JPH05124294A - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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- JPH05124294A JPH05124294A JP3287584A JP28758491A JPH05124294A JP H05124294 A JPH05124294 A JP H05124294A JP 3287584 A JP3287584 A JP 3287584A JP 28758491 A JP28758491 A JP 28758491A JP H05124294 A JPH05124294 A JP H05124294A
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- JP
- Japan
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- image
- recording
- scanning direction
- data
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- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Image Generation (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、画像データ自身を拡大/縮小する
格別な構成を備えなくても、簡単な構成でもって変倍し
た画像を記録することを可能にする画像記録装置を提供
しようとするものである。 【構成】 本発明において、レーザビームプリンタの場
合、スキャニングミラー3の回転速度と感光ドラム7の
回転速度を制御し、これ以外は通常倍率と画像記録と同
じ動作をする。そして、これら2つの回転速度を制御す
ることで、与えられた倍率の画像を得る。
格別な構成を備えなくても、簡単な構成でもって変倍し
た画像を記録することを可能にする画像記録装置を提供
しようとするものである。 【構成】 本発明において、レーザビームプリンタの場
合、スキャニングミラー3の回転速度と感光ドラム7の
回転速度を制御し、これ以外は通常倍率と画像記録と同
じ動作をする。そして、これら2つの回転速度を制御す
ることで、与えられた倍率の画像を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像記録装置、詳しくは
入力した記録データに基づく画像を所定の記録媒体上に
記録する画像記録装置に関するものである。
入力した記録データに基づく画像を所定の記録媒体上に
記録する画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置(レーザビームプリ
ンタ)のブロック構成を図6に示し、以下にその構成と
動作内容を説明する。
ンタ)のブロック構成を図6に示し、以下にその構成と
動作内容を説明する。
【0003】図中、61はホスト等の外部機器からの文
書情報や画像データ等の記録データを入力する入力制御
部、62は入力制御部1を通して入力した記録データを
1ページ分記憶する容量を持ったページメモリである。
尚、外部機器から入力する記録データには、画像情報
(イメージデータ)、図形情報(図形を描くためのデー
タ)、文書情報(文字コード)及びこれら情報の出力形
態を指示する各種制御情報(例えば、特定の文字に対し
て強調処理するように指示するコマンド等)が含まれ
る。63はキャラクタ・ジェネレータ部でページメモリ
62上に格納されている文書情報が文字コード情報から
成るとき、それらのコード情報を入力し対応するパター
ンデータを主制御部64に出力する。
書情報や画像データ等の記録データを入力する入力制御
部、62は入力制御部1を通して入力した記録データを
1ページ分記憶する容量を持ったページメモリである。
尚、外部機器から入力する記録データには、画像情報
(イメージデータ)、図形情報(図形を描くためのデー
タ)、文書情報(文字コード)及びこれら情報の出力形
態を指示する各種制御情報(例えば、特定の文字に対し
て強調処理するように指示するコマンド等)が含まれ
る。63はキャラクタ・ジェネレータ部でページメモリ
