JPH05129917A - 電圧駆動形スイツチング素子の逆バイアス制御回路 - Google Patents
電圧駆動形スイツチング素子の逆バイアス制御回路Info
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- JPH05129917A JPH05129917A JP3290266A JP29026691A JPH05129917A JP H05129917 A JPH05129917 A JP H05129917A JP 3290266 A JP3290266 A JP 3290266A JP 29026691 A JP29026691 A JP 29026691A JP H05129917 A JPH05129917 A JP H05129917A
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Abstract
電圧を低減でき、従ってサ−ジ電圧障害を阻止できる逆
バイアス制御回路を得る。 【構成】逆バイアス電圧によりタ−ンオフする電圧駆動
形スイッチング素子において、逆バイアス電圧を受けた
時、タ−ンオフ遅れに相当する時間遅れて動作して通流
電流の立ち下がり時間中逆バイアス電圧を所定のレベル
に低減する降圧回路と、電圧駆動形スイッチング素子の
タ−ンオフ時間の終期に降圧回路の動作を停止させる信
号を発する回復回路とを備えてなるものとする。また、
逆阻止用ダイオ−ドが、トランジスタのエミッタ側に順
バイアス電流を阻止する向きに直列接続されてなるもの
とする。さらに、逆バイアス制御回路が1チップ化され
てモジュ−ル化された電圧駆動形スイッチング素子の近
傍に搭載され、相互にワイヤ−ボンディングされた半導
体装置として形成されてなるものとする。
Description
ト,空調機などのモ−タ制御用インバ−タや、OA機
器,医療機器などの無停電電源装置に高速スイッチング
素子として使用される、パワ−MOSFET(Metal-Oxi
de-Semiconductor Field-Effect Transistor) や、IG
BT(Insulated Gate Bipolar-mode Transistor)等の電
圧駆動形スイッチング素子において、そのタ−ンオフ時
に発生するサ−ジ電圧を阻止するために設けられる逆バ
イアス制御回路の構成に関する。
GBTを例に模式化して示す従来のスイッチング回路の
接続図、図6は従来のスイッチング回路のタ−ンオフ動
作を示すタイムチャ−トである。図において、電圧駆動
形スイッチング素子としてのIGBT1を、ドライブ回
路2の出力バイアス電圧VGEをIGBTのゲ−ト端子G
−エミッタ端子E間に加えてスイッチング動作させよう
とする場合、図2に示すように、バイアス電圧VGEを順
バイアス電圧+VGEから−VGEにステップ状に変化させ
ることにより、タ−ンオフ時間toff を例えば1μs以
下に短縮してタ−ンオフを高速化できるとともに、タ−
ンオフ時のいわゆるシングルトランジスタノイズによる
誤動作を防止できることが知られている。
の高速化に伴ってタ−ンオフ時のコレクタ電流IC の変
化速度(di/dt)が急峻になり、この電流変化と、
モジュ−ル内部の主回路インダクタンスやモジュ−ル外
部接続線のインダクタンスとの共振により、IGBTの
コレクタC−エミッタE間の電圧VCEの波頭にサ−ジ電
圧VSGが重畳して発生し、このサ−ジ電圧がIGBTの
素子耐圧を越えることにより素子の破壊事故に発展する
という問題がある。
IGBTのdi/dt特性には逆バイアス電圧依存性が
あり、逆バイアス電圧−VGEを小さくする(降圧する)
ことによりdi/dtを低くできることが知られてい
る。しかしながら、逆バイアス電圧を単に小さくすると
タ−ンオフ遅れ時間td (図2参照)が長くなり、発生
損失が増大して逆バイアス安全動作領域が狭くなるとい
う問題が生ずるとともに、インバ−タ回路においてIG
BTが2個直列接続された場合、上下短絡防止のための
