JPH05127215A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH05127215A
JPH05127215A JP3286779A JP28677991A JPH05127215A JP H05127215 A JPH05127215 A JP H05127215A JP 3286779 A JP3286779 A JP 3286779A JP 28677991 A JP28677991 A JP 28677991A JP H05127215 A JPH05127215 A JP H05127215A
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JP
Japan
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light
strobe
photometry
stroboscope
emit light
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JP3286779A
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English (en)
Inventor
Nobumoto Momochi
伸元 百地
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/16Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly in accordance with both the intensity of the flash source and the distance of the flash source from the object, e.g. in accordance with the "guide number" of the flash bulb and the focusing of the camera
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ストロボを発光させない状態で測光した測光
データとプリ発光したときの測光データとに基いた発光
光量でストロボを発光させるようにすることで、いわゆ
るダイレクト測光用素子を設けることなく、ストロボと
のパララックスや照射角度を補正すると共に、判断やメ
イン測光系による発光なしの測光値との比較等のこまか
い制御が可能とでき、これにより良好なストロボ撮影を
行うことができるようにする。 【構成】 レリーズ信号に基いて発光するストロボ1を
備えたカメラにおいて、ストロボ1の発光量を制御する
制御部20と、レンズ系3を通じて入射した光の光量を
測定する測光センサ9と、この測光センサ9にて測定さ
れた測光データを記憶するメモリ21とを備え、制御部
20はレリーズの際にストロボ1をプリ発光させ、メモ
リ21に記憶されている測光データと、ストロボ1をプ
リ発光させたときの測光データとに応じてストロボ1を
再度発光させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストロボを発光させ、
その発光光を被写体に照射して被写体を撮影するカメラ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レンズの焦点距離を可変させて被
写体を撮影するようになされたいわゆる一眼レフカメラ
等のカメラにおいては、主光学系の外にセンサ等を配置
し、このセンサの検出した値に基いてストロボの発光量
を制御する方法が採用されている。
【0003】ところが、この方法を採用した場合、スト
ロボの照射角度や照射範囲が焦点距離により異なるの
で、適正なストロボ調光が行うことが困難となる。
【0004】そこで最近では、いわゆるダイレクト測光
と称される方法が採用されている。
【0005】ダイレクト測光とは、ストロボ発光時にフ
ィルム面の反射をセンサにより測光して、その結果に基
いてストロボの発光量を制御する方法である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のダイ
レクト測光によるストロボの発光量制御は、ダイレクト
測光用の素子を複数必要とするので、物理的に光学系に
ストロボの光量を測定するセンサを配置できないカメラ
に搭載することが困難であった。
【0007】また、電子スチルカメラのように、フィル
ムの代わりにCCD素子を用いるようなカメラの場合に
おいては、主光学系に乱反射する面がなく、また集光系
の範囲外に適切な測光素子を配置することが困難であっ
た。
【0008】また、CCD素子がフィルムと比較してイ
メージサイズの小さなものが多く、このため等価なレン
ズの焦点距離が小さくなるので、撮影した被写体の光の
反射光を集光する素子を配置するスペースを確保するこ
