JP2864763B2 - 保温兼用湯沸かし器 - Google Patents

保温兼用湯沸かし器

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JP2864763B2
JP2864763B2 JP2083091A JP2083091A JP2864763B2 JP 2864763 B2 JP2864763 B2 JP 2864763B2 JP 2083091 A JP2083091 A JP 2083091A JP 2083091 A JP2083091 A JP 2083091A JP 2864763 B2 JP2864763 B2 JP 2864763B2
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邦夫 浜田
一幸 島田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器内に収容された液
体を沸かす、または、保温する保温兼用湯沸かし器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の冷却もできる保温兼用湯沸かし器
は、単に一定の電力を供給することにより冷却をしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の方式では、一定の電力しか供給されないの
で、素早く希望する所定の温度にならず、冷やしすぎた
りしてしまうという問題を有していた。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するも
ので、素早く希望する所定の温度に近づけることを第1
の目的とするものである。
【0005】さらに、冷却した液体の温度を保温温度に
対し精度よく保温することを第2の目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は第1の目的を達
成するために、容器内の液体を冷却する電子冷却手段
と、前記電子冷却手段への通電を行なう冷却通電手段
と、前記容器内の液体の保温温度をあらかじめ設定され
た二点以上の温度の中から選択できる選択手段と、前記
温度検知手段からの出力により前記選択手段で選択され
た温度にするため加熱が必要となる場合には加熱通電手
段の通電制御を、また冷却が必要となる場合には少なく
ても一回以上電子冷却手段への供給電力を変化させるよ
うに冷却通電手段の通電制御を行う制御手段を設けるこ
とを第1の課題解決手段としている。
【0007】また、第2の目的を達成するために上記第
1の課題解決手段に加えて、制御手段は選択手段により
冷却が選択された場合、保温温度に冷却通電手段の通電
制御により到達した後、供給電力を減少させて通電保温
することで一定温度に保温することを第2の課題解決手
段としている。
【0008】
【作用】本発明は、第1の課題解決手段により、制御手
段が希望の保温温度に近づくまでは、大きな供給電力を
電子冷却手段に供給するよう冷却通電手段を制御し、希
望の保温温度に近づくにつれて、供給電力を減少させる
よう冷却通電手段を制御する。このように、希望の保温
温度に、より素早く近づけるように供給電力を変化させ
るため冷やしすぎたりするようなことがなくなる。
【0009】また、第2の課題解決手段により、冷却保
温時に電子冷却手段への供給電力を減少させることで冷
却能力を適当な能力に抑えることができ温度が急変する
ことなく、より安定した状態で精度よく保温することが
できる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1,2の課題解決手段の一
実施例を図1,図2,図3に基づいて説明する。図1は
一実施例の断面図とブロック図、図2は一実施例の回路
図、図3は一実施例の動作概要のフローチャートであ
る。
【0011】図1において、液体を収容する容器1の外
底部に、容器1内の液体を沸かし、保温する加熱手段2
と、加熱手段2で沸かした液体を保温する加熱保温手段
3と容器1内の液体の温度を検知するサーミスタを用い
た温度検知手段4を設けている。また、容器1の外側面
部に、容器1内の液体を冷却し保温するペルチェ効果を
用いた電子冷却手段5を設け、電子冷却手段5には放熱
器6が圧接している。7は放熱器6に風を送るファンで
ある。8は前記加熱手段2の通電を行う加熱通電手段
で、9は前記電子冷却手段5の通電を行う冷却通電手段
で、10は前記容器1内の液体の保温温度をあらかじめ
設定された二点以上の温度の中から選択できる選択手段
