JPS58144062A - 巻線装置における断線等の検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本＠明は、例えば超小型トロイダルコア等に極細線を巻
線する巻線装置における電線供給工程で断線、　Ｉｉｌ
長不足、＊なしを検出する断線等の検出装置に関する。

超小型トロイダルコアに極＃ｌｌｓを巻線する巻線装置
は、本発明の出願人により既に幾つか提案されている。

しかし、これら既提案の巻線装置では、ｘｆＩＭ供　。

給ユニットにより電線が引き出され、一定長さに切断さ
れ、巻線工程に供給されるが、この電線供給工程に断線
、ｍ長不足、線なしを検出する手段を備えていない。

したがって、断線等のトラブルの検出を、トロイダルコ
アへの巻線時におけるＩＴＶカメラｌこよる線材検出と
、その位置修正処理工程まて待たなければならず、時間
のロスを招いていた。

なお、例えば３０ｐｍψ以下の極細線を取り扱うには、
バックテンションも極端に制限されるため、従来の断縁
等の検出手段のごとく、機械的に線材憂こ張力を加え、
線材の有無おるいは断線を検出する方式は採用できない
。

また、極細線を取り扱う場合には、直接フォトセンサに
よる検出も難しく、イメージセンサめるいはＩＴＶカメ
ラを使用する方式は、高価でかつ周囲の機構の大型化゛
を招く欠点がある。

本発明の目的は、前記従来技術の欠点をなくし、極細線
の電−供給工程で断線等のトラブルを確実ｌこ検出でき
、しかも廉価でかつ小型にまとめつる巻線装置における
断線等の検出装置を提供するにある。

本発明の特徴は、ワイヤの引出時、引き出されるワイヤ
φこより回転するワイヤボビンと同し回転量、回転しつ
るように円盤を取９付け、蚊円盤の円周方向−こ等間隔
をおいて多数の信号発生媒体を設けるとともに、前記信
号発生媒体を読み取るセンサを設け、該センサを介して
発信されるパルス数をカウントし、断１ＩＩｌ！Ｉ長不
足、Ｓなしを検出するように構成したところにあり、こ
の構成により前記目的を全て達成することができたもの
でめる。

以下、本発８Ａを図面に基づいて説明する。

第１図、第２図は本発明を適用するトロイダルコア用の
巻線装置の一例を示し、第５図、第４図は巻線装置の電
線供給ユニットの詳細を示し、第９図は電線供給ユニッ
トとワイヤハンドリングエニッ）Ｂとの関連動作を示す
。

図に示すように、コア取付ユニットＡ１ワイヤハンドリ
ングユニット１３．ＩＦ列ガイドユニットＣ１ワイヤチ
ャックユニットＤおよび電線供給ユニットＥとを備え、
この実施例では３０声ｍφ以下の極細線の巻線に適応す
るように構成されている。なお、第１図中１はトロイダ
ルコア、２は電線であるワイヤ、３はグリッパ、４はテ
ンションバーを示す。

前記電線供給ユニットＥは、第３図、第４図に示すよう
に、固定台５、該固定台５上に載置されかつ前後スライ
ド機構（図示省略）に連結された移動台６、該移動台乙
に取り付けられたボビン取付アーム７、これに軸８を介
して取り付けられたワイヤボビン９、移動台６に取り付
けられたプーリ１０、同移動台６に設けられたワイヤ引
出クランパ１１とこれの操作部（図示省略）、カッタ１
２とこれの操作部（図示省略）、固定台５に取り付けら
れたワイヤ供給アーム１３、これに連結されたワイヤ２
の固定端クランパ１４等を備えて構成されている。

一″　　　　　　　５ そして、前記電線供給二二ツ）Ｂはワイヤハンドリング
ユニットＢとつぎのように連係動作する。

すなわち、第５図に示すごとく、ワイヤ引出クランパ１
１がワイヤ２の先端をつかむと、移動台６５が第５図の
矢印ａ方向に前進操作されるとともに、ワイヤ引出クラ
ンパ１１が第６図に矢印すで示すように下降操作され、
固定端クランパ１４に対峙する位置まで移動する。

前記ワイヤ引出クランパ１１が下降するに伴い、ワイヤ
２が引き出され、その牽引力によ艶ワイヤポビン９が回
転する。その間、ワイヤボビン９には慣性により回り過
き゛ないように、適当値のブレーキが掛けられ、ワイヤ
引出クランパ１１の下降距離とワイヤ２の引出量とが等
しく々るように制御される。