とが困難となる。
【0009】またフィルムの乱反射を測光する場合にお
いても、フィルム面から離れた位置で乱反射による光を
集光することとなるので、いわゆるスポット測光や分割
測光等を行うことが困難となる。
【0010】従って、ストロボとのパララックスや照射
角度を補正したり、瞬時のストロボ発光量を制御する場
合に論理的な判断やメイン測光系による発光なしの測光
値との比較等のこまかい制御を行うこと等ができず、こ
れにより良好なストロボ撮影を行うことができない不都
合があった。
【0011】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、いわゆるダイレクト測光用素子を設けることなく、
ストロボとのパララックスや照射角度を補正すると共
に、瞬時のストロボ発光量を制御する場合にはできなか
った論理的な判断やメイン測光系による発光なしの測光
値との比較等のこまかい制御が可能とでき、これにより
良好なストロボ撮影を行うことのできるカメラを提案し
ようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明カメラは例えば図
1〜図5に示す如く、レリーズ信号に基いて発光するス
トロボ1を備えたカメラにおいて、ストロボ1の発光量
を制御する制御手段20と、レンズ系3を通じて入射し
た光の光量を測定する測定手段4、5、6、7、8、9
と、測定手段4、5、6、7、8、9にて測定された光
量を示すデータを記憶する記憶手段21とを備え、制御
手段20はレリーズ指示信号が入力された際にストロボ
1を第1の時間だけ発光させ、記憶手段21に記憶され
ているデータと、ストロボ1を第1の時間だけ発光させ
たときの測定手段4、5、6、7、8、9による測定結
果とに応じた第2の時間だけストロボ1を再度発光させ
るようにストロボ1の発光動作を制御するようにしたも
のである。
【0013】
【作用】上述せる本発明によれば、レリーズ指示信号が
入力された際には、制御手段20によりストロボ1を第
1の時間だけ発光させ、記憶手段21に記憶されている
データと、ストロボ1を第1の時間だけ発光させたとき
の測定手段4、5、6、7、8、9による測定結果とに
応じた第2の時間だけストロボ1を再度発光させるよう
にストロボ1の発光動作を制御するようにしたので、い
わゆるダイレクト測光用素子を設けることなく、ストロ
ボとのパララックスや照射角度を補正すると共に、瞬時
のストロボ発光量を制御する場合にはできなかった論理
的な判断やメイン測光系による発光なしの測光値との比
較等のこまかい制御が可能とでき、これにより良好なス
トロボ撮影を行うことができる。
【0014】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明カメラの一実
施例について詳細に説明する。
【0015】先ずカメラ本体2について説明するに、こ
の図1において、3はレンズ系で、このレンズ系3によ
って被写体の光を一点鎖線で示す如くカメラ内部に結像
させる如くする。
【0016】3aは絞りで、この絞り3aによりカメラ
内部への被写体の光の量を調整すると共に、被写界深度
を決定する。
【0017】この絞り3aを通過した光はレンズ系3を
通じてクイックリターンミラー4の反射面で反射されて
フォーカシングスクリーン5に入射し、更にこのフォー
カシングスクリーン5を経た後、一点鎖線で示すように
ペンタプリズム6に入射する。
【0018】このペンタプリズム6に入射した光は一点
鎖線で示す如く、内部で反射を繰り返し、アイピース1
0に入射すると共に、レンズ7に入射する。
【0019】アイピース10に入射した光は拡大され、
これがファインダ11用の光とされる。
【0020】使用者はこのファインダ11を覗くことに
より、現在捕らえている被写体を目視することができ
る。
【0021】一方、レンズ7に入射した光は、例えばこ
のレンズ7で集光された後に反射鏡8の反射面に入射す
る。
【0022】この反射鏡8の入射面に入射した光は一点
鎖線で示すように、この反射面により反射されて測光セ
ンサ9に入射する。
【0023】かくして測光センサ9はレンズ系3を通じ
て供給される光を測光することができる。
【0024】そしてこの測光センサ9は光を測光して得
た測光データを後述する制御部20に供給する。
【0025】上述の光の経路は、図に示すように、クイ
ックリターンミラー4が実線で示す位置S1に位置する
場合、即ち、図示を省略したレリーズ釦(シャッタ釦)
を押圧しない場合である。
【0026】次に図示を省略したレリーズ釦を押圧した
場合について説明する。
【0027】レリーズ釦を押圧すると、クイックリター
ンミラー4が実線で示す位置S1から破線で示す位置S
2に矢印xで示す如く回転移動する。
【0028】かくすると、フォーカルプレンシャッタ1
2が図において矢印yで示す如く移動してこのフォーカ
ルプレンシャッタ12が開いた状態となると共に、レン