62上に格納されている文書情報が文字コード情報から
成るとき、それらのコード情報を入力し対応するパター
ンデータを主制御部64に出力する。
【0004】主制御部64はプリンタ全体の制御を行な
うもので、例えばマイクロプロセッサ等のCPU、CP
Uが実行する制御プログラムや各種データを格納してい
るROM及びCPUが制御プログラムに従って動作中に
ワークエリアとして使用するRAMを備えている。制御
部64はページメモリ62に記憶されたデータ順次読み
だし、それが文字コードである場合には、キャラクタ・
ジェネレータ63によってパターンを発生し、ビットマ
ップメモリ69に順次展開し、1ページ分のビットマッ
プイメージをこのメモリ69に展開する。
うもので、例えばマイクロプロセッサ等のCPU、CP
Uが実行する制御プログラムや各種データを格納してい
るROM及びCPUが制御プログラムに従って動作中に
ワークエリアとして使用するRAMを備えている。制御
部64はページメモリ62に記憶されたデータ順次読み
だし、それが文字コードである場合には、キャラクタ・
ジェネレータ63によってパターンを発生し、ビットマ
ップメモリ69に順次展開し、1ページ分のビットマッ
プイメージをこのメモリ69に展開する。
【0005】65はスキャンバッファであって、ビット
マップメモリ69に展開されたビットマップイメージ中
の1ライン分ずつ読み込み記憶するラインバッファと、
既に読み込まれている1ライン分のイメージデータをP
/S変換器(パラレル→シリアル変換器)66に出力す
るラインバッファの2つ(図示の符号65−1,65−
2)で構成されている。これらのラインバッファはその
機能が固定しているのではなく、1ライン分のデータを
P/S変換器66に出力する度に、切り換えられる。つ
まり、一方がP/S変換器66に出力しているとき、他
方がビットマップメモリ69から次に出力すべきイメー
ジデータを格納させることで、処理を高速化している。
マップメモリ69に展開されたビットマップイメージ中
の1ライン分ずつ読み込み記憶するラインバッファと、
既に読み込まれている1ライン分のイメージデータをP
/S変換器(パラレル→シリアル変換器)66に出力す
るラインバッファの2つ(図示の符号65−1,65−
2)で構成されている。これらのラインバッファはその
機能が固定しているのではなく、1ライン分のデータを
P/S変換器66に出力する度に、切り換えられる。つ
まり、一方がP/S変換器66に出力しているとき、他
方がビットマップメモリ69から次に出力すべきイメー
ジデータを格納させることで、処理を高速化している。
【0006】一般にレーザビームプリンタにおけるその
記録方式は、イメージデータに基づいてその発光がオン
/オフする半導体レーザ素子からのレーザ光を、感光ド
ラム上に走査露光させ、公知の電子写真記録方式に従っ
て画像を記録紙に形成する。この走査露光させるための
1ライン分のイメージデータを半導体レーザ素子の駆動
信号に使用するため、P/S変換器66を介してシリア
ルデータに変換している。尚、シリアルデータに変換さ
れた信号(ビデオ信号)に基づいて実際に画像の記録を
行うのが、図示の像形成部67である。
記録方式は、イメージデータに基づいてその発光がオン
/オフする半導体レーザ素子からのレーザ光を、感光ド
ラム上に走査露光させ、公知の電子写真記録方式に従っ
て画像を記録紙に形成する。この走査露光させるための
1ライン分のイメージデータを半導体レーザ素子の駆動
信号に使用するため、P/S変換器66を介してシリア
ルデータに変換している。尚、シリアルデータに変換さ
れた信号(ビデオ信号)に基づいて実際に画像の記録を
行うのが、図示の像形成部67である。
【0007】68は操作パネル部で、印刷装置の各種設
定等を行なったり、印刷装置の操作状態を表示したりす
る。
定等を行なったり、印刷装置の操作状態を表示したりす
る。
【0008】70はイメージデータを拡大或いは縮小す
る拡大/縮小部である。操作者が操作パネル部68から
拡大もしくは縮小の指示を与えたとき、キャラクタ・ジ
ェレレータ63から発生した文字パターンやページメモ
リ2から読みだしたイメージデータは一旦、この拡大/
縮小部70に供給して変倍処理を施させ、そのデータを
ビットマップメモリ69に展開することになる。尚、変
