JPH0512490A - 光学的文字読取装置 - Google Patents

光学的文字読取装置

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JPH0512490A
JPH0512490A JP3159207A JP15920791A JPH0512490A JP H0512490 A JPH0512490 A JP H0512490A JP 3159207 A JP3159207 A JP 3159207A JP 15920791 A JP15920791 A JP 15920791A JP H0512490 A JPH0512490 A JP H0512490A
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JP
Japan
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master
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JP3159207A
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English (en)
Inventor
Haruo Kazaoka
治夫 風岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帳票の先頭部分に非ドロップアウトカラーに
よる印刷物等が存在しても、正しく文字の読取りを行え
る光学的文字読取装置の提供を目的としている。 【構成】 基準白レベル表示部及び帳票上の濃淡情報を
読み込んで電気信号に変換するイメージセンサ11と、
帳票上の最大白レベルを検出する白紙ピークレベル検出
器16と、基準白レベル表示部の白レベルを検出する基
準白レベル検出器18と、マスタレベルを記憶するライ
ンメモリ20と、白紙ピークレベル検出器16で求めた
最大白レベルと基準白レベル検出器18で求めた基準白
レベルとを比較し、最大白レベルが基準白レベルより低
く、かつ基準白レベルに対して設定されるスライスレベ
ルより最大白レベルが高い場合は、基準白レベルをライ
ンメモリ20に記憶すべきマスタレベルとして判定する
判定回路21とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帳票上にパータンとし
て存在する文字を光学的に読取って計算機にて処理可能
なコードデータを得る光学的文字読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、光学的文字読取装置における光
電変換部の構成を示すブロック図である。同図におい
て、1は帳票上の濃淡情報を光学的に読み込んで電気信
号に変換するイメージセンサ、2はイメージセンサ1の
出力を一定の増幅率で増幅する増幅器、3は増幅後の信
号を波形整形するサンプルホールド回路である。また4
はAGC(オート・ゲイン・コントロール)回路、5は
AGC回路4の出力を多値のデジタル信号に変換するA
/Dコンバータ、そして6は帳票上の白紙レベルをマス
タレベルとして記憶するラインメモリである。
【0003】このような光学的文字読取装置では、通
常、クリアエリアと呼ばれる帳票先端の白紙部分を走査
することにより、帳票の検出をはじめ、光源光量の変動
やイメージセンサにおけるビット間の変換効率のバラツ
キに対する補正、さらには光学系ひずみに対するシェー
ディング補正等をAGC回路4にて行っている。また、
この補正を通じて求められた白紙レベルはマスタレベル
としてラインメモリ6に記憶され、このマスタレベルを
基準として信号二値化のためのスライスレベルが決定さ
れる。
【0004】ところが最近、図6に示すように、ユーザ
等の要望に応じて帳票Pの先端部分に非ドロップアウト
カラーによる印刷物Bを載せる場合がある。この場合、
帳票Pの先端をそのまま白紙部分と見なして前記の補正
を行ってしまうことで不当に高いマスタレベルが記憶さ
れてしまい、信号を二値化した後の文字にかすれが生じ
る等の問題が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、帳票の先
端部分に非ドロップアウトカラーによる印刷物等が存在
すると、正しく信号の二値化処理を行えず、正しい文字
の読取りが困難になるという問題があった。
【0006】本発明はこのような事情に対してなされた
もので、帳票の先頭部分に非ドロップアウトカラーによ
る印刷物等が存在しても、正しく文字の読取りを行うこ
とのできる信頼性に優れた光学的文字読取装置の提供を
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の光学的文字読取
装置は上記した目的を達成するために、基準白レベルを
表す基準白レベル表示部及び帳票上の濃淡情報をそれぞ
れ光学的に読み込んで電気信号に変換する光電変換手段
と、前記光電変換手段より出力された、前記帳票上の濃
淡情報に対応する信号の最大白レベルを検出する最大白
レベル検出手段と、前記光電変換手段より出力された、
前記基準白レベル表示部の基準白レベルを検出する基準
白レベル検出手段と、信号二値化のためのスライスレベ
ルを決定するマスタレベルの情報を記憶するマスタレベ
ル記憶手段と、前記最大白レベル検出手段及び前記基準
