JPH05123258A - 電気湯沸かし器 - Google Patents
電気湯沸かし器Info
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- JPH05123258A JPH05123258A JP29119991A JP29119991A JPH05123258A JP H05123258 A JPH05123258 A JP H05123258A JP 29119991 A JP29119991 A JP 29119991A JP 29119991 A JP29119991 A JP 29119991A JP H05123258 A JPH05123258 A JP H05123258A
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- water
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器内に収容された水を加熱保温する電気湯
沸かし器において、水中のカルキ成分などの不要物質を
十分にかつ効果的に除去することを目的とする。 【構成】 循環手段17の駆動開始を設定できる開始設
定手段20を押すことにより容器2内の水を循環させ
る。そして、容器2内の水の温度を検知する温度検知手
段18の温度情報により、水の温度が設定温度記憶手段
21に記憶された所定温度に達したことを検知すると容
器2内の水の循環を停止させる。その水の循環径路中に
濾過装置13を置き、この濾過装置13を通過させるこ
とでカルキ成分などの不要物質を除去する。
沸かし器において、水中のカルキ成分などの不要物質を
十分にかつ効果的に除去することを目的とする。 【構成】 循環手段17の駆動開始を設定できる開始設
定手段20を押すことにより容器2内の水を循環させ
る。そして、容器2内の水の温度を検知する温度検知手
段18の温度情報により、水の温度が設定温度記憶手段
21に記憶された所定温度に達したことを検知すると容
器2内の水の循環を停止させる。その水の循環径路中に
濾過装置13を置き、この濾過装置13を通過させるこ
とでカルキ成分などの不要物質を除去する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器内に収容された水を
加熱保温する電気湯沸かし器に関する。
加熱保温する電気湯沸かし器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電気式の湯沸かし器においても手
軽に水を加熱保温できる家庭用品としての要望のみなら
ず、都市部においてはおいしい水に作り変える機能をも
有するものが求められている。
軽に水を加熱保温できる家庭用品としての要望のみなら
ず、都市部においてはおいしい水に作り変える機能をも
有するものが求められている。
【0003】従来、おいしい水に作り変える機能とし
て、水の沸騰を検知した後一定時間沸騰を持続させた後
に湯沸かしの完了報知を行ない、その後保温に必要な加
熱量に低減させ所定の保温状態を維持するようにしてい
た。そして、沸騰時間中に水中のカルキ成分などを除去
するようにしていた。
て、水の沸騰を検知した後一定時間沸騰を持続させた後
に湯沸かしの完了報知を行ない、その後保温に必要な加
熱量に低減させ所定の保温状態を維持するようにしてい
た。そして、沸騰時間中に水中のカルキ成分などを除去
するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の湯沸
かし器では、沸騰時に水中のカルキ成分の存在が気にな
らない程度にまで除去しようとすると、長時間沸騰状態
を維持しなければならないという問題を有していた。
かし器では、沸騰時に水中のカルキ成分の存在が気にな
らない程度にまで除去しようとすると、長時間沸騰状態
を維持しなければならないという問題を有していた。
【0005】本発明は上記課題を解決するもので、長時
間沸騰状態を維持させることなく、常にカルキ成分を十
分に除去することを第1の目的としている。
間沸騰状態を維持させることなく、常にカルキ成分を十
分に除去することを第1の目的としている。
【0006】また、カルキ成分を除去するための循環手
