JPH05121532A - Ic搭載用トレイおよびハンドラー装置 - Google Patents

Ic搭載用トレイおよびハンドラー装置

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JPH05121532A
JPH05121532A JP11712891A JP11712891A JPH05121532A JP H05121532 A JPH05121532 A JP H05121532A JP 11712891 A JP11712891 A JP 11712891A JP 11712891 A JP11712891 A JP 11712891A JP H05121532 A JPH05121532 A JP H05121532A
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Kiyotaka Okinari
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2221/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof covered by H01L21/00
    • H01L2221/67Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L2221/683Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
    • H01L2221/68304Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using temporarily an auxiliary support
    • H01L2221/68313Auxiliary support including a cavity for storing a finished device, e.g. IC package, or a partly finished device, e.g. die, during manufacturing or mounting

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ICの分類ミスが生じないIC搭載用トレイ
を得る。 【構成】 IC搭載用トレイ10は、トレイ自身を認識
するトレイ認識記号としてのトレイナンバー109およ
びトレイのポケットナンバーを特定するための収納場所
認識記号110,112を備えている。 【効果】 トレイナンバー109を読み取ることにより
IC搭載用トレイが認識でき、収納場所認識記号11
0,112を読み取ることによりICの収納場所が認識
できる。そのため、トレイナンバー109とポケットナ
ンバーとICのテスト結果を組み合わせたペアリングデ
ータを作成し、トレイナンバー,ポケットナンバーに対
応するテスト結果を読みだし,この読み出されたテスト
結果に基づきICの分類を行うと間違いなく分類でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のICが搭載さ
れるIC搭載用トレイおよび、トレイに搭載された複数
のICをテストするテスト装置に含まれるハンドラー装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、ICはQFPICの場合を例に説
明する。図11はICの電気特性検査に用いるプラスチ
ック整形された従来のIC搭載用トレイの外観を示す斜
視図である。図において、1はテストを行うためのIC
を平面上に複数配列するIC搭載用トレイ、11〜18
はIC搭載用トレイ1の一部で11は額縁部分、12は
IC搭載用トレイ1の方向を示すノッチ、13は成型時
に設けられた円筒状の位置決め穴、14は個々のICが
入るポケット、15はIC搭載用トレイ1の長辺方向に
ポケット14を囲む仕切、16は短辺方向に囲む仕切、
17は貫通孔、18はICの外部電極の逃がし溝であ
る。このIC搭載用トレイ1はICの位置決めを考慮し
てポケット14内での遊びが少なくなる様高精度で制作
されており、高価な為テスト用のみで使用されている。
【0003】図12はIC搭載用トレイ1のポケット1
4に入るICの外観を示す斜視図である。図において、
2はIC、21〜23はIC2の一部で、21は封止樹
脂、22は方向表示、23は外部電極である。
【0004】図13は客先へ出荷する際に使用する出荷
トレイの外観を示す斜視図である。図において、6は出
荷トレイ、301〜304はその各部分で301は額縁
部分、302は出荷トレイ6の基準方向を示すノッチ、
303は成型時に設けられた円筒状の位置決め穴、30
4は個々のICが入るポケットである。この出荷トレイ
6は大量に客先へ出回る為、IC搭載用トレイ1に比べ
安価に作られており、その分ポケット内の加工精度も甘
くなっている。
【0005】図14は従来のテスト装置の概略構成を示
す正面図、図15は図14に示したテスト装置の平面
図、図16は図14,図15に示されているテスター4
の周辺部の詳細図である。
【0006】これらの図において、31はハンドラー装
置本体、32はローダー、33はアンローダーである。
また4は、テストスタート信号を受けてIC2の外部電
極23に電気特性検査のための電流,電圧を印加した
り、テストの判定及び結果に応じICの良品、不良品の
分類組み合わせを決定し、ハンドラー装置本体31にテ
ストエンド信号と、分類信号を送信するテスターであ
る。
【0007】41はIC2の外部電極23に接触しテス
トコンタクトを得るCu系金属材でできた板ばね接触子
で、表面にはAu,Rhなどのメッキが施されている。
42は複数本の板ばね接触子をサンドイッチ状に挟み保
持する絶縁物で出来た保持具、43は保持具42を固定
する取付板、44は接触子41と導通する端子を有する
ソケット、45はソケット44を取付ける中継基板、4
6はテスター本体及びテストヘッド48内の電気計測部
との信号経路を結ぶ為のテストボードで、スルーホール
孔、及びプリント配線が施されている。47はテストボ
ード46のスルーホール孔に挿入され導通を得るスプリ
ンググローブで、テストヘッド内の電気計測部とつなが
っている。48はテストヘッド、49はテスター4とテ
ストヘッド48を結ぶ信号ケーブル群である。34はI
C搭載用トレイ1の貫通孔17を出入し、IC2を下か
ら突き上げる突上ピンである。
【0008】図17,図18はテスト装置でテストの終
えたIC搭載用トレイ1内のIC2を良品・不良品に分
類すると共に、出荷用トレイ6に移し替える移載機を示
すもので、図17は正面図、図18は平面図である。こ
れらの図において、51は移載機本体、52a,52b
はローダーであり、ローダー52aにはテストが終了し
たIC2が搭載されているIC搭載用トレイ1が設置さ
れる。ローダー52bには空の出荷トレイ6が設置され
