JPH05122617A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH05122617A
JPH05122617A JP3282404A JP28240491A JPH05122617A JP H05122617 A JPH05122617 A JP H05122617A JP 3282404 A JP3282404 A JP 3282404A JP 28240491 A JP28240491 A JP 28240491A JP H05122617 A JPH05122617 A JP H05122617A
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JP
Japan
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solid
state image
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pass filter
package
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Pending
Application number
JP3282404A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironobu Abe
広伸 阿部
Masahiko Kadowaki
正彦 門脇
Akiya Izumi
章也 泉
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モアレ信号の発生を防止する。 【構成】 凹陥部11が透明板17で塞がれたパッケー
ジ10と、このパッケージ10の凹陥部11内に光像投
影面を前記透明板17に対向させて搭載された固体撮像
素子13と、この固体撮像素子13と前記透明板17と
の間に配置された板状の光学的ローパスフィルタ15と
からなる固体撮像装置において、前記光学的ローパスフ
ィルタ15はその固体撮像素子13と対向する面に該固
体撮像素子13と少なくとも3点で当接させる突起部1
5A,15Bが設けられてパッケージに接着されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、固体撮像装置に係り、
特に、そのパッケージ内に固体撮像素子の他に光学的ロ
ーパスフィルタが共に組み込まれてなる固体撮像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるモアレ信号の発生を防止するた
め、近年では、装置前段に備えられたレンズ群の部分に
配置された水晶複屈折板に代えて、回折格子板からなる
光学的ローパスフィルタをパッケージに組み込み、該光
学的ローパスフィルタを固体撮像素子の光像投影面に対
向するように配置させている。
【0003】なお、このような具体的構成としては、た
とえば特開平1−254912号公報にて知られたもの
となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成からなる固体撮像装置においては、板状の前記
光学的ローパスフィルタをパッケージ内に精度よく位置
付けて配置したつもりが、たとえば接着剤を介して固体
撮像素子がその載置面に対して完全に平行になるように
固着されていなかった場合、固体撮像素子の主表面であ
る光像投影面と該光学的ローパスフィルタとが平行なギ
ャップを保持した状態で配置されていないといったこと
が生じる。
【0005】このような場合においては、モアレ信号の
発生を完全に防止することはかなわず、その解決策が望
まれていた。
【0006】また、モアレ信号の発生を防止するには、
固体撮像素子の光像投影面と光学的ローパスフィルタと
が互いに平行であることが条件となるばかりではなく、
それらのギャップ幅においても所定の値を正確に有する
ことが必要になる。
【0007】それ故、本発明は、このような事情に基づ
いてなされたものであり、その目的とするところのもの
は、モアレ信号の発生の防止を図った固体撮像装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、基本的には、凹陥部が透明板で塞
がれたパッケージと、このパッケージの凹陥部内に光像
投影面を前記透明板に対向させて搭載された固体撮像素
子と、この固体撮像素子と前記透明板との間に配置され
た板状の光学的ローパスフィルタとからなる固体撮像装
置において、前記光学的ローパスフィルタはその固体撮
像素子と対向する面に該固体撮像素子と少なくとも3点
で当接させる突起部が設けられてパッケージに接着され
ていることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】このように構成された固体撮像装置は、特に、
そのパッケージ内に組み込まれている板状の光学的ロー
パスフィルタが固体撮像素子と対向する面において該固
体撮像素子と少なくとも3点で当接させる突起部が設け
られてパッケージに接着されているものとなっている。
【0010】このことから、固体撮像素子に対する光学
的ローパスフィルタのギャップは該突起部が3点で当接
されている限りにおいて特定させることができる。
【0011】したがって、固体撮像素子の主表面が平坦
である場合に、光学的ローパスフィルタから突出する該
