JPH05129164A - アルミ電解コンデンサにおける引き出しタブリードとターミナルの接続方法 - Google Patents

アルミ電解コンデンサにおける引き出しタブリードとターミナルの接続方法

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JPH05129164A
JPH05129164A JP29277291A JP29277291A JPH05129164A JP H05129164 A JPH05129164 A JP H05129164A JP 29277291 A JP29277291 A JP 29277291A JP 29277291 A JP29277291 A JP 29277291A JP H05129164 A JPH05129164 A JP H05129164A
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JP
Japan
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lead
terminal
tab lead
rivet
out tab
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Pending
Application number
JP29277291A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Matsuo
幸弘 松尾
Akiyoshi Aso
晃義 麻生
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH05129164A publication Critical patent/JPH05129164A/ja
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  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 引き出しタブリードの孔にターミナルのリベ
ットを挿入した後、外力が加わって引き出しタブリード
が動いたとしても、ワッシャが飛んでしまうことがな
く、生産を効率よく行えるアルミ電解コンデンサにおけ
る引き出しタブリードとターミナルの接続方法を提供す
ることを目的とする。 【構成】 コンデンサ素子12から導出された引き出し
タブリード13にワッシャ18を超音波溶接して予め一
体化し、この一体化されたものにターミナル15のリベ
ット24が挿入される孔を設け、この孔にターミナル1
5のリベット24を挿入し、かつこのリベット24の先
端部をかしめることにより前記引き出しタブリード13
とターミナル15とを接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般の電子機器に用いら
れるアルミ電解コンデンサに関し、特にこのアルミ電解
コンデンサにおける引き出しタブリードとターミナルの
接続方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のアルミ電解コンデンサに
おける引き出しタブリードとターミナルの接続は、図7
に示すような方法により行っていた。すなわち、図7に
示すように、コンデンサ素子1から引き出された引き出
しタブリード2と、封口板3に取り付けたターミナル4
とを接続する場合、引き出しタブリード2の先端部にポ
ンチで孔5をあけ、この孔5に前記ターミナル4の一部
を構成するリベット4aを挿入し、そして前記孔5より
突出したリベット4aの突出部にワッシャ6を挿入し、
その後、リベット4aの先端部をかしめることにより、
引き出しタブリード2とターミナル4とを機械的ならび
に電気的に接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の接続方法においては、ターミナル4の一部を構
成するリベット4aの孔5への挿入がスムーズに行える
ように、引き出しタブリード2の先端部にポンチであけ
られる孔5の大きさを、リベット4aの径より大き目に
しているため、引き出しタブリード2の孔5にリベット
4aを挿入した後に、外力が加わった場合は、引き出し
タブリード2が動くことになり、これにより、前記リベ
ット4aの突出部に挿入したワッシャ6が飛び、生産性
を低下させるという問題点を有していた。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するもの
で、引き出しタブリードの孔にターミナルのリベットを
挿入した後、外力が加わって引き出しタブリードが動い
たとしても、ワッシャが飛んでしまうことがなく、生産
を効率よく行えるアルミ電解コンデンサにおける引き出
しタブリードとターミナルの接続方法を提供することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のアルミ電解コンデンサにおける引き出しタブ
リードとターミナルの接続方法は、引き出しタブリード
を有するコンデンサ素子と、このコンデンサ素子を内蔵
する有底筒状の外装ケースと、この外装ケースの開口部
を封口する封口板と、この封口板に取り付けられ、かつ
前記引き出しタブリードと接続されるターミナルとを有
し、前記引き出しタブリードにワッシャを超音波溶接し
て予め一体化し、この一体化されたものに前記ターミナ
ルのリベットが挿入される孔を設け、この孔にターミナ
ルのリベットを挿入し、かつこのリベットの先端部をか
しめることにより前記引き出しタブリードとターミナル
とを接続するようにしたものである。
【0006】
【作用】上記した接続方法によれば、引き出しタブリー
ドにワッシャを超音波溶接して予め一体化し、この一体
化されたものに前記ターミナルのリベットが挿入される
孔を設け、この孔にターミナルのリベットを挿入し、か
つこのリベットの先端部をかしめることにより前記引き
出しタブリードとターミナルとを接続するようにしたも
ので、ワッシャは引き出しタブリードに超音波溶接して
予め一体化しているため、引き出しタブリードの孔にタ
ーミナルのリベットを挿入した後、外力が加わって引き
出しタブリードが動いたとしても、従来のようにワッシ
ャが飛んでしまうということはなくなり、その結果、生
産を効率よく行うことができ、また引き出しタブリード
とワッシャの一体化により電気的な接触抵抗値も小さく
することができるものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。図1は本発明の一実施例におけるアルミ
電解コンデンサを示したもので、11は有底円筒状の外
装ケースで、アルミニウムにより構成されている。12
はコンデンサ素子で、このコンデンサ素子12は、粗面
化したアルミ箔よりなる陽極箔の表面に誘電体酸化皮膜
を形成し、そしてこの陽極箔とアルミ箔よりなる陰極箔
とを紙などよりなるセパレータとともに巻回することに
より構成している。
【0008】そしてこのコンデンサ素子12に駆動用電
解液を含浸させるとともに、このコンデンサ素子12は
