JPH05127560A - 定着装置およびこの定着装置を備える画像形成装置 - Google Patents

定着装置およびこの定着装置を備える画像形成装置

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JPH05127560A
JPH05127560A JP3286834A JP28683491A JPH05127560A JP H05127560 A JPH05127560 A JP H05127560A JP 3286834 A JP3286834 A JP 3286834A JP 28683491 A JP28683491 A JP 28683491A JP H05127560 A JPH05127560 A JP H05127560A
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JP
Japan
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image
peeling
fixing
roller
fixing device
Prior art date
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Application number
JP3286834A
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English (en)
Inventor
Ryoji Taniyama
良治 谷山
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】比較的簡単な構造でありながら、剥離手段の先
端部を定着手段に均等に接することができ、また、剥離
手段を複数個取り付けた場合でも、部品精度にたよら
ず、量産化を可能とすることを目的とする。 【構成】画像が転写された用紙Pを加熱および加圧して
画像を定着させるヒ−トロ−ラ52、およびプレスロ−
ラ51と、前記ヒ−トロ−ラ52に当接し前記用紙Pを
ヒ−トロ−ラから剥離させる剥離爪53と、この剥離爪
53をヒ−トロ−ラ52に対して接離する方向およびこ
の接離方向と直交する方向に移動自在に支持する第1お
よび第2の支軸54,56とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば、ヒ−トロ−
ラ方式の定着装置において、ヒ−トロ−ラからコピ−用
紙を剥がすための剥離爪の取り付け構造を改良した定着
装置およびこの定着装置を備える画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ヒ−トロ−ラ方式の定着装置は図5、図
6に示すように構成されている。すなわち、図中101
はヒ−トロ−ラで、このヒ−トロ−ラ101の下部には
プレスロ−ラ102が転接されている。画像が転写され
た用紙は上記ヒ−トロ−ラ101とプレスロ−ラ102
との間に導入されて加熱されるとともに加圧されて画像
が定着される。ところで、この画像定着時には、用紙が
ヒ−トロ−ラ101に巻き付くため、ヒ−トロ−ラ10
1から剥がす必要がある。
【0003】そこで、上記ヒ−トロ−ラ101には所定
間隔を存して配設された複数個の剥離爪103…が当接
され、ヒ−トロ−ラ101から用紙を剥離させるように
なっている。
【0004】上記剥離爪103…は支軸104を介して
回動自在に取付ブラケット105に取り付けられ、スプ
リング106により付勢されてヒ−トロ−ラ101に当
接されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来に
おいては、剥離爪03…がヒ−トロ−ラ101に対して
接離する方向にしか回動しないため、たとえば、剥離爪
103の取付ブラケット105等が斜めに取り付けられ
たり、部品精度がばらつくと、剥離爪103の先端がヒ
−トロ−ラ101に対して斜めになり、片当たりや隙間
ができ、剥離不良になる虞れがあった。
【0006】また、剥離爪103…を複数個取り付ける
場合、それぞれの剥離爪103の先端を一様にヒ−トロ
−ラ101に接触するためためには、取付ブラケット1
05の部品精度を上げる必要があり、量産化が困難にな
ってしまう。
【0007】そこで、この発明は、比較的簡単な構造で
ありながら、剥離手段の先端部を定着手段に均等に接す
ることができ、また、剥離手段を複数個取り付けた場合
でも、部品精度にたよらず、量産化が可能になる定着装
置およびこの定着装置を備える画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、画像が転写された転写材を加熱および加圧
して画像を定着させる定着手段と、この定着手段に当接
し前記転写材を定着手段から剥離させる剥離手段と、こ
の剥離手段を前記定着手段に対して接離する方向および
この接離方向と直交する方向に移動自在に支持する支持
手段とを具備し、また、像を担持する像担持体と、原稿
の像から前記像担持体に画像を形成する画像形成手段
と、この画像形成手段により前記像担持体に形成された
画像を転写材に転写させる転写手段と、この転写手段に
より画像が転写された転写材を加熱および加圧して画像