突起部の長さをそれぞれ等しく設定することにより、固
体撮像素子と光学的ローパスフィルタとの間のギャップ
は均一となり、しかも、前記突起部の長さに相当する正
確なギャップ幅を確保することができるようになる。
【0012】
【実施例】図1における(a)ないし(e)は、本発明
による固体撮像装置の一実施例を示す構成図である。こ
こで、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は
(a)のc−c線における断面図、(d)は側面図、
(e)は(a)のe−e線における断面図である。
【0013】まず、たとえば樹脂材からなるパッケージ
10があり、このパッケージ10の主表面(光像が投影
される側の面)には凹陥部11が形成されている。この
凹陥部11の底面にはリードフレーム12の一部が露呈
されている。
【0014】すなわち、凹陥部11の中央には、後述す
る固体撮像素子13がダイボンデングされるアイランド
部12Aがあり、このアイランド部12Aの周辺にはイ
ンナーリード部12Bと称されるリードフレーム12の
各先端部が位置付けられている。
【0015】この実施例では、インナーリード部12B
は前記アイランド部12Aを囲む四辺部のうち互いに対
向する二辺部にそれぞれ位置付けられている。
【0016】該リードフレーム12はその先端部である
インナーリード部12Bからそのままパッケージ10内
に延在され、該パッケージ10外に突出してアウターリ
ード12Cとなっている。
【0017】リードフレーム12のうち、そのアイラン
ド部12Aにはたとえば樹脂接着剤を介して固体撮像素
子13がダイボンデングされている。この固体撮像素子
13は、その構成を図2にて詳細に説明するが、前記ア
イランド部12Aとの接着面と反対の面は光像が投影さ
れる表面(主表面)となっている。
【0018】この固体撮像素子13の主表面には、イン
ナーリード部12B側に電極が設けられ、これら各電極
は前記インナーリード12Bとボンデングワイヤ14を
介して電気的に接続されている。
【0019】また、この固体撮像素子13の上方には、
光学的ローパスフィルタ15が、その四辺部のうち対向
する二辺部において、前記凹陥部11の側壁に設けた段
差部16にたとえば樹脂接着材で固着されて配置されて
いる。
【0020】そして、前記光学的ローパスフィルタ15
は、図3に詳細に示すように、固体撮像素子13と対向
する面側に二個の突条体15Aからなる突起部が形成さ
れている。これら二個の突条体15Aはそれぞれその高
さが等しくなっており、光学的ローパスフィルタ15を
パッケージ10に組み込んだ際には、図1の(e)に示
すように、固体撮像素子13の主表面と当接するように
なっている。
【0021】なお、この実施例では、前記突条体15A
が当接される固体撮像素子13の主表面は、その周辺部
においてであるが、前記電極が形成(並設)されていな
い他の対向する二辺部となっている。これにより、前記
電極に邪魔されずに該突条体15Aを当接させることが
できる。
【0022】さらに、固体撮像素子13および光学的ロ
ーパスフィルタ15が配置されたパッケージ10の凹陥
部11は、ガラス板17によって塞がれており、このガ
ラス板17を通して光像が固体撮像素子13に投影でき
るようにしているとともに、該固体撮像素子13を外部
力から保護するようになっている。
【0023】図2は、本発明による固体撮像装置に適用
される前記固体撮像素子13の一実施例を示す概略全体
構成図である。
【0024】同図は、一チップの半導体基板の主表面に
図示のような配列で各素子が形成されたものとなってい
る。同図において、前記半導体基板の主表面の光像投影
領域に複数のフォトダイオード1がマトリックス状に配
列されて形成されている。
【0025】この図では説明の便宜上3×4個のフォト
ダイオードしか記載されていないが、実際には、約20
万から約40万個形成されたものとなっている。
【0026】ここで、フォトダイオード1は、光照射に
よりその光の強度に応じて電荷を発生する光電変換素子
である。
【0027】また、列方向(図中縦方向)に配列された
フォトダイオード1の群毎に該列方向に沿って形成され
た垂直シフトレジスタ2があり、これら各垂直シフトレ
ジスタ2はCCD素子からなる電荷転送素子によって構
成されている。
【0028】これら垂直シフトレジスタ2は、それぞれ
列方向に配列された各フォトダイオード1にて発生した
電荷を読出すとともに、この電荷を列方向に沿って前記
光像投影領域外に転送させるものとなっている。
【0029】なお、各フォトダイオード1から垂直シフ
トレジスタ2への電荷読出しは、図示しない電荷読出し
ゲートによりなされるようになっている。
【0030】さらに、各垂直レジスタ2からそれぞれ転
送されてきた電荷は、水平シフトレジスタ4に出力さ
れ、この水平シフトレジスタ4によって水平方向に転送
されるようになっている。この水平シフトレジスタ4
は、前記各垂直シフトレジスタ2と同様にCCD素子に
より構成されている。
【0031】水平シフトレジスタ4からの出力は、出力
回路5に入力され、この出力回路5において例えば電圧
に変換され、外部に取り出されるようになっている。
【0032】そして、このように各素子が形成された半
導体基板の主表面には、各フォトダイオード1が形成さ
れている領域において開口が形成されることにより、各
フォトダイオード1のみを露呈させる遮光膜(図示せ
ず)が形成されている。
