JP2002306338A - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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JP2002306338A
JP2002306338A JP2001110979A JP2001110979A JP2002306338A JP 2002306338 A JP2002306338 A JP 2002306338A JP 2001110979 A JP2001110979 A JP 2001110979A JP 2001110979 A JP2001110979 A JP 2001110979A JP 2002306338 A JP2002306338 A JP 2002306338A
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Japan
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temperature
boiling
water
heater
amount
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Pending
Application number
JP2001110979A
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English (en)
Inventor
Masaharu Ohashi
正治 大橋
Kazuyuki Shimada
一幸 島田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保温中に再沸騰湯沸かしを行った場合におい
てお湯が噴きこぼれることなく器体のコンパクト化がで
き、水量が変わっても適切な沸騰時間にできるようにす
ること。 【解決手段】 ヒータ2を有する貯湯容器1と、貯湯容
器1内の液体を保温中にヒータ2の電力を沸騰直前の所
定温度からオン、オフ制御することにより再沸騰湯沸か
し動作を行う制御手段9と、貯湯容器1内の液体温度を
検出する温度検出手段6と、水量判別手段7から得られ
た温度に応じた温度上昇勾配が所定値以下になるとヒー
タ2のオン、オフ制御を停止する沸騰検知手段10とを
備えたことにより、保温中に再沸騰湯沸かし動作を行っ
た場合において沸騰時間を適切にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭内で使用され
る沸騰を制御した電気湯沸かし器の保温中に再沸騰湯沸
かし動作を行った場合に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電気湯沸かし器は保温中
(90℃以上)に再沸騰湯沸かし動作を行うと貯湯容器
内の水を加熱するヒータをフル通電し、温度検出手段が
沸騰状態になる所定の温度を検知する、あるいは温度上
昇勾配が所定値以下を検出するとヒータの加熱を停止
し、再沸騰湯沸かし動作を終了する。この際、貯湯容器
内が満水時にヒータをフル通電しても貯湯容器内のお湯
が器体外へ噴きこぼれないように貯湯容器の大きさに余
裕を持たせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電気湯沸かし器ではお湯が器体外に噴きこぼれない
ように貯湯容器の大きさに余裕を持たせているために器
体のコンパクト化が困難であるという問題を有してい
た。また、保温中(90℃以上)に再沸騰湯沸かし動作
を行った場合、貯湯容器内の水量に関係なく、一定の所
定値で沸騰検知を行っていたので、多水量で所定値を調
整すると少水量では沸騰時間が長くなり蒸気量が多く放
出される。また、少水量で所定値を調整すると多水量で
は沸騰しない状態でヒータがオフになってしまうという
問題を有していた。
【0004】本発明は前記従来の課題を解決するもの
で、保温中に再沸騰湯沸かし動作を行った場合において
お湯が器体外に噴きこぼれることなく器体のコンパクト
化ができ、貯湯容器内の水量に応じて適切な沸騰時間で
湯沸かしができる電気湯沸かし器を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の電気湯沸かし器は貯湯容器内の液体
温度を検出する温度検出手段と、貯湯容器内の水量を判
定する水量判定手段を設け、この水量判別手段から得ら
れた水量に応じた温度上昇勾配が所定値以下になると加
熱手段のオン、オフ制御を停止するようにした。これに
より、保温中に再沸騰湯沸かしを行った場合においてお
湯が噴きこぼれることなく器体のコンパクト化ができ、
水温が変わっても最適な沸騰時間にできる。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、加熱
