JPH05126457A - 冷凍装置用取付架台 - Google Patents
冷凍装置用取付架台Info
- Publication number
- JPH05126457A JPH05126457A JP3288829A JP28882991A JPH05126457A JP H05126457 A JPH05126457 A JP H05126457A JP 3288829 A JP3288829 A JP 3288829A JP 28882991 A JP28882991 A JP 28882991A JP H05126457 A JPH05126457 A JP H05126457A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- insulating material
- holes
- outer panel
- inner sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
- F25D2400/40—Refrigerating devices characterised by electrical wiring
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数の減少により組み立て作業性を向上
させた冷凍装置用取付架台を提供する。 【構成】 外パネル9と内シート10に相対向して透孔
5、6を穿設する。両透孔5、6間に渡って成形断熱材
16を取り付ける。成形断熱材16には両透孔5、6か
ら外方に突出する突起部13、14と両突起部13、1
4内において開口し外パネル9及び内シート10外面側
を連通する貫通孔部15とを形成する。外パネル9、内
シート10及び成形断熱材16によって画成される空間
に断熱材11を発泡充填する。
させた冷凍装置用取付架台を提供する。 【構成】 外パネル9と内シート10に相対向して透孔
5、6を穿設する。両透孔5、6間に渡って成形断熱材
16を取り付ける。成形断熱材16には両透孔5、6か
ら外方に突出する突起部13、14と両突起部13、1
4内において開口し外パネル9及び内シート10外面側
を連通する貫通孔部15とを形成する。外パネル9、内
シート10及び成形断熱材16によって画成される空間
に断熱材11を発泡充填する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍装置を断熱箱体に
設置するための冷凍装置用取付架台に関するものであ
る。
設置するための冷凍装置用取付架台に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、実公昭62−2989
号公報には断熱箱体の天壁部に形成された取付貫通孔に
冷凍ユニットを有する取付架台を設ける構造が示されて
いる。この取付架台の上面には電動圧縮機や凝縮器等の
コンデンシングユニットが設けられると共に、取付架台
の下面には冷却器等のクーリングユニットが取り付けら
れる。従って、取付架台はコンデンシングユニットとク
ーリングユニットを結ぶ冷媒配管やリード線等が貫通す
る構成となっている。
号公報には断熱箱体の天壁部に形成された取付貫通孔に
冷凍ユニットを有する取付架台を設ける構造が示されて
いる。この取付架台の上面には電動圧縮機や凝縮器等の
コンデンシングユニットが設けられると共に、取付架台
の下面には冷却器等のクーリングユニットが取り付けら
れる。従って、取付架台はコンデンシングユニットとク
ーリングユニットを結ぶ冷媒配管やリード線等が貫通す
る構成となっている。
【0003】図8及び図9を用いて従来の取付架台10
0の構造を説明する。上面となる外パネル101と下面
となる内シート102には相対向してそれぞれ2箇所の
透孔103、103及び104、104が穿設されてい
る。内シート102の内面には冷却器を取り付けるため
の補強板105も設けられ、この補強板105にも透孔
104、104に対応した透孔106、106が穿設さ
れている。両透孔103と104間には発泡ポリスチレ
ンにて成形して成る内部に貫通孔109を有した2個の
断熱材ブロック107、107が配置され、断熱材ブロ
ック107、107と透孔106、106間にはモルト
プレンのシール材108、108が介挿されると共に、
透孔103及び104には外側から合計4個のブッシン
グ110がそれぞれ挿入される。このように組み立てた
外パネル101、内シート102及び断熱材ブロック1
07によって画成される空間内にポリウレタン原液が注
入され、現場発泡方式にて断熱材111が充填される。
0の構造を説明する。上面となる外パネル101と下面
となる内シート102には相対向してそれぞれ2箇所の
透孔103、103及び104、104が穿設されてい
る。内シート102の内面には冷却器を取り付けるため
の補強板105も設けられ、この補強板105にも透孔
104、104に対応した透孔106、106が穿設さ
れている。両透孔103と104間には発泡ポリスチレ
ンにて成形して成る内部に貫通孔109を有した2個の