【0033】上述した実施例による固体撮像装置によれ
ば、特に、そのパッケージ10内に組み込まれている板
状の光学的ローパスフィルタ15が固体撮像素子13と
対向する面において該固体撮像素子13と当接させる突
条体15A、15Aからなる突起部が設けられてパッケ
ージ10に接着されているものとなっている。
【0034】このことから、固体撮像素子13に対する
光学的ローパスフィルタ15のギャップは該突条体15
A、15Aのそれぞれが共に当接されている限りにおい
て特定させることができる。
【0035】したがって、固体撮像素子13の主表面が
平坦である場合に、光学的ローパスフィルタ15から突
出する各突条体15A、15Aの長さをそれぞれ等しく
設定することにより、固体撮像素子13と光学的ローパ
スフィルタ15との間のギャップは均一となり、しか
も、前記突条体15Aの高さに相当する正確なギャップ
幅を確保することができるようになる。
【0036】上述した実施例では、光学的ローパスフィ
ルタ15に設けられている突起部は、図3に示したよう
に、二個の突条体15Aとしたものである。しかし、図
4に示すように、少なくとも三個の突起点15Bで当接
させるようにしても同様の効果が得られることから、こ
のようにしてもよいことはいうまでもない。
【0037】そして、最小限三個の突起点を備えればよ
いことから、図5に示すように、固体撮像素子13の主
表面を全面的に当接させるように光学的ローパスフィル
タ15を構成するようにしてもよいことはもちろんであ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明による固体撮像装置によれば、モアレ信号の発生
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)ないし(e)は本発明による固体撮像
装置の一実施例を示す構成図で、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は(a)のc−c線における断
面図、(d)は側面図、(e)は(a)のe−e線にお
ける断面図である。
【図2】 本発明による固体撮像装置に適用される固体
撮像素子の一実施例を示す概略構成図である。
【図3】 本発明による固体撮像装置に適用される光学
的ローパスフィルタの一実施例を示す斜視構成図であ
る。
【図4】 本発明による固体撮像装置に適用される光学
的ローパスフィルタの他の実施例を示す斜視構成図であ
る。
【図5】 本発明による固体撮像装置の他の実施例を示
す断面図である。
【符号の説明】
10…パッケージ、11…凹陥部、13…固体撮像素
子、15…光学的ローパスフィルタ、15A…突条体、
15B…突起点、17…ガラス板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹陥部が透明板で塞がれたパッケージ
    と、このパッケージの凹陥部内に光像投影面を前記透明
    板に対向させて搭載された固体撮像素子と、この固体撮
    像素子と前記透明板との間に配置された板状の光学的ロ
    ーパスフィルタとからなる固体撮像装置において、前記
    光学的ローパスフィルタはその固体撮像素子と対向する
    面に該固体撮像素子と少なくとも3点で当接させる突起
    部が設けられてパッケージに接着されていることを特徴
    とする固体撮像装置。
JP3282404A 1991-10-29 1991-10-29 固体撮像装置 Pending JPH05122617A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3282404A JPH05122617A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 固体撮像装置

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JP3282404A JPH05122617A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 固体撮像装置

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JPH05122617A true JPH05122617A (ja) 1993-05-18

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ID=17651970

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JP3282404A Pending JPH05122617A (ja) 1991-10-29 1991-10-29 固体撮像装置

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JP (1) JPH05122617A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7391108B2 (en) 2004-03-08 2008-06-24 Olympus Corporation Package of solid-state imaging device

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