手段を有する貯湯容器と、前記加熱手段の通電を制御す
る制御手段と、前記貯湯容器内の液体温度を検出する温
度検出手段と、前記貯湯容器内の水量を判定する水量判
定手段と、前記温度検出手段の検出する温度上昇勾配が
前記水量判別手段から得られた水量に応じて決められた
所定値以下になったことを検知する沸騰検知手段と、保
温中に再沸騰動作を開始する再沸騰動作開始手段とを備
え、前記制御手段は、前記貯湯容器内の液体の保温中、
前記再沸騰動作開始手段の命令により再沸騰動作を開始
した後に、前記加熱手段を連続通電するとともに前記温
度検出手段と前記水量判定手段の検出結果に基づき、前
記液体が沸騰する前の所定温度に到達すると前記加熱手
段のオン、オフ制御を開始し、その後前記沸騰検知手段
の検知結果に応じて、前記加熱手段のオン、オフ制御を
停止することにより、保温中に再沸騰湯沸かし動作を行
った場合においてお湯が噴きこぼれることなく器体のコ
ンパクト化ができ、水量が変わっても最適な沸騰時間を
設定することができる。
【0007】請求項2に記載した発明は、制御手段は再
沸騰動作開始手段の命令を入力すると、加熱手段のオ
ン、オフを行ってから連続通電に移行し、水量判定手段
は、前記加熱手段のオン,オフ後の液体の温度により水
量判定を行う構成とすることで、沸騰直前に加熱出力を
低下するので、保温中からの再沸騰湯沸かし動作におい
てお湯が噴きこぼれることなく器体のコンパクト化がで
き最適な沸騰時間を設定することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0009】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける電気湯沸かし器の模式図である。図1において、1
は貯湯容器でヒータ2により貯湯容器内の水を加熱す
る。3はリレーであり、リレー駆動手段4からのオン、
オフ情報により、商用電源5からの電力をオン、オフさ
せてヒータ2に供給する。6は貯湯容器1内の水の温度
を検出する温度検出手段で、7は温度検知手段の検知に
基づいて貯湯容器2内の水の温度が所定温度区間を経過
する時間を計測して貯湯容器内の水量を判定する水量判
定手段である。8は水量判定手段7から得られた水量に
応じて沸騰直前のオン、オフ制御を開始する温度を決定
する開始温度判定手段である。9は温度検出手段からの
情報と開始温度判定手段からの情報で湯沸かし制御をす
る制御手段である。10は保温中に再沸騰湯沸かし動作
を行った時に水量判別手段から得られた水量に応じた温
度上昇勾配が所定値以下になると加熱手段のオン、オフ
制御を停止する沸騰検知手段である。
【0010】以下、本実施例の通常の湯沸かし動作につ
いて図2を用いて説明する。まず、図示していない電源
コードを商用電源に接続して湯沸かし動作を開始する。
制御手段9は水の温度がオン、オフ制御を開始する沸騰
直前の所定温度Tc、例えば、少水量では92℃、また
多水量では96℃まではヒータ2をフル通電し、Tcに
到達した後はヒータ2をオン、オフ制御して通電するよ
うにリレー駆動手段4を制御する。
【0011】次に、各手段の動作について説明する。
【0012】水量判定手段7は貯湯容器1内の温度が所
定温度区間、例えばTa[83℃]からTb[89℃]
になるまでの経過時間tを計測する。このとき、例えば
水量が少ないL1リットルでは経過時間はt1[s]であ
り、水量が多いL2リットルでは経過時間はt2[s]と
なるので、この所定温度区間の経過時間から貯湯容器1
内の水量を判定することができる。
【0013】また、開始温度判定手段8は水量判定手段
7で判定した貯湯容器1内の水量に応じて沸騰直前のオ
ン、オフ制御を開始する所定温度Tcを決定する。例え
ば、前述の水量の少ないときの経過時間t1[s]では
Tc1[92℃]とし、水量の多いときの経過時間t
2[s]ではTc2[96℃]とする。このように、水量
が多い程、オン、オフ制御の開始する温度を高くする。
【0014】また、制御手段9は水の温度が開始温度判
定手段より得られた所定温度、例えば水量の多いときの
所定温度Tc2[96℃]になると所定時間h[180
s]だけヒータ2をオン、オフ制御するようにリレー駆
動手段4を制御する。そして、オン、オフ制御する所定
時間が過ぎるとヒータ2の通電を停止する。
【0015】このように水量に応じてオン、オフ制御の
開始温度を決めているので余分な蒸気の発生を防ぐこと
ができる。
【0016】次に、本実施例の保温中に再沸騰湯沸かし
動作について図3を用いて説明する。まず、保温中に図
示していない再沸騰スイッチ(再沸騰動作開始手段)を
押して再沸騰湯沸かし動作を開始する。ヒータ2のオ
ン、オフを行いその後の温度を検出することで水量判定