である。11は制御手段で、選択手段8で容器内の液体
の保温温度が選択されると、二点以上の温度を設定して
いる温度設定手段12と、温度検知手段4で検出した温
度を比較しながら、その結果から加熱通電手段8にて加
熱手段2で加熱、加熱保温手段3で保温を行うか、電子
冷却手段5で冷却、保温を行うか判断し通電制御を行な
っている。
【0012】図2において、加熱通電手段であるリレー
8はリレー接点8aと、リレーコイル8bから構成さ
れ、リレー接点8aは加熱手段2が直列に接続され商用
電源20につながっている。制御手段であるマイクロコ
ンピュータ11は加熱か、冷却かを選択する選択スイッ
チ10a,10bと、サーミスタ4aの抵抗値が変化す
ることで直列に接続された抵抗器4bとの抵抗値比によ
り電圧値として温度データと、抵抗器12a,12b,
12c,12d,12eで設定される温度データが入力
されている。また、出力として、加熱、冷却状態の時点
灯する加熱冷却LED13aと、保温状態の時点灯する
保温LED13bと、電子冷却手段5を駆動するための
冷却通電手段である直流電源9への電力制御信号と、加
熱手段2を通電させるための加熱通電手段であるリレー
8のリレーコイル8bへのオンオフ信号と、加熱保温手
段3を通電させるための双方向性サイリスタ14の制御
信号と、ファン7の通電制御を行う双方向性サイリスタ
14の制御信号と、温度設定手段12の一部である抵抗
器12b,12c,12d,12eへのコントロール信
号からなっている。選択スイッチ10a,10bのうち
10aは加熱選択スイッチで、加熱を選択する時にこの
スイッチを押し、また冷却を選択する時には冷却選択ス
イッチ10bを押す。
【0013】加熱選択スイッチ10aか冷却選択スイッ
チ10bが押されると加熱時にはリレー8を、冷却時に
は直流電源9を通電制御し始める。容器1内の液体の温
度が変化するとマイクロコンピュータ11に入力されて
いるサーミスタ4aと抵抗器4bの電圧値が変化する。
一方、マイクロコンピュータ11の出力につながってい
る抵抗器12cを”low”レベルすると抵抗器12
a,12cで決定される電圧値が加熱保温時の温度レベ
ルに、また抵抗器12bを”low”レベルすると抵抗
器12a,12bで決定される電圧値が冷却保温時の温
度レベルに、抵抗器12dを”low”レベルすると抵
抗器12a,12dで決定される電圧値が冷却保温時の
温度レベルより少し高めの温度に、抵抗器12eを”l
ow”レベルすると抵抗器12a,12eで決定される
電圧値が冷却保温時の温度レベルより少し低めの温度に
なるように設定されている。マイクロコンピュータ11
はサーミスタ4aからの電圧値と抵抗器12a,12
b,12c,12d,12eからの電圧値とを比較し加
熱時にはリレー8を通電制御し沸騰させ、沸騰後抵抗器
12a,12bで決定される温度で保温できるように双
方向性サイリスタ14を通電制御し、冷却時には抵抗器
12a,12cで決定される温度まで電子冷却手段5を
高電力で通電するよう直流電源9を通電制御し、その所
定の温度に達した後は抵抗器12a,12dで決定され
る温度で、より精度良く保温できるように電子冷却手段
5への電力を所定量減少させる。
【0014】その後、抵抗器12a,12dで決定され
る温度に達すると、さらに、電子冷却手段5への電力を
所定量減少させ、抵抗器12a,12eで決定される温
度以下になると、電子冷却手段5への電力を停止させる
か、あるいは、極端に減少させて一定温度で保温するよ
うに直流電源9を通電制御する。
【0015】また、温度設定手段12の温度データをマ
イクロコンピュータ11内の記憶素子等に記憶させ温度
検知手段4からの温度データと比較させる構成でも上記
のような通電制御ができるのは明白である。さらに、直
流電源9から電子冷却手段5への電力コントロールは、
一定値だけ増加減する方式でも、あるいは、マイクロコ
ンピュータ11内の記憶素子等に予め設定された値で
も、また、温度検知手段4からの温度データの変化によ
り増加減する方式でも実現できるのは明白である。
【0016】図3は、上記実施例の構成における動作概
要をフローチャートにしたものでそれに従って説明す
る。容器1に液体をいれ、加熱選択スイッチ10aか、
冷却選択スイッチ10bを押す。100で選択スイッチ
が押されたかどうか判断している。加熱選択スイッチ1
0aが押されると、101で加熱冷却LED13aを点
灯する。そして、102で加熱手段2を連続通電させ容
器1内の液体を一気に加熱する。液体が、沸騰したかど
うかを103で判断し、沸騰していなければ102へも
どる。沸騰を検知したら、104,105で加熱冷却L
