JPH0512294Y2 - - Google Patents

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JPH0512294Y2
JPH0512294Y2 JP1987139809U JP13980987U JPH0512294Y2 JP H0512294 Y2 JPH0512294 Y2 JP H0512294Y2 JP 1987139809 U JP1987139809 U JP 1987139809U JP 13980987 U JP13980987 U JP 13980987U JP H0512294 Y2 JPH0512294 Y2 JP H0512294Y2
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container
plating
vibration
torsion bar
vibrator
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JP1987139809U
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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、主として電子部品その他のきわめて
小さいワークをめつきするに適するめつき装置に
関する。
(従来の技術) 従来、起振器で容器を振動させ、該振動により
容器に収容したワークに転動と該容器の水平方向
の旋回移動とを行わせつゝめつき処理を施すもの
は特開昭60−208499号公報で知られる。
(考案が解決しようとする課題) しかしこのものは、工作機における小部品の前
進に利用される起振器と振動器として用いてい
る。この起振器は比較的前進方向の振幅が小さ
く、これによつてめつき用の容器を振動させて該
容器内のワークを移動させようとするとき、該ワ
ークはめつき液の抵抗を受けるため、その移動速
度がきわめて遅くなり、これに伴つてワークの転
動などが不十分となり勝ちである。
本考案はかゝる不具合のないめつき装置を提供
することをその目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案はかゝる目的を達成するため、起振器で
容器を振動させ、該振動により容器に収容したワ
ークに転動と該容器の水平方向の旋回移動とを行
わせつゝめつき処理を施すめつき装置において、
該起振器を垂直の支持板を挟んでその両側に取付
けた一対の振動モータで構成し、両振動モータは
その振動方向を垂直に対し傾斜させ且つその振動
方向を180度ずらせて該支持板に支持させ、該起
振器を非剛性体を介してめつき槽の上方に臨ませ
且つ該容器は合成樹脂その他の非導電材料で形成
すると共に少くも底面を多孔板で形成し、該容器
にその中央から上方に突出するトーシヨンバーを
設け、該容器を該トーシヨンバーの上端で前記起
振器の中央下端に着脱自在に結着させて成る。
(作用) 上記構成を備えるめつき装置にあつては、両振
動モータの振動方向を垂直に対し傾斜させて設
け、しかも両振動モータはその振動方向を垂直に
対し傾斜させ且つその振動方向を180度ずらせて
該支持板に支持させて起振器を構成させ、両振動
モータを作動させるときは、容器に、トーシヨン
バーを挟んだ両側で互いに反対に向かう水平方向
の振動と上下方向の振動とが組合わされた振動が
与えられ、しかもトーシヨンバーを挟んだ両側で
互いに反対に向かう水平方向に大きい振幅が与え
られ、これによつて該容器内を移動するワークの
移動速度を大きくできる。
(実施例) 本考案の1例を別紙図面につき説明する。
図面で1はワークaを収容する容器、2は該容
器1に振動を与え、その振動で容器1に収容した
ワークaに、容器1内で転動と容器1の水平方向
に旋回移動とを行わせる起振器を示し、該起振器
2は、基盤3から垂直に立上る支持板4の両側に
設けた一対の振動モータ5で構成し、両振動モー
タ5はその振動方向を垂直に対し傾斜させ且つそ
の振動方向を180度ずらせて該支持板4に支持さ
せた。
そして該基盤3の中央下面に後述するトーシヨ
ンバー6の上端を挿着嵌合結着させる筒状の係止
部7を設けた。
第1図乃至第3図に示す容器1は、合成樹脂製
の円筒型の周壁1aの底面1bに金網その他の多
孔性の導電材料を施して形成し、特に該底面は順
次底面1bが高くなる螺旋状に形成した。このた
めある位置では最も低い位置と高い位置との接合
部に段差1cが出来る。この段差1c部には該容
器1内を旋回移動するワークaの内方のものと外
方のものとがまじり合つて均一なめつきが出来る
ようなガイド板1dを設けた。
そして該容器1の中央には上方に立上るトーシ
ヨンバー6を有し、該トーシヨンバー6はポリビ
ニールカーボネイトその他の樹脂性のパイプで形
成し、該トーシヨンバー6の上端を前述の係止部
7に嵌挿した後これを蝶ねじ8で締付固定させる
ようにした。
尚第1図乃至第3図に示す実施例では、電解め
つきを行うためにこのトーシヨンバー6の上端に
カソード電源に連なるソケツト9を着脱自在に嵌
合させるプラグ10を備え、該プラグ10と前記
容器1の底面1bとを該トーシヨンバー6内を挿
通するリード線11で接続して該底面1b内をカ
