JPH0512493U - ケーブル巻揚機 - Google Patents

ケーブル巻揚機

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JPH0512493U
JPH0512493U JP5879591U JP5879591U JPH0512493U JP H0512493 U JPH0512493 U JP H0512493U JP 5879591 U JP5879591 U JP 5879591U JP 5879591 U JP5879591 U JP 5879591U JP H0512493 U JPH0512493 U JP H0512493U
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JP
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cable
roller
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detector
pressing
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JP5879591U
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JP2551120Y2 (ja
Inventor
正行 花井
Original Assignee
株式会社拓洋理研
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】ケーブル巻揚桟の過巻とケーブルの絡み防止装
置を提供する。 【構成】ケーブル巻揚の上限および下限位置に大径のブ
ッシュ9を嵌着し、ケーブルの巻き揚げを行う駆動ロー
ラ3に圧接してケーブルを押える押えローラ4を、中途
部を回転自在に支持された押えローラ取付桿6の先端に
設け、その基端部にケーブル2を通すケーブルガイド7
を取り付ける。この押えローラ取付桿6はスプリングに
よって駆動ローラ3側に押圧されており、この押圧方向
とは逆方向の押えローラ取付桿6の傾動を検知する検知
器を設け、その出力により駆動モータを停止させる。ケ
ーブル3が上限または下限まで巻き揚げられまたは巻き
ほどかれてブッシュ9が、あるいは巻きほどき時にケー
ブルの絡み部が、それぞれ駆動ローラ3と押えローラ4
との間を通過しようとするとき、これを検知して駆動モ
ータを非常停止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、海洋センサー、水中灯等を海中に投下又は巻き揚げする際のケーブ ルの上下限およびケーブルの絡みを検知して巻揚機を非常停止させるケーブル巻 揚機に関する。
【0002】
【従来の技術】
水中灯巻揚機において、ケーブルを投下又は巻き揚げする場合、ケーブルを巻 き過ぎたり出し過ぎないように、ケーブルの上下限位置にテープや塗料でマーク を入れ、目視により操作をしていた。
【0003】 このような水中灯巻揚機においては、操作ミスや不注意による巻き過ぎを行な ったり、ケーブル収納箱内のケーブルが無くなっているのに繰り出し動作を行な っているという問題があり、また操作員が巻揚機に付きっ切りになっていなけれ ばならない。
【0004】 また、巻き揚げたケーブルはケーブル収納箱内にとぐろを巻いた状態で収納さ れる。そして水中灯投下時にはその収納箱内のケーブルを巻きほどいて駆動ロー ラで引き上げるようにしているが、ケーブル引き上げ時にケーブルが絡んでいた りコブができたりしていると、駆動ローラがスリップしたり、駆動ローラのシー ブ溝からケーブルが離脱したりする。
【0005】 駆動ローラとケーブル収納箱との間には通常ケーブルガイドが設けられるが、 これは本体ケースに固定されているだけであるので、絡み部分がここを通過でき ず、従って駆動ローラの駆動モータに過負荷が掛かったり、ケーブル離脱という 事態を生じる。この駆動ローラの回転数で投下水深を測定する装置を設けている 場合には、測定ミスを生じさせることにもなる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決すべき課題は、予め設定したケーブルの上下限位置以上に巻き揚 げ及び繰り出しされようとしたとき、および/またはケーブルの絡み部分がケー ブルガイドを通過しようとしたときに、これを検知して駆動モータを停止するよ うにした装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するため、本考案のケーブル巻揚機は、ケーブル巻揚用駆動ロ ーラとケーブル収納箱との間にケーブルを案内するケーブルガイドを設け、この ケーブルガイドに前記駆動ローラの方向へ所定以上の力が加わったときに作動す る絡み検知器を設け、前記ケーブルの巻揚上限位置及び下限位置にそれぞれ上下 限被検知部を設けるとともに、この被検知部の接近を検知するケーブル上下限検 知器を設け、前記絡み検知器およびケーブル上下限検知器のいずれかの出力によ り駆動モータを停止させる停止手段を備えたことを特徴とする。
【0008】 このケーブル巻揚機において、ケーブル上下限検知器と絡み検知器とを兼用す ることができる。
【0009】
【作用】
本考案では、ケーブルの巻揚上限位置及び下限位置に設けられている上下限被 検知部がケーブル上下限検知器を通過しようとすると同検知器の出力により駆動 モータが停止する。また、ケーブル巻き下げ時に絡み部分やコブが駆動ローラを 通過する前にケーブルガイドでそれを検知して駆動モータを停止させる。これに より、ケーブルの離脱が防止される。
【0010】
【実施例】
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0011】 図1は本考案に係る巻揚機の構成を示す正面図、図2は要部正面図、図3はそ の縦断側面図、図4はその平面図、図5は絡み検知部の構成を示す要部正面図で ある。図中1は本体ケース、2はケーブル、3は駆動ローラ、4は押えローラ、 5はガイドローラ、6は中途部を本体ケース1に取り付けた支軸10によって回 動自在に支持された押えローラ取付桿、7は同押えローラ取付桿6の下部に取り 付けられたケーブルガイド、8はケーブル収納箱、9はケーブルの上限及び下限 位置に被嵌したゴムブッシュ、11は支軸10の軸受、12は本体ケース1内部 において支軸10の基端部に取り付けた作動レバー、13は同作動レバー12の 先端に取り付けたマグネット14が近接することにより作動するスイッチ、15 は押えローラ4を駆動ローラ3側に弾圧するスプリング、17は巻き揚げ、巻き ほどき、停止を操作する操作パネルである。また図5中Aはケーブル2の絡み部 である。