倍処理自体は、通常、ビット間引きや補間処理によって
実現している。
る拡大/縮小部である。操作者が操作パネル部68から
拡大もしくは縮小の指示を与えたとき、キャラクタ・ジ
ェレレータ63から発生した文字パターンやページメモ
リ2から読みだしたイメージデータは一旦、この拡大/
縮小部70に供給して変倍処理を施させ、そのデータを
ビットマップメモリ69に展開することになる。尚、変
倍処理自体は、通常、ビット間引きや補間処理によって
実現している。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら上述
した従来の装置においては、拡大或いは縮小印刷を行う
とき、ビットマップメモリ69上にデータをイメージを
展開する前に拡大/縮小のためのデータ変換を行なわな
ければならず、装置構成が複雑になることは避けられな
かった。
した従来の装置においては、拡大或いは縮小印刷を行う
とき、ビットマップメモリ69上にデータをイメージを
展開する前に拡大/縮小のためのデータ変換を行なわな
ければならず、装置構成が複雑になることは避けられな
かった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる問題に鑑
みなされたものであり、画像データ自身を拡大/縮小す
る格別な構成を備えなくても、簡単な構成でもって変倍
した画像を記録することを可能にする画像記録装置を提
供しようとするものである。
みなされたものであり、画像データ自身を拡大/縮小す
る格別な構成を備えなくても、簡単な構成でもって変倍
した画像を記録することを可能にする画像記録装置を提
供しようとするものである。
【0011】この課題を解決するため本発明の画像記録
装置は以下に示す構成を備える。すなわち、入力した記
録データに基づく画像を所定の記録媒体上に記録する画
像記録装置において、記録すべきイメージデータを記憶
する記憶手段と、該記憶手段に記憶されたイメージデー
タに基づく主走査方向の記録速度を制御する第1の制御
手段と、前記記憶手段に記憶されたイメージデータに基
づく副走査方向の記録速度を制御する第2の制御手段と
を備える。
装置は以下に示す構成を備える。すなわち、入力した記
録データに基づく画像を所定の記録媒体上に記録する画
像記録装置において、記録すべきイメージデータを記憶
する記憶手段と、該記憶手段に記憶されたイメージデー
タに基づく主走査方向の記録速度を制御する第1の制御
手段と、前記記憶手段に記憶されたイメージデータに基
づく副走査方向の記録速度を制御する第2の制御手段と
を備える。
【0012】
【作用】かかる本発明の構成において、画像を変倍して
記録するときには、第1の制御手段と第2の制御手段に
よって、主走査方向及び副走査方向の記録速度を制御し
て変倍画像を記録する。
記録するときには、第1の制御手段と第2の制御手段に
よって、主走査方向及び副走査方向の記録速度を制御し
て変倍画像を記録する。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る実施例
を詳細に説明する。
を詳細に説明する。
【0014】図1に本実施例における印刷装置のレーザ
ビームプリンタの像形成部を示している。
ビームプリンタの像形成部を示している。
【0015】レーザ・ビームは、ビデオ信号を基に作ら
れたレーザ駆動信号に従ってON/OFFする。そのレ
ーザ・ビームはレーザユニット1から放射され、シリン
ドリカル・レンズ2を通り、定速回転しているスキャニ
ングミラー3の一側面を照射する。そして、そのスキャ
ニングミラーで反射されたレーザ・ビームは、トーリッ
クレンズ4、結像レンズ5を通り、反射ミラー6で反射
され、感光ドラム7上を走査する。これを主走査とい
う。
れたレーザ駆動信号に従ってON/OFFする。そのレ
ーザ・ビームはレーザユニット1から放射され、シリン
ドリカル・レンズ2を通り、定速回転しているスキャニ
ングミラー3の一側面を照射する。そして、そのスキャ
ニングミラーで反射されたレーザ・ビームは、トーリッ
クレンズ4、結像レンズ5を通り、反射ミラー6で反射
され、感光ドラム7上を走査する。これを主走査とい
う。
【0016】実施例におけるスキャニングミラー3の回
転速度は、希望する主走査方向縮小/拡大倍率によって
変えることが可能である。スキャニングミラー3の回転