つぎに、固定端クランパ１４がワイヤ２の先端をつかみ
、ワイヤ引出クランパ１１がワイヤ２を放したのち、Ｗ
Ｊ７図に矢印Ｃて示すようにワイヤ引出クランパ１１が
後退操作され、代って第７図に示すごとくワイヤハンド
リングユニットＢのグリッパ３が固定端クランパ１４か
ら一定距離離れた上方位置に進出操作され、ワイヤ２の
上部をつかむ。

その間、ワイヤ引出クランパ１１とカッタ１２とが一緒
に、第８図に矢印ｄで示すように上昇操作され、前記グ
リッパ３よりも高く上昇した位置で、同第８図に矢印ｅ
で示すように前進操作され、ワイヤ引出クランパ１１が
ワイヤ２の上部をつがみ、ついでカッタ１２がグリッパ
３とワイヤ引出２２７７１１間の位置でワイヤ２を切断
する。

前記ワイヤ２を一定長さに切断後、ワイヤ供給アーム１
６が第９図に矢印ｆで示すように王道操作されるに伴い
固定端クランパ１４がワイヤ２をつがんだ状態でトロイ
ダルコア１に接近操作され、これと平衡してグリッパ３
が同第９図に矢印ｇで示すようにトロイダルコア１の上
方に移動し、ついテトロイダルコア１の穴に臨む位置に
ワイヤ２の端部２′をセットしたうえで＃！９図に示す
ようにトロイダルコア１の穴にワイヤ２の端部２′を臨
ませる。これと平衡して、カッタ１２が第９図に矢印り
で示すように後退操作され、続いて移動台６が同第９図
に矢印１で示すごとく後退操作され、移動台乙の付属部
材が一緒に移動する。

本発明断線等の検出装置は、前述のごとき電線供給ユニ
ツ）Ｅにおいて、信号発生媒体を有する円盤と、信号発
生媒体を読み取るセンサとを設けるとともに、核センサ
を介して発信されるパルス数をカウントして断線等のト
ラブルを検出するように構成したところに特徴を有する
もので、以下第１０図〜第１２図に示される実施例に基
づき、具体的に説明する。

前記円盤１５は、第１０図、第１１図に示すごとく、取
付バンド１６を介してワイヤボビン９の７ランジ９′に
一体に取り付けられ、ワイヤ２の引出時、その牽引力に
よりワイヤボビン９が回転した際、該ワイヤボビン９の
回転量と同じ回転量、回転するように設けられている。

前記円盤１５の端縁部には、第１１１Ｑ、に示すように
、円周方向に等間隔をおいて、信号発生媒体としての多
数の貫通孔１７が設けられている。

前記センサ１８は、円盤１５の端縁部をまたぐ断面、口
型に形成されたヨーク１９の一方の腕に設けられた発光
素子２０と、他方の腕に設けられた受光素子であるフォ
トトランジスタ２１とを有しておや、発光素子２０から
投光されかつ円盤１５に設けられた貫通孔１７を透過し
た元締をフォトトランジスタ２１で検出し、その元締を
電気的信号としてのパルスに変換し、そのパルスを断線
等のトラブルの検出回路に送るように構成されている。

なお、前記ヨーク１９は第１０図、第１１図に示すよう
に、ブラケット２２に固定され、該ブラケット２２は長
孔２３とセットボルト２４とを介して前記ワイヤボビン
９の取付アーム７に位置を調整しつるように取り付けら
れている。

前記センｔ１８から発信されるパルスより断線等のトラ
ブルの検出回路は、第１２図に示すように、アンプ２５
、カウンタ２６、判別回路２７とを備え、判別回路２７
は主制御装置２８に接続されている。また、検出回路は
前記センサ１８から送られてくるパルスをアンプ２５に
より増幅し、ついでカウンタ２６によりパルス数をカウ
ントし、判別回路２７によりワイヤ長に相当するパルス
数とカウンタ２６でカウントされ九パルス数とを演算し
て断線等のトラブルの有無を検出し、その情報を主制御
装置２８に送り込むように構成されている。そして、主
制御装置２８５は断線等のトラブル発生の情報を受けた
ときは、巻線装置の各部を停止させるかめるいは警報を
発するようになっている。

前記実施例の断線等の検出装置は、前記電線供給二二ツ
）Ｅと連動してつぎのように作用する。

すなわち、ワイヤ引出クランパ１１によりワイヤ２が引
き出されると、これに伴いワイヤボビン９が引き出され
たワイヤ長りに相当する回転量、回転し、これと同時に
円盤１５がワイヤボピｙ９の回転量と同じ回転量、回転
する。

