JPH05129135A - 信号弁別器 - Google Patents

信号弁別器

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JPH05129135A
JPH05129135A JP28771591A JP28771591A JPH05129135A JP H05129135 A JPH05129135 A JP H05129135A JP 28771591 A JP28771591 A JP 28771591A JP 28771591 A JP28771591 A JP 28771591A JP H05129135 A JPH05129135 A JP H05129135A
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JP
Japan
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magnetic cores
magnetic
pair
flat cable
holding frames
Prior art date
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Pending
Application number
JP28771591A
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English (en)
Inventor
Akira Naito
昭 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH05129135A publication Critical patent/JPH05129135A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フラットケーブル等の電線を挟持する磁性コ
アの形状,寸法が異なっていても、これらに共用するこ
とができ、前記磁性コアの交換が容易であり、前記磁性
コア同士の透磁率に応じた接触圧を調整することができ
る信号弁別器の提供。 【構成】 フラットケーブルを挟持したとき、同ケーブ
ル10の周囲に閉磁路を形成する1対の磁性コア1,2
と、フラットケーブルを挟持した状態にある前記1対の
磁性コア1,2の両端部を一方の磁性コア1の側から保
持する1対の保持枠3,4と、各保持枠3,4にそれぞ
れ着脱可能に取り付け、かつ他方の磁性コア2に設けた
掛止溝に掛脱可能に掛止して両磁性コア1,2を圧接状
態で前記保持枠3,4に固定するクランプ5,6とより
なる信号弁別器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、信号系に使われるノ
イズ対策用の信号弁別器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の信号弁別器としては、例
えば、実開平1−73905号公報に開示されているも
のである。図5は、その信号弁別器の側面図であり、図
6はその信号弁別器をフラットケーブルに取り付けた状
態を示す斜視図である。
【0003】この信号弁別器は、両図に示すように、フ
ラットケーブル21を挟持したとき、その周囲に閉磁路
を形成する1対の磁性コア22,22と、フラットケー
ブル21を挟持した状態の両磁性コア22,22を外側
から締め付けるクランプ23とより構成されている。
【0004】磁性コア22,22は、両者の間にフラッ
トケーブル21を挟むための溝22aを設けた方形の平
板である。クランプ23は、基板部23aと、基板部2
3aの一端側の上面に設けた溝状の係合凹部23bと、
基板部23aの他端側の上面に立設した立上り部23c
と、立上り部23cに薄肉ヒンジ23dを介して取り付
けた押え板部23eと、押え板部23eの遊端側に設け
た、前記係合凹部23bに係合する係合凸部23fと、
基板部23aの下面に設けた2個の矢じり型の差込みス
ナップ23g,23hとより構成された樹脂製の一体成
形物である。
【0005】1対の磁性コア22,22のうち、一方の
磁性コア22は押え板部23eの下面に、両面粘着テー
プ24で接着されており、他方の磁性コア22は、基板
部23aの上面に、同じく両面粘着テープ24で接着さ
れている。
【0006】従来の信号弁別器は、上記のような構成に
なっているので、クランプ23を開いて磁性コア22,
22の間にフラットケーブル21を入れて溝23に嵌
め、クランプ23の係合凸部23fを係合凹部23bに
係合すると、図6のように、フラットケーブル21に固
定される。このとき、1対の磁性コア22,22は、そ
の両端部において圧接し、フラットケーブル21の周囲
に閉磁路を形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
信号弁別器には、次のような問題があった。 (1)磁性コア22の形状,寸法、特にフラットケーブ
ル21の幅方向の長さや高さが大きくなると、クランプ
23の長さや高さも大きくしなければならない。すなわ
ち、磁性コア22の形状,寸法が異なるごとに、クラン
プ23もそれぞれに対応した大きさのものを用意しなけ
ればならない。このように、1つのクランプ23を形
状,寸法の異なる多種類の磁性コア22に共用できな