断熱材ブロック107、107が配置され、断熱材ブロ
ック107、107と透孔106、106間にはモルト
プレンのシール材108、108が介挿されると共に、
透孔103及び104には外側から合計4個のブッシン
グ110がそれぞれ挿入される。このように組み立てた
外パネル101、内シート102及び断熱材ブロック1
07によって画成される空間内にポリウレタン原液が注
入され、現場発泡方式にて断熱材111が充填される。
【0004】断熱材ブロック107、107の貫通孔1
09、109には冷媒配管やリード線が挿通されるが、
ブッシング110は透孔103、104のエッジによる
これら配管やリード線の損傷を防止するために取り付け
られるものである。
09、109には冷媒配管やリード線が挿通されるが、
ブッシング110は透孔103、104のエッジによる
これら配管やリード線の損傷を防止するために取り付け
られるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では冷
媒配管やリード線を挿通する貫通孔109、109の形
成のために、断熱材ブロック107、107、シール材
108、108及び4個のブッシング110等多くの部
品を必要としており、部品点数増による作業工程数の増
加が問題となっていた。また、断熱材111の発泡充填
時に断熱材ブロック107と外パネル101間からウレ
タンが漏洩する問題もあった。
媒配管やリード線を挿通する貫通孔109、109の形
成のために、断熱材ブロック107、107、シール材
108、108及び4個のブッシング110等多くの部
品を必要としており、部品点数増による作業工程数の増
加が問題となっていた。また、断熱材111の発泡充填
時に断熱材ブロック107と外パネル101間からウレ
タンが漏洩する問題もあった。
【0006】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、部品点数の減少により組
み立て作業性を向上させた冷凍装置用取付架台を提供す
ることを目的とする。
るために成されたものであり、部品点数の減少により組
み立て作業性を向上させた冷凍装置用取付架台を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の冷凍装置用取付
架台12は、断熱箱体36の天壁3に形成した開口部4
に着脱可能に取り付けられるものであって、外板(外パ
ネル9)と、内板(内シート10)と、両板(外パネル
9、内シート10)に相対向して穿設した透孔5、6
と、両透孔5、6間に渡って取り付けられた成形断熱材
16と、両板(外パネル9、内シート10)及び成形断
熱材16によって画成される空間に発泡充填された断熱
材11とから構成されており、成形断熱材16には両透
孔5、6から外方に突出する突起部13、14と、両突
起部13、14内において開口し外板(外パネル9)及
び内板(内シート10)外面側を連通する貫通孔部15
とを形成したものである。
架台12は、断熱箱体36の天壁3に形成した開口部4
に着脱可能に取り付けられるものであって、外板(外パ
ネル9)と、内板(内シート10)と、両板(外パネル
9、内シート10)に相対向して穿設した透孔5、6
と、両透孔5、6間に渡って取り付けられた成形断熱材
16と、両板(外パネル9、内シート10)及び成形断
熱材16によって画成される空間に発泡充填された断熱
材11とから構成されており、成形断熱材16には両透
孔5、6から外方に突出する突起部13、14と、両突
起部13、14内において開口し外板(外パネル9)及
び内板(内シート10)外面側を連通する貫通孔部15
とを形成したものである。
【0008】
【作用】成形断熱材16の突起部13、14は断熱材1
1の発泡充填時、外板(外パネル9)及び内板(内シー
ト10)の透孔5、6部分に密接して発泡断熱材11の
漏れを防止する。また、突起部13、14は透孔5、6
から外板(外パネル9)及び内板(内シート10)外方
に突出し、透孔5、6のエッジから貫通孔部15を挿通
される配管30、32やリード線35を保護する。突起
部13、14は更に、成形断熱材16の内外両板(外パ
ネル9、内シート10)への位置決めの役目を果たす。
1の発泡充填時、外板(外パネル9)及び内板(内シー
ト10)の透孔5、6部分に密接して発泡断熱材11の
漏れを防止する。また、突起部13、14は透孔5、6
から外板(外パネル9)及び内板(内シート10)外方
に突出し、透孔5、6のエッジから貫通孔部15を挿通
される配管30、32やリード線35を保護する。突起
部13、14は更に、成形断熱材16の内外両板(外パ
ネル9、内シート10)への位置決めの役目を果たす。
【0009】
【実施例】次に、図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の冷凍装置用取付架台12の縦断面
図、図2は同分解斜視図、図3は取付架台12への断熱
材11の発泡充填作業を説明する図、図4は図3の成形
断熱材16部分の拡大図、図5は冷却貯蔵庫1の斜視
図、図6は冷却貯蔵庫1上部の縦断面図、図7は成形断
