JPH051254A - 水性記録用インク及び記録方法 - Google Patents

水性記録用インク及び記録方法

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JPH051254A
JPH051254A JP3154598A JP15459891A JPH051254A JP H051254 A JPH051254 A JP H051254A JP 3154598 A JP3154598 A JP 3154598A JP 15459891 A JP15459891 A JP 15459891A JP H051254 A JPH051254 A JP H051254A
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JP
Japan
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ink
recording
printing
recording method
pigment
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JP3154598A
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Junko Shimizu
純子 清水
Michiya Tsukahara
道也 塚原
Noriyuki Yanase
宣幸 柳瀬
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 顔料と平均分子量10,000以上のポリビ
ニルピロリドンとエマルジョンを含む水性記録用インク
において、目詰まり防止と速乾性を両立するインクを得
る。 【構成】 顔料と平均分子量10,000以上のポリビ
ニルピロリドンとガラス転移点及び/または最低造膜温
度が30℃以上のエマルジョンを含有する組成物。イン
クを使用して、印字前、印字後、印字中、印字前後及び
印字中の単独または複数の組合せの状態にガラス転移点
及び/または最低造膜温度以上の温度で背面ヒータ4に
より加熱するインク記録方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水性記録用インクの組
成及びこれを用いる記録方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インク記録方法は、種々のインク吐出方
法により、インク滴を飛翔させ、そのインク滴によっ
て、被記録物に記録するものである。
【0003】これらのインク記録方式に使用するインク
としては、染料、顔料を水性媒体中に溶解または分散し
たもの等が挙げられ、記録ヘッドとの関係を含めて以下
に示す特性が一般的に要求されている。
【0004】(1)印字物の品質が高いこと (2)インクの保存安定性が高いこと (3)印字物の保存性(耐光性及び耐水性)が高いこと (4)安全性が高いこと (5)インクが被記録物で速やかに乾燥すること (6)印字中もしくは印字中断後の再起動時でノズルの
目詰まりが生じないこと等。
【0005】上記特性を満足するため、従来の着色剤と
して主であった染料に代わって、カーボンブラック、ア
ニリンブラック等の顔料を用いたインクが考案され、特
開昭61−283875号公報、特開昭64−6074
号公報、特開平1−31881号公報等に示されてい
る。
【0006】顔料インクは、顔料の分散性、定着性、湿
潤性を向上させるために、水溶性樹脂やグリセリン等の
高沸点溶剤や湿潤剤等が用いられている。しかし、水溶
性樹脂の添加量を増加させることによって、分散性、定
着性は向上する一方、樹脂の固化や増粘が起こるため
に、インクがノズルより安定して吐出しないという問題
が生じ、さらに目詰まり対策として高沸点溶剤を添加量
を増加させることによって、被記録物上でのインク乾燥
性に悪影響を与える、また、湿潤剤の添加は、顔料分散
剤との相互作用によって、顔料の凝集が生じる等、上記
特性を完全に満足するには至っていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はこの