を定着させる定着手段と、この定着手段に当接し前記転
写材を定着手段から剥離させる剥離手段と、この剥離手
段を前記定着手段に対して接離する方向およびこの接離
方向と直交する方向に移動自在に支持する支持手段と、
を具備するものである。
【0009】
【作用】剥離手段を定着手段に対して接離する方向のみ
ならず、この接離方向と直交する方向に移動自在に支持
することにより、定着手段に対する剥離手段先端部の当
接状態を任意に調整できるようにした。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図1〜図4に示す一実施例を
参照して説明する。図2は画像形成装置の概略的構成を
示すもので、図中1は装置本体である。この装置本体1
は置台2の上面部に載置されている。上記装置本体1の
上面部には、原稿自動送り装置3が設けられている。こ
の原稿自動送り装置3は原稿Gを積載する原稿積載部6
0、分離ユニット100および搬送ユニット200によ
って構成されている。また、上記装置本体1内の上部側
には、露光手段30が設けられている。この露光手段3
0は原稿ガラス5に沿って走行する第1および第2のキ
ャリッジ33,37を備えている。
【0011】上記第1のキャリッジ33には光源31お
よび第1のミラ−32が配設されている。上記第2のキ
ャリッジ37には第2および第3のミラ−35,36が
配設されている。
【0012】また、上記第3のミラ−35の反射光の光
路中にはレンズ34が設けられ、このレンズ34を通過
した光は第4、第5、第6のミラ−38,39,41を
介して感光ドラム12上に結像される。この感光ドラム
12の周囲部には、その回転方向に沿って、順次、帯電
チャジャ−13、露光部14、現像装置15、転写、剥
離チャジャ−16,17、クリ−ニング装置18および
除電チャジャ−19が設けられ、画像形成手段10が形
成されている。
【0013】さらに、上記装置本体1内の下部には用紙
Pの搬送路21が設けられている。この搬送路21の導
入側には、上記上下部の給紙カセット7,8あるいは、
後述する給紙フィ−ダ9から取り込まれた用紙Pを一枚
ずつに分離搬送する分離搬送ロ−ラ20…が配設されて
いる。
【0014】上記搬送路21中には用紙Pの搬送方向に
沿ってアライニングロ−ラ24、上記転写、剥離チャジ
ャ−16,17、搬送ベルト23および、定着器25さ
らに、排紙ロ−ラ26が配設されている。
【0015】一方、上記台車2の内部には用紙Pの両面
に画像を形成する場合、あるいは、片面に画像を重ね合
わせ形成する場合に使用される用紙搬送手段50が設け
られている。また、上記台車2の一側部には、多数枚の
用紙Pを連続的に給紙するための給紙フィ−ダ9が設け
られている。しかして、画像形成時には、原稿自動送り
装置3により、原稿Gが自動的に原稿ガラス5の上面部
に送られて位置決めされる。
【0016】この位置決めされた原稿Gには露光ランプ
31から光が照射され、原稿Gからの反射光は第1〜第
3のミラ−32,35,36を介してレンズ34に送ら
れ、このレンズ34を通過したのち、第4〜第6のミラ
−38,39,41を介して感光体12の周面に結像さ
れて静電潜像が形成される。この静電潜像は現像器15
に送られ、ここで、現像剤が供給されることにより、顕
像化される。この顕像は給紙カセット7,8あるいは給
紙フィ−ダ9から供給される用紙に転写チャジャ−16
で転写される。この画像が転写された用紙は、剥離チャ
ジャ−17の作用により、感光ドラム12から剥離さ
れ、搬送ベルト23の走行により搬送される。この用紙
は定着器25へ送られ、ここで、転写画像が定着され
る。この像が定着された用紙は排紙ロ−ラ26を介して
排紙トレイ22上に排紙される。ところで、上記定着装
置25は図1、図3および図4に示すように構成されて
いる。
【0017】すなわち、図中51はプレスロ−ラで、こ
のプレスロ−ラ51の上部にはヒ−タランプ52aを内
臓するヒ−トロ−ラ52が転接されている。前記プレス
ロ−ラ51とヒ−トロ−ラ52は図示しない駆動機構に
より回転駆動されるようになっている。
【0018】また、上記ヒ−トロ−ラ52の排紙側には
その軸方向に亘って所定間隔を存して複数個の剥離手段
としての剥離爪53…が配設されその先端部が当接され
ている。
【0019】上記剥離爪53…は支持手段としての第1
の支軸54を介してホルダ55に回動自在に取り付けら
れ、ヒ−トロ−ラ52に対し接離する方向(前後方向)
aに回動される。
【0020】また、上記ホルダ55は支持手段としての
第2の支軸56を介して取付ブラケット57に回動自在
に取り付けられ、上記接離方向と直交する方向(左右方
向)bに回動する。
【0021】上記ホルダ55にはコイルスプリング58
が取り付けられ、このコイルスプリング58により、剥
離爪53は付勢されその先端部がヒ−トロ−ラ51に当
接されている。
【0022】しかして、転写チャジャ−16で画像が転
写された用紙Pは定着器25に送られてそのヒ−トロ−
ラ52とプレスロ−ラ51との間を通過することによ
り、加熱されるとともに加圧されて画像が定着される。
【0023】このとき、用紙Pはヒ−トロ−ラ52に付
着して巻き付こうとするが、剥離爪53…がヒ−トロ−
ラ51に当接されているため、剥離爪53…によりヒ−
トロ−ラ52から剥離される。
