JPH05125454A - 直接還元プロセス及び装置 - Google Patents

直接還元プロセス及び装置

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JPH05125454A
JPH05125454A JP11843392A JP11843392A JPH05125454A JP H05125454 A JPH05125454 A JP H05125454A JP 11843392 A JP11843392 A JP 11843392A JP 11843392 A JP11843392 A JP 11843392A JP H05125454 A JPH05125454 A JP H05125454A
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pellets
steel mill
rotary kiln
iron
recovering iron
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Application number
JP11843392A
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English (en)
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Norman L Kotraba
ルイス コトラバ ノーマン
Carl A Holley
アルバート ホリー カール
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JIA METARAJIKARU PUROSESHIIZU
JIA METARAJIKARU PUROSESHIIZU Inc
ZIA METALLURG PROCESSES Inc
Original Assignee
JIA METARAJIKARU PUROSESHIIZU
JIA METARAJIKARU PUROSESHIIZU Inc
ZIA METALLURG PROCESSES Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製鋼工場の塵から固い、融合していない鉄の
ペレットとして鉄を回収すること。 【構成】 製鋼炉の塵と、石炭、木炭、亜炭、石油コー
クス、又はコークスなどの炭素質物質16と、有機結合
剤22との混合物18のグリーン・ペレット26を形成
するステップを含む。該グリーン・ペレットは回転型窯
炉30で焼けたペレットの層の上を送られ、この回転型
窯炉は該ペレットを最初に乾燥、コークス化ゾーン36
を通して順次搬送するが、このゾーンにおいて該ペレッ
トは乾燥され、該炭素質物質から揮発性物質が追い出さ
れる。次に該ペレットは還元ゾーン38を通して移動す
るが、ここで該ペレットは高温にさらされるが、この温
度では、内蔵されている鉄酸化物は還元されて該ペレッ
トの中に留まり、亜鉛、鉛及びカドミウムの酸化物は還
元され、揮発させられ、再酸化され、該廃物ガス中の酸
化物として運び去られる。還元されたペレット(DR
I)は最終的に排出ゾーン34の中に運び込まれ、ここ
で該ペレットは該回転型窯炉から排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は製鋼に関し、特に直接還元プロセ
スによって製鋼所からの鉄及びその他の冶金プロセス廃
物を回収するための改良された装置及びプロセスに関す
る。
【0002】
【従来技術とその問題点】廃物は、製鋼や、含ニッケル
鉱石の精錬などの、他の冶金プロセスの当然の副産物で
ある。塩基性酸素炉(BOF)又はアーク炉(EAF)
を使用する製鋼プロセスは一般に大量のスクラップを使
用するが、その多くはメッキされている。従って、生じ
た廃物は、亜鉛、鉛及びカドミウムなどの不純物の酸化
物と共に鉄の酸化物を含有する塵を包含する。
【0003】EAFの塵は、高レベルの鉛及びカドミウ
ム酸化物に起因して危険であるとされており、従って、