る。54はIC搭載用トレイ1から出荷トレイ6にIC
を移し替えるピックアップ機構部分、55は不良ICを
入れるケースである。
【0009】53a,53bはアンローダーであり、ア
ンローダー53aには空のIC搭載用トレイ1が設置さ
れる。アンローダー53bには良品のIC2が搭載され
た出荷トレイ6が設置される。
【0010】次に動作について説明する。まず、テスト
されるIC2は品種及びロット単位で複数のIC搭載用
トレイ1に収納されて、前工程からテスト工程に送られ
て来る。テスト工程に来たIC搭載用トレイ1はハンド
ラー装置本体31のローダー32に重ねた状態でセット
される。
【0011】ローダー32にIC搭載用トレイ1がセッ
トされると、ハンドラー装置本体31はスタンバイが完
了しスタート待ちの状態となる。テスター4のセットア
ップも完了しテストがスタートすると、ローダー32の
最下部のIC搭載用トレイ1が分離動作を開始し、切り
出されて搬送動作に入る。分離・切り出されたIC搭載
用トレイ1が定ピッチ搬送機構(図示せず)によりIC
2の外部電極23と板ばね接触子41がコンタクトする
テスト位置まで運ばれる。そして、ハンドラー装置本体
31の有する位置決め機構(図示せず)が位置決め穴1
3を利用して固定される。
【0012】IC搭載用トレイ1の貫通孔17と突上ピ
ン34の中心が揃う位置までくると、トレイ1は定位置
で一時停止する。IC搭載用トレイ1が定位置停止する
と、次に突上ピン34が図示しない機構で上昇し、貫通
孔17に挿入されIC2の封止樹脂21を突き上げて停
止する。この状態を示したのが図16である。この動作
が終わると、IC2の各外部電極23は板ばね接触子4
1にコンタクトされて、テスト装置本体31からテスタ
ー4に図示しない信号線を介してテストスタート信号が
入力される。
【0013】テストスタート信号を受け取ったテスター
4は、予め入力されているテストプログラムに従って動
作を開始し、信号ケーブル49→テストヘッド48→ソ
ケット44→板ばね接触子41を経由して、IC2のテ
ストを行いテスト項目の良否を判定する。
【0014】判定を終えると、テスター4はハンドラー
装置本体31へ図示しない信号線でもってIC2の良否
分類信号とテストエンド信号を返信する。テストエンド
信号を受け取ったハンドラー装置本体31は上昇位置に
あった突上ピン34を下降させ、突出ピン34をIC搭
載用トレイ1の貫通孔17から抜く。
【0015】これで、IC2の外部電極23は板ばね接
触子41から解放される。続いてIC搭載用トレイ1の
定ピッチ搬送が行われトレイ内の次のポケット14がテ
スト位置に移動する。
【0016】以上の動作を繰り返して1トレイ毎のテス
トが行われ、テスト順の分類データがディスク(図示せ
ず)に読み込まれる。その後IC搭載用トレイ1は移動
してアンローダー33に収納される。そして順次積み重
ねられる。
【0017】テストを終えたIC搭載用トレイ1は、不
良品ICの除去と、良品ICを出荷用トレイ6に詰め替
える為、分類データの入ったディスク(図示せず)と共
に移載機本体51にかけられる。
【0018】出荷トレイ6のセット箇所であるローダー
52bには、空の出荷トレイ6が重ねて置かれている。
【0019】IC搭載用トレイ1のセット箇所であるロ
ーダー52aにはテストが完了したICが搭載されてい
るIC搭載用トレイ1がセットされる。そしてディスク
を図示しない箇所に投入し、移載機本体51を操作する
と動作が始まり、ローダー52bの最下部の出荷トレイ
6が分離、切り出されて移載箇所(ローダー52bとア
ンロダー53bの中央部)へ移動する。
【0020】次に、ローダー52aの最下部のIC搭載
用トレイ1が分離、切り出されて移載箇所(ローダー5
2aとアンロダー53aの中央部)へ移動する。IC搭
載用トレイ1は各ポケット14の中央がピックアップ機
構54の中心に来る位置に定ピッチ搬送され、ピックア
ップ機構54が動作を始める。ピックアップ機構54は
下降して図示しない吸着機構でIC2を吸い上げる。こ
の状態からディスク内の分類データに従い、不良品の場
合はケース55の真上まで移動し、次にIC2を落下さ
せる。良品の場合は出荷トレイ6の各ポケットの真上ま
で移動し、そして下降してIC2を切り離し、出荷トレ
イ6に収納する。出荷トレイ6もIC搭載用トレイ1と
同様、定ピッチで各ポケットが吸着ニードル54の中心
に移動するようになっている。以上の動作を繰り返しテ
スト不良品の除去と、良品ICのトレイの移し替え作業
が行われる。空のIC搭載用トレイ1はアンローダー5
3の回収箇所531にストックされる。出荷トレイ6は
アンローダー53bにストックされる。
【0021】図19は上記に示したテスト装置と移載機
を一体にした従来のテスト装置の平面図、図20はその
正面図である。
【0022】これらの図において、200はトレイ及び
ICの搬送・位置決め、テスターの分類信号に従って、
ICを良品、不良品に振分けるハンドラー装置である。
201はテスト前のIC2が搭載されたIC搭載用トレ
イ1を複数重ねてセットするIC搭載用トレイローダー
部、202は図示しない機構でIC搭載用トレイローダ
ー部201からIC搭載用トレイ1を切出しIC搭載用
トレイ1をテストコンタクト位置へX−Y方向に定ピッ
チ搬送する為のX−Yテーブル、203はIC搭載用ト
レイ1の位置決め穴13に契合する位置決めピン、20
5はX−Yテーブル202により搬送されてきたIC搭
載用トレイ1を取出し右方向にあるX−Yテーブル20
7の上へ移動させる取出し機構206をスライドさせる
スライドレール、208はX−Yテーブル207上のI
C搭載用トレイ1の位置決め穴13に契号する位置決め
ピン、209はX−Yテーブル207上のIC搭載用ト
レイ1からIC2をピックアップする吸着ニードル、2
10はテスト不良のIC2を収納する不良ケース、21
1はX−Yテーブル207上の空になったIC搭載用ト
レイ1を右方向へ取出し、IC搭載用トレイアンローダ
ー部213へ押込む為の取出し機構212のスライドレ
ールである。IC搭載用トレイアンローダー部213は
テスト分類を終えた空のIC搭載用トレイ1を格納す
る。214はIC搭載用トレイ1からテスト良品のIC
2を詰替える為の空の出荷トレイ6を複数枚重ねてセッ
トする出荷トレイローダー部、215は図示しない機構
で出荷トレイローダー部214から切出された1枚の出
荷トレイ6にテスト良品のICを各ポケットに収める為
のX−Y方向に定ピッチ搬送するX−Yテーブル、21
6は出荷トレイ6の位置決め穴303に契合する位置決
めピン、217はX−Yテーブル215上からテスト良
品ICが詰められた出荷トレイ6を取出し右方向にある
出荷トレイアンローダー部219へ押込む為の取出し機
構218をスライドさせるためのスライドレールであ
る。出荷トレイアンローダー部219はテスト良品のI
Cが入った出荷トレイ6を格納する。
【0023】310はテストスタート信号を受けてIC
2の外部電極23にテスト用の電流,電圧を印加した
