JPH05123521A - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

Info

Publication number
JPH05123521A
JPH05123521A JP3288620A JP28862091A JPH05123521A JP H05123521 A JPH05123521 A JP H05123521A JP 3288620 A JP3288620 A JP 3288620A JP 28862091 A JP28862091 A JP 28862091A JP H05123521 A JPH05123521 A JP H05123521A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
temperature
temp
blown
peltier element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP3288620A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Kobayashi
信之 小林
Osamu Hosokawa
理 細川
Toru Murata
徹 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP3288620A priority Critical patent/JPH05123521A/ja
Publication of JPH05123521A publication Critical patent/JPH05123521A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吹出風が人体に直接当たっても不快感を与え
ることの少ない空気清浄装置を提供すること。 【構成】 本空気清浄装置は、駆動回路1,ファン用モ
ータ2,空気濾過過器3,室温を検出する温度検出手段
4,空気流路の吹出し側に配置されたペルチェ素子5及
び制御手段6を有する。制御手段6は、CPU60,メ
モリ61及び電流切換回路63を具備する。CPU60
は、温度検出手段4の検出温度とメモリ61が記憶する
設定温度との比較結果に基づき、空気流路Lからの吹出
風の温度が所定温度となるように、温度制御する。電流
切換回路63は、CPU60の制御の下、ペルチェ素子
5に流れる電流の方向を変更する。ペルチェ素子5は、
順方向に電流が流れると発熱し、逆方向に流れると熱を
吸収する。これにより、吹出風の温度が所定の温度とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気清浄装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の空気清浄装置は、室内の空気中の
じんあいを除去するものである場合は、室内で空気を循
環させて、そのじんあいを除去している。このため、吹
出風の温度は室温のまま吹出てくる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、吹出風
が室温のまま吹出てきて室内に在室している人体に直接
当たると、その吹出風により冷たく感じたり、なま暖か
く感じたりして、空気を清浄できでも不快感を与えるこ
とが多い。
【0004】そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり、吹出風が人体に直接当たっても不快感を
与えることの少ない空気清浄装置を提供することを目的
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、清浄対象の空気を当該装置内の空気流路中
に配置された空気濾過器に通過させて清浄空気を吹出す
空気清浄装置において、前記空気流路の吹出し側に配置
された熱交換素子と、この熱交換素子を通過する前の空
気の温度を検出する温度検出手段と、前記空気流路から
の吹出風の温度が所定温度となるように、前記温度検出
手段の検出結果に基づき、前記熱交換素子の熱交換状態
を制御する制御手段とを有することを特徴とするもので
ある。また、熱交換素子をペルチェ素子としてもよい。
【0006】
【作用】このように構成された本発明によれば、制御手
段が空気流路からの吹出風の温度が所定温度となるよう
に、温度検出手段の検出結果に基づき、熱交換素子の熱
交換状態を制御すると、熱交換素子は熱交換状態を変
え、吹出風の温度が所定温度となる。これにより、吹出
風が人体に直接当たっても不快感を与えないようにでき
る。また、熱交換素子をペルチェ素子とすることによ
り、当該装置の小型化が図れる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0008】図1は本発明の空気清浄装置の一実施例を
示す概略ブロック図である。本空気清浄装置は、室内の
空気を清浄対象とするものであり、駆動回路1により駆
動されるファン用モータ2と、当該装置内の空気流路L
に配置された空気濾過器3と、温度検出手段4と、空気
流路Lの吹出し側Loに配置された熱交換素子としての
ペルチェ素子5と、この装置の各部を制御すると共に、
ペルチェ素子5の熱交換状態を制御する制御手段6とを
有して概略構成されている。
【0009】前記温度検出手段4は、例えば熱電対の如
き温度センサ40と、冷接点補償回路等を備えた温度検
出回路41とを具備している。温度センサ40は、室内
に配置され、清浄対象の空気の温度を測定するものであ
る。また、温度検出回路41は、温度センサ40に生じ
た起電力を温度に比例した電気信号に変換して、後述す
るCPU(中央処理装置)60に送出するようになって
いる。なお、温度センサ40は、空気濾過器3の後段
で、かつ、ペルチェ素子5の前段の空気流路Lに配置し
てもよい。
【0010】前記ペルチェ素子5は、一対の異種金属を
接合した構造を有し、その接合面を流れる電流の方向を
切換えることにより、熱を吸収して冷凍器になったり、
熱を発生して暖房器にもなったりするものである。例え
ば順方向に電流を流すと、発熱し、逆方向に流すと熱を
吸収する。また、このペルチェ素子5が吸収又は発生す
る熱量は、電流に比例するので、温度制御として適して
いる。
【0011】前記制御手段6は、この装置の各部を制御
するCPU60と、メモリ61と、電流切換回路63と
を具備している。なお、この制御手段6は、1チップ化
したマイクロコンピュータとするのが好ましい。
【0012】前記電流切換回路63は、図2に示すよう
に、順方向接続用の電磁継電器64a,64bと、逆方
向接続用の電磁継電器64c,64dとを具備してお
り、電源(図示省略)から前記ペルチェ素子5に供給さ
れる電流の方向を切換えるものである。各電磁継電器6
4a乃至64dは、後述するCPU60の制御により動
作する。
【0013】前記メモリ62には、当該装置からの吹出
風の温度を切換える際の判断基準となる設定温度情報が
記憶されている。設定温度情報には、吹出風を冷風に切
換える際の判断基準となる冷風切換え設定温度(例えば
28℃)及び吹出風を熱風に切換える際の判断基準とな