速度(スキャニングミラーを駆動するモーダの回転速
度)を下げれば感光ドラム上に形成される画像は主走査
方向に縮小され、回転速度を上げれば、画像は拡大され
る。例えば、スキャニングミラー3の回転速度を下げた
場合、レーザビームの走査速度が遅くなるので、図2
(a)の画像が主走査方向に縮まって同図(b)のよう
になる。また、逆にスキャニングミラー3の回転速度を
上げるとレーザビームの走査速度が早くなる。従って、
図3(a)の画像は同図(b)の如く主走査方向に間延
びし、結果としてその方向に対して拡大することにな
る。ただし、水平同期をとるため、水平同期信号はスキ
ャニングミラー3の回転速度に応じて制御される。
転速度は、希望する主走査方向縮小/拡大倍率によって
変えることが可能である。スキャニングミラー3の回転
速度(スキャニングミラーを駆動するモーダの回転速
度)を下げれば感光ドラム上に形成される画像は主走査
方向に縮小され、回転速度を上げれば、画像は拡大され
る。例えば、スキャニングミラー3の回転速度を下げた
場合、レーザビームの走査速度が遅くなるので、図2
(a)の画像が主走査方向に縮まって同図(b)のよう
になる。また、逆にスキャニングミラー3の回転速度を
上げるとレーザビームの走査速度が早くなる。従って、
図3(a)の画像は同図(b)の如く主走査方向に間延
びし、結果としてその方向に対して拡大することにな
る。ただし、水平同期をとるため、水平同期信号はスキ
ャニングミラー3の回転速度に応じて制御される。
【0017】主走査だけでは、直前に走査露光したライ
ン上に次のレーザビームが走査露光し、重なってしま
う。そのため、各ラインを走査する毎に所定量だけずら
して、レーザビームを二次元的に露光させる必要があ
る。これは感光ドラム7を回転させることで達成してい
る。レーザビームの走査露光位置におけるレーザビーム
の走査方向に対しての垂直方向を副走査方向という。
ン上に次のレーザビームが走査露光し、重なってしま
う。そのため、各ラインを走査する毎に所定量だけずら
して、レーザビームを二次元的に露光させる必要があ
る。これは感光ドラム7を回転させることで達成してい
る。レーザビームの走査露光位置におけるレーザビーム
の走査方向に対しての垂直方向を副走査方向という。
【0018】副走査方向に画像を縮小する場合には、図
4(a),(b)の如く、走査ラインを目的の縮小率に
応じて重ねる。また、副走査方向に画像を拡大する場
合、図5(a),(b)に示す如く、目的の拡大率に応
じて各走査ラインの間隔を広げれば良い。この副走査方
向の拡大/縮小処理は感光ドラム7の回転速度を制御す
ることで実現できる。但し、単に各走査ラインの間隔を
広げただけでは、各走査ラインの間に空白が生じるの
で、この部分を埋めるために、前の走査ラインに出力し
たデータと同じデータを次の走査ラインまでの間隔に出
力する(図5(c)参照)。
4(a),(b)の如く、走査ラインを目的の縮小率に
応じて重ねる。また、副走査方向に画像を拡大する場
合、図5(a),(b)に示す如く、目的の拡大率に応
じて各走査ラインの間隔を広げれば良い。この副走査方
向の拡大/縮小処理は感光ドラム7の回転速度を制御す
ることで実現できる。但し、単に各走査ラインの間隔を
広げただけでは、各走査ラインの間に空白が生じるの
で、この部分を埋めるために、前の走査ラインに出力し
たデータと同じデータを次の走査ラインまでの間隔に出
力する(図5(c)参照)。
【0019】指定された変倍率に対応するスキャニング
ミラー3の回転速度及び感光ドラム7の回転速度はその
都度計算するようにしても良いが、予めテーブルとして
ROM等に記憶させ、そのテーブルを参照することで各
回転体の回転速度を制御するようにすればCPUの処理
は簡単になる。
ミラー3の回転速度及び感光ドラム7の回転速度はその
都度計算するようにしても良いが、予めテーブルとして
ROM等に記憶させ、そのテーブルを参照することで各
回転体の回転速度を制御するようにすればCPUの処理
は簡単になる。
【0020】尚、感光ドラム7に走査露光させた後の処
理は以下の通りである。すなわち、走査露光させること
で形成された静電潜像が、感光ドラム7の回転によって
現像ユニット8方向に送られ、ここで、トナーがその静
電潜像上に付着する。続いて定着ユニット10で用紙1
5に定着され、分離ユニット11によってトナーが感光