段を毎回作動させるようし、操作しなくてもよいように
して使い勝手を向上することを第2の目的としている。
段を毎回作動させるようし、操作しなくてもよいように
して使い勝手を向上することを第2の目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、液体を収容する容器と、前記容器内
の液体を加熱する加熱源と、前記容器内の液体温度を検
知する温度検知手段と、前記温度検知手段からの出力に
より前記容器内の液体温度が沸騰点に達したことを検知
する沸騰検知手段と、所定の温度を記憶している設定温
度記憶手段と、前記容器内の液体を強制循環させる循環
手段と、前記循環手段にて送り込まれてきた液体の不要
物質を除去する濾過装置と、前記循環手段の駆動開始を
設定できる開始設定手段と、前記循環手段の動作を制御
する循環制御手段とを備え、前記循環制御手段は、前記
開始設定手段で設定されると前記循環手段を作動させ、
前記温度検知手段で検知された温度が前記設定温度記憶
手段で記憶されている温度以上になると前記循環手段を
停止させるようにしたことを第1の課題解決手段として
いる。
を達成するために、液体を収容する容器と、前記容器内
の液体を加熱する加熱源と、前記容器内の液体温度を検
知する温度検知手段と、前記温度検知手段からの出力に
より前記容器内の液体温度が沸騰点に達したことを検知
する沸騰検知手段と、所定の温度を記憶している設定温
度記憶手段と、前記容器内の液体を強制循環させる循環
手段と、前記循環手段にて送り込まれてきた液体の不要
物質を除去する濾過装置と、前記循環手段の駆動開始を
設定できる開始設定手段と、前記循環手段の動作を制御
する循環制御手段とを備え、前記循環制御手段は、前記
開始設定手段で設定されると前記循環手段を作動させ、
前記温度検知手段で検知された温度が前記設定温度記憶
手段で記憶されている温度以上になると前記循環手段を
停止させるようにしたことを第1の課題解決手段として
いる。
【0008】また、第2の目的を達成するために、上記
第1の課題解決手段に加えて、開始設定手段が設定され
たことを商用電源からの電源供給を取り除いても記憶で
きる記憶手段を備え、循環制御手段は、前記記憶手段で
開始設定手段が設定されたことを記憶していると循環手
段を作動させ、温度検知手段で検知された温度が設定温
度記憶手段で記憶されている温度以上になると前記循環
手段を停止させるようにしたことを第2の課題解決手段
としている。
第1の課題解決手段に加えて、開始設定手段が設定され
たことを商用電源からの電源供給を取り除いても記憶で
きる記憶手段を備え、循環制御手段は、前記記憶手段で
開始設定手段が設定されたことを記憶していると循環手
段を作動させ、温度検知手段で検知された温度が設定温
度記憶手段で記憶されている温度以上になると前記循環
手段を停止させるようにしたことを第2の課題解決手段
としている。
【0009】
【作用】本発明は上記した第1の解決手段により、使用
者が開始設定手段を設定すると循環手段が作動し始め、
容器内の水は濾過装置内を通過することにより、不要物
質を除去しながら循環を水が所定温度になるまでつづけ
るため、所定温度に到達したときにはすでに不要物質は
十分除去できた状態とすることができる。
者が開始設定手段を設定すると循環手段が作動し始め、
容器内の水は濾過装置内を通過することにより、不要物
質を除去しながら循環を水が所定温度になるまでつづけ
るため、所定温度に到達したときにはすでに不要物質は
十分除去できた状態とすることができる。
【0010】また、第2の課題解決手段により、使用者
が循環手段を作動させると、そのことを記憶手段で記憶
し、つぎに容器内の水を沸かすとき、開始設定手段を操
作しなくても自動的に循環制御手段が水が所定温度にな
るまで循環手段を作動させることができ、循環手段を毎
回作動させるよう開始設定手段を操作しなくてもよくな
る。
が循環手段を作動させると、そのことを記憶手段で記憶
し、つぎに容器内の水を沸かすとき、開始設定手段を操
作しなくても自動的に循環制御手段が水が所定温度にな
るまで循環手段を作動させることができ、循環手段を毎
回作動させるよう開始設定手段を操作しなくてもよくな
