JPH051261Y2 - - Google Patents
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- JPH051261Y2 JPH051261Y2 JP1987063263U JP6326387U JPH051261Y2 JP H051261 Y2 JPH051261 Y2 JP H051261Y2 JP 1987063263 U JP1987063263 U JP 1987063263U JP 6326387 U JP6326387 U JP 6326387U JP H051261 Y2 JPH051261 Y2 JP H051261Y2
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- fishing
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- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 54
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 12
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 12
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- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 6
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K87/00—Fishing rods
- A01K87/002—Fishing rods with the line passing through the hollow rod
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C70/00—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts
- B29C70/02—Shaping composites, i.e. plastics material comprising reinforcements, fillers or preformed parts, e.g. inserts comprising combinations of reinforcements, e.g. non-specified reinforcements, fibrous reinforcing inserts and fillers, e.g. particulate fillers, incorporated in matrix material, forming one or more layers and with or without non-reinforced or non-filled layers
- B29C70/021—Combinations of fibrous reinforcement and non-fibrous material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/70—Agricultural usage or equipment
- B29L2031/7002—Agricultural usage or equipment for fishing
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- Fishing Rods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、主に渓流釣りに使用する釣糸中通
し式釣竿に関する。
し式釣竿に関する。
(従来の技術)
従来この種釣糸中通し式の釣竿として、手元竿
と複数の中間竿及び穂先とを振出可能に連結し、
前記手元竿のリール取付部近くに糸通し孔を形成
し、該糸通し孔から前記各中間竿の内部を経て穂
先の先端部へと釣糸を挿通させるようにしたもの
は、例えば実開昭56−162972号公報などにおい
て、既に知られている。
と複数の中間竿及び穂先とを振出可能に連結し、
前記手元竿のリール取付部近くに糸通し孔を形成
し、該糸通し孔から前記各中間竿の内部を経て穂
先の先端部へと釣糸を挿通させるようにしたもの
は、例えば実開昭56−162972号公報などにおい
て、既に知られている。
また前記釣糸中通し式釣竿の手元竿や中間竿な
どは、それぞれカーボン繊維などの高強度繊維に
合成樹脂を含浸したプリプレグを中空状に巻装し
て多層の高強度繊維層を設け、加熱して、内部中
空状に形成されている。
どは、それぞれカーボン繊維などの高強度繊維に
合成樹脂を含浸したプリプレグを中空状に巻装し