ED13aを消灯させ、保温LED13bを点灯させ
る。106で加熱手段2と加熱保温手段3のの通電を停
止させ、107で保温温度(たとえば90℃とする)以
下になるのを待つ。保温温度以下になれば、108で加
熱保温手段2を通電させて保温温度以上に上げて、保温
温度に制御する。
【0017】一方、冷却選択スイッチ10bが押される
と、111で加熱冷却LED13aを点灯する。そし
て、112でファン7が回転して放熱器6に風を送ると
ともに、電子冷却手段5に直流電源9から印加され(た
とえば供給電力100%)電子冷却手段5の冷却側(容
器1に接している方)が冷却されて容器1内の液体が一
気に冷やされる。なお、電子冷却手段5の放熱側は発熱
するが放熱器6により放熱される。そして、113で所
定温度(たとえば9℃とする)以下になるのを待つ。所
定温度以下になると、114で直流電源9からの供給電
力を減少させる(たとえば供給電力50%)。そして、
115で、保温温度(たとえば5℃とする)以下になる
のを待つ。116,117で加熱冷却LED13aを消
灯させ、保温LED13bを点灯させる。118で、直
流電源9からの供給電力をさらに減少させる(たとえば
供給電力25%)。119で所定温度以上か、以下かを
比較し所定温度以上になれば、118で直流電源9から
の供給電力の継続を行う。保温温度以下になれば、12
0で、ファン7の回転を停止するとともに電子冷却手段
5への直流電源9の供給を停止する。121で保温温度
以上か、以下かを比較し保温温度以上になれば118で
直流電源9からの供給電力を再開する。このようにし
て、保温温度に制御する。
【0018】この実施例では、冷却保温温度になるまで
に、一回以上電子冷却手段5への供給電力を変更した
が、電子冷却手段5の冷却能力が足りない場合は、冷却
保温温度になるまで供給電力を変更せず、保温温度に達
した後供給電力を変更する場合も本発明に含まれるの
は、明らかである。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、希望の保温温度
に近づくまでは、大きな供給電力を電子冷却手段に供給
するよう冷却通電手段を制御し、希望の保温温度に近づ
くにつれて、供給電力を減少させるよう冷却通電手段を
制御する制御手段を設けることにより、保温温度に素早
く近づけることができ、また冷やしすぎたりするような
ことがなくなる。
【0020】さらに、冷却保温時に電子冷却手段への供
給電力を減少させる機能を制御手段に付加し、冷却能力
を適当な能力に抑えることで、温度が急変することな
く、より安定した状態で精度よく保温することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す保温兼用湯沸かし器の
断面図とブロック図
【図2】本発明の一実施例を示す同保温兼用湯沸かし器
の回路図
【図3】本発明の一実施例を示す同保温兼用湯沸かし器
の動作概要のフローチャート
【符号の説明】
1 容器 2 加熱手段 4 温度検知手段 5 電子冷却手段 6 放熱器 7 ファン 8 加熱通電手段 9 冷却通電手段 10 選択手段 11 制御手段 12 温度設定手段

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を収容する容器と、容器内の液体の温
    度を検知する温度検知手段と、容器内の液体を加熱する
    加熱手段と、前記加熱手段の加熱より単位時間あたりの
    液体の温度上昇が小さく加熱する加熱保温手段と、前記
    加熱手段と前記加熱保温手段への通電を行なう加熱通電
    手段と、容器内の液体を冷却する電子冷却手段と、前記
    電子冷却手段への通電を行なう冷却通電手段と、前記容
    器内の液体の保温温度をあらかじめ設定された二点以上
    の温度の中から選択できる選択手段と、前記温度検知手
    段からの出力により前記選択手段で選択された温度にす
    るため加熱が必要となる場合には加熱通電手段の通電制
    御を、また冷却が必要となる場合には少なくても一回以
    上電子冷却手段への供給電力を変化させるように冷却通
    電手段の通電制御を行う制御手段とを備えた保温兼用湯
    沸かし器。
  2. 【請求項2】制御手段は選択手段により冷却が選択され
    た場合、保温温度に冷却通電手段の通電制御により到達
    した後、供給電力を減少させて通電保温する請求項1記
    載の保温兼用湯沸かし器。
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