JPH0512179Y2 - - Google Patents

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JPH0512179Y2
JPH0512179Y2 JP4796888U JP4796888U JPH0512179Y2 JP H0512179 Y2 JPH0512179 Y2 JP H0512179Y2 JP 4796888 U JP4796888 U JP 4796888U JP 4796888 U JP4796888 U JP 4796888U JP H0512179 Y2 JPH0512179 Y2 JP H0512179Y2
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  • Specific Conveyance Elements (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は着色軟質物、例えば焼成前の便器の如
き着色剤の塗布された粘土形成品等を一定位置か
ら他の一定位置まで移し変え搬送するさいに使用
される着色軟質物搬送装置に関する。
(従来の技術) 例えば便器製造の分野を例にとつて説明する
と、焼成前の便器成形品を焼成工程へ移行させる
さいに、便器成形品をコンベア装置の載置面上に
から台車の載置面上に移し変える必要のある場合
があるが、従来に於けるこの種の移し変え作業は
専ら人手によつて行われていた。
(発明が解決しようとする課題) 上述の移し変え作業は重労働であることから機
械化することが要望されるのであるが、搬送対象
物が軟質でしかも種々に着色されているため、そ
の実現は実際上困難であつた。
本発明は斯有る状況下にありながら上述の移し
変え作業を機械的且つ能率的にしかも労力少なく
して行うことを可能ならしめる着色軟質物搬送装
置を実現させることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の着色軟質物搬送装置は、一定高さ位置
に構築された水平架台に軟質物吊持搬送装置を装
設すると共に、該搬送装置には圧力流体の充填さ
れた一対の中空状弾性体を接触体として着色軟質
物を所定挟圧力で挟持することを自在とした吊持
手段と該手段に水平直交軸や垂直軸に沿つての線
変位や垂直軸廻りの回転変位を行わしめる搬送駆
動機構とを備えしめ、且つ前記吊持手段の変位途
中に於ける一定位置には前記中空状弾性体の外表
面を清掃する清掃装置を設けたことを特徴とす
る。
(作用) 本発明装置の使用のさいは、水平架台の下方に
例えば、頂面が載置面と成されたコンベア装置の
搬送経終を位置させると共に台車を配置するよう
になす。
しかる後コンベア装置の動作に関連させて本発
明装置を作動させるようにする。
これにより、吊持手段はコンベア装置の載置面
上にある着色軟質物を、一対の中空状弾性体を接
触体として挟み持ち且つその着色軟質物を変形し
ない程度の挟圧力で挟持して吊り上げ、続いて垂
直軸廻りの姿勢を調整した後、それを台車の載置
面上に載置するように作動する。
次いで吊持手段は清掃装置の位置まで変位して
一時的に停止するように作動させられ、ここで中
空状弾性体の外表面を清掃される。そして、適宜
な指令に応じて吊持手段は次に搬送すべき着色軟
質物を再び吊持するように作動する。
かくて、着色軟質物は変形することもなければ
汚れることもなく一方の位置から他方の位置まで
支障なく移し変えられるものとなる。
(実施例) 以下、本発明を便器の製造ラインに用いた場合
についての具体的な実施例を図面により詳細に説
明する。
第1図は全体正面図、第2図は全体平面図、第
3図は吊持手段の全体正面図、第4図は同手段の
全体側面図である。
図中、1は頂面1aが載置面と成されたコンベ
ア装置で、例えばベルトコンベアとかスラツトコ
ンベア等が用いられる。該コンベア装置1の載置
面には着色軟質物として、種々異なつた色に着色
された焼成前の粘土成形品2,2……を一線上に
且つ適宜距離離して載置するようになす。粘土成
形品2……の載置されたコンベア装置1は図示の
ない制御装置からの指令を受けて間歇的に搬送作
動しながら、これらの粘土成形品2……を一定位
置、即ち後述の水平架台の下方位置まで搬送す
る。
3は二本のレール4,4からなる軌道の上を車
輪5……に案内されて移動する台車である。該台
車3の載置面3aは一定数の粘土成形品2……が
平面配置されるに充分な面積と成されている。
しかして前記コンベア装置1及び台車3の上方
且つ一定高さ位置には、これらを被うように水平
架台6を構築する。即ち具体的には該水平架台6
を横部材7,7、縦部材8,8及び足部材9……
からなる概略方形枠構造物と成し、且つジヨイン
ト10……を介することにより前記足部材9……
の下端と四本の支柱9A……の先端とを連結して
ある。
該水平架台6には粘土成形品2……を吊持状態
で搬送するための軟質物吊持搬送装置11を装設
