JPH05125508A - 水素脆性感受性の低いβ型チタン合金およびβ型チタン合金の熱処理方法 - Google Patents

水素脆性感受性の低いβ型チタン合金およびβ型チタン合金の熱処理方法

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JPH05125508A JP21874991A JP21874991A JPH05125508A JP H05125508 A JPH05125508 A JP H05125508A JP 21874991 A JP21874991 A JP 21874991A JP 21874991 A JP21874991 A JP 21874991A JP H05125508 A JPH05125508 A JP H05125508A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強度を犠牲にすることなく水素脆性感受性が
低いβ型チタン合金を得る。 【構成】 β型チタン合金を900°C以上のβ域温度
で溶体化処理した後、450〜550°Cの温度で3〜
5時間の第1回目時効処理を施し、その後350°C以
上で且つ前記1回目時効処理温度よりも低い温度で3時
間未満の第2回目時効処理を施して、マトリックスがβ
相である粒内に十分な量の析出α相が存在していると共
に粒界近傍にα相の未析出帯が残っている組織を有する
水素脆性感受性の低いβ型チタン合金を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水素脆性感受性が低
く、とくに強度を高めたときでも水素脆性による割れを
生じがたいβ型チタン合金を得るのに利用される水素脆
性感受性の低いβ型チタン合金およびβ型チタン合金の
熱処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】チタン合金は、耐熱性および耐食性に優
れていると共に、比強度が高いため、宇宙航空機器の分
野において広く採用されている。
【0003】このようなチタン合金としては、従来、T
i−6%Al−4%V等に代表されるα+β型のチタン
合金が広く採用されてきたが、近年においては、上記α
+β型のチタン合金に比べて熱間ないし冷間での加工性
および熱処理性(時効硬化性)に優れたβ型のチタン合
金も使用されるようになっている。
【0004】このようなβ型のチタン合金は、V,C
r,Mo等のβ安定型元素を多量に含み、β→α変態点
が低下することにより室温においてβ単一相となるよう
にしたものであって、例えば、Ti−15%V−3%C
r−3%Sn−3%Al合金や、Ti−13%V−11
%Cr−3%Al合金や、Ti−11.5%Mo−6%
Zr−4.5%Sn合金や、Ti−8%V−6%Cr−
4%Mo−4%Zr−3%Al合金などがある。
【0005】このようなβ型チタン合金を熱処理するに
際しては、β変態点以上850℃以下の温度で溶体化処
理を施した後、450〜550℃の温度で8時間以上の
時効処理を施すようにしており、時効処理によってα相
の析出物を生成させることにより時効硬化させて、高強
度が得られるようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来のβ型チタン合金にあっては、時効処理を
施して高強度が得られるようにした場合に、従来のα型
チタン合金であるTi−6%Al−4%V合金と比較し
て同一の水溶液環境下において水素脆性感受性が高くな
り、強度は高いものの水素脆性による割れを生じやすい
ものになっていることがあるという問題点があり、水素
脆性感受性を低いものとして水素脆性による割れを生じ
がたいものとするためには強度をある程度犠牲にする必
要があるという問題点があって、これらの問題点を解消
することが課題となっていた。
【0007】
【発明の目的】本発明は、上記したような従来の課題に
かんがみてされたもので、熱間ないし冷間での加工性お
よび熱処理性(時効処理性)に優れていると共に、比強
度が高いβ型チタン合金において、時効処理によって強
度を高めたものとしたときでも、水素脆性感受性が低い
ものとなり、強度を犠牲にすることなく水素脆性による
割れ発生を従来以上に防止することができるようにする
