JPH05126343A - 高周波加熱による食品の解凍用容器とその容器への食品収納方法 - Google Patents
高周波加熱による食品の解凍用容器とその容器への食品収納方法Info
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- JPH05126343A JPH05126343A JP3292823A JP29282391A JPH05126343A JP H05126343 A JPH05126343 A JP H05126343A JP 3292823 A JP3292823 A JP 3292823A JP 29282391 A JP29282391 A JP 29282391A JP H05126343 A JPH05126343 A JP H05126343A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数箇の冷凍食品を高周波加熱により解凍お
よび加温する場合、煮えがなく複数箇の食品全体がほぼ
均一に加熱されるようにする容器を提供することを目的
とする。 【構成】 複数箇の食品17が互いに非接触状態で収納
できるように仕切る仕切り14と、上面開口部に向かっ
て拡がるように傾斜し、かつ段部13を有する外側壁1
2と、前記仕切り14で仕切られた食品収納部15と、
この食品収納部15の底面に設けられた凹部とからな
り、前記仕切り14の高さおよび段部13の位置が食品
17の高さの1/3ないし2/3とした。この構成の容
器を使用することにより個々の食品17を煮えることな
く、ほぼ均一な温度に仕上げることができた。
よび加温する場合、煮えがなく複数箇の食品全体がほぼ
均一に加熱されるようにする容器を提供することを目的
とする。 【構成】 複数箇の食品17が互いに非接触状態で収納
できるように仕切る仕切り14と、上面開口部に向かっ
て拡がるように傾斜し、かつ段部13を有する外側壁1
2と、前記仕切り14で仕切られた食品収納部15と、
この食品収納部15の底面に設けられた凹部とからな
り、前記仕切り14の高さおよび段部13の位置が食品
17の高さの1/3ないし2/3とした。この構成の容
器を使用することにより個々の食品17を煮えることな
く、ほぼ均一な温度に仕上げることができた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波加熱で食品を解
凍する分野に関し、特にすし、おにぎりなどの複数箇の
食品を同一容器内で解凍するための容器とその容器に食
品を載置する方法に関する。
凍する分野に関し、特にすし、おにぎりなどの複数箇の
食品を同一容器内で解凍するための容器とその容器に食
品を載置する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、米飯の冷凍技術が進歩してきた。
すなわち、ご飯は炊きあがったとき、そのデンプン質が
α化しうまみが生ずるが、冷めるとβ化しぽろぽろにな
りまずくなる。ところが、近年急速冷凍技術が進歩し、
デンプン質をα化したままで冷凍する技術が開発され
た。この技術で冷凍したご飯は解凍すると炊きたてと遜
色のないうまさが得られる。
すなわち、ご飯は炊きあがったとき、そのデンプン質が
α化しうまみが生ずるが、冷めるとβ化しぽろぽろにな
りまずくなる。ところが、近年急速冷凍技術が進歩し、
デンプン質をα化したままで冷凍する技術が開発され
た。この技術で冷凍したご飯は解凍すると炊きたてと遜
色のないうまさが得られる。
【0003】この技術を利用し、すしやおにぎりを多量
に生産し冷凍保存し、必要な時に解凍し食することが行
なわれるようになってきた。これによりお客の変動に容
易に対応でき、また、遠隔地へ新鮮なすしやおにぎりの
供給が可能となった。
に生産し冷凍保存し、必要な時に解凍し食することが行
なわれるようになってきた。これによりお客の変動に容
易に対応でき、また、遠隔地へ新鮮なすしやおにぎりの
供給が可能となった。
【0004】そして冷凍すしやおにぎりなどの解凍方法
としては、室温解凍または袋にパックし流水解凍等が行
なわれていた。
としては、室温解凍または袋にパックし流水解凍等が行
なわれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
解凍方法では解凍するのに時間がかかるという課題があ
った。
解凍方法では解凍するのに時間がかかるという課題があ
った。
【0006】図2はにぎりずしを収納する容器を示す。
図2aは上面図を、図2bは同図aのX−X′線断面図
である。容器1は耐熱性のプラスチックからなり仕切り
2により仕切られ個々のすしが個別に載置される食品収
納部分3と生姜やしょう油等が載置される部分4とより
構成される。
図2aは上面図を、図2bは同図aのX−X′線断面図
である。容器1は耐熱性のプラスチックからなり仕切り
2により仕切られ個々のすしが個別に載置される食品収
納部分3と生姜やしょう油等が載置される部分4とより
構成される。
【0007】通常、前記容器にマグロ、エビ、イカ等の
にぎりずしを個別に収納し、その後この容器を可撓性を
有するフィルム中に挿入し減圧中で封口される。さらに
急速冷凍により冷凍され保存される。このようにして冷
