JPH05129920A - 電圧検出回路 - Google Patents

電圧検出回路

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JPH05129920A
JPH05129920A JP28581491A JP28581491A JPH05129920A JP H05129920 A JPH05129920 A JP H05129920A JP 28581491 A JP28581491 A JP 28581491A JP 28581491 A JP28581491 A JP 28581491A JP H05129920 A JPH05129920 A JP H05129920A
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voltage
cell
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whose
inverting
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JP28581491A
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Mitsuhiro Shimamoto
光裕 島本
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NEC Kyushu Ltd
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NEC Kyushu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電源電圧・プロセス依存性といった制約条件を
排除し、回路が半導体チップ上に形成されたあとでも反
転電圧の調整を可能とすること。 【構成】電圧入力1をゲート入力とし、高電圧電源3と
ソースとするPROMセル4と、ゲート・ドレインがセ
ル4のドレインの接点8と接続され、ソースを接地した
N型半導体5と、接点8を入力とし出力2を得る反転論
理素子7とから構成される。セル4に書き込みを行なう
と、セル4の閾値は高くなる。入力1の入力電圧がセル
4の閾値以上にならないと、セル4は導通しないことを
利用して、高電圧の検出を行なうことができる。追加書
き込みを行なうことで閾値をさらに高め、反転電圧を高
くしたり、あるいはセル4を消去することで反転電圧の
再設定ができ、制約条件の排除が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電圧検出回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の電圧検出回路は、図3に示すよう
に、電圧入力1,出力2と、接地6,定電圧電源12と
の間に、デプレッション型MOSトランジスタ13,1
4,N型MOSトランジスタ15,16,21,2入力
論理積素子19があり、制御信号20が印加される。
【0003】まず、制御信号20がロウレベルの場合、
出力2は明らかにハイレベルとなる。
【0004】次に、制御信号20がハイレベルの場合に
ついて説明する。トランジスタ13,15,21は常に
導通状態であり、接点17はある一定の電位を保ってい
る。トランジスタ14,16,21を流れる電流は等し
く、接点18の電位はトランジスタ14,16,21の
オン抵抗の比で決まる。トランジスタ14は一般にゲー
ト電圧が高くなるほどオン抵抗は減るが、トランジスタ
16,21のゲート電圧は一定であるから、接点18の
電位は入力1の電圧が高くなるほど高くなる。
【0005】入力1の電圧が低い場合は、接点18も低
く、出力2もハイレベルのままであるが、入力1がある
基準電圧を越え、接点18が素子19の論理閾値を越え
ると、出力2が反転し、ロウレベルになる。これによ
り、ある一定以上の電圧入力1を出力している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電圧
検出回路では、定電圧電源の電位を比較電圧として用い
ているため、定電圧電源の電位によって判定電圧が大き
く変化していた。
【0007】また製造条件によって閾値,導通時の抵抗
値が変動した場合、各接点でのバランスがくずれ、判定
電圧が変化するかあるいは全く判定できないという不具
合が発生していた。しかも、一度半導体チップ上に回路
が形成された後、これらの不具合が発見されても、再度
製造したり、もしくはチップ上の配線パターンを何らか
の方法で切断もしくは接続するといった手間が必要とな
っていた。
【0008】さらにこの従来例の構成では、合計9素子
であるが、回路内での判定の対象となる電位の振幅は小
さく、さらなる振幅の増幅が必要であり、より多くの素
子数を必要とし、そのわずかな振幅からハイレベル・ロ
ウレベルを判定する必要があるため、判定部のディメン
ジョン設定は難しかった。
【0009】本発明の目的は、前記諸問題点を解決し、
製造条件が変動しても、検出特性が変化しないようにし
た電圧検出回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、トラン
ジスタの閾値電圧により入力電圧を判定する電圧検出回
路において、外部からの閾値制御手段を有する半導体素
子を備えたことを特徴とする。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例の電圧検出回路を示
す回路図である。
【0012】図1において、本発明の一実施例の電圧検
出回路は、電圧入力1をゲート入力とし、高電圧電源3
をソースとするフローティングゲート型PROMセル4
と、ゲート・ドレインがセル4のドレイン8と接続さ
れ、ソースを接地したN型半導体MOSトランジスタ5
と、接点8を入力とし出力2を得る反転論理素子7とを
含み構成される。