ソード電極とした。
しかし、第4図に示すごとく該係止部7自体を
導電体7aとすると共にこれに嵌合するトーシヨ
ンバー6の上端部に導電体6aを設け、且つ該導
電体7aに直接カソード電源を接続させても良
く、かくするときは該係止部7からトーシヨンバ
ー6を外すとき起振器2から容器1を取外すとき
カソード電源に連なるソケツト9を外す手間を省
ける利点がある。而して該起振器2は図示するも
のでは、ばね、その他の紐状の非剛性体12に吊
持させてめつき槽A上に臨ませたが、これはゴム
盤のその他の非剛性体12上に起振器2を載置し
て臨ませても同様である。
尚、容器1は合成樹脂製の周壁1aの下端部に
金網その他の多孔性の導電材料を樹脂棒を肉盛し
て一体に溶接させて組付けるものとし、該合成樹
脂製の周壁1aにも無数の細孔13を施せば、該
容器1が振動するとき、該容器1に作用するめつ
き液の抵抗をより小さく出来る。
尚、14はめつき槽A内に浸漬したアノード電
極を示す。
次ぎに本装置の作動を説明する。
今ワークaを収容した容器1を、これに設けた
トーシヨンバー6の上端で起振器2の中央下面に
設けた係止部7に嵌挿結着し、且つカソード電極
たる容器1の底面にカソード電源を接続して、起
振器2を作動させるときは、容器1は第2図に矢
示する方向に揺られる。このためこれに収容した
ワークaは該容器1の底面に沿つて転動しながら
底面1bの螺旋を昇る方向に旋回移動する。そし
てその旋回移動中該底面1bに形成される段差1
c部を落下するときに該容器1の中央を移動する
ものと外側を移動するものとが入交り、これによ
つてワークaは均一にめつき液と接触し且つ振動
によつてワークaに付着した気泡等も有効に分離
されてめつき処理が施される。
このため特に複雑な透孔等があるワークaにも
良好なめつき処理を施すことが出来る。
そしてめつき処理を完了した後は、起振器2か
ら容器1を取外してワークaを別の容器に移し替
える等の作業を行い、その作業の完了後再び該容
器1に新らたなワークaを入れて起振器2に結着
すれば良い。
尚、上述の実施例では、容器1の底面を導電性
の金網で形成し、これに直接カソード電源を接続
してこれをカソード電極としたものを示すが、第
5図に示すように容器の全体を合成樹脂材で構成
し、該容器1の底面1bを無数の孔を穿設したも
のに構成し、且つ突起状のカソード電極15を該
底面1b上に設けた電解めつき用の容器1とする
ことも出来る。
更に上述のものは全て電解めつき用に使用する
ものにつき説明したが、無電解めつきに用いるも
のでは、容器1を第5図に示すようにその全体を
合成樹脂材で構成するのみで良く第5図に示すご
とくカソード電極を必要としないこと申すまでも
ない。
(考案の効果) 本考案によるときは、起振器を、振動モータと
し、該振動モータはその一対を、振動方向を垂直
に対し傾斜させ且つその振動方向を180度ずらせ
て該垂直の支持板の両側に支持させたことで、容
器に、トーシヨンバーを挟んだ両側で互いに反対
に向かう水平方向の振動と上下方向の振動とが組
合わされた振動が与えられ、しかもトーシヨンバ
ーを挟んだ両側で互いに反対に向かう水平方向の
振幅が与えられるため、容器内を移動するワーク
に大きな移動力を与えることが出来て、該容器内
でのワークの転動、容器内でワークの重なり具合
を変化させる等の動作をあたえることができて、
均一なめつき処理を施すことが出来るの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の1例を示すもので、第1
図は正面図、第2図はその−線截断平面図、
第3図は起振器部の左側面図、第4図は起振器と
トーシヨンバーとの接続部の変形例を示す1部を
截除した正面図、第5図は容器の変形例の平面図
である。 1……容器、2……起振器、6……トーシヨン
バー、1a……側壁、1b……底面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 起振器で容器を振動させ、該振動により容器に
    収容したワークに転動と該容器の水平方向の旋回
    移動とを行わせつゝめつき処理を施すめつき装置
    において、該起振器を垂直の支持板を挟んでその
    両側に取付けた一対の振動モータで構成し、両振
    動モータはその振動方向を垂直に対し傾斜させ且
    つその振動方向を180度ずらせて該支持板に支持
    させ、該起振器を非剛性体を介してめつき槽の上
    方に臨ませ且つ該容器は合成樹脂その他の非導電
    材料で形成すると共に少くも底面を多孔板で形成
    し、該容器にその中央から上方に突出するトーシ
    ヨンバーを設け、該容器を該トーシヨンバーの上
    端で前記起振器の中央下端に着脱自在に結着させ
    て成るめつき装置。
JP1987139809U 1987-09-12 1987-09-12 Expired - Lifetime JPH0512294Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60208499A (ja) * 1984-03-20 1985-10-21 オスシ・ガルヴァノ・エス・アー 電気メツキ用装置

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