凍すしがつくられる。
にぎりずしを個別に収納し、その後この容器を可撓性を
有するフィルム中に挿入し減圧中で封口される。さらに
急速冷凍により冷凍され保存される。このようにして冷
凍すしがつくられる。
【0008】この冷凍すしは必要に応じて解凍される。
前記構成の容器に載置された冷凍すしを解凍する場合、
室内放置では約10時間、流水解凍では約1時間の解凍
時間がかかり必要なときにすぐに食することができない
という課題があった。また、デンプン質のβ化は解凍の
ときにも起り、特に−2〜5℃の付近に置かれた時β化
の速度が速くなる。したがって解凍時にもこの温度帯を
できるだけ速く通過させることが必要となる。
前記構成の容器に載置された冷凍すしを解凍する場合、
室内放置では約10時間、流水解凍では約1時間の解凍
時間がかかり必要なときにすぐに食することができない
という課題があった。また、デンプン質のβ化は解凍の
ときにも起り、特に−2〜5℃の付近に置かれた時β化
の速度が速くなる。したがって解凍時にもこの温度帯を
できるだけ速く通過させることが必要となる。
【0009】この課題を解決するために、高周波加熱に
より解凍する方法が試みられた。しかし、前記容器のよ
うに複数個のすしが個別に載置されている場合、各すし
の電波を受ける割合が一定でないため個々のすしの解凍
の進み具合が異なり、角部にあるすしの通称ねたは煮え
過ぎてしまったり、通称しゃりが解凍されなかったりす
ることがあった。すなわち、図2の食品収納部分3の位
置関係をA11、A12、………A31、A34で表わすと、A
11、A14、A31、A34の位置にあるすしは電波を受けや
すくそのねたは煮えやすい。逆に、A22、A23の位置に
あるすしは電波を受けにくい(側面から電波を受ける量
が少ない)ため、この位置にあるしゃりは解凍されにく
いという新たな課題が生じた。
より解凍する方法が試みられた。しかし、前記容器のよ
うに複数個のすしが個別に載置されている場合、各すし
の電波を受ける割合が一定でないため個々のすしの解凍
の進み具合が異なり、角部にあるすしの通称ねたは煮え
過ぎてしまったり、通称しゃりが解凍されなかったりす
ることがあった。すなわち、図2の食品収納部分3の位
置関係をA11、A12、………A31、A34で表わすと、A
11、A14、A31、A34の位置にあるすしは電波を受けや
すくそのねたは煮えやすい。逆に、A22、A23の位置に
あるすしは電波を受けにくい(側面から電波を受ける量
が少ない)ため、この位置にあるしゃりは解凍されにく
いという新たな課題が生じた。
【0010】本発明は、かかる従来の課題を解決するも
ので、容器のどの部分にあるすしも短時間で煮えること
なく解凍することができる容器とその容器への食品収納
法とを提供することを目的とする。
ので、容器のどの部分にあるすしも短時間で煮えること
なく解凍することができる容器とその容器への食品収納
法とを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明では下記に示す構成を有する容器と、この容
器への食品の収納方法とを提供するものである。
に、本発明では下記に示す構成を有する容器と、この容
器への食品の収納方法とを提供するものである。
【0012】すなわち複数箇の個別食品を互いに非接触
状態で収納するために仕切りを設けた電波透過材料より
なる容器において、前記容器の外側壁は上面開口部の面
積が底面面積より大きくなるように傾斜し、かつ、前記
個別食品の高さの1/3ないし2/3の高さの間に段部
が設けられ、前記仕切りはその断面が山形形状で、か
つ、仕切りの高さは前記個別食品の高さの1/3ないし
2/3とし、前記仕切り間または前記仕切りと前記外側
壁とで仕切られた食品収納部の底面に凹部が設けられ
た。
状態で収納するために仕切りを設けた電波透過材料より
なる容器において、前記容器の外側壁は上面開口部の面
積が底面面積より大きくなるように傾斜し、かつ、前記
個別食品の高さの1/3ないし2/3の高さの間に段部
が設けられ、前記仕切りはその断面が山形形状で、か
つ、仕切りの高さは前記個別食品の高さの1/3ないし
2/3とし、前記仕切り間または前記仕切りと前記外側
壁とで仕切られた食品収納部の底面に凹部が設けられ
た。
【0013】また、外側壁に設けられた段部の折り曲げ
角度が85度以上、120度以下である請求項1記載の
高周波加熱による食品の解凍用容器。
角度が85度以上、120度以下である請求項1記載の
高周波加熱による食品の解凍用容器。
【0014】また、底面に設けられた凹部は深さ3mm
以上、15mm以下とし、さらにその巾は0.5cm以
上、2cm以下とす。また凹部には必要に応じて孔を設
ける。
以上、15mm以下とし、さらにその巾は0.5cm以
上、2cm以下とす。また凹部には必要に応じて孔を設
ける。
【0015】また、解凍用容器への食品収納方法として
は、容器に複数箇の食品を載置した後、容器開口部を可
撓性を有し、電波透過性のフィルムで覆い減圧封口をす
る。あるいは、複数の食品を載置した後、この容器を可
撓性を有する袋に挿入し、前記袋を減圧封口する。
は、容器に複数箇の食品を載置した後、容器開口部を可
撓性を有し、電波透過性のフィルムで覆い減圧封口をす
る。あるいは、複数の食品を載置した後、この容器を可