不感帯時間を長くする必要が生じ、装置の応答特性を阻
害するという不都合が発生する。
長くせずに逆バイアス電圧を降圧でき、したがってサ−
ジ電圧障害を阻止して電圧駆動形スイッチング素子のタ
−ンオフを高速化できる逆バイアス制御回路を得ること
にある。
に、この発明によれば、ゲ−ト・エミッタ間またはゲ−
ト・ソ−ス間にドライブ回路からの順バイアス電圧を受
けてタ−ンオンし,逆バイアス電圧によりタ−ンオフす
るスイッチング動作を行う電圧駆動形スイッチング素子
において、逆バイアス電圧を受け,前記電圧駆動形スイ
ッチング素子のタ−ンオフ遅れに相当する時間遅れて動
作して通流電流の立ち下がりに相当する時間中逆バイア
ス電圧を所定のレベルに低減する降圧回路と、前記タ−
ンオフ遅れ時間と立ち下がり時間との和に相当する前記
電圧駆動形スイッチング素子のタ−ンオフ時間の終期に
前記降圧回路の動作を停止させる信号を発する回復回路
とを備えてなるものとする。
素子のゲ−トに接続されたトランジスタ,ツェナ−ダイ
オ−ド,逆阻止用ダイオ−ドの直列回路からなりその両
端に逆バイアス電圧を受ける降圧部と、この降圧部に逆
阻止用ダイオ−ドを介して並列接続された抵抗,コンデ
ンサの直列体からなり中点が前記トランジスタのベ−ス
に接続されたタ−ンオフ遅れ時間の設定タイマ−とから
なる降圧回路と、エミッタを電圧駆動形スイッチング素
子のゲ−ト側にして前記降圧部のコンデンサに並列接続
されたトランジスタと、そのベ−スに中点が接続された
抵抗,コンデンサの直列体からなりその両端に逆バイア
ス電圧を受けるタ−ンオフ時間設定タイマ−とからなる
回復回路とを備えてなるものとする。
スタのエミッタ側に順バイアス電流を阻止する向きに直
列接続されてなるものとする。
逆バイアス制御回路が1チップ化されてモジュ−ル化さ
れた電圧駆動形スイッチング素子の近傍に搭載され、相
互にワイヤ−ボンディングされた半導体装置として形成
されてなるものとする。
逆バイアス電圧を受けた時、電圧駆動形スイッチング素
子のタ−ンオフ遅れに相当する時間遅れて動作して通流
電流の立ち下がりに相当する時間中逆バイアス電圧を所
定のレベルに低減する降圧回路と、タ−ンオフ遅れ時間
と立ち下がり時間との和に相当する電圧駆動形スイッチ
ング素子のタ−ンオフ時間の終期に降圧回路の動作を停
止させる信号を発する回復回路とを備えるよう構成した
ことにより、逆バイアス電圧の降圧期間を電圧駆動形ス
イッチング素子の通流電流の立ち下がり期間に限定して
di/dtおよびこれに伴って生ずるサ−ジ電圧を低減
することが可能となり、サ−ジ電圧による電圧駆動形ス
イッチング素子の損傷を回避してタ−ンオフ動作を高速
化できるとともに、逆バイアス電圧の降圧に伴うタ−ン
オフ遅れ時間の延長および安全動作領域への悪影響を回
避できる機能が得られる。
タ,ツェナ−ダイオ−ド,逆阻止用ダイオ−ドの直列回
路からなる降圧部、および抵抗,コンデンサの直列体か
らなるタ−ンオフ遅れ時間の設定タイマ−からなる降圧
回路と、降圧部のコンデンサに並列接続されたトランジ
スタと、そのベ−スに中点が接続された抵抗,コンデン
サの直列体からなるタ−ンオフ時間設定タイマ−とから
なる回復回路とで構成したことにより、逆バイアス制御
回路を1チップ化し、小型化できる機能が得られる。
スタのエミッタ側に順バイアス電流を阻止する向きに直
列接続するよう構成すれば、トランジスタのベ−ス・エ
ミッタ間電圧をしきい値とするタ−ンオフ遅れ時間およ
びタ−ンオフ時間の設定タイマ−それぞれの動作電圧を
逆阻止用ダイオ−ドの順方向電圧降下に相当する電圧だ
け高めることが可能になり、トランジスタのベ−ス・エ
ミッタ間電圧が低いことによって生ずる逆バイアス制御
回路の誤動作を防止する機能が得られる。
逆バイアス制御回路を1チップ化してモジュ−ル化され
た電圧駆動形スイッチング素子の近傍に搭載し、相互に
ワイヤ−ボンディングした半導体装置とするよう構成す
れば、ドライブ回路の小型化を阻害することなく逆バイ