ズ系3よりの光がこの開いた状態のフォーカルプレンシ
ャッタ12を通じてフィルム13の感光面に入射する。
【0029】そして、この後フォーカルプレンシャッタ
12は、予め測光されたデータに基いたシャッタ値、ま
たは手動により予め決定されたシャッタ値に基いて矢印
yと反対の方向に移動して、実線で示す状態、即ち、閉
じた状態となる。
【0030】従って、フィルム13の感光面が所定の時
間感光されて、被写体の映像が撮影される。
【0031】また、絞り3aの絞り値等各種パラメータ
も同様に自動または手動により予め決定されているもの
とする。
【0032】次に、ストロボ1や各種制御部について説
明する。
【0033】1はストロボで、この図に示すように、ス
トロボ本体部22及び発光部1aから構成される。
【0034】このストロボ本体部22は後述する制御部
20よりの制御信号により発光部1aを発光せしめる。
【0035】この制御部20は、後述する測光センサ9
よりの発光部1aを発光させていない状態での測光デー
タをメモリ21に記憶し、図示を省略したレリーズ釦を
押圧し、シャッタ12が切れる前にストロボ本体部22
に制御信号を供給して発光部1aを予備発光(以下プリ
発光と称することとする)させるようにする。
【0036】そして予備発光させた後に測光センサ9よ
りのプリ発光のもどり光を測光した測光データをメモリ
21に記憶した、発光部1aを発光させない状態での測
光データと比較し、この比較結果に応じた制御信号を
得、この制御信号をストロボ本体部22に供給して更に
発光部1aを発光せしめる。
【0037】尚、これら制御部20、メモリ21はスト
ロボ1内部に配されていても、またカメラ本体2内部に
配されていても良く、また、このストロボ1はカメラ本
体2に着脱可能に取り付けられるようにしても、カメラ
本体2と一体とするようにしても良い。
【0038】さて、上述したように、本例においてはス
トロボ1の発光部1aをストロボ本体部22により発光
させる場合に、制御部20によりプリ発光させ、予めメ
モリ21に記憶したストロボ1の発光部1aを発光させ
ない状態での測光センサ9よりの測光データと、このプ
リ発光時に測光センサ9より供給される測光データとを
比較し、その比較結果に基いて更にストロボ1の発光部
1aを発光せしめるようにする。
【0039】これについて更に詳しく説明する。
【0040】図3にストロボ1の発光部1aを発光させ
た場合の発光量L(必要発光量)を縦軸を強度、横軸を
発光時間として示す。
【0041】この発光量Lの内、プリ発光時の発光量は
L1で示す範囲で、被写体を撮影するための発光量はL
2で示す範囲となる。
【0042】本例においては、この図3に示す如きグラ
フとなるようなテーブルを例えばメモリ21に保持する
ようにする。
【0043】さて、通常の撮影シーケンスでは、レリー
ズ直前、即ちレリーズ釦の押圧の後にシャッタ12が切
れる前の測光データにより絞り値、シャッタ値等を決定
するが、本例においては、カメラの設定がストロボモー
ドとなっているときには、上述したように、プリ発光に
よるストロボ制御を行う。
【0044】ストロボ発光量は一般に被写体との距離の
2乗に比例して必要となるが、このような被写体距離情
報がレンズの距離リングの情報等から演算できる場合
は、それにより、発光量L2を変えるようにする。
【0045】この発光量L2は必ずしも露出に適正な値
である必要はない。
【0046】図3に示すように、発光時間によりストロ
ボ発光量L2を制御することができるので、適当な小量
の発光量L1により得られる測光データと、記憶された
測光データ(ストロボ1の発光部1aを発光させない場
合の測光データ)との差ΔSを得ることにより、必要な
発光量L2、即ち、発光時間を予測することができる。
【0047】この関係を数1として示す。
【0048】
【数1】
【0049】実際はこの他に絞り値、シャッタ値も露出
制御対象とすることができるが、ストロボ発光はシャッ
タ12の開閉時間よりも短いので、発光量L2の決定に
は絞り値を考慮に入れれば良い。
【0050】従って、解放絞り時の適正発光による観測
値をS(定数)とすると、必要発光量Lは次の数2で示
すことができる。
【0051】
【数2】
【0052】次に図2のフローチャートを参照して上述
のプリ発光によるストロボ1の発光部1aの発光の制御
動作について説明する。
【0053】先ず、ステップ100では、レリーズか否
か、即ち、例えば、レリーズ釦が押圧されたか否かを判
断し「YES]であればステップ110に移行する。
【0054】ステップ110では、測光値(測光デー
タ)を記憶する。即ち、ストロボ1の発光部1aが発光
していない状態で測光センサ9よりの測光データをメモ
リ21に記憶せしめる。そしてステップ120に移行す
る。
【0055】ステップ120では、ストロボモードか否
かを判断し、「YES]であればステップ130に移行