て多層の高強度繊維層を設け、加熱して、内部中
空状に形成されている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところで以上のごとき釣竿を使用して魚釣りを
行う場合で、掛かつた魚を釣り上げるようなとき
には、前記手元竿と中間竿及び穂先の全体が湾曲
されることから、これら各者の内面に前記釣糸が
圧接され、この圧接状態で前記リール側に巻取ら
れることになるため、漏れた釣糸に砂などの固形
物が付着している場合、この釣糸に付着した固形
物により前記各者を構成する繊維層の最内側面が
擦られて傷付き、この傷付き部分により前記釣糸
が傷付いて切れる問題があつた。
行う場合で、掛かつた魚を釣り上げるようなとき
には、前記手元竿と中間竿及び穂先の全体が湾曲
されることから、これら各者の内面に前記釣糸が
圧接され、この圧接状態で前記リール側に巻取ら
れることになるため、漏れた釣糸に砂などの固形
物が付着している場合、この釣糸に付着した固形
物により前記各者を構成する繊維層の最内側面が
擦られて傷付き、この傷付き部分により前記釣糸
が傷付いて切れる問題があつた。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、その目的は、非常に硬くて傷付きにくい性
質があるセラミツクス繊維を用い、このセラミツ
クス繊維の層を、前記釣竿における高強度繊維層
の最内側に設けて、前記釣糸に付着した固形物に
よる釣竿内面の傷付きを防止し、前記釣糸が切断
するのを防止することができる釣糸中通し式の釣
竿を提供することにある。
ので、その目的は、非常に硬くて傷付きにくい性
質があるセラミツクス繊維を用い、このセラミツ
クス繊維の層を、前記釣竿における高強度繊維層
の最内側に設けて、前記釣糸に付着した固形物に
よる釣竿内面の傷付きを防止し、前記釣糸が切断
するのを防止することができる釣糸中通し式の釣
竿を提供することにある。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、図面の実施例に示したごとく、高強
度繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグを中空状
に巻装して、複数の高強度繊維層1を設けて成る
釣糸中通し式釣竿において、前記高強度繊維層1
の最内側全周に、セラミツクス繊維を並び沿わせ
たセラミツクス繊維層2を周方向に一体に設けた
ことを特徴とするものである。
度繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグを中空状
に巻装して、複数の高強度繊維層1を設けて成る
釣糸中通し式釣竿において、前記高強度繊維層1
の最内側全周に、セラミツクス繊維を並び沿わせ
たセラミツクス繊維層2を周方向に一体に設けた
ことを特徴とするものである。
(作用)
しかして、非常に硬くて傷付きにくい性質のあ
るセラミツクス繊維を並び沿わせたセラミツクス
繊維層2を最内側全周に設けているから、対外傷
強度を高めることができ、しかも、前記セラミツ
クス繊維を周方向に連続させているから、対外傷
強度をより一層高めることができるのであり、従
つて、釣竿の内面を通る釣糸に砂などの固形物が
付着していても、釣竿内面の前記固形物による傷
付きを防止でき、この傷付きによる糸切れを防止
できるのである。また、セラミツクス繊維を並び
沿わせた前記セラミツクス繊維層2を周方向に配
置して、前記セラミツクス繊維を周方向に連続さ
せているから、釣竿の圧潰強度を増大できるので
あり、また、前記セラミツクス繊維層2は高強度
繊維層1と一体に形成しているから、魚釣時、釣
糸が強引に引張られて釣竿が大きく撓んだとして
も周方向に連続するセラミツクス繊維が外れたり
するのを防止できるのである。
るセラミツクス繊維を並び沿わせたセラミツクス
繊維層2を最内側全周に設けているから、対外傷
強度を高めることができ、しかも、前記セラミツ
クス繊維を周方向に連続させているから、対外傷
強度をより一層高めることができるのであり、従
つて、釣竿の内面を通る釣糸に砂などの固形物が
付着していても、釣竿内面の前記固形物による傷
付きを防止でき、この傷付きによる糸切れを防止
できるのである。また、セラミツクス繊維を並び
沿わせた前記セラミツクス繊維層2を周方向に配
置して、前記セラミツクス繊維を周方向に連続さ
せているから、釣竿の圧潰強度を増大できるので
あり、また、前記セラミツクス繊維層2は高強度
繊維層1と一体に形成しているから、魚釣時、釣
糸が強引に引張られて釣竿が大きく撓んだとして
も周方向に連続するセラミツクス繊維が外れたり
するのを防止できるのである。
(実施例)
以下本考案にかかる釣糸中通し式の釣竿を図面
の実施例によつて説明する。
の実施例によつて説明する。
第4図は釣糸中通し式釣竿の概略全体構造を示
しており、リールRを取付ける手元竿aと複数本
の中間竿bと穂先cとを振出可能に連結すると共
