JPH05129008A - 電 池 - Google Patents

電 池

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JPH05129008A
JPH05129008A JP3313333A JP31333391A JPH05129008A JP H05129008 A JPH05129008 A JP H05129008A JP 3313333 A JP3313333 A JP 3313333A JP 31333391 A JP31333391 A JP 31333391A JP H05129008 A JPH05129008 A JP H05129008A
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Koichiro Kato
浩一郎 加藤
Motomi Nogiwa
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Masatoshi Kobayashi
昌利 小林
Atsushi Aoyama
淳 青山
Hiroshi Amano
博 天野
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂製の電槽および蓋体を用いた電池に
おいて、その電槽および蓋体としてポリオレフィン系合
成樹脂を用いることにより、安価な電池を提供する。 【構成】 電槽と蓋体との嵌合部分および蓋体に位置す
る外部端子引出し部の開口部分を硬化型封口剤で封止し
た構造を有する電池において、該電槽および蓋体の少な
くとも一方がポリオレフィン系合成樹脂からなり、該電
槽と蓋体の嵌合部分および蓋体の開口部は、あらかじめ
紫外線照射処理した後硬化型封口剤により封止されてい
ることを特徴とする電池。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】従来、小型の密閉型鉛
蓄電池の電槽および蓋体材料としては、ABS樹脂が用
いられており、ポリオレフィン系合成樹脂はABS樹脂
よりも安価であるにもかかわらず用いられていない。こ
れは、ABS樹脂が接着剤により強固に接着可能である
のに対し、ポリオレフィン系合成樹脂は接着性が悪く、
強固な接着を行うことができない理由による。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ポリオレフ
ィン系合成樹脂製電槽および蓋体を用いた電池を提供す
ることをその課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記課題
を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明を完成する
に至った。
【0005】即ち、請求項1の発明は、電槽と蓋体との
嵌合部分および蓋体に位置する外部端子引出し部の開口
部分を硬化型封口剤で封止した構造を有する電池におい
て、該電槽および蓋体の少なくとも一方が(A)ポリオ
レフィン系合成樹脂30〜97重量%と(B)ゴム状物
質70〜3重量%の組成物からなり、該電槽と蓋体の嵌
合部分および蓋体の開口部分が、あらかじめ紫外線で照
射処理した後硬化型封口剤により封止されていることを
特徴とする電池を提供するものである。
【0006】請求項2の発明は、電槽と蓋体との嵌合部
分および蓋体に位置する外部端子引出し部の開口部分を
硬化型封口剤で封止した構造を有する電池において、該
電槽および蓋体の少なくとも一方が(A)ポリオレフィ
ン系合成樹脂30〜97重量%と(B)ゴム状物質70
〜3重量%および上記(A)+(B)の樹脂100重量
部に対して(C)カーボンブラック0.05〜40重量
部の組成物からなり、該電槽と蓋体の嵌合部分および蓋
体の開口部分が、あらかじめ紫外線で照射処理した後硬
化型封口剤により封止されていることを特徴とする電池
を提供するものである。
【0007】請求項3の発明は、電槽と蓋体との嵌合部
分および蓋体に位置する外部端子引出し部の開口部分を
硬化型封口剤で封止した構造を有する電池において、該
電槽および蓋体の少なくとも一方が(A)ポリオレフィ