し、「NO」であればステップ140に移行する。
【0056】ステップ130では、ストロボ本体部22
に制御信号を供給してストロボ1の発光部1aをプリ発
光せしめる。そしてステップ150に移行する。
【0057】ステップ140では、ステップ110にお
いて測光したデータに基いて絞り値及びシャッタ値を決
定する。そしてステップ170に移行する。
【0058】ステップ150では、測光を行う。即ち、
プリ発光したときに測光センサ9よりの測光データを取
り込む。そしてステップ160に移行する。
【0059】ステップ160では、メモリ21より読み
だした、ストロボ1の発光部1aが発光していないとき
の測光センサ9が測光した測光データと、ステップ15
0において測光した測光データ、即ち、プリ発光時に測
光センサ9が測光した測光データとを比較し、その比較
結果によりストロボ1の発光部1aの発光量、絞り値及
びシャッタ値を決定する。そしてステップ170に移行
する。
【0060】ステップ170においては、ミラーアッ
プ、即ち、クイックリターンミラー4(図1参照)を実
線で示す位置S1から破線で示す位置S2に矢印xで示
す如く移動させると共に、絞り値に基いて絞り3aを駆
動する。そしてステップ180に移行する。
【0061】ステップ180では、シャッタ、即ち、フ
ォーカルプレンシャッタ12(図1参照)を矢印yで示
す方向に移動させ、シャッタ値に応じて矢印yと反対の
方向に移動させて開閉を行なわせる。そしてステップ1
90に移動する。
【0062】ステップ190では、ミラーダウン、即
ち、クイックリターンミラー4(図1参照)を破線で示
す位置S2から実線で示す位置S1に矢印xと逆に移動
させると共に、絞り3aを駆動して開放状態にする。
【0063】尚、上述のプリ発光の後には被写体を撮影
するための発光が連続して行われ(ストロボモードのと
き)、フォーカルプレンシャッタ12が開閉動作を終了
する前には発光動作が終了しているものとする。
【0064】さて、本例においては、更に、測光センサ
9が例えばいわゆる分割測光により、図4に示す如き状
態でのストロボ1の発光部1aの発光による被写体Mか
らの反射光量を分割して観測できる場合、即ち、いわゆ
る日中シンクロ撮影の如く高度なストロボ調光を行う場
合には、より正確にストロボ調光を行うことができるよ
うにする。
【0065】図5に斜線部分を周囲p2とし、スポット
をp1として分割についての説明図を示す。
【0066】図4に示すように、主要被写体Mがカメラ
の近くに存在し、周囲が遠い構図はカメラの撮影時によ
く見られるパターンであるが、いわゆる逆光等の場合に
は、ストロボ発光により光を補う。
【0067】しかしながら、遠くの景色はストロボ1の
発光部1aの発光光は殆ど届かず、このような場合は遠
くの景色にはストロボ1の発光部1aの発光光が届かな
いものとして、絞りやシャッタ値により適正光量となる
ようにする。
【0068】本例においては、このような分割測光にお
いても適切な制御を行うことができる。
【0069】先ずプリ発光を行い、このとき、測光セン
サ9により、上述のスポットp1及び周囲p2の2つの
測光データを得る。
【0070】ここでプリ発光時のスポットp1の測光デ
ータをSP1、プリ発光時の周囲p2の測光データをS
P2、またレリーズ直前のスポットp1の測光データを
SO1、レリーズ直前の周囲p2の測光データをSO2
とする。
【0071】ここでスポットp1及び周囲p2の夫々の
ストロボ到達光量の差をΔS1、ΔS2とすると、ΔS
1=SP1−SO1、ΔS2=SP2−SO2となる。
【0072】またこれら光量の差は距離の2乗に反比例
した値である。
【0073】さて、本例得られるべき測光値SをX倍の
測光時間とY倍のプリ発光に対する発光量により得られ
るとすると、SO1X+ΔS1Y=S、SO2X+ΔS
2Y=Sと、2つの連立方程式を得ることができる。
【0074】この2つの連立方程式を解くことにより、
X及びYを求めることができる。
【0075】即ち、これらX及びYが設定すべきシャッ
タ値、ストロボ発光量を与えることとなる。
【0076】絞り値については、絞り値による変化はス
トロボの発光光、外光とも等価なので、絞り3aにより
1/2の光量となるときには、シャッタ値及びストロボ
発光量を2倍にすれば良い。
【0077】このように、分割測光により撮影する場合
においても、より正確にシャッタ値(外光による光量増
加分)とストロボ発光量を制御することが可能となる。
【0078】このように本例においては、ストロボ1の
発光部1aを発光させない状態で測光した測光データと
プリ発光したときの測光データとに基いた発光光量でス
トロボ1の発光部1aを発光させるようにしたので、い
わゆるダイレクト測光用素子を設けることなく、ストロ
ボとのパララックスや照射角度を補正すると共に、瞬時
のストロボ発光量を制御する場合にはできなかった論理
的な判断やメイン測光系による発光なしの測光値との比