大気と地下水とを守るために、収集され処理されなけれ
ばならない。BOFの塵は、将来の環境規則の下で危険
であるとされることになると予想されている。亜鉛及び
鉛の酸化物が存在するために、鉄の酸化物を再使用のた
めに直接再生利用する試みは実用的であると証明されて
いない。
【0004】鉄酸化物の直接回収に代わるものが提案さ
れている。その様な提案の一つは、塵をペレット化し、
それを非常に高い温度に短時間さらして該ペレットを焼
結する共に不純物を揮発させるものである。その非常に
高い温度によって鉄酸化物が部分的に溶融し、それは、
冷えるときに、急速にガラス状物質を形成し、これがペ
レット同士を融合させる。その結果として生じる固まり
は還元しにくく、不純物の回収は比較的に無効となる。
【0005】1974年9月17日に発行されたホリー
(Holley)の米国特許第3、836、353号
は、製鋼工場の塵から鉄を回収するプロセスに関するも
のであり、これは鉄酸化物の表面を有する部分的に還元
された鉄の融合していない固いペレットを生じさせる。
本発明は、このホリーの特許に記載されている発明の改
良に関する。
【0006】
【発明の概要】本発明のペレット再利用プロセスは、製
鋼炉の塵、石炭やコークスなどの炭素質の物質、及び有
機結合剤の混合物のグリーン・ペレットを形成すること
を含む。該グリーン・ペレットは、該ペレットを最初に
該ペレットを乾燥させると共に揮発性物質を炭素質物質
から追い出す乾燥コークス化ゾーンを通して順次搬送す
る回転型窯炉で、焼かれたペレット、粒状石灰岩、又は
粒状ドロマイトの層の上を送られる。その後、該ペレッ
トは還元ゾーンを通過し、ここで該ペレットはより高い
温度にさらされ、この温度で亜鉛、鉛及びカドミウム酸
化物が還元され、揮発させられ、再酸化されて酸化物と
して運び去られる。該ペレットは、最終的に排出ゾーン
に運び込まれ、ここから、該ペレットは該回転型窯炉か
ら排出される。
【0007】本発明のプロセスは、還元された鉄の固
い、融合していないペレットを生じさせるので特に有益
である。このプロセスは、金属不純物を効果的に除去
し、不純物を酸化物として回収する。特に、該プロセス
は、亜鉛、鉛及びカドミウムの全てを塵から実質的に除
去し、これを亜鉛酸化物、鉛酸化物及びカドミウム酸化
物として収集する。該プロセスは、以前は廃物であった
ものを効率的に回収し、廃物の全てを使用可能な商品と
して完全にリサイクルすることにより地下水汚染を無く
する。この様にして、処分を必要とする残留固形廃物や
液状廃物は無い。このプロセスを実行するための装置も
開示されている。
【0008】
【発明の目的】本発明の主な目的は、冶金プラントの廃
物から鉄を回収するための直接還元プロセス及び装置を
提供することである。
【0009】本発明の他の目的は、製鋼工場の塵から固
い、融合していない鉄のペレットとして鉄を回収する方
法及び装置を提供することである。
【0010】本発明の他の目的は、冶金廃物から亜鉛、
鉛及びカドミウムなどの不純物を除去して、これらの金
属をその酸化物の形として回収する装置及び方法を提供
することである。
【0011】本発明の他の目的は、製鋼プロセスにおけ
る廃物から貴重な成分を再生利用する装置及び方法を提
供することである。
【0012】本発明の他の目的は、金属を含有している
危険な廃物を処理することによって地下水の汚染を減少
させる手段を提供することである。
【0013】上記目的及びその他の目的は、以下の詳細
な記述と添付図面とから一層明らかとなろう。
【0014】
【実施例】図面を参照すると、図1のブロック図は、本
発明の直接還元プロセス10のステップを示す。図2に
良く示されている様に、EAF塵、BOF塵、圧延工場
スケール、等々の製鋼工場廃物12は、通常の製鋼工場
の運転の結果として集められる。金属酸化物を含有する
製鋼工場廃物12は、細かに分割された(粉砕された)
コークス、粉コークス、又は石炭などの炭素質物質1
6、並びに、有機結合剤22と組み合わされて、ブロッ
ク100に示されている様に混合物18を形成する。炭
素質物質16は金属酸化物のための還元剤として作用す
