
れ、通話が開始されるまでの予め定められた設定時間を
計時するタイマー手段7と、このタイマー手段7が起動
されたときには、拡声モードに設定して音声出力を拡声
出力させる一方、設定時間を計時したときには通常モー
ドに切換え設定して、受話器SPaから通常の通話レベ
ルの音声を出力させるようにした信号処理部1とを備え
た構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コードレス電話機の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のコードレス電話機は、電話線を
引き回さず、置場所を選ばず、コンパクトなために一般
家庭などで多用されているが、発呼に際しては、電話回
線に接続された親機側に電波信号を送って、親機のフッ
クスイッチをオンにしてから、ダイヤル発呼操作を行う
必要があり、このため、通常のものでは、通話ボタンを
操作して親機のフックスイッチがオンになったことをダ
イヤルトーンによって確認してから、ダイヤル発呼操作
を行う必要があった。ところが、従来のこのようなコー
ドレス電話機でダイヤルトーンを確認する場合は、通話
スイッチを操作し、親機側のフックスイッチをオンにさ
せてから、ハンドセットに設けたスピーカを耳に当てが
って行う必要があり、その後に、ハンドセットを耳から
離して、テンキーを操作するなどしてダイヤル発呼を行
う必要があり、発呼操作は面倒であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のコー
ドレス電話機のこのような事情に鑑みてなされたもの
で、通話スイッチを操作して、親機側のフックスイッチ
をオン状態にした後、被呼側が音声で応答するまでの所
定時間の間、音声出力を通常の通話時のモードから拡声
モードに自動的に切換えて、出力できるようにしたコー
ドレス電話機を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される本発明のコードレス電話機は、親機側のフ
ックスイッチをオン状態に切換えると同時に、音声出力
を拡声モードに切換える通話スイッチと、この通話スイ
ッチの操作によって起動され、受話器を通じて通話が開
始されるまでの予め定められた設定時間を計時するタイ
マー手段と、このタイマー手段が起動されたときには、
拡声モードに設定して音声出力を拡声出力させる一方、
設定時間を計時したときには通常モードに切換え設定し
て、受話器から通常の通話レベルの音声を出力させるよ
うにした信号処理部とを備えた構成とされており(請求
項1)、このタイマー手段による設定時間を種々規定す
ることによって、発呼操作時の操作性が向上される。す
なわち、請求項2において提案されたコードレス電話機
では、タイマー手段による拡声モードの設定時間は、親
機側のフックスイッチがオンされた後に、ダイヤルトー
ンの拡声出力が所定時間だけ出力されるように設定され
ており、請求項3において提案されたコードレス電話機
では、タイマー手段による拡声モードの設定時間は、一
連のダイヤルパルスの発信終了後も、拡声出力が所定時
間だけ出力されるように設定された構成となっている。
また、請求項4において提案されたコードレス電話機で
は、タイマー手段の拡声モードの設定時間は、上記電話
機のダイヤル発呼操作により被呼側の電話機から極性反
転信号が返信されて来た後も、拡声出力が所定時間だけ
延長保持される構成となっている。
【0005】また、このような本発明のコードレス電話
機は、親機のフックスイッチがオンされた後、被呼側が
音声で応答するまでの間に、行われる所定の動作に対応
させて音声出力を拡声モードに保持できる構成にしても
よい。すなわち、請求項5において提案されるコードレ
ス電話機では、通話スイッチの操作を行った後、ダイヤ
ル発呼操作するまでの間だけ電話機の音声出力を拡声モ
ードに切換え保持され、請求項6において提案されるコ