較等のこまかい制御が可能とでき、これにより良好なス
トロボ撮影を行うことができると共に、いわゆる分割測
光やスポット測光をストロボ調光と組み合わせて使用で
きる。また、プリ発光させてから更に発光させるように
しているので、人間が被写体であった場合等に眼が赤く
写らないようにすることができる。
【0079】尚、本発明は上述の実施例に限ることなく
本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が
取り得ることは勿論である。
【0080】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、レリーズ指示
信号が入力された際には、制御手段によりストロボを第
1の時間だけ発光させ、記憶手段に記憶されているデー
タと、ストロボを第1の時間だけ発光させたときの測定
手段による測定結果とに応じた第2の時間だけストロボ
を再度発光させるようにストロボの発光動作を制御する
ようにしたので、いわゆるダイレクト測光用素子を設け
ることなく、ストロボとのパララックスや照射角度を補
正すると共に、瞬時のストロボ発光量を制御する場合に
はできなかった論理的な判断やメイン測光系による発光
なしの測光値との比較等のこまかい制御が可能とでき、
これにより良好なストロボ撮影を行うことができ、ま
た、いわゆる日中シンクロ等の特殊な撮影時においても
より細かい制御を行うことができ、これにより、特殊撮
影を良好に行うことができる利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明カメラの一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明カメラの一実施例の説明に供するフロー
チャートである。
【図3】本発明カメラの一実施例の説明に供するグラフ
である。
【図4】本発明カメラの一実施例の説明に供する説明図
である。
【図5】本発明カメラの一実施例の説明に供する説明図
である。
【符号の説明】
1 ストロボ 3a 絞り 4 クイックリターンミラー 5 フォーカシングスクリーン 6 ペンタプリズム 7 レンズ 8 反射鏡 9 測光センサ 20 制御部 21 メモリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レリーズ信号に基いて発光するストロボ
    を備えたカメラにおいて、 上記ストロボの発光量を制御する制御手段と、 レンズ系を通じて入射した光の光量を測定する測定手段
    と、 上記測定手段にて測定された光量を示すデータを記憶す
    る記憶手段とを備え、 上記制御手段はレリーズ指示信号が入力された際に上記
    ストロボを第1の時間だけ発光させ、上記記憶手段に記
    憶されているデータと、上記ストロボを上記第1の時間
    だけ発光させたときの上記測定手段による測定結果とに
    応じた第2の時間だけ上記ストロボを再度発光させるよ
    うに上記ストロボの発光動作を制御するようにしたこと
    を特徴とするカメラ。
JP3286779A 1991-10-31 1991-10-31 カメラ Pending JPH05127215A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3286779A JPH05127215A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 カメラ
KR1019920019382A KR100194740B1 (ko) 1991-10-31 1992-10-21 카메라
US07/966,512 US5440368A (en) 1991-10-31 1992-10-26 Cameras

Applications Claiming Priority (1)

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JP3286779A JPH05127215A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 カメラ

Publications (1)

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JPH05127215A true JPH05127215A (ja) 1993-05-25

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ID=17708945

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JP (1) JPH05127215A (ja)
KR (1) KR100194740B1 (ja)

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