る。有機結合剤22はペレット強度を増大させるのに役
立つ。
【0015】ブロック110に示されている様に湿った
混合物18aを形成するためにミキサー24において水
20が混合物18に加えられ混合される。大強度ミキサ
ー24の使用は、後のペレット化のための材料の適切な
混合と湿潤化とを保証する。好ましい大強度ミキサー2
4はFerro-Tech-Turbulator TM(米国特許第4、88
1、887号に記載されている)であるが、他の幾つか
のミキサーのうちのいずれも使用出来る。大強度ミキサ
ー24を使用すると、下記の乾燥/コークス化段階の時
間及び温度を最小にすることが出来る。この湿潤混合段
階で導入される水20の量は、後のペレット化のための
混合物18の適切な濃度を確保するために調整される。
【0016】ブロック120は、湿った混合物18aの
ペレット化、即ち、該混合物をグリーン・ペレット26
にすること、を示す。湿った混合物18aは、ペレタイ
ザー(ペレット化装置)28において塊にされて、直径
が約12〜15mmのペレット26となる。好ましいペ
レット化装置28は、米国特許第3、883、281号
及び同第4、726、755号に示されているもの等の
浅い鍋円盤ペレット化装置であるが、その結果として非
常に緻密で一貫して丈夫なペレット26が得られる。こ
の浅い鍋の好都合な深さは、鍋の直径と共に指数関数的
に変化する。インチ数で表した好都合な深さは、インチ
数で表した鍋の直径(D)の0.58乗である、即ち、
d=D0.58である。ドラム型又はコーン型のペレット化
装置等の他のペレット化装置も使用可能である。
【0017】グリーン・ペレット26は回転型窯炉30
の中に置かれる。ブロック130を見よ。回転型窯炉3
0は、その中心の回りに回転運動するように取りつけら
れた水平なターンテーブル又は炉床32を有する。この
炉は、三つの別々のゾーン、即ち、該炉床面積の約10
%を占める装填/排出ゾーン34と、炉床面積の約25
%を占める乾燥/コークス化ゾーン36と、炉床面積の
約65%を占める還元ゾーン38とに別れている。各ゾ
ーンは、該ゾーンの中の高温と腐食性雰囲気に耐えるの
に適した合金(例えば、ハイネス・インターナショナル
(Haynes International) から市販されているHR160 合
金など)から成る障壁カーテン40によって隣のゾーン
から分離されている。カーテン40は、回転型窯炉30
の側壁30a間に延在し、回転型窯炉30の屋根30b
から吊り下げられている。カーテン40は種々のゾーン
の中の所望の雰囲気を保存する。しかし、還元反応は主
として個々のペレット26の中で起こるため、炉の雰囲
気を制御することは決定的に重要なことではない。カー
テン40の底縁40aは、均一なペレット・ベッド深さ
を維持するために炉床32より僅か上に位置している。
【0018】最初に、回転型窯炉30にグリーン・ペレ
ット26の層が装填され、該ペレットは燃焼させられ
て、焼かれたペレット42aの層42を作る。この代わ
りとして、炉床層42は、酸化カルシウム(CaO)、
金属酸化物粉末、又はコークスなどの適当なばらばらの
材料からなっていてもよい。いずれの場合にも、炉床層
42は、回転型窯炉30中を移動するペレット26が炉
床32にこびりつくのを防止するべく考案されている。
次に、追加のグリーン・ペレット26が回転型窯炉30
内の装填/排出ゾーン34の焼けたペレットの層42上
に直接装填される。ブロック140を見よ。好ましく
は、追加のグリーン・ペレット26は、3ないし4個以
下のグリーン・ペレット26の厚みを有する焼けたペレ
ット42aの層42の上に均一に分散される。グリーン
・ペレット26が互いに融合しようとする温度より低い
温度を維持するために、必要に応じて、グリーン・ペレ
ットの再酸化を防止するのに必要な還元雰囲気を作る様
に、回転型窯炉30のいろいろなゾーンに火が当てられ
る(即ち、約1150℃(2102°F)より低い)。
【0019】次にグリーン・ペレット26は、乾燥/コ
ークス化ゾーン36に運ばれて、ブロック150に示さ
れている様に900℃(1652°F)以下で10〜1