熱材16部分の取付架台12の拡大縦断面図である。
る。図1は本発明の冷凍装置用取付架台12の縦断面
図、図2は同分解斜視図、図3は取付架台12への断熱
材11の発泡充填作業を説明する図、図4は図3の成形
断熱材16部分の拡大図、図5は冷却貯蔵庫1の斜視
図、図6は冷却貯蔵庫1上部の縦断面図、図7は成形断
熱材16部分の取付架台12の拡大縦断面図である。
【0010】図5及び図6において、1は断熱箱体36
の前面開口部に断熱開閉扉2を備えた断熱構造の冷却貯
蔵庫であり、該断熱箱体36の天壁3には四角形状の開
口部4が形成されている。この開口部4が形成された天
壁3には外板としての鋼板製の外パネル9、内板として
のポリプロピレン等から成る樹脂成形品の内シート1
0、外パネル9と内シート10間に挿入された発泡ポリ
スチレン等の硬質合成樹脂成形品の成形断熱材16及び
これら外パネル9、内シート10及び成形断熱材16に
よって画成される空間内に発泡充填されたポリウレタン
断熱材11によって構成された冷凍装置用取付架台12
が着脱自在に取り付けられている。
の前面開口部に断熱開閉扉2を備えた断熱構造の冷却貯
蔵庫であり、該断熱箱体36の天壁3には四角形状の開
口部4が形成されている。この開口部4が形成された天
壁3には外板としての鋼板製の外パネル9、内板として
のポリプロピレン等から成る樹脂成形品の内シート1
0、外パネル9と内シート10間に挿入された発泡ポリ
スチレン等の硬質合成樹脂成形品の成形断熱材16及び
これら外パネル9、内シート10及び成形断熱材16に
よって画成される空間内に発泡充填されたポリウレタン
断熱材11によって構成された冷凍装置用取付架台12
が着脱自在に取り付けられている。
【0011】図1乃至図4において、取付架台12の前
記外パネル9には透孔5、5が穿設されており、内シー
ト10にも前記透孔5、5に対向する位置に透孔6、6
が穿設れている。また、内シート10の内面側には後述
する冷却器23を取り付けるための補強板7が配置さ
れ、この補強板7の前記透孔6、6に対応する位置にも
透孔8、8が穿設されている。成形断熱材16は所定の
弾力性を具備して略矩形状を成しており、上下端面16
A、16Bの前記透孔5、5及び6、6に対応した位置
には各透孔5、6の内径と略同一の外形を有した突起部
13、13、14、14が一体に形成されている。この
外パネル9外面(上面)側と内シート10外面(下面)
側は、該突起部13、14内において上下に開口した貫
通孔部15、15によって連通されている。
記外パネル9には透孔5、5が穿設されており、内シー
ト10にも前記透孔5、5に対向する位置に透孔6、6
が穿設れている。また、内シート10の内面側には後述
する冷却器23を取り付けるための補強板7が配置さ
れ、この補強板7の前記透孔6、6に対応する位置にも
透孔8、8が穿設されている。成形断熱材16は所定の
弾力性を具備して略矩形状を成しており、上下端面16
A、16Bの前記透孔5、5及び6、6に対応した位置
には各透孔5、6の内径と略同一の外形を有した突起部
13、13、14、14が一体に形成されている。この
外パネル9外面(上面)側と内シート10外面(下面)
側は、該突起部13、14内において上下に開口した貫
通孔部15、15によって連通されている。
【0012】次に、係る取付架台12の組み立て手順を
説明する。内シート10の内面には透孔6、6に透孔
8、8を対応させて補強板7を配置する。外パネル9と
補強板7間には成形断熱材16を挟み込んで内シート1
0と外パネル9とを重合させる。この時、上端面16A
の突起部13、13は外パネル9の透孔5、5にそれぞ
れ挿入係合して上方に突出させ、下端面16Bの突起部
14、14は補強板7の透孔8、8及び内シート10の
透孔6、6にそれぞれ挿入係合して下方に突出させる。
これによって同時に成形断熱材16の外パネル9及び内
シート10への位置決めが行われると共に、成形断熱材
16の上下端面16A、16Bは透孔5、5周囲の外パ
ネル9内面及び透孔8、8周囲の補強板7内面に密接す
る。
説明する。内シート10の内面には透孔6、6に透孔
8、8を対応させて補強板7を配置する。外パネル9と
補強板7間には成形断熱材16を挟み込んで内シート1
0と外パネル9とを重合させる。この時、上端面16A
の突起部13、13は外パネル9の透孔5、5にそれぞ
れ挿入係合して上方に突出させ、下端面16Bの突起部
14、14は補強板7の透孔8、8及び内シート10の
透孔6、6にそれぞれ挿入係合して下方に突出させる。
これによって同時に成形断熱材16の外パネル9及び内
シート10への位置決めが行われると共に、成形断熱材
16の上下端面16A、16Bは透孔5、5周囲の外パ
ネル9内面及び透孔8、8周囲の補強板7内面に密接す
る。
【0013】このように組み合わせた状態で上下発泡治
具19、17間にセットすると突起部13及び14は図
4に示す如く上下治具19、17によって押しつぶされ
て貫通孔部15、15方向に変形すると共に、透孔5及
び6、8端面に密接する。この状態で外パネル9、内シ
ート10及び成形断熱材16によって画成された空間内
