JPH11281155A - 湯沸し装置 - Google Patents

湯沸し装置

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Publication number
JPH11281155A
JPH11281155A JP10079414A JP7941498A JPH11281155A JP H11281155 A JPH11281155 A JP H11281155A JP 10079414 A JP10079414 A JP 10079414A JP 7941498 A JP7941498 A JP 7941498A JP H11281155 A JPH11281155 A JP H11281155A
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JP
Japan
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water
heater
capacitor
power
supplied
Prior art date
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Pending
Application number
JP10079414A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsuda
宏 松田
Yasuaki Koumae
康章 幸前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11281155A publication Critical patent/JPH11281155A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J27/00Cooking-vessels
    • A47J27/21Water-boiling vessels, e.g. kettles
    • A47J27/21008Water-boiling vessels, e.g. kettles electrically heated

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水を急速に加温でき、大型の貯湯用タンクが
不要な湯沸し装置を提供する。 【解決手段】 水はポンプ12、流量センサ14及びサ
ーミスタ16を有した給水管10によって熱交換部18
に導入され、ヒータ20,22によって加熱された後、
サーミスタ24を有した出湯管26を介して需要箇所に
供給される。商用電源30のAC100Vをトランス3
2でたとえば24V程度のコンデンサの耐電圧を満たす
低電圧に降圧し、全波整流回路34で整流し、1次側過
電流防止用の抵抗36及び切替スイッチ38を介してコ
ンデンサ40に充電する。このコンデンサ40の充電電
力は、該切替スイッチ38と電力制御回路42を介して
第1ヒータ20に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は湯沸し装置に係り、
特にコンデンサ等の蓄電装置の充電電力により水を加熱
する電気湯沸し装置に関する。また本発明は、導電性パ
イプにより水を加熱するようにした湯沸し装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の湯沸し装置は、商用電源からの電
力をそのまま、又は所定の低電圧に降圧して抵抗式ヒー
タに通電し、ヒータの発熱によって水を加熱するよう構
成されている。
【0003】かかる従来の湯沸し装置にあっては、商用
電源の容量が限られているため、ヒータに短時間に大電
流を流すことはできない。従って、従来の電気湯沸し器
は大容量のタンクを備え、その中に湯を貯えておくよう
に構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の通り、従来の電
気湯沸し器は大型のタンクを備えるものであり、広い設
置スペースを要する。
【0005】本発明は、水をきわめて急速に加熱するこ
とができ、しかも大型のタンクを備えることも不要な湯
沸し装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
湯沸し装置は、水と接触するように設けられたヒータ
と、蓄電装置と、この蓄電装置の充電電力を該ヒータに
通電するための回路とを備えてなるものである。
【0007】請求項2に係る発明の湯沸し装置は、内部
に水が流通する導電性パイプと、蓄電装置と、該蓄電装
置の充電電力を該導電性パイプに通電するための回路と
を備えてなるものである。
【0008】かかる湯沸し装置にあっては、蓄電装置か
らヒータ又は金属パイプに瞬間的に大電力を供給し、水
を急速に加温することができる。このため、大型の貯湯
タンクが不要である。
【0009】この蓄電装置としては、コンデンサ又は蓄
電池が例示される。
【0010】なお、請求項2の湯沸し装置の場合、金属
パイプ自体を発熱させるので、水に対する熱伝達が早
い。また、金属パイプに通電するため、低電圧で大電流
を流すことができる。
【0011】請求項3に係る発明の湯沸し装置は、請求
項1又は2の湯沸し装置において、商用電源からの電力
が通電される第2のヒータを備えたことを特徴とするも
のである。一般家庭における商用電源の容量は通常は1
00V、15A以下であり、給湯用ヒータに大電流を流
すことはできないので、この第2のヒータは請求項1,
2の湯沸し装置のヒータの補助として用いられる。
【0012】この第2のヒータに対しては、水が流れて
いないときにも通電して滞留水を加温しておくようにし
ても良い。
【0013】請求項4の湯沸し装置は、内部に水が流通
する導電性パイプと、該導電性パイプに通電するための
回路とを備えてなるものである。この請求項4の湯沸し
装置は、請求項2のものと同じく、金属パイプ自体を発
熱させるので、水に対する熱伝達が早い。また、金属パ
イプに通電するため、低電圧で大電流を流すことができ
る。
【0014】なお、この請求項2、4の湯沸し装置の場
合、金属パイプの表面に絶縁皮膜を設けても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。図1は第1の実施の形態に係る湯沸
し装置の回路図である。
【0016】水はポンプ12、流量センサ14及びサー
ミスタ16を有した給水管10によって熱交換部18に
導入され、ヒータ20,22によって加熱された後、サ
ーミスタ24を有した出湯管26を介して需要箇所(例
えば水栓)に供給される。