ン系合成樹脂30〜97重量%と(B)ゴム状物質70
〜3重量%および上記(A)+(B)の樹脂100重量
部に対して(D)充填剤3〜150重量部を配合した組
成物からなり、該電槽と蓋体の嵌合部分および蓋体の開
口部分が、あらかじめ紫外線で照射処理した後硬化型封
口剤により封止されていることを特徴とする電池を提供
するものである。
【0008】請求項4の発明は、電槽と蓋体との嵌合部
分および蓋体に位置する外部端子引出し部の開口部分を
硬化型封口剤で封止した構造を有する電池において、該
電槽および蓋体の少なくとも一方が(A)ポリオレフィ
ン系合成樹脂30〜97重量%と(B)ゴム状物質70
〜3重量%および上記(A)+(B)の樹脂100重量
部に対して、(C)カーボンブラック0.05〜40重
量部と(D)充填剤3〜150重量部の組成物からな
り、該電槽と蓋体の嵌合部分および蓋体の開口部分が、
あらかじめ紫外線で照射処理した後硬化型封口剤により
封止されていることを特徴とする電池を提供するもので
ある。
【0009】次に、本発明を図面により説明する。図1
は本発明電池の説明断面図である。図中、1はポリオレ
フィン系合成樹脂製電槽、2はポリオレフィン系合成樹
脂製蓋、3は陽極柱、4は陰極柱、5は陽極外部端子、
6は陰極外部端子、7,8はO−リング、9は極板群を
示す。Fは封口剤を示す。
【0010】本発明の電池においては、その電槽1およ
び蓋体2は、少なくとも一方がポリオレフィン系合成樹
脂から構成され、またその電槽1および蓋体2の少なく
とも封口剤の塗布面は、紫外線照射処理されている。
【0011】本発明で電槽1および/または蓋体2を構
成するポリオレフィン系合成樹脂(A)には、以下のも
のが包含される。 (1)プロピレンのホモポリマー、プロピレンと、たと
えばエチレン、ブテン−1などのα−オレフィンとのブ
ロックまたはランダム共重合体(以下「PP」と略)、
高・中・低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレ
ン、超低密度ポリエチレン、エチレン−アクリル酸エチ
ル共重合体等のエチレン−α、β・不飽和カルボン酸ま
たはその誘導体との共重合体、エチレン−酢酸ビニル共
重合体等のエチレン−ビニルエステル共重合体等のエチ
レン系重合体、ポリブテン、ポリメチルペンテン等のポ
リオレフィン。 (2)上記ポリオレフィン同士、あるいは他の高分子、
例えばポリアミド、ポリエステル、ポリスチレン、AB
S、ポリフェニレンエーテル、ポリカーボネート等の少
なくとも1種のエンジニアリングプラスチックとのアロ
イ、プレンド物。また、これら樹脂には、必要に応じ
て、酸化防止剤、耐候剤、滑剤、造核剤、可塑剤、帯電
防止剤、難燃剤、着色顔料等の添加剤を加えてもよい。
【0012】本発明の電池における電槽および蓋体の少
なくとも一方は前記ポリオレフィン系合成樹脂である
が、場合によっては、その一方は他の樹脂であってもよ
い。このような樹脂としては、ABS樹脂、ABS/ポ
リカーボネートブレンド体等が挙げられる。
【0013】本発明に用いられるゴム状物質(B)とし
ては、エチレン・プロピレンランダム共重合体ゴム、エ
チレン・プロピレン・ジエンランダム共重合体ゴム、
1,2−ポリブタジエン、スチレン・ブタジエン・スチ
レンブロック共重合体ゴムまたはその水添物、スチレン
・イソプレン、スチレンブロック共重合体ゴムまたはそ
の水添物、ポリイソブチレンゴム、スチレン・ブチジエ
ンゴム、イソプレンゴム、ニトリルゴム、クロロプレン
ゴム、ポリウレタンゴム、ポリエステル系エラストマ
ー、ポリアミド系エラストマー、天然ゴムなどがあり、
なかでもエチレン・プロピレンランダム共重合体ゴム、
エチレン・プロピレン・ジエンランダム共重合体ゴム、
スチレン・ブタジエン・スチレンブロック重合体ゴム水
添物が好ましい。これらは単独でも、複数使用してもよ
い。これらゴム状物質のうち極性が強く、ポリオレフィ
ン系合成樹脂に相溶性の劣るものを使用するときは、そ
の系に適した相溶化剤を使用することが好ましい。
(B)ゴム状物質の配合量は、(A)ポリオレフィン系
合成樹脂30〜97重量%に対して70〜3重量%の割
合である。その配合量が3重量%末満では接着力の向上
効果が充分でなく、70重量%を越える場合は耐熱性等