り、テストの良否判定及びその結果に応じてICの良
品、不良品の分類組合わせを決定し、ハンドラー装置2
00にテストエンド信号と、分類信号を送信するテスタ
ーである。テスター310に含まれるテストヘッド48
の周辺部の構成は図16に示した構成と同様である。
【0024】次に動作について説明する。テスト前のI
C2は品種及びロット単位で複数のIC搭載用トレイ1
に収納されて前工程からテスト工程に送られて来る。テ
スト工程に来たIC搭載用トレイ1をIC搭載用トレイ
ローダー部20に重ねた状態でセットする。そして同じ
くハンドラー装置200の出荷トレイローダー部214
に空の出荷トレイ6を重ねてセットする。テスター31
0を該当品種のテストプログラムを選定して立上げ、ス
ンタバイさせる。以上のセットアップが完了するとテス
トスタート待ちの状態となる。図示しないスイッチを操
作しスタート信号を与えるとハンドラー装置200は動
作を開始する。
【0025】まずIC搭載用トレイ1の移動動作につい
て述べる。IC搭載用トレイローダー部201にある最
下部のIC搭載用トレイ1が図示しない機構によって分
離、切出されてX−Yテーブル202の真上に送り込ま
れる。続いて位置決めピン203が上昇しIC搭載用ト
レイ1の位置決め穴13に挿入される。しかる後X−Y
テーブル202によってIC搭載用トレイ1のポケット
14内にあるIC2の外部電極23がテスター2の接触
子41とコンタクトされる位置まで運ばれる。IC搭載
用トレイ1の貫通孔17と突上ピン34の中心が揃う位
置まで来るとX−Yテーブル202は定位置停止する。
【0026】X−Yテーブル202が定位置停止する
と、突上ピン34が図示しない機構で上昇し、貫通孔1
7に挿入してIC2の封止樹脂21を突き上げて停止す
る。この状態は図16に示したのと同様である。この動
作が終わるとIC2の各外部電極23は接触子41にコ
ンタクトされて、ハンドラー装置200からテスター3
10に図示しない信号線でテストスタート信号が入力さ
れる。テストスタート信号を受取ったテスター310は
予め入力されているテストプログラムに従ってテストを
開始し、信号ケーブル群29→テストヘッド48→スプ
リングプローブ47→テストボード46→中継基板45
→ソケット44→接触子41を経由してIC2の各外部
電極23にテスト用の電流等を供給してIC2のテスト
を行いテスト項目の良否を判定する。判定を終えるとテ
スター310はハンドラー装置200へ図示しない信号
線でもってIC2のテストエンド信号と良否分類信号を
返信する。テストエンド信号を受取ったハンドラー装置
200は、各々IC毎に良否分類信号を記憶する。
【0027】次に、上昇位置にあった突上ピン34が下
降し、IC搭載用トレイ1の貫通孔17から抜けて停止
する。これでIC2の外部電極23は接触子41から解
放される。続いてX−Yテーブル202の定ピッチ移動
が行われ、IC搭載用トレイ1の次のポケット14がテ
スト位置に来る。以上の動作を繰返して1トレイ毎のテ
ストが行われる。テストを終えたIC搭載用トレイ1は
テスト順の良否分類データと共に次に移っていく。テス
トを終了すると位置決めピン203が下降してIC搭載
用トレイ1の位置決め穴13から抜ける。続いて取出し
機構206がスライドレール205上を滑りながらX−
Yテーブル202の方に移動し、IC搭載用トレイ1を
引掛けた後、右方へ移動してテストの終えたIC搭載用
トレイ1を良否分類データと共にX−Yテーブル207
上へ送り込む。そして位置決めピン208が上昇してI
C搭載用トレイ1の位置決め穴13に入る。以上がテス
ト前のIC搭載用トレイ1内のIC2がテストを終えて
これから出荷トレイ4へ良品のICを移載開始するまで
の動作である。
【0028】この間、空の出荷トレイ6が出荷トレイロ
ーダー部214から分離されてX−Yテーブル215上
へ送られる。そして位置決めピン216が上昇して出荷
トレイ6の位置決め穴303に入りスタンバイしてIC
搭載用トレイ1からのIC移載を待つ。
【0029】この状態でIC搭載用トレイ1から出荷ト
レイ6へIC2の移載を開始する。X−Yテーブル20
7上にあるIC搭載用トレイ1の各ポケット14内のI
C2を順番に吸着ニードル209がピックアップする。
ピックアップされたIC2の内、テスト良否分類信号の
不良品は途中、不良ケース210へ落され、良品IC5
はX−Yテーブル215上の出荷トレイ6の各ポケット
304へ順番に収納されていく。移載を終えて空になっ
たIC搭載用トレイ1は、X−Yテーブル207の位置
決めピン208が抜けた後、取出し機構212がスライ
ドレール211を滑り移動してX−Yテーブル207か
ら取出されそしてIC搭載用トレイアンローダー部21
3へ図示しない機構によって重ねられて格納される。X
−Yテーブル207上へは前記した動作に従って次のテ
ストを終えたIC搭載用トレイ1がやって来る。
【0030】移動を終えてテスト良品のIC2が満杯に
なった出荷トレイ6は、X−Yテーブル215の位置決
めピン216が抜けた後、取出し機構218がスライド
レール217を滑り移動してX−Yテーブル215から
取出されて格納される。空になったX−Yテーブル21
5上へは前記した動作に従って次の空出荷トレイがやっ
て来る。
【0031】尚、ハンドラー装置のデータ処理、転送な
どの信号処理は図示しないプログラマブルシーケンサー
内で行われている。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】従来のIC搭載用トレ
イおよびハンドラー装置は以上のように構成され、IC
に良品、不良品の分類データがテストを行ったICの順
番に記憶されており、IC搭載用トレイ1自体の認識記
号がなく、また個々のIC2の収納場所に対応してテス
ト結果を記憶されていないので、以下のような問題点が
あった。すなわち、IC搭載用トレイ1の搬送時にトラ
ブルが生じた場合、IC搭載用トレイ1の順番が入れ代
わる場合がある。また、吸着ニードル54,209でI
Cを分類しているときにA番目のIC分類時に分類作業
が停止し、再開した場合A番目のICのテスト結果に基
づきB番目のICの分類を行うというトラブルが発生す
る場合がある。このような場合、ICの分類ミスが発生
するという問題点があった。
【0033】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、分類ミスのないIC搭載用トレ
イおよびハンドラー装置を得ることを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】この発明に係るIC搭載
用トレイの第1の態様は、複数のICが搭載されるIC
搭載用トレイにおいて、当該トレイを他のトレイと区別
して認識するためのトレイ認識記号と、前記個々のIC
が収納され収納場所を各別に認識するための収納場所認
識記号とを備えている。
【0035】この発明に係るIC搭載用トレイの第2の
態様は、複数のICが搭載されるIC搭載用トレイにお