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1および図2を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
【0012】図に示すように、本体1は内部にに上面開
口の容器2を有しており、この容器2の上部を蓋3で覆
っている。容器2の下方に容器2内の水を加熱する加熱
源4と容器2の内部の水温を検知する温度センサ5とを
配設している。容器2の下方の排出口6から電動ポンプ
7を介して導水管8により水路を形成し、水路切り替え
装置9内の弁10の位置により外部導出口11または内
部導出口12のいずれかを選択して導水管8からの水を
送り出すようにしている。内部導出口12より排出され
た水は、活性炭などを内蔵した濾過装置13を通り、容
器2へ戻される。モ−タ14は電動ポンプ7を駆動する
ものである。操作つまみ15を操作するとスイッチ16
の接点が切り替わり、その信号により弁9が動作し、導
水管8は外部導出口11側に切り替わると同時にモ−タ
14を動作して容器2内の水が外部へ導かれるようにし
ている。電動ポンプ7、導水管8、水路切り替え装置9
および内部導出口12で循環手段17を構成している。
温度センサ5の信号は、温度検知手段18に入力され、
容器2内の水温を検知している。沸騰検知手段19は、
温度検知手段17の温度情報により水が沸騰したかどう
か検知している。開始設定手段20は、使用者が循環手
段17を作動させたいときに操作する。設定温度記憶手
段21は、循環手段17を停止させる所定の温度を記憶
している。循環制御手段22は、開始設定手段20が設
定されるとモ−タ14を駆動し、温度検知手段18の検
知温度が設定温度記憶手段21で記憶されている温度以
上になるとモータ14を停止させる。また、制御手段2
3は加熱源4への通電量を決定するものである。
口の容器2を有しており、この容器2の上部を蓋3で覆
っている。容器2の下方に容器2内の水を加熱する加熱
源4と容器2の内部の水温を検知する温度センサ5とを
配設している。容器2の下方の排出口6から電動ポンプ
7を介して導水管8により水路を形成し、水路切り替え
装置9内の弁10の位置により外部導出口11または内
部導出口12のいずれかを選択して導水管8からの水を
送り出すようにしている。内部導出口12より排出され
た水は、活性炭などを内蔵した濾過装置13を通り、容
器2へ戻される。モ−タ14は電動ポンプ7を駆動する
ものである。操作つまみ15を操作するとスイッチ16
の接点が切り替わり、その信号により弁9が動作し、導
水管8は外部導出口11側に切り替わると同時にモ−タ
14を動作して容器2内の水が外部へ導かれるようにし
ている。電動ポンプ7、導水管8、水路切り替え装置9
および内部導出口12で循環手段17を構成している。
温度センサ5の信号は、温度検知手段18に入力され、
容器2内の水温を検知している。沸騰検知手段19は、
温度検知手段17の温度情報により水が沸騰したかどう
か検知している。開始設定手段20は、使用者が循環手
段17を作動させたいときに操作する。設定温度記憶手
段21は、循環手段17を停止させる所定の温度を記憶
している。循環制御手段22は、開始設定手段20が設
定されるとモ−タ14を駆動し、温度検知手段18の検
知温度が設定温度記憶手段21で記憶されている温度以
上になるとモータ14を停止させる。また、制御手段2
3は加熱源4への通電量を決定するものである。
【0013】図2は、具体回路図で、マイクロコンピュ
ータ24は、リレー25と双方向性サイリスタ26を制
御し、加熱源4への通電量を決定している。加熱源4は
沸騰用ヒータ4aと保温用ヒータ4bから構成されてお
り、水を沸騰させるときにはマイクロコンピュータ24
はリレー25を動作させて沸騰用ヒータ4aを通電させ
る。沸騰後、水を保温するときはマイクロコンピュータ
24は双方向性サイリスタ26を動作させ保温用ヒータ
4bを通電させる。一方、容器2に圧接して取り付けら
れた温度センサ5は、容器2内の水の温度が上昇すると
抵抗値が変化する。そして、温度センサ5と直列に接続
された抵抗器18aとの分圧比が変化し、A/D変換器
