JPH02243227A - 振動によるネジ組立装置 - Google Patents

振動によるネジ組立装置

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JPH02243227A
JPH02243227A JP1061510A JP6151089A JPH02243227A JP H02243227 A JPH02243227 A JP H02243227A JP 1061510 A JP1061510 A JP 1061510A JP 6151089 A JP6151089 A JP 6151089A JP H02243227 A JPH02243227 A JP H02243227A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は振動によるネジ組立装置、更に詳しくは振動を
与えることによって1部品整列皿の整列孔に多数のネジ
あるいはワッシャーを組合せながら整列させると共に、
そのネジ及びワッシャーのセリ出しを容易とした振動に
よるネジ組立装置に関するものである。
[従来の技術] 従来から、振動発生装置は2種々のものが提供されてい
た。
このような振動発生装置として数多く用いられていたの
は、−軸方向の往復運動を繰り返すことによって、直線
方向の振動を発生させる装置であった。
具体的には、モータの出力軸に固定した偏心カムによる
偏心運動を繰り返し直!l運動に変換しての振動発生装
置、あるいは電磁ンレノイドの励磁と消磁とによるシリ
ンダの進退を利用した縁り返し直線運動を用いた振動発
生装置等が提供されていた。
またこのような振動発生装置の用途としては、いわゆる
振動ふるいの他に、材料の移送、あるいはパーツフィー
ダ等における部品のふるい分は等に広く用いられていた
しかしながらこのような従来の振動発生装置では、単に
振動を発生させることはできるものの、振動の方向が一
軸方向であったために応用し難い技術分野が発生するこ
ととなっていた。
特に近年1部品の小型化に伴なって、小型の部品を、組
立ラインに配置したロボットによってワークに組み付け
る自動化ラインが用いられるに至ってきた。
このような自動化ラインでは、使用される部品をロボッ
トのマニュピレータが取り出し易いように、常に一定の
位置に部品を供給するか、あるいは部品を一定の形状に
形成された部品整列皿中に整列させ、ロボットのマニュ
ピレータがこの部品整列皿から部品を順次取り出しなが
ら組み付けを行なうようにする必要が生じていた。
しかしながら部品の中でも、特に小型の部品。
例えば直径が細いネジ、あるいはピンのような縦長でか
つ方向性を有する部品等にあっては、パーツフィーダに
よる一定位置への供給が困難であるだけでなく、部品整
列皿に整列させることも困難なものであった。また更に
薄いワッシャー等についても、1枚づつ一定位置に供給
することが困難であるだけでなく1部品整列皿に整列さ
せることも困難なものであった。
そこで同一出願人によって1部品整列皿に振動を与え1
.この振動を行なっている振動装置自体を傾斜させるこ
とができるようにすると共に、振動装置に部品を整列さ
せるための整列孔を多数設けた部品整列皿を固定し、振
動によって直径が細いネジあるいはピンのような縦長で
かつ方向性を有する部品、あるいはワッシャーのように
薄い部品等を部品整列皿の整列孔に整列させるように形
成することによって1.極めて短時間で効率的に部品の
整列が行なえるようにした振動部品整列装置が提供され
ている。
このような振動部品整列装置としては、第6図乃至第1
3図に示したようなものがあった。
第6図は振動部品整列装置の一実施例を示すための正面
図であり、第7図は第6図に示した振動部品整列装置に
用いる振動発生装置の詳細な断面図であり、第8図は部
品整列皿の斜視図であり、第9図及び第10図は整列孔
と被振動物との関係を示すための異なった断面図であり
、第11図は第6図に示した振動部品整列装置の他の実
施例を示すための正面図であり、第12図及び第13図
は第11図に示した振動部品整列装置を使用した場合の
被振動物の流れを示すための説明図である。
まず最初に、本発明によって部品を整列させる手段につ
いて説明する。またこの部品を整列させる際には、部品
の形状によって振動発生装置10の振動方向を異ならし
めることが望ましいので、部品としての被振動物40の