に、前記手元竿aにおけるリールRの取付部近く
に糸通し孔dを形成し、前記リールRに巻装した
釣糸Tを、前記糸通し孔dから前記手元竿aと各
中間竿bの内部を経て前記穂先cの先端部へと挿
通させるようにしている。
しており、リールRを取付ける手元竿aと複数本
の中間竿bと穂先cとを振出可能に連結すると共
に、前記手元竿aにおけるリールRの取付部近く
に糸通し孔dを形成し、前記リールRに巻装した
釣糸Tを、前記糸通し孔dから前記手元竿aと各
中間竿bの内部を経て前記穂先cの先端部へと挿
通させるようにしている。
また前記振出釣竿を構成する前記手元竿a及び
各中間竿bなどは、第1図及び第2図で明らかな
ごとく、それぞれカーボン繊維から成る高強度繊
維を引揃え、この引揃え高強度繊維に合成樹脂を
含浸してシート状に形成したプリプレグを前記高
強度繊維の方向が長さ方向となるように中空状に
巻装して加熱することにより、多層の高強度繊維
層1を形成している。
各中間竿bなどは、第1図及び第2図で明らかな
ごとく、それぞれカーボン繊維から成る高強度繊
維を引揃え、この引揃え高強度繊維に合成樹脂を
含浸してシート状に形成したプリプレグを前記高
強度繊維の方向が長さ方向となるように中空状に
巻装して加熱することにより、多層の高強度繊維
層1を形成している。
しかして以上のごとき釣糸中通し式釣竿におい
て、前記高強度繊維層1の最内側全周に、セラミ
ツクス繊維を並び沿わせたセラミツクス繊維層2
を周方向に一体に設けたのである。
て、前記高強度繊維層1の最内側全周に、セラミ
ツクス繊維を並び沿わせたセラミツクス繊維層2
を周方向に一体に設けたのである。
このセラミツクス繊維層2は、例えば炭化ケイ
素やアルミナなどを用いて形成するのであり、ま
た前記セラミツクス繊維層2を前記高強度繊維層
1の最内側に設けるにあたつては、第3図に示し
たごとく、前記セラミツクス繊維を一方向に引揃
えて、合成樹脂を含浸させたセラミツクスシート
Sを形成し、該セラミツクスシートSを、前記高
強度繊維層1を形成するシート状プリプレグP上
に重ね合わせ、この重ね合せ状態で芯金Kに前記
セラミツクスシートSが内面側に位置されるごと
く巻付けて加熱することにより、前記高強度繊維
層1の最内側面に前記セラミツクス繊維層2を一
体に形成するのである。
素やアルミナなどを用いて形成するのであり、ま
た前記セラミツクス繊維層2を前記高強度繊維層
1の最内側に設けるにあたつては、第3図に示し
たごとく、前記セラミツクス繊維を一方向に引揃
えて、合成樹脂を含浸させたセラミツクスシート
Sを形成し、該セラミツクスシートSを、前記高
強度繊維層1を形成するシート状プリプレグP上
に重ね合わせ、この重ね合せ状態で芯金Kに前記
セラミツクスシートSが内面側に位置されるごと
く巻付けて加熱することにより、前記高強度繊維
層1の最内側面に前記セラミツクス繊維層2を一
体に形成するのである。
又、前記セラミツクス繊維層2は、その各繊維
が、管状に形成したとき円周方向となるように形
成するのであつて、斯くすることにより、径方向
の圧潰強度を著しく強化できるのである。
が、管状に形成したとき円周方向となるように形
成するのであつて、斯くすることにより、径方向
の圧潰強度を著しく強化できるのである。
又、前記セラミツクス繊維層2は、主として10
〜70μのセラミツクス繊維を用い、セラミツクス
シートSの肉厚を、前記セラミツクス繊維の線径
とほゞ同じ厚さにするのである。即ち、セラミツ
クス繊維は、合成樹脂に対し密着性がよいため、
前記シートBの肉厚を、セラミツクス繊維の線径
と同じにしても、引揃えたセラミツクス繊維をシ
ート状にすることができるのである。従つて、釣
竿の内面が傷付きにくゝできる割に釣竿における
肉厚の増大を小さくでき、それだけ軽量化できる
のである。
〜70μのセラミツクス繊維を用い、セラミツクス
シートSの肉厚を、前記セラミツクス繊維の線径
とほゞ同じ厚さにするのである。即ち、セラミツ
クス繊維は、合成樹脂に対し密着性がよいため、
前記シートBの肉厚を、セラミツクス繊維の線径
と同じにしても、引揃えたセラミツクス繊維をシ
ート状にすることができるのである。従つて、釣
竿の内面が傷付きにくゝできる割に釣竿における
肉厚の増大を小さくでき、それだけ軽量化できる
のである。
また、前記高強度繊維層1及びセラミツクス繊
維層2における合成樹脂は、主としてエポキシ樹
脂などの粘着性の高い熱硬化性合成樹脂を用いる
のである。
維層2における合成樹脂は、主としてエポキシ樹
脂などの粘着性の高い熱硬化性合成樹脂を用いる
のである。
尚、第1図及び第2図に示した実施例では、前
記高強度繊維層1間と、該高強度繊維層1の最外
側とにセラミツクス繊維層2を設けている。前記
セラミツクス繊維は、合成樹脂に対し密着性が高
い性質があるため、このセラミツクス繊維の層
を、前記高強度繊維層1間に設けることにより、
該セラミツクス繊維層2におけるセラミツクス繊