手段は水量判定を行う。この時、水量に基づいた温度上
昇勾配のリミッター値を決定する。次に沸騰直前の所定
温度までヒータ2をフル通電し、所定温度からオン、オ
フ制御を行う。そして、温度検出手段6から得られる温
度上昇勾配がリミッター値以下になると沸騰と判断して
ヒータ2のオン、オフ制御を停止する。
【0017】例えば、保温中の貯湯容器1内の水温を温
度検出手段6が92℃と検出した場合に、少水量ではヒ
ータ2のオン、オフ終了後の温度が94℃を越えるので
温度上昇勾配のリミッター値を0.023[℃/秒]と
すれば、水温の温度上昇勾配が0.023[℃/秒]以
下になると沸騰と判断してヒータ2のオン、オフ制御を
停止する。また、多水量ではヒータ2のオン、オフ終了
後の温度が94℃を越えないので温度上昇勾配のリミッ
ター値を0.016[℃/秒]とすれば、水温の温度上
昇勾配が0.016[℃/秒]以下になると沸騰と判断
してヒータ2のオン、オフ制御を停止する。
【0018】なお、本実施例では94℃をしきい値とし
て2種類の温度上昇勾配を設定したが、しきい値は何種
類でもよい。
【0019】なお、オン、オフの間隔は実験により貯湯
容器の水が器体外に噴きこぼれない最適なものにしたら
よい。
【0020】なお、本実施例では、所定温度、所定温度
区間および所定時間という表現を用いているが、これは
これらの値が貯湯容器の容量、形状、ヒータ出力などの
設計上の要因によって異なるものであり、機種ごとに求
める必要があるからである。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1または2に記載
の発明によれば、保温中に再沸騰湯沸かし動作を行った
場合においてお湯が噴きこぼれることなく器体のコンパ
クト化ができ、水量が変わっても適切な沸騰時間で湯沸
かしができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における電気湯沸かし器の模
式図
【図2】同電気湯沸かし器の湯沸かし特性図
【図3】同電気湯沸かし器の再沸騰中の湯沸かし特性図
【符号の説明】
1 貯湯容器 2 ヒータ(加熱手段) 6 温度検出手段 7 水量判定手段 8 開始温度判定手段 9 制御手段 10 沸騰検知手段
フロントページの続き Fターム(参考) 4B055 AA35 BA35 BA53 DA02 DB02 GB03 GC05 GD01 GD03 GD05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段を有する貯湯容器と、前記加熱
    手段の通電を制御する制御手段と、前記貯湯容器内の液
    体温度を検出する温度検出手段と、前記貯湯容器内の水
    量を判定する水量判定手段と、前記温度検出手段の検出
    する温度上昇勾配が前記水量判別手段から得られた水量
    に応じて決められた所定値以下になったことを検知する
    沸騰検知手段と、保温中に再沸騰動作を開始する再沸騰
    動作開始手段とを備え、前記制御手段は、前記貯湯容器
    内の液体の保温中、前記再沸騰動作開始手段の命令によ
    り再沸騰動作を開始した後に、前記加熱手段を連続通電
    するとともに前記温度検出手段と前記水量判定手段の検
    出結果に基づき、前記液体が沸騰する前の所定温度に到
    達すると前記加熱手段のオン、オフ制御を開始し、その
    後前記沸騰検知手段の検知結果に応じて、前記加熱手段
    のオン、オフ制御を停止する電気湯沸かし器。
  2. 【請求項2】 制御手段は再沸騰動作開始手段の命令を
    入力すると、加熱手段のオン、オフを行ってから連続通
    電に移行し、水量判定手段は、前記加熱手段のオン、オ
    フ後の液体の温度により水量判定を行う請求項1に記載
    の電気湯沸かし器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5830156B1 (ja) * 2014-11-20 2015-12-09 シャープ株式会社 液体加熱器
CN108309041A (zh) * 2017-01-18 2018-07-24 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 电烹饪器及其防溢出控制装置和防溢出控制方法
CN111387812A (zh) * 2020-04-24 2020-07-10 深圳拓邦股份有限公司 一种无防溢电极的防溢方法及装置
CN113647812A (zh) * 2021-08-03 2021-11-16 珠海格力电器股份有限公司 养生壶及其加热控制方法、装置、电子设备和存储介质

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