18bに電圧変化として入力され、A/D変換器18b
でディジタル値に変換後、マイクロコンピュータ24に
温度情報として入力される。マイクロコンピュータ24
は、開始設定手段20がオンされると、モータ駆動回路
27を介してモータ14を駆動し始める。設定温度記憶
手段21は、抵抗器21a、21bで決定される電圧値
が、A/D変換器21cによりマイクロコンピュータ2
4に温度情報として入力されており、A/D変換器18
bからの温度情報で、容器2内の水がA/D変換器21
cで決定されている所定の温度に達すると、マイクロコ
ンピュータ24はモータ駆動回路27を介してモータ1
4の駆動を停止させる。なお、抵抗器28a、28b
は、保温時の温度を決定するためのものである。
ータ24は、リレー25と双方向性サイリスタ26を制
御し、加熱源4への通電量を決定している。加熱源4は
沸騰用ヒータ4aと保温用ヒータ4bから構成されてお
り、水を沸騰させるときにはマイクロコンピュータ24
はリレー25を動作させて沸騰用ヒータ4aを通電させ
る。沸騰後、水を保温するときはマイクロコンピュータ
24は双方向性サイリスタ26を動作させ保温用ヒータ
4bを通電させる。一方、容器2に圧接して取り付けら
れた温度センサ5は、容器2内の水の温度が上昇すると
抵抗値が変化する。そして、温度センサ5と直列に接続
された抵抗器18aとの分圧比が変化し、A/D変換器
18bに電圧変化として入力され、A/D変換器18b
でディジタル値に変換後、マイクロコンピュータ24に
温度情報として入力される。マイクロコンピュータ24
は、開始設定手段20がオンされると、モータ駆動回路
27を介してモータ14を駆動し始める。設定温度記憶
手段21は、抵抗器21a、21bで決定される電圧値
が、A/D変換器21cによりマイクロコンピュータ2
4に温度情報として入力されており、A/D変換器18
bからの温度情報で、容器2内の水がA/D変換器21
cで決定されている所定の温度に達すると、マイクロコ
ンピュータ24はモータ駆動回路27を介してモータ1
4の駆動を停止させる。なお、抵抗器28a、28b
は、保温時の温度を決定するためのものである。
【0014】上記構成において動作を説明すると、加熱
源4に通電された後の時間経過に対する温度センサ5の
検知温度は、図3に示すように変化する。水が沸騰する
までは単位時間当りの温度上昇勾配( Δθ/Δt) は一
定であり、沸騰状態に近づくにつれ温度上昇勾配( Δθ
/Δt) は0に近づき、それが一定値以下になるとマイ
クロコンピュータ24は沸騰を検知し、沸騰から保温へ
と切り換える。一方、使用者が開始設定手段20を設定
すると、循環手段17が作動し始め、容器2内の水は、
容器2の下方の排出口6から電動ポンプ7、導水管8、
水路切り替え装置9を通して内部導出口12から容器2
へ戻される。この強制循環される水が濾過装置13内を
通過することにより不要物質を除去し、この循環を水が
設定温度記憶手段21に記憶されている所定温度に達す
るまでつづけるため、沸騰状態に到達したときにはすで
に不要物質は十分除去できた状態とすることができる。
源4に通電された後の時間経過に対する温度センサ5の
検知温度は、図3に示すように変化する。水が沸騰する
までは単位時間当りの温度上昇勾配( Δθ/Δt) は一
定であり、沸騰状態に近づくにつれ温度上昇勾配( Δθ
/Δt) は0に近づき、それが一定値以下になるとマイ
クロコンピュータ24は沸騰を検知し、沸騰から保温へ
と切り換える。一方、使用者が開始設定手段20を設定
すると、循環手段17が作動し始め、容器2内の水は、
容器2の下方の排出口6から電動ポンプ7、導水管8、
水路切り替え装置9を通して内部導出口12から容器2
へ戻される。この強制循環される水が濾過装置13内を
通過することにより不要物質を除去し、この循環を水が
設定温度記憶手段21に記憶されている所定温度に達す
るまでつづけるため、沸騰状態に到達したときにはすで
に不要物質は十分除去できた状態とすることができる。
【0015】このように本実施例によれば、循環制御手
段22は、開始設定手段20で設定されると循環手段1
7を作動させ、設定温度記憶手段21で記憶されている
所定温度になると循環手段17を停止させるので、容器