の物性低下が著しく好ましくない。
【0014】本発明では、(A)ポリオレフィン合成樹
脂と(B)ゴム状物質との混合物で充分な接着力が得ら
れる場合が多く、経済的にも有利であるので、(A)ポ
リオレフィン樹脂と(B)ゴム状物質との混合物を用い
ることが推奨される。
【0015】本発明では、上記(A)ポリオレフィン系
合成樹脂と(B)ゴム状物質との合成樹脂組成物に更に
(C)カーボンブラックを配合することにより接着力が
飛躍的に向上する。本発明に用いられる(C)カーボン
ブラックとしては、従来公知のチャンネル式、ファーネ
ス式、アセチレン式、サーマル式の各製造方法で製造さ
れた製品を使用できる。また、一般に用いられているマ
スターバッチ化したカーボンブラックも使用できる。上
記のマスターバッチには分散剤、酸化防止剤等を使用し
てもよい。(C)カーボンブラックの配合量は、(A)
ポリオレフィン合成樹脂30〜97重量%、(B)ゴム
状物質70〜3重量%、上記(A)+(B)の樹脂10
0重量部に対して0.05〜40重量部、好ましくは
0.3〜20重量部の範囲で配合される。
【0016】本発明では、上記ポリオレフィン系合成樹
脂とゴム状物質または該組成物にカーボンブラックを配
合した組成物に、更に(D)無機充填剤を配合すること
により、剛性、耐熱性あるいは接着力等を改良すること
ができる。本発明に使用する(D)無機充填剤として
は、従来公知の粒状、平板状、鱗片状、針状、球状、中
空状および繊維状の各種のものが用いられる。具体的に
は、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウ
ム、珪酸カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アル
ミニウム、クレー、珪そう土、タルク、アルミナ、シリ
カ、ガラス粉、酸化鉄、金属粉、グラファイト、炭化珪
素、窒化珪素、窒化ほう素、窒化アルミニウム、ワラス
ナイト、マイカ、セリサイト、パイロフィライト、金属
フレーク、黒鉛、シラスバルーン、パーライト、ガラス
繊維、炭素繊維、ウィスカー、金属繊維、シリコンカー
バイト繊維等が例示できる。
【0017】さらに、分散性を向上させるために、シラ
ンカップリング剤、有機チタネート系カップリング剤、
アルミニウム系カップリング剤、脂肪酸または、その金
属塩などで表面処理を施した無機充填剤を用いてもよ
い。これらは単独でも混合物でもよく、目的にあわせて
種類と量が選択される。この配合量は(A)ポリオレフ
ィン合成樹脂30〜97重量%および(B)ゴム状物質
70〜3重量%の樹脂100重量部に対して3〜150
重量部、好ましくは5〜130重量部、更に好ましくは
10〜100重量部の範囲である。上記含有量が3重量
部未満では接着力の向上効果が充分でなく、150重量
部を越える場合は機械的強度、特に衝撃強度の低下が著
しく好ましくない。
【0018】本発明で使用される封口剤は、基本的には
硬化型の接着剤であり、特にエポキシ系、ポリウレタン
系および反応型アクリル系の接着剤が好ましい。エポキ
シ系接着剤は、エポキシ樹脂と硬化剤、好ましくはアミ
ン系化合物とを主成分とするものである。エポキシ樹脂
としては、1分子中に2個以上のエポキシ基をもつもの
であれば特に制限はなく、例えばビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂、ビスフェノールF型エポキシ樹脂、ビスフ
ェノールS型エポキシ樹脂、フェノールノボラック型エ
ポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、複素環式エポキシ樹
脂、グリシジルエステル系エポキシ樹脂、グリシジルア
ミン系エポキシ樹脂、含プロムエポキシ樹脂、水添ビス
フェノールA型エポキシ樹脂、プロピレングリコールグ
リシジルエーテルやペンタエリスリトールポリグリシジ
ルエーテルなどの脂肪族系エポキシ樹脂、ウレタン変性
エポキシ樹脂等が挙げられ、これらエポキシ樹脂は2種
以上混合して用いてもよい。
【0019】また、必要に応じて、粘度低下のためにブ
チルグリシジルエーテル、フェニルグリシジルエーテ
ル、クレシルグリシジルエーテル、脂肪族アルコールの
