JPH0512143U - 印字装置におけるプラテンの支持構造 - Google Patents

印字装置におけるプラテンの支持構造

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JPH0512143U
JPH0512143U JP5815891U JP5815891U JPH0512143U JP H0512143 U JPH0512143 U JP H0512143U JP 5815891 U JP5815891 U JP 5815891U JP 5815891 U JP5815891 U JP 5815891U JP H0512143 U JPH0512143 U JP H0512143U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は印字装置におけるプラテンの支持構造
に関し、簡単な構造でプラテンを平行に移動させること
を目的とする。 【構成】プラテンベース1上に上下動自在にプラテン2
を支持する印字装置におけるプラテンの支持構造におい
て、前記プラテン2とプラテンベース1とを、両部材の
両端部近傍に各々の両端部を枢着した一対のリンク3に
より連結して四節リンク機構を構成し、前記プラテン2
を長手方向の移動を伴って上下動させるように構成す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、印字装置におけるプラテンの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の印字装置の主要部を図4に、その機構図を図5に示す。図中6はノーズ 先端にマスク7を固着した印字ヘッドであり、この印字ヘッド6に対向してプラ テンユニット8が配置される。このプラテンユニット8は、プラテンベース1に リンク3を介してプラテン2を上下移動可能に連結して構成されており、プラテ ン2は、印字媒体の厚さによって適正なヘッドギャップが与えられるようにパル スモータ9により上下駆動される。
【0003】 すなわち、印字機構部に印字媒体が搬送されるて来ると、先ず、上記パルスモ ータ9が回転駆動され、その回転動力はベルト10、プーリ11を介してカム1 2に伝達される。カム12の回転により上記プラテンベース1に上下移動可能に 装着されたベアリング13は矢印で示すように上下方向に駆動され、その上部に 当接しているプラテン2を上下動させて媒体をプラテン2と印字ヘッド6との間 に挟み込む。
【0004】 一方、上記プラテンベース1には、プラテン2の上下動に追随して揺動する検 知レバー5が設けられており、ヘッドギャップが零、正確にはプラテン2と印字 ヘッド6により媒体が微小量押し付けられたマイナス値となる位置でフォトイン タラプタ4を遮断する。
【0005】 このフォトインタラプタ4の検知レバー5による遮断信号をトリガとして上記 パルスモータ9は、適正なヘッドギャップ量が得られるように予め設定されたパ ルス分だけ逆回転駆動される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来例において、プラテン2を平行に移動させるためには、 ベアリング13により上下駆動される側と反対側の端部にも同一のリンク3を装 着する必要がある上に、これらリンク3を同一角度回転させるために両リンク3 間を伝達シャフト14で連結する必要があり、構造が複雑になるという欠点を有 するものであった。
【0007】 本考案は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、構造が簡単で、か つ確実にプラテンを平行に上下駆動することのできる印字装置におけるプラテン の支持構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば上記目的は、実施例に対応する図1に示すように、 プラテンベース1上に上下動自在にプラテン2を支持する印字装置におけるプ ラテンの支持構造において、 前記プラテン2とプラテンベース1とを、両部材の両端部近傍に各々の両端部 を枢着した一対のリンク3により連結して四節リンク機構を構成し、 前記プラテン2を長手方向の移動を伴って上下動させる印字装置におけるプラ テンの支持構造を提供することにより達成される。
【0009】 また、前記いずれかのリンク3には、プラテンベース1に設けたフォトインタ ラプタ4の光路を断接してプラテン2の高さ方向位置を検出する検知レバー5を 一体的に形成することもできる。
【0010】
【作用】
本考案の機構図を図3に示す。プラテン2とプラテンベース1とはこれらを両 端部において連結するリンク3とともに四節リンク機構を構成しており、プラテ ン2の一端部における上下動作方向の負荷により、確実に平行移動する。
【0011】 この結果、従来例のように、両端部に位置するリンク3を同一角度で同期を取 る特別の部材が必要なくなる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。 本考案の実施例を図1および図2に示す。プラテンベース1は断面倒コ字状の ブロック状部材であり、その天井面に開設されたプラテン挿入開口15にプラテ ン2の保持部16が挿入されている。
【0013】 プラテン2は断面半円形状の印字受け部17の底部から保持部16を突出して 形成されており、該保持部16の両端から側方に向けて突設されるスタッド18 を上記プラテンベース1の側壁部に開設された孔19に遊嵌させている。
【0014】 3はリンクを示すもので、上記プラテンベース1を下方から跨架するように断 面コ字状に形成されており、その側壁には、プラテンベース1の孔19を貫通し て外部に突出するスタッド18の先端が回転自在に挿通されている。
【0015】 また、上記プラテンベース1の対向する両外壁部には外方に向けて段付きピン 20が固着されており、その先端をリンク3の側壁に回転自在に挿通することに より、プラテン2、プラテンベース1、およびリンク3を構成要素とする四節リ ンク機構が構成される。なお、上記プラテン2とプラテンベース1との間には、 図3に示すように引張スプリング21が装着されており、プラテン2をプラテン ベース1側に付勢している。
【0016】 したがって、この実施例において、プラテン2の一端部が図4に示すのと同様 の機構により上方に押し上げられると、リンク3が揺動しつつ他の端部も同時に 上方に移動し、全体として平行な変位が得られる。
【0017】 さらに、この実施例において、いずれか一方のリンク3の先端には検知レバー 5が一体的に突設されている。この検知レバー5は、プラテン2の上下動に伴っ てプラテンベース1に設けたフォトインタラプタ4の光路を遮断、あるいは開通 させてプラテン2の位置を検出するもので、該プラテン2が上昇し、通帳等の印 字媒体を印字ヘッド6側にやや押し付ける位置においてフォトインタラプタ4の 光路を遮るように配置される。
【0018】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、簡単な構造で、しかも確実 にプラテンを平行に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】本発明の機構図である。
【図4】従来例を示す図である。
【図5】従来例の機構図である。
【符合の説明】
1 プラテンベース 2 プラテン 3 リンク 4 フォトインタラプタ 5 検知レバー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンベース(1)上に上下動自在にプラ
    テン(2)を支持する印字装置におけるプラテンの支持構
    造において、 前記プラテン(2)とプラテンベース(1)とを、両部材
    (1、2)の両端部近傍に各々の両端部を枢着した一対の
    リンク(3)により連結して四節リンク機構を構成し、 前記プラテン(2)を長手方向の移動を伴って上下動させ
    る印字装置におけるプラテンの支持構造。
  2. 【請求項2】前記いずれかのリンク(3)には、プラテン
    ベース(1)に設けたフォトインタラプタ(4)の光路を断
    接してプラテン(2)の高さ方向位置を検出する検知レバ
    ー(5)を一体的に形成してなる請求項1記載の印字装置
    におけるプラテンの支持構造。
JP1991058158U 1991-07-24 1991-07-24 印字装置におけるプラテンの支持構造 Expired - Fee Related JP2582078Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5625596U (ja) * 1979-08-01 1981-03-09
JPH0720976U (ja) * 1992-11-30 1995-04-18 飯田 萬子 パ フ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH052960U (ja) * 1991-07-01 1993-01-19 株式会社新興製作所 プラテンの位置決め装置

Patent Citations (1)

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