いて、当該トレイを他のトレイと区別して認識するため
のトレイ認識記号を備えている。
【0036】この発明に係るIC搭載用トレイの第3の
態様は、複数のICが搭載されるIC搭載用トレイにお
いて、前記個々のICが収納される収納場所を各別に認
識するための収納場所認識記号を備えている。
【0037】この発明に係るハンドラー装置の第1の態
様は、トレイに搭載された複数のICをテストし、該テ
スト結果に基づいて前記複数のICを良品と不良品に分
類するテスト装置に含まれるハンドラー装置であって、
前記トレイに第1の態様IC搭載用トレイを使用し、前
記ICのテスト時に前記IC搭載用トレイに設けられた
トレイ認識記号および収納場所認識記号を読み取る第1
の読取り手段と、前記第1の読取り手段により読み取ら
れたトレイ認識記号および収納場所認識記号と、前記個
々のICのテスト結果とを組み合わせたペアリングデー
タを作成するペアリングデータ作成手段と、前記ICの
分類時に前記IC搭載用トレイに設けられたトレイ認識
記号および収納場所認識記号を読み取る第2の読取り手
段と、前記ペアリングデータに含まれるトレイ認識記号
と前記第2の読取り手段により読み取られたトレイ認識
記号とを比較し、両者が等しいか否かを判定する判定手
段と、前記判定手段により等しいと判定された場合、前
記第2の読取り手段により読み取られた収納場所認識記
号を前記ペアリングデータに含まれる収納場所認識記号
に照合させることにより、対応の前記テスト結果を抽出
するテスト結果抽出手段と、前記テスト結果抽出手段に
より抽出されたテスト結果に基づいて前記複数のICを
良品と不良品に分類する分類手段とを備えている。
【0038】この発明に係るハンドラー装置の第2の態
様は、トレイに搭載された複数のICをテストし、該テ
スト結果に基づいて前記複数のICを良品と不良品に分
類するテスト装置に含まれるハンドラー装置であって、
前記トレイに第2の態様のIC搭載用トレイを使用し、
前記ICのテスト時に前記IC搭載用トレイに設けられ
たトレイ認識記号を読み取る第1の読取り手段と、前記
第1の読取り手段により読み取られたトレイ認識記号と
前記個々のICのテスト結果とを組み合わせたペアリン
グデータを作成するペアリングデータ作成手段と、前記
ICの分類時に前記IC搭載用トレイに設けられたトレ
イ認識記号を読み取る第2の読取り手段と、前記ペアリ
ングデータに含まれるトレイ認識記号と前記第2の読取
り手段により読み取られたトレイ認識記号とを比較し、
両者が等しいか否かを判定する判定手段と、前記判定手
段により等しいと判断された場合、前記ペアリングデー
タに含まれるテスト結果に基づいて前記複数のICを良
品と不良品に分類する分類手段とを備えている。
【0039】この発明に係るハンドラー装置の第3の態
様は、トレイに搭載された複数のICをテストし、該テ
スト結果に基づいて前記複数のICを良品と不良品に分
類するテスト装置に含まれるハンドラー装置であって、
前記トレイに第3の態様のIC搭載用トレイを使用し、
前記ICのテスト時に前記IC搭載用トレイに設けられ
た収納場所認識記号を読み取る第1の読取り手段と、前
記第1の読取り手段により読み取られた収納場所認識記
号と前記個々のICのテスト結果とを組み合わせたペア
リングデータを作成するペアリングデータ作成手段と、
前記ICの分類時に前記IC搭載用トレイに設けられた
収納場所認識記号を読み取る第2の読取り手段と、前記
第2の読取り手段により読み取られた収納場所認識記号
を前記ペアリングデータに含まれる収納場所認識記号に
照合させることにより、対応の前記テスト結果を抽出す
るテスト結果抽出手段と、前記テスト結果抽出手段によ
り抽出されたテスト結果に基づいて前記複数のICを良
品と不良品に分類する分類手段とを備えている。
【0040】
【作用】第1の態様のIC搭載用トレイには、当該トレ
イを他のトレイと区別して認識するためのトレイ認識記
号と、個々のICが収納される収納場所を各別に認識す
るための収納場所認識記号とを設けたので、当該トレイ
およびICの収納場所を各別に認識することができる。
【0041】第2の態様のIC搭載用トレイには、当該
トレイを他のトレイと区別して認識するためのトレイ認
識記号を設けたので、当該トレイを他のトレイを区別し
て認識することができる。
【0042】第3の態様のIC搭載用トレイには、個々
のICが収納される収納場所を各別に認識するための収
納場所認識記号を設けたので、ICの収納場所を各別認
識することができる。
【0043】第1の態様のハンドラー装置によれば、ト
レイに第1の態様のIC搭載用トレイを使用し、ICの
テスト時にIC搭載用トレイに設けられたトレイ認識記
号および収納場所認識記号を読み取る第1の読取り手段
と、第1の読取り手段により読み取られたトレイ認識記
号および収納場所認識記号と、個々のICのテスト結果
とを組み合わせたペアリングデータを作成するペアリン
グデータ作成手段と、ICの分類時にIC搭載用トレイ
に設けられたトレイ認識記号および収納場所認識記号を
読み取る第2の読取り手段と、ペアリングデータに含ま
れるトレイ認識記号と第2の読取り手段により読み取ら
れたトレイ認識記号とを比較し、両者が等しいか否かを
判定する判定手段と、判定手段により等しいと判定され
た場合、第2の読取り手段により読み取られた収納場所
認識記号をペアリングデータに含まれる収納場所認識記
号に照合させることにより、対応のテスト結果を抽出す
るテスト結果抽出手段とを設けたので、IC搭載用トレ
イの順番が入れ替わった場合でもこれを正しく認識する
ことができると共に、ICの収納場所に応じたテスト結
果を常に正しく読み出す事ができる。
【0044】第2の態様のハンドラー装置によれば、ト
レイに第2の態様のIC搭載用トレイを使用し、ICテ
スト時にIC搭載用トレイに設けられトレイ認識記号を
読み取る第1の読取り手段と、第1の読取り手段により
読み取られたトレイ認識記号と個々のICのテスト結果
とを組み合わせたペアリングデータを作成するペアリン
グデータ作成手段と、ICの分類時にIC搭載用トレイ
のトレイ認識記号を読み取る第2の読取り手段と、ペア
リングデータに含まれるトレイ認識記号と第2の読取り
手段により読み取られたトレイ認識記号を比較し、両者
が等しいか否かを判定する判定手段とを設けたので、I
C搭載用トレイの順番が入れ替わった場合でもこれを正
しく認識することができる。
【0045】第3の態様のハンドラー装置によれば、ト
レイに第3の態様のIC搭載用トレイを使用し、ICの
テスト時にIC搭載用トレイに設けられた収納場所認識
記号を読み取る第1の読取り手段と、第1の読取り手段
により読み取られた収納場所認識記号と個々のICのテ
スト結果とを組み合わせたペアリングデータを作成する
ペアリングデータ作成手段と、ICの分類時にIC搭載
用トレイに設けられた収納場所認識記号を読み取る第2
の読取り手段と、第2の読取り手段により読み取られた
収納場所認識記号をペアリングデータに含まれる収納場