グリシジルエーテルなどのようなモノエポキシ化合物を
配合してもよい。
【0020】本発明で、エポキシ樹脂に使用される好ま
しい硬化剤であるアミン化合物としては、例えば、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ジエチル
アミノプロピルアミンのような脂肪族アミン;メンセン
ジアミン、イソフォロンジアミン、ビス(4−アミノ−
3−メチルシクロヘキシル)メタン、N−アミノエチル
ピペラジンのような脂環式ポリアミン;メタキシレンジ
アミンのような芳香環を含む脂肪族ポリアミン;第1、
第2、第3級アミン窒素を1分子中に有するポリエチレ
ンイミン;メタフェニレンジアミン、メチレンジアニリ
ン、ジアミノジフェニルスルフォンのような芳香族ポリ
アミン;上記脂肪族ポリアミンや、芳香環を含む脂肪族
ポリアミン、芳香族ポリアミンなどのポリアミン化合物
を公知の変性方法、例えば、エポキシ化合物との付加反
応、アクリロニトリル、アクリル酸エステルなどとのマ
イケル付加反応、メチロール化合物とのマンニッヒ反応
等により生成する変性ポリアミン;2−メチルイミダゾ
ール、2−エチル−4メチルイミダゾール、1−シアノ
エチル−2メチルイミダゾールのようなイミダゾール系
化合物;トリスジメチルアミノメチルフェノールのよう
な3級アミン;トリスジメチルアミノメチルフェノール
のトリ−2−エチルヘキシル酸塩等が挙げられる。
【0021】また、主としてダイマー酸とポリアミンの
縮合反応により生成する市販のバーサミド(ヘンケン白
水製)やトーマイド(富士化業工業製)、サンマイド
(三和化学工業製)、ラッカマイド(大日本インキ化学
工業製)等の商品名で知られるポリアミドポリアミンが
挙げられる。さらに、70〜80℃で硬化可能なもの、
例えば特開昭60−4524号、特開昭62−2652
3号、特開平1−254731号に示される潜在性硬化
剤を用いることもできる。エポキシ樹脂に対しては、以
上の主成分の他に、必要に応じて、無機系充填剤、例え
ば、シリカ、石英ガラス、マイカ、炭酸カルシウム、ア
ルミナ、タルク、クレー、黒鉛、カーボンブラックなど
の粉末も添加できる。さらに、硬化性を向上させるため
に、フェノール、ノニルフェノール、サリチル酸、トリ
フェニルフォスファイトなどの公知の硬化促進剤を用い
ることもできる。
【0022】本発明で用いるポリウレタン系接着剤は、
イソシアネート成分とポリオール成分を基本成分として
含むもので、必要に応じ、触媒、安定化剤、顔料、充填
剤、粘着付与剤等の補助成分が配合される。イソシアネ
ート成分には、脂肪族系イソシアネート、脂環族系イソ
シアネートおよび芳香族イソシアネートの他、それらの
変性体が包含される。脂肪族系イソシアネートとして
は、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネートが挙げら
れ、脂環族系イソシアネートとしては、例えば、イソホ
ロンジイソシアネートが挙げられる。芳香族系イソシア
ネートとしては、例えば、トリレンジイソシアネート、
キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソ
シアネート、ポリメリックジフェニルメタンジイソシア
ネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、トリ
ス(イソシアネートフェニル)チオホスフェート等が挙
げられる。イソシアネート変性体としては、例えば、ウ
レタンプレポリマー、ヘキサメチレンジイソシアネート
ビューレット、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリ
マー、イソホロンジイソシアネートトリマー等が挙げら
れる。
【0023】ポリオール成分としては、例えば、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、1,4−ブタン
ジオール、1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグ
リコール、トリメチロールプロパン等の低分子量ポリオ