る熱風切換え設定温度(例えば27℃)の各情報があ
る。これらの設定温度は、吹出風が直接人体Pに当って
も不快感を与えない最適な温度として設定される。
【0014】前記CPU60は、温度検出手段4から送
出された電気信号に基づき、温度センサ40の検出温度
と、メモリ61の記憶温度(設定温度)とを比較し、こ
の比較結果により次のように温度制御を行うものであ
る。検出温度と記憶温度との比較により、検出温度が記
憶温度の熱風切換え温度(27℃)より小さい場合は、
吹出風を熱風に切換える温度制御を行う。すなわち、電
流切換回路63の順方向接続用の電磁継電器64a,6
4bを閉成してペルチェ素子5に順方向に電流(図2中
iで示す)を流す。また、検出温度と記憶温度との比較
により、検出温度が記憶温度の熱風切換え温度(27
℃)と冷風切換え温度(28℃)との間である場合は、
ペルチェ素子5への電流供給を停止する温度制御を行
う。すなわち、電流切換回路63の全ての電磁継電器6
4a乃至64dを開成する。また、検出温度と記憶温度
との比較により、検出温度が記憶温度の冷風切換え温度
(28℃)より高い場合は、吹出風を冷風に切換える温
度制御を行う。すなわち、電流切換回路63の逆方向接
続用の電磁継電器64c,64dを閉成してペルチェ素
子5に逆方向に電流(図2中i′で示す)を流す。
【0015】なお、吹出風の最適温度は、室温のみなら
ず、人体Pの体感温度に影響する季節,湿度,吹出風の
風速,在室者(人体P)の人種・年齢・性別・着衣等の
各要素により変化するものである。従って、これらの要
素を考慮して予め複数の設定温度情報をメモリ62に記
憶しておき、CPU60がこれらの各要素に関する情報
を取込んでメモリ62から最適な設定温度情報を選択す
るようにしてもよく、予め設定温度情報を記憶しておか
ずに、CPU60が各要素に関する情報を取込んで、こ
れらの情報を基に所定の関係式に従い演算により最適な
設定温度を求めてもよい。
【0016】次に上記構成の空気清浄装置の作用を説明
する。
【0017】CPU60の制御の下で駆動回路1により
ファン用モータ2が駆動されると、室内で空気が循環
し、空気が当該装置内の空気流路Lを流れ、室内の空気
中に含まれるじんあいが空気濾過過器3により除去さ
れ、吹出し側Loより風が吹出される。一方、室内の温
度を検出した温度検出手段4は、その温度に比例した電
気信号をCPU60に送出する。
【0018】CPU60は、温度検出手段4から送出さ
れた電気信号に基づき、温度センサ40の検出温度と、
メモリ61の記憶温度とを比較し、この比較結果により
温度制御を行う。
【0019】検出温度が記憶温度の熱風切換え温度より
小さい場合は、CPU60は電流切換回路63を制御し
て、順方向接続用の電磁継電器64a,64bを閉成す
る。ペルチェ素子5に電流が順方向に流れ、ペルチェ素
子5は発熱し、吹出風は熱風に変わる。また、比較結果
により、検出温度が記憶温度の熱風切換え温度と冷風切
換え温度との間である場合は、CPU60は電流切換回
路63を制御して、全ての電磁継電器64a乃至64d
を開成し、ペルチェ素子5への電流供給を停止する。ペ
ルチェ素子5には電流が流れないので、ペルチェ素子5
は熱を発生及び吸収せず、吹出風は室温のまま吹出され
る。また、比較結果により、検出温度が記憶温度の冷風
切換え温度より高い場合は、CPU60は電流切換回路
63を制御して、逆方向接続用の電磁継電器64c,6
4dを閉成する。ペルチェ素子5に電流が逆方向に流
れ、ペルチェ素子5が空気流路Lを流れる空気から熱を
吸収し、吹出風は冷風に変わる。
【0020】このような上記実施例の空気清浄装置によ
れば、本発明者による測定結果である図3に示すよう
に、室温(同図中実線で示す)が5℃乃至35℃の如く
大きく変化しても、吹出風の温度(同図中点線で示す)
を15℃乃至25℃と小さな変化に抑えることができ、
吹出風が人体Pに直接当たっても不快感を与えることが
少なくなる。
【0021】また、吹出風の温度制御は、小型なペルチ
ェ素子5を用いているので、当該空気清浄装置の小型化
が図れる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
その要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施できる。
例えば、室内の空気中のじんあいを除去する場合につい
て説明したが、屋外から取入れる空気からじんあいを除
去する空気清浄装置についても同様に適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述した請求項1発明によれば、熱
交換素子の熱交換状態を制御することで、清浄対象の空
気の温度が変化しても空気流路からの吹出風の温度が所
定温度となるので、吹出風が人体に直接当っても不快感
を与えることの少ない空気清浄装置を提供することがで
きる。
【0024】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の効果に加え、熱交換素子を小型なペルチェ素
子とすることにより、当該装置の小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気清浄装置の一実施例を示す概略ブ
ロック図である。
【図2】図1に示す空気清浄装置の電流切換回路の回路
図である。
【図3】図1に示す空気清浄装置の効果を示す図であ
る。
【符号の説明】
3 空気濾過器 4 温度検出手段 5 ペルチェ素子(熱交換素子) 6 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 清浄対象の空気を当該装置内の空気流路
    中に配置された空気濾過器に通過させて清浄空気を吹出
    す空気清浄装置において、前記空気流路の吹出し側に配
    置された熱交換素子と、この熱交換素子を通過する前の
    空気の温度を検出する温度検出手段と、前記空気流路か
    らの吹出風の温度が所定温度となるように、前記温度検
    出手段の検出結果に基づき、前記熱交換素子の熱交換状
    態を制御する制御手段とを有することを特徴とする空気
    清浄装置。
  2. 【請求項2】 前記熱交換素子をペルチェ素子とする請
    求項1記載の空気清浄装置。
JP3288620A 1991-11-05 1991-11-05 空気清浄装置 Withdrawn JPH05123521A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3288620A JPH05123521A (ja) 1991-11-05 1991-11-05 空気清浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3288620A JPH05123521A (ja) 1991-11-05 1991-11-05 空気清浄装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05123521A true JPH05123521A (ja) 1993-05-21