2内の水が沸騰した後、何分間も沸騰を維持することな
くカルキ成分などの不要物質を十分に除去できる。
段22は、開始設定手段20で設定されると循環手段1
7を作動させ、設定温度記憶手段21で記憶されている
所定温度になると循環手段17を停止させるので、容器
2内の水が沸騰した後、何分間も沸騰を維持することな
くカルキ成分などの不要物質を十分に除去できる。
【0016】つぎに、本発明の他の実施例を図4および
図5を参照しながら説明する。なお、上記実施例と同じ
構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
図5を参照しながら説明する。なお、上記実施例と同じ
構成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0017】図に示すように、記憶手段29は、使用者
が開始設定手段20を操作すると、商用電源からの電源
供給が取り除かれても記憶できるもので、不揮発性メモ
リ30で構成し、循環制御手段31に接続している。循
環制御手段31は、記憶手段29で開始設定手段20が
設定されたことを記憶していると循環手段17を作動さ
せ、設定温度記憶手段21で記憶されている所定温度に
なると循環手段17を停止させるようにしている。すな
わち、マイクロコンピュータ24は、水を沸騰させるた
めリレー25を動作させるとき、不揮発性メモリ30が
開始設定手段20が操作されたことを記憶しているかを
調べ、記憶していればモータ駆動回路27を介してモー
タ14を駆動し始める。そして、A/D変換器18bか
らの温度情報が、抵抗器21a、21b、A/D変換器
21cで決定されている所定の温度に達すると、マイク
ロコンピュータ24はモータ駆動回路27を介してモー
タ14を停止させる。
が開始設定手段20を操作すると、商用電源からの電源
供給が取り除かれても記憶できるもので、不揮発性メモ
リ30で構成し、循環制御手段31に接続している。循
環制御手段31は、記憶手段29で開始設定手段20が
設定されたことを記憶していると循環手段17を作動さ
せ、設定温度記憶手段21で記憶されている所定温度に
なると循環手段17を停止させるようにしている。すな
わち、マイクロコンピュータ24は、水を沸騰させるた
めリレー25を動作させるとき、不揮発性メモリ30が
開始設定手段20が操作されたことを記憶しているかを
調べ、記憶していればモータ駆動回路27を介してモー
タ14を駆動し始める。そして、A/D変換器18bか
らの温度情報が、抵抗器21a、21b、A/D変換器
21cで決定されている所定の温度に達すると、マイク
ロコンピュータ24はモータ駆動回路27を介してモー
タ14を停止させる。
【0018】つぎに、図6に基づいて動作を説明する
と、ステップ100でモ−タ14の駆動を開始させる開
始設定手段20が操作されたかどうかを判定し、操作さ
れていなければステップ101へ進み、記憶手段29の
記憶内容から前回開始設定手段20が操作されたかを判
定する。ステップ100で開始設定手段20が操作され
ると、ステップ102へ進み記憶手段29へ記憶させ
る。そして、ステップ103へ進みモ−タ14を駆動し
始める。また、ステップ101で前回開始設定手段20
が操作されていても、ステップ103へ進みモ−タ14
を駆動し始め、ステップ104でリレー25を動作さ
せ、沸騰用ヒータ4aで加熱する。そして、ステップ1
05で容器2内の水の温度が所定温度に達するのを待
つ。水の温度が所定温度に達すると、ステップ106へ
進みモータ14を停止させる。そして、ステップ107
へ進み水が沸騰するのを待つ。一方、ステップ101で
前回開始設定手段20が操作されていなければステップ
108へ進み、今回開始設定手段20が操作されなかっ
たことを記憶手段29へ記憶させる。そして、ステップ
109にてリレー25を動作させ沸騰用ヒータ4aで加
熱し、ステップ107へ進み水が沸騰するのを待つ。水
が沸騰するとステップ110でリレー25をオフし保温
モ−ドへ移行する。循環手段17を動作させた場合は、
つぎに水を沸かすとき、開始設定手段20を押さなくて
もモ−タ14が動作して循環濾過することができる。
と、ステップ100でモ−タ14の駆動を開始させる開