所認識記号に照合れさることにより、対応のテスト結果
を抽出するテスト結果抽出手段とを設けたので、ICの
収納場所に応じたテスト結果を常に正しく読み出すこと
ができる。
【0046】
【実施例】図1はこの発明に係るIC搭載用トレイの一
実施例を示す斜視図である。図において、10はIC搭
載用トレイである。図7に示した従来のIC搭載用トレ
イとの相違点は、IC搭載用トレイ10自身の識別記号
であるトレイナンバー(トレイ認識記号)109、IC
搭載用トレイ10の長手方向ポケットに設けられ、IC
2の収納場所を認識するための収納場所認識記号11
0、IC搭載用トレイ10の短辺方向ポケットに設けら
れ、IC2の収納場所を認識するための収納場所認識記
号112を設けたことである。収納場所認識記号11
0,112の組み合わせによりIC2が収納されている
IC搭載用トレイ10のポケットナンバーが特定され
る。トレイナンバー109、収納場認識記号110,1
12は複数ビットの孔の有無で示している。その他の構
成は従来のIC搭載用トレイと同様の構成である。
【0047】図2はIC搭載用トレイ10を使用する本
発明に係るハンドラー装置有するテスト装置の概略構成
を示す正面図、図3は図2の平面図である。これらの図
において、図14,図15に示した従来のテスト装置と
の相違点はセンサーユニット35を新たに設けたことで
ある。センサーユニット35は透過型センサーであり、
孔で表示されたIC搭載用トレイ10のトレイナンバー
109および収納場所認識記号110,112を読み取
る。その他の構成は従来のテスト装置と同様である。
【0048】図4はIC搭載用トレイ10を使用する本
発明に係るハンドラー装置を有する移載機の概略構成図
を示す正面図、図5は図4の平面図である。これらの図
において、図17,図18に示した従来の移載機との相
違点はセンサーユニット56を新たに設けたことであ
る。センサーユニット56は透過型センサーであり、テ
スト終了後、移載機本体51に移送されてきたIC搭載
用トレイ10に孔で表示されたトレイナンバー109お
よび収納場所認識記号110,112を読み取る。その
他の構成は従来の移載機と同様である。
【0049】次に動作について図6に示したフローチャ
ートを用いて説明する。テスト時において、センサーユ
ニット35はIC搭載用トレイ10の孔の有無を検出
し、トレイナンバー109を読み取り(ステップS1)
テスト装置の処理装置(図示せず)へ送る。次に個々の
IC2のテストを行いつつ、センサーユニット35で収
納場所認識記号110,112の情報(ポケットナンバ
ー)を読み取りテスト装置の処理装置へ送る。処理装置
では収納場所認識記号110,112により特定される
ポケットナンバーとICのテスト結果(良品または不良
品を示す分類信号)とを組み合わせ第1ペアリングデー
タを作成する(ステップS2)。次に第1のペアリング
データとトレイナンバーとを組み合わせた第2のペアリ
ングデータを作成する(ステップS3)。テスト終了
後、IC搭載用トレイ10はアンローダー33へ送られ
るると共に、第2のペアリングデータが図示しない情報
格納部へ転送される。情報格納部では第2ペアリングデ
ータが読み込まれたディスクが作成される。
【0050】アンローダー33からIC搭載用トレイ1
0を取り出し移載機本体51のローダー52にセットす
る。また前記ディスクを移載機本体51にセットする
(ステップS4)。センサーユニット56は移動してき
たIC搭載用トレイ10のトレイナンバー109を読み
取る(ステップS5)。読み取られたトレイナンバー1
09とディスクに記憶さている第2ペアリングデータに
含まれるトレイナンバーとを照合(ステップS6)し、
一致するか否かを判定する。一致する場合、センサーユ
ニット56により収納場所認識記号110,112を読
み取りポケットナンバーを特定する(ステップS8)。
このポケットナンバーとディスクに記憶されている第2
のペアリングデータに含まれるポケットナンバーとを照
合し該ポケットナンバーに対応するICのテスト結果を
読み出す(ステップS9)。この読み出されたテスト結
果に基づいてIC搭載用トレイ10に搭載されているI
C2の良品/不良品の分類を個々のICごとに行う(ス
テップS10)。そして1つのIC2の分類が終了する
と次のIC2の分類を行う。すべてのICの分類が終了
した場合は分類作業は終了する。
【0051】一方、読み取られたトレイナンバー109
とディスクに記憶さている第2のペアリングデータに含
まれているトレイナンバーとが不一致の場合、該当する
IC搭載用トレイではないと判断され、移載機の分類動
作は停止する(ステップS7)。その他のテスト装置及
び移載機の動作は従来例と同一である。
【0052】このように、IC搭載用トレイ10にトレ
イナンバー109、ポケットナンバーを特定するための
収納場所認識記号110,112を設け、テスト装置本
体31および移載機本体51に該トレイナンバー10
9、収納場所認識記号110,112を読み取るセンサ
ーユニット35、56を設け、各々のセンサーユニット
35,56により読み取られた記号を照合するようにし
たので、IC搭載用トレイ10移送時にトラブルが生じ
トレイの順番がずれたら即認識できる。また、ポケット
ナンバーに応じたテスト結果を読み出すことができる。
そのため、ICの分類ミスがなくなる。
【0053】なお、上記実施例ではトレイナンバー10
9および収納場所認識記号110,112を孔の有無に
より表示し、センサーユニット35,56の透過型セン
サーで認識するようにしたが、トレイナンバー109お
よび収納場所認識記号110,112を印刷記号で表
し、この印刷記号をCCDカメラで画像認識するように
してもよい。またセンサーユニット35,56は反射型
センサーでもよい。
【0054】図7はこの発明に係るハンドラー装置を有
するテスト装置の他の実施例の平面図、図8はその正面
図である。これらの図において、図19,図20に示し
た従来のテスト装置との相違点は、読取りセンサーユニ
ット410、照合センサーユニット510を新たに設け
たことである。読取りセンサーユニット410、照合セ
ンサーユニット510は反射型センサーユニットであ
る。読取りセンサーユニット410および照合センサー
ユニット510には反射型センサー420,520が設
置されている。反射型センサー420はIC搭載用トレ
イローダー部201とテストヘッド48との間に設けら
れ、ICのテストが行われる直前にトレイナンバー10
9、収納場所認識記号110,112を読みとる。反射
型センサー520はテストヘッド48と吸着ニードル2
09との間に設けられ、ICの分類直前にトレイナンバ
ー107、収納場所認識記号110,112を読み取
る。
【0055】図9はテストヘッド48近辺に設けられた
読み取りセンサー410の構成をテストヘッド48の構
成ととも詳細に示した図である。図において、図16に
示した従来のテストヘッド48近辺の図との相違点は、
反射型センサー420を有する読み取りセンサー410