ドラム7から分離されて、用紙15に転写される。この
後、定着ユニット14で用紙15上に転写されたトナー
を用紙に定着され、外部に排紙される。また、転写され
残ったトナーはドラムクリーニングユニット12によっ
て削り落とされ、次の記録のために感光ドラム7の表面
は一次帯電ユニットで再び帯電される。
理は以下の通りである。すなわち、走査露光させること
で形成された静電潜像が、感光ドラム7の回転によって
現像ユニット8方向に送られ、ここで、トナーがその静
電潜像上に付着する。続いて定着ユニット10で用紙1
5に定着され、分離ユニット11によってトナーが感光
ドラム7から分離されて、用紙15に転写される。この
後、定着ユニット14で用紙15上に転写されたトナー
を用紙に定着され、外部に排紙される。また、転写され
残ったトナーはドラムクリーニングユニット12によっ
て削り落とされ、次の記録のために感光ドラム7の表面
は一次帯電ユニットで再び帯電される。
【0021】上述した例では、主走査方向の変倍をスキ
ャニングミラー3の回転速度、副走査方向の変倍処理を
感光ドラム7の回転速度を制御するよう説明したが、こ
れのみによって本願発明が限定されるものではない。
ャニングミラー3の回転速度、副走査方向の変倍処理を
感光ドラム7の回転速度を制御するよう説明したが、こ
れのみによって本願発明が限定されるものではない。
【0022】例えば、上述した処理では感光ドラム7の
回転速度を制御するので、変倍率に応じて記録紙が外部
に排紙されるまでに要する時間が変動する。しかし、こ
れを一定にすることも可能である。
回転速度を制御するので、変倍率に応じて記録紙が外部
に排紙されるまでに要する時間が変動する。しかし、こ
れを一定にすることも可能である。
【0023】つまり、感光ドラム7の回転速度を一定に
したまま、副走査方向の拡大縮小を実現するわけであ
る。説明を簡単にするため、通常の1/2に縮小する例
を説明する。画像を1/2に縮小するためには、通常倍
率の1ライン走査している間に2ライン分の走査を行わ
せることが必要である。
したまま、副走査方向の拡大縮小を実現するわけであ
る。説明を簡単にするため、通常の1/2に縮小する例
を説明する。画像を1/2に縮小するためには、通常倍
率の1ライン走査している間に2ライン分の走査を行わ
せることが必要である。
【0024】説明が前後するが、レーザビームプリンタ
においては、主走査方向のビデオ信号(パラレル/シリ
アル変換した信号)を生成するためのタイミングとし
て、各走査開始の直前に発生するビームディテクト(B
D)信号を採用している。簡単に説明すれば、このビー
ムディテクト信号はスキャニングミラー3の側面が所定
角度まで回転したときに検出されると考えて良い。
においては、主走査方向のビデオ信号(パラレル/シリ
アル変換した信号)を生成するためのタイミングとし
て、各走査開始の直前に発生するビームディテクト(B
D)信号を採用している。簡単に説明すれば、このビー
ムディテクト信号はスキャニングミラー3の側面が所定
角度まで回転したときに検出されると考えて良い。
【0025】従って、通常倍率の1ライン走査する間に
2回走査させるためには、このBD信号を2回発生させ
れば良い。つまり、スキャニングミラー3を通常のそれ
の2倍の速度で回転させることになる。但し、先に説明
した様に、スキャニングミラー3の回転速度を2倍にす
ると画像の主走査方向が2倍になってまい、縮小させる
どころか拡大してしまう。
2回走査させるためには、このBD信号を2回発生させ
れば良い。つまり、スキャニングミラー3を通常のそれ
の2倍の速度で回転させることになる。但し、先に説明
した様に、スキャニングミラー3の回転速度を2倍にす
ると画像の主走査方向が2倍になってまい、縮小させる
どころか拡大してしまう。
【0026】そこで、レーザユニット1の駆動信号であ
るビデオ信号を供給するための転送クロック数を4倍に
上げる。図6で示せば、P/S変換器66から像形成部
7にビデオ信号の転送するときに同期させるクロック数
を4倍にあげるのである。クロック数が通常状態で2倍
の画像になってしまうところを1/4に縮小することに
なるので、結果として主走査方向に1/2に縮小させる
ことが可能になる。
るビデオ信号を供給するための転送クロック数を4倍に
上げる。図6で示せば、P/S変換器66から像形成部