白レベル検出手段によりそれぞれ検出された最大白レベ
ルと基準白レベルとを比較し、最大白レベルが基準白レ
ベルより低い場合、基準白レベルをマスタレベルとして
前記マスタレベル記憶手段に記憶するよう制御を行う制
御手段とを具備している。
【0008】
【作用】本発明の光学的文字読取装置では、例えば帳票
搬送路上に設けた基準白レベル表示部の濃淡情報を、帳
票上の濃淡情報と共に光電変換手段で読み込んで電気信
号に変換し、最大白レベル検出手段にて帳票上の濃淡情
報に対応する信号の最大白レベルを、また基準白レベル
検出手段にて基準白レベル表示部の基準白レベルをそれ
ぞれ同時に検出する。制御手段は、これら最大白レベル
検出手段及び基準白レベル検出手段により検出された最
大白レベルと基準白レベルとを比較し、最大白レベルが
基準白レベルより低い場合、基準白レベルをマスタレベ
ルとしてマスタレベル記憶手段に記憶するよう制御を行
う。
【0009】すなわち本発明では、特に、帳票の先端に
非ドロップアウトカラーによる印刷物等が存在する場
合、その部分の帳票の最大白レベルが基準白レベルより
低くなって、基準白レベルがマスタレベルとして設定さ
れることにより、非ドロップアウトカラー部分の白レベ
ルがマスタレベルとして設定されることによる文字のか
すれ等の様々な問題の発生を阻止することができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例の詳細を図面を用いて
説明する。
【0011】図1は本発明に係る一実施例の光学的文字
読取装置における光電変換部の構成を示すブロック図で
ある。
【0012】同図において、11は基準白レベルを表す
基準白レベル表示部(後述する)及び帳票上の濃淡情報
を読み込んで電気信号に変換する光電変換手段としての
イメージセンサ、12はイメージセンサ11の出力を一
定の増幅率で増幅する増幅器である。13は増幅後の信
号を波形整形するサンプルホールド回路、14は光源光
量の変動やイメージセンサ11におけるビット間の変換
効率のバラツキに対する補正、さらには光学系ひずみに
対するシェーディング補正等を行うためのAGC(オー
ト・ゲイン・コントロール)回路、15はAGC回路1
4の出力を多値のデジタル信号に変換する第1のA/D
コンバータである。さらに16はサンプルホールド回路
13の出力を基に、帳票上の最大白レベルを検出する最
大白レベル検出手段としての白紙ピークレベル検出器、
17は白紙ピークレベル検出器16の出力を多値のデジ
タル信号に変換する第2のA/Dコンバータである。ま
た18はサンプルホールド回路13の出力を基に、基準
白レベル表示部の白レベルを検出する基準白レベル検出
手段としての基準白レベル検出器、19は基準白レベル
検出器18の出力を多値のデジタル信号に変換する第3
のA/Dコンバータである。さらに20は信号二値化の
ためのスライスレベルを決定する上での基準となるマス
タレベルの情報を記憶するマスタレベル記憶手段として
のラインメモリである。つまりこのマスタレベルから固
有値を差し引いた信号レベルが信号二値化のためのスラ
イスレベルとなる。また21は制御手段としての判定回
路である。この判定回路21は、白紙ピークレベル検出
器16で求めた最大白レベルと基準白レベル検出器18
で求めた基準白レベルとを比較し、最大白レベルが基準
白レベルより低く、かつ基準白レベルに対して設定され
るスライスレベルより最大白レベルが高い場合は、基準
白レベルをラインメモリ20に記憶すべきマスタレベル
として判定する。そして22はラインメモリ20への入
力を、第1のA/Dコンバータ15を通じて得た白紙レ
ベルと判定回路21で求めた基準白レベルとの間で切替
えるマルチプレクサである。
【0013】図2は帳票搬送路上に設けた上述の基準白
レベル表示部を示す図である。同図に示すように、この
基準白レベル表示部Aは、イメージ読込有効幅W1内
で、最大帳票幅W2を避けた位置に設けられている。
【0014】次にこの実施例の動作を説明する。
【0015】まず帳票の先端部分が読取りエリアに到達
したところで、この帳票先端部分及び基準白レベル表示
部Aの濃淡情報がイメージセンサ11によってそれぞれ
同時に読込まれる。イメージセンサ11の出力は、増幅
器12で一定の増幅率で増幅された後、サンプルホール
ド回路13を介して、AGC回路14、白紙ピークレベ
ル検出器16、及び基準白レベル検出器18にそれぞれ
入力される。
【0016】白紙ピークレベル検出器16は、帳票上の
濃淡情報に対応する信号群から最大白レベルを検出し、
この信号を第2のA/Dコンバータ17を通じて判定回
路21に送る。
【0017】一方、基準白レベル検出器18は、帳票を
除いた部分の濃淡情報に対応する信号群の中の最大白レ
ベルを、基準白レベル表示部Aの基準白レベルとして検
出した後、この信号を第3のA/Dコンバータ19を通
じて判定回路21に送る。
【0018】図3は帳票上の非ドロップアウトカラー部
分を入力したときのサンプルホールド回路13の出力を
示す図である。同図において、Lbは基準白レベル表示
部Aの基準白レベル、Lpは帳票上の非ドロップアウト
カラー部分の最大白レベル、Lcは、基準白レベル表示
部Aの基準白レベルLbをマスタレベルとする場合の信
号二値化のためのスライスレベルである。
【0019】このように、最大白レベルLpが基準白レ