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる水素脆性
感受性の低いチタン合金は、マトリックスがβ相である
β型チタン合金において、粒内に十分な量の析出α相が
存在していると共に、粒界近傍にα相の未析出帯が残っ
ている組織を有する構成としたことを特徴としており、
このような水素脆性感受性の低いβ型チタン合金に係わ
る発明の構成をもって前述した従来の課題を解決するた
めの手段としている。
【0009】また、本発明に係わるβ型チタン合金の熱
処理方法は、β型チタン合金を900℃以上のβ域温度
で溶体化処理を施した後、450〜550℃の温度で3
〜5時間の第1回目時効処理を施し、その後350℃以
上で且つ前記第1回目時効処理温度よりも低い温度で3
時間未満の第2回目時効処理を施して、水素脆性感受性
の低いβ型チタン合金を得る構成としたことを特徴とし
ており、このようなβ型チタン合金の熱処理方法に係わ
る発明の構成をもって前述した従来の課題を解決するた
めの手段としている。
【0010】本発明に係わる水素脆性感受性の低いβ型
チタン合金およびβ型チタン合金の熱処理方法において
適用されるβ型チタン合金は、β安定化元素であるV,
Mo,Cr等を多量に含有していることによって常温に
おいてβ相単相を形成するものであり、そのほか、α安
定化元素として作用するもののβ型チタン合金において
強度の増大やクリープ特性の向上に寄与するAlを適量
含有したり、チタン合金のα安定化およびβ安定化にと
って中立的作用を有するが耐熱性の向上に寄与するSn
を適量含有したりするβ型チタン合金にも適用される。
また、場合によっては、O,Fe,N,H,C等の含有
量をコントロールしたβ型チタン合金にも適用される。
【0011】このようなβ型チタン合金に対して熱処理
を行うに際しては、従来採用されている溶体化処理温度
であるβ変態点〜850℃よりも高い900℃以上のβ
域温度で溶体化処理を施すようにし、これによってマト
リックスが安定なβ相単相となるようにしてチタン合金
の熱間ないし冷間での成形加工性を向上させると共に、
チタン合金の素材履歴や転位分布が十分に消滅したもの
となるようにする。
【0012】この場合、溶体化処理温度が900℃より
も低いと素材履歴や転位分布の消滅が十分でないことが
あるので好ましくない。
【0013】また、溶体化処理温度の上限についてはと
くに限定はされないが、熱処理設備および作業性等を考
慮して950℃以下程度とすることが望ましく、このよ
うな溶体化処理温度に加熱した後の冷却はα相の析出を
来さない速度で行うようにする。
【0014】次いで、溶体化処理後には、450〜55
0℃の温度で3〜5時間の第1回目時効処理を施すこと
によってα相等の析出が生じるようにする。
【0015】この第1回目時効処理において、時効処理
温度が450℃よりも低いとマトリックスであるβ相の
粒内に十分な量の析出α相が生成されないこととなるの
で好ましくなく、550℃よりも高いと析出α相が粗大
なものとなって強度が低下することとなるので好ましく
ない。
【0016】また、第1回目時効処理時間が3時間より
も短いとβ相の粒内に生ずる析出α相の量が少なくなっ
て高強度を得ることができがたくなるので好ましくな
く、5時間よりも長いとβ相の粒界において析出α相の
量が増大して粒界近傍に析出α相の未析出帯が形成され
がたくなるので好ましくない。
【0017】次に、第1回目時効処理後には、350℃
以上で且つ前記第1回目時効処理温度よりも低い温度で
3時間未満の第2回目時効処理を施す。
【0018】この第2回目時効処理において、時効処理
温度が350℃よりも低いと微細なα相の析出量が十分
でなくなって強度の上昇が少ないものとなるので好まし
くなく、第1回目時効処理温度よりも高い温度であると
マトリックスであるβ相の粒界に析出するα相の量が多
くなって、粒界近傍にα相の未析出帯が残されなくなっ
て水素脆性による亀裂の進展速度が大きいものとなり、
水素脆性感受性が高いものとなるので好ましくない。
【0019】また、第2回目時効処理時間が3時間以上
であると析出α相の量が増大し、マトリックスであるβ
相の粒界におけるα相の未析出帯が減少して水素脆性の