ードレス電話機は、通話スイッチの操作を行った後、被
呼側の電話機が着呼して極性反転信号が返信されて来る
までの間だけ、電話機の音声出力を拡声モードに切換え
保持される構成となっている。
【0006】
【作用】請求項1において提案された本発明のコードレ
ス電話機によれば、発呼操作時に、通話スイッチを操作
し、親機側のフックスイッチがオンされた後、被呼側が
音声で応答するまでの所定の時間だけ、音声出力が拡声
モードに切換えられるので、ハンドセットを耳に当てが
うことなく、ダイヤルトーンの出力を確認した後、テン
キーを操作してダイヤル発呼を即時に行うことができる
ので便利である。特に請求項2において提案された本発
明のコードレス電話機では、通話スイッチを操作すれ
ば、ハンドセットを耳から離した状態でダイヤルトーン
が確認できるので、発呼操作をスムーズにできる。請求
項3において提案された本発明のコードレス電話機で
は、ダイヤルトーンの確認後、ダイヤルパルスの発信音
も、ハンドセットを耳から離した状態で確認できる。ま
た、請求項4において提案された本発明のコードレス電
話機では、ダイヤルトーンの確認後、ダイヤルパルスの
発信音、被呼側の呼出音の他に被呼側からの音声応答
も、ハンドセットを耳から離した状態で確認できる。さ
らに、請求項5において提案された本発明のコードレス
電話機によれば、通話スイッチの操作後、ダイヤル発呼
によってダイヤルパルスの発信を開始する直前まで、ダ
イヤルトーンの出力が確認でき、また請求項6において
提案された本発明のコードレス電話機によれば、通話ス
イッチの操作後、ダイヤルトーン、ダイヤルパルスの発
信音に加えて、被呼側の呼出音が被呼側が応答する直前
まで、音声を拡声モードに保持して確認できる。
【0007】
【実施例】以下に、添付図を参照して本発明の実施例を
説明する。図1は、請求項1,2に記載された本発明の
コードレス電話機の要部構成をブロック図をもって示し
ており、信号処理部をCPUで構成し、タイマー手段を
備えた構成となっている。図1において、1はCPUで
構成された信号処理部であり、 2はアンテナ2aを備
え、ワイヤレス親機(不図示)との間で電波信号を送受
信するためのワイヤス送受信部、3は親機側のフックス
イッチをオンさせるための通話スイッチ、4は通話を遮
断するため親機側のフックスイッチをオフさせる切スイ
ッチ、6はテンキー5の操作などによってダイヤル発呼
された電話番号などを表示する表示部、7はタイマー手
段、8は受話器を構成し、通常モード時に駆動される小
電力スピーカSPa、拡声モード時に駆動される拡声ス
ピーカSPb及び通話時に送話器として使用されるマイ
クMを処理する通話回路、9は信号処理部1からの制御
信号を受けて、トランスファー接点rya,rybを作
動して、通話回路8に対して小電力スピーカSPaと拡
声スピーカSPbとを切換接続するスピーカ切換リレー
である。このような本発明のコードレス電話機において
は、通話スイッチ3が操作されると、信号処理部1はワ
イヤレス送受信部2を作動して、アンテナ2aより電波
信号の形で親機側に制御信号を送出するので、親機側の
フックスイッチがオンとなり、コードレス電話機と親機
とは、電波信号を介して接続される。すると、親機側に
接続された電話回線(不図示)に表れる電気信号は、通
話回路8に接続されたスピーカSPa,SPbのいずれ
か一方より音声となって出力されることになる。ところ
が、本発明では、通話スイッチ3を操作したときには、
信号処理部1はスピーカ切換リレー9を駆動して、拡声
スピーカSPb側の接点rybを閉じ、小電力スピーカ
CPa側を開いて拡声モードに設定される構成となって
いるため、通話スイッチ3を操作すれば、ハンドセット
を耳に当てがうことなく、親機側に接続された電話回線
に表れる電気信号を直ちに音信号に変換して聞き取るこ
とが出来る。このような、拡声モードは、タイマー手段
7が設定時間を計時した時点で解除され、信号処理部1
がタイマー手段7よりタイムアップ信号を受けると、ス