撓性を有する袋に挿入し、前記袋を減圧封口する。
【0016】また、仕切られた食品収納部分が縦3ケ以
上、横3ケ以上ある容器においては、容器中央部にある
仕切られた部分には食品を載置しないか、量の少ない生
姜やしょう油を載置するようにする。
上、横3ケ以上ある容器においては、容器中央部にある
仕切られた部分には食品を載置しないか、量の少ない生
姜やしょう油を載置するようにする。
【0017】また、前記構成に用いられる食品として
は、すしやおにぎりが適している。
は、すしやおにぎりが適している。
【0018】
【作用】本発明は前記構成の容器により高周波電波の伝
送経路が確保できるため個々の食品に万遍なく電波があ
たるようになる。また、個別食品の高さの1/3ないし
2/3の位置の高さのところに段部および仕切りを設け
たため、この部分にマイクロ波が集中してくるので、食
品の中央部も伝熱および高周波電波により加熱されやす
くなり、全体の温度が均一化されやすくなる。
送経路が確保できるため個々の食品に万遍なく電波があ
たるようになる。また、個別食品の高さの1/3ないし
2/3の位置の高さのところに段部および仕切りを設け
たため、この部分にマイクロ波が集中してくるので、食
品の中央部も伝熱および高周波電波により加熱されやす
くなり、全体の温度が均一化されやすくなる。
【0019】さらに、前記容器に食品を載置した後真空
パックするので、長時間の保存が可能となり、さらに取
り扱いが容易になる。
パックするので、長時間の保存が可能となり、さらに取
り扱いが容易になる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
て説明する。
【0021】図1は本発明の高周波による食品解凍用の
容器11である。外側壁12には段部13が設けられて
いる。容器11は仕切り14により仕切られた複数箇の
食品が夫々個別に載置される食品収納部15が設けられ
ている。さらに、食品収納部15の底面には凹部16が
設けられた構成となっている。
容器11である。外側壁12には段部13が設けられて
いる。容器11は仕切り14により仕切られた複数箇の
食品が夫々個別に載置される食品収納部15が設けられ
ている。さらに、食品収納部15の底面には凹部16が
設けられた構成となっている。
【0022】容器11は食品を載置後真空中で冷凍保存
され、高周波加熱により加熱される。したがって、容器
材質としては真空状態を維持するためにガス透過性が小
さいこと、冷凍状態で保存するため耐寒性が優れている
こと、高周波加熱を行なうための電波透過性に優れてい
ること、封口処理にあたって簡単に確実にシールできる
こと等が必要条件となる。一般的にはポリエチレン、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ−4メ
チルペンテン−1等が用いられる。
され、高周波加熱により加熱される。したがって、容器
材質としては真空状態を維持するためにガス透過性が小
さいこと、冷凍状態で保存するため耐寒性が優れている
こと、高周波加熱を行なうための電波透過性に優れてい
ること、封口処理にあたって簡単に確実にシールできる
こと等が必要条件となる。一般的にはポリエチレン、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ−4メ
チルペンテン−1等が用いられる。
【0023】本発明の特徴は容器11の構造を工夫する
ことにより食品が万遍なくあたためられるようにしたこ
とである。すなわち、高周波電波は角に進入すると電界
が集まりその部分が集中的に加熱されることが知られて
いる。この点を考慮し高周波加熱による食品の解凍用容
器を実験的に得た。
ことにより食品が万遍なくあたためられるようにしたこ
とである。すなわち、高周波電波は角に進入すると電界
が集まりその部分が集中的に加熱されることが知られて
いる。この点を考慮し高周波加熱による食品の解凍用容
器を実験的に得た。
【0024】以下、食品としてすしを用いた場合を記
す。図1(a)は本発明の一実施例の容器の平面図であ
り、図1(b)は図1(a)のY−Y′線断面図であ
る。図1(b)において、17は食品をすしとし載置し
た場合の仮想を示す。17(a)はすしの通称ねたであ
り、17(b)はすしの通称しゃりである。
す。図1(a)は本発明の一実施例の容器の平面図であ
り、図1(b)は図1(a)のY−Y′線断面図であ
る。図1(b)において、17は食品をすしとし載置し
た場合の仮想を示す。17(a)はすしの通称ねたであ
り、17(b)はすしの通称しゃりである。
【0025】容器11の外側壁12は上面開口部の面積
が底面面積より大きくなるように傾斜し、かつ、前記す
しの高さの約1/2の所に段部13を設けている。傾斜
を設けたのは容器の製造上の容易さや食品の出入れが容
易になるのは勿論であるが、特にねた17aと外側壁1
2との隙間を大きくすることである。また、段部を設け
たのは段部を設けることにより、前記と同様ねた17a
と外側壁12とが接触しないようにするためである。ね
た17aと外側壁12とが接触するとねた17aが煮え
やすくなる。また、段部を設けたことによりこの部分に
電波が集中するようになる。したがって、この部分は他
の部分より加熱されやすくなり、この熱は内部に向って
