JPH05124790A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JPH05124790A
JPH05124790A JP28690391A JP28690391A JPH05124790A JP H05124790 A JPH05124790 A JP H05124790A JP 28690391 A JP28690391 A JP 28690391A JP 28690391 A JP28690391 A JP 28690391A JP H05124790 A JPH05124790 A JP H05124790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide rail
overhead crane
work
conveyor
sub
Prior art date
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Pending
Application number
JP28690391A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiko Taniguchi
隆彦 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP28690391A priority Critical patent/JPH05124790A/ja
Publication of JPH05124790A publication Critical patent/JPH05124790A/ja
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  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吊り降し機構の位置決めを容易にして、搬
入、搬出作業の容易化および迅速化を図る。 【構成】 第1の天井クレーン100は、案内レール1
01に沿って移動される吊り降し機構102を有してい
る。第2の天井クレーンは、案内レール101に直交す
る固定案内レール201と、固定案内レール201に沿
って移動する可動案内レール202と、可動案内レール
202に支承されて固定案内レール201に直交する方
向に移動する吊り降し機構204とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の生産ライン間
におけるワークの搬送手段として好適な搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の組立工場では、四輪車用エンジ
ン等の重量の大きなワークを生産ライン間で搬送するた
め、従来から図6および図7に示すような搬送装置を使
用している。
【0003】この搬送装置は、天井クレーン10とその
後方に位置された天井クレーン20とを有している。天
井クレーン10は、水平に配設された固定案内レール1
1と、この案内レール11に走行可能に支承された吊り
降し機構12とで構成され、また天井クレーン20は水
平面内で旋回し得るように回転支柱21によってその基
部が支承された旋回案内レール22と、この案内レール
22に走行可能に支承された吊り降し機構23とで構成
されている。
【0004】なお、この搬送装置では、上記吊り降し機
構12および23として、いわゆるチェーンブロックを
使用している。また上記旋回案内レール22は、案内レ
ール11よりも低い位置で旋回するように、その高さが
設定されている。
【0005】天井クレーン10によってワークを吊り降
しする場合には、図示するようにクレーン20の案内レ
ール22を天井クレーン10の案内レール11に対して
平行に位置させる。なお、図10には、この状態が平面
的に示されている。このように、案内レール22が退避
された状態では、天井クレーン10の吊り降し機構12
が案内レール22に接触する虞はない。そこで、吊り降
し機構12を案内レール11に沿って図7に鎖線で示し
た位置まで、つまりサブコンベア30のワーク搬出位置
の上方位置まで左方に移動させる。
【0006】つぎに、吊り降し機構12のフック12a
を下降、上昇動作させてサブコンベア30上の図示して
いないワークを吊り上げ、その後、メインコンベア40
におけるワーク搬入位置Pの上方まで吊り降し機構12
を移動させる。そして、上記フック12aを下降動作さ
せて上記搬入位置Pにワークを載置する。
【0007】一方、天井クレーン20によってワークを
吊り降しする場合には、図9に示した位置まで天井クレ
ーン10の吊り降し機構12を退避させる。そして、天
井クレーン20の案内レール22を旋回させる操作と該
案内レール22上で吊り降し機構23を移動させる操作
とを実施して、該機構23を図示していない別のサブコ
ンベアのワーク搬出位置上に位置させるとともに、該機
構23のフック23aを下降、上昇動作させて上記ワー
クを上記サブコンベアから吊り上げる。
【0008】ついで、旋回案内レール22を図8の位置
および図10の鎖線位置、つまり案内レール11に直交
する位置まで旋回させる操作と、吊り降し機構23を案
内レール22に沿って移動する操作とを実施して、該吊
り降し機構23を上記搬入位置Pの上方に位置させ、そ
の後、フック23aを下降動作にさせてワークを上記搬
入位置Pに載置する。
【0009】以上の説明から明らかなように、この従来
の搬送装置によれば、互いに位置の異なる複数のサブコ
ンベアから上記メインコンベア40の所定の搬入位置P
にワークを搬入することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の搬送装置で
は、天井クレーン20の吊り降し機構23を所定のワー
ク上げ下ろし位置の上方に位置決めするさいに、旋回案
内レール22の旋回操作と、該案内レール22上におけ
る吊り降し機構23の直線移動操作とを実施することに
なるが、旋回移動と直線移動の組合わせによって吊り降
し機構23を精度良く位置決めする操作は、手間を要す
るばかりでなく、高い熟練度を要求される。
【0011】本発明の目的は、かかる状況に鑑み、吊り
降し機構の位置決めを容易に行うことができる作業性の
良い搬送装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明では、