ピーカ切換リレー9の駆動を停止して通常モードに切換
えるので、拡声スピーカSPb側の接点rybは開か
れ、小電力スピーカSPa側が閉じられる。この結果、
通常モードでは、ハンドセットを耳に当てがって、従来
のコードレス電話機と同様にして、送話器と受話器によ
る通話を行なうことができる。図2は、本発明のコード
レス電話機の外観構成図を示している。アンテナ2aを
突出させたハンドセット型の本体Aは、上部には小電力
スピーカSPaを内蔵して受話器を構成し、下部にはマ
イクMを内蔵して送話器を構成しており、中央の握部に
は、通話スイッチ3、切スイッチ4、内線呼出のための
内線スイッチや、ダイヤル発呼のためのテンキー5を設
け、拡声スピーカSPbは、マイクMの上方に内蔵させ
た構成となっている。なお、6は液晶で構成された表示
部である。また、この図では、拡声スピーカSPbは、
受話器を構成する小電力スピーカSPaとは別構成とな
っているが、受話器を構成するスピーカに比較的出力の
大きいものを採用するなどし、通常モードと拡声モード
時における出力を調整できるような構成にすれば1つの
スピーカで通常モードと拡声モードの双方に使用できる
ことはいうまでもない。このような本発明のコードレス
電話機では、タイマー手段7の設定時間を種々な値に設
定することによって、通話スイッチ3の操作によって親
機側のフックスイッチをオンさせてから、被呼側の電話
機が応答するまでの間の任意期間を拡声モードに設定で
きる。請求項2において提案されたコードレス電話機で
は、タイマー手段7の設定時間を、通話スイッチ3を操
作した後の僅かな設定時間T1に設定しているので、通
話スイッチ3を操作すれば、直ちにダイヤルトーンを確
認して迅速な発呼操作を行なうことができる。図3のス
テップ100〜114は請求項2に記載されたコードレ
ス電話機の発呼操作時の動作手順をフローチャートをも
って示すもので、図4(a),(b)は、その動作をタ
イムチャートをもって示すものである。図5,図6に
は、それぞれ請求項3,4に記載されたコードレス電話
機の内部構成がブロック図をもって示されている。図5
に示した構成では、通話スイッチ3が操作されると、信
号処理部1は親機側のフックスイッチをオンにし、スピ
ーカ切換リレー9を駆動するので拡声モードとなり、接
点ryaが開き、接点rybが閉じる。したがって、通
話回路8の出力は拡声スピーカSPbを通じて音声とな
って出力される。この結果、通話スイッチ3が操作され
ると、ダイヤルトーンが拡声スピーカSPbより出力さ
れるので、ハンドセットを耳から離したままダイヤルト
ーンが確認できる。ところが、ダイヤルトーンを確認し
ているときに、テンキー5を操作するなどしてダイヤル
操作を行なうと、ダイヤル信号検出手段11がこれを検
知し、一連のダイヤルパルスの発信が終了すると、信号
処理部1はタイマー手段7を起動する。この場合、拡声
モードは、タイマー手段7が設定時間を計時しタイムア
ップするまで継続されるので、通話スイッチ3を操作
し、一連のダイヤルパルスの発信が終了するまでの時間
T2に加えて、タイマー手段の設定時間分△T2だけ拡
声モードが延長されることになる。図4の(c)は、こ
の場合における拡声モードの設定時間を示したもので、
T2は通話スイッチ3を操作後、一連のダイヤルパルス
の発信が終了するまでの時間、△T2はタイマー手段7
によって延長された設定時間を示している。一方、図6
に示した請求項4に記載した本発明のコードレス電話機
では、通話スイッチ3の操作によってスピーカ切換リレ
ー9が駆動され拡声モードとなると、接点ryaは開か
れ、接点rybは閉じられるので、通話回路8の出力は
拡声スピーカSPbを通じ音声となって出力され、ダイ
ヤルトーンが拡声スピーカSPbより出力されるが、テ
ンキー5などを操作して、ダイヤル発呼操作を行ない、
被呼側が着呼すると、そのとき返信される極性反転信号
が極性反転信号検出手段10で検出される。すると、信
