JPH05121555A - アンチヒユーズを用いた電気回路装置の製造方法 - Google Patents

アンチヒユーズを用いた電気回路装置の製造方法

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JPH05121555A
JPH05121555A JP18110591A JP18110591A JPH05121555A JP H05121555 A JPH05121555 A JP H05121555A JP 18110591 A JP18110591 A JP 18110591A JP 18110591 A JP18110591 A JP 18110591A JP H05121555 A JPH05121555 A JP H05121555A
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JP
Japan
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layer
amorphous silicon
forming
contact hole
silicon layer
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JP18110591A
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English (en)
Inventor
Norihisa Tsuzuki
範久 都築
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、アンチヒューズを用いた電気回路
装置、特に、PROMに関し、アモルファスシリコン層
上にコンタクトホールを形成する場合に厳密なコントロ
ールエッチングを行わなくてもアモルファスシリコン層
がオーバーエッチングされることがない製造方法を提供
することを目的とする。 【構成】 導電性基板1の上に第1の絶縁膜2を堆積
し、この第1の絶縁膜2に導電性基板1に達する開口3
を形成し、この開口3の近傍領域にアモルファスシリコ
ン層4を形成し、導電性基板1の上面全体に白金層5を
形成し、アモルファスシリコン層4とこの白金層5を反
応させて白金シリサイド層6を形成し、反応しなかった
白金層5を除去し、その上に第2の絶縁膜7を形成し、
この第2の絶縁膜7に白金シリサイド層6に達するコン
タクトホール8を形成する工程をもって構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンチヒューズを用い
た電気回路装置、特にPROMの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のアンチヒューズを用いた
PROMの構成説明図である。この図中の、11はSi
基板、12は第1のSiO2 層、13はPROMセル用
開口、14はアモルファスシリコン層、15は第2のS
iO2 層、17は第1のコンタクトホール、18は第2
のコンタクトホールである。
【0003】実際のPROMは、アンチヒューズを用い
たPROMセルを多数有するが、図2にはその1つが示
されている。
【0004】この図を参照してその構成を製造方法を加
味して説明すると、Si基板11の上にCVD法によっ
て第1のSiO2 層12が形成され、この第1のSiO
2 層12にPROMセル用開口13が形成され、この開
口13の近傍領域にアモルファスシリコン層14が形成
され、その上に第2のSiO2 層15が形成され、アモ
ルファスシリコン層14の上に第1のコンタクトホール
17、Si基板11に第2のコンタクトホール18が形
成され、これらの第1のコンタクトホール17、第2の
コンタクトホール18に電極が形成されている。
【0005】上記のアモルファスシリコン層14は、こ
のままでは高抵抗(1GΩ程度)を有しており、第1の
コンタクトホール17と第2のコンタクトホール18に
形成された電極間はオフの状態である。
【0006】ところが、アモルファスシリコン層14の
厚さ方向に10〜15V程度の電圧を印加すると、アモ
ルファスシリコン層14が多結晶化して低抵抗(50〜
100Ω程度)になるため、第1のコンタクトホール1
7と第2のコンタクトホール18に形成された電極間は
導通してオンの状態に変化する。
【0007】このようなアモルファスシリコン層14の
印加電圧による多結晶化を利用してPROMにプログラ
ムを書き込むことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の従来
技術においては、次のような問題があった。図3
(A)、(B)は、従来のアンチヒューズを用いたPR
OMの製造段階の説明図である。
【0009】この図において、11はSi基板、12は
第1のSiO2 層、13はPROMセル用開口、14は
アモルファスシリコン層、15は第2のSiO2 層、1
6はレジスト膜、17は第1のコンタクトホール、18
は第2のコンタクトホールである。
【0010】従来、アンチヒューズを用いたPROMを
製造するに際して、Si基板11の上に第1のSiO2
