JP2582078Y2 - 印字装置におけるプラテンの支持構造 - Google Patents

印字装置におけるプラテンの支持構造

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JP2582078Y2
JP2582078Y2 JP1991058158U JP5815891U JP2582078Y2 JP 2582078 Y2 JP2582078 Y2 JP 2582078Y2 JP 1991058158 U JP1991058158 U JP 1991058158U JP 5815891 U JP5815891 U JP 5815891U JP 2582078 Y2 JP2582078 Y2 JP 2582078Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、印字装置におけるプラ
テンの支持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の印字装置の主要部を図4に、その
機構図を図5に示す。図中6はノーズ先端にマスク7を
固着した印字ヘッドであり、この印字ヘッド6に対向し
てプラテンユニット8が配置される。このプラテンユニ
ット8は、プラテンベース1にリンク3を介してプラテ
ン2を上下移動可能に連結して構成されており、プラテ
ン2は、印字媒体の厚さによって適正なヘッドギャップ
が与えられるようにパルスモータ9により上下駆動され
る。
【0003】すなわち、印字機構部に印字媒体が搬送さ
れるて来ると、先ず、上記パルスモータ9が回転駆動さ
れ、その回転動力はベルト10、プーリ11を介してカ
ム12に伝達される。カム12の回転により上記プラテ
ンベース1に上下移動可能に装着されたベアリング13
は矢印で示すように上下方向に駆動され、その上部に当
接しているプラテン2を上下動させて媒体をプラテン2
と印字ヘッド6との間に挟み込む。
【0004】一方、上記プラテンベース1には、プラテ
ン2の上下動に追随して揺動する検知レバー5が設けら
れており、ヘッドギャップが零、正確にはプラテン2と
印字ヘッド6により媒体が微小量押し付けられたマイナ
ス値となる位置でフォトインタラプタ4を遮断する。
【0005】このフォトインタラプタ4の検知レバー5
による遮断信号をトリガとして上記パルスモータ9は、
適正なヘッドギャップ量が得られるように予め設定され
たパルス分だけ逆回転駆動される。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
例において、プラテン2を平行に移動させるためには
図5に示す四節のリンク機構をプラテン2の両端に配置
する必要がある上に、これら2組のリンク機構を同一角
度回転させるために両リンク機構間を伝達シャフト14
で連結する必要がある。 すなわち、上記従来例は、2組
の四節リンク機構と、これらを同期して駆動するための
伝達シャフト14を要し、構造が複雑になるという欠点
を有する。
【0007】本考案は、以上の欠点を解消すべくなされ
たものであって、構造が簡単で、かつ確実にプラテンを
平行に上下駆動することのできる印字装置におけるプラ
テンの支持構造を提供することを目的とする。
【0008】本発明によれば上記目的は、プラテンベー
ス1上に上下動自在にプラテン2を支持する印字装置に
おけるプラテンの支持構造において、前記プラテン2と
プラテンベース1との長手方向両端部間を各々リンク3
により連結してプラテン2が長手方向の移動を伴って上
下動する四節リンク機構を構成し かつ、いずれかのリ
ンク3には、プラテンベース1に設けたフォトインタラ
プタ4の光路を断接してプラテン2の高さ方向位置を検
出する検知レバー5を一体的に形成した印字装置におけ
るプラテンの支持構造を提供することにより達成され
る。
【0009】また、前記いずれかのリンク3には、プラ
テンベース1に設けたフォトインタラプタ4の光路を断
接してプラテン2の高さ方向位置を検出する検知レバー
5を一体的に形成することもできる。
【0010】
【作用】本考案の機構図を図3に示す。プラテン2とプ
ラテンベース1とはこれらを両端部において連結するリ
ンク3とともに四節リンク機構を構成しており、プラテ
ン2の一端部における上下動作方向の負荷により、確実
に平行移動する。
【0011】この結果、従来例のように、両端部に位置
するリンク3を同一角度で同期を取る特別の部材が必要
なくなる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の望ましい実施例を添付図面に
基づいて詳細に説明する。本考案の実施例を図1および
図2に示す。プラテンベース1は断面倒コ字状のブロッ
ク状部材であり、その天井面に開設されたプラテン挿入
開口15にプラテン2の保持部16が挿入されている。
【0013】プラテン2は断面半円形状の印字受け部1
7の底部から保持部16を突出して形成されており、該
保持部16の両端から側方に向けて突設されるスタッド
18を上記プラテンベース1の側壁部に開設された孔1
9に遊嵌させている。
【0014】3はリンクを示すもので、上記プラテンベ
ース1を下方から跨架するように断面コ字状に形成され
ており、その側壁には、プラテンベース1の孔19を貫
通して外部に突出するスタッド18の先端が回転自在に
挿通されている。
【0015】また、上記プラテンベース1の対向する両
外壁部には外方に向けて段付きピン20が固着されてお
り、その先端をリンク3の側壁に回転自在に挿通するこ
とにより、プラテン2、プラテンベース1、およびリン
ク3を構成要素とする四節リンク機構が構成される。な
お、上記プラテン2とプラテンベース1との間には、図
3に示すように引張スプリング21が装着されており、
プラテン2をプラテンベース1側に付勢している。
【0016】したがって、この実施例において、プラテ
ン2の一端部が図4に示すのと同様の機構により上方に
押し上げられると、リンク3が揺動しつつ他の端部も同
時に上方に移動し、全体として平行な変位が得られる。
【0017】さらに、この実施例において、いずれか一
方のリンク3の先端には検知レバー5が一体的に突設さ
れている。この検知レバー5は、プラテン2の上下動に
伴ってプラテンベース1に設けたフォトインタラプタ4
の光路を遮断、あるいは開通させてプラテン2の位置を
検出するもので、該プラテン2が上昇し、通帳等の印字
媒体を印字ヘッド6側にやや押し付ける位置においてフ
ォトインタラプタ4の光路を遮るように配置される。
【0018】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、簡単な構造で、しかも確実にプラテンを平行
に移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】本発明の機構図である。
【図4】従来例を示す図である。
【図5】従来例の機構図である。
【符合の説明】
1 プラテンベース 2 プラテン 3 リンク 4 フォトインタラプタ 5 検知レバー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンベース上に上下動自在にプラテン
    を支持する印字装置におけるプラテンの支持構造におい
    て、 前記プラテンとプラテンベースとの長手方向両端部間を
    各々リンクにより連結してプラテンが長手方向の移動を
    伴って上下動する四節リンク機構を構成し、かつ、いずれかのリンクには、プラテンベースに設けた
    フォトインタラプタの光路を断接してプラテンの高さ方
    向位置を検出する検知レバーを一体的に形成した 印字装
    置におけるプラテンの支持構造。
JP1991058158U 1991-07-24 1991-07-24 印字装置におけるプラテンの支持構造 Expired - Fee Related JP2582078Y2 (ja)

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JPH052960U (ja) * 1991-07-01 1993-01-19 株式会社新興製作所 プラテンの位置決め装置

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