い。
【0008】(2)磁性コア22が両面粘着テープ24
によってクランプ23に接着されているので、ノイズ周
波数に応じて、これに適した材質の別の磁性コア22に
変更する場合、粘着テープ24に接着されている磁性コ
ア22を剥ぎ取り、そのあとに別の磁性コア22を新し
い両面テープ24で接着しなければならない。このた
め、ノイズ周波数に応じた磁性コア22の交換が容易で
ない。
【0009】(3)1対の磁性コア22,22は、係合
凸部23fを係合凹部23bに係合したときに、クラン
プ23の基板部23aと押え板部23eの間に挟持され
る構造になっているので、両磁性コア22,22の接触
圧は、そのときのクランプ23による挟持力で決まる。
【0010】しかし、クランプ23は、その形状,寸法
を変えることによって、磁性コア22に対する挟持力を
可変する構造になっていない。このため、クランプ23
による磁性コア22の挟持力を可変することによって、
磁性コア22の透磁率に応じた磁性コア22同士の接触
圧を調整することができない。
【0011】この発明は、このような従来の問題点を解
決するためになされたもので、形状,寸法の異なる多種
類の磁性コアに共用することができ、磁性コアの交換、
特に、ノイズ周波数に応じた磁性コアの交換が容易であ
り、磁性コアの透磁率に応じた磁性コア同士の接触圧を
得ることができる信号弁別器を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明が提供する信号
弁別器は、電線を挟持したとき、電線の周囲に閉磁路を
形成する1対の磁性コアと、電線を挟持した状態にある
前記1対の磁性コアの両端部を一方の磁性コアの側から
保持する1対の保持枠と、各保持枠にそれぞれ着脱可能
に取り付け、かつ他方の磁性コアに設けた掛止部に掛脱
可能に掛止して両磁性コアを圧接状態で前記保持枠に固
定するクランプとよりなるものである。
【0013】
【作用】(1)1対の磁性コアの両端部を一方の磁性コ
アの側から1対の保持枠によって保持する構成になって
いるので、前記磁性コアの形状,寸法が異なっていて
も、これらを保持することができる。すなわち、1対の
保持枠を形状,寸法の異なる多種類の磁性コアに共用す
ることができる。
【0014】(2)1対の磁性コアは、1対のクランプ
で保持枠に固定する構成になっているので、クランプの
磁性コアへの掛止とその解除によって、磁性コアの交換
を簡単に行うことができる。
【0015】(3)大きさとばね力の異なるクランプを
用意し、これらの中から最適のものを選ぶことによっ
て、透磁率に応じた磁性コア同士の接触圧を調整するこ
とができる。
【0016】
【実施例】図1〜図3は、この発明の実施例を示す。図
1はその斜視図、図2はその分解斜視図、図3はその使
用状態を示す斜視図である。
【0017】図において、1,2はフラットケーブル1
0を、図3のように挟持したとき、その周囲に閉磁路を
形成する1対の磁性コアである。1a,2aは磁性コア
1,2に設けた溝で、フラットケーブル10を挟持する
ときに、同ケーブル10を嵌める溝である。1b,2b
は、後述する保持枠3,4に取り付けたクランプ5,6
の凸部7を掛止する掛止溝である。
【0018】3,4は、図3のように、フラットケーブ
ル10を挟持した状態にある磁性コア1,2の両端部の
出隅部を、一方の磁性コア1側から保持(支持)する1
対の保持枠である。
【0019】5,6は、保持枠3,4に、それぞれ取り
付けるクランプで、ばね力を有する鋼棒をコの字形に折
り曲げることによって作られている。同クランプ5,6
において、7はクランプ5,6の中間部に形成した凸部
で、この実施例の場合、前記磁性コア2の掛止溝2bに
掛止する部分である。8はクランプ5,6の自由端部を
内側に直角に折り曲げて形成した突起である。この突起
8は、前記保持枠3,4の左右側壁に左右対称に設けた
左右1対の穴9に挿入することによって、クランプ5,
6をそれぞれ保持枠3,4に取り付けるためのものであ
る。
【0020】クランプ5,6は鋼製で、ばね力を有する
ので、左右に開いてその復元力で突起8を穴9に挿入す
れば、保持枠3,4に取り付けることができる。また、
取付け状態のクランプ5,6は、左右に開くことによ
り、保持枠3,4から簡単に取り外すことができる。
【0021】実施例の信号弁別器は、上記のような構成
になっているので、これをフラットケーブル10に取り
付ける場合は、例えば、次の手順による。まず、保持枠
3,4にクランプ5,6を取り付けておく。ついで、フ
ラットケーブル10を1対の磁性コア1,2の溝1a,
2a部分に挿入し、これを両磁性コア1,2で挟持す
る。そして、保持枠3,4を挟持状態にある磁性コア
1,2の両端の出隅部に、磁性コア1側から嵌める。し
かるのち、クランプ5,6を磁性コア2の掛止溝2bに
掛止する。このようにすると、両磁性コア1,2は、ク
ランプ5,6のばね力により、圧接状態で保持枠3,4
に固定される。
【0022】上述のように、実施例の保持枠3,4は、
フラットケーブル10を挟持した状態にある1対の磁性
コア1,2の両端の出隅部に、磁性コア1の側から嵌め
る構成になっているので、両磁性コア1,2の長さ(フ
ラットケーブル10の幅方向の長さ)や高さが異なって
いても、それらのいずれにも使用(共用)することがで
きる。