前記外装ケース11内に装備する。また前記コンデンサ
素子12からは引き出しタブリード13が導出され、か
つこの引き出しタブリード13は、外装ケース11の開
口部を封口する封口板14に取り付けられたターミナル
15にかしめにより接続される。
【0009】図2〜図6は引き出しタブリード13とタ
ーミナル15との接続方法を示したもので、まず、図2
に示すように、フープ状のワッシャ材16を定寸法ずつ
自動的に送り、そしてカッター17により定寸法にカッ
トし、その後、定寸法にカットされたワッシャ18をワ
ッシャ保持装置19に移送する。そしてこのワッシャ保
持装置19に保持されたワッシャ18の上に位置して、
図3に示すようにコンデンサ素子12から導出された引
き出しタブリード13がワッシャ18の中心まで移送さ
れ、この状態で上方から超音波振動子20が送られてき
て、引き出しタブリード13とワッシャ18を超音波溶
接して一体化する。この時、ワッシャ18を受ける受け
台21にはローレットをつけて、引き出しタブリード1
3とワッシャ18の共振を抑えるようにしている。
【0010】この後、図4に示すように、超音波溶接し
て一体化された引き出しタブリード13とワッシャ18
をワッシャ保持装置19に保持した状態で上方からポン
チ22が送られてきて、この一体化された引き出しタブ
リード13とワッシャ18に、後述するリベットの径よ
り大き目の孔23をあける。そしてこの孔23があいた
状態で、次は図5に示すように、ターミナル15の一部
を構成するリベット24が上方から送られてきて前記孔
23に挿入される。
【0011】そしてこの後は、図6に示すように、リベ
ット24の先端部のかしめを行うために、かしめポンチ
25が下方から上がってくるとともに、封口板14の受
け台26が上方から下がってくるため、リベット24の
先端部のかしめがなされる。これにより、引き出しタブ
リード13と、封口板14に取り付けられたターミナル
15の一部を構成するリベット24が機械的ならびに電
気的に接続される。
【0012】このように本発明の一実施例においては、
ワッシャ18を引き出しタブリード13に超音波溶接し
て予め一体化しているため、引き出しタブリード13の
孔23にターミナル15のリベット24を挿入した後、
リベット24の径と引き出しタブリード13の孔23の
径の違いにより、外力が加わって引き出しタブリード1
3が動いたとしても、ワッシャ18が引き出しタブリー
ド13に一体化されていることにより、ワッシャ18が
従来のように飛んでしまうということはなくなるもので
ある。これにより、その生産も効率よく行うことができ
る。また引き出しタブリード13に設けた孔23の大き
さはリベット24の径より大きくしているため、リベッ
ト24を孔23に挿入する作業も簡単に行える。そして
また引き出しタブリード13とワッシャ18の一体化に
より電気的な接触抵抗値も小さくすることができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明のアルミ電解コンデ
ンサにおける引き出しタブリードとターミナルの接続方
法は、引き出しタブリードにワッシャを超音波溶接して
予め一体化し、この一体化されたものに前記ターミナル
のリベットが挿入される孔を設け、この孔にターミナル
のリベットを挿入し、かつこのリベットの先端部をかし
めることにより前記引き出しタブリードとターミナルと
を接続するようにしたもので、ワッシャは引き出しタブ
リードに超音波溶接して予め一体化しているため、引き
出しタブリードの孔にターミナルのリベットを挿入した
後、外力が加わって引き出しタブリードが動いたとして
も、従来のようにワッシャが飛んでしまうということは
なくなり、その結果、生産を効率よく行うことができ、
また引き出しタブリードとワッシャの一体化により電気
的な接触抵抗値も小さくすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるアルミ電解コンデン
サにおいて、引き出しタブリードと封口板を接続したコ
ンデンサ素子を外装ケース内に挿入した状態を示す断面
【図2】同アルミ電解コンデンサにおけるワッシャ保持
装置の断面図
【図3】同アルミ電解コンデンサにおける引き出しタブ
リードとワッシャの接続方法を示す断面図
【図4】同アルミ電解コンデンサにおける引き出しタブ
リードとワッシャの接続後の孔あけ方法を示す断面図
【図5】同アルミ電解コンデンサにおける引き出しタブ
リードとワッシャの孔あけ後のリベットの挿入方法を示
す断面図
【図6】同アルミ電解コンデンサにおける引き出しタブ
リードとワッシャの孔へのリベット挿入後のかしめ方法
を示す断面図
【図7】従来のアルミ電解コンデンサにおける引き出し
タブリードと封口板の接続方法を示す断面図
【符号の説明】
11 外装ケース 12 コンデンサ素子 13 引き出しタブリード 14 封口板 15 ターミナル 18 ワッシャ 23 孔 24 リベット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】引き出しタブリードを有するコンデンサ素
    子と、このコンデンサ素子を内蔵する有底筒状の外装ケ
    ースと、この外装ケースの開口部を封口する封口板と、
    この封口板に取り付けられ、かつ前記引き出しタブリー
    ドと接続されるターミナルとを有し、前記引き出しタブ
    リードにワッシャを超音波溶接して予め一体化し、この
    一体化されたものに前記ターミナルのリベットが挿入さ
    れる孔を設け、この孔にターミナルのリベットを挿入
    し、かつこのリベットの先端部をかしめることにより前
    記引き出しタブリードとターミナルとを接続するように
    したアルミ電解コンデンサにおける引き出しタブリード
    とターミナルの接続方法。
JP29277291A 1991-11-08 1991-11-08 アルミ電解コンデンサにおける引き出しタブリードとターミナルの接続方法 Pending JPH05129164A (ja)

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JP29277291A JPH05129164A (ja) 1991-11-08 1991-11-08 アルミ電解コンデンサにおける引き出しタブリードとターミナルの接続方法

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100475424B1 (ko) * 2002-09-30 2005-03-10 대성정공(주) 러그콘덴서의 베이클라이트 리벳팅장치
US20220359125A1 (en) * 2020-02-28 2022-11-10 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Electrolytic capacitor and method for producing same

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