ール;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリテトラメチレングリコール、エチレンオキシ
ド/プロピレンオキシド共重合体等のポリエーテルポリ
オール;ポリカプロラクトン、ポリβ−メチル−δ−ブ
チロラクトン、ジオールと二塩基酸からのポリエステル
等が挙げられる。その他、水酸基含有液状ポリブタジエ
ン、ヒマシ油、ポリカーボネートジオール、アクリルポ
リオール等が挙げられる。
【0024】補助成分としては、シランカップリング
剤、チタンカップリング剤等のカップリング剤;テルペ
ン樹脂、フェノール樹脂、テルペン、ロジン樹脂、キシ
レン樹脂等の粘着付与剤;炭酸カルシウム、クレー、酸
化チタン、カーボンブラック、アエロジル等の充填剤や
揺変剤;紫外線吸収剤、酸化防止剤、耐熱安定剤、耐加
水分解安定剤等の安定剤等が挙げられる。
【0025】本発明において、ウレタン系接着剤は、一
液型および二液型のいずれの態様においても用いること
ができる。また、その硬化タイプには、二塩混合による
反応型、湿気硬化型および熱硬化型が包含される。
【0026】本発明で用いる反応型アクリル系接着剤
は、アクリル系モノマーまたはオリゴマーを主成分とす
る液状の接着剤で、接着に際し、アニオン重合やラジカ
ル重合、レドックス重合によって硬化するものである。
このような反応型アクリル系接着剤としては、従来各種
のものが知られており、例えば、2−シアノアクリル酸
エステルを主成分とするアニオン重合型の瞬間接着剤
や、メタクリル酸エステルを主成分とするレドックス重
合型のアクリル系接着剤(SGA)、多官能アクリル酸
エステルや多官能メタクリル酸エステルを主成分とする
紫外線照射によるラジカル重合型の紫外線硬化型接着剤
等が挙げられる。
【0027】本発明では、接着作業に先立ち、電槽およ
び蓋の封口剤を塗布する表面に紫外線を照射するが、こ
の場合、照射する光は、300nm以下の領域に照射波
長を持つ特殊な紫外線である。ポリオレフィン系合成樹
脂成形に対する紫外線の作用は波長により異なり、短波
長の方がより効果的である。従って、300nm以下、
好ましくは254nmより短波長の光エネギーが全エネ
ルギーの85%以上占めることが望ましく、さらには、
185nm近辺を作用波長とする紫外線が好ましい。従
って、紫外線照射ランプの材質は短波長の紫外線の透過
率の高いものが好ましく、天然産石英ガラスよりも純度
の高い合成石英ガラスが好ましい。
【0028】電槽および蓋の表面に該紫外線を照射する
場合、その電槽および蓋の封口剤を塗布する表面とラン
プとの距離は、1〜50cm程度、さらに好ましくは5
〜30cmの範囲が好ましい。照射距離が1cm未満で
は過度に照射されて、電槽および蓋の表面が化学的に劣
化する場合がある。またこの距離が50cmを超えると
照射強度が不十分で充分な接着力が得られないことがあ
る。照射時間については任意であるが、これが短すぎる
と充分な接着力が得られない場合があり、逆に時間が長
すぎると(特に照射距離が短い場合)過度に照射されて
劣化現象をおこすことがあるので、20秒〜5分程度が
現実的な処理時間である。
【0029】本発明において、封口剤を塗布する前に、
脱脂、清浄化等の目的でアルコール系や鉱油系の溶剤等
で電槽および蓋の表面を処理することが通常行われる
が、あらかじめ次に述べる有機溶剤に接触させた後に紫
外線を照射することにより、さらに強固な接着力を得る
ことができる。
【0030】使用する有機溶剤としては、紫外線吸収性
を有するものが好ましい。この紫外線吸収性溶剤は、そ
の溶剤自体が分子内に紫外線吸収構造を持つものであっ
ても、紫外線吸収性構造を持つ添加剤を溶剤に溶解させ
たものであってもよい。前者の例としては、ベンゼン、
トルエン、キシレン、デカリン、テトラリンなどの芳香
族炭化水素系溶剤、四塩化炭素、トリクロルエチレン、
テトラクロルエチレン、クロロホルム、トリクロルエタ
ン、テトラクロルエタン、トリクロルトリフロロエタ
ン、ブロムベンゼン、ジクロルベンゼンなどのハロゲン
化炭化水素系溶剤、あるいはアクリル酸エステル系溶剤
などがあり、後者の例としては、アセトフェノン系誘導
体、ベンゾフェノン系誘導体、ベンゾイン系誘導体、ジ