【0023】なお、実施例では、保持枠3,4の内法幅
(フラットケーブル10の長さ方向の内法幅)を磁性コ
ア1,2の幅(フラットケーブル10の長さ方向の幅)
とほぼ同じにした場合の例を示したが、前記内法幅の方
を大きくすれば、磁性コア1,2の幅の変化にも対応す
ることができる。
【0024】また、実施例の磁性コア1,2は、掛脱可
能な1対のクランプ5,6で保持枠3,4に固定する構
成になっているので、クランプ3,4の掛止溝2bへの
掛止と、その解除によって、磁性コア1,2の交換を簡
単に行うことができる。
【0025】さらに、実施例のクランプ5,6は、保持
枠3,4に着脱可能であるから、磁性コア1,2の大き
さ、材質に合せて、ばね力または大きさの異なるクラン
プを多種類用意しておけば、これらの中から最適のもの
を選ぶことにより、磁性コア1,2の挟持力、すなわち
磁性コア1,2同士の接触圧を最適の大きさに決めるこ
とができる。したがって、上記クランプ5,6によれ
ば、磁性コア1,2同士の接触圧を、その透磁率に応じ
た大きさに調整することができる。
【0026】図4は上記実施例の変形例を示したもので
ある。これは、上記実施例との比較で言えば、同実施例
における1対の保持枠3,4を1つの保持枠11とした
例である。その他の構成は、実施例と基本的に同じであ
る。なお、12は壁面等に信号弁別器を固定するための
ねじ止め部である。
【0027】上記保持枠11は、実施例の保持枠3,4
のように2分割されておらず、一体形であるので、それ
自体の長さ寸法(フラットケーブルの幅方向の長さ寸
法)は可変できない。したがって、磁性コア1,2の長
さが大きくなった場合に対応できない。しかし、保持枠
11の長さをある程度余裕のある大きさにしておけば、
ばね力,大きさ等の異なる多種類のクランプ5,6の中
から適当なものを選ぶことにより、磁性コア1,2の長
さの変化に対応することができる。その他の作用効果は
実施例の場合と同様である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、請求項1に記載の構成としたので、次の効果を奏す
る。
【0029】(1)形状,寸法の異なる多種類の磁性コ
アに共用できる信号弁別器を得ることができる。
【0030】(2)磁性コアの交換が容易な信号弁別器
を得ることができる。
【0031】(3)磁性コアの特性に応じた磁性コア同
士の接触圧を実現できる信号弁別器を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の側面図
【図2】 実施例の分解斜視図
【図3】 実施例の使用状態を示す斜視図
【図4】 実施例の変形例の斜視図
【図5】 従来例の側面図
【図6】 従来例の使用状態を示す斜視図
【符号の説明】
1,2 磁性コア 3,4 保持枠 5,6 クランプ 10 フラットケーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電線を挟持したとき、電線の周囲に閉磁
    路を形成する1対の磁性コアと、電線を挟持した状態に
    ある前記1対の磁性コアの両端部を一方の磁性コアの側
    から保持する1対の保持枠と、各保持枠にそれぞれ着脱
    可能に取り付け、かつ他方の磁性コアに設けた掛止部に
    掛脱可能に掛止して両磁性コアを圧接状態で前記保持枠
    に固定するクランプとよりなる信号弁別器。
JP28771591A 1991-11-01 1991-11-01 信号弁別器 Pending JPH05129135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28771591A JPH05129135A (ja) 1991-11-01 1991-11-01 信号弁別器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28771591A JPH05129135A (ja) 1991-11-01 1991-11-01 信号弁別器

Publications (1)

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JPH05129135A true JPH05129135A (ja) 1993-05-25

Family

ID=17720806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28771591A Pending JPH05129135A (ja) 1991-11-01 1991-11-01 信号弁別器

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JP (1) JPH05129135A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011233596A (ja) * 2010-04-23 2011-11-17 Panasonic Electric Works Co Ltd 電源装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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