を設けたことである。その他の構成は図16に示した従
来装置と同様である。
【0056】次に動作について図10に示したフローチ
ャートを用いて説明する。なお、以下に述べるデータの
作成および処理は図示しないプラグラマブルシーケンサ
ーで行われる。IC搭載用トレイ10がX−Yステージ
202上に設置されるまでの動作は従来と同様である。
IC2のテスト時において、読み取りセンサーユニット
410はIC搭載用トレイ10の孔の有無を検出し、ま
ずトレイナンバー109を読み取る(ステップS1
0)。次に個々のIC2のテストを行いつつ、読み取り
センサーユニット410で収納場所認識記号110,1
12を読み取りポケットナンバーを特定する。プラグラ
マブルシーケンサーでは収納場所認識記号110,11
2により特定されるポケットナンバーとICのテスト結
果(良品または不良品を示す分類信号)とを組み合わせ
第1のペアリングデータが作成される(ステップS2
0)。次に第1のペアリングデータとトレイナンバーと
を組み合わせた第2のペアリングデータを作成する(ス
テップS30)。
【0057】テスト終了後、IC搭載用トレイ10は従
来と同様の動作によりX−Yステージ207上に設置さ
れる。IC搭載用トレイ10がX−Yステージ207上
に設置されると同時に第2のペアリングデータが転送さ
れる(ステップS40)。照合センサーユニット510
は移動してきたIC搭載用トレイ10のトレイナンバー
109を読み取る(ステップS50)。読み取られたト
レイナンバー109と第2ペアリングデータに含まれる
トレイナンバーとを照合(ステップS60)し、一致す
るか否かを判定する。一致する場合、照合センサーユニ
ット510は収納場所認識記号110,112を読み取
りポケットナンバーを特定する(ステップS80)。こ
のポケットナンバーと第2のペアリングデータに含まれ
るポケットナンバーとを照合し該ポケットナンバーに対
応するICのテスト結果を読み出す(ステップS9
0)。この読み出されたテスト結果に基づいてIC搭載
用トレイ10に搭載されているIC2の良品/不良品の
分類を個々のICごとに行う(ステップS10)。そし
て1つのIC2の分類が終了すると次のIC2の分類を
行う。すべてのICの分類が終了した場合は分類作業は
終了する。
【0058】一方、読み取られたトレイナンバー109
と第2のペアリングデータに含まれているトレイナンバ
ーとが不一致の場合、該当するIC搭載用トレイではな
いと判断され、移載機の分類動作は停止する(ステップ
S70)。その他のテスト装置及び移載機の動作は従来
例と同一である。このように、IC搭載用トレイ10に
トレイナンバー109、ポケットナンバーを特定するた
めの収納場所認識記号110,112を設け、該トレイ
ナンバー109、収納場所認識記号110,112を読
み取る読取りセンサーユニット410および照合センサ
ーユニット510を設け、各々のセンサーユニット41
0,510により読み取られた記号を照合するようにし
たので、IC搭載用トレイ10移送時にトラブルにより
トレイの順番がずれた場合でも即認識できる。また、ポ
ケットナンバーに応じたテスト結果を読み出すことがで
きる。そのため、ICの分類ミスがなくなる。
【0059】なお、上記実施例ではトレイナンバー10
9および収納場所認識記号110,112を孔の有無に
より表示し、読み取りセンサーユニット410,照合セ
ンサーユニット510が反射型センサーユニットの場合
について説明したが、トレイナンバー109および収納
場所認識記号110,112を印刷記号で表し、この印
刷記号をCCDカメラで画像認識するようにしてもよ
い。また読み取りセンサーユニット410,照合センサ
ーユニット510は投受光型センサーユニットでもよ
い。
【0060】また、上記実施例ではIC搭載用トレイ1
0にトレイナンバー109および収納場所認識記号11
0,112を設けた場合について説明したが、IC搭載
用トレイの搬送トラブルが生じる可能性のない場合には
トレイナンバー109を設けず、ポケットナンバーを特
定する収納場所認識記号110,112のみを設ければ
ICの分類ミスがなくなる。つまり、ICテスト時に収
納場所認識記号110,112を読み取り、ポケットナ
ンバーを特定する。そして、ポケットナンバーと個々の
ICのテスト結果とを組み合わせたペアリングデータを
作成する。次に、テストが終了し、ICを分類するとき
IC搭載用トレイ10の収納場所認識記号110,11
2を読みとり、ポケットナンバーを特定する。このポケ
ットナンバーをペアリングデータに含まれているポケッ
トナンバーに照合させ、対応のテスト結果に基づきIC
を分類する。前述のように、IC搭載用トレイ10の搬
送トラブルが生じる可能性はないので、ポケットナンバ
ーのみを特定すればICの分類ミスは生じない。
【0061】一方、吸着ニードルでICの分類をしてい
るときにトラブルが生じる可能性のない場合には収納場
所認識記号110,112を設けず、トレイナンバー1
09のみを設ければICの分類ミスがなくなる。つま
り、ICテスト時にトレイナンバーを読みとる。そし
て、各々のICテスト結果とトレイナンバーと組み合わ
せたペアリングデータを作成する。次に、テストが終了
し、ICを分類するとき、トレイナンバー109を読み
とり、ペアリングデータに含まれているトレイナンバー
と比較し、等しい場合、ペアリングデータに含まれてい
るテスト結果に基づいてICを分類する。前述のよう
に、吸着ニードルにより分類動作においてトラブルがせ
生じる可能性がないので、トレイのみを特定すれば、I
Cの分類ミスは生じない。
【0062】
【発明の効果】以上のように請求項1のIC搭載用トレ
イによれば、当該トレイを他のトレイと区別して認識す
るためのトレイ認識記号と、個々のICが収納される収
納場所を各別に認識するための収納場所認識記号とを設
けたので、当該トレイおよびICの収納場所を各別に認
識することができる。
【0063】請求項2のIC搭載用トレイによれば、当
該トレイを他のトレイと区別して認識するためのトレイ
認識記号を設けたので、当該トレイを他のトレイと区別
して認識することができる。
【0064】請求項3のIC搭載用トレイによれば、個
々のICが収納されている収納場所を各別に認識するた
めの収納場所認識記号を設けたので、ICの収納場所を
認識することができる。
【0065】請求項4のハンドラー装置によれば、トレ
イに請求項1のIC搭載用トレイを使用し、ICのテス
ト時にIC搭載用トレイに設けられたトレイ認識記号お
よび収納場所認識記号を読み取る第1の読取り手段と、
第1の読取り手段により読み取られたトレイ認識記号お
よび収納場所認識記号と、個々のICのテスト結果とを
組み合わせペアリングデータを作成するペアリングデー
タ作成手段と、ICの分類時にIC搭載用トレイに設け
られたトレイ認識記号および収納場所認識記号を読み取
る第2の読取り手段と、ペアリングデータに含まれるト
レイ認識記号と第2の読取り手段により読み取られたト