吊り降し機構、およびこの吊り降し機構を水平な所定の
方向に案内移動する手段を有した第1の天井クレーン
と、吊り降し機構、およびこの吊り降し機構を上記所定
の方向ならびに該方向に直交する水平な方向に案内し
て、上記第1の天井クレーンにおける移動域の一部を含
む移動域で上記吊り降し機構を移動させる手段を有した
第2の天井クレーンとが備えられている。
【0013】
【作用】第2の天井クレーンの吊り降し機構が、上記所
定の方向およびこれに直交する水平な方向に直線移動さ
れるので、所定のワーク上げ下ろし位置に対する上記吊
り降し機構の位置決めが容易となる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施利につい
て説明する。図1および図2は、天井クレーン100
と、天井クレーン100の後方に位置された天井クレー
ン200とを有した本発明の実施例を示している。
【0015】上記天井クレーン100は、所定の地上高
さの位置に水平に固定配設された案内レール101と、
この案内レール101に移動可能に支承された吊り降し
機構102とで構成されている。
【0016】一方、天井クレーン200は、上記案内レ
ール101に直交する方向に互いに平行して配設された
一対の固定案内レール201と、これらの固定案内レー
ル201の下方に位置された可動案内レール202とを
備えている。
【0017】上記可動案内レール202は、各固定案内
レール201にそれぞれ平行して設けられた一対の腕部
202aと、これらの腕部202aの先端間に横架され
た案内部202bとから構成されており、したがってこ
の字状の平面形状を有している。そして、この可動案内
レール202の案内部202bには、吊り降し機構20
4が移動可能に支承されている。
【0018】この可動案内レール202は、上記腕部2
02aの後端部に連結された一対の走行体203を介し
て固定案内レール201に支承されており、したがって
固定案内レール201に沿って移動することができる。
【0019】なお、この実施例では、上記吊り降し機構
102および204として、いわゆるチェーンブロック
を使用しており、これらには走行用動力源および吊上げ
用動力源が備えられている。また、上記走行体203に
も走行用動力源が備えられている。
【0020】以下、この実施例の作用について説明す
る。天井クレーン100によってワークを吊り降しする
場合には、図1に示す位置まで可動案内レール202を
後退させる。なお、図5は可動案内レール202が後退
されている場合の案内レール101と案内部202bの
相対位置関係を示している。
【0021】可動案内レール202が後退した状態で
は、天井クレーン100の吊り降し機構102が可動案
内レール202と干渉する虞はない。そこで、図2に鎖
線で示したように吊り降し機構102を案内レール10
1に沿って左方に移動させ、サブコンベア300のワー
ク搬出位置上に位置させる。
【0022】つぎに、吊り降し機構102におけるフッ
ク102aを下降、上昇動作させてサブコンベア300
上の図示していないワーク(例えば、四輪車用エンジ
ン)を吊り上げ、その後、メインコンベア400におけ
るワーク搬入位置Pの上方まで吊り降し機構102を移
動させる。そして、上記フック102aを下降動作させ
て上記搬入位置Pにワークを載置する。
【0023】一方、天井クレーン200によってワーク
を吊り降しする場合には、図4に示した位置まで天井ク
レーン100の吊り降し機構102を退避させる。そし
て、天井クレーン200の可動案内レール202を固定
案内レール201に沿って移動させる操作と可動案内レ
ール202の案内部202bに沿って吊り降し機構20
4を移動させる操作とを実施して、該機構204を図示
していない別のサブコンベアのワーク搬出位置上に位置
させるとともに、該機構204のフック204aを下
降、上昇動作させて、上記ワークを上記サブコンベアか
ら吊り上げる。
【0024】ついで、可動案内レール202を図3の位
置および図5の鎖線位置、つまり案内部202bが案内
レール101に重なる位置まで前進移動させる操作と、
吊り降し機構204を案内部202bに沿って移動する
操作とを実施して、該吊り降し機構204を上記搬入位
置Pの上方に位置させ、その後、フック204aを下降
動作にさせてワークを上記搬入位置Pに載置する。
【0025】以上の説明から明らかなように、この実施
例の搬送装置によれば、互いに位置の異なる複数のサブ
コンベアからメインコンベア40の所定の搬入位置Pに
ワークを搬入することができる。
【0026】そして、この実施例の場合には、天井クレ
ーン200の吊り降し機構204が互いに直交する2方
向に直線的に移動されるので、該機構204の位置決め
が極めて容易であり、したがって天井クレーン200に
関係するサブコンベアからのワークの搬出操作と、メイ
ンコンベア40へのワークの搬入操作を能率良く行うこ
とができる。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、第2の天井クレーンの
吊り降し機構が互いに直交する2方向に直線的に移動さ
れるので、該吊り降し機構を旋回移動操作と直線移動操
作の組合わせによって位置決めする前記従来装置に比し
て、上記吊り降し機構の位置決めが容易であり、これに
よって、ワークの搬入、搬出作業の容易化および迅速化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を概念的に示した側面図。
【図2】実施例の正面図。
【図3】第2の天井クレーンの使用態様を示した側面
図。
【図4】第2の天井クレーンの使用態様を示した正面
図。
【図5】第1の天井クレーンと第2の天井クレーンの相
対位置関係を示した平面図。
【図6】従来の搬送装置の構成を概念的に示した側面
図。
【図7】従来装置の構成を概念的に示した正面図。
【図8】従来装置における第2の天井クレーンの使用態
様を示した側面図。
【図9】従来装置における第2の天井クレーンの使用態
様を示した正面図。
【図10】従来装置における第1の天井クレーンと第2
の天井クレーンの相対位置関係を示した平面図。
【符号の説明】 100 第1の天井クレーン 101 案内レール 102 吊り降し機構 200 第2の天井クレーン 201 固定案内レール 202 可動案内レール 202a 腕部 202b 案内部 203 走行体 204 吊り降し機構 300 サブコンベア 400 メインコンベア