7にビデオ信号の転送するときに同期させるクロック数
を4倍にあげるのである。クロック数が通常状態で2倍
の画像になってしまうところを1/4に縮小することに
なるので、結果として主走査方向に1/2に縮小させる
ことが可能になる。
【0027】このようにすれば、感光ドラム7の回転速
度を一定にしたまま、つまり、外から見たときの記録速
度を変えずに変倍処理することが可能になる。尚、2
倍、3倍といった拡大処理時においては、P/S変換器
6に同じ内容のラインイメージを2回もしくは3回つづ
けて出力するようにして、各ラインの間が空いてしまう
ことを防ぐようにしてもよい。
度を一定にしたまま、つまり、外から見たときの記録速
度を変えずに変倍処理することが可能になる。尚、2
倍、3倍といった拡大処理時においては、P/S変換器
6に同じ内容のラインイメージを2回もしくは3回つづ
けて出力するようにして、各ラインの間が空いてしまう
ことを防ぐようにしてもよい。
【0028】[他の実施例の説明]前述の実施例は、レ
ーザ・ビームをスキャニングミラーによって反射させる
ことにより主走査を行なうレーザ・ビーム式の印刷装置
に本発明を適用した場合の例であったが、これに限定さ
れるものではない。
ーザ・ビームをスキャニングミラーによって反射させる
ことにより主走査を行なうレーザ・ビーム式の印刷装置
に本発明を適用した場合の例であったが、これに限定さ
れるものではない。
【0029】以下に、ワイヤ・ドット式プリンタやイン
クジェット式プリンタ等、印字ヘッド自身が移動するこ
とによって主走査を行なうタイプの印刷装置に本発明を
適用した場合ついて説明する。
クジェット式プリンタ等、印字ヘッド自身が移動するこ
とによって主走査を行なうタイプの印刷装置に本発明を
適用した場合ついて説明する。
【0030】主走査方向に画像を縮小して出力する場
合、目的とする縮小率に応じて主走査方向のヘッドの移
動速度を小さくする(図7(a),(b)参照)。
合、目的とする縮小率に応じて主走査方向のヘッドの移
動速度を小さくする(図7(a),(b)参照)。
【0031】主走査方向に画像を拡大して出力する場
合、目的とする拡大率に応じて主走査方向のヘッド移動
速度を大きくする。但し、拡大率が高い場合、ドットの
間隔が開いてしまうので、(図8参照)次のドットまで
の間隔に、前のドットと同じデータを出力する事で主走
査方向の画像の拡大を行なう。(図9) 副走査方向に画像を拡大/縮小して出力する場合につい
ては、前述の実施例と同じであるので説明は省略する。
合、目的とする拡大率に応じて主走査方向のヘッド移動
速度を大きくする。但し、拡大率が高い場合、ドットの
間隔が開いてしまうので、(図8参照)次のドットまで
の間隔に、前のドットと同じデータを出力する事で主走
査方向の画像の拡大を行なう。(図9) 副走査方向に画像を拡大/縮小して出力する場合につい
ては、前述の実施例と同じであるので説明は省略する。
【0032】以上説明したように本実施例によれば、制
御部は拡大率及び縮小率にかかわらず、通常通りにイメ
ージデータをビットマップメモリに展開する処理をおこ
なうだけで、画像データ自身を拡大したり縮小したりす
る特別な回路を設けずとも、変倍画像を記録することが
可能になる。
御部は拡大率及び縮小率にかかわらず、通常通りにイメ
ージデータをビットマップメモリに展開する処理をおこ
なうだけで、画像データ自身を拡大したり縮小したりす
る特別な回路を設けずとも、変倍画像を記録することが
可能になる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像データ自身を拡大/縮小する格別な構成を備えなくて
も、簡単な構成でもって変倍した画像を記録することが
可能になる。
像データ自身を拡大/縮小する格別な構成を備えなくて
も、簡単な構成でもって変倍した画像を記録することが
可能になる。
【図1】実施例における像形成部を示す図である。
【図2】スキャニングミラーの回転速度を下げた場合の
感光ドラム上に形成される画像の例である。
感光ドラム上に形成される画像の例である。
【図3】スキャニングミラーの回転速度を上げた場合の
感光ドラム上に形成される画像の例である。
感光ドラム上に形成される画像の例である。
【図4】副走査方向の走査速度を減らした場合の感光ド
ラム上に形成される画像の例である。