する。即ち該軟質物吊持搬送装置11は圧力流体
12の充填された一対の中空状弾性体13,13
を接触体として粘土成形品2……を所定挟圧力で
挟持するように作動する吊持手段14と、これを
水平直交軸(X軸とY軸)や垂直軸(Z軸)に沿
つて線変位させたり垂直軸(Z軸)廻りに回転変
位させる搬送駆動機構15とを備えている。
先づ前記吊持手段14について説明すると、軸
体16に逆U字体17を固定すると共に第3図及
び第4図に示す如く該逆U字体17の両端部間に
渡つて二本の案内棒18,18を水平且つ平行に
架設し、且つ該二本の案内棒18,18に一対の
挟持杆19,19をこれに形成した案内筒部20
……を介することにより摺動変位のみ自在に嵌挿
すると共に各挟持杆19,19の上端には押圧力
付与板21,21の上端を回動自在に軸着する一
方、その下端部の内面側にはゴム材等で形成され
た前述の中空状弾性体13,13を設け、また前
記押圧力付与板21,21の概略中央部にナツト
体22,22を、そしてその下部には挟持センサ
23,23及びオフセツト・スプリング24,2
4を設けるようになすと共に、前記中空状弾性体
13,13は適宜に圧縮空気を充填することによ
り風船状に膨大化した状態となる構成となさし
め、且つ逆U字体17の巾方向概略中央部には二
つの支持板25,25を固定してこれら各支持板
25,25と逆U字体17の各端部との間に渡つ
て各々螺子軸26,26を回動のみ自在に架設す
ると共にこれら螺子軸26,26と前記各ナツト
体22,22とをボール螺子構造に螺合させ、且
つ逆U字体17と同体に固定したサーボモータ2
7と前記螺子軸26,26とをタイミング・プー
リ式伝動機構28を介することにより連動連結し
て成り、前記サーボモータ27が正逆回転するこ
とで二本の螺子軸26,26が所定方向に回転し
て各挟持杆19,19が互いに近接したり離反す
るように作動し、また挟持杆19,19の相互間
に粘土成形品2を挟持したさいに一定大きさ以上
の挟持反力が挟持杆19,19に作用するとオフ
セツト・スプリング24,24が挟持杆19,1
9の変位で一定量以上圧縮されて挟持センサ2
3,23が作動するものとなり、その検知信号に
基づいてサーボモータ27が停止するため挟持杆
19,19はその挟持動作を停止して粘土成形品
2を適度の挟圧力で挟持するように作動する。な
お29及び29は各挟持杆19,19と各押圧力
付与板21,21との相対変位を案内する案内ボ
ルトで、30はスプリングカバーである。
また前記搬送駆動機構15は吊持手段14をX
軸とY軸の方向に駆動するためのX軸方向駆動機
構31及びY軸方向駆動機構32とZ軸の方向に
駆動するためのZ軸方向駆動機構33とZ軸廻り
に回動変位させるためのZ軸廻り駆動機構34と
から成つている。
しかして前記X軸方向駆動機構31は吊持手段
14の装設される走行枠体35は水平架台6の横
部材7,7相互間にX軸に沿つての走行変位自在
に架設すると共に該走行枠体35の両側にはナツ
ト体36,36を設け、且つ該ナツト体36,3
6に螺合する螺子軸37,37を各横部材7,7
に沿つた態様に軸受39……を介して回動のみ自
在に装設されると共にこれら螺子軸37,37を
クロスギア38,38や伝動軸38Aを介して駆
動するサーボモータ40を設けた構成であり、該
サーボモータ40が制御装置からの指令を受けて
正逆回転することにより吊持手段14を走行枠体
35と共にX軸方向に往復変位させるように作動
する。
また前記Y軸方向駆動機構32は走行枠体35
の縦部材8,8間に渡つて走行基台41を案内軌
道42,42を介することにより縦部材8,8に
沿つての走行を自在ならしめた状態に架設し、且
つ走行基台41にはナツト体43を固定すると共
に該ナツト体43に螺合された螺子軸44を縦部
材8,8に沿わしめ且つ走行枠体35に対し軸受
45……を介することにより回動のみ自在に装設
する他、該螺子軸44とサーボモータ46とは適
宜な伝動機構により連動連結させた構成であり、
前記サーボモータ46が制御装置からの指令を受
けて正逆回転することにより、吊持手段14を走
行基台41と共にY軸方向に往復変位させるよう
に作動する。
また前記Z軸方向駆動機構33は走行基台41
の中心部に旋回ナツト体47を回動のみ自在に装
設すると共に該ナツト体47に螺子軸48を螺合
させ、且つ該螺子軸48の下端には基板49を固
定すると共に該基板49から二本の案内棒50,
50を平行に起立させ、これら案内棒50,50
を基板49に貫設した各案内孔51,51に各々
独立的に且つ摺動変位自在に嵌挿し、しかもこれ
ら案内棒50,50の先端及び螺子軸48の先端
を結合板52により固定的に結合し、且つ走行基
台41のモータ台に固定されたサーボモータ53
とナツト体47とをタイミング・プーリ式伝動機
構54により連動連結した構成であり、前記サー
ボモータ53が制御装置からの指令を受けて正逆
回転することで吊持手段14をZ軸方向に往復変
位させるように作動する。