【0012】 上記構成において、通常は駆動ローラ3の回転数をカウントすることによりケ ーブル2の巻き揚げ、巻きほどきを監視、制御しているが、制御系の誤動作や故 障によりケーブル2の巻き揚げ過ぎあるいは巻きほどき過ぎが生じた場合に、ケ ーブル2に被嵌したゴムブッシュ9が駆動ローラ3と押えローラ4との間を通過 しようとすると、押えローラ4が図2上矢印で示す右方向の移動力を受け、支軸 10が回動し、支軸10の基端部に取り付けた作動レバー12先端のマグネット 14がスイッチ13に近接して同スイッチ13を作動させることになる。このス イッチ13の電気的出力により駆動ローラ3の駆動モータを緊急停止させて、ケ ーブル2の巻き揚げあるいは巻きほどきを中止し、同時にブザーなどの警報を発 する。
【0013】 また、図5に示すようにケーブル2の絡み部Aがケーブルガイド7の先端の輪 を通過しようとする場合、絡み部Aがケーブルガイド7先端を押し上げるので、 ケーブルガイド7が取り付けられている押えローラ取付桿6が図2の場合と同様 に矢印で示す時計方向に回動し、前記と同様にしてスイッチ13が作動し、駆動 ローラ3の駆動モータを緊急停止して、ケーブル2の巻きほどきを中止し、警報 を発する。
【0014】 なお、以上の実施例はケーブルの上限、下限の検知とケーブルの絡み部の検知 を同じ押えローラ取付桿の傾動により検知して検知機構を兼用しているが、独立 に設けてもよい。
【0015】 さらに、ケーブルの上限、下限の被検知部として大径のブッシュを設けたが、 これに代えて磁気テープや反射テープをケーブルに巻き付け、上下限検知器とし て磁気センサや光センサを用いてもよい。
【0016】
【考案の効果】
上述したように本考案によれば、制御回路の故障や操作ミスによりケーブルの 巻き揚げ過ぎや巻きほどき過ぎが生じること、およびケーブルの絡み部やコブが 駆動ローラを通過することを未然に防止して駆動モータを非常停止させるので、 数台の巻揚機を一人で操作する場合などに自動運転、遠隔制御ができるなどの効 果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係るケーブル巻揚機の実施例を示す
正面図である。
【図2】 本考案実施例の要部を示す正面図である。
【図3】 図2の縦断側面図である。
【図4】 図2の平面図である。
【図5】 絡み検知部の実施例を示す要部正面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体ケース、2 ケーブル、3 駆動ローラ、4
押えローラ、5 ガイドローラ、6 押えローラ取付
桿、7 ケーブルガイド、8 ケーブル収納箱、9ゴム
ブッシュ、10 支軸、11 軸受、12 作動レバ
ー、13 スイッチ、14 マグネット、15 スプリ
ング、17 操作パネル、A 絡み部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブル巻揚用駆動ローラとケーブル収
    納箱との間にケーブルを案内するケーブルガイドを設
    け、このケーブルガイドに前記駆動ローラの方向へ所定
    以上の力が加わったときに作動する絡み検知器を設け、
    前記ケーブルの巻揚上限位置及び下限位置にそれぞれ上
    下限被検知部を設けるとともに、この被検知部の接近を
    検知するケーブル上下限検知器を設け、前記絡み検知器
    およびケーブル上下限検知器のいずれかの出力により駆
    動モータを停止させる停止手段を備えたことを特徴とす
    るケーブル巻揚機。
  2. 【請求項2】 絡み検知器とケーブル上下限検知器とを
    兼用し、かつ同一の停止手段で駆動モータを停止させる
    ことを特徴とする請求項1に記載のケーブル巻揚機。
JP1991058795U 1991-07-25 1991-07-25 ケーブル巻揚機 Expired - Lifetime JP2551120Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991058795U JP2551120Y2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 ケーブル巻揚機

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JP1991058795U JP2551120Y2 (ja) 1991-07-25 1991-07-25 ケーブル巻揚機

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Publication Number Publication Date
JPH0512493U true JPH0512493U (ja) 1993-02-19
JP2551120Y2 JP2551120Y2 (ja) 1997-10-22

Family

ID=13094516

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102641587B1 (ko) * 2022-12-26 2024-02-27 임인규 드럼형 호이스트의 과권하 방지시스템 및 그 방법

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59190195A (ja) * 1983-04-08 1984-10-27 株式会社福島製作所 索からみ検出装置

Patent Citations (1)

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Publication number Publication date
JP2551120Y2 (ja) 1997-10-22

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