アス制御回路を電圧駆動形スイッチング素子と一体化で
きるとともに、配線のインダクタンスを低減してサ−ジ
電圧による逆バイアス制御回路の誤動作を回避する機能
が得られる。
る。図1はこの発明の実施例になる逆バイアス制御回路
をIGBTに適用した場合を例に示す接続図、図2は実
施例における逆バイアス制御回路の動作を示すタイムチ
ャ−トである。図において、ドライブ回路2からバイア
ス電圧VGEが印加される電圧駆動形スイッチング素子と
してのIGBT1のゲ−トG・エミッタE間に並列に接
続された逆バイアス制御回路は、降圧回路11および回
復回路21で構成される。すなわち、降圧回路11は、
npnトランジスタ13とそのコレクタ側に互いに通流
方向を逆向きにして直列接続されたツェナ−ダイオ−ド
14および逆阻止ダイオ−ド15との直列回路からな
り,トランジスタ13のエミッタをIGBT1のゲ−ト
G側にして接続された降圧部12と、トランジスタ13
のベ−ス・エミッタ間に接続されたコンデンサ17、お
よびそのベ−ス側に直列接続された抵抗18および逆阻
止ダイオ−ド19の直列回路とからなり,降圧部12に
並列接続されたタ−ンオフ遅れ時間の設定タイマ−16
とで構成される。
エミッタ・ベ−ス間に並列接続されたnpnトランジス
タ22と、トランジスタ22のベ−スにコンデンサ24
および抵抗25の直列体の中点が接続され,その両端に
バイアス電圧VGEを受けるタ−ンオフ遅れ時間の設定タ
イマ−26とで構成される。なお、タ−ンオフ遅れ時間
の設定タイマ−16における逆阻止ダイオ−ド19およ
び抵抗18は、回復回路21側のトランジスタ22にお
けるコレクタ電流の通路を兼ね、回路の構成が簡素化さ
れるとともに、逆バイアス制御回路がトランジスタ,ダ
イオ−ド,およびCRタイマ−で構成され、その1チッ
プ化と小型化を容易に達成することができる。
路を有するIGBTにおいて、タ−ンオフ遅れ時間の設
定タイマ−16は図2におけるIGBTのタ−ンオフ遅
れ時間td だけ遅れてコンデンサ17の充電電圧がトラ
ンジスタ13のベ−ス・エミッタ間電圧VBD(しきい
値)に到達するようその時定数があらかじめ設定され、
タ−ンオフ時間の設定タイマ−26はIGBTのタ−ン
オフ時間tOFF だけ遅れてコンデンサ24の充電電圧が
トランジスタ22のベ−ス・エミッタ間電圧VBF(しき
い値)に到達するようその時定数があらかじめ設定され
る。この状態で、図2に示すようにドライブ回路2から
のバイアス電圧VGEが順バイアス電圧+V GEから逆バイ
アス電圧−VGEに変化すると、コンデンサ17は逆阻止
ダイオ−ド19および抵抗18を介して逆バイアス電圧
により充電され、その充電電圧がトランジスタ13のし
きい値VBDに到達する迄の時間,すなわちIGBTのタ
−ンオフ遅れ時間td に相当する時間IGBTのゲ−ト
・エミッタ間に逆バイアス電圧−VGEが印加され、その
直後にトランジスタ13がオンして降圧部12が動作
し、IGBTのゲ−ト・エミッタ間に加わる逆バイアス
電圧はツェナ−ダイオ−ド14のツェナ−電圧によって
決まる所定の電圧に降圧される。
から逆バイアス電圧へと変化すると、タ−ンオフ時間の
設定タイマ−26が動作を開始し、コンデンサ24の充
電電圧がトランジスタのしきい値VBFに到達するに要す
る時間,即ちIGBTのタ−ンオフ時間toff に相当す
る時間遅れてトランジスタ22がオンし、コンデンサ1
7の蓄積電荷を放電する。したがって、トランジスタ1
3はオフ状態となって降圧回路11はその降圧動作を停
止するので、IGBTには再び逆バイアス電圧−VGEが
印加され、そのゲ−ト・エミッタ間に再び順バイアス電
圧が印加されてタ−ンオンするまでIGBTはオフ状態
を維持する。
バイアス制御回路においては、その降圧動作が図2に示
すようにIGBTのコレクタ電流IC の立ち下がり時間
tf に相当する期間に限定されるので、タ−ンオフ遅れ
時間td に影響を与えることなくコレクタ電流の変化速
度di/dtを抑制し、IGBTのコレクタ・エミッタ