拡散していく。また、電波が集中することにより、この
部分に隣接する食品中央部への電波透過量も増加し中央
部が段部がない場合に比して加熱されやすくなる。
が底面面積より大きくなるように傾斜し、かつ、前記す
しの高さの約1/2の所に段部13を設けている。傾斜
を設けたのは容器の製造上の容易さや食品の出入れが容
易になるのは勿論であるが、特にねた17aと外側壁1
2との隙間を大きくすることである。また、段部を設け
たのは段部を設けることにより、前記と同様ねた17a
と外側壁12とが接触しないようにするためである。ね
た17aと外側壁12とが接触するとねた17aが煮え
やすくなる。また、段部を設けたことによりこの部分に
電波が集中するようになる。したがって、この部分は他
の部分より加熱されやすくなり、この熱は内部に向って
拡散していく。また、電波が集中することにより、この
部分に隣接する食品中央部への電波透過量も増加し中央
部が段部がない場合に比して加熱されやすくなる。
【0026】段部13の設ける位置であるが、これは図
1に示されているように段部13より上ではすし17と
外側壁12とは接触しない。したがって、段部の位置は
低い方がよい。しかるに、段部13の位置が低くなると
すしの安定性が悪くなり、移送中に倒れねた17aが外
側壁12と接触したままになったり、前記理由により食
品の中心部が加熱されにくくなったりする。また、段部
13の位置が高くなると、前記と同様食品の中心部が加
熱されにくくなる。さらに、外側壁12とねた17aが
接しやすくなる。以上の理由により段部13の位置を実
験的に求めると個別食品の高さの1/3ないし2/3の
高さの間にあるのが妥当であり、この範囲内では前記不
都合は生じなかった。
1に示されているように段部13より上ではすし17と
外側壁12とは接触しない。したがって、段部の位置は
低い方がよい。しかるに、段部13の位置が低くなると
すしの安定性が悪くなり、移送中に倒れねた17aが外
側壁12と接触したままになったり、前記理由により食
品の中心部が加熱されにくくなったりする。また、段部
13の位置が高くなると、前記と同様食品の中心部が加
熱されにくくなる。さらに、外側壁12とねた17aが
接しやすくなる。以上の理由により段部13の位置を実
験的に求めると個別食品の高さの1/3ないし2/3の
高さの間にあるのが妥当であり、この範囲内では前記不
都合は生じなかった。
【0027】また、仕切り14の高さも前記外側壁12
の段部13と同じ理由により実験的に求めると個別食品
の高さの1/3ないし2/3の高さの間にすると前記課
題を防ぐことができる。さらに、仕切り14の形状を山
形にしたのは、外側壁12に段部13を設けた理由以外
に山形にすると仕切り14の外部に空間18ができ、こ
の部分は空間なので電波が通りやすいために、すし17
とすし17との間の面にも電波が充分供給されるためで
ある。また、仕切り14の頂部は角となるのでこの部分
に電波が集中しやすい。後述するようにこの部分の形状
は台形のように角がある方が望ましいが、円形であって
も頂部と頂部上側空間との間に界面ができるためこの部
分に電界が集中しやすくなり前記理由により食品の温度
を均一化するための効果はある。円形にすると容器11
を製造しやすいという利点がある。
の段部13と同じ理由により実験的に求めると個別食品
の高さの1/3ないし2/3の高さの間にすると前記課
題を防ぐことができる。さらに、仕切り14の形状を山
形にしたのは、外側壁12に段部13を設けた理由以外
に山形にすると仕切り14の外部に空間18ができ、こ
の部分は空間なので電波が通りやすいために、すし17
とすし17との間の面にも電波が充分供給されるためで
ある。また、仕切り14の頂部は角となるのでこの部分
に電波が集中しやすい。後述するようにこの部分の形状
は台形のように角がある方が望ましいが、円形であって
も頂部と頂部上側空間との間に界面ができるためこの部
分に電界が集中しやすくなり前記理由により食品の温度
を均一化するための効果はある。円形にすると容器11
を製造しやすいという利点がある。
【0028】以上の理由により、すしの温度差を小さく
するためには角を設けるのは有効な手段である。したが
って、外側壁12には段部13を複数箇設けてもよい
し、仕切り14に段部を設けてもよい。このようにし
て、すし17の温度分布およびすし17間の温度差を小
さくすることができる。
するためには角を設けるのは有効な手段である。したが
って、外側壁12には段部13を複数箇設けてもよい
し、仕切り14に段部を設けてもよい。このようにし
て、すし17の温度分布およびすし17間の温度差を小
さくすることができる。
【0029】さらに本発明の特徴とするところは食品収
納部15の底面に凹部を設けたことである。これにより
底部にも角部ができ、比較的加熱されにくい底部にも電
波が集中し加熱されやすくなる。さらに凹部がある位置
のすしの下面は空間なのでこの部分は電波の供給が充分
あり、したがって、他の部分と同様に加熱される。
納部15の底面に凹部を設けたことである。これにより
底部にも角部ができ、比較的加熱されにくい底部にも電
波が集中し加熱されやすくなる。さらに凹部がある位置
のすしの下面は空間なのでこの部分は電波の供給が充分