【0013】セル4の閾値は、通常1V以下であり、ゲ
ートがそれ以上になると導通するが、フローティングゲ
ートに電子が注入されるとその注入量によって閾値が高
くなり、それ以上の電圧をゲートに印加しないとセル4
は導通しなくなる。また紫外線で、注入電子を抜くこと
ができる。
【0014】次に動作について説明する。まず入力1を
接地し、電源13に高電圧を印加し、セル4のフローテ
ィングゲートに電子を注入する。電源3がハイレベルの
時、入力1がセル4の閾値以下であればトランジスタ5
によって接点8はロウレベルとなり、出力2はハイレベ
ルとなる。入力1がセル4の閾値を越えるとセル4は導
通し、接点18がハイレベルとなり、出力2がロウレベ
ルとなり、電圧入力1を検出することができる。
【0015】さらに、セル4に追加書き込みを行なうこ
とにより、セル4の閾値はより高くなり、電圧入力1の
判定電圧は高くなる。
【0016】判定電圧の再設定は、一度セル4のフロー
ティングゲート内の電子を抜いてから、再度電子を注入
することで行なえる。
【0017】図2は本発明の他の実施例の電圧検出回路
を示す回路図である。
【0018】図2において、容量9とドレイン側から接
点10に電子を注入可能なN型MOSトランジスタ22
より成る外部からの閾値制御手段を用いる半導体素子2
3と、トランジスタ22のドレインの接点11をゲート
とドレインに接続しソースを設置したトランジスタ5
と、接点11を入力とし出力2を得る7とを含み構成さ
れる。
【0019】本実施例は、前記一実施例のトランジスタ
4を素子23で置換した形になっており、接点10をフ
ローティングゲート、接点11を接点8と考えれば、前
記一実施例と全く同じ動作となるので、説明は省略す
る。本実施例では、外部からの閾値制御手段を有する半
導体素子23を容量9とN型トランジスタ22とで構成
したという点で、前記一実施例と異なる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、外部か
らの閾値制御手段を有する半導体素子を使用することに
より、半導体チップ上に回路が形成された後でも容易に
判定電圧の調整ができるため、製造条件の変動に十分対
応することができるという効果があり、判定部入力の振
幅は大きいため、判定部のディメンジョン設定は容易
で、増幅の必要もなく、誤動作もなく、判定電圧は外部
からの閾値制御手段を有する半導体素子の閾値によって
決まるので、定電圧電源の変動の影響はほとんどなく、
さらに合計4素子もあれば実現できるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電圧検出回路を示す回路図
である。
【図2】本発明の他の実施例の電圧検出回路を示す回路
図である。
【図3】従来の電圧検出回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 電圧入力 2 出力 3 高電圧電源 4 フローティングゲート型UVPROMセル 5,15,16,21,22 N型MOSトランジス
タ 6 接地 7 反転論理素子 8,10,11,17,18 接点 9 容量 12 電源電圧 13,14 デプレッション型MOSトランジスタ 19 2入力論理積素子 20 制御信号 23 外部からの閾値制御手段を有する半導体素子
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】次に、制御信号20がハイレベルの場合に
ついて説明する。トランジスタ13,15,21は常に
導通状態であり、接点17はある一定の電位を保ってい
る。接点18の電位はトランジスタ14,16,21の
オン抵抗の比で決まる。トランジスタ14は一般にゲー
ト電圧が高くなるほどオン抵抗は減るが、トランジスタ
16,21のゲート電圧は一定であるから、接点18の
電位は入力1の電圧が高くなるほど高くなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】入力1の電圧が低い場合は、接点18も低
く、出力2もハイレベルのままであるが、入力1がある
基準電圧を越え、接点18が素子19の論理閾値を超え
ると、出力2が反転し、ロウレベルになる。これによ
り、ある一定以上の電圧入力1を検出している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、外部か
らの閾値制御手段を有する半導体素子を使用することに
より、半導体チップ上に回路が形成された後でも容易に
判定電圧の調整ができるため、製造条件の変動に十分対
応することができるという効果があり、判定部出力の振
幅は大きいため、判定部のディメンジョン設定は容易
で、増幅の必要もなく、誤動作もなく、判定電圧は外部
からの閾値制御手段を有する半導体素子の閾値によって
決まるので、低電圧電源の変動の影響はほとんどなく、
さらに合計4素子もあれば実現できるという効果を有す
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタの閾値電圧により入力電圧
    を判定する電圧検出回路において、外部からの閾値制御
    手段を有する半導体素子を備えたことを特徴とする電圧
    検出回路。
JP03285814A 1991-10-31 1991-10-31 電圧検出回路 Expired - Lifetime JP3076113B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100321181B1 (ko) * 1999-12-31 2002-03-18 박종섭 반도체소자의 고전위 검출기
US7658333B2 (en) 2004-09-10 2010-02-09 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device
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