5分間乾燥・コークス化される。好ましくは、グリーン
・ペレット26は600°〜700℃(1112°〜1
292°F)で10〜15分間乾燥、コークス化され
る。乾燥/コークス化ゾーン36で生じる廃物ガス45
は、本質的に、乾燥中のグリーン・ペレット26から追
い出された水蒸気と、炭素質物質16のコークス化から
生じる揮発性物質とからなっている。揮発性物質は著し
い発熱量を持つことがある。この潜在エネルギーを利用
するために、廃物ガス45の流れは出口43を通して除
去されて空気・ガス・バーナー46を通して還元ゾーン
38の後段に導入され、還元ゾーン38内で燃焼が起こ
る。
【0020】グリーン・ペレット26は乾燥/コークス
化ゾーン36から還元ゾーン38に運ばれて、1150
℃(2102°F)以下、好ましくは1000°〜11
00℃(1832°〜2012°F)で20〜30分間
還元される。ブロック160を見よ。金属酸化物の還元
が各グリーン・ペレット26の中で起こる。この温度範
囲で、グリーン・ペレット26内の炭素質物質16に含
まれる炭素16cは、鉄、亜鉛、鉛及びカドミウム酸化
物と反応して、それぞれの元素金属及び一酸化炭素を生
じさせる。高温の一酸化炭素は、ペレット26内に残留
している未反応の鉄、亜鉛、鉛及びカドミウムの酸化物
と反応し、これらを還元してCO2 を生じさせることが
出来る。金属亜鉛、鉛及びカドミウムは沸騰して蒸発
し、ペレット・ベッドの上の雰囲気中で再酸化される。
この再酸化によって相当のエネルギーが解放され、これ
も炉30の中の還元プロセスを促進するのに使われる。
【0021】回転型窯炉30の還元ゾーン38から出て
ゆく高温の廃物ガス44は、垂直レトルト48の回りを
回って熱交換機50に入り、これにより発熱量を再利用
する。廃物ガス44は亜鉛、鉛及びカドミウムの酸化物
を含む。燃える空気・ガス・バーナー46で使われる燃
焼空気47は、熱交換機50で予加熱される。これによ
り、該プロセスを進めるのに必要な燃料ガスの量が相当
減少する。廃物ガスを熱交換機50を通過させることに
より、廃物ガスの温度は、織物型の塵収集装置又はバグ
ハウス52に許容可能なレベルまで下がる。塵を除かれ
た清浄なガスはファン52及び煙突53を通して大気中
に出てゆく。亜鉛、鉛及びカドミウムの酸化物は、除去
されて、垂直レトルト操作に送られて金属状態に変換さ
れ鋳造される。
【0022】垂直レトルト48は、炉30からの廃物ガ
ス44が熱交換機50に導入される前に該廃物ガスを垂
直レトルト48の周囲を通過させることによって外側か
ら熱せられる。レトルト48からの頂部ガス56は、乾
燥中の二次的に形成された酸化物ペレットからの水蒸気
と、その二次的に形成された酸化物ペレットと関連して
使われる炭素質還元剤から追い出された揮発性物質とを
含んでいるので、回転型窯炉30の乾燥/コークス化ゾ
ーン36からの廃物ガス45に似ている。
【0023】ブロック160に示されている様に、還元
されたペレットは、好ましくは約1100℃(2012
°F)で、回転型窯炉30の排出ゾーン34から排出さ
れる。図4及び図5に示されている有益な除去手段58
は、従動スプロケット又はローラ62の回りを通るベル
ト又はチェーン61を有するドラッグコンベヤ60を包
含する。パドル64が設けられていて、各パドル64の
正面に磨耗面66が付されている(例えば、ボルトで止
められている)。パドル64は好ましくは鋼で作られ、
磨耗面64は好ましくはHR160合金、又はカーボラ
ンダム・カンパニー(Carborundum Company)が製造して
いるモノフラックス(Monofrax)等の耐火物から成る。
【0024】還元された鉄は、製鋼工場廃物12中の通
常の非還元酸化物物質と共に回転型窯炉30のゾーンを
通過する段階を通じてペレット26中に留まっている。
還元されたペレットは、工場廃物12(例えば、塵、ス
ケール、等々)と共に導入された鉄の全部を含有してお
り、実際上全ての鉄酸化物が金属状態に還元される。こ
の様な還元されたペレットは、鋼産業において直接還元
鉄(DRI)と呼ばれており、鋼産業のための望ましい
鉄供給源である。