あり、したがって、他の部分と同様に加熱される。
【0030】以下容器の細部構成についてさらに記す。
外壁12に設けた段部13の折り曲げ角度θ1 は理由は
定かでないが実験結果からは小さい程すなわち鋭角であ
るほどすし17の表面と中央とで温度差が小さかった。
しかし、この角度が小さくなると容器の製造が困難とな
ってくる。また、大きくなると前記段の効果がなくなっ
てくる。したがって実験結果からでは実用性も加味しθ
1 の角度は、85度以上、120度以下が好ましい。ま
た仕切り14や食品収納部15底面の凹部16に存する
曲げ部分の角度も理由は定かでないが実用性を考慮する
と前記と同様に85度以上、120度以下がすしのでき
あがりがよかった。
外壁12に設けた段部13の折り曲げ角度θ1 は理由は
定かでないが実験結果からは小さい程すなわち鋭角であ
るほどすし17の表面と中央とで温度差が小さかった。
しかし、この角度が小さくなると容器の製造が困難とな
ってくる。また、大きくなると前記段の効果がなくなっ
てくる。したがって実験結果からでは実用性も加味しθ
1 の角度は、85度以上、120度以下が好ましい。ま
た仕切り14や食品収納部15底面の凹部16に存する
曲げ部分の角度も理由は定かでないが実用性を考慮する
と前記と同様に85度以上、120度以下がすしのでき
あがりがよかった。
【0031】食品収納部の底面に設けられた凹部の深さ
は、深さが浅かったり巾が狭かったりすると凝縮水がた
まったり、あるいは水滴がすし17の底面と接してその
加熱を阻害する。また、凹部空間に伝搬する高周波電波
が前記水や水滴にさまたげられ伝搬しにくくなる。した
がって17の底面が加熱されにくくなる。実験的には3
mm以上の深さが必要であった。また、高さがあまり高
くなると容器11全体の高さが高くなり保存する場所の
収納効率が低下する。さらに深さはある程度深くなれば
高周波電波の搬送路が充分確保されるため深くする意味
がなくなる。一方、凹部の巾は2cm以下がよい。これ
はすしのしゃり17bの巾が約3cmであり、あまり巾
が広いとしゃり17bの底部が凹部に入り込むため、深
さを深くしなければ前記理由により凹部を設けた意味が
なくなると共に、すし17の重心が凹部の周囲にかかり
運搬中にすしが変形する恐れがあるからである。また、
巾が狭いと前記に述べたように巾間を水滴が短絡し前記
課題を生ずる。したがって、実験結果および実用性より
巾は0.5cm以上、2cm以下がよい。
は、深さが浅かったり巾が狭かったりすると凝縮水がた
まったり、あるいは水滴がすし17の底面と接してその
加熱を阻害する。また、凹部空間に伝搬する高周波電波
が前記水や水滴にさまたげられ伝搬しにくくなる。した
がって17の底面が加熱されにくくなる。実験的には3
mm以上の深さが必要であった。また、高さがあまり高
くなると容器11全体の高さが高くなり保存する場所の
収納効率が低下する。さらに深さはある程度深くなれば
高周波電波の搬送路が充分確保されるため深くする意味
がなくなる。一方、凹部の巾は2cm以下がよい。これ
はすしのしゃり17bの巾が約3cmであり、あまり巾
が広いとしゃり17bの底部が凹部に入り込むため、深
さを深くしなければ前記理由により凹部を設けた意味が
なくなると共に、すし17の重心が凹部の周囲にかかり
運搬中にすしが変形する恐れがあるからである。また、
巾が狭いと前記に述べたように巾間を水滴が短絡し前記
課題を生ずる。したがって、実験結果および実用性より
巾は0.5cm以上、2cm以下がよい。
【0032】また、凹部には孔を設けるとよい。これは
凹部はすし17と底壁面とで略密封された空間になって
いるので、前記のように水がたまったり、水蒸気で満た
され、これによりすし17底面がむせたりするのを防ぐ
ことができるからである。
凹部はすし17と底壁面とで略密封された空間になって
いるので、前記のように水がたまったり、水蒸気で満た
され、これによりすし17底面がむせたりするのを防ぐ
ことができるからである。
【0033】また、すし17の収納方法としては前記容
器11の食品収納部15にすし17を載置し、その後、
真空封口をする。封口方法としては熱融着により蓋をす
る方法が一般的である。従って、容器11と同系統の電
波透過性の可撓性フィルムで蓋をし、減圧しながら熱融
着することにより封口処理をする。
器11の食品収納部15にすし17を載置し、その後、
真空封口をする。封口方法としては熱融着により蓋をす
る方法が一般的である。従って、容器11と同系統の電
波透過性の可撓性フィルムで蓋をし、減圧しながら熱融
着することにより封口処理をする。
【0034】あるいは、容器11にすし17を載置した
後、可撓性のプラスチックフィルムからなる袋に挿入し
このフィルムを減圧で熱融着により封口してもよい。
後、可撓性のプラスチックフィルムからなる袋に挿入し
このフィルムを減圧で熱融着により封口してもよい。
【0035】このように封口処理をすることにより取扱
いが簡単になり、かつ移送するのが便利となる。また、
真空封口すると食品の保存期間を長くすることができる
と共に嵩ばらないので製品の収納効率もよくなる。
いが簡単になり、かつ移送するのが便利となる。また、
真空封口すると食品の保存期間を長くすることができる
と共に嵩ばらないので製品の収納効率もよくなる。