ような問題点を解決するもので、その第1の目的は、目
詰まり防止と速乾性を両立する水性記録用インク及びこ
れを用いたインク記録方法を提供することにある。第2
の目的は、顔料分散インクの分散安定性及び保存安定性
を確保する水性記録用インクを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の水性記録用インクは、顔料と平均分子量1
0,000以上のポリビニルピロリドンとガラス転移点
(以下Tgと略す)及び/または最低造膜温度(以下M
FTと略す)が30℃以上のエマルジョンを含むインク
を提供することで、目詰まりの防止と速乾性を両立する
ことを特徴としている。さらに、印字前、印字後、印字
中、印字前後または印字中の単独または複数の組合わせ
の状態にTg及び/またはMFT以上の温度で加熱する
インク記録方法を有することを特徴としている。
【0009】本発明に使用できるエマルジョンは、イン
ク記録方法に加熱手段を持つことから、Tg及び/また
はMFTが30℃以上のものであり、例えばアクリル酸
エステル系、メタクリル酸エステル系、スチレン系、ス
チレン−アクリル共重合体、スチレンブタジエン共重合
体、アクリロニトリルブタジエン共重合体、ポリブタジ
エン、酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデ
ン、エチレン酢酸ビニル共重合体オレフィン系及びアミ
ノ基、アミド基、カルボキシル基、水酸基等の親水性官
能基を有するモノマー等の単独重合または共重合樹脂エ
マルジョン、マイクロエマルジョン、内部3次元架橋し
た有機微粒子、パラフィンワックス、ポリエチレンワッ
クス、カルナバワックス等の天然・合成ワックスエマル
ジョン、ラテックス、コロイド溶液、懸濁液等を前記イ
ンクに添加することができる。
【0010】本発明で使用できる顔料は、特に限定され
たものではなく、主溶媒である水との親和性が良いもの
であれば使用でき、例えば、モノクロ用としては、ファ
ーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラッ
ク、チャンネルブラック等のカーボンブラック類、また
は、銅、鉄等の金属単体、オルトニトロアニリンブラッ
ク等が使用できる。更にカラー用としては、ファースト
イエロー10G、ジスアゾエローAAMX、ジスアゾエ
ローAAOT、ジスアゾエローAAOA、黄色酸化鉄、
ジスアゾエローHR、オルトニトロアニリンオレンジ、
ジニトロアニリンオレンジ、バルカンオレンジ、トルイ
ジンレッド、塩素化パラレッド、ブリリアントファース
トスカーレット、ナフトールレッド23、ピラゾロンレ
ッド、バリウムレッド2B、カルシウムレッド2B、ス
トロンチウムレッド2B、マンガンレッド2B、バリウ
ムリソームレッド、ピグメントスカーレッド3Bレー
キ、レーキボルドー10B、アンソシン3Bレーキ、ア
ンソシン5Bレーキ、ローダミン6Gレーキ、エオシン
レーキ、べんがら、ファフトールレッドFGR、ローダ
ミンBレーキ、メチルバイオレッドレーキ、ジオキサジ
ンバイオレッド、ベーシックブルー5Bレーキ、ベーシ
ックブルー6Gレーキ、ファストスカイブルー、アルカ
リブルーRトナー、ピーコックブルーレーキ、紺青、群
青、レフレックスブルー2G、レフレックスブルーR、
ブリリアントグリーンレーキ、ダイアモンドグリーンチ
オフラビンレーキ、フタロシアニングリーンG、グリー
ンゴールド、フタロシアニングリーンY、酸化鉄粉、さ
びこ、亜鉛華、酸化チタン、炭酸カルシウム、クレー、
硫酸バリウム、アルミナホワイト、アルミニウム粉、ブ
ロンズ粉、昼光けい光顔料、パール顔料、ナフトールカ
ーミンFB、ナフトールレッドM、パーマネントカーミ
ンFB、ファストエロG、ジスアゾエローAAA、ジス
アゾオレンジPMP、レーキレッドC、ブリリアントカ
ーミン6B、フタロシアニンブルー、キナクリドンレッ
ド、ジオキサンバイオレッド、ビクトリアピュアブル
ー、アルカリブルーGトナー等、その他顔料表面を樹脂
等で処理したグラフトカーボン等の加工顔料等が使用で
きる。その添加量は、1〜30重合%が好ましいが、さ
らには3〜12重合%が好ましい。粒経は25μm以下