際の亀裂進展速度が増大することとなるので、第2回目
時効処理時間は3時間未満としてβ相の粒界におけるα
相の未析出帯の残存による局部的な強度低下を生じさせ
てこの部分での延性増大による亀裂進展速度の低下をは
かるようにする。
【0020】
【発明の作用】本発明に係わる水素脆性感受性の低いβ
型チタン合金およびβ型チタン合金の熱処理方法は、β
型チタン合金を900℃以上のβ域温度で溶体化処理し
た後、450〜550℃の温度で3〜5時間の第1回目
時効処理を施し、その後350℃以上で且つ前記第1回
目時効処理温度以下の温度で3時間未満の第2回目時効
処理を施すようにしているので、β相の粒界近傍に析出
α相の未析出帯を残しながら粒内に十分な量の析出α相
が存在している組織が得られるものとなり、βマトリッ
クスの粒界近傍にα相の未析出帯が形成されることによ
って、このα相の未析出帯の存在による局部的な強度低
下が粒界近傍での大きな破壊抵抗となる結果、水素脆性
感受性の低いβ型チタン合金となり、粒内には十分な析
出α相が存在することによって強度にも十分優れたもの
となり、強度が犠牲とならないことから優れた強度を保
持しつつ水素脆性感受性が低いβ型チタン合金となる。
【0021】
【実施例】本発明に係わる水素脆性感受性の低いβ型チ
タン合金およびβ型チタン合金の熱処理方法の実施例を
比較例と共に説明する。
【0022】この実施例および比較例においては、表1
に示すTi−15V−3Cr−3Sn−3Al系のβ型
チタン合金を供試材とした。
【0023】
【表1】
【0024】(比較例1)表1に示した化学成分のTi
−15V−3Cr−3Sn−3Al系β型チタン合金に
対して850℃の温度で溶体化処理を施し、次いで51
0℃の温度で14時間の時効処理を施した。
【0025】そして、熱処理後の強度を調べたところ、
σB =1.27GPaであった。
【0026】また、熱処理後に板厚4mmのCT試験片
を作成し、0.1規定の硫酸溶液内で陰極電解を施しな
がら一定の負荷を加えて破断させ、応力拡大係数による
亀裂進展速度の相違について調べた。このときの亀裂進
展速度については、コンプライアンス法により測定し
た。この結果を表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】(比較例2)表1に示した化学成分のTi
−15V−3Cr−3Sn−3Al系β型チタン合金に
対して850℃の温度で溶体化処理を施し、次いで51
0℃の温度で6時間の第1回目時効処理を施した後、4
40℃で4時間の第2回目時効処理を施した。
【0029】そして、熱処理後の強度を調べたところ、
σB =1.25GPaであった。
【0030】また、熱処理後に板厚4mmのCT試験片
を作成し、0.1規定の硫酸溶液内で陰極電解を施しな
がら一定の負荷を加えて破断させ、応力拡大係数による
亀裂進展速度の相違について調べた。このときの亀裂進
展速度については、コンプライアンス法により測定し
た。この結果を表3に示す。
【0031】
【表3】
【0032】(実施例1)表1に示した化学成分のTi
−15V−3Cr−3Sn−3Al系β型チタン合金に
対して950℃の温度で溶体化処理を施し、次いで51
0℃の温度で4時間の第1回目時効処理を施した後、4
40℃の温度で2時間の第2回目時効処理を施した。
【0033】そして、熱処理後の強度を調べたところ、
σB =1.20GPaであった。
【0034】また、熱処理後においてβ粒界近傍の組織
を調べたところ、図1に示すように、β粒界近傍にα相
の未析出帯が残るものとなっていた。
【0035】また、熱処理後に板厚4mmのCT試験片
を作成し、0.1規定の硫酸溶液内で陰極電解を施しな
がら一定の負荷を加えて破断させ、応力拡大係数による
亀裂進展速度の相違について調べた。このときの亀裂進
展速度については、コンプライアンス法により測定し
た。この結果を表4に示す。
【0036】
【表4】
【0037】表に示すように、本発明実施例1におい
て、強度はσB =1.20GPaであって、比較例1,
2と同レベルでありながら、応力拡大係数が同じレベル
であるときの亀裂進展速度が比較例1,2に比べてかな
り小さな値となっており、本発明実施例1により熱処理
したβ型チタン合金では図1においても示したようにβ