【0036】また、すし17の数が多く食品収納部15
が縦横共3ケ以上ある場合は、すし17は容器11の周
囲に配置し容器中央部にある仕切られた部分にはすし1
7を配置しないようにする。そして、この部分は生姜や
しょう油を置くようにする。あるいは、この部分にアナ
ゴ、ウニ、キズシなどのねたが塩分を含み電波を吸収し
やすいものを置き、ねたの温度上昇をおさえるようにす
る。これは、本発明では容器全体に高周波電波に均一に
あたるように工夫されているが、やはり中央部へまわっ
てくる高周波電波が少ないため、この部分の温度上昇が
小さいからである。したがって、この部分には比熱が小
さく、あまり温度上昇を必要としないもの置くのが適し
ている。さらに積極的にこの部分の温度上昇を防ぐため
にアルミニウムなどの電波反射材を用いて電波を反射
し、温度上昇を押え、温度が上昇して欲しくない食品を
配すようにしてもよい。
が縦横共3ケ以上ある場合は、すし17は容器11の周
囲に配置し容器中央部にある仕切られた部分にはすし1
7を配置しないようにする。そして、この部分は生姜や
しょう油を置くようにする。あるいは、この部分にアナ
ゴ、ウニ、キズシなどのねたが塩分を含み電波を吸収し
やすいものを置き、ねたの温度上昇をおさえるようにす
る。これは、本発明では容器全体に高周波電波に均一に
あたるように工夫されているが、やはり中央部へまわっ
てくる高周波電波が少ないため、この部分の温度上昇が
小さいからである。したがって、この部分には比熱が小
さく、あまり温度上昇を必要としないもの置くのが適し
ている。さらに積極的にこの部分の温度上昇を防ぐため
にアルミニウムなどの電波反射材を用いて電波を反射
し、温度上昇を押え、温度が上昇して欲しくない食品を
配すようにしてもよい。
【0037】前記説明でわかるように本発明の容器に配
置する食品としては前記説明してきたすし以外におにぎ
り等の個々の形がはっきりしているものがよい。
置する食品としては前記説明してきたすし以外におにぎ
り等の個々の形がはっきりしているものがよい。
【0038】以下、具体的な実施例について述べる。 実施例1 図1に示すプラスチック製の容器11にタコ、イカ、マ
グロ、アナゴ等よりなる1箇約40グラムのにぎりすし
10ケを食品収納部15に載置し、中央部に生姜としょ
う油とを置いた。前記盛合せをした容器をポリエチレン
とポリエチレンテレフタレートのラミネートフィルムか
らなる袋に封入し減圧して封口した。この後急速冷凍に
より約−20度Cで冷凍保管した。その後食するために
冷凍庫より取り出し、高周波加熱を行なった。この高周
波加熱装置は、給電口を上下に有する1000Wの装置
を用い初期の出力を大きくし、時間の経過によって出力
を小さくするという組合せで行なった。高周波加熱を3
分間行なった。その結果、いづれのすしも完全に解凍さ
れていた。すしの表面温度と中央部温度との温度差は5
℃以内であり、すし間の温度差は20℃以内にすること
ができた。また、ねた17aは煮えていなく、味も冷凍
しなかった場合とほとんど遜色がなかった。
グロ、アナゴ等よりなる1箇約40グラムのにぎりすし
10ケを食品収納部15に載置し、中央部に生姜としょ
う油とを置いた。前記盛合せをした容器をポリエチレン
とポリエチレンテレフタレートのラミネートフィルムか
らなる袋に封入し減圧して封口した。この後急速冷凍に
より約−20度Cで冷凍保管した。その後食するために
冷凍庫より取り出し、高周波加熱を行なった。この高周
波加熱装置は、給電口を上下に有する1000Wの装置
を用い初期の出力を大きくし、時間の経過によって出力
を小さくするという組合せで行なった。高周波加熱を3
分間行なった。その結果、いづれのすしも完全に解凍さ
れていた。すしの表面温度と中央部温度との温度差は5
℃以内であり、すし間の温度差は20℃以内にすること
ができた。また、ねた17aは煮えていなく、味も冷凍
しなかった場合とほとんど遜色がなかった。
【0039】図2に示す容器を用いて同様の条件で高周
波加熱したところ、すしの半分は解凍されていなかっ
た。また、表面と中央図の温度差は10℃以上あり、す
し間の温度差は約40℃にも達していた。さらに、解凍
されなかったすしはその後10分間室温に放置しても解
凍されなかった。また、高周波加熱3分ですべてのすし
が解凍できるように出力を調整したところ、ねた17a
が煮えてしまうものがあり、味も相当低下していた。
波加熱したところ、すしの半分は解凍されていなかっ
た。また、表面と中央図の温度差は10℃以上あり、す
し間の温度差は約40℃にも達していた。さらに、解凍
されなかったすしはその後10分間室温に放置しても解
凍されなかった。また、高周波加熱3分ですべてのすし
が解凍できるように出力を調整したところ、ねた17a
が煮えてしまうものがあり、味も相当低下していた。
【0040】実施例2 図1に示す容器に別途個々に冷凍してあるすしの中から
好みのすしを取り出し盛り合わせした。この後、実施例
1と同様の高周波加熱装置に前記すしを盛合わせた容器
をラップでくるみ挿入した。実施例1と同一条件で解凍
・再加熱を行なったところほぼ同様の結果を得ることが
できた。
好みのすしを取り出し盛り合わせした。この後、実施例
1と同様の高周波加熱装置に前記すしを盛合わせた容器
をラップでくるみ挿入した。実施例1と同一条件で解凍