ラム上に形成される画像の例である。
【図5】副走査方向の各走査ライン間隔を広げた場合の
感光ドラム上に形成される画像の例である。
感光ドラム上に形成される画像の例である。
【図6】画像データを拡大・縮小して出力するためのデ
ータ変換部を別に持つ従来の印刷装置の例である。
ータ変換部を別に持つ従来の印刷装置の例である。
【図7】他の実施例における主走査方向の画像縮小処理
の概念図である。
の概念図である。
【図8】他の実施例における主走査方向の画像拡大処理
における問題点を示す図である。
における問題点を示す図である。
【図9】他の実施例における主走査方向の画像拡大処理
の概念図である。
の概念図である。
1 レーザユニット 2 シリドリカルレンズ 3 スキャニングミラー 4 トーリックレンズ 5 結像レンズ 6 反射ミラー 7 感光ドラム 8 現像ユニット 9 レジストローラ 10 転写ユニット 11 分離ユニット 12 ドラムクリーニングユニット 13 一時帯電ユニット 14 定着ユニット 15 用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/04 C 7251−5C 104 Z 7251−5C
Claims (2)
- 【請求項1】 入力した記録データに基づく画像を所定
の記録媒体上に記録する画像記録装置において、 記録すべきイメージデータを記憶する記憶手段と、 該記憶手段に記憶されたイメージデータに基づく主走査
方向の記録速度を制御する第1の制御手段と、 前記記憶手段に記憶されたイメージデータに基づく副走
査方向の記録速度を制御する第2の制御手段とを備え、 画像を変倍して記録することを特徴とする画像記録装
置。 - 【請求項2】 拡大処理時における副走査方向の画像の
空白部分が発生する場合には、直前の記録画像を再度記
録して前記空白部を埋めるようにすることを特徴とする
請求項第1項に記載の画像記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287584A JPH05124294A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 画像記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3287584A JPH05124294A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 画像記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05124294A true JPH05124294A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17719199
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3287584A Withdrawn JPH05124294A (ja) | 1991-11-01 | 1991-11-01 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05124294A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6729239B2 (en) | 2000-08-14 | 2004-05-04 | Dainippon Screen Mfg Co., Ltd. | Image recording device for correcting spatial recording error |
-
1991
- 1991-11-01 JP JP3287584A patent/JPH05124294A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6729239B2 (en) | 2000-08-14 | 2004-05-04 | Dainippon Screen Mfg Co., Ltd. | Image recording device for correcting spatial recording error |
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