さらにZ軸廻り駆動機構34は基板49と吊持
手段14に固定された軸体16とを旋回軸受55
を介して相対回動自在に連結すると共に、基板4
9には固定部材を介してサーボモータ56を固定
し、これと前記軸体16とをタイミング・プーリ
式伝動機構57により連動連結した構成としてあ
り、サーボモータ56が制御装置からの指令を受
けて正逆回転することで吊持手段14をZ軸廻り
に回動変位させるように作動する。
次に58は吊持手段14の変位範囲内に装設さ
れた清掃装置で支柱8……に固定されたブラケツ
ト59の上面に一対のロールブラツシ60,60
を一定距離だけ離して上向き姿勢に配設すると共
に各ロールブラツシ60,60を図示しない駆動
モータで駆動する構成としてある。
なお、図中61は安全棚である。
上記実施例に於いてその作用を説明すると、コ
ンベア装置1は制御装置からの指令により間歇的
に搬送作動しながら粘土成形品2……を順次に水
平架台6の下方の一定位置まで搬送する。そして
コンベア装置1が一時停止したさいに吊持手段1
4が搬送駆動機構15の作動により一定位置まで
変位し、続いてサーボモータ27が作動すること
により一対の挟持板19,19が挟持側へ作動す
るものとなつて弾性中空体13,13を粘土成形
品2の外表面の対向箇所に圧接させる。この場
合、弾性中空体13,13は圧縮空気を充填され
ていることから極めて弾性に富んでおり、したが
つて粘土成形品2を局部的に押さえないでソフト
に挟み持つ状態となり、しかもその挟圧力は一定
大きさ以上となるのを挟持センサ23,23の作
用により阻止されることから粘土成形品2を傷つ
けることなく適度に挟持するものとなる。次いで
吊持手段14は搬送駆動機構15の作動により粘
土成形品2を吊り上げ、さらに水平架台6の下方
に停止させてある台車3上まで搬送し、且つZ軸
廻り駆動機構34の作動等により一定姿勢と成さ
しめてその載置面3a上に載置した状態とし、続
いて挟持板19,19を離反作動させて粘土成形
品9を解放する。
しかる後、吊持手段14は制御装置の指令を受
けた搬送駆動機構15の作動により清掃装置58
の位置まで変位させられ、一定相対位置と成され
た一対の弾性中空体13,13の外表面を各ブラ
ツシ・ロール60,60で清掃される。このため
弾性中空体13,13の、粘土成形品9との接触
箇所に粘土成形品2の色素等が付着していても奇
麗に除去されるものとなる。
上記した作動の一方では、吊持手段14がコン
ベア装置1の載置面上にある粘土成形品2を吊り
上げたことに関連して、コンベア装置1が自動的
に搬送作動を開始し、次に搬送すべき粘土成形品
2を水平架台6の下方の一定位置まで搬送し、次
の搬送に備えた状態となる。
以後、吊持手段14は必要に応じて次なる粘土
成形品2をコンベア装置1から台車3まで搬送す
るように作動する。そして一定数の粘土成形品2
が台車3上に平面配置されたならば、本発明装置
は適宜に停止する。一方、台車3は適宜な駆動装
置により次なる工程、即ち焼成工程へと移動され
る。
上記実施例では粘土成形品2の移し変え作業を
全自動的に行わしめる場合について説明したが、
これに代えて装置各部を手動制御により作動させ
て、半自動的又は手動的に行わしめてもよいこと
は勿論である。
(発明の効果) 以上の如く本発明は着色軟質物なる粘土成形品
2……を機械的且つ能率的にしかも労力少なくし
て一定位置から他の一定位置まで移し変え搬送す
ることを可能となすものであり、また着色軟質物
を傷つけることもなければ汚すこともなく移し変
え得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の実施例を示し、第1
図は全体正面図、第2図は全体平面図、第3図は
吊持手段の全体正面図、第4図は同手段の全体側
面図である。 6……水平架台、11……軟質物吊持搬送装
置、13……中空状弾性体、14……吊持手段、
15……搬送駆動機構、58……清掃装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一定高さ位置に構築された水平架台6に軟質物
    吊持搬送装置11を装設すると共に該搬送装置1
    1には圧力流体の充填された一対の中空状弾性体
    13,13を接触体として着色軟質物を所定挟圧
    力で挟持することを自在となした吊持手段14と
    該手段14に水平直交軸や垂直軸に沿つての線変
    位や垂直軸廻りの回転変位を行わしめる搬送駆動
    機構15とを備えしめ、且つ前記吊持手段14の
    変位途中に於ける一定位置には前記中空状弾性体
    13,13の外表面を清掃する清掃装置58を設
    けたことを特徴とする着色軟質物搬送装置。
JP4796888U 1988-04-09 1988-04-09 Expired - Lifetime JPH0512179Y2 (ja)

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