【0025】本発明の独特の特徴は、製造されたDRI
ペレットが、約1100℃(2012°F)で回転型窯
炉30から排出されるときに相当の量の炭素(12重量
%に及ぶ)を含有することがあり得るということであ
る。他の公知のプロセスで作られるDRIペレットは、
高温状態で炭素を含有することは出来ない。炭素は、冷
却プロセス中に僅か2〜3%だけこれらのDRIペレッ
トに加えられるに過ぎない。
【0026】所望の場合には、DRIペレットを、回転
型窯炉30から、耐火物ライニングが設けられ絶縁され
且つ密封されて外気を締め出す容器68の中に直接排出
することが出来る。高温のDRIを空気(酸素)にさら
すことにより、金属鉄を急速に再酸化させて酸化鉄にす
ることが出来る。殆ど酸素を含有していない鉄ペレット
を内蔵する密封された容器68は、製鋼操作へ直接輸送
することが出来、これにより、溶融及び精錬の前にDR
Iペレットを所望の温度まで上げるのに通常伴うエネル
ギーを保存することが出来る。該材料は既に少なくとも
1000℃(1832°F)になっている。このとき、
溶融及び精錬に要する熱を提供する炭素燃料を注入する
必要無しに既存の酸素溶融及び精錬技術を使ってDRI
ペレットの溶融及び精錬を行わせることが出来る。処理
のための自己含有燃料と共に、充分に予加熱された製鋼
操作にDRIペレットを供給することが出来る。
【0027】
【発明の効果の概要】叙上から、明らかに、製鋼工場廃
物から直接還元プロセスにより固い、融合していない鉄
ペレットの形で鉄を回収する改良された方法を私達は発
明したが、これは、亜鉛、鉛及びカドミウムなどの不純
物を除去して酸化物又は金属の形で回収するものであ
り、また、製鋼プロセスにおいて従来は廃物であったも
のを再利用すると同時に地下水の汚染を減少させるもの
である。
【0028】以上の説明と特別の実施例とは発明の最良
の態様とその原理とを単に解説するものであって、この
発明の範囲から逸脱すること無く当業者は種々の修正及
び付加を行うことが出来ることが理解されなければなら
ない。従って、発明は特許請求の範囲の欄の記述内容に
よってのみ限定されるべきものである。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直接還元プロセス中に行われる種々の
ステップを示すブロック図である。
【図2】該プロセスで使用される装置を略図示する図で
ある。
【図3】回転型窯炉の略平面図であり、該炉の中の種々
のゾーンと、乾燥/コークス化ゾーンから還元ゾーンの
後の段へ廃物ガスを再循環させるための機構とを示す。
【図4】還元されたペレットを該回転型窯炉から除去す
るためのドラッグコンベヤの側断面図である。
【図5】該回転型窯炉からペレットを除去するためのド
ラッグコンベヤの図4の線5−5に沿う垂直断面図であ
る。
【図6】図3の回転型窯炉の一部垂直断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール アルバート ホリー アメリカ合衆国,ミシガン州 48192 リ バービユー,トール オークス 14315

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製鋼工場廃物から鉄を回収する方法であ
    って、 (a) 金属酸化物を中に有する製鋼工場廃物を炭素質物
    質及び有機結合剤と組み合わせて混合物を形成し、 (b) 前記混合物を水と混合して湿った混合物を形成
    し、 (c) 前記の湿った混合物をペレット化してグリーン・
    ペレットを形成し、 (d) 前記グリーン・ペレットを回転型窯炉に装填し、 (e) 前記グリーン・ペレットを900℃(1652°
    F)以下の温度で10ないし15分間乾燥、コークス化
    して、乾燥したペレットを形成し、 (f) 前記の乾燥したペレットを1150℃(2102
    °F)以下の温度で20ないし30分間還元して、還元
    されたペレットを形成し、 (g) 前記の還元されたペレットを前記回転型窯炉から