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吊り降し機構、およびこの吊り降し機構を
    水平な所定の方向に案内移動する手段を有した第1の天
    井クレーンと、 吊り降し機構、およびこの吊り降し機構を上記所定の方
    向に直交する水平な方向に案内して、上記第1の天井ク
    レーンにおける移動域の一部を含む移動域で上記吊り降
    し機構を移動させる手段を有した第2の天井クレーンと
    を備えることを特徴とする搬送装置。
JP28690391A 1991-10-31 1991-10-31 搬送装置 Pending JPH05124790A (ja)

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JP28690391A JPH05124790A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 搬送装置

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JP28690391A JPH05124790A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 搬送装置

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JPH05124790A true JPH05124790A (ja) 1993-05-21

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ID=17710495

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JP28690391A Pending JPH05124790A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 搬送装置

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JP (1) JPH05124790A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008213995A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Kito Corp 荷役搬送用吊具及びこれを備えた荷役搬送装置並びに荷役搬送方法
JP2009132494A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Kito Corp 荷役搬送用吊具及び荷役搬送装置
JP2009132495A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Kito Corp 荷役搬送用吊具及び荷役搬送装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008213995A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Kito Corp 荷役搬送用吊具及びこれを備えた荷役搬送装置並びに荷役搬送方法
JP2009132494A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Kito Corp 荷役搬送用吊具及び荷役搬送装置
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