号処理部1はタイマー手段7を起動する。この場合も、
拡声モードはタイマー手段7が設定時間を計時するまで
継続され、タイマー手段7がタイムアップすると、信号
処理部1は、スピーカ切換リレー9の駆動を停止して、
通話回路8とスピーカSPaとを接続するので、通常モ
ードに復帰し、ハンドセットを耳に当てがって通話を行
なうことができる。したがって、この構成では、通話ス
イッチ3を操作し、ダイヤル発呼操作によって、被呼側
の電話機が応答した後も、タイマー手段7の設定時間分
だけ拡声モードが延長されるので、ダイヤルトーン、ダ
イヤルパルスの発信音、交換機から被呼側の呼出音に加
えて、着呼後の相手側による音声応答まで、ハンドセッ
トを耳から離した状態で、確認することが出来る。図4
の(d)は、この場合における拡声モードの設定時間を
示したもので、T3は通話スイッチ3を操作後、ダイヤ
ルパルスを発信させ、被呼側の電話機が応答するまでの
時間、△T3はタイマー手段7によって延長された設定
時間を示している。
【0008】以上は、タイマー手段を用いたコードレス
電話機の構成を説明したが、本発明のコードレス電話機
は、タイマー手段を設けずに構成することもできる。図
7は、請求項5に記載されたコードレス電話機の構成を
示したもので、タイマー手段に代えて、テンキー5の操
作時に出力されるダイヤル信号をダイヤル信号検出手段
11で検出する構成となっている。この場合の発呼動作
は、図8のステップ200〜212にフローチャートと
して示されており、通話スイッチ3を操作して、親機側
のフックスイッチをオンすれば、信号処理部1は直ちに
スピーカ切換リレー9を駆動し、接点ryaを開き、接
点rybを閉じるので、拡声モードとなる。その結果、
通話回路8の信号は、拡声スピーカSPbより拡声され
て出力されるが、テンキー5を操作するなどしてダイヤ
ルパルスを発信させると、ダイヤル信号検出手段11が
これを検知し、検知信号を信号処理部1に送出するの
で、この信号を検知した信号処理部1では、スピーカ切
換リレー9の駆動を停止して、接点ryaを閉じ、接点
rybを開くので、通常モードに切換わる。その結果、
通話回路8の信号は、小電力スピーカSPaより出力さ
れ、ハンドセットを耳に当てがえば、そのまま通話が出
来ることになり、このような構成では、通話スイッチ3
を操作し、ダイヤル発呼を行なう直前までの時間T4
(図4(e)参照)が拡声モードに設定される。
【0009】また、本発明のコードレス電話機は、タイ
マー手段に代えて、極性反転信号検出手段を設けても構
成できる。請求項6に記載されたコードレス電話機は、
フックスイッチをオンにし、ダイヤル発呼操作を行なっ
て、被呼側を呼び出したときに、被呼側の電話機より返
信される極性反転信号を検出して制御を行なうもので、
その基本的な構成は図9に示したように、図7の構成に
おけるダイヤル信号検出手段11を省略し、代わりにワ
イヤレス送受信部2に極性反転信号検出回路10を付加
した構成となっている。基本的な動作は、通話スイッチ
3を操作し、親機側のフックスイッチをオンすれば、信
号処理部1は直ちにスピーカ切換リレー9を駆動するの
で、接点ryaは開かれ、接点rybは閉じられて拡声
モードとなる。その結果、通話回路8の信号は、拡声ス
ピーカSPbより拡声されて出力されるが、テンキー5
を操作するなどしてダイヤル発呼操作によってダイヤル
パルスを発信させると、親機側と電話回線を介して接続
された交換機(不図示)が相手側の電話機を呼出すの
で、相手側の電話機がこの呼出動作に応じて着呼したと
きに返信されて来る極性反転信号を極性反転信号検知手
段10によって検出したときに、拡声モードを解除し、
スピーカ切換リレー9の駆動を停止して、接点ryaを
閉じ、接点rybを開いて通常モードに切換わるように
なっている。したがって、このような請求項6に記載さ
れたコードレス電話機では、通話スイイチ3を操作すれ
ば、ハンドセットを耳から離した状態で、ダイヤルトー