間電圧VCEに重畳して発生するサ−ジ電圧VSGを低減す
ることができる。なお、実施例になる逆バイアス制御回
路は、パワ−MOSFETに適用しても同様の作用効果
が得られることは、前述の実施例についての説明から容
易に類推することができる。
イアス制御回路の接続図であり、降圧回路31の降圧部
32において、逆阻止ダイオ−ド15がトランジスタ1
3のエミッタ側に接続され、タ−ンオフ遅れ時間の設定
タイマ−36が抵抗18とコンデンサ17で構成される
とともに、回復回路41のトランジスタ22のエミッタ
側に逆阻止ダイオ−ド19を接続するよう構成した点が
前述の実施例と異なっている。トランジスタ13および
22の動作のしきい値となるベ−ス・エミッタ間電圧は
通常0.8V程度と低く、いわゆる(シングルトランジ
スタ)ノイズ誤動作の可能性があるが、両トランジスタ
のエミッタ側に逆阻止ダイオ−ド15および19を接続
することにより、逆阻止ダイオ−ドの順方向ドロップに
相当する電圧だけしきい値VBD, およびVBFを高めて誤
動作を防止できるので、逆素子ダイオ−ドの接続位置を
移すだけの簡単な変更により、動作信頼性の高い逆バイ
アス制御回路を備えた電圧駆動形スイッチング素子を得
ることができる。また、逆素子ダイオ−ドは、IGBT
のゲ−ト・エミッタ間が順バイアスされた時に逆バイア
ス制御回路に流れる電流を阻止する働きをする。
アス制御回路を備えた半導体装置を簡略化して示す平面
図であり、基板52上に電圧駆動形スイッチング素子チ
ップ53,コレクタ端子54,エミッタ端子55,ゲ−
ト端子56等が搭載された電圧駆動形スイッチング素子
モジュ−ルには、1チップ化された逆バイアス制御回路
チップ58が取りつけられ、ボンディングワイヤ−59
で相互に導電接続されることにより、逆バイアス制御回
路付半導体装置51が形成される。このように構成され
た半導体装置51においては、逆バイアス制御回路を電
圧駆動形スイッチング素子と一体化することによりドラ
イブ回路の小型化を阻害することなく配線のインダクタ
ンスを低減し、サ−ジ電圧による逆バイアス制御回路の
誤動作を回避できる利点が得られる。
からの逆バイアス電圧を受けた時、電圧駆動形スイッチ
ング素子のタ−ンオフ遅れに相当する時間遅れて動作し
て通流電流の立ち下がりに相当する時間中逆バイアス電
圧を所定のレベルに低減する降圧回路と、タ−ンオフ遅
れ時間と立ち下がり時間との和に相当する電圧駆動形ス
イッチング素子のタ−ンオフ時間の終期に降圧回路の動
作を停止させる信号を発する回復回路とを備えるよう逆
バイアス制御回路を構成した。その結果、逆バイアス電
圧の降圧期間を電圧駆動形スイッチング素子の通流電流
の立ち下がり期間に限定してdi/dtおよびこれに伴
って生ずるサ−ジ電圧を低減することが可能となり、従
来の技術で問題になった、サ−ジ電圧が電圧駆動形スイ
ッチング素子の耐圧を越えることによって生ずる素子の
破壊事故を防止できるとともに、逆バイアス電圧を小さ
くすることにより生ずるタ−ンオフ遅れ時間の長期化、
およびこれに伴い発生損失が増大して逆バイアス安全動
作領域が狭くなるという問題を回避できる。したがっ
て、素子耐圧に対する信頼性および安全動作領域を保持
してタ−ンオフ速度を高速化できる逆バイアス制御回路
を備えた電圧駆動形スイッチング素子を提供することが
できる。
タ,ツェナ−ダイオ−ド,逆阻止用ダイオ−ドの直列回
路からなる降圧部、および抵抗,コンデンサの直列体か
らなるタ−ンオフ遅れ時間の設定タイマ−とからなる降
圧回路と、降圧部のコンデンサに並列接続されたトラン
ジスタと、そのベ−スに中点が接続された抵抗,コンデ
ンサの直列体からなるタ−ンオフ時間設定タイマ−とか
らなる回復回路とで構成すれば、逆バイアス制御回路の
1チップ化が容易化され、したがって、小型化された逆
バイアス制御回路を提供することができる。
スタのエミッタ側に順バイアス電流を阻止する向きに直
列接続するよう構成すれば、トランジスタのベ−ス・エ