・再加熱を行なったところほぼ同様の結果を得ることが
できた。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明の高周波加熱による
食品の解凍用容器を用いると後述の効果がある。
食品の解凍用容器を用いると後述の効果がある。
【0042】すなわち、容器はその外側壁が開口部が拡
くなるように傾斜し、かつ、外側壁の高さの1/3ない
し2/3に段部が設けられているので、食品が外側壁に
接しにくいため、接触による煮えが発生しにくい。ま
た、段部に電波が集中しやすくなるので、食品の中心部
が加熱されやすい。
くなるように傾斜し、かつ、外側壁の高さの1/3ない
し2/3に段部が設けられているので、食品が外側壁に
接しにくいため、接触による煮えが発生しにくい。ま
た、段部に電波が集中しやすくなるので、食品の中心部
が加熱されやすい。
【0043】また、個々の食品の間に設けられた仕切り
により食品同志が接触することなく、かつ、食品間に充
分な隙間が設けられるので、電波が各食品にいきわたり
食品間の温度差を小さくできる。さらに仕切りの高さが
食品の中央部付近にあるので、この部分に電波が集中し
やすく、したがって、中心部が加熱されやすい。
により食品同志が接触することなく、かつ、食品間に充
分な隙間が設けられるので、電波が各食品にいきわたり
食品間の温度差を小さくできる。さらに仕切りの高さが
食品の中央部付近にあるので、この部分に電波が集中し
やすく、したがって、中心部が加熱されやすい。
【0044】さらに、食品収納部の底面には凹部が設け
られているので、底部に水がたまりにくく、かつ、凹部
の角に電波が集中するためこの付近が加熱されやすくな
るので、底部がむれにくくなる。
られているので、底部に水がたまりにくく、かつ、凹部
の角に電波が集中するためこの付近が加熱されやすくな
るので、底部がむれにくくなる。
【0045】以上のように本発明の食品の解凍容器を用
いると各食品間の温度差や食品の表面と中心との温度差
が小さく、かつ、おいしく加熱することができる。
いると各食品間の温度差や食品の表面と中心との温度差
が小さく、かつ、おいしく加熱することができる。
【0046】また、本発明の解凍用容器への食品収納方
法によれば、高周波電波強度の強い容器周辺部に比熱が
大きい食品を配し、中央部に比熱の小さい食品を配する
ため、全体の温度の均一化がはかれる。さらに、容器に
食品を載置した後、容器開口部を減圧封口するか、食品
を載置した容器を袋に挿入し、この袋を減圧封口するの
で、取扱いは容易でかつ、保存性のすぐれたものとする
ことができる。
法によれば、高周波電波強度の強い容器周辺部に比熱が
大きい食品を配し、中央部に比熱の小さい食品を配する
ため、全体の温度の均一化がはかれる。さらに、容器に
食品を載置した後、容器開口部を減圧封口するか、食品
を載置した容器を袋に挿入し、この袋を減圧封口するの
で、取扱いは容易でかつ、保存性のすぐれたものとする
ことができる。
【図1】(a)本発明の一実施例における高周波による
食品の解凍用容器の平面図 (b)aのY−Y′線断面図
食品の解凍用容器の平面図 (b)aのY−Y′線断面図
【図2】(a)従来の食品を載置する容器の平面図 (b)aのX−X′線断面図
11 容器 12 外側壁 13 段部 14 仕切り 15 食品収納部 16 凹部 17 食品
Claims (10)
- 【請求項1】複数箇の個別食品を互いに非接触状態で収
納するために仕切りを設けた電波透過材料よりなる容器
において、 前記容器の外側壁は上面開口部の面積が底面面積より大
きくなるように傾斜し、かつ、前記個別食品の高さの1
/3ないし2/3の高さの間に段部が設けられ、 前記仕切りはその断面が山形形状で、かつ、仕切りの高
さは前記個別食品の高さの1/3ないし2/3とし、 前記仕切り間または前記仕切りと前記外側壁とで仕切ら
れた食品収納部の底面に凹部が設けられた構成を有する
高周波による食品の解凍用容器。 - 【請求項2】外側壁に設けられた段部の折り曲げ角度が
85度以上、120度以下である請求項1記載の高周波
加熱による食品の解凍用容器。 - 【請求項3】仕切りの頂部巾が5mm以上20mm以下
である請求項1記載の高周波加熱による食品の解凍用容
器。 - 【請求項4】食品収納部の底面に設けられた凹部は深さ
3mm以上、15mm以下、巾0.5cm以上、2cm以
下である請求項1記載の高周波加熱による食品の解凍用
容器。 - 【請求項5】底面に設けられた凹部に孔を設けた請求項
1の高周波加熱による食品の解凍用容器。 - 【請求項6】食品がすしである請求項1ないし5の高周
波加熱による食品の解凍用容器。 - 【請求項7】請求項1ないし請求項5の容器に複数箇の
食品を載置した後、容器開口部を可撓性を有し電波透過
性のフィルムで覆い減圧封口をする解凍用容器への食品
収納方法。 - 【請求項8】請求項1ないし請求項5の容器に複数箇の
食品を載置した後、この容器を可撓性を有する袋に挿入
し、前記袋を減圧封口する解凍用容器への食品収納方
法。 - 【請求項9】仕切られた食品収納部が縦3ケ以上、横3
ケ以上ある容器において、容器中央部にある仕切られた
部分を除いて、その周囲にある食品収納部に食品を載置