【0017】ヒータ20へ通電するために、商用電源3
0のAC100Vをトランス32でたとえば24V程度
のコンデンサの耐電圧を満たす低電圧に降圧し、全波整
流回路34で整流し、1次側過電流防止用の抵抗36及
び切替スイッチ38を介してコンデンサ40に充電す
る。このコンデンサ40の充電電力は、該切替スイッチ
38と電力制御回路42を介して第1ヒータ20に供給
される。この切替スイッチ38及び電力制御回路42は
制御回路(マイクロコンピュータ)44によって制御さ
れる。なお、第1ヒータ20の抵抗値によっては、この
電力制御回路42を省略しても良い。
【0018】第2ヒータ22へは、商用電源50のAC
100Vが電力制御素子52を介して供給される。該素
子52は、制御回路44によって制御される素子駆動回
路54によって駆動される。56はヒューズ、58は遮
断器である。
【0019】前記制御回路44へはサーミスタ16,2
4の検出抵抗が入力されると共に、流量センサ14の出
力を信号変換回路60で矩形波信号に変換した信号が入
力される。
【0020】前記ポンプ12は、制御回路44により制
御されるポンプ駆動回路62によって駆動される。
【0021】このように構成された湯沸し装置において
は、水の需要箇所(例えば水栓)から水の吐出が開始す
ると、流出センサ14がこの給水管10内の水の流通を
検出する。この流量センサ14からの流量信号が信号変
換回路60を介して制御回路44に入力される。この入
力信号に対応して、制御回路44は第1ヒータ20及び
第2ヒータ22に通電するように電力制御回路42及び
素子駆動回路54に制御信号を出力する。これにより、
給水管10中に配置された第1ヒータ20に対しコンデ
ンサ40の充電電力が極く短時間のうちに流れることに
より、該第1ヒータ20が急速に発熱し、給水管10中
を流れる水が急速に加温され、出湯管26を介して需要
箇所に湯が供給される。
【0022】なお、ヒータ20,22への通電電力は、
流量センサ14の検出流量と、サーミスタ16で検出さ
れる給水の温度と、サーミスタ24で検出される出湯温
度とに基づいて制御され、所定温度の湯が出湯管へ供給
される。
【0023】この第1ヒータ20に対するコンデンサ4
0からの給電電圧は、ヒータ20の抵抗値に応じて定ま
る時定数にもよるが、比較的短時間で低下するので、こ
の湯沸し装置は湯を比較的短時間だけ吐出する用途に用
いるのが好ましい。ただし、この実施の形態にあっては
第2ヒータ22に対し商用電源50から通電するので、
第1ヒータ20に対するコンデンサ40からの給電電圧
が低下しても吐出湯温が直ちに大幅に低下することはな
く、ぬる目の湯であれば長時間吐出することが可能であ
る。
【0024】図2は本発明の第2の実施の形態に係る湯
沸し装置の回路図である。
【0025】この実施の形態にあっては、熱交換部に前
記第2ヒータ22のほかに、金属パイプ70が設けられ
ている。第2ヒータ22と接触した水は、この金属パイ
プ70内を通過する。金属パイプ70にはその両端に電
極72,72が設けられており、前記電力制御回路42
を介してコンデンサ40の充電電力が該金属パイプ70
に通電されるよう構成されている。
【0026】この金属パイプ70は図1の実施の形態の
第1ヒータ20と同じ作用をなすために設けられたもの
であり、コンデンサ40からの電力が供給されることに
より金属パイプ70内を流れる水が加温される。なお、
この金属パイプ70の外周には電気絶縁性を有した断熱
材が装着されている。また、金属パイプ70と給水管1
0及び出湯管26との間にも電気絶縁性の配管継手部材
が介在されている。
【0027】この第2の実施の形態の湯沸し装置の作動
は、第1ヒータ20の代わりに金属パイプ70に通電さ
れるほかは第1の実施の形態の湯沸し装置と同一であ
る。
【0028】上記第1及び第2の実施の形態に係る湯沸
し装置は、いずれも水を急速に加温することができ、大
型の貯湯タンクが不要である。なお、第2ヒータ22に
継続的に通電して熱交換部18に滞留する水を加温して
おくようにしても良い。この場合、熱交換部18の容積
を若干大きくし、少量の湯を貯湯するようにしても良
い。逆に、熱交換部18付近の容積をなるべく小さく
し、滞留水を加温するための消費電力を少なくするよう
にしても良い。
【0029】上記実施の形態にあっては流量センサ14
が用いられているが、流量センサ14の代わりに定流量
弁を用いても良い。また、ポンプ12によって流量を制
御しても良い。
【0030】上記実施の形態にあってはコンデンサを用
いているが、蓄電池を用いても良い。
【0031】なお、サーミスタ24で検出される水温が
過度に高いときにはヒータへの通電を停止するよう制御
回路44のプログラムを組んでおくのが好ましい。
【0032】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、水を急速
に加温することができ、大型の貯湯用タンクが不要な湯
沸し装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る湯沸し装置の回路図である。
【図2】別の実施の形態に係る湯沸し装置の回路図であ
る。
【符号の説明】
10 給水管 12 ポンプ 14 流量センサ 16 サーミスタ 18 熱交換部 20 第1ヒータ 22 第2ヒータ 24 サーミスタ 26 出湯管 30 商用電源 32 トランス 34 整流回路 38 切替スイッチ 40 コンデンサ 52 電力制御素子 54 電力制御素子駆動回路 60 信号変換回路 62 ポンプ駆動回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水と接触するように設けられたヒータ
    と、蓄電装置と、この蓄電装置の充電電力を該ヒータに
    通電するための回路とを備えてなる湯沸し装置。
  2. 【請求項2】 内部に水が流通する導電性パイプと、蓄
    電装置と、該蓄電装置の充電電力を該導電性パイプに通
    電するための回路とを備えてなる湯沸し装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2の湯沸し装置において、
    商用電源からの電力が通電される第2のヒータを備えた
    ことを特徴とする湯沸し装置。
  4. 【請求項4】 内部に水が流通する導電性パイプと、該
    導電性パイプに通電するための回路とを備えてなる湯沸
    し装置。
JP10079414A 1998-03-26 1998-03-26 湯沸し装置 Pending JPH11281155A (ja)

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