ン、ダイヤルパルスの発信音の他、被呼側が着信するま
での交換機より被呼側に送出される呼出音を聞き取るこ
とができる。図4の(f)は、この場合の動作をタイム
チャートをもって示したもので、通話スイッチ3を操作
した後、ダイアル発呼を行なって、被呼側の電話機がハ
ンドセットを取り上げて着呼するまでの時間T5が拡声
モードに設定されている。ところで、本発明のコードレ
ス電話機をこのような構成にする場合は、被呼側の電話
機の着呼時に極性反転信号が返信される必要があるが、
被呼側がフリーダイヤルのように極性反転信号を返信し
ないようなものもある。このような場合にも対応するた
めには、ダイヤル発呼したときに、信号処理部1で、発
呼したダイヤル番号が極性反転信号を返信するものであ
るかどうかを判別してから処理する必要がある。図10
のステップ300〜322は、このような事態を考慮し
た場合にコードレス電話機において要求される動作の一
例をフローチャートをもって示したものである。ダイヤ
ル発呼した被呼側が極性反転信号を返信できるものであ
る場合には、タイマー手段7は起動されず、請求項6に
おいて提案された基本動作を実行するが、そうでない場
合にはタイマー手段7をダイヤルパルスの発呼操作時に
起動し、タイムアップするまでの設定時間T6だけ、拡
声モードに設定する。内部回路の構成は、図6と同様で
ある。尚、以上は、ダイヤルパルス回線の場合について
記述したが、プッシュトーン回線の場合でも同様であ
る。また、通話スイッチの操作によって、電話機の音声
出力を拡声モードに切換え設定しているが、もう一度操
作することによって、通常モードに切換え設定出来るよ
うにすることも考えられる。
【0010】
【発明の効果】請求項1〜請求項4に記載の本発明のコ
ードレス電話によれば、タイマー手段による設定時間を
種々規定して、音声出力を拡声モードに保持できるの
で、ダイヤルトーン、ダイヤルパルスの発信音、被呼側
からの音声応答等がハンドセットを耳から離した状態で
確認でき、発呼操作時の操作性が向上される。請求項5
および請求項6に記載の本発明のコードレス電話によれ
ば、親機のフックスイッチがオンされた後、被呼側が音
声で応答するまでの間に、行われる所定の動作に対応さ
せて音声出力を拡声モードに保持できるので、ダイヤル
トーン、ダイヤルパルスの発信音等がハンドセットを耳
から離した状態で確認でき、発呼操作時の操作性が向上
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜請求項2に記載の本発明によるコー
ドレス電話機の要部構成例図である。
【図2】本発明によるコードレス電話機の外観図であ
る。
【図3】請求項2に記載の本発明によるコードレス電話
機の動作を説明するフローチャートである。
【図4】本発明によるコードレス電話機のタイムチャー
トである。
【図5】請求項3に記載の本発明によるコードレス電話
機の要部構成例図である。
【図6】請求項4に記載の本発明によるコードレス電話
機の要部構成例図である。
【図7】請求項5に記載の本発明によるコードレス電話
機の要部構成例図である。
【図8】請求項5に記載の本発明によるコードレス電話
機の動作を説明するフローチャートである。
【図9】請求項6に記載の本発明によるコードレス電話
機の要部構成例図である。
【図10】被呼側が極性反転信号を返信しない場合にコ
ードレス電話機において要求される動作の一例のフロー
チャートである。
【符号の説明】
1・・・信号処理部 2・・・ワイヤレス送受信部 2a・・・アンテナ 3・・・通話スイッチ 4・・・切スイッチ 5・・・テンキー 6・・・表示部 7・・・タイマー手段 8・・・通話回路 9・・・スピーカ切換リレー 10・・・極性反転信号検出手段 11・・・ダイヤル信号検出手段 A・・・ハンドセット SPa・・・小電力スピーカ SPb・・・拡声スピーカ M・・・マイク

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼操作時における音声出力を所定期間