レイ認識記号とを比較し、両者が等しいか否かを判定す
る判定手段と、判定手段により等しいと判定された場
合、第2の読取り手段により読み取られた第2の収納場
所認識記号をペアリングデータに含まれる収納場所認識
記号に照合させることにより、対応のテスト結果を抽出
するテスト結果抽出手段とを設けたので、IC搭載用ト
レイの順番が入れ替わった場合でもこれを正しく認識す
ることができると共に、ICの収納場所に応じたテスト
結果を常に正しく読み出すことができる。その結果、I
Cの分類時に分類ミスが生じることがなくなるという効
果がある。
【0066】請求項5のハンドラー装置によれば、トレ
イに請求項2のIC搭載用トレイを使用し、ICテスト
時にIC搭載用トレイに設けられたトレイ認識記号を読
み取る第1の読取り手段と、第1の読取り手段により読
み取られたトレイ認識記号と個々のICのテスト結果と
を組み合わせたペアリングデータを作成するペアリング
データ作成手段と、ICの分類時にIC搭載用トレイに
設けられたトレイ認識記号を読み取る第2の読取り手段
と、ペアリングデータに含まれるトレイ認識記号と読取
り手段により読み取られた第2のトレイ認識記号とを比
較し、両者が等しいか否かを判定する判定手段と、判定
手段により等しいと判断された場合、ペアリングデータ
に含まれるテスト結果に基づいて複類のICを良品と不
良品に分類する分類手段とを設けたので、IC搭載用ト
レイの順番が入れ替わった場合でもこれを正しく認識す
ることができる。その結果、ICの分類時に分類ミスが
生じることがなくなるという効果がある。
【0067】請求項6のハンドラー装置によれば、トレ
イに請求項3のIC搭載用トレイを使用し、ICテスト
時にIC搭載用トレイに設けられた収納場所認識記号を
読み取る第1の読取り手段と、第1の読取り手段により
読み取られた収納場所認識記号と個々のICのテスト結
果とを組み合わせたペアリングデータを作成するペアリ
ングデータ作成手段と、ICの分類時にIC搭載用トレ
イに設けられた収納場所認識記号を読み取る第2の読取
り手段と、第2の読取り手段により読み取られた収納場
所認識記号をペアリングデータに含まれる収納場所認識
記号に照合させることにより、対応のテスト結果を抽出
するテスト結果抽出手段とを設けたので、ICの収納場
所に応じたテスト結果を常に正しく読み出すことができ
る。その結果、ICの分類時に分類ミスが生じることが
なくなるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るIC搭載用トレイの一実施例を
示す斜視図である。
【図2】この発明に係るハンドラー装置を有するテスト
装置の一実施例の正面図である。
【図3】この発明に係るハンドラー装置を有するテスト
装置の一実施例の平面図である。
【図4】この発明に係るハンドラー装置を有する移載機
の一実施例の正面図である。
【図5】この発明に係るハンドラー装置を有する移載機
の一実施例の平面図である。
【図6】図2、図3、図4、図5に示したハンドラー装
置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図7】この発明に係るハンドラー装置を有するテスト
装置の他の実施例の平面図である。
【図8】この発明に係るハンドラー装置を有するテスト
装置の他の実施例の正面図である。
【図9】図7、図8に示した装置の一部詳細図である。
【図10】図8、図9に示したハンドラー装置の動作を
説明するためのフローチャートである。
【図11】従来のIC搭載用トレイの斜視図である。
【図12】図11に搭載されるICの斜視図である。
【図13】出荷トレイの斜視図である。
【図14】従来のハンドラー装置を有するテスト装置の
正面図である。
【図15】従来のハンドラー装置を有するテスト装置の
平面図である。
【図16】図14、図15に示した装置の一部詳細図で
ある。
【図17】従来のハンドラー装置を有する移載機の正面
図である。
【図18】従来のハンドラー装置を有する移載機の平面
図である。
【図19】従来のハンドラー装置を有する他のテスト装
置の正面図である。
【図20】従来のハンドラー装置を有する他のテスト装
置の平面図である。
【符号の説明】
10 IC搭載用トレイ 35,56 センサーユニット 54,209 吸着ニードル 109 トレイナンバー 110,112 収納場所認識記号 410 読取りセンサーユニット 510 照合センサーユニット
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】以下、ICはQFPICの場合を例に説
明する。図11はICの電気特性検査に用いるプラスチ
ック成型された従来のIC搭載用トレイの外観を示す斜
視図である。図において、1はテストを行うためのIC
を平面上に複数配列するIC搭載用トレイ、11〜18
はIC搭載用トレイ1の一部で11は額縁部分、12は
IC搭載用トレイ1の方向を示すノッチ、13は成型時
に設けられた円筒状の位置決め穴、14は個々のICが
入るポケット、15はIC搭載用トレイ1の長辺方向に
ポケット14を囲む仕切、16は短辺方向に囲む仕切、
17は貫通孔、18はICの外部電極の逃がし溝であ
る。このIC搭載用トレイ1はICの位置決めを考慮し
てポケット14内での遊びが少なくなる様高精度で製作
されており、高価な為テスト用のみで使用されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】これらの図において、200はトレイ及び
ICの搬送・位置決め、テスターの分類信号に従って、
ICを良品、不良品に振分けるハンドラー装置である。
201はテスト前のIC2が搭載されたIC搭載用トレ
イ1を複数重ねてセットするIC搭載用トレイローダー
部、202は図示しない機構でIC搭載用トレイローダ
ー部201からIC搭載用トレイ1を切出しIC搭載用
トレイ1をテストコンタクト位置へX−Y方向に定ピッ
チ搬送する為のX−Yテーブル、203はIC搭載用ト
レイ1の位置決め穴13に係合する位置決めピン、20
5はX−Yテーブル202により搬送されてきたIC搭
載用トレイ1を取出し右方向にあるX−Yテーブル20
7の上へ移動させる取出し機構206をスライドさせる
スライドレール、208はX−Yテーブル207上のI
C搭載用トレイ1の位置決め穴13に係合する位置決め
ピン、209はX−Yテーブル207上のIC搭載用ト
レイ1からIC2をピックアップする吸着ニードル、2
10はテスト不良のIC2を収納する不良ケース、21
1はX−Yテーブル207上の空になったIC搭載用ト
レイ1を右方向へ取出し、IC搭載用トレイアンローダ
ー部213へ押込む為の取出し機構212のスライドレ
ールである。IC搭載用トレイアンローダー部213は
テスト分類を終えた空のIC搭載用トレイ1を格納す
る。214はIC搭載用トレイ1からテスト良品のIC
2を詰替える為の空の出荷トレイ6を複数枚重ねてセッ
トする出荷トレイローダー部、215は図示しない機構