から顔料を用いるが、さらには0.1μm以下の粒子か
らなる顔料を用いることが好ましい。
【0011】分散剤として、通常アニオン系、ノニオン
系界面活性剤、または高分子分散剤等を使用したもので
も、ソープフリーでも構わない。例えば、アクリル酸、
メタクリル酸、マレイン酸等、及びこれらの塩、アクリ
ル酸エステル類、スチレンまたはその誘導体、ビニルエ
ーテル類、ビニルエステル類等のエチレン性不飽和単量
体等を単独、また2種類以上を混合及び重合させて用い
ることができる。
【0012】また、本発明のインクには、顔料の分散安
定性、保存安定性の効果があることが知見できた分子量
10,000以上のポリビニルピロリドンを添加する。
【0013】さらに、水性溶媒に対して、諸特性の向上
を目的として、エタノール、プロパノール、n−プロピ
ルアルコール、イソプロパノール、ブタノール、ヘキサ
ノール、ヘプタノール、オクタノール等のアルコール
類、モノエチレングリコール、エチレングリコール、ジ
エチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピ
レングリコール、ポリエチレングリコール、グリセリン
等の多価アルコール類、あるいはそれらのモノエーテル
化物、ジエーテル化物、エステル化物、例えばエチレン
グリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモ
ノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエー
テル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリ
コールモノブチルエーテル等、その他Nメチル2ピロリ
ドン、1.3ージメチルイミダゾリジノン等の含窒素有
機溶剤等の水溶性有機溶剤を添加することができる。ま
た、ポリビニルピロリドンの他に、定着性、分散性等の
向上に応じて、水酸基、カルボキシル基、エチレンオキ
サイド基、アミン基等の親水基を有す樹脂や微溶性また
は可溶性樹脂等の水溶性樹脂を単独または複数の組合せ
で添加することができる。具体的には、にかわ、ゼラチ
ン、カゼイン、アルブミン、アラビアゴム、アルギン
酸、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、
ポリエチレンオキシド、ヒドロキシエチルセルロース、
ポリアクリル酸、ポリビニルエーテル等が挙げられる。
ただし、これらの添加量の増加は、インク粘度も増大し
ていくのでインク全体に対し、20重量%程度に添加量
を抑えるのが好ましい。
【0014】また、必要に応じてテキサノール、ヘキシ
レングリコール等の造膜助剤、防カビ剤、防錆剤、消泡
剤、粘度調整剤、浸透剤、PH調整剤、ノズル乾燥防止
剤用として、尿素、チオ尿素、エチレン尿素等を添加す
ることができる。
【0015】
【実施例】本発明を実施例に基づき説明するが、本例が
本発明を限定するものではない。 (実施例1) 少なくともCBと分散剤と水をボールミル、ロールミ
ル、ジェットミル等の分散機にて分散してCB分散液を
得る。ただし、この方法に限定するものではない。
【0016】 ・インク作成 組成 重量% CB分散液 6 PVP−K30(東京化成工業製) 3 スチレン−アクリル酸エステル共重合体エマルジョン(Tg=92℃) 3 ジエチレングリコール 2 水 86 上記CB分散液にPVP−K30を添加してペイント
シェイカーにて30分以上攪はん混合し、エマルジョン
と水、水溶性有機溶剤を添加攪はん後、5μmのメンブ
レンフィルターを用いて濾過することで、ゴミ及び粗大
粒子を除去して、平均粒径0.06μm、PH7の記録
用インクを得た。
【0017】以下の実施例は上記とほぼ同様な手順にて
作成した。
【0018】(実施例2) ・インク作成 組成 重量% CB分散液 5 PVP−K15(東京化成工業製) 3 微粒子オールアクリルエマルジョン(Tg=55℃、MFT=40〜60 ℃) 3 グリセリン 2 N−プロパノール 5 水 82 本例では、平均粒径0.08μm、PH6.8の記録用
インクを得た。