    排出するステップから成ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記の製鋼工場廃物は、工場スケール、
    アーク炉の塵、及び塩基性酸素炉の塵から成るグループ
    から選択されることを特徴とする請求項1に記載の製鋼
    工場廃物から鉄を回収する方法。
  3. 【請求項3】 前記炭素質物質は、石炭、亜炭、木炭、
    石油コークス、コークス、及び粉コークスから成るグル
    ープから選択されることを特徴とする請求項1に記載の
    製鋼工場廃物から鉄を回収する方法。
  4. 【請求項4】 前記炭素質物質は細かく粉砕され、金属
    酸化物のための還元剤として機能することを特徴とする
    請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記混合は、大強度ミキサーによって行
    われることを特徴とする請求項1に記載の製鋼工場廃物
    から鉄を回収する方法。
  6. 【請求項6】 前記ペレット化ステップ(c) は、前記の
    湿った混合物をペレット化ディスク上に滴下させて直径
    約12〜15mmのグリーン・ペレットを形成すること
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の製鋼工場廃物
    から鉄を回収する方法。
  7. 【請求項7】 装填ステップ(d) と排出ステップ(g) と
    は、ペレットが該回転型窯炉内に留まっている合計の時
    間の約10%を占め、 乾燥、コークス化ステップ(e) は、ペレットが該回転型
    窯炉内に留まっている合計の時間の約25%を占め、 還元ステップ(f) は、ペレットが該回転型窯炉内に留ま
    っている合計の時間の約65%を占めることを特徴とす
    る請求項1に記載の製鋼工場廃物から鉄を回収する方
    法。
  8. 【請求項8】 装填ステップ(d) は、最初にグリーン・
    ペレットの層を前記炉の炉床に堆積させ、前記グリーン
    ・ペレットの燃焼を許すことにより、焼けたペレットの
    層を保護層として前記炉床上に作ることを含むことを特
    徴とする請求項7に記載の製鋼工場廃物から鉄を回収す
    る方法。
  9. 【請求項9】 追加のグリーン・ペレットを前記回転型
    窯炉内の焼けたペレットの前記層の上に直接装填するス
    テップを更に含み、前記の追加のグリーン・ペレット
    は、厚みが3ないし4個のペレットの厚み以下の、焼け
    たペレットの前記層の上に均一に分散されることを特徴
    とする請求項8に記載の製鋼工場廃物から鉄を回収する
    方法。
  10. 【請求項10】 ステップ(d) は、前記ペレットが軟化
    して互いに融合しようとする温度より低い温度で前記炉
    ゾーンに火を当て、還元雰囲気を作って前記ペレットの
    再酸化を防止することを含むことを特徴とする請求項1
    に記載の製鋼工場廃物から鉄を回収する方法。
  11. 【請求項11】 ステップ(e) は、前記ペレットを約6
    00°ないし700℃(1112°ないし1292°
    F)の温度で約10ないし15分間乾燥、コークス化す
    ることを含むことを特徴とする請求項1に記載の製鋼工
    場廃物から鉄を回収する方法。
  12. 【請求項12】 ステップ(f) は、前記ペレットを約1
    000°ないし1100℃(1832°ないし2012
    °F)の温度で約20ないし30分間還元することを含
    むことを特徴とする請求項1に記載の製鋼工場廃物から
    鉄を回収する方法。
  13. 【請求項13】 廃物頂部ガスとして前記回転型窯炉か
    ら出てゆく高温の廃物ガスの発熱量を、該高温の廃物ガ
    スを垂直レトルトの周囲を通過させ次に熱交換機中を通
    過させることによって、再利用することを更に含むこと
    を特徴とする請求項1に記載の製鋼工場廃物から鉄を回
    収する方法。
  14. 【請求項14】 前記回転型窯炉は空気・ガス・バーナ
    ーを中に備えており、前記熱交換機に燃焼空気を通すこ