で出荷トレイローダー部214から切出された1枚の出
荷トレイ6にテスト良品のICを各ポケットに収める為
のX−Y方向に定ピッチ搬送するX−Yテーブル、21
6は出荷トレイ6の位置決め穴303に契合する位置決
めピン、217はX−Yテーブル215上からテスト良
品ICが詰められた出荷トレイ6を取出し右方向にある
出荷トレイアンローダー部219へ押込む為の取出し機
構218をスライドさせるためのスライドレールであ
る。出荷トレイアンローダー部219はテスト良品のI
Cが入った出荷トレイ6を格納する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】請求項5のハンドラー装置によれば、トレ
イに請求項2のIC搭載用トレイを使用し、ICテスト
時にIC搭載用トレイに設けられたトレイ認識記号を読
み取る第1の読取り手段と、第1の読取り手段により読
み取られたトレイ認識記号と個々のICのテスト結果と
を組み合わせたペアリングデータを作成するペアリング
データ作成手段と、ICの分類時にIC搭載用トレイに
設けられたトレイ認識記号を読み取る第2の読取り手段
と、ペアリングデータに含まれるトレイ認識記号と読取
り手段により読み取られた第2のトレイ認識記号とを比
較し、両者が等しいか否かを判定する判定手段と、判定
手段により等しいと判断された場合、ペアリングデータ
に含まれるテスト結果に基づいて複数のICを良品と不
良品に分類する分類手段とを設けたので、IC搭載用ト
レイの順番が入れ替わった場合でもこれを正しく認識す
ることができる。その結果、ICの分類時に分類ミスが
生じることがなくなるという効果がある。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のICが搭載されるIC搭載用トレ
    イにおいて、 当該トレイを他のトレイと区別して認識するためのトレ
    イ認識記号と、 前記個々のICが収納され収納場所を各別に認識するた
    めの収納場所認識記号とを備えたIC搭載用トレイ。
  2. 【請求項2】 複数のICが搭載されるIC搭載用トレ
    イにおいて、 当該トレイを他のトレイと区別して認識するためのトレ
    イ認識記号を備えたIC搭載用トレイ。
  3. 【請求項3】 複数のICが搭載されるIC搭載用トレ
    イにおいて、 前記個々のICが収納される収納場所を各別に認識する
    ための収納場所認識記号を備えたIC搭載用トレイ。
  4. 【請求項4】 トレイに搭載された複数のICをテスト
    し、該テスト結果に基づいて前記複数のICを良品と不
    良品に分類するテスト装置に含まれるハンドラー装置で
    あって、 前記トレイに請求項1のIC搭載用トレイを使用し、 前記ICのテスト時に前記IC搭載用トレイに設けられ
    たトレイ認識記号および収納場所認識記号を読み取る第
    1の読取り手段と、 前記第1の読取り手段により読み取られたトレイ認識記
    号および収納場所認識記号と、前記個々のICのテスト
    結果とを組み合わせたペアリングデータを作成するペア
    リングデータ作成手段と、 前記ICの分類時に前記IC搭載用トレイに設けられた
    トレイ認識記号および収納場所認識記号を読み取る第2
    の読取り手段と、 前記ペアリングデータに含まれるトレイ認識記号と前記
    第2の読取り手段により読み取られたトレイ認識記号と
    を比較し、両者が等しいか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により等しいと判定された場合、前記第2
    の読取り手段により読み取られた収納場所認識記号を前
    記ペアリングデータに含まれる収納場所認識記号に照合
    させることにより、対応の前記テスト結果を抽出するテ
    スト結果抽出手段と、 前記テスト結果抽出手段により抽出されたテスト結果に
    基づいて前記複数のICを良品と不良品に分類する分類
    手段とを備えたハンドラー装置。
  5. 【請求項5】 トレイに搭載された複数のICをテスト
    し、該テスト結果に基づいて前記複数のICを良品と不
    良品に分類するテスト装置に含まれるハンドラー装置で
    あって、 前記トレイに請求項2のIC搭載用トレイを使用し、 前記ICのテスト時に前記IC搭載用トレイに設けられ
    たトレイ認識記号を読み取る第1の読取り手段と、 前記第1の読取り手段により読み取られたトレイ認識記
    号と前記個々のICのテスト結果とを組み合わせたペア
    リングデータを作成するペアリングデータ作成手段と、 前記ICの分類時に前記IC搭載用トレイに設けられた
    トレイ認識記号を読み取る第2の読取り手段と、 前記ペアリングデータに含まれるトレイ認識記号と前記
    第2の読取り手段により読み取られたトレイ認識記号と
    を比較し、両者が等しいか否かを判定する判定手段と、 前記判定手段により等しいと判断された場合、前記ペア
    リングデータに含まれるテスト結果に基づいて前記複数
    のICを良品と不良品に分類する分類手段とを備えたハ
    ンドラー装置。
  6. 【請求項6】 トレイに搭載された複数のICをテスト
    し、該テスト結果に基づいて前記複数のICを良品と不
    良品に分類するテスト装置に含まれるハンドラー装置で
    あって、 前記トレイに請求項3のIC搭載用トレイを使用し、 前記ICのテスト時に前記IC搭載用トレイに設けられ
    た収納場所認識記号を読み取る第1の読取り手段と、 前記第1の読取り手段により読み取られた収納場所認識
    記号と前記個々のICのテスト結果とを組み合わせたペ
    アリングデータを作成するペアリングデータ作成手段
    と、 前記ICの分類時に前記IC搭載用トレイに設けられた
    収納場所認識記号を読み取る第2の読取り手段と、 前記第2の読取り手段により読み取られた収納場所認識
    記号を前記ペアリングデータに含まれる収納場所認識記
    号に照合させることにより、対応の前記テスト結果を抽
    出するテスト結果抽出手段と、 前記テスト結果抽出手段により抽出されたテスト結果に
    基づいて前記複数のICを良品と不良品に分類する分類
    手段とを備えたハンドラー装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07218581A (ja) * 1994-01-28 1995-08-18 Toshiba Corp 半導体装置の処理装置およびその処理方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0266475A (ja) * 1988-09-01 1990-03-06 Tokyo Electron Ltd 半導体素子の検査方法

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