アゾニウム塩系誘導体などの光増感剤を溶解した芳香族
炭化水素、ハロゲン化炭化水素、アクリル酸エステル、
アクリルアミド等の溶剤がある。電槽および蓋表面に有
機溶剤を接触させる方法としては、浸漬法の他、噴霧、
塗布等の方法があり、またこの電槽および蓋と溶剤との
接触に際しては、超音波を印加してその表面への溶剤の
吸着を促進させることもできる。
【0031】本発明において電槽および蓋の表面を溶剤
と接触させる際、該溶剤は常温でもよいがそれを加熱し
たほうが効果が高まる。加熱する温度はなるべく高温の
ほうが好ましいが過度に加熱すると揮発、蒸発が激しく
なるので30〜80℃程度が推奨される。溶剤と接触さ
せる際のもう一つの好ましい方法は電槽および蓋自体を
加熱する方法である。これにより溶剤の揮発、蒸発を最
小限にとどめることができる。成形品の加熱温度も高い
ほうが好ましいが、高すぎるとそれらが変形あるいは溶
解することがあるので30〜100℃程度が好ましい。
溶剤に接触させる時間は5秒〜20分、好ましくは10
秒〜5分である。5秒以下では実質的な溶剤処理効果が
期待できず、20分以上接触させても効果は向上せず経
済的に不利となる。
【0032】上記のように、本発明は、ポリオレフィン
系樹脂成形品を特殊な紫外線を用いて表面処理し、硬化
型の接着剤により接着する方法であり、従来接着困難と
されていた表面活性の低いポリオレフィン系樹脂成形品
に対し、簡便かつ安全で、公害問題を惹起せず、安いコ
ストでかつ強固な接着力で各種材料を接着させることが
でき、工業的に有効な接着法を与えるものである。
【0033】
【発明の効果】本発明の電池は、電槽および蓋体の少く
とも一方がポリオレフィン系樹脂で構成されているの
で、従来のABS樹脂に比べて安価であるという利点を
有し、また電槽および蓋体における封口剤接合部があら
かじめ紫外線照射処理されているので、その接合部にお
ける接着は強固であり、電池の使用に際し、電槽と蓋と
の接合部が離脱するようなことはない。
【0034】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらによって限定されるものではな
い。なお、以下において示す部および%はいずれも重量
基準である。
【0035】実施例1〜21 (A)ポリオレフィン合成樹脂、(B)ゴム状物質、
(C)カーボンブラック、および(D)無機充填剤を表
1に示すように配合し、混練押出機(中谷機械株式会社
製、NVC−50)を用いて組成物を得た。この組成物
について、射出成形機(東芝機械株式会社、IS−10
0)を用い、厚さ3mmの板を成形した。
【0036】つぎにこの成形板を10mm幅にカット
し、イソプロピルアルコールでワイピングした後低圧水
銀ランプ(セン特殊光源株式会社製、SUV−110)
の下に置き、光源と成形板表面との距離を5cmに保
ち、空気雰囲気中で2分間照射した。ただし、ここで使
用した低圧水銀ランプは、185nmの波長における光
の透過率が85%以上である合成石英を用いて作成され
たものである。
【0037】つぎにこの照射済み成形板に、下記の接着
剤(E1〜E3)を塗布し、アセトンでワイピングした
軟鋼板(JIS G3141、125×25×1.6m
m)を、オーバーラップ7mmで貼合わせ、クリップに
て圧着し、80℃で1時間加熱処理した。このようにし
て得られた試験片の25℃における引張せん断接着強さ
を測定し、その結果を表1に示した。なお、引張せん断
接着強さの測定は、インストロン万能試験機を用いて、
クロスヘッドスピード5mm/minの条件で行った。
【0038】比較例1〜5 表1に示したポリオレフィン系合成樹脂成形板に前記実
施例と同じ方法で紫外線を照射、接着し、得られた試験
片の引張せん断接着強さを測定した。その結果を表1に
示す。
【0039】比較例6〜7 表1に示したポリオレフィン系合成樹脂成形板につい
て、紫外線を照射せずに接着した場合の試験片の引張せ
ん断接着強さを表1に示す。なお、本実施例および比較
例で用いたポリオレフィン樹脂、ゴム状物質、カーボン
ブラック、充填剤および接着剤の内容を以下に示す。 (A)ポリオレフィン樹脂 (A1)PP:商品名「プロピレン・エチレンブロック
共重合体」(MFR=8g/min)(日本石油化学株