    とにより該空気・ガス・バーナーを燃え立たせるために
    燃焼空気を予加熱し、 亜鉛、鉛及びカドミウムの酸化物から成るグループから
    の少なくとも一つの酸化物を包含する前記廃物頂部ガス
    を該垂直レトルトから前記回転型窯炉の該還元ゾーンに
    導入し、 前記酸化物を除去して前記酸化物を金属状態に還元する
    ステップを更に含むことを特徴とする請求項13に記載
    の製鋼工場廃物から鉄を回収する方法。
  15. 【請求項15】 前記の還元されたペレットは前記回転
    型窯炉から約1100℃(2012°F)で排出される
    ことを特徴とする請求項1に記載の製鋼工場廃物から鉄
    を回収する方法。
  16. 【請求項16】 還元に要する量より多い量の超過の炭
    素をステップ(a) の間に前記ペレットに加えることを更
    に含み、超過の炭素が、前記炉から排出される前記の還
    元されたペレット中に残留することを特徴とする請求項
    1に記載の製鋼工場廃物から鉄を回収する方法。
  17. 【請求項17】 前記の還元されたペレットを、前記回
    転型窯炉から少なくとも900℃の温度で、耐火物でラ
    イニングされ絶縁され密封された容器の中に直接排出
    し、そこから外気を排除し、 前記の密封された容器内の前記の還元されたペレットを
    製鋼操作へ直接輸送し、 前記の還元されたペレットを溶融し精錬して溶融鉄を形
    成することを更に含み、これにより、溶融及び精錬に必
    要な熱を提供するために必要な炭素燃料の少なくとも一
    部が前記の還元されたペレットに内蔵されていることを
    特徴とする請求項1に記載の製鋼工場廃物から鉄を回収
    する方法。
  18. 【請求項18】 鉄含有物質の冶金処理から生成する廃
    物から鉄を回収する方法であって、 (a) 金属酸化物を中に有する廃物を炭素質物質及び有
    機結合剤と組み合わせて混合物を形成し、 (b) 前記混合物を水と混合して湿った混合物を形成
    し、 (c) 前記の湿った混合物をペレット化してグリーン・
    ペレットを形成し、 (d) 前記グリーン・ペレットを回転型窯炉の炉床上に
    置き、 (e) 前記グリーン・ペレットを900℃(1652°
    F)以下の温度で10ないし15分間乾燥、コークス化
    して、乾燥したペレットを形成し、 (f) 前記の乾燥したペレットを1150℃(2102
    °F)以下の温度で20ないし30分間還元して、還元
    されたペレットを形成し、 (g) 前記の還元されたペレットを前記回転型窯炉から
    排出するステップから成ることを特徴とする方法。
  19. 【請求項19】 製鋼工場廃物から鉄を回収する装置で
    あって、 (a) 金属酸化物を中に有する製鋼工場廃物を炭素質物
    質及び有機結合剤と組み合わせて混合物を形成する手段
    と、 (b) 前記混合物を水と混合して、湿った混合物を形成
    するミキサーと、 (c) 前記の湿った混合物を塊にしてグリーン・ペレッ
    トとするペレット化装置と、 (d) 炉床、側壁、及び屋根を有する回転型窯炉であっ
    て、 (i) 前記炉床の表面積の約10%を占める装填、排出
    ゾーンを中に包含し、 (ii) 前記装填、排出ゾーンに隣接し、前記炉床の表面
    積の約25%を占める乾燥、コークス化ゾーンを中に包
    含し、 (iii) 前記乾燥、コークス化ゾーン及び前記装填、排出
    ゾーンに隣接し前記炉床の表面積の約65%を占める還
    元ゾーンを包含する、回転型窯炉と、 (g) 還元されたペレットを前記回転型窯炉から除去す
    る手段とから成ることを特徴とする装置。
  20. 【請求項20】 前記製鋼工場廃物は、製鋼工場廃物、
    アーク炉の塵、及び塩基性酸素炉の塵から成るグループ
    から選ばれることを特徴とする請求項19に記載の製鋼
    工場廃物から鉄を回収する装置。
  21. 【請求項21】 前記炭素質物質は、石炭、亜炭、木