維の前記高強度繊維層1における合成樹脂との結
合強度を増大でき、層間剥離を防止できるのであ
る。又、前記セラミツクス繊維は、非常に硬くて
傷付きにくい性質があるため、このセラミツクス
繊維の層を、前記高強度繊維層1の最外側に設け
ることにより、釣竿の対外傷強度を高めることが
でき、外面が傷付きにくい釣竿にすることができ
るのである。又、この場合、アルミナから成るセ
ラミツクス繊維を用いることにより、前記アルミ
ナが多孔質で染色性に優れていることから、前記
セラミツクス繊維層2を自由に着色できるのであ
る。
記高強度繊維層1間と、該高強度繊維層1の最外
側とにセラミツクス繊維層2を設けている。前記
セラミツクス繊維は、合成樹脂に対し密着性が高
い性質があるため、このセラミツクス繊維の層
を、前記高強度繊維層1間に設けることにより、
該セラミツクス繊維層2におけるセラミツクス繊
維の前記高強度繊維層1における合成樹脂との結
合強度を増大でき、層間剥離を防止できるのであ
る。又、前記セラミツクス繊維は、非常に硬くて
傷付きにくい性質があるため、このセラミツクス
繊維の層を、前記高強度繊維層1の最外側に設け
ることにより、釣竿の対外傷強度を高めることが
でき、外面が傷付きにくい釣竿にすることができ
るのである。又、この場合、アルミナから成るセ
ラミツクス繊維を用いることにより、前記アルミ
ナが多孔質で染色性に優れていることから、前記
セラミツクス繊維層2を自由に着色できるのであ
る。
また、前記高強度繊維層1におけるカーボン繊
維は、引張弾性率が24ton/mm2の一般的な高強度
繊維を用いてもよいが、カーボン繊維の引張弾性
率が高い程、釣竿として腰があつて、しかも張り
のある釣竿を形成することが可能であり、前記プ
リプレグの肉厚を薄くでき、前記高強度繊維層1
を薄肉にできて軽量化できる利点がある。又、引
張弾性率が高くなる程折れ易くて、径方向の圧潰
強度が小さくなるのであるが、前記した如く高強
度繊維層1間に、セラミツクス繊維層2を、その
繊維方向が周方向となるように設けることによ
り、圧潰強度が大きくて軽い釣竿を形成できるの
である。
維は、引張弾性率が24ton/mm2の一般的な高強度
繊維を用いてもよいが、カーボン繊維の引張弾性
率が高い程、釣竿として腰があつて、しかも張り
のある釣竿を形成することが可能であり、前記プ
リプレグの肉厚を薄くでき、前記高強度繊維層1
を薄肉にできて軽量化できる利点がある。又、引
張弾性率が高くなる程折れ易くて、径方向の圧潰
強度が小さくなるのであるが、前記した如く高強
度繊維層1間に、セラミツクス繊維層2を、その
繊維方向が周方向となるように設けることによ
り、圧潰強度が大きくて軽い釣竿を形成できるの
である。
又、前記セラミツクス繊維層2を、その繊維方
向が周方向となるように設ける場合、螺旋状とな
るようにしてもよい。又、セラミツクス繊維層2
は、実施例の如くシートSを巻回して形成する
他、テープにして該テープを螺旋状或いは所定間
隔を置いて節状に巻回して形成してもよいし、実
施例の如くセラミツクス繊維に合成樹脂を含浸し
たものを前記プリプレグPに重合して巻回する
他、前記プリプレグPの表面に、合成樹脂を含浸
していないセラミツクス繊維を沿えて巻装しても
よいのである。
向が周方向となるように設ける場合、螺旋状とな
るようにしてもよい。又、セラミツクス繊維層2
は、実施例の如くシートSを巻回して形成する
他、テープにして該テープを螺旋状或いは所定間
隔を置いて節状に巻回して形成してもよいし、実
施例の如くセラミツクス繊維に合成樹脂を含浸し
たものを前記プリプレグPに重合して巻回する
他、前記プリプレグPの表面に、合成樹脂を含浸
していないセラミツクス繊維を沿えて巻装しても
よいのである。
又、前記高強度繊維層1における高強度繊維
は、カーボン繊維以外の例えばガラス繊維などの
高強度繊維であつてもよい。
は、カーボン繊維以外の例えばガラス繊維などの
高強度繊維であつてもよい。
(考案の効果)
以上説明したごとく本考案にかかる釣糸中通し
式の釣竿では、手元竿aや中間竿bなどを形成す
る高強度繊維層1の非常に硬くて傷付きにくい性
質のあるセラミツクス繊維を並び沿わせたセラミ
ツクス繊維層2を設けているから、対外傷強度を
高めることができ、しかも、前記セラミツクス繊
維を周方向に連続させているから、対外傷強度を
より一層高めることができるのであり、従つて、
掛かつた魚を釣り上げるとき、釣糸に砂などの固
形物が付着していても、釣竿内面の前記固形物に
よる傷付きを防ぐことができ、従つて、この釣竿
内面による釣糸の傷付きがなく、この釣糸が切れ
るのを防止できるのである。
式の釣竿では、手元竿aや中間竿bなどを形成す
る高強度繊維層1の非常に硬くて傷付きにくい性
質のあるセラミツクス繊維を並び沿わせたセラミ
ツクス繊維層2を設けているから、対外傷強度を
高めることができ、しかも、前記セラミツクス繊
維を周方向に連続させているから、対外傷強度を