式会社製) (A2)PE:「高密度ポリエチレン」(密度=0.9
63、MFR=5g/min)(日本石油化学株式会社
製) (B)ゴム状物質 (B1)EPM:「エチレン・プロピレンランダム共重
合体ゴム」(ムーニー粘度ML〔1+4〕(100℃)
70)(日本合成ゴム株式会社製) (B2)EPDM:「エチレン・プロピレン・ジエンラ
ンダム共重合体ゴム」(ムーニー粘度ML〔1+4〕
(100℃)88)(日本合成ゴム株式会社製) (B3)SEBS:「スチレン・ブタジエン・スチレン
ブロック共重合の水添物」(商品名:「クレイトンG1
657」シェル化学株式会社製) (C)カーボンブラック (C1)カーボンブラック:商品名「RCF#33」
(三菱化成株式会社製) (C2)カーボンブラックマスターバッチ(組成はポリ
プロピレン80重量%とカーボンブラック20重量%か
らなる):商品名「MBB−245」(ポリコール興業
株式会社製) (D)充填剤 (D1)タルク:商品名「FFR」(浅田製粉株式会社
製) (D2)炭酸カルシウム:商品名「BSK−5」(同和
カルファイン株式会社製) (E)接着剤 (E1)エポキシ系接着剤:ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂、商品名「アラルダイトAW106」100重量
部および硬化剤、商品名「ハードナーHV953U」8
0重量部(いずれも長鎖瀬チバ株式会社製)の混合物。
両者は塗布の直前に混合した。 (E2)ウレタン系接着剤:商品名「URALANE5
772A(主剤)」、「URALANE5772B(硬
化剤)」、主剤と硬化剤の混合比=100/23(重量
部)、「FURANE PRODUCTS CO.製) (E3)反応型アクリル系接着剤:商品名「ハードロッ
クE−510K−07」(電気化学工業株式会社製)
【0040】
【表1】
【0041】表1に示した結果からわかるように、紫外
線照射したポリオレフィン系合成樹脂板は、硬化型接着
剤によって約100kg/cm2以上という大きい引張
せん断強さで接着させることができる。このような大き
さの引張せん断強さは、電池における電槽と蓋体とを実
用的接着強度で接着させるのに充分な値である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の鉛蓄電池の1つの実施例につい
ての説明断面図である。
【符号の説明】 1 電槽 2 蓋体 3 陽極柱 4 陰極柱 5 陽極外部端子 6 陰極外部端子 7,8 O−リング 9 極板群 F 封口剤
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】比較例6〜7 表1に示したポリオレフィン系合成樹脂成形板につい
て、紫外線を照射せずに接着した場合の試験片の引張せ
ん断接着強さを表1に示す。なお、本実施例および比較
例で用いたポリオレフィン樹脂、ゴム状物質、カーボン
ブラック、充填剤および接着剤の内容を以下に示す。 (A)ポリオレフィン樹脂 (A1)PP:商品名「プロピレン・エチレンブロック
共重合体」(MFR=8g/min)(日本石油化学株
式会社製) (A2)PE:「高密度ポリエチレン」(密度=0.9
63、MFR=5g/min)(日本石油化学株式会社
製) (B)ゴム状物質 (B1)EPM:「エチレン・プロピレンランダム共重
合体ゴム」(ムーニー粘度ML〔1+4〕(100℃)
70)(日本合成ゴム株式会社製) (B2)EPDM:「エチレン・プロピレン・ジエンラ
ンダム共重合体ゴム」(ムーニー粘度ML〔1+4〕
(100℃)88)(日本合成ゴム株式会社製) (B3)SEBS:「スチレン・ブタジエン・スチレン
ブロック共重合の水添物」(商品名:「クレイトンG1
657」シェル化学株式会社製) (C)カーボンブラック (C1)カーボンブラック:商品名「RCF#33」
(三菱化成株式会社製) (C2)カーボンブラックマスターバッチ(組成はポリ
プロピレン80重量%とカーボンブラック20重量%か
らなる):商品名「MBB−245」(ポリコール興業
株式会社製) (D)充填剤 (D1)タルク:商品名「FFR」(浅田製粉株式会社
製) (D2)炭酸カルシウム:商品名「BSK−5」(同和