    炭、石油コークス、及びコークスから成るグループから
    選択され、前記炭素質物質は、細かく粉砕されて前記金
    属酸化物のための還元剤として作用することを特徴とす
    る請求項19に記載の製鋼工場廃物から鉄を回収する装
    置。
  22. 【請求項22】 前記混合物は有機結合剤を含むことを
    特徴とする請求項19に記載の製鋼工場廃物から鉄を回
    収する装置。
  23. 【請求項23】 前記ミキサーは、前記混合物に導入さ
    れる水の量を調整する水量調整装置を有する大強度ミキ
    サーであることを特徴とする請求項19に記載の製鋼工
    場廃物から鉄を回収する装置。
  24. 【請求項24】 前記ペレット化装置は、浅鍋円盤ペレ
    ット化装置、ドラムペレット化装置、及びコーン・ペレ
    ット化装置から成るグループから選択されることを特徴
    とする請求項19に記載の製鋼工場廃物から鉄を回収す
    る装置。
  25. 【請求項25】 前記ゾーンの各々は、前記ゾーン内の
    高温及び腐食性雰囲気に耐えるのに適する合金から構成
    された、底縁を有するカーテンによって隣のゾーンから
    分離されており、前記カーテンは、前記回転型窯炉の前
    記側壁間にわたって延在しており、前記カーテンは前記
    回転型窯炉の前記屋根から吊るされており、前記カーテ
    ンの前記底縁は、均一なペレット・ベッド深さを維持す
    るために前記炉床より僅かに上に位置することを特徴と
    する請求項19に記載の製鋼工場廃物から鉄を回収する
    装置。
  26. 【請求項26】 垂直レトルトと、熱交換機と、並び
    に、前記回転型窯炉から出てゆく高温の、亜鉛、鉛及び
    カドミウムの酸化物を含有する廃物ガスを前記垂直レト
    ルトの回りに導き、更に前記熱交換機の中へ導く手段と
    を更に備えており、これにより発熱量を再利用すること
    を特徴とする請求項19に記載の製鋼工場廃物から鉄を
    回収する装置。
  27. 【請求項27】 空気・ガス・バーナーを中に有する回
    転型窯炉と、前記空気・ガス・バーナーを燃やすのに使
    われる燃焼空気を予加熱する手段と、前記廃物頂部ガス
    を前記垂直レトルトから前記還元ゾーンに導く手段と、
    前記の亜鉛、鉛及びカドミウムの酸化物を除去して、金
    属状態への変換及び鋳造のために垂直レトルト操作へ送
    る手段と、前記廃物ガスが前記熱交換機へ送られる前に
    前記廃物ガスを前記炉から前記垂直レトルトの回りへ通
    すことにより前記垂直レトルトを外側から熱する手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項26に記載の製鋼
    工場廃物から鉄を回収する装置。
  28. 【請求項28】 (a) 耐火物でライニングされ、絶縁
    され密封されて外気を締め出す一組の容器であって、前
    記除去手段により除去された前記の還元されたペレット
    を受け入れて内蔵する一組の容器と、 (b) 前記の密封された容器を製鋼操作へ直接輸送する
    ことによって、溶融及び精錬の前に前記の還元されたペ
    レットを高温に上げるのに通常伴うエネルギーを保存す
    る手段と、 (c) 前記の還元されたペレットを溶融し精錬する手段
    とを備えることを特徴とする請求項19に記載の製鋼工
    場廃物から鉄を回収する装置。
  29. 【請求項29】 前記除去手段は、磨耗表面を各々その
    面上に有する複数のパドルを有するドラッグコンベヤを
    包含することを特徴とする請求項19に記載の製鋼工場
    廃物から鉄を回収する装置。
  30. 【請求項30】 前記磨耗表面は、HR160合金及び
    耐火物から成るグループから選ばれた物質であることを
    特徴とする請求項29に記載の製鋼工場廃物から鉄を回
    収する装置。
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