より一層高めることができるのであり、従つて、
掛かつた魚を釣り上げるとき、釣糸に砂などの固
形物が付着していても、釣竿内面の前記固形物に
よる傷付きを防ぐことができ、従つて、この釣竿
内面による釣糸の傷付きがなく、この釣糸が切れ
るのを防止できるのである。
その上、セラミツクス繊維を並び沿わせた前記
セラミツクス繊維層2を周方向に配置して、前記
セラミツクス繊維を周方向に連続させているか
ら、釣竿の圧潰強度を増大できるのであり、ま
た、前記セラミツクス繊維層2は高強度繊維層1
と一体に形成しているから、魚釣時、釣糸が強引
に引張られて釣竿が大きく撓んだとしても周方向
に連続するセラミツクス繊維が外れたりするのを
防止できるのである。
セラミツクス繊維層2を周方向に配置して、前記
セラミツクス繊維を周方向に連続させているか
ら、釣竿の圧潰強度を増大できるのであり、ま
た、前記セラミツクス繊維層2は高強度繊維層1
と一体に形成しているから、魚釣時、釣糸が強引
に引張られて釣竿が大きく撓んだとしても周方向
に連続するセラミツクス繊維が外れたりするのを
防止できるのである。
第1図は本考案にかかる釣糸中通し式釣竿の一
部切欠正面図、第2図は同半断面図、第3図は製
造工程の一例を示す説明図、第4図は中通し式芯
出竿の全体構造を示す一部省略正面図である。 1……高強度繊維層、2……セラミツクス繊維
層。
部切欠正面図、第2図は同半断面図、第3図は製
造工程の一例を示す説明図、第4図は中通し式芯
出竿の全体構造を示す一部省略正面図である。 1……高強度繊維層、2……セラミツクス繊維
層。
Claims (1)
- 高強度繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグを
中空状に巻装して、複数の高強度繊維層1を設け
て成る釣糸中通し式釣竿であつて、前記高強度繊
維層1の最内側全周に、セラミツクス繊維を並び
沿わせたセラミツクス繊維層2を周方向に一体に
設けたことを特徴とする釣糸中通し式釣竿。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987063263U JPH051261Y2 (ja) | 1987-04-25 | 1987-04-25 | |
KR2019880003422U KR900009268Y1 (ko) | 1987-04-25 | 1988-03-15 | 낚싯줄 속꽂이식 낚싯대 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987063263U JPH051261Y2 (ja) | 1987-04-25 | 1987-04-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63169871U JPS63169871U (ja) | 1988-11-04 |
JPH051261Y2 true JPH051261Y2 (ja) | 1993-01-13 |
Family
ID=30898323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987063263U Expired - Lifetime JPH051261Y2 (ja) | 1987-04-25 | 1987-04-25 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051261Y2 (ja) |
KR (1) | KR900009268Y1 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6038145A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-02-27 | ダイワ精工株式会社 | 釣竿等の管状体 |
-
1987
- 1987-04-25 JP JP1987063263U patent/JPH051261Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-03-15 KR KR2019880003422U patent/KR900009268Y1/ko not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6038145A (ja) * | 1983-08-12 | 1985-02-27 | ダイワ精工株式会社 | 釣竿等の管状体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63169871U (ja) | 1988-11-04 |
KR900009268Y1 (ko) | 1990-10-08 |
KR880018902U (ko) | 1988-11-28 |
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