【0019】(実施例3) ・インク作成 組成 重量% CB分散液 5 PVP−K15(東京化成工業製) 3 マイクロジェル(表面官能基、エチレンオキサイド) (Tg=50〜80℃、MFT=30℃) 3 ポリエチレングリコール 2 エタノール 5 水 82 本例では、平均粒径0.08μm、PH7の記録用イン
クを得た。
【0020】(実施例4) ・インク作成 組成 重量% CB分散液 5 PVP−K30(東京化成工業製) 1 アクリル酸エステル−ブタジエン共重合体エマルジョン (Tg=40℃、30〜40℃) 3 ジエチレングリコール 2 エタノール 5 水 84 本例では、平均粒径0.08μm、PH6.8の記録用
インクを得た。
【0021】以下、実施例と同様に比較例を示す。
【0022】(比較例1) 本例では、Tg及びMFTが30℃以下のエマルジョ
ンを使用した。実施例と同様にインク作成を行った結
果、平均粒径0.08μm、PH7.0の記録用インク
を得た。
【0023】(比較例2) 本例では、PHが4以下のエマルジョンを使用した。
比較例1同様にインク作成を行った。
【0024】以上、実施例及び比較例の水性記録インク
を用いて以下の評価を行った。
【0025】評価1 分散安定性:初期粒径の顕微鏡観
察を行った。
【0026】・凝集及び析出なし・・・・◎ ・凝集及び析出あり・・・・× 評価2 保存安定性:放置後、初期粒径及び外観の観察
を行った。
【0027】・すべての温度域で凝集、析出、固化、造
膜なし・・・◎(良好) ・−30℃のみ固化、析出あり・・・○(良) ・凝集、析出、固化、造膜なあり・・× また、上記の記録インクを用いて、a:乾燥装置を具備
した本発明の記録方法b:比較記録を用いて以下の評価
を行った。
【0028】a:(記録方法の実施例1) 本発明のインク記録方法を図面1に従い説明する。
【0029】図1は、本発明のインク記録方法の実施例
を示す説明図である。キャビティ3の壁面に平板状の圧
電素子2が接着され、ノズル1の近傍に背面ヒータ4が
設けられている構造を持つ。本発明の記録方法として
は、加電圧により圧電素子2がたわむことによってキャ
ビティ内のインクを加圧し、ノズル面にできたメニスカ
ス面による差異からインク5が供給される。インク吐出
後に背面ヒータ4より110℃の熱風が放出されること
によって、インクが被記録物上で固着される。以下、記
録方法の実施例で説明する構造及び吐出原理は、主とし
てこれに準じるものであるが、これに限定されるもので
はないが、本発明のインクを前記ヘッド及び/またはイ
ンク記録方法と組み合わせることによって、目詰まり防
止に効果的である。また、小ドット化、飛翔スピードの
向上を確認した。
【0030】上記ヘッドは以下の条件で駆動できる。吐
出ノズル径50μm、圧電素子駆動電圧120V、駆動
周波数5kHz、解像度200ドット/インチ、送風1
10℃/cm3の試作9ノズル評価機である。
【0031】(記録方法の実施例2)本発明のインク記
録方法を図面2に従い説明する。
【0032】図2は、本発明のインク記録方法の実施例
を示す説明図である。インクの印字前にハロゲンランプ
6で加熱するものである。
【0033】上記ヘッドは以下の条件で駆動できる。吐
出ノズル径50μm、圧電素子駆動電圧120V、駆動
周波数5kHz、解像度200ドット/インチ、加熱温
度120℃/cm3の試作9ノズル評価機である。
【0034】(記録方法の実施例3)本発明のインク記
録方法を図面3に従い説明する。
【0035】図3は、プラテン10を加熱するものであ
る。
【0036】上記ヘッドは以下の条件で駆動できる。吐
出ノズル径50μm、圧電素子駆動電圧120V、駆動
周波数5kHz、解像度200ドット/インチ、加熱温
度100℃/cm3の試作9ノズル評価機である。
【0037】上記インク記録方式は特に限定されたもの
ではなく、静電吸引方式、バブルジェット方式でも連続
方式等が使用できる。また、ノズル1はフェイスタイプ
でもエッジタイプ等でも良く、加熱手段としては、セラ
ミックヒータ、遠赤外線ヒータ、面状ヒータ(ニクロム
線)マイクロウエーブ等が挙げられ、これらを単独また
は複数を組み合わせて使用できる。
【0038】(記録方法の実施例4)本発明のインク記