その間、センｔ１８の発光素子２０から常時投光されて
おり、円盤１５が回転して貫通孔１７が発光素子２０′
５ｒ通過するごとにフォトトランジスタ２１に元締が照
射され、そのｊｔ＃はフォトトランジスタ２１により電
気的信号であるパルスに変換され、断線等のトラブルの
検出回路に送られる。

前記検出回路は、フォトトランジスタ２１から送られて
くるパルスをアンプ２５により増幅し、カウンタ２６に
よりパルス数をカウントし、判別回路２７において前記
ワイヤ長りに相当するパルス数とカウンタ２６でカウン
トされたパルス数とを演算し、断線、ｌ長不足、線なし
の有無を判別する。

いま、ワイヤ長りに相当するパルス数をＬｐ、カウンタ
２６でカウントされるパルス数をＣｐとするとき、ワイ
ヤ引出クランパ１１が下降開始後、設定下降位置に到達
した時点で、 Ｃｐ≧Ｌｐ　　・・・正常 Ｃｐ＜Ｌｐ　　・・・異常 と判別される。

ここで、判別基準となるパルス数Ｌｐは、使用状態によ
って幅をもたせるべく許容範囲を設定する必要がおるが
、その許容範囲は実験的に求めることができる。

前記ワイヤ引出クランパ１１が設定下降位置から戻され
、設定上昇位置に復帰したときは、カウンタ２６をリセ
ットする。

前記判別回路２７で異常、つまり断線等のトラブルが検
出されると、その情報が主制御装置２８に送られ、巻線
装置の各駆動部が停止されあるいは警報が発信される。

なお、本発明では円盤１５に貫通孔１７を設ける代りに
、円周方向に等間隔をおいて特殊なマークを付け、セン
サ１８を、前記マークを読み取り、パルスを発するよう
にしてもよい。

本発明は、以上説明した構成１作用のもので、本発明に
よれば引き出されるワイヤにより回転するワイヤボビン
と同じ回転量、回転しつる円盤と、該円盤の円周方向に
等間隔をおいて設けられた信号発生媒体と、円盤の回転
時に前記信号発生媒体を読み取るセンサとを備え、該セ
ンサを介して発信されるパルス数をカウントし、断線等
のトラブルの有無を検出するようにしているので、５Ｑ
ｐｍφ以下の極細縁であって本、キの巻線装置の稼動中
に、電線供給工程において確実に断線等のトラブルを検
出できる効果を有し、ひいては巻線装置の稼動率の向上
を図腔うる外、不良品をなくしうる効果がおる。

また、本発明によれば少ない部品で構成でき、各部品と
も単純なもので足炒るので、廉価にかつ小型にまとめつ
る効果もめる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明で対象とするトロイダルコアの巻線装置
の一例を示す斜視図、第２図は同平面図、第６図は巻線
装置のｔ線供給ユニットの側面図、第４図は同正面図、
第５図ないし第９図は電線供給ユニットの各部材とワイ
ヤハンドリングユニットのグリッパとの動作説明図、第
１０図は本発明断線等の検出装置の一実施例を示すもの
で、電線供給ユニットの背面側からみ九拡大図、ｌ＠１
１図は同＃１面図、第１２図は検出回路のブロック図で
ある。 １・・・トロイダルコア、２・・・電線であるワイヤ、
９・・・ワイヤボビン、１１・・・ワイヤ引出クランパ
、１５・・円盤、１７・・・信号発生媒体としての貫通
孔、１８゜センサ、１９・・・ヨーク、２０・・・発光
素子、２１・・・フォトトランジスタ、２２・・センサ
のブラケット、２５　・パルスのアンプ、２６・・・パ
ルスのカウンタ、２７・断線等のトラブルの有無の判別
回路、２８・・・主制御装置。 代理人　弁理士　秋　本　正　実 第１図 第２図 第３図 第５図　　第６図 第７図　　第８図 第９図　− 第１０図 第１１図 ６ヒ 第１２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １１＃であるワイヤの引出時、引き出されるワイヤによ
   り回転するワイヤボビンと同じ回転量、回転しつるよう
   に円盤を取り付け、咳円盤の円周方向に等間隔をおいて
   多数の信号発生媒体を設けるとともに、前記信号発生媒
   体を絖み取るセンナを設け、該センサを介して発信され
   るパルス数をカウントし、断線、　Ｍ長不足、！なしを
   検出するように検数したことを特徴とする巻線装置にお
   ける断線等の検出装置。