ミッタ間電圧をしきい値とするタ−ンオフ遅れ時間およ
びタ−ンオフ時間の設定タイマ−それぞれの動作電圧を
逆阻止用ダイオ−ドの順方向電圧降下に相当する電圧だ
け高めることが可能になり、トランジスタのベ−ス・エ
ミッタ間電圧が低いことによって生ずる逆バイアス制御
回路の誤動作を防止できるので、誤動作が少なく信頼性
に優れた逆バイアス制御回路を備えた電圧駆動形スイッ
チング素子を提供することができる。
回路を1チップ化してモジュ−ル化された電圧駆動形ス
イッチング素子の近傍に搭載し、相互にワイヤ−ボンデ
ィングした半導体装置とするよう構成すれば、ドライブ
回路の小型化を阻害することなく逆バイアス制御回路を
電圧駆動形スイッチング素子と一体化できるとともに、
配線のインダクタンスを低減してサ−ジ電圧による逆バ
イアス制御回路の誤動作を回避できる利点が得られる。
IGBTに適用した場合を例に示す接続図
すタイムチャ−ト
回路の接続図
回路を備えた半導体装置を簡略化して示す平面図
模式化して示す従来のスイッチング回路の接続図
すタイムチャ−ト
ミッタ間電圧) VBF しきい値電圧(トランジスタ22のベ−ス・エ
ミッタ間電圧)
Claims (4)
- 【請求項1】ゲ−ト・エミッタ間またはゲ−ト・ソ−ス
間にドライブ回路からの順バイアス電圧を受けてタ−ン
オンし,逆バイアス電圧によりタ−ンオフするスイッチ
ング動作を行う電圧駆動形スイッチング素子において、
逆バイアス電圧を受けたとき前記電圧駆動形スイッチン
グ素子のタ−ンオフ遅れに相当する時間遅れて動作し,
通流電流の立ち下がりに相当する時間中逆バイアス電圧
を所定のレベルに低減する降圧回路と、前記タ−ンオフ
遅れ時間と立ち下がり時間との和に相当する前記電圧駆
動形スイッチング素子のタ−ンオフ時間の終期に前記降
圧回路の動作を停止させる信号を発する回復回路とを備
えてなることを特徴とする電圧駆動形スイッチング素子
の逆バイアス制御回路。 - 【請求項2】エミッタが電圧駆動形スイッチング素子の
ゲ−トに接続されたトランジスタとツェナ−ダイオ−
ド,逆阻止用ダイオ−ドの直列回路からなりその両端に
逆バイアス電圧を受ける降圧部と、この降圧部に逆阻止
用ダイオ−ドを介して並列接続された抵抗,コンデンサ
の直列体からなり中点が前記トランジスタのベ−スに接
続されたタ−ンオフ遅れ時間の設定タイマ−とからなる
降圧回路と、エミッタを電圧駆動形スイッチング素子の
ゲ−ト側にして前記降圧部のコンデンサに並列接続され
たトランジスタと、そのベ−スに中点が接続された抵
抗,コンデンサの直列体からなりその両端に逆バイアス
電圧を受けるタ−ンオフ時間設定タイマ−とからなる回
復回路とを備えてなることを特徴とする請求項1記載の
電圧駆動形スイッチング素子の逆バイアス制御回路。 - 【請求項3】逆阻止用ダイオ−ドがトランジスタのエミ
ッタ側に順バイアス電流を阻止する向きに直列接続され
てなることを特徴とする請求項2記載の電圧駆動形スイ
ッチング素子の逆バイアス制御回路。 - 【請求項4】逆バイアス制御回路が1チップ化されてモ
ジュ−ル化された電圧駆動形スイッチング素子の近傍に
搭載され、相互にワイヤ−ボンディングされた半導体装
置として形成されてなることを特徴とする請求項1,請
求項2,請求項3のいずれかに記載の電圧駆動形スイッ
チング素子の逆バイアス制御回路。
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JP3290266A JP2956319B2 (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 電圧駆動形スイッチング素子の逆バイアス制御回路 |
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JP2956319B2 JP2956319B2 (ja) | 1999-10-04 |
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