形状と共に部品の整列を説明する。
最初に説明する実施例は、第6図乃至第9図に示したよ
うに、直径が細いネジあるいはピンのような縦長でかつ
方向性を有する部品の整列を行なうために、振動発生装
置10による振動を縦方向の振動とした場合を例として
説明する。
この実施例は、基枠50に固定した傾斜装置20と、基
枠50に傾斜軸21を介して軸支された振動発生装置1
0と、振動発生装置10に固定された部品整列皿30と
からなっている。
傾斜装N20は、基枠50に傾斜軸21をはさんで2つ
設けられたシリンダー22.23によって形成されてい
る。
またこの両シリンダー22.23は、一方のシリンダー
22のシリンダーロー、ドが突出したときには、他方の
シリンダー23のシリンダーロッドは突出せず、逆に他
方にシリンダー23のシリンダーロッドが突出したとき
には、一方のシリンダー22のシリンダーロッドが突出
しないように形成され、この両シリンダー22.23の
交互の突出によって振動発生装M10を図面の左右方向
に、交互に傾斜させるようになっている。
また振動発生装置10は、傾斜軸21によって基枠50
に軸支された静止枠11と、この静止枠11に対して可
撓性を有する連結体12によって連結された振動体13
と、この振動体13に固定されたモータ14と、このモ
ータ14の出力軸15に固定された偏心体16とから形
成されている。
またここで連結体12は、スプリング、防振ゴム等によ
うな、可撓性を有する材料によって形成されているもの
である。
更にモータ14は、出力軸15が振動体13の面と平行
になるように設けられている。従ってこのモータ14の
回転による偏心体16の回転は。
振動体13に縦方向の揺れを生じさせることとなる。
またこの振動体13には1部品整列皿30が固定されて
いる。
この部品整列皿30は、第3図に示したように多数の整
列孔31が凹設しである0図示の便宜上整列孔31を比
較的大きく書いたが、この整列孔31は、被振動物40
をネジ41とするならば、整列すべきネジ41のネジ径
より若干大径に形成されている。
次にこの実施例に係る振動部品整列装置の作動について
説明する。
まず、作動開始前の状態について説明すると、振動体1
3は第6図に示した図示例に対して、傾斜軸21を中心
として、何れか一方に傾斜しているものである。
この傾斜方向を第1図において1例えば左側に傾斜して
いるものとして、以後の説明を行なう。
また振動装置の振動体13に固定されている部品整列皿
30の中には、被振動物40として、多数のネジ41が
入っていることとする。
このような状態では、右側のシリンダー23のシリンダ
ーロッドが上方に突出し、左側のシリンダー22のシリ
ンダーロッドが後退している状態となっている。
この状態でモータ14を回転させると、このモータ14
の出力軸15に固定した偏心体16が回転し、この偏心
体16の偏心回転によって、モータ14自身に円運動を
行なわせるような負荷が加わる。
ただこのとき、モータ14は振動体13に固定され、か
つこの振動体13は可撓性を有する連結体12によって
、静止枠工!に固定されているために、静止枠11を静
止軸として考えたときに。
モータ14の円運動方向への負荷により、振動体13が
連結体12の可撓性により、細かな縦方向への円運動を
繰り返すようになる。
この細かな縦方向の円運動が、いわゆる円方向への縦振
動として振動体13に作用するものである。
またこのようなモータ14の回転を行なうと同時に、左
方のシリンダー22のシリンダーロッドを徐々に突出さ
せ、かつ右方のシリンダー23のシリンダーロッドを徐
々に後退させることによって、振動発生装置10自体が
左傾斜から徐々に右傾側へと移行することとなる。
また、このような傾斜方向の交代による傾斜軸21を中
心とした傾斜方向の変更を行なっている際にも、モータ
14が縦方向の回転を継続しているために、振動体13
は細かな縦振動を繰り返しているものである。
このようにして、図面左側のシリンダー22のシリンダ
ーロッドが突出していくことによって。
やがて振動体13自体が傾斜軸21を中心として右方に
傾斜することとなる。
このように振動体13に縦振動が生じると、この振動体
13には部品整列皿30が固定されているので、この部
品整列皿30にも細かい縦振動が生じることとなる。
このような部品整列皿30に加えられる細かい縦振動に
よって、部品整列皿30中の被振動物40としてのネジ
41も振動され1部品整列皿30中でネジ41がオドル
状態となる−0するとネジ41のうちで、ネジ部が整列
孔31に入るものもある。
このようにネジ部が整列孔31に入ったネジ41は、そ
の後の縦振動によって整列孔31から飛び出さないため
に、縦振動と傾斜とを繰り返すことによって、すべての
整列孔31にネジ41が位置し、ネジ41の整列が行な
えることとなる。
また第1O図に示したのは、クランク状に形成されたピ
ン42、例えばICの端子等の整列に利用する場合を示
したものである。
一般にこのようなピン42については、長軸43とクラ
ンクN144と短軸45とがあり4整列する時は、短軸
45を上にして整列させる場合が多い、このように場合
には、第5図に示したように、長軸43が入る整列孔3
1と、クランク部44が入る整列孔31に連続した溝部
とを部品整列皿30に設けて縦振動を加えることによっ
て、整列を行なうものである。
このような振動時に、長軸43が整列孔31に入ったら
、その後の振動で整列孔31かも飛び出すことはないも
のの、仮りに短軸45が整列孔31に入った場合には、
その後の振動によって。
ピン42が整列孔31から飛び出してしまうので、最終
的にはすべて所定の形状で整列できるものである。
即ち、このようにピン42を所定形状で整列される場合
には、短軸45が整列孔31に入った場合には飛び出す
ものの、長軸43が入った場合には飛び出さないような
大きさの縦振動にすることが必要である。
第11図に示した実施例は、被振動物40として直径が
細いネジあるいはピンのような縦長でかつ方向性を有す
る部品、あるいはワッシャーのようにBい部品の整列を
行なうために、振動発生装置10による振動を縦方向と
横方向とが組みあわさった斜め方向の振動とした場合で
ある。
この時には、モータ14の出力軸15を、振動板に対し
て傾斜させて設けるものである。
このように形成すると、モータ14の偏心回転によって
、振動板は、縦振動と横振動とが混合した振動を行なう
こととなる。
このような振動が発生すると、縦振動によって被振動物
40がオトリながら整列孔31に整列されると共に、横
振動が部品整列皿3oの面に一致した面での円振動にな
ることから、被振動物4゜は細かな円状の振動を加えら
れながら、徐々に傾斜装置20によって左右方向に移動
していくこととなる。
このような移動が、右方向への移動であるならば、第1
2図に示したように、移動開始前は全て振動体13の左
方に集っていた被振動物40が。
右側に傾斜させて振動を行なっていることによって、徐
々に右方に移動するものの、この振動体13自体の横振
動が1例えば第12図に図示したように右回転であると
すると、被振動物40は右回転による負荷を受けつつ、
かつ振動体13の右方向へ移動しようとする。
したがってこのとき被振動物40は、振動体13の第1
2図で上方に移動しつつ、かつ右方向に移動していくこ
ととなる。
このようにして右方向に移動を終了した後は、振動体1
3上の被振動物40は振動体13の右方向に集っている
ものの、今度は逆方向への、すなりち左側への傾斜によ
って第13図に示すように、今度は図面上手前側に集ま
りつつ、振動体13の左側に移動していくこととなる。
従って、第11図に示した実施例によると、この振動発
生波mxoの振動体13に固定した部品整列皿30中の
被振動物40は、モータ14の回転により縦振動と、円
方向への横振動と、傾斜装置20による傾斜により、振
動体13上を傾斜装置20による傾斜方向の行きと帰り
で各々異なった方向に寄るように作用しながら移動する
こととなる。
したがって、振動体!3に横方向の円振動を行なわせな
がら傾斜装!120により、右方向への傾斜と左傾斜を
繰り返すことにより、被振動物40は部品整列皿30中
でほぼ均一な分布となるように移動するものである。
それ故1部品整列皿30上を極めて均一な状態で移動す
ることとなり、すべての整列孔31に整列されるもので
ある。
また更に、詳細な図示は省略するものの、被振動物40
としてワッシャーのように薄い部品の整列を行なうため
には、振動発生装置10による振動を横方向の振動とす
れば良い。
このようにすると、被振動物40は、振動発生装置lO
と傾斜装置t20との作動によって1部品整列ff13
0上を第12図及び第13図に示したような流れを行な
いながら、すべての整列孔31に整列されるものである
このように、被振動物40の形状によって異なる方向の
振動を加えることによって、被振動物40が部品整列器
30の整列孔31に整列されるものである。
[発明が解決しようとする課題] ただこのような振動部品整列装置では1部品を効率良く
、短時間で整列させることが可能なものの、例えばネジ
とワッシャーを組合せ、かつ取り出し易い状態に組み立
てることができないこととなっていた。
[課題を解決するための手段] そこで本発明は、振動によってネジ及びワッシャーを整
列させながら組み立てると共に1組み立てが終了した後
の反転によって、ネジ及びワッシャーを一体としてマニ
ュピユレータ等で取り出し易いように形成することによ
って、ネジ及びワッシャーのその後の組立ラインでの自
動化を図ることを目的とするものである。
前述した目的を達成するために1本発明は、振動を発生
する振動発生装置に、ワッシャーを整列させるためのワ
ッシャー整列孔を多数設けたワッシャー整列器を固定可
能に形成し、更にこのワッシャー整列器の上部にネジを
整列させるためのネジ整列孔を多数設けたネジ整列器を
固定可能に形成すると共に、このネジ整列器のネジ整列
孔を。
ワッシャー整列器のワッシャー整列孔に対応するように
設け、かつネジ整列孔をワッシャー整列孔よりも小径に
形成し、ワッシャー及びネジを整列させたワッシャー整
列器及びネジ整列器からネジ整列器を外した状態でネジ
及びワッシャーを押えて反転させる押え板と、この押え
板に重ねて反転させることによってネジのネジ部を保持
するパイプを突出させた載置板とから形成したことを特
徴とする。
[実施例] 以下1図示例と共に、本発明の一実施例を説明する。
第1図はネジ41.スプリングワッシャー46及び平ワ
ツシヤー47を整列組み立てさせた状態を示す断面図、
第2図はネジ41.スプリングワッシャー46及び平ワ
ツシヤー47を押え板60上に反転させ、かつ蔵置板7
0をかぶせようとしている状態を示す断面図、第3図は
載置板70のパイプ71にネジ41.スプリングワッシ
ャー46及び平ワツシヤー47を保持している状態を示
す断面図、第4図は第3図のA−A線断面図、第5図は
パイプ71の斜視図である。
またこの実施例では、被振動物40として。
ネジ41、スプリングワッシャー46、平ワツシヤー4
7を組合せた状態に整列させる場合を示したものである
この時には、まず部品整列器3oとして、平ワッシャー
整列皿32.スプリングワッシャー整列皿33、ネジ整
列器34の3種類を用意する。
そしてまず最初に、部品整列器30として平ワッシャー
整列器32を用い、この平ワッシャー整列器32の平ワ
ツシヤー整列孔35に平ワツシヤー47を整列させる。
この平ワツシヤー47の整列に関しては、平ワツシヤー
47が薄い部品であることから、振動発生装R10によ
る振動を横方向の振動とすれば良い、またこの時の平ワ
ツシヤー整列孔35の直径及び深さは、平ワツシヤー4
7の直径及び厚さとほぼ同一に形成されている。更にこ
の平ワッシャー整列器32の平ワツシヤー整列孔35に
は、ネジ整列器34によって整列されるネジ41のネジ
径よりも大径の通孔36が穿設しである。
次いで平ワツシヤー47を平ワッシ+−整列孔35に整
列させた平ワッシャー整列皿32の上に、スプリングワ
ッシャー整列皿33を位置させる。ここでスプリングワ
ッシャー整列皿33の厚さはスプリングワッシャー46
の厚さとほぼ同一であり、かつスプリングワッシャー整
列孔37の直径はスプリングワッシャー46の直径とほ
ぼ同一に形成されている。またスプリングワッシャー4
6は平ワツシヤー47よりも直径が小さいので、平ワッ
シャー整列皿32の平ワツシヤー整列孔35中の平ワツ
シヤー47は、このスプリングワッシャー整列皿33に
よって押えつけられることとなる。
従って1次いで行なうスプリングワッシャー整列皿33
のスプリングワッシャー整列孔37へのスプリングワッ
シャー46の整列時に、平ワー2シャー整列皿32の平
ワツシヤー整列孔35中の平ワツシヤー47が飛び出す
ことがない。
このようにしてスプリングワッシャー整列皿33のスプ
リングワッシャー整列孔37へのスプリングワッシャー
46の整列が行なわれると、部品整列型30としては、
平ワッシャー整列皿32の上面(−スプリングワッシャ
ー整列皿33が位置した状態で、平ワツシヤー47とス
プリングワッシャー46とが整列していることとなる。
またここでこのスプリングワッシャー46の整列に関し
ては、スプリングワッシャー46が薄い部品であること
から、振動発生装置lOによる振動を横方向の振動とす
れば良い。
その後、平ワー、シャー整列皿32の上面に位置してい
るスプリングワッシャー整列皿33の更に上面に、ネジ
整列皿34を位置させる。
ここでネジ整列皿34に設けたネジ整列孔38の直径は
、ネジ41の直径とほぼ同一に形成されている。従って
、スプリングワッシャー整列皿33のスプリングワッシ
ャー整列孔37中のスプリングワッシャー46は、この
ネジ整列皿34によって押えつけられることとなる。
従って、次いで行なうネジ整列皿34のネジ整列孔38
へのネジ41の整列時に、スプリングワッシャー整列皿
33のスプリングワッシャー整列孔37中のスプリング
ワッシャー46が飛び出すことがない。
このようにしてネジ整列皿34のネジ整列孔38へのネ
ジ41の整列が行なわれると、部品整列型30としては
、平ワッシャー整列皿32の上面にスプリングワッシャ
ー整列皿33が位置し、更にこのスプリングワッシャー
整列皿33の上面にネジ整列皿34が位置した状態で、
平ワッシャー47.スプリングワッシャー46及びネジ
41が使用状態と全く同様に組みあわさった状態で整列
していることとなる。またここでこのネジ41の整列に
関しては、ネジ41が細長い部品であることから、振動
発生装W1ioによる振動を縦方向の振動として、ネジ
41がオトリながら整列孔3工に入るようにすれば良い
このようにすると第1図に示すように、ネジ41、  
スズリングワッシャー46、平ワツシヤー47を組合せ
た状態に整列させることができる。
従って、この状態で整列組み立てを終了させることがで
きるものの、このままではロボットのマニュピユレータ
等を使用した自動組み立てに供することができない。
そこで本発明では、−旦第1図に示したような状態に組
み立て整列を行なった後、平ワッシャー整列皿32から
、スプリングワッシャー整列皿33、ネジ整列皿34を
取り外し、平ワッシャー整列皿32の上面にネジ41、
スプリングワッシャー46.平ワラシャー47が組みあ
わさった状態とする。その後、組みあわさったネジ41
゜スプリングワッシャー46.平ワツシヤー47の上部
から押え板60をかぶせて、第2図に示すように全体を
ひっくり返す。
すると押え板60上では、スプリングワッシャー46.
平ワツシヤー47を装着したネジ41が逆向きになった
状態となっている。
このようにした後、押え板60上に位置している多数の
ネジ41のビットと同一ピッチで、ネジ41のネジ部径
よりも若干大きい内径のパイプ71を固定した載置板7
0を押え板60にかぶせる、このかぶせる寸前の状態が
第2図に示したある。
更に蔵置板70をかぶせた後に、再び押え板60と蔵置
板70とをひつくりかえし、その後押え板60を外すこ
とによって、第3図に示すように、載置板70の各パイ
プ71にスプリングワッシャー46、平ワツシヤー47
を装着したネジ41が位置することとなる。
またここで示したパイプ71は、第4図に断面図を、第
5図に斜視図を示したように、筒部72の対向する部分
に、ネジのネジ部枠よりも若干小さいピッチとなるよう
な欠設部73を設け、外部の2方爪74によって直接ネ
ジ41のネジ部を握持てきるようになっている。
従って、載置板70の各パイプ71に整列されたスプリ
ングワッシャー46.平ワツシヤー47を装着したネジ
41は、2方爪74を備えたドライバーによって直接握
持され、かつネジ締めが行なえることとなる。
勿論この他にも1例えばパイプ71に3方向から欠設部
を設け1図示しない3方爪によってネジを握持すること
もできるし、欠設部を設けないパイプ71を用いてネジ
41を支持するものの、ドライバーに連動して平ワツシ
ヤーを押える爪を用いることによってネジを握持するよ
うに形成することもできる。
また実施例では、平ワツシヤー47及びスプリングワッ
シャー46をいずれも装着した状態を説明したが、いず
れか1つのワッシャーのみをネジ41に組合せるように
しても良い。
更にネジ41、スプリングワッシャー46、平ワツシヤ
ー47を平ワッシャー整列皿32、スプリングワッシャ
ー整列皿33、ネジ整列皿34に整列させる際に、振動
発生装置10による振動を加えるとして説明したが、同
時に傾斜装置20による傾斜を加えても良い。
なお以上の説明において、シリンダー22゜23は、ス
ピードコントローラーを付設し、進退を徐々に行なわせ
るように形成すると、使用し易いものである。更にシリ
ンダーを1台だけ付設し、そのシリンダーの進退によっ
て傾斜を繰り返すようにすることもできる。
また傾斜装置20としては、シリンダーを用いたものを
例として説明したが、その他にも偏心カムを用いた傾斜
装置20等のように他の方法を用いて形成することもで
さる。
更に以上説明した実施例では、振動発生装置10として
モータ14の偏心回転を用いた円振動を例として説明し
たが、他の手段1例えばモータの出力軸に固定した偏心
カムによる偏心運動を繰り返し直線運動に変換しての振
動発生装!10、あるいは電磁ソレノイドの励磁と消磁
とによるシリンダの進退を利用した繰り返し直線運動を
用いた振動発生装置10等を用いることもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明は、振動によってネジ及び
ワッシャーを整列させながら組み立てると共に5組み立
てが終了した後の反転によって。
ネジ及びワッシャーを一体としてマニュピユレータ等で
取り出し易いように形成することにょうて、ネジ及びワ
ッシャーのその後の組立ラインでの自動化を図ったもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図はネ
ジ41、スプリングワッシャー46及び平ワツシヤー4
7を整列組み立てさせた状態を示す断面図、第2図はネ
ジ41、スプリングワッシャー46及び平ワツシヤー4
7を押え板60上に反転させ、かつ蔵置板70を下部作
用としている状態を示す断面図、第3図は載置板70の
パイプ71にネジ41、スプリングワッシャー46及び
平ワツシヤー47を保持している状態を示す断面図、第
4図はwS3図のA−A線断面図、第5図はパイプ71
の斜視図、第6図乃至第13図に示したものは、従来の
振動部品整列装置を示すものであって、第6図は振動部
品整列装置の一実施例を示すための正面図であり、第7
図は第6図に示した振動部品整列装置に用いる振動発生
装置の詳細な断面図であり、第8図は部品整列皿の斜視
図であり、第9図及び第10図は整列孔と被振動物との
関係を示すための異なった断面図であり、第11図は第
6図に示した振動部品整列装置の他の実施例を示すため
の正面図であり、第12図及び第13図は第11図に示
した振動部品整列装置を使用した場合の被振動物の流れ
を示すための説明図である。 lO・・・振動発生装置  11・・・静止枠12・・
・連結体     13・・・振動体14・・・モータ
     15・・・出力軸16・・・偏心体    
 20・・・傾斜装置21・・・傾斜軸     22
・・・シリンダー23・・・シリンダー   30・・
・部品整列皿31・・・整列孔 32・・・平ワッシャー整列皿 33・・・スプリングワッシャー整列皿34・・・ネジ
整列皿 35・・・平ワツシヤー整列孔 36・・・通孔 37・・・スプリングワッシャー整列孔8・・・ネジ整
列孔   40・・・被振動物l・・・ネジ     
 42・・・ピン3・・・長軸      44・・・
クランク部5・・・短軸 6・・・スプリングワッシャー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、振動を発生する振動発生装置に、ワッ シャーを整列させるためのワッシャー整列孔を多数設け
    たワッシャー整列皿を固定可能に形成し、 更にこのワッシャー整列皿の上部にネジを整列させるた
    めのネジ整列孔を多数設けたネジ整列皿を固定可能に形
    成すると共に、 このネジ整列皿のネジ整列孔を、ワッシャー整列皿のワ
    ッシャー整列孔に対応するように設け、かつネジ整列孔
    をワッシャー整列孔よりも小径に形成し、 ワッシャー及びネジを整列させたワッシャー整列皿及び
    ネジ整列皿からネジ整列皿を外した状態でネジ及びワッ
    シャーを押えて反転させる押え板と、この押え板に重ね
    て反転させることによってネジのネジ部を保持するパイ
    プを突出させた載置板とから形成したことを特徴とする
    振動によるネジ組立装置。
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