Family

ID=17732553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3288620A Withdrawn JPH05123521A (ja) 1991-11-05 1991-11-05 空気清浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05123521A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3615176A4 (en) * 2017-04-28 2021-01-20 3M Innovative Properties Company AIR FILTRATION MONITORING BASED ON THERMOELECTRIC DEVICES

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3615176A4 (en) * 2017-04-28 2021-01-20 3M Innovative Properties Company AIR FILTRATION MONITORING BASED ON THERMOELECTRIC DEVICES
US11338236B2 (en) 2017-04-28 2022-05-24 3M Innovative Properties Company Air filtration monitoring based on thermoelectric devices

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5778147A (en) Dew preventing device for air conditioners
US5884694A (en) Bathroom dehumidifier method and apparatus
JP2674362B2 (ja) 空気調和装置
JPH05123521A (ja) 空気清浄装置
JP2001193985A (ja) 空気調和機
JPH0675488U (ja) 低温ミストサウナ装置
JP2000304326A (ja) 熱交換換気装置
JPS5916185B2 (ja) 空気調和機用制御装置
JPH0611237A (ja) ショーケースの除霜制御装置
JPH05240484A (ja) 浴室用空気調和機
JP2626157B2 (ja) 空気調和機
JPS63210547A (ja) 空気調和機
JPS6314032A (ja) 空気調和機の制御装置
JPH03224513A (ja) 就寝装置
JPH0413028A (ja) 熱交換換気装置
JPS63143453A (ja) 空気調和機の運転制御方法
JPS5876628A (ja) 便器装置
JPS5950025B2 (ja) 換気制御装置
JP3541442B2 (ja) 温水暖房機の室内機
JPH01252827A (ja) 温水暖房空気調和機
JPH07286748A (ja) 送風装置
JPS604013Y2 (ja) 空気調和機の制御装置
JPS59164835A (ja) 空気調和機
JPH11173728A (ja) 貯蔵用恒温装置
JPS58191620A (ja) 自動車用暖房装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204