することを特徴とする解凍用容器への食品収納方法。 - 【請求項10】仕切られた食品収納部が縦3ケ以上、横
3ケ以上ある容器において、容器中央部にある仕切られ
た部分に生姜やしょう油を載置することを特徴とする解
凍用容器への食品収納方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292823A JP2959245B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 高周波加熱による食品の解凍用容器とその容器への食品収納方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292823A JP2959245B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 高周波加熱による食品の解凍用容器とその容器への食品収納方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05126343A true JPH05126343A (ja) | 1993-05-21 |
JP2959245B2 JP2959245B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=17786810
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3292823A Expired - Fee Related JP2959245B2 (ja) | 1991-11-08 | 1991-11-08 | 高周波加熱による食品の解凍用容器とその容器への食品収納方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2959245B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005007532A1 (ja) * | 2003-07-23 | 2005-01-27 | Kiyari Co., Ltd. | 冷凍食品用トレー、冷凍食品パッケージ、冷凍寿司パッケージ及び冷凍寿司の解凍方法 |
JP2006240732A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Poorasutaa:Kk | 脱気包装冷凍寿司 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01112689U (ja) * | 1988-01-27 | 1989-07-28 | ||
JPH01254582A (ja) * | 1988-02-11 | 1989-10-11 | Soc Prod Nestle Sa | 二区画パック |
JPH03226477A (ja) * | 1990-01-29 | 1991-10-07 | Nichiro Corp | 電子レンジ蒸し用食品包装体と、蒸し器を兼ねた食品収納容器 |
JP3029486U (ja) * | 1996-01-08 | 1996-10-01 | 和雄 中島 | 紙等の収納容器の部分品 |
-
1991
- 1991-11-08 JP JP3292823A patent/JP2959245B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01112689U (ja) * | 1988-01-27 | 1989-07-28 | ||
JPH01254582A (ja) * | 1988-02-11 | 1989-10-11 | Soc Prod Nestle Sa | 二区画パック |
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JP3029486U (ja) * | 1996-01-08 | 1996-10-01 | 和雄 中島 | 紙等の収納容器の部分品 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005007532A1 (ja) * | 2003-07-23 | 2005-01-27 | Kiyari Co., Ltd. | 冷凍食品用トレー、冷凍食品パッケージ、冷凍寿司パッケージ及び冷凍寿司の解凍方法 |
US7154073B2 (en) | 2003-07-23 | 2006-12-26 | Kiyari Co., Ltd. | Microwave heatable tray for frozen food, package of frozen food, package of frozen sushi, and method of thawing frozen sushi |
JP2006240732A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Poorasutaa:Kk | 脱気包装冷凍寿司 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2959245B2 (ja) | 1999-10-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |