JPH05122887A - 回転電機 - Google Patents
回転電機Info
- Publication number
- JPH05122887A JPH05122887A JP27583591A JP27583591A JPH05122887A JP H05122887 A JPH05122887 A JP H05122887A JP 27583591 A JP27583591 A JP 27583591A JP 27583591 A JP27583591 A JP 27583591A JP H05122887 A JPH05122887 A JP H05122887A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brackets
- frame
- electric machine
- stud bolt
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】筒状フレームの両端面に軸受ブラケットを固定
取付けする軸方向に長い通しボルトの回転電機運転時の
振動に伴う共振及びびびり音の発生を防止する。 【構成】両端部にねじ部を有するスタッドボルトをフレ
ームの内周に嵌着した筒状固定子鉄心の外周部に挿通し
て接着剤で固着し、このスタッドボルトの両端部にねじ
込んだナットでブラケットを締めつけ固定する。
取付けする軸方向に長い通しボルトの回転電機運転時の
振動に伴う共振及びびびり音の発生を防止する。 【構成】両端部にねじ部を有するスタッドボルトをフレ
ームの内周に嵌着した筒状固定子鉄心の外周部に挿通し
て接着剤で固着し、このスタッドボルトの両端部にねじ
込んだナットでブラケットを締めつけ固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は回転電機において、筒
状フレームの両端面に軸受ブラケットを固定取付けする
通しボルトの運転時の振動に伴う共振及びびびり音の発
生を防止することができるようにしたものに関する。
状フレームの両端面に軸受ブラケットを固定取付けする
通しボルトの運転時の振動に伴う共振及びびびり音の発
生を防止することができるようにしたものに関する。
【０００２】
【従来の技術】回転電機の従来例を図３にもとづいて説
明する。この図において、筒状フレーム１の両端面に軸
受ブラケット２，３が軸方向に長い通しボルト４とナッ
ト５で締めつけて固定取付けされ、前記通しボルト４は
フレーム１の内周に嵌着した筒状固定子鉄心６の外周部
に一方側から挿通される。
明する。この図において、筒状フレーム１の両端面に軸
受ブラケット２，３が軸方向に長い通しボルト４とナッ
ト５で締めつけて固定取付けされ、前記通しボルト４は
フレーム１の内周に嵌着した筒状固定子鉄心６の外周部
に一方側から挿通される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記構造では通しボル
ト４とこれを通す固定子鉄心６の挿通穴６ａとの間にす
きまがありかつ通しボルト４が両端部で支持した長いは
り状となるので、回転電機の運転時の振動に伴う通しボ
ルト４の共振及び挿通穴６ａの壁にぶつかってびびり音
を発生することがあり、また挿通穴６ａとブラケット
２，３の通しボルト挿通穴とを軸方向に揃えて組立てる
必要があるので組立て作業に多くの手数を要するという
欠点があった。
ト４とこれを通す固定子鉄心６の挿通穴６ａとの間にす
きまがありかつ通しボルト４が両端部で支持した長いは
り状となるので、回転電機の運転時の振動に伴う通しボ
ルト４の共振及び挿通穴６ａの壁にぶつかってびびり音
を発生することがあり、また挿通穴６ａとブラケット
２，３の通しボルト挿通穴とを軸方向に揃えて組立てる
必要があるので組立て作業に多くの手数を要するという
欠点があった。
【０００４】この発明は前記の欠点を除去するために、
筒状フレームの両端面に軸受ブラケットを固定取付けす
る通しボルトの運転時の振動に伴う共振及びびびり音の
発生を防止しかつ組立て作業を容易にすることができる
ようにした回転電機を提供することを目的とする。
筒状フレームの両端面に軸受ブラケットを固定取付けす
る通しボルトの運転時の振動に伴う共振及びびびり音の
発生を防止しかつ組立て作業を容易にすることができる
ようにした回転電機を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は前記の目的を
達成するために、両端部にねじ部を有するスタッドボル
ト１４をフレーム１の内周に嵌着した筒状固定子鉄心６
の外周部に挿通するとともに、接着剤１７または圧入等
により固着し、このスタッドボルト１４の両端部にねじ
込んだナット５でブラケット２，３を締めつけ固定する
ようにしたものである。
達成するために、両端部にねじ部を有するスタッドボル
ト１４をフレーム１の内周に嵌着した筒状固定子鉄心６
の外周部に挿通するとともに、接着剤１７または圧入等
により固着し、このスタッドボルト１４の両端部にねじ
込んだナット５でブラケット２，３を締めつけ固定する
ようにしたものである。
【０００６】
【作用】前記スタッドボルト１４を固定子鉄心６に固着
して支点間の長さを短くしかつスタッドボルト１４とこ
れを通す固定子鉄心６の挿通穴６ａとの間のすきまをな
くしたので、回転電機の運転時の振動に伴うスタッドボ
ルト１４の共振を減らすとともにびびり音の発生を防止
し、またブラケット２，３は固定子鉄心６に固着したス
タッドボルト１４をガイドにして組立てればよいので組
立て作業を容易にすることができる。
して支点間の長さを短くしかつスタッドボルト１４とこ
れを通す固定子鉄心６の挿通穴６ａとの間のすきまをな
くしたので、回転電機の運転時の振動に伴うスタッドボ
ルト１４の共振を減らすとともにびびり音の発生を防止
し、またブラケット２，３は固定子鉄心６に固着したス
タッドボルト１４をガイドにして組立てればよいので組
立て作業を容易にすることができる。
【０００７】
【実施例】図１はこの発明の実施例を示すもので、図３
と同一符号で示すものは同一部品である。この図におい
て、筒状フレーム１の両端面に軸受ブラケット２，３が
両端部にねじ部を有する軸方向に長いスタッドボルト
（通しボルト）１４の両端部にねじ込んだナット５で締
めつけて固定取付けされている。前記スタッドボルト１
４はフレーム１の内周に嵌着した筒状固定子鉄心６の外
周部に挿通するとともに接着剤１７で固着される。この
スタッドボルト１４は中央の鉄心挿入部を図２に示すよ
うに例えばローレット加工するとともに圧入等により固
定子鉄心６に固着させることもできる。
と同一符号で示すものは同一部品である。この図におい
て、筒状フレーム１の両端面に軸受ブラケット２，３が
両端部にねじ部を有する軸方向に長いスタッドボルト
（通しボルト）１４の両端部にねじ込んだナット５で締
めつけて固定取付けされている。前記スタッドボルト１
４はフレーム１の内周に嵌着した筒状固定子鉄心６の外
周部に挿通するとともに接着剤１７で固着される。この
スタッドボルト１４は中央の鉄心挿入部を図２に示すよ
うに例えばローレット加工するとともに圧入等により固
定子鉄心６に固着させることもできる。
【０００８】前記実施例によればスタッドボルト１４を
固定子鉄心６に固着して支点間の長さを短くしかつスタ
ッドボルト１４とこれを通す固定子鉄心６の挿通穴６ａ
との間のすきまをなくしたので、回転電機の運転時の振
動に伴うスタッドボルト１４の共振を減らすとともにび
びり音の発生を防止し、またブラケット２，３は固定子
鉄心６に固着したスタッドボルト１４をガイドにして組
立てればよいので組立て作業を容易にすることができ
る。
固定子鉄心６に固着して支点間の長さを短くしかつスタ
ッドボルト１４とこれを通す固定子鉄心６の挿通穴６ａ
との間のすきまをなくしたので、回転電機の運転時の振
動に伴うスタッドボルト１４の共振を減らすとともにび
びり音の発生を防止し、またブラケット２，３は固定子
鉄心６に固着したスタッドボルト１４をガイドにして組
立てればよいので組立て作業を容易にすることができ
る。
【０００９】
【発明の効果】この発明によれば回転電機において、両
端部にねじ部を有するスタッドボルトを筒状フレームの
内周に嵌着した筒状固定子鉄心の外周部に挿通するとと
もに、接着剤または圧入等により固着し、このスタッド
ボルトの両端部にねじ込んだナットで軸受ブラケットを
フレームの両端面に締めつけて固定取付けするようにし
たので、運転時の振動に伴うスタッドボルトの共振及び
びびり音の発生を防止し、さらにスタッドボルトをガイ
ドにして組立て作業を容易にすることができるという効
果が得られる。
端部にねじ部を有するスタッドボルトを筒状フレームの
内周に嵌着した筒状固定子鉄心の外周部に挿通するとと
もに、接着剤または圧入等により固着し、このスタッド
ボルトの両端部にねじ込んだナットで軸受ブラケットを
フレームの両端面に締めつけて固定取付けするようにし
たので、運転時の振動に伴うスタッドボルトの共振及び
びびり音の発生を防止し、さらにスタッドボルトをガイ
ドにして組立て作業を容易にすることができるという効
果が得られる。
【図１】この発明の実施例の縦断面図
【図２】この発明の他の実施例の要部拡大縦断面図
【図３】従来例の要部縦断面図
１ フレーム ２ ブラケット ３ ブラケット ５ ナット ６ 固定子鉄心 １４ スタッドボルト １７ 接着剤
Claims (1)
- 【請求項１】筒状フレームの両端面に軸受ブラケットを
固定取付けしてなる回転電機において、両端部にねじ部
を有するスタッドボルトを前記フレームの内周に嵌着し
た筒状固定子鉄心の外周部に挿通するとともに、接着剤
または圧入等により固着し、このスタッドボルトの両端
部にねじ込んだナットで前記ブラケットを締めつけ固定
したことを特徴とする回転電機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27583591A JPH05122887A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27583591A JPH05122887A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 回転電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05122887A true JPH05122887A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17561097