カルファイン株式会社製) (E)接着剤 (E1)エポキシ系接着剤:ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂、商品名「アラルダイトAW106」100重量
部および硬化剤、商品名「ハードナーHV953U」8
0重量部(いずれも長瀬チバ株式会社製)の混合物。両
者は塗布の直前に混合した。 (E2)ウレタン系接着剤:商品名「URALANE5
772A(主剤)」、「URALANE5772B(硬
化剤)」、主剤と硬化剤の混合比=100/23(重量
部)、「FURANE PRODUCTS CO.製) (E3)反応型アクリル系接着剤:商品名「ハードロッ
クE−510K−07」(電気化学工業株式会社製)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 浩一郎 千葉県我孫子市高野山172−9 (72)発明者 野際 基実 神奈川県逗子市小坪6−16−18 (72)発明者 小林 昌利 神奈川県横浜市磯子区磯子8−11 (72)発明者 青山 淳 神奈川県川崎市川崎区昭和2−5−11 (72)発明者 天野 博 兵庫県龍野市龍野町中井236 長瀬チバ株 式会社龍野工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電槽と蓋体との嵌合部分および蓋体に位
    置する外部端子引出し部の開口部分を硬化型封口剤で封
    止した構造を有する電池において、該電槽および蓋体の
    少なくとも一方が(A)ポリオレフィン系合成樹脂30
    〜97重量%と(B)ゴム状物質70〜3重量%の組成
    物からなり、該電槽と蓋体の嵌合部分および蓋体の開口
    部分が、あらかじめ紫外線で照射処理した後硬化型封口
    剤により封止されていることを特徴とする電池。
  2. 【請求項2】 電槽と蓋体との嵌合部分および蓋体に位
    置する外部端子引出し部の開口部分を硬化型封口剤で封
    止した構造を有する電池において、該電槽および蓋体の
    少なくとも一方が(A)ポリオレフィン系合成樹脂30
    〜97重量%と(B)ゴム状物質70〜3重量%および
    上記(A)+(B)の樹脂100重量部に対して(C)
    カーボンブラック0.05〜40重量部の組成物からな
    り、該電槽と蓋体の嵌合部分および蓋体の開口部分が、
    あらかじめ紫外線で照射処理した後硬化型封口剤により
    封止されていることを特徴とする電池。
  3. 【請求項3】 電槽と蓋体との嵌合部分および蓋体に位
    置する外部端子引出し部の開口部分を硬化型封口剤で封
    止した構造を有する電池において、該電槽および蓋体の
    少なくとも一方が(A)ポリオレフィン系合成樹脂30
    〜97重量%と(B)ゴム状物質70〜3重量%および
    上記(A)+(B)の樹脂100重量部に対して(D)
    充填剤3〜150重量部を配合した組成物からなり、該
    電槽と蓋体の嵌合部分および蓋体の開口部分が、あらか
    じめ紫外線で照射処理した後硬化型封口剤により封止さ
    れていることを特徴とする電池。
  4. 【請求項4】 電槽と蓋体との嵌合部分および蓋体に位
    置する外部端子引出し部の開口部分を硬化型封口剤で封
    止した構造を有する電池において、該電槽および蓋体の
    少なくとも一方が(A)ポリオレフィン系合成樹脂30
    〜97重量%と(B)ゴム状物質70〜3重量%および
    上記(A)+(B)の樹脂100重量部に対して(C)
    カーボンブラック0.05〜40重量部と(D)充填剤
    3〜150重量部の組成物からなり、該電槽と蓋体の嵌
    合部分および蓋体の開口部分が、あらかじめ紫外線で照
    射処理した後硬化型封口剤により封止されていることを
    特徴とする電池。
  5. 【請求項5】 該封口剤が、エポキシ系接着剤、ポリウ
    レタン系接着剤、および反応型アクリル系接着剤より選
    ばれた少なくとも1種である請求項1〜4のいずれかの
    電池。
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