層12を形成し、この第1のSiO2 層12に形成した
PROMセル用開口13の近傍領域にアモルファスシリ
コン層14を形成し、その上に第2のSiO2 層15を
形成した後に、レジスト膜16を用いて一度のエッチン
グ工程によって、第1のコンタクトホール17と第2の
コンタクトホール18を同時に形成していた。
【0011】そのエッチング工程の初期においては、図
3(A)に示されるように、レジスト膜16の窓を通し
てエッチングが進行するが、エッチング工程の後期にお
いては、図3(B)に示されるように、深い第2のコン
タクトホール18は未だSi基板11に達していないに
かかわらず、第1のコンタクトホール17は既にアモル
ファスシリコン層14に達し、このアモルファスシリコ
ン層14をオーバーエッチングし始める。
【0012】このように、アモルファスシリコン層14
がオーバーエッチングされると、PROMにとってきわ
めて重要な特性の一つである書込み耐圧のばらつきを生
じる原因になるため、微妙なコントロールエッチングが
要求されていた。
【0013】したがって、本発明は、基板と電気的に接
続するための第2のコンタクトホールと同時にアモルフ
ァスシリコン層と電気的に接続するための第1のコンタ
クトホールをエッチングする場合等において、厳密なコ
ントロールエッチングを行わなくても、アモルファスシ
リコン層がオーバーエッチングされない、アンチヒュー
ズを用いた電気回路装置、特にPROMの製造方法を提
供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のアンチヒューズ
を用いた電気回路装置、あるいは、PROMの製造方法
においては、導電性基板の上に第1の絶縁膜を堆積する
工程と、該第1の絶縁膜に該導電性基板に達する開口を
形成する工程と、該開口の近傍領域にアモルファスシリ
コン層を形成する工程と、該導電性基板の該開口を含む
表面に白金層を堆積する工程と、該アモルファスシリコ
ン層と該白金層とを反応させて白金シリサイド層を形成
する工程と、該アモルファスシリコン層と反応しなかっ
た白金層を除去する工程と、該導電性基板の上に第2の
絶縁膜を堆積する工程と、該第2の絶縁膜に該白金シリ
サイド層に達するコンタクトホールを形成する工程を採
用した。
【0015】
【作用】本発明のように、アモルファスシリコン層の表
面を白金シリサイド化すると、コンタクトホールを形成
する際に、この部分にオーバーエッチングがかかって
も、白金シリサイド層によってエンチングが阻止され
て、アモルファスシリコン層のオーバーエッチングを防
止することができ、電気回路装置においては配線の高抵
抗化やばらつきを防ぎ、PROMにおいては書込み耐圧
のばらつきを防止することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0017】図1(A)〜(E)は、一実施例のアンチ
ヒューズPROMの製造工程説明図である。この図中
の、1はSi基板、2は第1のSiO2 層、3はPRO
Mセル用開口、4はアモルファスシリコン層、5はPt
層、6はPtSi層、7は第2のSiO2 層、8は第1
のコンタクトホール、9は第2のコンタクトホールであ
る。この工程図によって製造方法を説明する。
【0018】第1工程(図1(A)参照) Si基板1の上に熱酸化によって厚さ4000Åの第1
のSiO2 層2を形成し、多数のPROMセル用開口3
を形成する。この図には1つのセルのみ示されている。
【0019】第2工程(図1(B)参照) 上面に減圧CVD法によって厚さ1000Åのアモルフ
ァスシリコン層4を形成し、フォトリソグラフィー技術
によってPROMセル用開口3の近傍領域だけ残し他を
除去してパターニングする。
【0020】第3工程(図1(C)参照) 上面にスパッタリングによって厚さ200ÅのPt層5
を形成する。
【0021】第4工程(図1(D)参照) N2 中で450℃の温度で30分でアニールしてアモル
ファスシリコン層4とこれに接触しているPt層5を反
応させてPtSi層6を形成する。この際、アモルファ
スシリコン層4と接触していないPt層5はそのままの
状態で残されるが、これは60℃60分の王水ボイルに
よって除去される。その上面に減圧CVD法によって厚
さ2000Åの第2のSiO2 層7を形成する。
【0022】第5工程(図1(E)参照) 上面にフォトレジスト膜を形成し、このフォトレジスト
膜をマスクにして、第2のSiO2 層7と第1のSiO
2 層2をエッチングして、PROMセルの一つの電極を
形成するための第1のコンタクトホール8とSi基板1
側の電極を形成するための第2のコンタクトホール9を
形成する。
【0023】このエッチング工程において、SiO2
対するエッチングガスを用いるRIEによって、第2の
SiO2 層7と第1のSiO2 層2をエッチングしてS
i基板1に達する第2のコンタクトホールを形成すると
き、第1のコンタクトホール8のエッチングが進んでP
tSi層6に達しても、PtSi層6がエッチングされ
ないため、アンチヒューズPROMを構成するアモルフ
ァスシリコン層4が損傷を受けることがない。
【0024】したがって、従来の技術において問題とな