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27583591A Pending JPH05122887A (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | 回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05122887A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105762994A (zh) * | 2014-12-17 | 2016-07-13 | 博世汽车部件(长沙)有限公司 | 叠片式电机芯体的制造方法、叠片式电机芯体和电机 |
| WO2018168058A1 (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-20 | 株式会社日立製作所 | アキシャルギャップ型回転電機 |
| WO2023051584A1 (en) * | 2021-09-28 | 2023-04-06 | Valeo Automotive ePowertrain Systems (Shanghai) Co., Ltd. | Motor rotor, motor, vehicle and assembling method of motor rotor |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP27583591A patent/JPH05122887A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105762994A (zh) * | 2014-12-17 | 2016-07-13 | 博世汽车部件(长沙)有限公司 | 叠片式电机芯体的制造方法、叠片式电机芯体和电机 |
| WO2018168058A1 (ja) * | 2017-03-14 | 2018-09-20 | 株式会社日立製作所 | アキシャルギャップ型回転電機 |
| JPWO2018168058A1 (ja) * | 2017-03-14 | 2019-08-08 | 株式会社日立製作所 | アキシャルギャップ型回転電機 |
| US11205935B2 (en) | 2017-03-14 | 2021-12-21 | Hitachi, Ltd. | Axial gap dynamo-electric machine |
| WO2023051584A1 (en) * | 2021-09-28 | 2023-04-06 | Valeo Automotive ePowertrain Systems (Shanghai) Co., Ltd. | Motor rotor, motor, vehicle and assembling method of motor rotor |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3867519B2 (ja) | モータ | |
| JP2006307899A (ja) | 電動アクチュエータ | |
| JPH05122887A (ja) | 回転電機 | |
| JP3755936B2 (ja) | 電動操舵装置のモータ | |
| JP6651267B2 (ja) | 回転電機の固定子およびその製造方法 | |
| WO2006126243A1 (ja) | モータ軸にボールネジ軸を連結固定する方法 | |
| JP5597043B2 (ja) | 電動パワーステアリング装置 | |
| JP3622731B2 (ja) | 回転電機のステータ支持構造 | |
| JP3194586B2 (ja) | モータのアーマチュア構造 | |
| JP3229299B2 (ja) | タイミング・ディスク・キャリア | |
| JP2002078253A (ja) | 回転電機 | |
| JP2681876B2 (ja) | ユニバーサルジョイントの製造方法 | |
| JPH08130847A (ja) | モータ | |
| JP3054582U (ja) | ステッピングモータ | |
| JP3304469B2 (ja) | スピンドルモータ | |
| KR0151476B1 (ko) | 헤드드럼 조립체 및 그 조립방법 | |
| WO2024038592A1 (ja) | 回転電機 | |
| JP3456824B2 (ja) | 回転電機の固定子およびその鉄心の支持方法 | |
| JPH0237252Y2 (ja) | ||
| KR200144706Y1 (ko) | 모터 | |
| KR0122104Y1 (ko) | 밀링머신용 조립식 롱아버 | |
| JPH08308161A (ja) | 回転電機 | |
| JP2607389Y2 (ja) | 回転電機 | |
| JP2009089472A (ja) | 車両用交流発電機 | |
| JPH0538097A (ja) | ロータリエンコーダ付き回転機 |