粒界近傍にα相の未析出帯が残されていることによっ
て、この未析出帯の存在による局部的な強度低下が粒界
近傍での大きな破壊抵抗となり、水素脆性による亀裂の
進展抵抗が比較例の場合よりも大きなものとなってい
て、水素脆性感受性が低いものであることが認められ
た。
【0038】(実施例2)表1に示した化学成分のTi
−15V−3Cr−3Sn−3Al系β型チタン合金に
対して950℃の温度で溶体化処理を施し、次いで51
0℃の温度で4時間の第1回目時効処理を施した後、4
40℃の温度で2.9時間の第2回目時効処理を施し
た。
【0039】そして、熱処理後の強度を調べたところ、
σB =1.23GPaであった。
【0040】また、熱処理後に板厚4mmのCT試験片
を作成し、0.1規定の硫酸溶液内で陰極電解を施しな
がら一定の負荷を加えて破断させ、応力拡大係数による
亀裂進展速度の相違について調べた。このときの亀裂進
展速度については、コンプライアンス法により測定し
た。この結果を表5に示す。
【0041】
【表5】
【0042】表5に示すように、本発明実施例2におい
て、強度はσ=1.23GPaであって比較例1,2
と同じレベルでありながら、応力拡大係数が同レベルで
あるときの亀裂進展速度が比較例1,2に比べてかなり
小さな値となっており、本発明実施例2により熱処理し
たβ型チタン合金においても実施例1の場合と同様に亀
裂の進展抵抗が比較例の場合よりも大きなものとなって
おり、水素脆性感受性が低いものであることが認められ
た。
【0043】
【発明の効果】本発明に係わる水素脆性感受性の低いβ
型チタン合金およびβ型チタン合金の熱処理方法では、
β型チタン合金を900℃以上のβ域温度で溶体化処理
した後、450〜550℃の温度で3〜5時間の第1回
目時効処理を施し、その後350℃以上で且つ前記第1
回目時効処理温度よりも低い温度で3時間未満の第2回
目時効処理を施すようにしているので、β相の粒内に十
分な量の析出α相が存在していると共にβ相の粒界近傍
にα相の未析出帯が残されている組織を有するものとな
っていることによって、亀裂の進展抵抗を高めたものと
することが可能であり、水素脆性による割れが発生しに
くい水素脆性感受性の低いβ型チタン合金を得ることが
可能であり、熱間ないし冷間での加工性および時効硬化
性に優れていると共に比強度の大きいβ型チタン合金に
おいて熱処理後の強度を犠牲にすることなく水素脆性感
受性の低いβ型チタン合金とすることが可能になるとい
う著しく優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1においてβ型チタン合金の熱
処理後にβ相の粒界近傍における金属組織を調べた結果
を示す金属組織顕微鏡写真である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年8月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野 末 章 東京都千代田区紀尾井町7番1号 上智大 学 内 (72)発明者 大久保 忠 恒 東京都千代田区紀尾井町7番1号 上智大 学 内 (72)発明者 石 本 誠 二 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 佐 藤 博 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリックスがβ相であるβ型チタン合
    金において、粒内に十分な量の析出α相が存在している
    と共に、粒界近傍にα相の未析出帯が残っている組織を
    有することを特徴とする水素脆性感受性の低いβ型チタ
    ン合金。
  2. 【請求項2】 β型チタン合金を900℃以上のβ域温
    度で溶体化処理した後、450〜550℃の温度で3〜
    5時間の第1回目時効処理を施し、その後350℃以上
    で且つ前記第1回目時効処理温度よりも低い温度で3時
    間未満の第2回目時効処理を施して、水素脆性感受性の
    低いβ型チタン合金を得ることを特徴とするβ型チタン
    合金の熱処理方法。
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