っていたPROMの書込み耐圧のばらつきを防止するこ
とができる。
【0025】なお、上記のアモルファスシリコン層14
は厳密な意味でのアモルファスに限定されるものではな
く、無定形、ガラス質、擬似アモルファス等と称されて
いる高抵抗のシリコン層もこれに含まれる。
【0026】上記は、アンチヒューズPROMについて
の実施例であるが、本発明は、それに限定されず、ゲー
トアレイやスタンダードセル方式等のセミカスタム集積
回路装置において、ユーザからの仕様に基づいて所要の
配線を行う場合にも適用できる。
【0027】また、上記実施例においては、コンタクト
ホールが複数ある場合について説明したが、本発明は、
その場合に限られず、アモルファスシリコン層の上にコ
ンタクトホールを形成する場合に適用することができ
る。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンタクトホールを形成する際、アモルファスシリコン
層がオーバーエッチングされるのを有効に防止でき、こ
のアモルファスシリコン層を電気回路の一部として使用
する電気回路装置の電気抵抗の増大やばらつき、特に、
このアモルファスシリコン層をアンチヒューズとして使
用するPROMの書込み耐圧のばらつきを防止すること
ができるため、電気回路装置やPROMの製造歩留りの
向上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(E)は一実施例のアンチヒューズP
ROMの製造工程説明図である。
【図2】従来のアンチヒューズを用いたPROMの構成
説明図である。
【図3】(A)、(B)は、従来のアンチヒューズを用
いたPROMの製造段階の説明図である。
【符号の説明】
1 Si基板 2 第1のSiO2 層 3 PROMセル用開口 4 アモルファスシリコン層 5 Pt層 6 PtSi層 7 第2のSiO2 層 8 第1のコンタクトホール 9 第2のコンタクトホール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性基板の上に第1の絶縁膜を堆積す
    る工程と、該第1の絶縁膜に該導電性基板に達する開口
    を形成する工程と、該開口の近傍領域にアモルファスシ
    リコン層を形成する工程と、該導電性基板の該開口を含
    む表面に白金層を堆積する工程と、該アモルファスシリ
    コン層と該白金層とを反応させて白金シリサイド層を形
    成する工程と、該アモルファスシリコン層と反応しなか
    った白金層を除去する工程と、該導電性基板の上に第2
    の絶縁膜を堆積する工程と、該第2の絶縁膜に該白金シ
    リサイド層に達するコンタクトホールを形成する工程を
    有することを特徴とするアンチヒューズを用いた電気回
    路装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 導電性基板の上に第1の絶縁膜を堆積す
    る工程と、該第1の絶縁膜に該導電性基板に達する開口
    を形成する工程と、該開口の近傍領域にアモルファスシ
    リコン層を形成する工程と、該導電性基板の該開口を含
    む表面に白金層を堆積する工程と、該アモルファスシリ
    コン層と該白金層とを反応させて白金シリサイド層を形
    成する工程と、該アモルファスシリコン層と反応しなか
    った白金層を除去する工程と、該導電性基板の上に第2
    の絶縁膜を堆積する工程と、該第2の絶縁膜に該白金シ
    リサイド層に達するコンタクトホールを形成する工程を
    有することを特徴とするアンチヒューズを用いたPRO
    Mの製造方法。
JP18110591A 1991-07-22 1991-07-22 アンチヒユーズを用いた電気回路装置の製造方法 Withdrawn JPH05121555A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10121240C1 (de) * 2001-04-30 2002-06-27 Infineon Technologies Ag Verfahren zur Herstellung für eine integrierte Schaltung, insbesondere eine Anti-Fuse, und entsprechende integrierte Schaltung

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10121240C1 (de) * 2001-04-30 2002-06-27 Infineon Technologies Ag Verfahren zur Herstellung für eine integrierte Schaltung, insbesondere eine Anti-Fuse, und entsprechende integrierte Schaltung

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Effective date: 19981008