始設定手段20が操作されたかどうかを判定し、操作さ
れていなければステップ101へ進み、記憶手段29の
記憶内容から前回開始設定手段20が操作されたかを判
定する。ステップ100で開始設定手段20が操作され
ると、ステップ102へ進み記憶手段29へ記憶させ
る。そして、ステップ103へ進みモ−タ14を駆動し
始める。また、ステップ101で前回開始設定手段20
が操作されていても、ステップ103へ進みモ−タ14
を駆動し始め、ステップ104でリレー25を動作さ
せ、沸騰用ヒータ4aで加熱する。そして、ステップ1
05で容器2内の水の温度が所定温度に達するのを待
つ。水の温度が所定温度に達すると、ステップ106へ
進みモータ14を停止させる。そして、ステップ107
へ進み水が沸騰するのを待つ。一方、ステップ101で
前回開始設定手段20が操作されていなければステップ
108へ進み、今回開始設定手段20が操作されなかっ
たことを記憶手段29へ記憶させる。そして、ステップ
109にてリレー25を動作させ沸騰用ヒータ4aで加
熱し、ステップ107へ進み水が沸騰するのを待つ。水
が沸騰するとステップ110でリレー25をオフし保温
モ−ドへ移行する。循環手段17を動作させた場合は、
つぎに水を沸かすとき、開始設定手段20を押さなくて
もモ−タ14が動作して循環濾過することができる。
【0019】なお、本実施例では記憶手段29として不
揮発性メモリ30を使用したが、記憶手段がマイクロコ
ンピュータ内のメモリであり、コンデンサや一次電池、
二次電池などでマイクロコンピュータをバックアップす
る方式であってもよく、同様の効果が得られるのはいう
までもない。
揮発性メモリ30を使用したが、記憶手段がマイクロコ
ンピュータ内のメモリであり、コンデンサや一次電池、
二次電池などでマイクロコンピュータをバックアップす
る方式であってもよく、同様の効果が得られるのはいう
までもない。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、液体を収容する容器と、前記容器内の液体を
加熱する加熱源と、前記容器内の液体温度を検知する温
度検知手段と、前記温度検知手段からの出力により前記
容器内の液体温度が沸騰点に達したことを検知する沸騰
検知手段と、所定の温度を記憶している設定温度記憶手
段と、前記容器内の液体を強制循環させる循環手段と、
前記循環手段にて送り込まれてきた液体の不要物質を除
去する濾過装置と、前記循環手段の駆動開始を設定でき
る開始設定手段と、前記循環手段の動作を制御する循環
制御手段とを備え、前記循環制御手段は、前記開始設定
手段で設定されると前記循環手段を作動させ、前記温度
検知手段で検知された温度が前記設定温度記憶手段で記
憶されている温度以上になると前記循環手段を停止させ
るようにしたから、容器内の水が沸騰した後、何分間も
沸騰を維持することなくカルキ成分などの不要物質を十
分に除去できる。
によれば、液体を収容する容器と、前記容器内の液体を
加熱する加熱源と、前記容器内の液体温度を検知する温
度検知手段と、前記温度検知手段からの出力により前記
容器内の液体温度が沸騰点に達したことを検知する沸騰
検知手段と、所定の温度を記憶している設定温度記憶手
段と、前記容器内の液体を強制循環させる循環手段と、
前記循環手段にて送り込まれてきた液体の不要物質を除
去する濾過装置と、前記循環手段の駆動開始を設定でき
る開始設定手段と、前記循環手段の動作を制御する循環
制御手段とを備え、前記循環制御手段は、前記開始設定
手段で設定されると前記循環手段を作動させ、前記温度
検知手段で検知された温度が前記設定温度記憶手段で記
憶されている温度以上になると前記循環手段を停止させ
るようにしたから、容器内の水が沸騰した後、何分間も
沸騰を維持することなくカルキ成分などの不要物質を十
分に除去できる。
【0021】また、開始設定手段が設定されたことを商
用電源からの電源供給を取り除いても記憶できる記憶手
段を備え、循環制御手段は、前記記憶手段で開始設定手
段が設定されたことを記憶していると循環手段を作動さ
せ、温度検知手段で検知された温度が設定温度記憶手段
で記憶されている温度以上になると前記循環手段を停止
させるようにしたから、使用者が毎回循環濾過をしたい