録方法を図面4に従い説明する。キャビティ3の壁面に
圧電素子2が接着され、ノズル1の近傍に背面ヒータ4
が設けられている構造を持つ。本例は実施例1〜3がノ
ズル数とインク供給部が対応しているのに対し、インク
供給部が全ノズル数に対して一つであるという構造をも
つ。本発明の記録方法としては、実施例1〜3と同様、
加電圧により圧電素子2がたわむことによってキャビテ
ィ内のインクを加圧し、ノズル面にできたメニスカス面
による差異からインク5が供給される。インク吐出後に
背面ヒータ4より110℃の熱風が放出されることによ
って、インクが被記録物上で固着される。本発明の記録
方法で説明する構造は、主としてこれに準じるものであ
るが、これに限定されるものではないが、本発明のイン
クを前記ヘッド及び/またはインク記録方法と組み合わ
せることによって、さらに吐出安定性に効果的である。
【0039】b:記録方法の比較例1 比較例として、実施例1の記録方法において、乾燥装置
4を具備しないインク記録を行う。吐出ノズル径50μ
m、圧電素子駆動電圧120V、駆動周波数5kHz、
解像度200ドット/インチの試作9ノズルの評価機で
記録する。
【0040】上記のインク記録方法を用いて以下の評価
を行った。
【0041】評価3 目詰まり性:12時間連続印字中
のドット抜けの有無を調査する。
【0042】・不吐出、印字3000ラインでドット抜
けなし。 ・・・◎ ・印字5ドット/3000ライン以内のドット抜けあ
り。・・・○ ・連続印字が不可能
・・・・× 評価4 速乾性:Xerox−Pの表面にベタ印字後、
大昭和製紙の表面を印字面にあてる。さらに、その上か
ら、288g/cmのおもりをのせ、インクの裏移りし
なくなる時間を調査した。
【0043】・印字後15秒以内でインクの裏移りな
し。 ・・・・◎ ・印字後30秒以内でインクの裏移りなし。 ・・・・
○ ・印字後30秒以内でインクの裏移りがする。・・・・
× 以上の評価に従って試験を行った結果を表1に記載す
る。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、顔料と
平均分子量10,000以上のポリビニルピロリドンと
Tg及び/またはMFTが30℃以上のエマルジョンを
含むことで、分散安定性、保存安定性を保ちつつ、目詰
まり防止と速乾性を両立する水性記録用インクが得られ
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水性記録用インクの記録方法を説明し
た説明図である。
【図2】本発明の水性記録用インクの記録方法を説明し
た説明図である。
【図3】本発明の水性記録用インクの記録方法を説明し
た説明図である。
【図4】本発明の水性記録用インクの記録方法を説明し
た説明図である。
【符号の説明】
1 ノズル 2 圧電素子 3 キャビテイ 4 背面ヒータ 5 インク 6 ハロゲンランプ 7 紙送り機構 8 紙 9 紙の移動する方向 10 プラテン 11 ニップローラ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔料と平均分子量10,000以上のポ
    リビニルピロリドンとガラス転移点及び/または最低造
    膜温度が30℃以上のエマルジョンを含むことを特徴と
    する水性記録用インク。
  2. 【請求項2】 前記エマルジョンのPHが4以上である
    請求項1記載の水性記録用インク。
  3. 【請求項3】 請求項1で得られたインクのPHが4以
    上であることを特徴とする請求項1記載の水性記録用イ
    ンク。
  4. 【請求項4】 印字前、印字後、印字中、印字前後及び
    印字中の中から単独または複数の組合せの状態にガラス
    転移点温度及び/または最低造膜温度以上の温度で被記
    録物を加熱することを特徴とする請求項1記載の水性記
    録用インクの記録方法。
JP3154598A 1991-06-26 1991-06-26 水性記録用インク及び記録方法 Pending JPH051254A (ja)

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