    だけ拡声モードに切換え保持できるようにしたコードレ
    ス電話機であって、 親機側のフックスイッチをオン状態に切換えると同時
    に、音声出力を拡声モードに切換える通話スイッチと、 この通話スイッチの操作によって起動され、受話器を通
    じて通話が開始されるまでの予め定められた設定時間を
    計時するタイマー手段と、 このタイマー手段が起動されたときには、拡声モードに
    設定して音声出力を拡声出力させる一方、設定時間を計
    時したときには通常モードに切換え設定して、受話器か
    ら通常の通話レベルの音声を出力させるようにした信号
    処理部とを備えたことを特徴とするコードレス電話機。
  2. 【請求項2】 上記タイマー手段による拡声モードの設
    定時間が、親機側のフックスイッチがオンされた後、ダ
    イヤルトーンの拡声出力が所定時間だけ出力されるよう
    に設定された請求項1に記載のコードレス電話機。
  3. 【請求項3】 発呼操作時に出力されるダイヤル信号を
    検出するダイヤル信号検出手段を更に備え、上記タイマ
    ー手段による拡声モードの設定時間が、一連のダイヤル
    パルスの発信終了後も、拡声出力が所定時間だけ延長さ
    れるように設定された請求項1に記載のコードレス電話
    機。
  4. 【請求項4】 発呼操作に対して被呼側の電話機が着呼
    したとき、送出される極性反転信号を検出する極性反転
    信号検出手段を更に備え、上記タイマー手段による拡声
    モードの設定時間が、上記極性反転信号検出手段が極性
    反転信号を検出した後も、拡声出力が所定時間だけ延長
    されるように設定された請求項1に記載のコードレス電
    話機。
  5. 【請求項5】 発呼操作時における音声出力を所定期間
    だけ拡声状態に保持できるようにしたコードレス電話機
    であって、 親機側のフックスイッチをオン状態に切換えると同時
    に、音声出力を拡声モードに切換え設定する通話スイッ
    チと、 発呼操作時に出力されるダイヤル信号を検出するダイヤ
    ル信号検出手段と、 上記通話スイッチの操作によって、電話機の音声出力を
    拡声モードに切換え設定し、上記ダイヤル信号検出手段
    がダイヤル信号を検出したときには、電話機の音声出力
    を通常モードに切換え設定する信号処理部とを備えたこ
    とを特徴とするコードレス電話機。
  6. 【請求項6】 発呼操作時における音声出力を所定期間
    だけ拡声状態に保持できるようにしたコードレス電話機
    であって、 親機側のフックスイッチをオン状態に切換えると同時
    に、音声出力を拡声モードに切換え設定する通話スイッ
    チと、 発呼操作に対して被呼側の電話機が着呼したとき、送出
    される極性反転信号を検出する極性反転信号検出手段
    と、 上記通話スイッチの操作によって、電話機の音声出力を
    拡声モードに切換え設定し、上記極性反転信号検出手段
    が極性反転信号を検出したときには、電話機の音声出力
    を通常モードに切換え設定する信号処理部とを備えたこ
    とを特徴とするコードレス電話機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09181815A (ja) * 1995-12-26 1997-07-11 Saitama Nippon Denki Kk 携帯電話機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09181815A (ja) * 1995-12-26 1997-07-11 Saitama Nippon Denki Kk 携帯電話機

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