ときなどに、その度循環濾過の開始設定手段を押さなく
ても、自動的に循環濾過をさせることができる。
用電源からの電源供給を取り除いても記憶できる記憶手
段を備え、循環制御手段は、前記記憶手段で開始設定手
段が設定されたことを記憶していると循環手段を作動さ
せ、温度検知手段で検知された温度が設定温度記憶手段
で記憶されている温度以上になると前記循環手段を停止
させるようにしたから、使用者が毎回循環濾過をしたい
ときなどに、その度循環濾過の開始設定手段を押さなく
ても、自動的に循環濾過をさせることができる。
【図1】本発明の一実施例の電気湯沸かし器のシステム
構成図
構成図
【図2】同電気湯沸かし器の回路図
【図3】同電気湯沸かし器の水温変動動作説明図
【図4】本発明の他の実施例の電気湯沸かし器のシステ
ム構成図
ム構成図
【図5】同電気湯沸かし器の回路図
【図6】同電気湯沸かし器のフロ−チャ−ト
2 容器 4 加熱源 13 濾過装置 17 循環手段 18 温度検知手段 19 沸騰検知手段 20 開始設定手段 21 設定温度記憶手段 22 循環制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 一幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 液体を収容する容器と、前記容器内の液
体を加熱する加熱源と、前記容器内の液体温度を検知す
る温度検知手段と、前記温度検知手段からの出力により
前記容器内の液体温度が沸騰点に達したことを検知する
沸騰検知手段と、所定の温度を記憶している設定温度記
憶手段と、前記容器内の液体を強制循環させる循環手段
と、前記循環手段にて送り込まれてきた液体の不要物質
を除去する濾過装置と、前記循環手段の駆動開始を設定
できる開始設定手段と、前記循環手段の動作を制御する
循環制御手段とを備え、前記循環制御手段は、前記開始
設定手段で設定されると前記循環手段を作動させ、前記
温度検知手段で検知された温度が前記設定温度記憶手段
で記憶されている温度以上になると前記循環手段を停止
させるようにした電気湯沸かし器。 - 【請求項2】 開始設定手段が設定されたことを商用電
源からの電源供給を取り除いても記憶できる記憶手段を
備え、循環制御手段は、前記記憶手段で開始設定手段が
設定されたことを記憶していると循環手段を作動させ、
温度検知手段で検知された温度が設定温度記憶手段で記
憶されている温度以上になると前記循環手段を停止させ
るようにした請求項1記載の電気湯沸かし器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29119991A JPH05123258A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 電気湯沸かし器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29119991A JPH05123258A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 電気湯沸かし器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05123258A true JPH05123258A (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=17765745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29119991A Pending JPH05123258A (ja) | 1991-11-07 | 1991-11-07 | 電気湯沸かし器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05123258A (ja) |
-
1991
- 1991-11-07 JP JP29119991A patent/JPH05123258A/ja active Pending
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