に発泡ポリウレタン原液を注入して断熱材11を現場発
泡方式にて充填する。この時、成形断熱材16の上下端
面16A、16Bは透孔5、6周囲の外パネル9及び内
シート10内面に密接すると共に、突起部13、14が
透孔5、6、8端面及び治具19、17に密接するの
で、透孔5、5、6、6からの断熱材11の漏洩は生じ
ない。即ち、突起部13、14がシール材の役目を果た
す。また、実施例では成形断熱材16に貫通孔部15、
15を2箇所形成しているが、これらの貫通孔部15、
15が単一のブロック内に形成されているので、貫通孔
部15周囲の壁厚を厚くすることができ、断熱材11の
発泡圧力による潰れを防止することができる。従来で
は、断熱材ブロックのそれぞれに貫通孔を形成していた
ため、貫通孔周囲の壁厚が薄くなって断熱材の発泡圧力
で潰れる問題があったが、実施例ではこれも防止され
る。
具19、17間にセットすると突起部13及び14は図
4に示す如く上下治具19、17によって押しつぶされ
て貫通孔部15、15方向に変形すると共に、透孔5及
び6、8端面に密接する。この状態で外パネル9、内シ
ート10及び成形断熱材16によって画成された空間内
に発泡ポリウレタン原液を注入して断熱材11を現場発
泡方式にて充填する。この時、成形断熱材16の上下端
面16A、16Bは透孔5、6周囲の外パネル9及び内
シート10内面に密接すると共に、突起部13、14が
透孔5、6、8端面及び治具19、17に密接するの
で、透孔5、5、6、6からの断熱材11の漏洩は生じ
ない。即ち、突起部13、14がシール材の役目を果た
す。また、実施例では成形断熱材16に貫通孔部15、
15を2箇所形成しているが、これらの貫通孔部15、
15が単一のブロック内に形成されているので、貫通孔
部15周囲の壁厚を厚くすることができ、断熱材11の
発泡圧力による潰れを防止することができる。従来で
は、断熱材ブロックのそれぞれに貫通孔を形成していた
ため、貫通孔周囲の壁厚が薄くなって断熱材の発泡圧力
で潰れる問題があったが、実施例ではこれも防止され
る。
【0014】このように構成した取付架台12の外パネ
ル9上には冷凍装置のコンデンシングユニットを構成す
る電動圧縮機20、凝縮器21及び凝縮器冷却用送風機
22を載置して取り付けると共に、取付架台12の内シ
ート10にはクーリングユニットを構成する冷却器23
を取り付け、図7の如く凝縮器21と冷却器24は一方
の貫通孔部15に挿通した高圧冷媒配管30にて図示し
ない減圧装置を介して接続し、冷却器23の出口側のア
キュムレータ31と電動圧縮機20は同じく一方の貫通
孔部15に挿通した低圧冷媒配管32によって連結す
る。両冷媒配管30、32はそれぞれ断熱材チューブ3
4、34によって被覆するが、成形断熱材16の突起部
13、14が透孔5、6より突出しているので、透孔
5、6のエッジによる断熱材チューブ34、34或いは
配管30、32の損傷が防止される。また、他方の貫通
孔部15には給電或いは制御のためのリード線35を挿
通するが、このリード線35も突起部13、14によっ
て透孔5、6のエッジによる傷つきを防止される。即
ち、突起部13、14が従来のブッシングの役目を果た
すことになる。
ル9上には冷凍装置のコンデンシングユニットを構成す
る電動圧縮機20、凝縮器21及び凝縮器冷却用送風機
22を載置して取り付けると共に、取付架台12の内シ
ート10にはクーリングユニットを構成する冷却器23
を取り付け、図7の如く凝縮器21と冷却器24は一方
の貫通孔部15に挿通した高圧冷媒配管30にて図示し
ない減圧装置を介して接続し、冷却器23の出口側のア
キュムレータ31と電動圧縮機20は同じく一方の貫通
孔部15に挿通した低圧冷媒配管32によって連結す
る。両冷媒配管30、32はそれぞれ断熱材チューブ3
4、34によって被覆するが、成形断熱材16の突起部
13、14が透孔5、6より突出しているので、透孔
5、6のエッジによる断熱材チューブ34、34或いは
配管30、32の損傷が防止される。また、他方の貫通
孔部15には給電或いは制御のためのリード線35を挿
通するが、このリード線35も突起部13、14によっ
て透孔5、6のエッジによる傷つきを防止される。即
ち、突起部13、14が従来のブッシングの役目を果た
すことになる。
【0015】以上の如く組み立てた取付架台12と天壁
3はシール材18を介して接続し、開口部4を取付架台
12によって閉塞すると共に、ボルトによって取付架台
12を天壁3に固定する。更に、ユニットカバー24の
前端を天壁3の庫内面に、後端を後壁の庫内面に固定
し、このユニットカバー24に冷気循環ファン25を取
り付ける。この冷気循環ファン25に対向するユニット
カバー24前部には吸込口26を、後部には吹出口27
をそれぞれ形成して冷却器23によって冷却された冷気
を庫内に循環し冷却する。
3はシール材18を介して接続し、開口部4を取付架台
12によって閉塞すると共に、ボルトによって取付架台
12を天壁3に固定する。更に、ユニットカバー24の
前端を天壁3の庫内面に、後端を後壁の庫内面に固定
し、このユニットカバー24に冷気循環ファン25を取