ベルLbより低く、しかも最大白レベルLpがスライス
レベルLcより高い場合、判定回路21は、基準白レベ
ルLbをラインメモリ20に入力するようマルチプレク
サ22を切替え制御する。これにより、ラインメモリ2
0に基準白レベルLbで統一されたマスタレベルの情報
が記憶される。
【0020】この後、帳票の白紙部分が読取りエリアに
入ると、図4に示すように、帳票の最大白レベルLpが
基準白レベルLbより高くなる。すると、判定回路21
は、第1のA/Dコンバータ15を通じて得た白紙レベ
ルをラインメモリ20に入力するようマルチプレクサ2
2を切替える。これにより、ラインメモリ20に正規の
白紙レベルがマスタレベルとして記憶され、以降、この
マスタレベルを基準に設定されたスライスレベルで信号
の二値化が行われる。
【0021】かくしてこの実施例の光学的文字読取装置
によれば、帳票の先端部分に非ドロップアウトカラーに
よる印刷物等が存在する場合、基準白レベルを一時的に
マスタレベルとしてラインメモリ20に記憶することに
より、非ドロップアウトカラー部分の直後に存在する文
字についても、黒ビットの欠落を大々的に招くこと無
く、正常な文字の読取りを行うことができる。
【0022】尚、この実施例では、最大白レベルLpが
基準白レベルLbより低く、かつ最大白レベルLpがス
ライスレベルLcより高い場合に、基準白レベルLbを
ラインメモリ20に記憶するようにしたが、少なくと
も、最大白レベルLpが基準白レベルLbより低い場合
に、基準白レベルLbをラインメモリ20に記憶するよ
うにしてもかまわない。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明の光学的文字
読取装置によれば、帳票の先頭部分に非ドロップアウト
カラーによる印刷物が存在する等、帳票の先頭部分が完
全な白紙でない場合でも、正しく文字の読取りを行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の光学的文字読取装置に
おける光電変換部の構成を示すブロック図である。
【図2】帳票搬送路上に設けた基準白レベル表示部を示
す図である。
【図3】帳票上の非ドロップアウトカラー部分を入力し
たときのサンプルホールド回路の出力を示す図である。
【図4】帳票上の白紙部分を入力したときのサンプルホ
ールド回路の出力を示す図である。
【図5】従来の光学的文字読取装置の光電変換部の構成
を示すブロック図である。
【図6】非ドロップアウトカラー部分を有する帳票を示
す図である。
【符号の説明】
11……イメージセンサ 12……増幅器 13……サンプルホールド回路 14……AGC回路 15……第1のA/Dコンバータ 16……白紙ピークレベル検出器 17……第2のA/Dコンバータ 18……基準白レベル検出器 19……第3のA/Dコンバータ 20……ラインメモリ 21……判定回路 22……マルチプレクサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 基準白レベルを表す基準白レベル表示部
    及び帳票上の濃淡情報をそれぞれ光学的に読み込んで電
    気信号に変換する光電変換手段と、 前記光電変換手段より出力された、前記帳票上の濃淡情
    報に対応する信号の最大白レベルを検出する最大白レベ
    ル検出手段と、 前記光電変換手段より出力された、前記基準白レベル表
    示部の基準白レベルを検出する基準白レベル検出手段
    と、 信号二値化のためのスライスレベルを決定するマスタレ
    ベルの情報を記憶するマスタレベル記憶手段と、 前記最大白レベル検出手段及び前記基準白レベル検出手
    段によりそれぞれ検出された最大白レベルと基準白レベ
    ルとを比較し、最大白レベルが基準白レベルより低い場
    合、基準白レベルをマスタレベルとして前記マスタレベ
    ル記憶手段に記憶するよう制御を行う制御手段と、 を具備することを特徴とする光学的文字読取装置。
JP3159207A 1991-06-29 1991-06-29 光学的文字読取装置 Withdrawn JPH0512490A (ja)

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JP3159207A JPH0512490A (ja) 1991-06-29 1991-06-29 光学的文字読取装置

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JP3159207A JPH0512490A (ja) 1991-06-29 1991-06-29 光学的文字読取装置

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JPH0512490A true JPH0512490A (ja) 1993-01-22

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JP3159207A Withdrawn JPH0512490A (ja) 1991-06-29 1991-06-29 光学的文字読取装置

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Effective date: 19980903