【0024】ところで、この用紙の剥離時に剥離爪53
…の先端部がヒ−トロ−ラ52に対して浮いたり、片当
たりすると、コピ−用紙を剥離することができず、ジャ
ムたり、ヒ−トロ−ラ52に巻き付くことがある。
【0025】この場合には、剥離爪53…のホルダ55
を第2の支軸56を中心として回動して剥離爪53を左
右方向bに移動させてその先端部がヒ−トロ−ラ52に
対し浮いたり、片当たりすることなく、正常な状態で当
接するように調整する。
【0026】また、剥離爪53…は用紙のサイズによ
り、複数個取り付けられるため、各々の剥離爪53…の
取り付け精度により、剥離爪53…の先端部の位置がバ
ラツク可能性があるが、上記したと同様に第2の支軸5
6を中心として回動させることにより、その先端部を均
等に当接させることができる。
【0027】以上のように、剥離爪53…の取り付けに
おいて、剥離爪53…の先端部がヒ−トロ−ラ52に対
して前後方向aおよび左右方向bに動作するように第1
および第2の支軸54,56により剥離爪53…を支持
するため、より安定した剥離性能を確保することができ
る。
【0028】また、第1および第2の支軸54,56を
設けることにより、剥離爪53…がヒ−トロ−ラ52に
接触する加重を自由に設定することができ、様々な条件
に対応することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、剥
離手段を定着手段に対し接離する方向のみならず、接離
する方向と直交する方向にも動作するように支持するか
ら、部品のバラツキや精度による剥離手段先端部の浮き
や片当たりを防止でき、確実に転写材を剥離できるとと
もに、剥離手段を複数個取り付ける場合には、各々の剥
離手段を均等に取り付けることができ、取り付け時のバ
ラツキや、そのために発生する調整工程を大幅に改善す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である剥離装置の一部を示す
斜視図。
【図2】図1の剥離装置を備える画像形成装置を示す構
成図。
【図3】図1の剥離装置を備える定着装置を示す斜視
図。
【図4】図3の定着装置を示す側面図。
【図5】従来の定着装置を示す側面図。
【図6】図5の定着装置に備えられる剥離装置を示す平
面図。
【符号の説明】
12…感光体(像担持体)、10…画像形成手段、16
…転写チャジャ−(転写手段)、51…プレスロ−ラ
(定着手段)、52…ヒ−トロ−ラ(定着手段)、53
…剥離爪(剥離手段)、54…第1の支軸(支持手
段)、56…第2の支軸(支持手段)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像が転写された転写材を加熱および加
    圧して画像を定着させる定着手段と、 この定着手段に当接し前記転写材を定着手段から剥離さ
    せる剥離手段と、 この剥離手段を前記定着手段に対して接離する方向およ
    びこの接離方向と直交する方向に移動自在に支持する支
    持手段と、を具備することを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】像を担持する像担持体と、 原稿の像から前記像担持体に画像を形成する画像形成手
    段と、 この画像形成手段により前記像担持体に形成された画像
    を転写材に転写させる転写手段と、 この転写手段により画像が転写された転写材を加熱およ
    び加圧して画像を定着させる定着手段と、 この定着手段に当接し前記転写材を定着手段から剥離さ
    せる剥離手段と、 この剥離手段を前記定着手段に対して接離する方向およ
    びこの接離方向と直交する方向に移動自在に支持する支
    持手段と、を具備することを特徴とする画像形成装置。
JP3286834A 1991-10-31 1991-10-31 定着装置およびこの定着装置を備える画像形成装置 Pending JPH05127560A (ja)

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JP (1) JPH05127560A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007148060A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Kyocera Mita Corp 定着装置
JP2007171898A (ja) * 2005-11-22 2007-07-05 Kyocera Mita Corp 定着装置
JP2012098451A (ja) * 2010-11-01 2012-05-24 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007171898A (ja) * 2005-11-22 2007-07-05 Kyocera Mita Corp 定着装置
JP2007148060A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Kyocera Mita Corp 定着装置
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