り付ける。この冷気循環ファン25に対向するユニット
カバー24前部には吸込口26を、後部には吹出口27
をそれぞれ形成して冷却器23によって冷却された冷気
を庫内に循環し冷却する。
【0016】
【発明の効果】本発明の冷凍装置用取付架台によれば、
成形断熱材の突起部が断熱材発泡漏れ防止部材と配管等
の損傷防止部材の役目を果たすので、従来に比して著し
い部品点数の削減を図ることができる。また、突起部は
成形断熱材の位置決めの役目も果たし、総じて取付架台
の組み立て作業性を著しく向上させることができるもの
である。
成形断熱材の突起部が断熱材発泡漏れ防止部材と配管等
の損傷防止部材の役目を果たすので、従来に比して著し
い部品点数の削減を図ることができる。また、突起部は
成形断熱材の位置決めの役目も果たし、総じて取付架台
の組み立て作業性を著しく向上させることができるもの
である。
【図1】取付架台の縦断面図である。
【図2】取付架台の分解斜視図である。
【図3】取付架台への断熱材の発泡充填作業を説明する
図である。
図である。
【図4】図3の成形断熱材部分の拡大図である。
【図5】冷却貯蔵庫の斜視図である。
【図6】冷却貯蔵庫上部の縦断面図である。
【図7】成形断熱材部分の取付架台の拡大縦断面図であ
る。
る。
【図8】従来の取付架台の縦断面図である。
【図9】従来の取付架台の分解斜視図である。
4 開口部 5 透孔 6 透孔 9 外パネル 10 内シート 11 断熱材 13 突起部 14 突起部 15 貫通孔部 16 成形断熱材 36 断熱箱体
Claims (1)
- 【請求項1】 断熱箱体の天壁に形成した開口部に着脱
可能に取り付けられた冷凍装置用取付架台において、外
板と、内板と、両板に相対向して穿設した透孔と、両透
孔間に渡って取り付けられた成形断熱材と、前記両板及
び成形断熱材によって画成される空間に発泡充填された
断熱材とから成り、前記成形断熱材は前記両透孔から外
方に突出する突起部と、両突起部内において開口し前記
外板及び内板外面側を連通する貫通孔部とを具備してい
ることを特徴とする冷凍装置用取付架台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3288829A JP2527663B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 冷凍装置用取付架台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3288829A JP2527663B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 冷凍装置用取付架台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05126457A true JPH05126457A (ja) | 1993-05-21 |
JP2527663B2 JP2527663B2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=17735285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3288829A Expired - Fee Related JP2527663B2 (ja) | 1991-11-05 | 1991-11-05 | 冷凍装置用取付架台 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008309372A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
JP2012137259A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
-
1991
- 1991-11-05 JP JP3288829A patent/JP2527663B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2008215775A (ja) * | 2007-03-07 | 2008-09-18 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
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JP2012137259A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 冷却貯蔵庫 |
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Publication number | Publication date |
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JP2527663B2 (ja) | 1996-08-28 |
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